JP2013163406A - 車両および車両の制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの意思を再度確認して、誤操作によって起動不能となる状況を回避することができる車両および車両の制御方法を提供する。
【解決手段】マルチディスプレイ装置212の表示面部211には、報知情報として退避走行情報および駆動システムの状態が表示される。ECU170によって、ハイブリッド車両10の走行駆動を制御する駆動システムの状態に異常が検出されると、再起動可否が判定される。そして、通常走行モードから退避走行モードに移行する場合に、ECU170からの出力で、メータ装置210の表示面部211に、エンジン100を停止させると起動不能となる旨がユーザに報知される。
【選択図】図1

Description

本発明は、フェールセーフ走行制御で、エンジン停止で再起動が不可能になる警告を行なう車両および車両の制御方法に関する。
従来、内燃機関などのエンジンおよびモータを駆動源として搭載したハイブリッド車が知られている。ハイブリッド車には、モータに供給する電力を蓄えるバッテリなどの蓄電装置が搭載されている。バッテリには、エンジンによって駆動される発電機が発電した電力および車両の減速時にモータを用いて回生された電力などが充電される。ハイブリッド車の一種であるプラグインハイブリッド車は、ハイブリッド車の外部から供給された電力によりバッテリを充電することも可能である。
このようなハイブリッド車は、エンジンおよびモータのいずれか一方もしくは両方を、車両の運転状態などに応じて駆動源として用いることによって走行する。したがって、エンジンを停止させた状態で、主にモータのみを駆動源として用いて走行するモータ走行モード(以下、EV走行と記す)が可能である。
特開2007−069788号公報(特許文献1)は、モータジェネレータが故障状態となっても、エンジンを停止させない限り電動オイルポンプで発電を行ない、モータジェネレータの回転駆動力を用いて走行を継続するフェールセーフ制御が行なわれることを開示する。
特開2007−069788号公報 特開2006−036194号公報 特開2010−111291号公報 特開2003−151600号公報 特開2005−245082号公報
しかしながら、このように構成された従来のハイブリッド車では、フェールセーフ制御中に発電を行っているエンジンを停止させると、再起動されない可能性があり走行ができなくなってしまうおそれがあった。
この発明の目的は、ユーザの意思を再度確認して、誤操作によって起動不能となる状況を回避することができる車両および車両の制御方法を提供することである。
本発明による車両は、車両の走行駆動を制御する駆動システムと、駆動システムに動力を供給する駆動源と、駆動源の起動および停止を操作する起動操作部と、駆動システムの状態を検出する制御部と、制御部により判定された駆動システムの状態を報知する報知部とを備える。
制御部は、駆動中の駆動源を停止させると駆動システムが再起動不能となると判定している状態で、起動操作部による駆動源の停止操作を検知した場合には、報知部に駆動システムの起動状態を継続する意思を確認する報知を行なわせる。
さらに好ましくは、制御部は、駆動システムが再起動不能となる状態であることを検出した場合には、報知部に起動できない状態となることを報知させる。
さらに好ましくは、起動操作部により駆動源を停止させる操作が行なわれた場合には、報知部に、駆動システムの起動状態を継続するか、または、駆動システムを停止させるかの、意思を確認する報知を行なわせる。
さらに好ましくは、制御部は、起動操作部によって駆動源を停止させる操作が行なわれてから、駆動源を再度起動させる意思がないことを確認するまでの間、駆動システムを起動状態で待機させる。
さらに好ましくは、制御部は、走行意思を確認する期間を、起動操作部によって駆動源を停止させる操作が行なわれてから、所定の待機時間を経るまでの一定期間として、一定期間内に走行意思の確認が行なわれるまで駆動源を停止させない。
さらに好ましくは、制御部は、走行意思の確認を、起動操作部による入力または、報知部に設けられた意思確認部への入力に基づいて行なう。
さらに好ましくは、制御部は、駆動システムが起動不能であること判定すると、駆動システムが停止した後、起動操作部から駆動源に対して再起動要求があった場合には、報知部に再起動不能である旨の報知を行なわせる。
さらに好ましくは、報知部による報知は、一定周期で繰返し行なわれる音声出力である。
さらに好ましくは、報知部による報知は、通常走行状態から退避走行状態へ移行した状態で行なわれる。
この発明は他の局面では、駆動源が起動不能であると判定するステップと、駆動源を停止させる操作を検出するステップと、駆動源を停止させると駆動源が再起動不能となる旨を報知するステップと、駆動源の運転を伴う走行意思を確認するステップと、確認した走行意思に基づいて駆動源の起動を継続させるステップと、を備える。
本発明によれば、駆動システムに駆動源を停止させた場合には、再起動不能となる異常が生じると、駆動源を停止させる操作が起動操作部で行なわれる際に、制御部が報知手段に報知を行なわせる。
報知により、駆動システムの起動状態を継続して、駆動源の運転駆動を継続させる意思を確認することができる。これにより、誤操作で駆動源を停止させて再起動不能となる状況を防止できる。
実施の形態におけるハイブリッド車両の全体の構成を示す図である。 実施の形態のハイブリッド車両の駆動システムで主要部の構成を示す回路図である。 実施の形態におけるハイブリッド車両の制御方法の一例を示すフローチャートである。 システムメインリレーの溶着検出を説明するためのタイムチャートである。 表示面部に出力された表示Aの一例文を説明するための図である。 図3のフローチャートに加えてさらに実行される処理であって、システムの再起動が不可となる場合の処理の一例を示すフローチャートである。 表示面部に出力された表示Bの一例文を説明するための図である。 表示面部に出力された表示Cの一例文を説明するための図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、実施の形態におけるハイブリッド車両10の全体の構成を示す模式的な平面図である。
ハイブリッド車両10は、エンジン100と、第1モータジェネレータ110と、第2モータジェネレータ120と、動力分割機構130と、減速機140と、蓄電装置150とを含む。
ECU(Electronic Control Unit)170を備える駆動システムは、第2モータジェネレータ120により、モータ走行が行なわれる場合の駆動力を制御する。ECU170は、主にエンジン100を制御するECU−E172および蓄電装置150を監視または制御するECU−B173など、複数のECUに分割するようにしてもよい。
ハイブリッド車両10は、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行する。すなわち、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちのいずれか一方もしくは両方が、運転状態に応じて駆動源として自動的に選択される。
たとえばアクセル開度が小さい場合および車速が低い場合などには、第2モータジェネレータ120のみを駆動源としてハイブリッド車両10が走行する。この場合、エンジン100が停止される。
また、アクセル開度が大きい場合、車速が高い場合、蓄電装置150の電圧センサ151による検出値から求められた残存容量(SOC:State Of Charge)が低下した場合などには、エンジン100が駆動される。
この場合、エンジン100のみを駆動源として、このハイブリッド車両10を走行させる場合と、エンジン100および第2モータジェネレータ120の両方を駆動源として、このハイブリッド車両10を走行させる場合とがある。
また、このハイブリッド車両10では、エンジン100の回転駆動力を用いて、第1モータジェネレータ110を回転させて、発電機として用いる。そして発電された電力を、第2モータジェネレータ120に供給することにより、第2モータジェネレータ120を回転駆動させて、ハイブリッド車両10を走行させる場合がある。
さらに、このハイブリッド車両10は、HV走行モードとEV走行モードとをたとえば自動で切替えて走行する。なお、HV走行モードとEV走行モードとを手動で切替えるようにしてもよい。
HV走行モードでは、ECU170が、蓄電装置150の残存容量を所定の目標値に維持しつつ、ハイブリッド車両10を走行させる。
EV走行モードでは、ECU170が、走行用として蓄電装置150の残存容量を所定の目標値に維持することなく、主に第2モータジェネレータ120の駆動力のみでハイブリッド車両10を走行させる。ただし、EV走行モードでは、アクセル開度が高い場合および車速が高い場合などには、駆動力を補うためにエンジン100が駆動される。
HV走行モードは、HVモードと記載される場合もある。同様に、EV走行モードは、EVモードと記載される場合もある。
エンジン100は、内燃機関である。エンジン100には、燃料を供給する燃料パイプ190を介して、燃料タンク180が接続されている。この燃料タンク180内の燃料は、燃料ポンプPによって吐出されて、燃料パイプ190内を通過しエンジン100に供給される。燃料ポンプPは、ECU170からの駆動信号fsに応じて吐出量を変更可能としている。
ECU170からは、ユーザ出力要求Pusに基づいて演算されるエンジン出力要求Peが出力される。エンジン100にエンジン出力要求Peが入力されると、エンジン100は、エンジン出力要求Peに応じて走行駆動力を出力する。エンジン100の走行駆動力は、クランク軸から回転駆動軸を介して連結された動力分割機構130に伝達されて、ハイブリッド車両10のHV走行状態での走行駆動力の一部として用いられる。
エンジン100に導入された空気と、燃料タンク180から送られてくる燃料との混合気は、エンジン100の筒内の燃焼室で燃焼されて、出力軸であるクランクシャフトの回転駆動力となる。
また、ECU170によって、ユーザ出力要求Pusに基づいてエンジン出力要求Peと共に、モータ駆動信号fm1,fm2が演算される。ECU170からこのモータ駆動信号fm1,fm2が、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120へ出力される。
このモータ駆動信号fm1,fm2に基づいて、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120の回転駆動力が調整される。第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120の回転駆動力は、主にモータ走行を行なう際、およびHV走行を行なう際に間欠または連続走行駆動力として用いられる。
エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120は、動力分割機構130を介して接続されている。エンジン100が発生する回転駆動力は、動力分割機構130により、2経路に分割される。一方は減速機140を介して車軸に支持された前輪160を駆動する経路である。もう一方は、第1モータジェネレータ110に伝達されて回転駆動により発電を行なう経路である。
動力分割機構130で分割されたエンジン100の回転駆動力は、第1モータジェネレータ110を回転駆動させて発電を行なわせる。このとき、ハイブリッド車両10が停車中である場合には、第2モータジェネレータ120の反トルクにより、車軸は回転しない。
また、第1モータジェネレータ110の回転駆動軸は、エンジン100のクランク軸に連結されていて、第1モータジェネレータ110の回転駆動力が、エンジン100を起動させる際に、クランキングを行なう回転駆動力として用いられる。
第1モータジェネレータ110は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第1モータジェネレータ110により発電された電力は、ハイブリッド車両10の走行状態や、蓄電装置150の残存容量SOCの状態に応じて使い分けられる。
たとえば、通常走行時では、第1モータジェネレータ110により発電された電力は、そのまま第2モータジェネレータ120を駆動させる電力となる。一方、蓄電装置150の残存容量SOCが予め定められた値よりも低い場合、第1モータジェネレータ110により発電された電力は、後述するインバータにより交流から直流に変換され、その後、昇圧コンバータ回路261などにより電圧変換され、蓄電装置150に蓄えられる。
第2モータジェネレータ120は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第2モータジェネレータ120は、蓄電装置150に蓄えられた電力および第1モータジェネレータ110により発電された電力のうちの少なくともいずれかの電力により回転駆動力を発生させる。第2モータジェネレータ120の回転駆動力は、減速機140を介して前輪160に伝えられる。
これにより、第2モータジェネレータ120はエンジン100と共に、または、第2モータジェネレータ120が単独で発生させる回転駆動力によりハイブリッド車両10を走行させることができる。すなわち、ハイブリッド車両10は、蓄電装置150に蓄えられた電力を用いて走行可能である。なお、前輪160の代わりにもしくは加えて後輪を駆動するようにしてもよい。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から構成される。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、自転可能であるようにピニオンギヤを支持する。サンギヤは第1モータジェネレータ110の回転軸に連結される。キャリアはエンジン100のクランクシャフトに連結される。リングギヤは第2モータジェネレータ120の回転軸および減速機140に連結される。
蓄電装置150は、複数のバッテリセルを一体化したバッテリモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。蓄電装置150の電圧は、たとえば200V程度である。蓄電装置150には、駆動システムとしての駆動制御回路(PowerControlUnit:以下PCUとも記す。)230を介在させて、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が接続されている。
このPCU230は、図示省略のインバータ回路などを備え、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120への出力が、ECU170からのモータ駆動信号fm1,fm2によって調整されている。
そして、この実施の形態のハイブリッド車両10では、通常のHV走行モードおよび、EV走行モードによる通常走行モードの他に、退避走行モードがECU170によって選択可能となるように構成されている。
この退避走行モードは、ECU170が実行するフェールセーフ制御の一つである。このファールセーフ制御では、故障部位に応じて駆動源で消費される燃料または電力が制限されて走行駆動力が抑制される。これにより、走行可能な航続距離が延ばされる。
例えば、故障部位が、燃料ポンプPなどの燃料供給関係の部品、エンジン100関係の部品または発電機関係の部品である場合は、退避走行モードとしてモータ走行モードが選択される。モータ走行モードでは、エンジン100が停止された状態で、第1モータジェネレータ110,第2モータジェネレータ120の回転駆動力によってハイブリッド車両10を走行させる。
また、故障部位が、第2モータジェネレータ120などのモータ関係の部品である場合は、退避走行モードとしてエンジン直行モードが選択される。エンジン直行モードでは、第2モータジェネレータ120が故障などによって停止されている状態で、主にエンジン100の回転駆動力によってハイブリッド車両10を走行させる。
さらに、故障部位が、蓄電装置150関係の部品である場合は、退避走行モードとしてバッテリレス走行モードが選択される。バッテリレス走行モードでは、蓄電装置150が、SMRによって電気システムから遮断された状態で、エンジン100の回転駆動力または、第1モータジェネレータ110の起電力で直接、第2モータジェネレータ120を回転駆動させて、ハイブリッド車両10を走行させる。
以下、退避走行モードとしてのモータ走行モード、エンジン直行モード、バッテリレス走行モードについては、退避走行モードあるいは退避走行状態とも記す。
ECU170は、メータクラスタ200内に位置する報知部の一部としてのメータ装置210と接続されている。このメータ装置210には、ECU170から送られてきた車両の情報を含むデータが、報知信号AVとして入力するように構成されている。また、このメータ装置210には、車室内のユーザから視認可能となる位置に報知部としての表示面部211が設けられている。
この表示面部211は、平板状を呈して、報知信号AVの入力により所望の文字、図形を表示可能な液晶パネル表示装置を有して構成されている。
ECU170は、報知情報を含む各種車両情報を、このメータ装置210を備える車両状態表示部としてのマルチディスプレイ装置212に報知信号AVとして出力する。出力された車両情報のデータは、報知信号AVからユーザに視認可能な文字情報に変換されて、マルチディスプレイ装置212から出力される。
この実施の形態のマルチディスプレイ装置212は、メータ装置210の表示面部211、スピードメータ213、燃料残量計214などが組み合わせられている。
ECU170は、車速センサで検出された車速信号に基づいて、スピードメータ213に報知信号AVを出力する。スピードメータ213は、報知信号AVに応じてハイブリッド車両10の走行速度をユーザに視認可能な形式で表示させる。
また、ECU170は、燃料タンク180内に設けられた燃料ゲージ181により検出された残存燃料検出信号feに基づいて、メータ装置210に報知信号AVを送信する。メータ装置210は、入力した報知信号AVに応じて、検出された燃料タンク180内の燃料量を燃料残量計214に表示させる。これにより、ユーザは、燃料残量を知ることができる。
さらに、マルチディスプレイ装置212の表示面部211には、報知情報として退避走行情報を表示可能である。すなわち、ECU170によって、ハイブリッド車両10の走行駆動を制御する駆動システムの状態が検出されると共に、エンジン100または電気システムの再起動可否が判定される。
そして、通常走行モードから退避走行モードに移行する場合に、ECU170からの出力で、メータ装置210の表示面部211に、退避走行モードを実行中であることが表示面部211に表示されてもよい。さらに、いずれの退避走行モードを実行中であるかの表示と共に、または、単独でユーザにエンジン100を停止させた場合には、再起動不能となる旨が報知される。
また、このメータ装置210が設けられるメータクラスタ200近傍には、起動操作部としてのIG操作部215が備えられている。このIG操作部215は、ECU170に接続されていて、エンジン100を起動する操作および停止する操作が行なわれることにより、起動停止信号IG(以降、IG−ON信号もしくはIG−OFF信号とも記す)が、ECU170に出力される。
このIG操作部215によるエンジン100を起動する操作が行なわれると、起動停止信号IG−ONがECU170に入力して、駆動システムをReady−OFF状態からReady−ON状態とすることができる。
また、ECU170からは、エンジン出力要求Peがエンジン100に出力されてエンジン100が起動される。エンジン100の起動により、第1モータジェネレータ110が回転駆動されて発電が行なわれる。そして第1モータジェネレータ110で発電された電力は、動力として電気システムに供給される。
また、エンジン100を停止させる操作がIG操作部215で行なわれることにより、起動停止信号IG−OFFがECU170に出力される。
ECU170は、駆動システムがReady−ON状態であると、IG操作部215で、エンジン100を停止させる操作が行なわれる際に、エンジン100が再起動不能となるか否かが、検出された各種車両情報に基づいて判定される。
エンジン100を停止させると、エンジン100が再起動不能となるとECU170で判定された場合には、エンジン100を停止させると、再起動不能となるといった報知信号AVが、ECU170のECU−E173からメータ装置210の表示面部211へ出力される。
また、エンジン100を停止させると、エンジン100が再起動不能となると判定された場合には、エンジン100の運転を伴う走行駆動を継続させる意思を確認するため、ECU170は、ユーザにIG操作部215でイグニッション操作を再度行なうように促す。
すなわち、IG操作部215によりエンジン100を停止させる操作が行なわれた場合には、ECU170は、表示面部211にエンジン100の運転を伴う走行駆動を継続させる意思を確認する報知情報を表示させる。
ユーザは、この報知情報を見て、IG操作部215を再度操作してエンジン100の運転を伴う走行駆動を継続させる意思を示す起動停止信号IG−OFFをECU170へ出力させる。
ECU170は、エンジン100の運転を伴う走行駆動を継続させる意思を確認する期間が、エンジン100を停止させるイグニッション操作が行なわれてから、所定の待機時間(例えば、1〜15秒、好ましくは5〜10秒)を経るまでの期間となるように予め設定されている。
この期間内は、IG操作部215によってエンジン100を停止させる操作が行なわれてから、エンジン100を再度起動させる意思がないことを確認するまでの間、ECU170は、駆動システムを起動状態で待機させる。
図2は、この実施の形態のハイブリッド車両10の駆動システムで主要部の構成を示す回路図である。この電気システムは、蓄電装置150と、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120との間に、システムメインリレー250(以下、SMR250とも記す。)、パワーコントロールユニット260(以下、PCU260とも記す。)が接続されている。
SMR250は、リレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pおよび制限抵抗R1を備えて主に構成されている。そして、これらのリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pの開放または遮断により、蓄電装置150と電気システムとの間の通電を切断または接続可能とする。
PCU260は、昇圧コンバータ回路261と、第1インバータ回路262と、第2インバータ回路263とを備え、IG操作部215と連動してモータ走行を可能とする。
PCU260は、蓄電装置150から供給された直流電力を、昇圧コンバータ回路261で昇圧する。昇圧コンバータ回路261で昇圧された直流電力は、ECU170からの制御信号fm1とfm2とが、これらの第1インバータ回路262と、第2インバータ回路263にそれぞれ入力することにより、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120を駆動可能な交流電力に変換される。
PCU260は、変換された交流電力をそれぞれ第1モータジェネレータ110,第2モータジェネレータ120に出力する。これにより、蓄電装置150に蓄えられた電力で第1モータジェネレータ110,第2モータジェネレータ120が回転駆動される。なお、PCU260は、第1モータジェネレータ110,第2モータジェネレータ120によって発電された交流電力を直流電力に変換し、変換された直流電力で蓄電装置150を充電することも可能である。
蓄電装置150には、電池電圧を検出する電池監視ユニット301が設けられている。この電池監視ユニット301は、蓄電装置150の電圧値を検出可能な電圧センサ151と、動力線302の電流値を検出可能な電流センサ152とを備えている。
この電池監視ユニット301には、このほかに、蓄電池の温度を検出する温度センサなど、電池の状態を検出可能な各種センサが設けられている。
また、この電池監視ユニット301は、ECU170のECU−B172に接続される。
そして、蓄電装置150の電圧Vb,電流Ibを監視する電圧センサ151,電流センサ152による検出値に基づいて、ECU−B172で求められた残存容量SOC,出力許可放電電力上限値Wout(単位はワット)信号がECU−E171に出力される。
また、SMR250には、溶着検出部251,SMRシャットダウン機能監視部252が設けられていて、それぞれ溶着検出信号SmおよびSMRシャットダウン異常検出信号Ssを、ECU170に出力する。
PCU260の昇圧コンバータ回路261は、正極線PL1および負極線NL1を介して蓄電装置150に接続される。また、昇圧コンバータ回路261は、正極線PL2および負極線NL1を介して第1インバータ回路262および第2インバータ回路263に接続される。
PCU260は、平滑コンデンサ264,265、放電抵抗266を含む。電圧センサ267は、平滑コンデンサ265の両端にかかる電圧VHを検出し、その検出値をECU170へ出力する。
さらに、ECU170には、シフト装置270が接続されている。このシフト装置270は、シフトポジション信号SpをECU170に出力している。ECU170は、シフトポジション信号Spの入力で、Pレンジが認識できない故障などの異常が生じていることを検知できる。
エンジン補機281に駆動電力を供給する補機電源部282からは、補機電圧信号Vmが出力されている。この補機電源部282は、ECU170から補機電圧信号Vmを受ける。ECU170は、この補機電圧信号Vmを監視して、補機電圧が低下しているか否かの判定を行う。
また、図1に示すように、ハイブリッド車両10の前部には、衝突検出を行なうGセンサ253が設けられている。このGセンサ253は、車両前後方向の加速度を検出して、ECU170に加速度検出信号Gを出力する。
Gセンサ253から出力された加速度検出信号Gは、ECU170に入力して車両前後方向の加速度を判定するため、予め設定されたしきい値と比較される。そして、検出された加速度がしきい値を超えると、ハイブリッド車両10が衝突したと判定する。
図3は、この発明の実施の形態における車両の制御方法の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS1は、ハイブリッド車両10のフェールセーフ制御を開始すると、ステップS2は、IG操作部215によるIG−ON操作が行なわれかつ、ECU170により駆動システムの状態が、Ready−OFF状態であるか否かが判定される。
ステップS2において、IG−ON操作が行なわれた状態でかつ、Ready−OFF状態であると、次のステップS3に処理が進められる。一方、ステップS2においてReady−OFF状態でないと判定されるかまたは、IG−ON操作が行なわれていない場合には、ステップS4に進んで、通知に関する特別な処理は行なわれない。
ステップS3は、IG操作部215でエンジン100を停止させると、駆動システムが再起動不能となることを条件として判定する。ここで、この実施の形態のハイブリッド車両10では、フェールセーフの条件としては、再起動禁止条件と、再起動不可条件との二つの条件に大別される。
このうち、再起動禁止条件には、駆動システムおよび電気システムの主な構成部品の異常または故障で、再起動により走行を再開しても、再度車両停止となる場合などを含む。
再起動禁止条件としては、ユーザが停止状態から無理に再起動しようとしても、通常走行モードに戻らず、退避走行モードのままであるか、或いは電気システムまたはエンジン100が再起動できない場合が含まれる。
ここで再起動禁止条件としては、システムメインリレー250に溶着が検出された場合、高電圧関係に漏電が検出された場合、SMRシャットダウン機能に異常がある場合、ハイブリッド車両10が衝突した場合、退避走行のうち、モータ走行の累積回数など(以下、例示α群と記す)が含まれる。再起動禁止条件としては、例示α群に追加して、次の例示β群も用いることができる。
ここで、再起動不可条件としては、検出センサなどの部品の異常で、当面のハイブリッド車両10の走行に支障をきたすことはないものである。しかしながら、再起動不可となる状態としては、一旦IG操作部215のIG−OFF操作で停止させると、エンジン100または電気システムが再起動できないものが含まれる。
例えば再起動不可条件としては、インバータの電圧を検出する電圧センサ267の故障による使用不可状態、電池監視ユニット301による蓄電装置150の検出信号通信異常、電池監視ユニット301による蓄電装置150の電圧検出不能、シフト装置270の部品異常によるパーキングレンジなど、各レンジの認識不良、昇圧コンバータ回路261への指令線fc1の結線異常、エンジン補機281に電力を供給する補機電源部282の電圧低下など(以下、例示β群と記す)が含まれる。
ここでは、IG操作部215のIG−OFF操作で停止させることにより、エンジン100が再起動禁止となる場合としては、例えば、システムメインリレー250に溶着が存在する場合を例示して説明する。
このステップS3では、エンジン100をIG操作部215のIG−OFF操作で、停止させると、エンジン100が再起動禁止となると判定されると、次のステップS5に処理を進めて、再起動禁止状態の通知が行なわれ、エンジン100が再起動できると判定されると、ステップS4に進み通知に関する処理は行なわれない。
図4は、システムメインリレー250の溶着検出を説明するためのタイムチャートである。
ここで、図4では、横軸に時間Tが示され、縦軸には、SMR250のリレーSMR−B,SMR−P,SMR−Gの動作状態、起動停止信号IGの状態、平滑コンデンサ264の電圧VL(単位は電圧V)が示される。
図2,図4を参照して、基本動作として、時刻t1において起動停止信号IGがオン(IG−ON)に遷移すると、まず、リレーSMR−Gは開放状態のまま、リレーSMR−BとリレーSMR−Pが、時刻t2,t3でそれぞれ閉成状態とされる。
これにより、蓄電装置150からの電力が電力システムへ供給され、平滑コンデンサ264がプリチャージされて電圧VLが徐々に増加する。このとき、電流は制限抵抗R1を流れる。このため、平滑コンデンサ264および昇圧コンバータ回路261への過大な突入電流が抑制され、プリチャージの際の電圧VLの上昇が緩やかになる。
そして、平滑コンデンサ264のプリチャージが完了し、電圧VLが所定の電圧に到達した後の時刻t4において、リレーSMR−Gが閉成される。
このリレーSMR−Gの閉成とともに、それに応じてリレーSMR−Pが、時刻t5で開放されその後、走行制御が開始される。
走行制御後、時刻t6において起動停止信号IGがオフ(IG−OFF)とされると、時刻t7でSMR−Gが開放され、時刻t8までにリレーSMR−Bが開放される。これにより、蓄電装置150から電気システムへの電力が遮断される。
溶着の有無は、システムメインリレーを作動させる前後で、SMR溶着検出部251によって検出されて、ECU170に溶着検出信号Smとして出力される。
まず、プリチェックとしてSMR両極の溶着が、時刻t1〜t2間のいずれかで、検出される。また、時刻t2〜t3間のいずれかで、SMR−Pの溶着が検出されてECU−B172によって、溶着しているか否かが判定される。
また、時刻t6において起動停止信号IGがオフとされた後も、リレーSMR−Bは閉成したままでリレーSMR−Gを開放する制御信号が出力されている間に電圧VLが低下したか否かに基づいて、リレーSMR−G,SMR−Bの溶着の有無が順次ECU−B172によって判定される。
図3に戻って、ステップS5では、システムメインリレー250の溶着などの異常が、ECU170によって検出されると、再起動禁止状態を示す報知信号AVが出力される。
ECU170から、再起動禁止状態の報知として、メモリ部171に記憶されている文章データが報知信号AVに変換されて、メータ装置210の表示面部211へ出力される。メータ装置210の表示面部211は、この報知信号AVを文字データに変換して出力する。文字データは、図5に示す表示Aのように、ユーザに視認可能な文章となった状態で表示される。
図5は、表示面部211に出力された表示例である表示Aを説明するための図である。
この表示Aでは、ユーザに報知される情報として、車両状態を示す「HVシステム故障により再起動できないこと」および行動喚起を示す「速やかにディーラへ連絡すること」が含まれる。このため、この表示Aでは「HVシステムの故障により再起動出来ない状態です。速やかにディーラへ連絡して下さい。」といった内容の文章が出力される。
また、この実施の形態では、部品の異常を示す情報に基づいて、ECU170によって故障部位毎に退避走行モードのいずれかが設定される。
例えば、故障部位が、燃料ポンプPなどの燃料供給関係の部品、エンジン100関係の部品または、第1モータジェネレータ110などの発電機関係の部品である場合は、退避走行モードとしてモータ走行が選択される。
そして、故障部位が、第2モータジェネレータ120などのモータ関係の部品である場合は、退避走行モードとしてエンジン直行モードが選択される。さらに、故障部位が、蓄電装置150関係の部品である場合は、退避走行モードとしてバッテリレス走行モードが選択される。
この実施の形態では、SMR250のいずれかのリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pに溶着が検出されると、ECU170により、バッテリレス走行モードが選択される。
また、この実施の形態のハイブリッド車両10では、通常走行モードでは、ECU170に設けられたメモリ部171の記憶空間部が、正常である場合、変数値F1=0,F2=0が与えられて二値で示す状態値(F1=0,F2=0)が、設定される。F1は、走行モードの状態を示し、F2は、部品の異常などを含む故障の状態をそれぞれ示すビットである。
状態値(F1=0,F2=0)の状態では、ECU170からの報知信号AV(0,0)の指令に基づいて、表示面部211に通常走行モード中、表示されるスピードメータ装置などの画面が出力されて表示される。
リレー溶着などの故障状態で退避走行モードに移行すると、メモリ部171の記憶空間部に、状態値(0,1)が設定される。
そして、ECU170からの指令に基づいて、表示Aの報知信号AV(0,1)が、メータ装置210に出力される。また、修理が完了して車両状態が正常復帰することにより、メモリ部171の記憶空間部もリセットされて状態値(0,0)に戻る。
ハイブリッド車両10は、退避走行モードで、駆動中のエンジン100を停止させると、システム停止となる再起動不可条件が成立する報知信号AVの状態値(1,0)または(1,1)が、記憶空間部に保存される。
この状態では、後述する表示Bに示す文字データを含む報知信号AV(1,0)または表示Cに示す文字データを含む報知信号AV(1,1)が出力される。そして、この状態から、IG操作部215によるIG−OFF操作またはIG−ON操作が行なわれることにより、ユーザの走行継続の意思の確認が行なわれる。
ユーザの意思が確認されると、記憶空間部の変数値が更新されて、状態値(1,0)または、(1,1)となる。ECU170からは、対応する報知信号AV(1,0)または(1,1)が、マルチディスプレイ装置212に出力される。
ステップS3で、通常走行モードから退避走行モードへの移行と共に、ECU170では、一旦変数値F1=1がメモリ部171の記憶空間部に設定されて図6に示す復帰表示ルーチンの処理が開始される。
図6は、図3のフローチャートに加えてさらに実行される処理であって、一旦エンジン100を停止操作すると、システムの再起動が不可となる場合の処理の一例を示すフローチャートである。システムの再起動が不可となる場合は、システムの再起動が禁止される場合とは異なり、車両状態を検出するセンサ類の故障や異常等、直接、走行駆動に影響が出にくい異常や故障により、再起動が不可となる場合である。
ECU170による電気システムの状態の異常判定に用いる検出項目としては、ハイブリッド車両10の走行により電気システムが駆動中でも、エンジン100を停止させると起動不可条件が成立していると判定するB群が用いられる。
例えば、電圧センサ267は、平滑コンデンサ265の両端にかかる電圧VHを検出し、その検出された電圧VHをECU170へ出力している。電圧センサ267が故障している状態であっても、昇圧コンバータ回路261が、正常に機能している場合には、まだ走行を継続できる場合がある。このような場合に該当するか以否かについて、ECU170による判定が行なわれる。
このようなセンサ類の故障や一時的な外乱による部品の動作の異常など、通常走行を行なっても支障を生じない場合に加えて、さらにこの実施の形態では、通常走行モードから退避走行モードに移行した車両状態では、再起動不可の可能性がユーザに通知される。
まず、ステップS11で、このECU170による処理ルーチンがスタートすると、ステップS12では、ECU170によって、電気システムがReady−ON状態であるか否かを判定する。
ECU17は、電気システムがReady−ON状態であると判定する場合は、ステップS13に処理を進ませ、電気システムがReady−ON状態ではないと判定する場合は、ステップS20に処理を進ませてスタートへ処理を戻す。
ステップS13では、ECU170によって再起動不可条件が成立しているか否かが判定される。
ECU170は、ステップS13で例示β群に該当して再起動不可条件が成立していると判定すると、処理をステップS14に進ませる。また、ECU170は、再起動不可条件が成立していないと判定する場合は、ステップS20に処理を進ませてスタートへ処理を戻す。再起動不可条件としては、例示β群に追加して、例示α群に示されるものを用いることもできる。
ステップS14では、ユーザに再起動不可の危険性が報知される。ECU170からの指令に基づいて、駆動システムの異常または、駆動システムの動作を確認する検出センサなどの異常により、一旦、エンジン100を停止して、電気システムを含む駆動システムをReadyOFFする。
すなわち、ECU170によって起動停止信号IGが出力されると共に、エンジン100および電気システムが再起動不可となるおそれが生じる報知情報が、メータ装置210の表示面部211へ報知信号AVとして出力される。
報知信号AVが表示面部211に入力すると、文字データは、文章として表示されてユーザに報知される。
図7は、表示面部211に出力された表示例である表示Bを説明するための図である。
ユーザへの報知情報は、「車両故障により、一旦電気システムがReadyOFFされると、再起後動できない可能性があること」、「Ready−ONを継続して、速やかにディーラへ移動すること」が含まれる。ここでは、ECU170からの指令に基づいて、表示Bとして「HVシステムの故障により再起動出来ない可能性があります。システムを停止せずディーラへ移動して下さい。」といった内容の文章が、メータ装置210の表示面部211に出力される。
次の図6のステップS15では、ECU170が、ユーザの意思を、IG操作部215のPWRスイッチが押されて、IG−OFF操作がされたか否かによって判定する。
IG−OFF操作がされている場合には、走行状態から、システム停止またはエンジン停止の意思が示されたとして次のステップS16に処理を進め、IG−OFF操作がされていない場合には、ステップS20に処理を進ませてスタートへ処理を戻す。
ステップS16では、システム停止の意思を確認するため、ECU170からの指令に基づいて、再度、表示Cとして「システムを停止すると再起動出来ない可能性があります。走行を継続する場合は、再度PWRスイッチを押して下さい。」といった内容の文章が、メータ装置210の表示面部211に出力される。
図8は、表示面部211に出力された表示例である表示Cを説明するための図である。
ユーザへの報知情報は、「システムを停止すると再起動出来ない可能性があること」、「本表示中に再度IG操作部215のPWRスイッチを操作すればReady−ONを継続可能なこと」が含まれている。
図6のステップS17で、ユーザは、この表示面部211に表示された報知情報を見て、すでにディーラなどの修理工場に到着している場合などの走行継続の意思が無い場合は、PWRスイッチを押さず、ハイブリッド車両10は、そのまま一定時間(ここでは約5秒程度、状況によって1秒から30秒、好ましくは3秒から10秒である)放置される。
IG−OFF操作がされてから一定時間である5秒を経過すると、ECU170は、処理をステップS18に進め、電気システムがReadyOFFとする。この状態では、メモリ部171の記憶空間部に保存される状態値(1,1)がリセットされて状態値(0,0)に設定される。このリセットにより、ECU170からの出力が停止されて、表示面部211の表示Cは消される。
また、IG操作部215のPWRスイッチを、IG−OFF操作がされてから5秒以内に、再度押して走行を継続するための起動意思を示すことができる。PWRスイッチが、IG−OFF操作がされてから5秒以内に再度押された場合は、ECU170によって処理がステップS19に進められて、電気システムをReady−ON状態に保持する。
よってユーザの誤操作による電気システムがReadyOFFあるいはエンジン100が停止して、再起動出来なくなる状況が回避される。また、PWRスイッチが5秒以内に押されたこの状態では、メモリ部171の記憶空間部に保存される状態値(1,0)が、そのまま保持される。
このように、この実施の形態のハイブリッド車両10では、ユーザがIG操作部215の操作を行なおうとすると、ユーザの意思を再度確認して、誤操作によって再起動不能となる状況を回避することができる。
すなわち、駆動システムとしての電気システムに異常が生じると、エンジン100を停止させる操作がIG操作部215で行なわれる際に、ECU170の指令に基づいて、システム停止確認制御が行なわれる。
システム停止確認制御は、エンジン100を停止させた場合には、ECU170が、再起動不能となる旨の文章の報知をメータ装置210の表示面部211から出力させることにより行なわれる。
このため、エンジン100の運転駆動または電気システムの起動状態を継続させる意思が、ハイブリッド車両10のECU170によって確認される。よって、ユーザの誤操作や、エンジン100の再クランクなどによる、不本意なシステム再起動不可状態に陥ることなく、走行駆動を続行させることができる。
また、この実施の形態では、各退避走行モードへの移行の判断に用いる電圧センサ267などにより駆動システムの状態が検出されて、ECU170から報知が行なわれる。
このため、各退避走行モードでの対処の方針が、報知手段をもちいてユーザに示されるので、ユーザの繰返しのクランキング要求によってガス欠時に許容されるクランキング回数を上回り、再起動不可状態となるような状況を減少させることができる。
また、車両状態の既存の検出値を用いて、再起動不能となることを防止できるので、センサなどの部品効率が良好である。
以上説明した実施の形態について、最後に再び図面を参照しながら総括する。
このハイブリッド車両10は、走行駆動を制御する駆動システムと、駆動システムに動力を供給するエンジン100と、エンジン100の起動および停止を操作するIG操作部215と、駆動システムの状態を検出するECU170と、ECU170により判定された駆動システムの状態を報知するメータ装置210の表示面部211とを備えている。
ECU170は、駆動中のエンジン100を停止させると駆動システムが再起動不能となると判定している状態で、IG操作部215によるエンジン100の停止操作を検知した場合には、表示面部211に駆動システムの起動状態を継続する意思を確認する報知を行なわせる。
ユーザは、エンジン100を停止させた場合には、ECU170が、再起動不能となる旨を、メータ装置210の表示面部211から出力された文章による報知で知ることができる。
このため、エンジン100の運転駆動を継続させる意思が確認されて、不本意なシステム再起動不可状態に陥ることなく、走行駆動を続行させることができる。
さらに好ましくは、ECU170は、駆動システムが再起動不能となる状態であることを検出した場合には、表示面部211に再起動できない状態であることを報知させる。
さらに好ましくは、IG操作部215によりエンジン100を停止させる操作が行なわれた場合には、表示面部211に駆動システムの起動状態を継続するか、または、駆動システムを停止させるかの、意思を確認する報知を行なわせる。
さらに好ましくは、ECU170は、IG操作部215によってエンジン100を停止させる操作が行なわれてから、エンジン100を再度起動させる意思がないことを確認するまでの間、駆動システムを起動状態で待機させる。
このため、ユーザの誤操作によって、駆動システムが再起動不能状態となるおそれを減少させることができる。
さらに好ましくは、ECU170は、走行意思を確認する期間を、IG操作部215によってエンジン100を停止させる操作が行なわれてから、所定の待機時間である約5秒を経るまでの一定期間として、一定期間内に走行意思の確認が行なわれるまでエンジン100を停止させない。
さらに好ましくは、ECU170は、駆動システムが再起動不能であること判定すると、駆動システムが停止した後、IG操作部215からエンジン100に対して、次回の再起動要求があった場合には、ECU170は、メータ装置210の表示面部211から、再起動不能である旨の報知を行なわせることができる。このため、ユーザへの情報提供性能を向上させることができる。
そして、図1に示すようにメータクラスタ200近傍に設けられた報知部の一部としてのスピーカ装置290から再起動不能である旨を、音声による報知で行なわせるようにしてもよい。
また、スピーカ装置290による報知を、一定周期で繰返し行なわれる音声出力とすることにより、さらにユーザが、聞き逃すことなく再起動不能となる旨の注意喚起を確実に行なえる。
さらに好ましくは、ECU170は走行意思の確認を、スピーカ装置290に設けられた意思確認部の一つとしての入力押しボタン操作部291による入力などに基づいて行なうようにしてもよい。
この場合、報知の音声が聞こえてくるスピーカ装置290の方向に、入力押しボタン操作部291が存在するので、意思の確認が容易である。
そして、この文章データの音声による報知では、ユーザが車両の状態を把握して、取りうる対策が読み上げられる。このため、不安心理が取り除かれて、より安全な運転の補助として用いることができる。さらに文章データは、一般に用いられている警告などや、警報音に比して注意喚起について内容を正確に表現できる。よって、ユーザにどのような行動をとればよいのかといった認識を容易に行なわせることができる。
この文章データには、文字として表示される文字データからなる報知文章が含まれる。 よってユーザに対して、なぜ、エンジン100を停止させてはいけないのか、すぐにディーラに行かなければならないのかといった注意が喚起される。
また、この実施の形態では、退避走行に移行した原因となる部品の異常や故障の度合いから、なぜ、エンジン100を停止させてはいけないのか、すぐにディーラに行かなければならないのかといった注意が喚起される。このため、ユーザが退避走行の移行した後、行うべき行動、たとえば、エンジン100を停止させることなく、ディーラへ直行しなければならないことの注意喚起が行える。
この実施の形態では、図7の文章による表示Bに示すように、「HVシステム故障により再起動出来ない可能性があります。システムを停止せずディーラへ移動して下さい。」と、また、図8の文章による表示Cに示すように、「システムを停止すると再起動出来ない可能性があります。走行を継続する場合は再度PWRスイッチを押して下さい。」と、ECU170が表示面部211に出力させる文章が設定されている。
しかしながら、特にこれに限らず、たとえば、「停止操作を行うとHVシステム故障により再起動出来ません。このままディーラへ移動して下さい。」あるいは、「システムを停止すると再起動出来ない可能性があります。走行を継続して、ディーラへ移動して下さい。」など、駆動システムの起動状態を継続する意思を確認する報知が行なえれば、どのような文章データを設定してもよい。
また、いずれか表示面部211の構成は、報知手段として、液晶パネル表示装置に限らず、有機EL表示装置や、ユーザ室前方に位置するフロントウインドウパネルに投影されるヘッドアップディスプレイ装置など、他の表示装置を報知手段として用いる構成としても良い。さらに、他の報知手段としてのスピーカなどからなる音声出力装置で構成されているものと、これらの表示装置とを組み合わせて用いてもよい。
また、実施の形態では、車両としてエンジン100および第2モータジェネレータ120のうちのいずれか一方もしくは両方が、運転状態に応じて駆動源として自動的に選択されるハイブリッド車両10を例示して説明してきたが、特にこれに限らない。
例えば、ガソリンもしくは、ディーゼル機関などの内燃機関を動力源とするものや、或いは、電気自動車や、燃料電池車などのように、どのような動力源を走行駆動力として用いて走行する車両であってもよい。このように駆動システムに動力を供給する駆動源であればよく、または、これらの複数の駆動源を組み合わせて、走行駆動源としたハイブリッド車両であってもよい。
さらに、実施の形態では、SMR250のいずれかのリレーSMR−B,SMR−G,SMR−Pに溶着が検出されると、再起動禁止の報知が行なわれるものを示して説明してきたが、特にこれに限らない。例えば、再起動禁止の報知は、図2に示される電圧センサ267によって漏電が検出された場合、SMR250のシャットダウン機能に異常を検出した場合、図1に示すGセンサ253により検出された車両前後方向の加速度検出信号Gがしきい値を上回り、ハイブリッド車両10の衝突であると判定される場合などを含む。
また、再起動禁止の報知は、部品の異常動作に伴いモータ走行となった回数が予め定められた一定の回数を超えて累積された場合を含む。この場合、全くエンジン100が再起動できなくなる前に、余裕をもたせて再起動が禁止される。このため、燃料補給後などに通常状態に復帰できる可能性が向上する。
さらに、この実施の形態では、各退避走行モードに拘わらず、報知信号AVの状態値(1,0)、(0,1)、(1,1)が与えているが、特にこれに限らない。たとえば、ECU170により判定された電気システムの状態に応じて、停止操作を検知した場合に報知信号AVを出力するものであれば、各退避走行モードに対応させた表示を表示面部211から出力してもよい。また、たとえば、部品の異常などにより駆動中のエンジン100を停止させると電気システムが再起動不能となると判定している状態であれば、通常走行中であっても再起動不能の車両情報を報知信号AVと共に出力させることができる。
さらに、報知信号AVに応じた文章に例示β群に追加して、例示α群に示されるものも用いることができる。また例示β群だけでなく、これ以外にも他の再起動不可条件を加えてもよい。そして、報知部から駆動システムの再起動状態を継続する意思を確認する報知を行なわせるものであれば、再起動不可条件の種別、数量および組合わせが特にこれらに限定されるものではない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 ハイブリッド車両、100 エンジン、110 第1モータジェネレータ、120 第2モータジェネレータ、130 動力分割機構、140 減速機、150 蓄電装置、151 電圧センサ、152 電流センサ、160 前輪、170 ECU、171 メモリ部、180 燃料タンク、181 燃料ゲージ、190 燃料パイプ、200 メータクラスタ、210 メータ装置、211 表示面部、212 マルチディスプレイ装置、213 スピードメータ、214 燃料残量計、215 操作部、250 システムメインリレー(SMR)、251 溶着検出部、252 シャットダウン機能監視部、253 Gセンサ、260 パワーコントロールユニット(PCU)、261 昇圧コンバータ回路、262 第1インバータ回路、263 第2インバータ回路、264,265 平滑コンデンサ、266 放電抵抗、267 電圧センサ、270 シフト装置、281 エンジン補機、282 補機電源部、290 スピーカ装置、291 ボタン操作部、301 電池監視ユニット、302 動力線。

Claims (10)

  1. 車両の走行駆動を制御する駆動システムと、
    前記駆動システムに動力を供給する駆動源と、
    前記駆動源の起動および停止を操作する起動操作部と、
    前記駆動システムの状態を検出する制御部と、
    前記制御部により判定された前記駆動システムの状態を報知する報知部とを備え、
    前記制御部は、駆動中の前記駆動源を停止させると前記駆動システムが再起動不能となると判定している状態で、前記起動操作部による前記駆動源の停止操作を検知した場合には、前記報知部に前記駆動システムの起動状態を継続する意思を確認する報知を行なわせる、車両。
  2. 前記制御部は、前記駆動システムが再起動不能となる状態であることを検出した場合には、前記報知部に起動できない状態となることを報知させる、請求項1に記載の車両。
  3. 前記起動操作部により前記駆動源を停止させる操作が行なわれた場合には、前記報知部に、前記駆動システムの起動状態を継続するか、または、前記駆動システムを停止させるかの、意思を確認する報知を行なわせる、請求項1または2に記載の車両。
  4. 前記制御部は、前記起動操作部によって前記駆動源を停止させる操作が行なわれてから、前記駆動源を再度起動させる意思がないことを確認するまでの間、前記駆動システムを起動状態で待機させる、請求項3に記載の車両。
  5. 前記制御部は、前記走行意思を確認する期間を、前記起動操作部によって前記駆動源を停止させる操作が行なわれてから、所定の待機時間を経るまでの一定期間として、前記一定期間内に前記走行意思の確認が行なわれるまで前記駆動源を停止させない、請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両。
  6. 前記制御部は、前記走行意思の確認を、前記起動操作部による入力または、前記報知部に設けられた意思確認部への入力に基づいて行なう、請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両。
  7. 前記制御部は、前記駆動システムが起動不能であること判定すると、前記駆動システムが停止した後、前記起動操作部から前記駆動源に対して再起動要求があった場合には、前記報知部に再起動不能である旨の報知を行なわせる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両。
  8. 前記報知部による報知は、一定周期で繰返し行なわれる音声出力である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の車両。
  9. 前記報知部による報知は、通常走行状態から退避走行状態へ移行した状態で行なわれる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の車両。
  10. 駆動源が起動不能であると判定するステップと、
    前記駆動源を停止させる操作を検出するステップと、
    前記駆動源を停止させると、前記駆動源が再起動不能となる旨を報知するステップと、
    前記駆動源の運転を伴う走行意思を確認するステップと、
    確認した走行意思に基づいて前記駆動源の起動を継続させるステップとを備える車両の制御方法。
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