JP2013162609A - 非接触電力伝送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】インピーダンス整合を最適化し、伝送効率の低下を軽減することができる非接触電力伝送システムを提供すること。
【解決手段】給電側コイル7及び受電側コイル9の少なくとも一方に並列に接続されて共振回路を構成するとともに容量値が可変に設けられたキャパシタ8(11)と、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離dを測定する距離測定手段13と、距離測定手段13により測定したコイル間距離dに応じてキャパシタ8(11)の容量値を調整する調整手段14(16)と、を備え、調整手段14(16)は、キャパシタ8(11)の容量値を、コイル間距離dの変動に関わらず、給電側コイル7及び受電側コイル9が常に臨界結合となるように調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、非接触電力伝送システムに関するものである。
図8は、従来の非接触電力伝送システムの概略構成を示す構成図である。非接触電力伝送システム1は、駐車場の地面等の固定体2上などに設けられた給電手段としての給電部3と、自動車4の腹部分などに設けられた受電手段としての受電部5と、給電部3の給電側バラクタ8(後述する)の両端に電圧を印加する可変電圧源12と、可変電圧源12の電圧を調整制御する制御部14と、受電部5の受電側バラクタ11(後述する)の両端に電圧を印加する可変電圧源15と、可変電圧源15の電圧を調整制御する制御部16とを備えている。
給電部3は、図8及び図9に示すように、電力が供給される給電側コイル7と、給電側コイル7に並列接続されたキャパシタとしての給電側バラクタ8と、が設けられている。給電側バラクタ8は、両端に印加される電圧に応じて静電容量値が変化するダイオードである。
受電部5は、受電側コイル9と、受電側コイル9に並列接続された受電側バラクタ11と、が設けられている。受電側バラクタ11は、両端に印加される電圧に応じて静電容量値が変化するダイオードである。
上述した非接触電力伝送システム1によれば、自動車4が給電部3に近づいて給電側コイル7と受電側コイル9とが軸方向に間隔を空けて対向したときに、給電側コイル7と受電側コイル9とが電磁誘導結合して給電部3から受電部5に非接触で電力を供給できる。
すなわち、給電側コイル7には、直流電源(不図示)からの直流電力を高周波(周波数f(Hz))電力に変換した電力が供給される。これは、直流電力は空間を伝播できないためである。高周波電力は、送電側コイル7から受電側コイル9へ自由空間伝播により伝送される。受電側コイル9に伝送された高周波電力は、整流器等(不図示)により直流電力に変換される。このようにして、送電側から受電側に直流電力を非接触で伝送することが可能となる。
給電側コイル7と受電側コイル9は、ともに同一の構成を有している。コイルの両端をポートとし、給電側コイル7の両端を給電ポート、受電側コイル9の両端を受電ポートとする。コイルと並列に接続された給電側バラクタ8及び受電側バラクタ11は、コイルとキャパシタで構成される共振回路の共振周波数調整と、ポートにおけるインピーダンス整合と、を行うために使用される。また、低周波数における効率改善のためにフェライトが併用されることがあるが、図8ではフェライトなしの構成としている。ここでは、コイルの直径が60mm、コイルを構成する銅線の直径が1.2mm、コイル巻き数が5回巻き、ポートのインピーダンスが50Ωを例にシミュレーション(モーメント法)結果で説明するが、その他の値でも有効である。
図10は、給電側バラクタ8及び受電側バラクタ11の容量値Cpを固定した場合における、給電側コイル7と受電側コイル9間の距離dを変化させた場合の、(A)周波数対伝送効率特性と、(B)周波数対反射特性とを示す。(A)の周波数対伝送効率特性において、特性曲線A〜Fは、それぞれ、距離d=2mm、4mm、6mm、8mm、12mm及び16mmの場合の伝送効率d2_(S21)2 、d4_(S21)2 、d6_(S21)2 、d8_(S21)2 、d12_(S21)2 及びd16_(S21)2 の特性を示す。また、(B)の周波数対反射特性において、特性曲線A〜Fは、それぞれ、距離d=2mm、4mm、6mm、8mm、12mm及び16mmの場合の反射d2_(S111)2 、d4_(S11)2 、d6_(S11)2 、d8_(S11)2 、d12_(S11)2 及びd16_(S11)2 の特性を示す。
図10において、給電側コイル7と受電側コイル9のコイル間距離dが、給電側コイル7と受電側コイル9との臨界結合を与える所定値になると、インピーダンス整合が最適化されて伝送効率が最大かつ反射損が最小になる(特性曲線B参照)。コイル間距離dが上記所定値より増えて疎結合になると、インピーダンス整合が取れず、反射損が増大してしまう(特性曲線C〜F参照)。また、コイル間距離dが狭すぎて過結合になった場合、共振周波数は二つに割れて帯域が狭くなるものの、二つの共振周波数においては、伝送効率及び反射損は臨界結合時とほぼ同程度になる(特性曲線A参照)。
この例では、Cp=1500pFで固定(共振周波数=2.8MHz)しているが、この値は、d=4mm(所定値)においては、最適なインピーダンス整合が得られて(反射損がない)おり、d=4mmにて最大伝送効率が得られている(臨界結合)。しかしながら、d>4mmではインピーダンス整合が得られず、反射損が増大しており、これが伝送効率の低下を引き起こしている。逆に、d<4mm、例えばd=2mm、の場合には過結合となり、共振周波数が2つに分離して帯域が狭くなる。このように、Cp固定では、距離が変化した場合に伝送効率が低下することが、従来技術の問題であった。
特開2010−259204号公報
そこで、本発明は、インピーダンス整合を最適化し、伝送効率の低下を軽減することができる非接触電力伝送システムを提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための請求項1記載の発明は、電力が供給される給電側コイル7が設けられた給電手段3と、前記給電側コイル7と電磁誘導結合する受電側コイル9が設けられた受電手段5と、を備えた非接触電力伝送システムにおいて、前記給電側コイル7及び前記受電側コイル9の少なくとも一方に並列に接続されて共振回路を構成するとともに容量値が可変に設けられたキャパシタ8(11)と、前記給電側コイル7及び前記受電側コイル9のコイル間距離dを測定する距離測定手段13(17)と、前記距離測定手段13(17)により測定したコイル間距離dに応じて前記キャパシタ8(11)の容量値を調整する調整手段14(16)と、を備え、前記調整手段14(16)は、前記キャパシタ8(11)の容量値を、前記コイル間距離dの変動に関わらず、前記給電側コイル7及び前記受電側コイル9が常に臨界結合となるように調整する、ことを特徴とする。
上述した課題を解決するための請求項2記載の発明は、請求項1記載の非接触電力伝送システムにおいて、前記距離測定手段17は、前記コイル間距離を機械的に測定する手段であることを特徴とする。
上述した課題を解決するための請求項3記載の発明は、請求項2記載の非接触電力伝送システムにおいて、前記給電部3は固定体2側に設けられ、前記受電部5は自動車4側に設けられ、前記距離測定手段17は、自動車のサスペンション43の変位量d1を測定し、前記変位量d1に基づいて前記コイル間距離dを求める
ことを特徴とする。
上述した課題を解決するための請求項4記載の発明は、請求項2記載の非接触電力伝送システムにおいて、前記給電手段3は移動体4の固定部41(45)に配置され、前記受電部5は移動体4の可動部42(46)に配置されていることを特徴とする。
上述した課題を解決するための請求項5記載の発明は、請求項4記載の非接触電力伝送システムにおいて、前記給電部3は自動車4の車体41側に設けられ、前記受電部5は自動車4のドア42側に設けられ、前記距離測定手段17は、自動車4側に設けられ、前記ドア42のドア開閉角度θを測定し、前記ドア開閉角度θに基づいて前記コイル間距離dを求めることを特徴とする。
上述した課題を解決するための請求項6記載の発明は、請求項4記載の非接触電力伝送システムにおいて、前記給電部3は自動車4のスライドシート用レール45に設けられ、前記受電部5は前記スライドシート46に設けられ、前記距離測定部17は、前記スライドシート46の変位量d2を測定し、前記変位量d2に基づいて前記コイル間距離dを求めることを特徴とする。
なお、上述の課題を解決するための手段の説明における参照符号は、以下の、発明を実施するための形態の説明における構成要素の参照符号に対応しているが、これらは、特許請求の範囲の解釈を限定するものではない。
請求項1記載の発明によれば、給電側コイル及び受電側コイルの少なくとも一方に並列に接続されて共振回路を構成するとともに容量値が可変に設けられたキャパシタと、給電側コイル及び受電側コイルのコイル間距離dを測定する距離測定手段と、距離測定手段により測定したコイル間距離dに応じてキャパシタの容量値を調整する調整手段と、を備え、調整手段は、キャパシタの容量値を、コイル間距離dの変動に関わらず、給電側コイル及び受電側コイルが常に臨界結合となるように調整するので、給電側コイル及び受電側コイルのコイル間距離が変動しても、インピーダンス整合を最適化し、伝送効率の低下を軽減することができる。
請求項2記載の発明によれば、距離測定手段は、コイル間距離を機械的に測定する手段であるので、測定を簡易かつ精確に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、給電部は固定体側に設けられ、受電部は自動車側に設けられ、距離測定手段は、自動車のサスペンションの変位量d1を測定し、変位量d1に基づいてコイル間距離dを求めるので、コイル間距離の測定を簡易かつ精確に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、給電手段は移動体の固定部に配置され、受電部は移動体の可動部に配置されているので、自動車のような移動体内における可動部へ非接触電力伝送が行うことができ、ワイヤハーネスの配索をなくすことができる。
請求項5記載の発明によれば、給電部は自動車の車体側に設けられ、受電部は自動車のドア側に設けられ、距離測定手段は、自動車側に設けられ、ドアのドア開閉角度θを測定し、ドア開閉角度θに基づいてコイル間距離dを求めるので、自動車のドアに配置されたパワーウインドウ駆動装置等へ非接触電力伝送が行うことができ、ワイヤハーネスの配索をなくすことができる。また、コイル間距離の測定を簡易かつ精確に行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、給電部は自動車のスライドシート用レールに設けられ、受電部はスライドシートに設けられ、距離測定部は、スライドシートの変位量d2を測定し、変位量d2に基づいてコイル間距離dを求めるので、自動車のスライドシートに配置されたパワーシート駆動装置等へ非接触電力伝送が行うことができ、ワイヤハーネスの配索をなくすことができる。また、コイル間距離の測定を簡易かつ精確に行うことができる。
本発明に係る非接触電力伝送システムの第1の実施形態の概略構成を示す構成図である。(第1の実施形態) 図1の非接触電力伝送システムにおける給電側コイル及び受電側コイルのコイル間距離dを変化させた場合の伝送特性を示し、(A)は周波数対伝送効率特性図、(B)は周波数対反射特性図である。(第1の実施形態) 従来技術及び本発明における伝送距離(コイル間距離)d対伝送効率特性図である。(従来技術及び第1の実施形態) 本発明に係る非接触電力伝送システムの第2の実施形態の概略構成を示す構成図である。(第2の実施形態) 図4の非接触電力伝送システムの距離測定部におけるコイル間距離の機械的測定の一例を示す模式図である。(第2の実施形態) 図4の非接触電力伝送システムの距離測定部におけるコイル間距離の機械的測定の他の例を示す模式図である。(第2の実施形態) 図4の非接触電力伝送システムの距離測定部におけるコイル間距離の機械的測定のさらに他の例を示す模式図である。(第2の実施形態) 従来の非接触電力伝送システムの一実施形態の概略構成を示す構成図である。(従来技術) 図8の非接触電力伝送システムにおける給電部及び受電部の構成を示す構成図である。(従来技術) 図8の非接触電力伝送システムにおける給電側コイル及び受電側コイル間の距離dを変化させた場合の伝送特性を示し、(A)は周波数対伝送効率特性図、(B)は周波数対反射特性図である。(従来技術)
以下、本発明の非接触電力伝送システムを図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)図1は、本発明に係る非接触電力伝送システムの第1の実施形態の概略構成を示す構成図である。なお、図8に示す従来例と同一の構成要素は、同一符号を付して説明する。
非接触電力伝送システム1は、固定体2上などに設けられた給電手段としての給電部3と、移動体である自動車4の腹(車体底部)部分などに設けられた受電手段としての受電部5と、可変電圧源12と、距離測定部13と、制御部14と、可変電圧源15と、制御部16と、を備えて構成される。
給電部3は、図5及び図6に示すように、電力が供給される給電側コイル7と、給電側コイル7に並列接続されたキャパシタとしての給電側バラクタ8と、が設けられている。給電側バラクタ8は、両端に印加される可変電圧源12からの電圧に応じて静電容量値が変化するダイオードである。
受電部5は、受電側コイル9と、受電側コイル9に並列接続された受電側バラクタ11と、が設けられている。受電側バラクタ11は、両端に印加される可変電圧源15からの電圧に応じて静電容量値が変化するダイオードである。
距離測定部13は、例えば、赤外線距離センサやUWB(Ultra Wide Band)測位センサ無線などの赤外線信号や無線信号による電気的測定手段が用いられ、固定体2から自動車4の腹部分までの距離を測定して、測定した距離から間接的に給電側コイル7及び受電側コイル9間のコイル間距離dを求める。コイル間距離dは、乗員や荷物のない状態の自動車4における距離(請求項における「所定のコイル間距離」に相当)から、乗員数や搭載荷物量に応じて距離が短くなるように変動し得る。
制御部14は、例えばCPUから構成され、距離測定部13により測定されたコイル間距離dに応じた電圧が給電側バラクタ8に印加されるように可変電圧源12を制御する調整手段として働く。
次に、上述の非接触電力伝送システム1の動作について説明する前に、本発明の基本原理について説明する。
上述の従来技術における図10から分かるように、給電側コイル7及び受電側コイル9間のコイル間距離dを変化させた場合、コイル間距離dが増えて疎結合になると、インピーダンス整合が取れず、反射損が増大してしまう。しかしながら、コイル間距離dが狭すぎて過結合になった場合、共振周波数は二つに割れて帯域が狭くなるものの、二つの共振周波数においては反射損は極めて低い。そこで、Cpを調整する際に、コイル間距離dが変動しても、給電側コイルと受電側コイルの結合が常に臨界結合状態になるように調整するというのが本発明の考え方である。
上述の考え方に基づいて、伝送される高周波電力の周波数(=給電部3及び受電部5の共振周波数)5MHz時の給電側コイル7及び受電側コイル9間のコイル間距離dを変化させた場合の伝送特性を図2に示す。図2において、(A)は周波数対伝送効率特性、(B)は周波数対反射特性である。(A)の周波数対伝送効率特性において、特性曲線A〜Fは、それぞれ、コイル間距離d=2mm、4mm、6mm、8mm、12mm及び16mmの場合の伝送効率d2_(S21)2 、d4_(S21)2 、d6_(S21)2 、d8_(S21)2 、d12_(S21)2 及びd16_(S21)2 の特性を示す。また、(B)の周波数対反射特性において、特性曲線A〜Fは、それぞれ、コイル間距離d=2mm、4mm、6mm、8mm、12mm及び16mmの場合の反射d2_(S111)2 、d4_(S11)2 、d6_(S11)2 、d8_(S11)2 、d12_(S11)2 及びd16_(S11)2 の特性を示す。
図2から分かるように、d=16mmの場合は、共振周波数fo=5MHzで給電側コイル7及び受電側コイルが臨界結合している。これに対して、距離dが16mmより小さい(2mm、4mm、6mm、8mm、12mm)場合も、給電側コイル7及び受電側コイル9がCpの調整により臨界結合しているが、それぞれの共振周波数は異なる値になっている。結果として、d=2mm〜16mmの広い範囲において、伝送効率95%以上が得られている。ただし、コイル間距離dが長くなるほど、伝送効率が若干低下していく。
本発明の具体的な設計手順としては、まず、給電側コイル7及び受電側コイル9間の最大距離d_maxを設定する(図2の場合はd_max=16mm)。このd_maxにおける臨界結合の場合の共振周波数foを求める(図2の場合は、fo=5MHz)。d<d_max(過結合)においては、給電側バラクタ8及び受電側バラクタ11の容量値Cpの調整により、給電側コイル7及び受電側コイル9が常に臨界結合となるように、すなわち伝送効率が最大値になるように調整する。コイル間距離dの変化に応じて変化する臨界結合時の共振周波数を得るために用いた給電側バラクタ8及び受電側バラクタ11の容量値Cpは、表1の通りである。
Figure 2013162609
次に、上述した給電システム1の動作について説明する。まず、制御部14は、距離測定部13により求められたコイル間距離dを取り込む。例えば、制御部14には、図示しないメモリ内に表1に示すようなコイル間距離dと給電側バラクタ8の容量値Cpとの関係を示すテーブルが予め記憶されている。制御部14は、そのテーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する給電側バラクタ8の容量値Cpを読み込んで、給電側バラクタ8の容量値Cpがその読み込んだ値になるように可変電圧源12を制御する。
さらに、制御部14は、高周波電力伝送時に高周波に、距離測定部13によって求められたコイル間距離dの情報により変調されたAM、FM、PMあるいはASK、FSK、PSK等の変調信号を多重し、多重化信号として高周波電力信号を給電部3から受電部5へ送信する。制御部16は、受電部5で受電した多重化高周波電力信号から変調信号を復調してコイル間距離dの情報を取り込む。制御部16には、図示しないメモリ内に表1に示すようなコイル間距離dと受電側バラクタ11の容量値Cpとの関係を示すテーブルが記載されている。制御部16は、そのテーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する受電側バラクタ11の容量値Cpを読み込んで、受電側バラクタ11の容量値Cpがその読み込んだ値となるように可変電圧源15を制御する。
以上のような制御により、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離が所定の値から変動しても、給電側コイル7及び給電側バラクタ8で構成される共振回路と受電側コイル9及び受電側バラクタ11で構成される共振回路の共振周波数は、常に臨界結合時の共振周波数になるので、インピーダンス整合が最適化され、伝送効率がほぼ95%以上の高効率に維持される。
上述の非接触電力伝送システム1によれば、給電側コイル7及び受電側コイル9に、容量値Cpが可変の給電側バラクタ8及び受電側バラクタ11をそれぞれ並列に接続した。給電側バラクタ8及び受電側バラクタ11の容量値Cpを変えると伝送効率が変動するため、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離dの変動に応じて給電側バラクタ8及び受電側バラクタ11の容量値Cpを変えることにより、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離dが変動しても常に臨界結合となるように制御することで、高い伝送効率で電力を非接触で供給することができる。
図3は、上述の本発明と従来技術とを、横軸を伝送距離(コイル間距離)d、縦軸を伝送効率とするグラフで比較した特性図である。従来技術(共振周波数=2.8MHZ)では、d=4mmで最大の伝送効率が得られるが、その他の距離では伝送効率が低下する。本発明では、伝送距離(コイル間距離)dの変動に対して、給電側コイル7及び受電側コイル9の結合を常に臨界結合になるように制御することにより、伝送効率はほとんど変動せずに高効率を保っている。
キャパシタの容量値Cpの変化は、バラクタを用いれば電気的に実現可能であるため、有効な制御系と組み合わせれば、本発明によりコイル間距離の変動に対してリアルタイムに追従することも可能である。また、本発明の範囲は、キャパシタの容量値の可変による距離ずれ対策であり、バラクタだけでなく、バリコン等の機械的な可変キャパシタや、並列接続した複数のキャパシタの中から選択的にスイッチで選ぶことなどによっても実現可能である。
本発明においては、フィードバック制御等を用いることで、細かいコイル間距離変動(例えば、ドアの開閉、自動車のサスペンションの上下による距離変動、乗員・荷物の多寡による距離変動など)へのきめ細かい対応が可能となる。
(第2の実施形態)図4は、本発明に係る非接触電力伝送システムの第2の実施形態の概略構成を示す構成図である。なお、図8に示す従来例及び図1に示す第1の実施形態と同一の構成要素は、同一符号を付して説明する。
図4に示す非接触電力伝送システム1は、給電部3、受電部5、可変電圧源12、制御部14、可変電圧源15及び制御部16を備えている点は図1の構成と同じであるが、図1において固定体2側に設けられていた距離測定部13に代える距離測定部17が自動車4側に設けられていることと、固定体2側及び自動車4側に、それぞれ、通信部18及び通信部19が追加されていることが異なっている。
距離測定部17は、コイル間距離が変動する給電側コイル7と受電側コイル9の間に、何らかの可動部がある場合に有効な機械的測定法によるコイル間距離の測定を行う。
図5は、コイル間距離の機械的測定法の一例を示す模式図である。図5では、自動車4における乗員数・搭載荷物量の多寡によるサスペンション43の上下動によるサスペンションの両端部の距離d1の変動を距離測定部17で機械的に測定し、測定結果を電気信号に変換し、この電気信号からコイル間距離dを求める。機械的測定のための測定装置は、例えば、レーザーを用いたものやラック&ピニオン歯車で回転数をカウントするもの等の機械的な位置センサを用いることができる。制御部16には、図示しないメモリ内に、乗員・荷物なしの場合の固定体2上の給電部3と自動車4内の給電部5におけるコイル間距離dが、上記距離d1の変動により変化した場合の、表1に示すような、コイル間距離dとそれに対応する受電側バラクタ11の容量値Cpとの関係を示すテーブルが予め記憶されている。
制御部16は、上記テーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する受電側バラクタ11の容量値Cpを読み込んで、受電側バラクタ11の容量値Cpがその読み込んだ値になるように可変電圧源15を制御すると共に、通信部19を介して、固定体2側の通信部18へ距離d1の情報を通信する。
固定体2側の制御部14は、通信部18を介して距離d1の情報を受信する。制御部14には、図示しないメモリ内に、乗員・荷物なしの場合の固定体2上の給電部3と自動車4内の給電部3におけるコイル間距離dが、上記距離d1の変動により変化した場合の、表1に示すような、コイル間距離dとそれに対応する給電側バラクタ9の容量値Cpとの関係を示すテーブルが予め記憶されている。制御部16は、上記テーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する給電側バラクタ9の容量値Cpを読み込んで、給電側バラクタ9の容量値Cpがその読み込んだ値になるように可変電圧源12を制御する。
以上のような制御により、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離が変動しても、給電側コイル7及び給電側バラクタ8で構成される共振回路と受電側コイル9及び受電側バラクタ11で構成される共振回路の共振周波数は、常に臨界結合時の共振周波数になるので、インピーダンス整合が最適化され、伝送効率が高効率に維持される。また、サスペンションの変動を機械的に測定することにより、コイル間距離dの変動を検出できるため、コイル間距離(伝送距離)の測定が簡易かつ精確にできる。
図6は、コイル間距離の機械的測定法の他の例を示す模式図である。図6では、非接触電力伝送システム全体が移動体としての自動車4に設置された例を示し、給電部3を含む給電系(可変電圧源12、制御部14、通信部18等)が自動車4の固定部である車体41(例えば、ピラー部)に配置され、受電部5を含む受電系(可変電圧源15、制御部16、通信部19等)が自動車4の可動部であるドア42に配置されている。ドア42には、図示しないパワーウインドウ駆動装置が組み込まれており、このパワーウインドウ駆動装置へ非接触電力伝送が行われる。この例では、自動車のドア42の開閉によるドア開閉角度θの変動を機械的に測定し、測定結果を電気信号に変換し、この電気信号からコイル間距離dを求める。機械的測定のための測定装置は、例えば、レーザーを用いたもの等の機械的な角度センサを用いることができる。制御部16には、図示しないメモリ内に、ドア閉時の給電部3と受電部5におけるコイル間距離dが、上記ドア開閉角度θの変動により変化した場合の、表1に示すような、コイル間距離dとそれに対応する受電側バラクタ11の容量値Cpとの関係を示すテーブルが予め記憶されている。
制御部16は、上記テーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する受電側バラクタ11の容量値Cpを読み込んで、受電側バラクタ11の容量値Cpがその読み込んだ値になるように可変電圧源15を制御すると共に、通信部19を介して、固定体2側の通信部18へドア開閉角度θの情報を通信する。
固定体2側の制御部14は、通信部18を介してドア開閉角度θの情報を受信する。制御部14には、図示しないメモリ内に、給電部3と受電部5におけるコイル間距離dが、上記ドア開閉角度θの変動により変化した場合の、表1に示すような、コイル間距離dとそれに対応する給電側バラクタ9の容量値Cpとの関係を示すテーブルが予め記憶されている。制御部16は、上記テーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する給電側バラクタ9の容量値Cpを読み込んで、給電側バラクタ9の容量値Cpがその読み込んだ値になるように可変電圧源12を制御する。
以上のような制御により、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離が変動しても、給電側コイル7及び給電側バラクタ8で構成される共振回路と受電側コイル9及び受電側バラクタ11で構成される共振回路の共振周波数は、常に臨界結合時の共振周波数になるので、インピーダンス整合が最適化され、伝送効率が高効率に維持される。また、ドア開閉角度の変動を機械的に測定することにより、コイル間距離dの変動を検出できるため、コイル間距離(伝送距離)の測定が簡易かつ精確にできる。特に、ドア開閉角度が小さい場合には、ドア開閉角度θ[rad.]からコイル間距離dへの変換は容易であり、図中に示すd=rθ(rはドア開閉の半径)で近似できる。ドア開閉角度θが大きくなると、横ずれ・角度ずれも含めた補正が必要となるが、計算そのものは幾何学的に可能である。
図7は、コイル間距離の機械的測定法のさらに他の例を示す模式図である。図7では、図6と同様に、非接触電力伝送システム全体が移動体としての自動車4に設置されており、給電部3を含む給電系(可変電圧源12、制御部14、通信部18等)が、自動車4の車体44上の固定されたスライドシート用レール45上に立設された固定部45bに配置され、受電部5を含む受電系(可変電圧源15、制御部16、通信部19等)が、スライドシート用レール45上をスライドするスライドシート46の脚部46bに配置されている。スライドシート46には、図示しないパワーシート駆動装置が組み込まれており、このパワーシート駆動装置へ非接触電力伝送が行われる。この例では、スライドシート46のスライドによる、レール先端部45aとスライドシート46の前端部46a間の距離である変位量d2の変動を機械的に測定し、測定結果を電気信号に変換し、この電気信号からコイル間距離dを求める。機械的測定のための測定器具は、例えば、レーザーを用いたものやラック&ピニオン歯車で回転数をカウントするもの等の機械的な位置センサを用いることができる。制御部16には、図示しないメモリ内に、スライドシート基準位置における給電部3と受電部5におけるコイル間距離dが、上記変位量d2の変動により変化した場合の、表1に示すような、コイル間距離dとそれに対応する受電側バラクタ11の容量値Cpとの関係を示すテーブルが予め記憶されている。
制御部16は、上記テーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する受電側バラクタ11の容量値Cpを読み込んで、受電側バラクタ11の容量値Cpがその読み込んだ値になるように可変電圧源15を制御すると共に、通信部19を介して、固定体2側の通信部18へ変位量d2の情報を通信する。
固定体2側の制御部14は、通信部18を介して変位量d2の情報を受信する。制御部14には、図示しないメモリ内に、固定体2上の給電部3と自動車4内の給電部3におけるコイル間距離dが、レール先端部45aとスライドシート46の前端部46a間の距離である変位量d2により変化した場合の、表1に示すような、コイル間距離dとそれに対応する給電側バラクタ9の容量値Cpとの関係を示すテーブルが予め記憶されている。制御部16は、上記テーブルから取り込んだコイル間距離dに対応する給電側バラクタ9の容量値Cpを読み込んで、給電側バラクタ9の容量値Cpがその読み込んだ値になるように可変電圧源12を制御する。
以上のような制御により、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離が変動しても、給電側コイル7及び給電側バラクタ8で構成される共振回路と受電側コイル9及び受電側バラクタ11で構成される共振回路の共振周波数は、常に臨界結合時の共振周波数になるので、インピーダンス整合が最適化され、伝送効率が高効率に維持される。また、スライドシートの位置変化を機械的に測定することにより、コイル間距離dの変動を検出できるため、コイル間距離(伝送距離)の測定が簡易かつ精確にできる。
以上の通り、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、種々の変形、応用が可能である。かかる変形、応用によってもなお本考案の構成を具備する限り、勿論、本考案の範疇に含まれるものである。
例えば、上述の第1の実施形態では、距離測定部13が測定したコイル間距離dの情報を自動車4側へ送信していたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、上記コイル間距離dに応じた給電側バラクタ8の容量Cの情報を送信するようにしてもよい。
また、上述した第1の実施形態では、電力伝送時に距離情報を高周波電力信号に多重して受電部に送信しているが、これに代えて、電力伝送の高周波とは別の周波数で通信して、距離情報をやりとりすることもできる。
また、上述した実施形態では、給電側コイル7及び受電側コイル9のコイル間距離が変動しても、給電側コイル7及び給電側バラクタ8で構成される共振回路と受電側コイル9及び受電側バラクタ11で構成される共振回路の共振周波数が常に臨界結合時の共振周波数になるように制御しているが、コイル間距離に応じて臨界結合時の共振周波数が変わるため、それに追従して、給電する高周波電力の周波数も、コイル間距離に応じた臨界結合時の共振周波数と一致させるように制御してもよい。
また、上述した実施形態では、給電側コイル7及び受電側コイル9に、それぞれ並列に給電側バラクタ8、受電側バラクタ11を接続していたが、本発明はこれに限ったものではない。例えば、受電側バラクタ11を無くして、給電側コイル7のみに並列に給電側バラクタ8を設けて、この給電側バラクタ8の容量を調整するようにしてもよい。また、給電側バラクタ8を無くして、受電側コイル9のみに並列に受電側バラクタ11を設けて、この受電側バラクタ11の容量を調整するようにしてもよい。
また、上述した第2の実施形態における図6及び図7の機械的測定法は、第1の実施形態でも実施可能である。この場合は、給電部3を含む給電系(可変電圧源12、距離測定部13、制御部14等)が、自動車4の固定部に配置され、受電部5を含む受電系(可変電圧源15、制御部16等)が自動車4の可動部に配置される。
また、他の実施形態として、各々のポートにおいてターゲット周波数の反射損をモニタして、反射損を最小にするような制御も可能である。
3 給電部(給電手段)
5 受電部(受電手段)
7 給電側コイル
8 給電側バラクタ(キャパシタ)
9 受電側コイル
11 受電側バラクタ(キャパシタ)
12 可変電圧源(調整手段の一部)
13 距離測定部(距離測定手段)
14 制御部(調整手段の一部)
15 可変電圧源(調整手段の一部)
16 制御部(調整手段の一部)
17 距離測定部(距離測定手段)
41 車体
42 ドア
43 サスペンション
45 スライドシート用レール
46 スライドシート

Claims (6)

  1. 電力が供給される給電側コイルが設けられた給電手段と、前記給電側コイルと電磁誘導結合する受電側コイルが設けられた受電手段と、を備えた非接触電力伝送システムにおいて、
    前記給電側コイル及び前記受電側コイルの少なくとも一方に並列に接続されて共振回路を構成するとともに容量値が可変に設けられたキャパシタと、
    前記給電側コイル及び前記受電側コイルのコイル間距離を測定する距離測定手段と、
    前記距離測定手段により測定したコイル間距離に応じて前記キャパシタの容量値を調整する調整手段と、を備え、
    前記調整手段は、前記キャパシタの容量値を、前記コイル間距離の変動に関わらず、前記給電側コイル及び前記受電側コイルが常に臨界結合となるように調整する、
    ことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  2. 請求項1記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記距離測定手段は、前記コイル間距離を機械的に測定する手段である
    ことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  3. 請求項2記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記距離測定部は、自動車のサスペンションの変位量を測定し、前記変位量に基づいて前記コイル間距離を求める
    ことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  4. 請求項2記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記給電手段は移動体の固定部に配置され、
    前記受電部は移動体の可動部に配置されている
    ことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  5. 請求項4記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記給電部は自動車の車体側に設けられ、
    前記受電部は自動車のドア側に設けられ、
    前記距離測定部は、自動車側に設けられ、前記ドアのドア開閉角度を測定し、前記ドア開閉角度に基づいて前記コイル間距離を求める
    ことを特徴とする非接触電力伝送システム。
  6. 請求項4記載の非接触電力伝送システムにおいて、
    前記給電部は自動車のスライドシート用レールに設けられ、
    前記受電部は前記スライドシートに設けられ、
    前記距離測定部は、前記スライドシートの変位量を測定し、前記変位量に基づいて前記コイル間距離を求める
    ことを特徴とする非接触電力伝送システム。
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