JP2013163316A - 乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法 - Google Patents

乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】含水率が低く、エチレン−ビニルエステル共重合体ケン化物を主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物ペレットを、効率よく製造することのできる製造方法を提供する。
【解決手段】乾燥剤を含有する樹脂組成物を混練機1で溶融混練し、ストランド状に押出す工程と、上記押出されたストランド2を、水4中を移動させながら水冷する工程と、上記水冷されたストランド2の表面から水を取り除く工程(エアサッカー5a,5b)と、上記ストランド2を適宜の長さにカットする工程とを備え、上記水冷工程における水4中でのストランド2の移動に要する時間(T)が、下記の式(1)を満たすようにした。
0.45秒≦T≦1.6秒・・・(1)
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルム,シート等に加工される際に、発泡による外観不良等を引き起こさず、優れたガスバリア性等の機能を発揮させることのできる、エチレン−ビニルエステル共重合体ケン化物(以下「EVOH」とする)を主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物ペレットを、効率よく製造することのできる乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法に関するものである。
EVOHは、透明性、酸素等に対するガスバリア性、耐溶剤性、耐油性、機械強度に優れており、フィルム、シート、ボトル等に成形され、食品包装材、医薬品包装材、工業薬品包装料、農薬包装材料等の各種包装材料として広く用いられている。そして、EVOHは、できるだけ乾燥状態に近づける設計により、上記のガスバリア性等の機能をより一層発揮することが知られている。よって、EVOHの乾燥状態を担保するため、例えば、乾燥剤をEVOHのマトリックス中に分散させることが行われている(例えば、特許文献1参照)。
一方、EVOHをはじめ、熱可塑性樹脂組成物のペレットを製造するには、一般的に、混練機によりコンパウンドされた樹脂組成物を、ストランド状に押出し、押出されたストランドを水冷し、これをストランドカッターで適宜の長さにカットし、ペレット化する手法がとられている。
特開2008−75084号公報
しかしながら、上記一般的な手法によって、前記のEVOHを主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物ペレットを製造すると、ストランドを水冷する際に乾燥剤が水を吸収するため、ストランドの内部に多量の水が取り込まれ、得られる樹脂組成物ペレットの含水率が高くなるという問題が発生する。含水率の高い樹脂組成物ペレットを用いてフィルム等を製造すると、製造時に発泡等が生じ、穴開き等の外観不良を引き起こすという不具合が生じるため、この改善が求められている。
そこで、上記ストランドの冷却を、水を用いない方法、例えば、空冷によって行うことも考えられるが、空冷によりストランドの冷却を充分に行うには、混練機からの樹脂組成物押出量を極端に減少させる必要がある。そうすると、混練機内部での樹脂組成物の滞留時間が長くなり、滞留した樹脂組成物が混練機内部に付着し熱劣化を引き起こすという新たな問題が発生する。この問題は、EVOHが、金属との密着性が高いという特性を有しているため、殊更顕著に現れる。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、含水率が低く、EVOHを主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物ペレットを、効率よく製造することのできる乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、EVOHを主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物ペレットを連続的に製造する方法であって、上記樹脂組成物を混練機で溶融混練し、ストランド状に押出す工程と、上記押出されたストランドを、水中を移動させながら水冷する工程と、上記水冷されたストランドの表面から水を取り除く工程と、上記ストランドを適宜の長さにカットする工程とを備え、上記水冷工程における水中でのストランドの移動に要する時間(T)が、下記の式(1)を満たしている乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法をその要旨とする。
0.45秒≦T≦1.6秒・・・(1)
本発明の乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法によると、混練機からストランド状に押出された乾燥剤含有樹脂組成物を、水冷により冷却することができるため、混練機からの押出量を極端に少なくする等の必要がなく、効率よくペレットを製造することができる。しかも、上記ストランドの水冷工程において、ストランドの移動条件を限定し、かつ、水冷されたストランド表面から水を取り除く工程を設けるようにしたため、ストランドを水冷しているにも関わらず、含水率の少ないペレットを製造することができる。さらに、本発明の製造方法により得られた乾燥剤含有樹脂組成物ペレットは、乾燥剤を含有するとともに、含水率が低いため、これを原料に用いて製造したフィルム等は、ガスバリア性等の機能に優れ、穴あき等の外観不良が発生しない。
そして、上記水除去工程が、エアサッカーおよびエアナイフの少なくとも一方を用いるものであると、ストランド内部への水の浸透を効率よく防止でき、より一層、含水率の低いペレットを製造することができる。
さらに、上記水除去工程が、エアサッカーおよびエアナイフの少なくとも一方を複数用いるものであると、より一層効率よくストランド内部への水の浸透を防止でき、さらに含水率の低いペレットを製造することができる。
なお、本発明において、「主成分とする」とは、全体の過半をその成分が占めることをいい、全体が主成分のみからなる場合も含むことを意味する。
また、本発明において、「ストランドの表面から水を取り除く」とは、取り除くための手法を採用することをいい、完全に取り除くことまでは必要としない意味である。
本発明の一実施の形態における工程の概略図である。 本発明の他の実施の形態における工程の概略図である。
つぎに、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造工程の概略を示したものである。この乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造工程は、要約すると、まず、EVOHを主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物を、混練機1で溶融混練し、そのダイス1aからストランド状に押出すようにする(押出し工程)。つぎに、この押出されたストランド2を、水槽3内の水4中を移動させながら水冷する(水冷工程)。このとき、ストランド2の移動に要する時間(T)を、後述する所定の条件となるようコントロールする。そして、エアサッカー(5a,5b)によって、水4から引上げたストランド2表面から、直ちに水を取り除いた後(水除去工程)、カッターロール10によって上記ストランド2を適宜の長さにカットし(カット工程)、ペレット12とするものである。
まず、本発明において用いられる樹脂組成物は、EVOHを主成分とし、乾燥剤を含有する。この樹脂組成物について説明する。
〔EVOH〕
本発明において、主成分として用いられるEVOHは、脂肪酸ビニルエステルとエチレンを共重合して得られたエチレン−ビニルエステル系共重合体をケン化して得られるものであり、エチレン構造単位とビニルアルコール構造単位を主とし、ケン化されずに残存した若干量のビニルエステル構造単位を含むものである。
なお、樹脂組成物全体におけるEVOHの含有率は、50重量%を超えるものである。なかでも、50重量%を超え99重量%以下が好ましく、より好ましくは60〜95重量%であり、さらに好ましくは70〜90重量%である。EVOHの量が少なすぎると、ガスバリア性が充分とならない傾向がみられるためである。
〔乾燥剤〕
本発明で用いられる乾燥剤としては、平衡蒸気圧(平衡湿度)を有し、結晶水を取る物質の無水物であればよく、例えば、多価金属硫酸塩水和物の部分脱水物または完全脱水物、カルボン酸塩水和物の部分脱水物または完全脱水物、水和物を形成可能なリン酸塩等を用いることができる。また、その他の水和物形成性の塩類、例えば、ホウ酸ナトリウム、硫酸マグネシウム等の塩類、およびその無水物を用いることもできる。さらに、その他の吸湿性化合物、例えば、塩化コバルト、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化ナトリウム、硝酸ナトリウム、砂糖、シリカゲル、ベントナイト、モレキュラーシープ、高吸水性樹脂等を用いることもできる。なかでも、樹脂に対する分散性、吸湿効率、熱安定性等の点で、多価金属硫酸塩水和物が適しており、MgSO4・nH2O(但し、0≦n≦3)で表される硫酸マグネシウムおよび無水硫酸マグネシウムがより適している。
そして、樹脂組成物全体における上記乾燥剤の含有率は、50重量%未満であることが好ましい。なかでも、1重量%以上40重量%以下が好ましく、より好ましくは5重量%以上30重量%以下である。乾燥剤の割合が上記範囲内にあると、乾燥剤の樹脂組成物中での分散性がよく、高い吸湿性および保水性を有し、しかも成形性に優れた樹脂組成物を得ることができる傾向にあるためである。
上記乾燥剤含有の樹脂組成物には、上記EVOHの他に、他の熱可塑性樹脂をEVOHに対して、30重量%以下、好ましくは20重量%以下、さらに好ましくは10重量%以下にて含有することができる。上記他の熱可塑性樹脂としては、例えば、直鎖状低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、ポリプロピレン、プロピレン−α−オレフィン(炭素数4〜20のα−オレフィン)共重合体、ポリブテン、ポリペンテン等のオレフィンの単独または共重合体、ポリ環状オレフィン、あるいはこれらのオレフィンの単独または共重合体を不飽和カルボン酸またはそのエステルでグラフト変性したもの等の広義のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリエステル、ポリアミド、共重合ポリアミド、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリル系樹脂、ビニルエステル系樹脂、ポリエステルエラストマー、ポリウレタンエラストマー、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂があげられる。なかでも、本発明の製造方法で得られた乾燥剤含有の樹脂組成物を多層構造体として食品の包装材として用いた場合に、該包装材の熱水処理後の、包装材端部にてEVOHが溶出することを防止できる点で、ポリアミド系樹脂を配合することが好ましい。ポリアミド系樹脂は、アミド結合がEVOHのOH基及び/又はエステル基との相互作用によりネットワーク構造を形成することが可能であり、これにより、熱水処理時のEVOHの溶出を防止することができる。よって、レトルト食品やボイル食品の包装材として用いられる樹脂組成物の場合には、ポリアミド系樹脂を添加することが好ましい。
また、上記乾燥剤含有の樹脂組成物には、上記EVOHおよび乾燥剤等の他に、添加剤を適宜加えてもよい。このような添加剤としては、例えば、可塑剤、安定剤、滑剤、着色剤、界面活性剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、架橋剤、金属塩、充填剤、各種繊維等の補強剤等をあげることができる。
以下に、この乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造工程の一例を、図1に従い、押出し工程,水冷工程,水除去工程,カット工程の各工程に沿って順に説明する。なお、図1において、大きさ、外観等は模式的に示したものであり、実際のものとは異なっている(図2においても同じ)。
〔押出し工程〕
この押出し工程は、上記EVOHを主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物を、図1に示すように混練機1で溶融混練し、この混練機1のダイス1aから乾燥剤含有の樹脂組成物をストランド状に押出すものである。この実施の形態では、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチレン含量29モル%、ケン化度99モル%、MFR4g/10分)80重量部、乾燥剤として無水硫酸マグネシウムを10重量部、ポリアミド系樹脂組成物として6ナイロン(融点220℃)を10重量部含有する、乾燥剤含有の樹脂組成物を用い、上記混練機1として、スクリュー外径が47mmであり、L/Dが52.5である二軸押出機を用いている。そして、この混練機1のスクリュー回転数を380rpmとし、上記乾燥剤含有の樹脂組成物を押出機のバレル設定温度240℃で溶融混練し、3.8mmφ 15穴でテフロン(登録商標)コートされたダイス1aの先端から200kg/時の吐出量となるよう押出している。
〔水冷工程〕
この水冷工程は、上記混練機1のダイス1aから押出されたストランド状の樹脂組成物(ストランド2)を、図1に示すように、水槽3内の水4中を移動させながら冷却する工程であり、上記ストランド2は、ローラー付き押え治具6により水4に浸漬されるようになっている。また、上記水槽3内の水4は流水循環され、その温度が約35℃を保つように流量調整がされている。そして、上記水4中でのストランド2移動に要する時間(T)が、下記の式(1)を満たしていることが必要である。すなわち、下記の式(1)において、Tが下限値から外れると、ストランド2の冷却を充分に行うことができず、逆に、上限値から外れると、冷却は充分に行うことができるものの、ストランド2の内部へ吸水が進み、製造されるペレット12の含水率が高くなるおそれがあるためである。上記Tは、ストランド2が水4に浸漬する個所から上記ローラー付き押え治具6を経由して、水4から引上げられる個所までの移動に要する時間を測定したものであり、この実施の形態では、0.61秒に設定されている。なお、このときのストランド2の移動速度(引取り速度)(CT)は、41m/分であり、水4中でのストランド2の移動距離(WL)は、42cmである。
0.45秒≦T≦1.6秒・・・(1)
〔水除去工程〕
この水除去工程は、上記水4から引上げられたストランド2の表面から水を取り除くものであり、この実施の形態(図1に示す例)では、水を取り除く方法として2本のエアサッカー(5a,5b)を用いて水の吸引を行うようになっている。また、ストランド2を水4から引き上げ後、ただちにその表面から水を取り除くことが好ましく、この実施の形態では、ストランド2は、水4から引上げられた後、0.5秒でエアサッカー5aに到達し、その表面から水が取り除かれるようになっている。そして、この実施の形態では、1段目のエアサッカー5aより、2段目のエアサッカー5bが高い位置に配置されている。また、このときのエアサッカーの吸引条件は、全部のストランドに対し水分吸引可能となる減圧に設定されている。なお、本発明において、上記「ただちに」とは、連続的に行うことを意味する。また、本発明における「エアサッカー」とは、ストランド2を保持できるような窪みを有し、この窪み部分を常時減圧にすることで、ストランド2表面に存在する水分を吸引し、その表面から水分を除去することができる装置をいう。
そして、この実施の形態では、水槽3の下流側(図1において左側上部)に送風機8を設置し、ストランド2を取り巻く雰囲気の相対湿度がより低くなるようにしている。なお、上記ストランド2を取り巻く雰囲気の相対湿度は、例えば、水槽4の上端に携帯型の触媒式温度湿度計を設置することによって測定することができる。
つづいて、上記表面から水分が取り除かれたストランド2は、ペレット化するためにカッターロール10へ送られる。この実施の形態では、エアサッカー5bを通過した後のストランド2の温度はおよそ120℃であり、その温度を保った状態で、ストランド2は、ローラー付き押え治具9を経由し、カッターロール10まで送られる。なお、この実施の形態では、カッターロール10の入口付近でのストランド2の温度も、およそ120℃である。
〔カット工程〕
このカット工程は、上記水除去工程において水分が取り除かれたストランド2を、カッターロール10へ引き込みながら、適宜の長さにカットするものである。この実施の形態では、カッターロール10へのストランド2の巻き付きや、ストランド2同士の融着を防ぐため、カッターロール10の入口近傍に送風機(図示せず)を設け、カッターロール10を冷却しながらカットするようにしている。この工程により、上記ストランド2は適宜の長さにカットされて、ペレット12となり、これらはシューター11を経由して集められる。
この方法によれば、混練機1からストランド状に押出された乾燥剤含有の樹脂組成物を、水冷により冷却することができ、効率よくペレット12を製造することができる。しかも、水冷工程における水4中でのストランド2の移動に要する時間(T)を、上記式(1)を満たすようにコントロールするとともに、その表面から水を取り除く工程を、上記水冷工程に続いてただちに行っているため、乾燥剤含有の樹脂組成物を水冷によって冷却するにも関わらず、含水率の低いペレット12を製造することができる。そして、この方法により得られるペレット12は、含水率が低く、乾燥剤を含有している。このため、これを用いてフィルム等の製造を行うと、製造されたフィルム等は、ガスバリア性等の機能に優れ、しかも製造時に発泡等が生じず、穴あき等の外観不良を引き起こすことがない。
また、上記水冷工程において、ストランド2の水冷に用いる水4の温度が、35℃であるため、ストランド2を充分に冷却できるとともに、過度の吸湿を効果的に防止でき、より高品質なペレット12を製造することができる。そして、上記水除去工程において、エアサッカーが複数設けられ(5a,5b)、しかも、1段目のエアサッカー5aより2段目のエアサッカー5bの位置が高くなっているため、一層、ストランド2表面から水を取り除くことができ、ストランド2内部への水の浸透を防止することができる。また、上記水除去工程において、送風機8を設置し、ストランド2を取り巻く雰囲気の相対湿度を下げるようにしているため、雰囲気から水分吸収が抑制され、より効率的に、ストランド2表面から水を除去することができる。さらに、上記カット工程において、カッターロール10の入口近傍に送風機(図示せず)を設け、カッターロール10を冷却しながらストランド2を適宜の長さにカットしているため、ストランド2の巻き付きや、ストランド2同士の融着等を効果的に防止でき、効率のよい製造を行うことができる。
なお、上記の実施の形態では、押出し工程において、上記混練機1として、二軸押出機を用いているが、単軸押出機を用いることもできる。しかし、適度なせん断により充分な混練が得られる点で、二軸押出機を用いることがより好ましく、適度なせん断により充分な混練が得られる点で、スクリューの回転方向が同方向の二軸押出機を用いることがさらに好ましい。また、上記の実施の形態では、混練機1のスクリュー外径を47mmとしているが、生産量および吐出量との兼ね合いにより、これに限らず任意のサイズを設定することができる。なかでも、上記スクリュー外径を30〜110mmの範囲とすることが好ましく、好適には35〜80mmの範囲、さらに40〜70mmの範囲のものが好適に用いられる。そして、上記実施の形態では、上記混練機1のL/Dを52.5としているが、その他の規格のものを用いることができる。上記混練機1のL/Dは、通常、20〜100であり、好ましくは25〜80、さらに好ましくは30〜70である。すなわち、上記L/Dが小さすぎると溶融混練が不可能になる、乾燥剤の分散不良となる、脱気不充分となる、吐出が不安定となる等の不具合が発生するおそれがあり、逆に大きすぎると滞留時間が長くなり過ぎ樹脂組成物の劣化が生じる、スクリュー歪みに起因する金属粉が混入する等の不具合が発生するおそれがあるためである。
そして、上記実施の形態では、押出し工程において、混練機1のスクリュー回転数を380rpmとし、上記乾燥剤含有の樹脂組成物を約240℃で溶融混練し、上記ダイス1aからの吐出量が200kg/時となるよう押出しているが、その他の条件で押出すようにしてもよい。とりわけ、上記スクリュー回転数は、軸の大きさにより異なるものの、100〜1000rpmの範囲とすることが好ましく、好適には、150〜700rpm、さらに250〜500rpmの範囲が好適に用いられる。上記回転数が小さすぎると必要な吐出量が確保できなかったり、吐出量が不安定になる傾向がみられ、逆に、大きすぎると好ましくないせん断熱が生じ、樹脂の劣化の原因となる場合があるためである。
また、上記乾燥剤含有の樹脂組成物を溶融混合する際の押出機のバレル設定温度は、160℃〜280℃の範囲とすることが好ましく、より好ましくは200℃〜250℃、さらに220℃〜240℃の範囲とすることが好ましい。上記温度が高すぎると、樹脂組成物が劣化着色しやすい傾向がみられるためである。なお、本発明において、押出機のバレル温度とは、押出機のバレルの設定温度を意味する。また、押出機のバレルが複数のセクションを有しており、個々のセクションが異なる温度に設定されている場合は、そのうちの最高設定温度をバレル温度とする。
そして、上記乾燥剤含有の樹脂組成物を溶融混合する際の押出機のダイス部、ヘッド部、ダイスヘッド部の設定温度は、それぞれ160℃〜280℃の範囲とすることが好ましく、より好ましくは200℃〜250℃の範囲、さらには220℃〜240℃の範囲とすることが好ましい。上記温度が高すぎると、樹脂組成物が劣化着色しやすい傾向がみられるためである。
さらに、ダイス1aからの吐出量は、50〜700kg/時の範囲が好ましく、より好ましくは150〜500kg/時、さらに200〜350kg/時の範囲が好ましく用いられる。上記吐出量が多すぎると、つぎの水冷工程でのストランド2の冷却が充分に行なえないおそれがあり、逆に少なすぎると、混練機1内部での樹脂組成物の滞留時間が増加し、混練機1内部に付着し熱劣化を引き起こすおそれがあるためである。
また、上記実施の形態では、水冷工程において、上記水槽3内の水4は流水循環されているが、必ずしも流水循環しなくてもよい。しかし、容易に水温を一定に保つことができる点で、流水循環することが好ましい。また、上記実施の形態では、上記水4の温度は約35℃に設定されているが、これに関わらず任意の温度に設定することができる。なかでも、上記水4の温度は、0〜40℃の範囲とすることが好ましい。温度が高すぎると、充分な冷却効果が得られず、また、逆に温度が低すぎると、水4が氷となり通常の冷却が出来なくなるとともに、過度の吸湿が起こるおそれがあるためである。
そして、上記実施の形態では、水冷工程において、CT(ストランド2の移動速度、すなわち、ストランド2の引取り速度)を、41m/分に設定しているが、その他の速度に設定することもできる。上記CTは、WL(水4中でのストランド2の移動距離)にもよるが、とりわけ、10〜80m/分の範囲にあることが好ましく、さらに25〜60m/分の範囲にあることがより好ましい。また、上記実施の形態では、WLは、42cmに設定しているが、その他の距離に設定することもできる。上記WLは、上記CTにもよるが、とりわけ、20〜100cmの範囲にあることが好ましく、30〜60cmの範囲にあることがより好ましい。
さらに、上記実施の形態では、水冷工程における水4中でのストランド2の移動に要する時間(T)を、0.61秒に設定しているが、0.45秒≦T≦1.6秒の条件を満たす他の時間に設定することもできる。なかでも、上記Tは、0.5秒≦T≦1.2秒の条件を満たす範囲にあることが好ましく、さらに好ましくは0.6秒≦T≦0.8秒の条件を満たす範囲にあることである。時間が短すぎると充分な冷却効果を得ることができず、逆に、長すぎると後のエアサッカー等の水除去工程において、ストランド2表面から充分に水を取り除くことができないおそれがあるためである。
また、上記実施の形態では、水除去工程において、2本のエアサッカー(5a,5b)によって水の吸引が行なわれるようになっているが、場合によっては、1本であってもよい。また、エアサッカー(5a,5b)に代えて、エアナイフを用いてもよい。そして、上記の実施の形態では、水除去工程において、ストランド2は、水4から引上げられた後、0.5秒でエアサッカー5aに到達し、その表面から水が取り除かれるようになっているが、必ずしもこの秒数に限られない。しかし、ストランド2が水4から引上げられた後、1秒以内に、さらに好ましくは0.5秒以内に、ストランド2表面から水を取り除く操作を行うことが好ましい。
なお、本発明における「エアナイフ」とは、圧縮空気を細いスリットを通して噴出する装置をいい、図2に示すように、上記細いスリットから圧縮空気を均一にストランド2に吹きかけ、ストランド2を水切り板14に押し当てると共に、ストランド2表面に付着した水分を吹き飛ばし、また水切り板14に水分を移行しやすくし、更に水切り板14の水分も吹き飛ばすことで、ストランド2の乾燥を促進させることができるものである。
そして、上記実施の形態では、水除去工程において、1段目のエアサッカー5aより、2段目のエアサッカー5bを高い位置に配置しているが、必ずしもこのように配置しなくてもよい。しかし、このように配置すると、より効率よくストランド2表面から水を取り除くことができるため、好ましい。さらに、エアサッカーの吸引を、1段目と2段目を同じ条件に設定してもよいが、1段目を2段目よりも強い条件で行うよう設定すると、より効率よくストランド2表面から水を取り除くことができるため、好ましい。
また、上記実施の形態では、水除去工程において、水槽3の下流側(図1において左側上部)に送風機8を設置しているが、ストランド2を取り巻く雰囲気の相対湿度が高くない場合や、その他の手法を採用することにより上記相対湿度が高くない場合等には、設けなくてもよい。しかし、ストランド2を取り巻く雰囲気の相対湿度を低下させると、雰囲気から水分吸収が抑制され、より効率よくストランド2表面から水を取り除くことができるため好ましい。具体的には、ストランド2を取り巻く雰囲気の相対湿度は80%以下であることが好ましく、60%以下であることがより好ましい。さらに、ストランド2を取り巻く雰囲気の温度は、0℃〜50℃の範囲にあることが好ましく、20℃〜40℃の範囲にあることがさらに好ましい。すなわち、温度が低すぎると蒸発できる水分量が少なくなるため、水分除去の効果が低くなる傾向があり、逆に、高すぎると他の付帯設備などに結露が発生しやすくなり、結露の発生部位によっては結露した水が再びストランドを濡らすことになり、水分除去の妨げになるおそれがあるためである。
そして、上記実施の形態では、水除去工程において、ストランド2の温度を、エアサッカー5bを通過した後もおよそ120℃に保った状態とし、カッターロール10の入口付近でのストランド2の温度もおよそ120℃としているが、その他の温度であってもよい。しかし、ストランド2への水分の再付着を防止でき、より含水率の低い樹脂組成物ペレットを得ることができる点で、いずれも90℃以上の温度を保った状態とすることが好ましく、100℃以上の温度を保った状態とすることがより好ましい。
また、上記実施の形態では、カット工程において、カッターロール10の入口近傍に送風機(図示せず)を設け、カッターロール10を冷却しながらカットするようにしているが、カッターロール10自体に冷却機能が設けられている場合や、その他の冷却手段を設ける場合には、この送風機はなくてもよい。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
〔実施例1〕
エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチレン含有量29モル%、ケン化度99モル%、MFR4g/10分)80重量部、乾燥剤として無水硫酸マグネシウム10重量部、ポリアミド系樹脂組成物として6ナイロン(融点220℃)を10重量部含有する樹脂組成物を用い、上記実施の形態で用いた装置(図1参照)によって、乾燥剤含有の樹脂組成物ペレットを製造した。なお、各工程における条件は以下のとおりである。
(押出し工程)
・混練機:日本製鋼所製、TEX44αII(二軸押出機)
・ダイ:3.8mm径×15穴 テフロン(登録商標)加工されたストランドダイス
・溶融混練〔ホッパーからスクリュー先端部までを順次15分割したバレル部(C1〜C15)(ホッパーに近い部位から順にC1〜C15)と、ダイスヘッド部(DH)の計16個所において、下記のとおりに温度を設定した。C1/C2/C3/C4/C5/C6/C7/C8/C9/C10/C11/C12/C13/C14/C15/DH=冷却のみ/50℃/80℃/170℃/230℃/240℃/230℃/230℃/230℃/230℃/240℃/240℃/240℃/230℃/230℃/220℃〕
・スクリュー回転数:380rpm
・吐出量:200kg/時
(水冷工程)
・水4中でのストランド2の移動に要する時間(T):0.61秒
・ストランド2の移動速度(CT):41m/分
・水4中でのストランド2の移動距離(WL):42cm
・水槽:流水循環、水温:35℃
(水除去工程)
・水4から引上げられたストランドが1番目のエアサッカー5aに到達するまでの時間:0.5秒
・1番目のエアサッカー5aに到達したストランド2が2番目のエアサッカー5bに到達するまでの時間:1秒
・送風機8を設置し、ストランド2を取り巻く雰囲気の相対湿度を下げるようにする。
・カッターロール10入口でのストランド2の温度:118℃
(カット工程)
・カッターロール10の入口に送風機(図示せず)を設置し、カッターロール10を冷却しながら作動。
・ペレットサイズ:(2.8mmφ 2.8mmL 円柱形)
〔実施例2〕
樹脂組成物の組成を、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチレン含有量29モル%、ケン化度99モル%、MFR4g/10分)90重量部、乾燥剤として無水硫酸マグネシウム10重量部とした他は、実施例1と同様にして、乾燥剤含有樹脂組成物ペレットを製造した。
〔実施例3〕
図2に示す装置を用い、各工程における条件を下記のように変更した他は、実施例1と同様にして、乾燥剤含有樹脂組成物ペレットを製造した。すなわち、この例では、図1に示す装置の混練機1と水冷工程における条件を変更するとともに、図1に示す装置のエアサッカー5aに代えて、エアナイフ13および水切り板14を用いている。
(押出し工程)
・混練機:東芝機械製、75φ二軸押出機 TEM75SS L/D=42
・ダイ:4.5mm径×21穴 テフロン(登録商標)加工されたストランドダイス
・溶融混練〔ホッパーからスクリュー先端部までを順次9分割したバレル部(C1〜C9)(ホッパーに近い部位から順にC1〜C9)と、ヘッド(H1)と、ダイス部(D1,D2)の計12個所において、下記のとおりに温度を設定した。C1/C2/C3/C4/C5/C6/C7/C8/C9/H1/D1/D2=80℃/130℃/240℃/240℃/240℃/240℃/240℃/240℃/230℃/240℃/240℃/240℃〕
・スクリュー回転数:150rpm
・吐出量:300kg/時
(水冷工程)
・水4中でのストランド2の移動に要する時間(T):0.76秒
・ストランド2の移動速度(CT):45m/分
・水4中でのストランド2の移動距離(WL):57cm
・水槽:流水循環、水温:30℃
(水除去工程)
・水4から引上げられたストランド2が水切り板14に到達するまでの時間:0.5秒
・上記水切り板14の上記ストランド2が接触する部分に均一にエアを噴き付けるように設置したエアナイフ13を使用。
・水切り板14に到達したストランド2がエアサッカー5bに到達するまでの時間:1秒
・カッターロール10入口でのストランド2の温度:123℃
〔比較例1〕
エアサッカー(5a,5b)を使用しない他は、実施例1と同様にして、乾燥剤含有樹脂組成物ペレットを製造した。
〔比較例2〕
水4中でのストランド2の移動距離(WL)を134cmとし、水4中でのストランド2の移動に要する時間(T)を1.96秒とした他は、実施例1と同様にして、乾燥剤含有樹脂組成物ペレットを製造した。
〔比較例3〕
水4中でのストランド2の移動距離(WL)を28cmとし、水4中でのストランド2の移動に要する時間(T)を0.41秒とした他は、実施例1と同様にして、乾燥剤含有樹脂組成物ペレットを製造した。
上記実施例1〜3、比較例1〜3のペレットについて、下記の手順に従って、ペレット含水率を算出するとともに、これを製膜して得られたフィルム外観の評価を行い、後記の表1に併せて示した。
<ペレット含水率>
上記実施例1〜3、比較例1〜3のペレットをそれぞれ20個準備し、これらを150℃に熱したオーブンで5時間乾燥させた後、デシケータ内で1時間放冷した。この乾燥前後のペレット重量を測定して、その差を求め、ペレットの含水率(%)を算出した。この含水率(%)の平均を表1に示す。
<フィルム外観>
上記実施例1〜3、比較例1〜3のペレットを、それぞれ製膜し、厚み30μmのフィルムを得た。この得られたフィルムの外観を目視にて観察し、下記の項目に従って評価した。
(外観評価)
○:穴開きなし
×:穴開きあり
−:評価不能(ペレット化不可)
Figure 2013163316
上記の測定および観察の結果、実施例1〜3のペレット含水率の平均はいずれも0.2%以下であり、フィルムの外観において、穴開き等の不具合は生じなかった。一方、比較例1および2は、ペレット含水率の平均が0.2%を超えており、製膜した際のフィルムに穴開き等の不具合が生じていた。また、比較例3は、エアサッカー5b通過後のストランド2が大きくうねり、ペレット化することができなかった。
本発明の乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法は、EVOHを主成分とし、乾燥剤を含有する、含水率の低い樹脂組成物ペレットを、効率よく製造することができる。
1 混練機
2 ストランド
4 水
5a,5b エアサッカー

Claims (3)

  1. エチレン−ビニルエステル共重合体ケン化物を主成分とし、乾燥剤を含有する樹脂組成物ペレットを連続的に製造する方法であって、上記樹脂組成物を混練機で溶融混練し、ストランド状に押出す工程と、上記押出されたストランドを、水中を移動させながら水冷する工程と、上記水冷されたストランドの表面から水を取り除く工程と、上記ストランドを適宜の長さにカットする工程とを備え、上記水冷工程における水中でのストランドの移動に要する時間(T)が、下記の式(1)を満たしていることを特徴とする乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法。
    0.45秒≦T≦1.6秒・・・(1)
  2. 上記水除去工程が、エアサッカーおよびエアナイフの少なくとも一方を用いるものである請求項1記載の乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法。
  3. 上記水除去工程が、エアサッカーおよびエアナイフの少なくとも一方を複数用いるものである請求項2記載の乾燥剤含有樹脂組成物ペレットの製造方法。
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