JP2013162394A - 画像評価装置、画像評価方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】画像サイズが目論見からずれた評価用チャートが得られた場合であっても、その評価用チャートを効率的に且つ精度良く自動測定可能な画像評価装置、画像評価方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】標準画像領域Rsの中から指定された、定量化の対象である複数の関心領域116についての標準位置情報をそれぞれ取得する。標準画像領域Rsに対する測定画像領域Rm1、Rm2のサイズ比である画像倍率(ηx、ηy)を算出する。そして、取得された標準位置情報と算出された画像倍率(ηx、ηy)とに基づいて、測定画像領域Rm1、Rm2に応じた複数の関心領域120、122についての位置情報を算出する。
【選択図】図6

Description

この発明は、記録媒体上に形成された評価用チャートを電子的に読み取った画像データを取得し、該画像データに基づいてこの評価用チャートの品質を定量化する画像評価装置、画像評価方法及びプログラムに関する。
従来から、記録媒体上に形成された評価用チャートを、効率的に且つ精度良く自動測定するための技術が種々提案されている。
特許文献1では、位置決めマークが付された評価用チャートを電子的に読み取り、画像データ領域内の位置決めマークの位置を検出し、予め記憶されている基準位置との相対関係から、測定対象であるチャート領域の実在位置を算出する装置及び方法が提案されている。これにより、チャート領域の位置を精度良く得られる旨が記載されている。
特開2002−120357号公報(請求項7、段落[0090])
ところで、装置構成が異なる画像形成システムに対して、同一の画像データを供給して評価用チャートをそれぞれ形成した場合、実際の画像サイズが目論見(理想値)から僅かにずれる場合がある。特に、RIP(Raster Imaging Processor)の画像処理エンジン及び印刷装置の組み合わせに応じて、画像サイズが変化する傾向がみられた。
しかしながら、特許文献1で提案された装置及び方法では、画像全体のサイズが不変である場合に一定の効果があるものの、画像全体のサイズが変動する場合には功を奏しない。その結果、評価用チャート上の測定箇所に位置ずれが生じ、正確な測定結果が得られないという問題があった。例えば、複雑なレイアウトからなる多数のテストパターンが形成された評価用チャートを用いる場合、上記した位置ずれの影響が特に顕在化する。
この解決策の一例として、RIP及び印刷装置の組み合わせにそれぞれ適した補正パラメータ等を準備し、メモリに予め記憶しておく方法が考えられる。しかし、この場合、記憶に必要なデータ容量は組み合わせの総数に比例して増加するため、好ましい解決策ではない。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、画像サイズが目論見からずれた評価用チャートが得られた場合であっても、その評価用チャートを効率的に且つ精度良く自動測定可能な画像評価装置、画像評価方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る画像評価装置は、記録媒体上に形成された評価用チャートを電子的に読み取った画像データを取得し、該画像データに基づいて前記評価用チャートの品質の定量化をする装置であって、前記評価用チャートにおける標準サイズの画像領域である標準画像領域の中から指定された、前記定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得する標準位置情報取得部と、前記標準画像領域に対する、前記画像データが表す測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出する画像倍率算出部と、前記標準位置情報取得部により取得された前記標準位置情報と、前記画像倍率算出部により算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出する位置情報算出部とを有することを特徴とする。
このように、標準画像領域の中から指定された、定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得する標準位置情報取得部と、前記標準画像領域に対する測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出する画像倍率算出部と、取得された前記標準位置情報と算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出する位置情報算出部とを設けたので、画像サイズが目論見からずれた評価用チャートが得られた場合であっても、算出された画像倍率を考慮することで各関心領域の位置を目論見通りに指定可能である。これにより、評価用チャートを効率的に且つ精度良く自動測定できる。複雑なレイアウトからなる多数のテストパターンが形成された評価用チャートを用いる場合、特に効果的である。さらに、画像サイズの変動に関わらず、1種類の評価用チャートにつき1種類の標準位置情報のみ取得すればよく、記憶に必要なデータ容量が少なくて済むので便宜である。
また、前記評価用チャートを第1の画像解像度で電子的に読み取った別の画像データを取得し、前記画像データは、前記第1の画像解像度よりも高い第2の画像解像度で、前記評価用チャートを電子的に読み取った画像データであり、前記画像倍率算出部は、前記標準画像領域に対する前記別の画像データが表す画像領域のサイズ比に、前記第1の画像解像度に対する前記第2の画像解像度の比を乗算して前記画像倍率を算出することが好ましい。これにより、実際の測定・評価に供される高解像度の画像データをそのまま使用する場合と比べて、各関心領域についての位置情報を算出するための演算量を少なくすることができる。
さらに、前記評価用チャート上には、位置決めマークが少なくとも1つ配されており、前記画像倍率算出部は、前記測定対象の画像領域の中に存在する前記位置決めマークの位置に基づいて前記画像倍率を算出することが好ましい。
さらに、前記評価用チャート上には、基準位置を示す基準マーク、前記基準位置と異なる位置をそれぞれ示す第1マーク及び第2マークが少なくとも配されており、前記基準マークは、前記基準マーク及び前記第1マークを結ぶ線分と、前記基準マーク及び前記第2マークを結ぶ線分とが直交する位置関係下に配置されていることが好ましい。
さらに、前記測定対象の画像領域の中から前記位置決めマークの位置を検出するマーク検出部をさらに有することが好ましい。
本発明に係る画像評価方法は、記録媒体上に形成された評価用チャートを電子的に読み取った画像データを取得し、該画像データに基づいて前記評価用チャートの品質の定量化をする方法であって、前記評価用チャートにおける標準サイズの画像領域である標準画像領域の中から指定された、前記定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得するステップと、前記標準画像領域に対する、前記画像データが表す測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出するステップと、取得された前記標準位置情報と算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出するステップとを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、記録媒体上に形成された評価用チャートを電子的に読み取った画像データを取得し、該画像データに基づいて前記評価用チャートの品質の定量化をするためのプログラムであって、コンピュータを、前記評価用チャートにおける標準サイズの画像領域である標準画像領域の中から指定された、前記定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得する標準位置情報取得部、前記標準画像領域に対する、前記画像データが表す測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出する画像倍率算出部、前記標準位置情報取得部により取得された前記標準位置情報と、前記画像倍率算出部により算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出する位置情報算出部として機能させることを特徴とする。
本発明に係る画像評価装置、画像評価方法及びプログラムによれば、標準画像領域の中から指定された、定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得し、前記標準画像領域に対する測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出し、取得された前記標準位置情報と算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出するようにしたので、画像サイズが目論見からずれた評価用チャートが得られた場合であっても、算出された画像倍率を考慮することで各関心領域の位置を目論見通りに指定可能である。これにより、評価用チャートを効率的に且つ精度良く自動測定できる。複雑なレイアウトからなる多数のテストパターンが形成された評価用チャートを用いる場合、特に効果的である。さらに、画像サイズの変動に関わらず、1種類の評価用チャートにつき1種類の標準位置情報のみ取得すればよく、記憶に必要なデータ容量が少なくて済むので便宜である。
本実施の形態に係る画像評価装置を組み込んだ画像評価システムの概略構成図である。 図1に示す画像評価装置の電気的なブロック図である。 図1及び図2に示す画像評価装置の動作説明に供されるフローチャートである。 図1に示す評価用チャートの概略正面図である。 図4に示す評価用チャートの部分詳細図である。 図3のステップS3における測定条件の決定方法を説明する詳細フローチャートである。 測定条件ファイルのデータ構造を表す概略説明図である。 図5に示す1つのサブパターンの拡大模式図である。 図9A及び図9Bは、画像倍率の算出方法を模式的に表す説明図である。 図10A〜図10Cは、関心領域についての位置情報の算出方法を模式的に表す説明図である。
以下、本発明に係る画像評価方法について、それを実施する画像評価装置及び画像評価システムとの関係において好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。本明細書において、画像を形成することを「印刷」という場合がある。
図1は、本実施の形態に係る画像評価装置32を組み込んだ画像評価システム12の概略構成図である。本図に示すように、印刷物生産システム10及び画像評価システム12は、ネットワーク14を介して相互に接続されている。
印刷物生産システム10内には、ネットワーク14との接続を中継する機器であるルータ16と、校正データ(又は製版データ)に基づいてラスタライズ処理や色変換処理等の各画像処理を実行するRIP装置18と、RIP装置18から送信された製版データに基づいて印刷するデジタル印刷機20と、図示しない刷版を装着して印刷物22(評価用チャート22cを含む。)を印刷可能であるオフセット印刷機24とがそれぞれ設けられている。
デジタル印刷機20は、図示しない刷版を作製することなく、被印刷体(記録媒体)上に画像を直接的に形成し、印刷物22を得るための装置である。画像出力方式としては、インクジェットカラープルーファやカラーレーザプリンタ(電子写真方式)等を用いてもよい。オフセット印刷機24は、図示しない刷版及び中間転写体を介して、インキを被印刷体上に付着させることで、印刷物22を形成する。
画像評価システム12は、印刷物生産システム10で生産された評価用チャート22cの品質(画質及び画像品位)を定量化するためのシステムである。
画像評価システム12内には、ネットワーク14との接続を中継する機器であるルータ26と、内部ネットワーク又は外部ネットワークに属する各端末装置からアクセス可能なサーバ装置28と、評価用チャート22cの測定を行う測定システム30と、評価用チャート22cを電子的に読み取った画像データId(図2参照)に基づいて評価用チャート22cの品質を定量化する画像評価装置32と、画像評価装置32により得た評価用チャート22cの測定結果を閲覧するための作業端末34とがそれぞれ設けられている。
サーバ装置28は、評価用チャート22cの測定・評価に関する各種データを一元的に管理するための装置である。サーバ装置28は、画像評価システム12内に構築されたLAN(Local Area Network)36を介して、画像評価装置32及び作業端末34に通信可能に接続されている。また、サーバ装置28は、ルータ26及びネットワーク14を介して、印刷物生産システム10内の作業端末(本図例ではRIP装置18)に通信可能に接続されている。
測定システム30は、評価用チャート22cを光学的に読み取ることで、評価用チャート22cの光学的情報(例えば、二次元的な画像データId)を取得する。本図例では、測定システム30は、スキャナ装置38、光学顕微鏡40、光沢度計42、及び測色計44で構成されている。なお、測定装置の構成及び種類はこれらに限られることなく、種々の装置を採用してもよい。例えば、スキャナ装置38は、反射原稿の読み取りに供されるフラットベッドスキャナ、透過原稿の読み取りに供されるフイルムスキャナであってもよい。
図2は、図1に示す画像評価装置32の電気的なブロック図である。
画像評価装置32は、制御部50と、通信I/F52と、表示制御部54と、表示部56と、入力部58と、通信I/F60と、メモリ62とを備える。
通信I/F52は、外部装置からの電気信号を送受信するインターフェースである。これにより、画像評価装置32は、例えばサーバ装置28(図1参照)との間で各種データファイルを送受信可能である。
表示制御部54は、制御部50の制御に従って、表示部56を駆動制御する制御回路である。表示制御部54が、図示しないI/Fを介して、表示制御信号を表示部56に出力することで、表示部56が駆動する。これにより、表示部56は各種画像を表示することができる。
入力部58は、マウス、トラックボール、キーボード等の種々の入力デバイスで構成される。上記した表示部56の表示機能と、入力部58の入力機能とを併せて用いることで、ユーザ・インターフェースを実現する。
通信I/F60は、測定システム30内の各測定デバイスとの間で、測定に関する各種データを送受信するインターフェースである。実際には、画像評価装置32と各測定デバイスとの間で各通信I/Fを介して電気的に接続されている。ここでは、説明の便宜のため、1つのI/F(通信I/F60)として表記している。
メモリ62は、制御部50が各構成要素を制御するのに必要なプログラム及びデータ等を記憶している。本図例では、評価用チャート22cを表す画像データId(あるいは、Id1、Id2)、測定条件ファイル64及びフォーマット情報66がそれぞれ図示されている。なお、メモリ62は、不揮発性のメモリ、ハードディスク等の記録媒体であってよい。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサによって構成されている。制御部50は、メモリ62に格納されたプログラムを読み出し実行することで、測定条件決定部68、画像定量部70及び保存用データ作成部72の各機能を実現可能である。
測定条件決定部68は、評価用チャート22cの種類及び画像データIdの取得状態に応じた測定条件を決定する。具体的には、測定条件決定部68は、画像データIdが表す画像領域内から特定形状のマーク(以下、特定マークという。)を検出する特定マーク検出部74と、検出された特定マーク(図4のバーコード104、位置決めマーク106等)を解析するマーク解析部76と、標準サイズの画像領域である標準画像領域Rs内の複数の関心領域116(図10A参照)についての位置情報である標準位置情報を取得する標準位置情報取得部78と、標準画像領域Rsに対する測定画像領域Rm1等(測定対象の画像領域)のサイズ比である画像倍率(ηx、ηy)を算出する画像倍率算出部80と、画像倍率ηx、ηyと上記した標準位置情報とに基づいて、測定画像領域Rm1等に応じた複数の関心領域120(図10B参照)の位置情報を算出する位置情報算出部82とを備える。
画像定量部70は、画像データIdから複数の関心領域120をそれぞれ切り出し、予め指定された評価項目毎に定量化し、評価値を得る。評価項目として、公知の評価指標を用いることができる。例えば、ノイズ・粒状性、NPS(Noise Power Spectrum)、面内の色均一性、CTF(Contrast Transfer Function)、MTF(Modulation Transfer Function)、アキュータンス、階調性、色再現性、バンディング、筋むら、ラジェッドネス、画像歪みが挙げられる。
保存用データ作成部72は、所定のデータフォーマットに従って、画像定量部70による定量化で得られた各評価値を配列し、保存用のデータファイル(以下、測定結果ファイルという。)を作成する。なお、データフォーマットは、独自に定義した形式であってもよいし、汎用の表計算ソフトウェアを用いてそのまま閲覧可能な形式に合わせてもよい。
本実施の形態に係る画像評価装置32は、以上のように構成される。続いて、画像評価装置32の動作について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS1において、画像評価装置32は、評価用チャート22cの品質を定量化するため、少なくとも1つの測定条件ファイル64を準備する。例えば、制御部50は、サーバ装置28から測定条件ファイル64をダウンロードし、メモリ62に一時的に記憶させる。評価用チャート22cの種類が複数存在する場合は、その描画形態に適した測定条件ファイル64を準備することが好ましい。なお、測定条件ファイル64のデータ構造に関しては後述する(図7参照)。
ステップS2において、ユーザとしての画像評価者は、品質の定量化対象である評価用チャート22cを取得する。図1例では、印刷業者は、印刷物生産システム10内に設置されたオフセット印刷機24を用いて評価用チャート22cを印刷し、該評価用チャート22cを画像評価システム12が設けられた場所に送付する。
図4は、図1に示す評価用チャート22cの概略正面図である。図5は、図4に示す評価用チャート22cの部分詳細図である。
図4に示すように、記録媒体としての矩形状の用紙100上には、12個のテストパターン102a〜102lが配置されている。説明の便宜上、詳細の図示を省略しているが、ハッチングが付された各領域内には、品質の定量化に適したパターンがそれぞれ形成されている。例えば、色再現性等を評価する場合は色が異なる複数のカラーパッチが形成され、階調カーブの滑らかさを評価する場合はグラデーション画像が形成される。以下、テストパターンの描画形態の具体例を示す。
図5に示すように、テストパターン102kは、画像の鮮鋭性を評価するための単色毎のCTFチャート107c、107m、107y、107kを有する。C単色で形成されたCTFチャート107cは、複数の細線(縦線又は横線)の集合体であるサブパターン108を合計22個備えている。なお、M単色、Y単色、K単色でそれぞれ形成されたCTFチャート107m、107y、107kについても、CTFチャート107cの構成と同様である。
各サブパターン108は、CTFチャート107cの上下方向に対して略等間隔に配置されている。図示の便宜のため、上から3個目までのサブパターン108については詳細の形状を表記し、残余のサブパターン108についてはその輪郭のみを表記している。本図から諒解されるように、CTFチャート107cの上側から下側にかけて、サブパターン108内の細幅が徐々に小さくなっている。すなわち、CTFチャート107cの上側から下側にかけて、評価対象である空間周波数(単位:Cycle/mm)が次第に高くなっている。
図4に戻って、用紙100上には、テストパターン102a〜102lの他、左右方向に延在するバーコード104と、3つの位置決めマーク106(基準マーク)、106h、106v(第1、第2マーク)とがさらに配置されている。用紙100の左下側に存するバーコード104は、符号化された管理情報(評価用チャート22cの種類、画像形成条件等)を表すコードマークである。用紙100の3つの隅部に存する位置決めマーク106、106h、106vは、画像データIdが表す画像領域内における評価用チャート22cの位置・姿勢を検出するためのマークである。なお、位置決めマーク106は、位置決めマーク106、106hを結ぶ線分と、位置決めマーク106、106vを結ぶ線分とが直交する位置関係下に配置されている。
ところで、画像データIdを可視化した結果、測定対象の画像領域(以下、測定画像領域Rm1、Rm2という。)において、図4及び図5と略同じ形態の可視画像が得られる。以下、発明の理解を容易にするため、評価用チャート22c上の描画オブジェクトと、画像データId上の描画オブジェクトとを区別しないで説明する場合がある。同様に、用紙100が表す画像領域と、測定画像領域Rm1、Rm2とを区別しないで説明する場合がある。
ステップS3において、測定条件決定部68は、評価用チャート22cの種類及び画像データIdの取得状態に応じた測定条件を決定する。以下、ステップS3における測定条件決定部68の具体的動作について、図6のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。本実施の形態では、スキャナ装置38を用いた測定・評価について説明するが、その他の測定デバイス(例えば、顕微鏡40)を用いても同様である。
図6に示すステップS31において、スキャナ装置38は、評価用チャート22cの画像の読み取り(プレスキャン)を行うことで、画像解像度がr1[dpi(dot per inch)](第1の画像解像度)である画像データId1を得る。なお、「プレスキャン」とは、相対的に低い画像解像度で読み取るモードを意味する。これに対して、後述する「本番スキャン」とは、相対的に高い画像解像度r2[dpi](第2の画像解像度;r2>r1)で読み取り、画像データId2を得るモードを意味する。
ステップS32において、測定条件決定部68は、画像データId1が表す測定画像領域Rm1内からバーコード104を検出・解析する。具体的には、特定マーク検出部74は、測定画像領域Rm1の中にバーコード104が存在するか否かを検出する。そして、マーク解析部76は、検出されたバーコード104の画像部位からコード情報を取得し、既知のバーコード規格に従って復号化する。ここでは、マーク解析部76は、評価用チャート22cの種類(例えば、識別番号)を得たとする。
ステップS33において、測定条件決定部68は、ステップS32で得た評価用チャート22cの識別番号に応じて、メモリ62に記憶された複数の測定条件ファイル64の中から1つのファイルを選択し、読み出す。
図7例に示すように、測定条件ファイル64のデータ構造は、各測定・評価に共通する情報である基本情報、位置決めマーク106等に関する情報である位置決め情報、標準画像領域Rs(画像解像度r0[dpi])内における各関心領域116の標準的な位置情報である標準位置情報、及び、各関心領域116での解析条件に関する情報である解析条件情報で構成される。なお、測定条件のデータ構造は、本図例に限られることなく、自由に設計変更してもよいことは言うまでもない。
ところで、本明細書中における「標準画像領域」とは、測定条件ファイル64の内部で定義された所定のサイズ及び画像解像度を有する仮想的な画像領域を意味する。画像解像度r0が既知である限り、画像解像度r0は任意の値を採ってもよい。この場合、標準位置情報との関係から、各関心領域116の実際位置(評価用チャート22c上の位置)を一意に特定できるからである。また、後述するように、読み取りの画像解像度(r1、r2)にかかわらず、共通する標準位置情報を用いることができる。
基本情報として、関心領域116の総数(N個)、画像データIdのファイル名、画像解像度(r1、r2)等が挙げられる。位置決め情報として、位置決めマーク106、106h、106vの種類、位置(例えば、標準画像領域Rs内の位置であって、画素数に換算した値)等が挙げられる。標準位置情報として、各関心領域116における原点位置、サイズ、回転角度等が挙げられる。解析条件情報として、各関心領域116における解析モジュール名(評価項目)、当該解析モジュールの引数(例えば、画像解像度r2)等が挙げられる。
図8は、図5に示す1つのサブパターン108の拡大模式図である。本図のサブパターン108は、X軸方向に延在する3つの細線110、112、114で構成されている。ここで、矩形状の関心領域116は、3つの細線110、112、114をそれぞれ跨ぐように設けられている。図7に示すデータ構造によれば、この関心領域116の位置情報として、原点位置Pが(x,y)、サイズが(Lh,Lv)、回転角度が0[度]の各値がそれぞれ格納されることになる。
ステップS34において、特定マーク検出部74は、測定画像領域Rm1内から位置決めマーク106等をそれぞれ検出する。特定マーク検出部74は、位置決め情報(図7参照)を参照しながら、測定画像領域Rm1の左上隅部にある菱形状の位置決めマーク106と、その右上隅部にある円形状の位置決めマーク106hと、その左下隅部にある円形状の位置決めマーク106vとをそれぞれ検出する。なお、位置決めマークの個数は3つに限られず、少なくとも1つ存在すればよい。例えば、評価用チャート22cの隅部にL字状のマークを設けたり、評価用チャート22cの周縁部に沿って矩形状の枠を設けたりすることで、後述する位置決め機能を実現できる。
ステップS35において、特定マーク検出部74は、位置決め情報(図7参照)等により指定された個数(図4例では3個)の位置決めマーク106等を検出できたか否かを判別する。すべて検出できたと判別された場合、次のステップ(S36)に進む。
ステップS36において、画像倍率算出部80は、標準画像領域Rsに対する、測定画像領域Rm1、Rm2のサイズ比である画像倍率(ηx、ηy)を算出する。この算出の具体的方法について、図9A及び図9Bを参照しながら説明する。
図9Aに示すように、標準画像領域Rsは、二次元的に配置された画素のX0−Y0座標空間(以下、標準座標空間ともいう。)を表している。そして、破線で示す位置決めマーク106、106h、106vの配置位置は、標準座標空間上において予め指定されている。基準位置118と第1位置118hとの距離はa0[pix]であり、基準位置118と第2位置118vとの距離はb0[pix]であったとする。
図9Bに示すように、測定画像領域Rm1は、画像データId1が備える複数の画素のX1−Y1座標空間(以下、第1座標空間ともいう。)を表している。この場合、画像倍率算出部80は、第1座標空間上における位置決めマーク106の中心画素と、位置決めマーク106hの中心画素との間の距離を算出する。その結果、画素数に換算した距離a[pix]が得られる。同様に、画像倍率算出部80は、位置決めマーク106の中心画素と、位置決めマーク106vの中心画素との間の距離、具体的には、画素数に換算した距離b[pix]を算出する。この場合、X軸方向の画像倍率ηx、及びY軸方向の画像倍率ηyは、次の(1)式及び(2)式で表される。
ηx=a/a0 ‥‥(1)
ηy=b/b0 ‥‥(2)
ところで、本実施の形態では、複数の関心領域120(図10B参照)の位置を決定するための画像データId1の画像解像度r1は、評価用チャート22cの測定・評価を実行するための画像データId2の画像解像度r2と異なっている。つまり、算出された位置情報を、後の測定の際にそのまま使用することができない。そこで、画像倍率算出部80は、(1)式及び(2)式の各右辺に対して、画像解像度の比(=r2/r1)を乗算して画像倍率を算出する。すなわち、画像倍率(ηx、ηy)は、次の(3)式及び(4)式で表される。
ηx=(a/a0)・(r2/r1) ‥(3)
ηy=(b/b0)・(r2/r1) ‥(4)
ところで、ステップS35に戻って、指定された個数の位置決めマーク106等をすべて検出できなかったと判別された場合、画像倍率算出部80は、画像倍率(ηx、ηy)をηx=ηy=(r2/r1)として決定する(ステップS37)。なお、プレスキャン及び本番スキャンにおける画像解像度が同じである場合、ηx=ηy=1である。
ステップS38において、位置情報算出部82は、ステップS36、S37で算出された画像倍率(ηx、ηy)と、ステップS33で取得された標準画像領域Rs内での各関心領域116の標準位置情報とに基づいて、測定画像領域Rm1、Rm2内での各関心領域120、122の位置情報をそれぞれ算出する。以下、具体的な算出方法について、図10A〜図10Cを参照しながら説明する。
図10Aに示す標準画像領域Rs内(標準座標空間上)において、1つの関心領域116の原点位置をP0(x0,y0)とする。図10Bに示す測定画像領域Rm1内(第1座標空間上)において、原点位置P0(x0,y0)に対応する原点位置をP1(x1,y1)とする。この場合、P1の座標であるx1及びy1は、次の(5)式及び(6)式で表される。
x1=x0・ηx=x0・(a/a0) ‥(5)
y1=y0・ηy=y0・(b/b0) ‥(6)
これにより、RIPの画像処理エンジン及び印刷装置の組み合わせに応じて、評価用チャート22cの画像サイズが目論見からずれた場合であっても、測定画像領域Rm1の中から各関心領域120の位置を目論見通りに指定できる。
図10Cに示す測定画像領域Rm2は、画像データId2が備える複数の画素のX2−Y2座標空間(以下、第2座標空間ともいう。)を表している。この測定画像領域Rm2内(第2座標空間上)において、原点位置P0(x0,y0)に対応する原点位置をP2(x2,y2)とする。この場合、P2の座標であるx2及びy2は、次の(7)式及び(8)式で表される。
x2=x1・(r2/r1)=x0・a・r2/(a0・r1) ‥(7)
y2=y1・(r2/r1)=y0・b・r2/(b0・r1) ‥(8)
このように、相対的に高い解像度である画像データId2に代替して、相対的に低い解像度である画像データId1を用いても、測定画像領域Rm2の中から各関心領域122の位置を目論見通りに指定できる。しかも、実際の測定・評価に供される高解像度の画像データId2をそのまま使用する場合と比べて、各関心領域122についての位置情報を算出するための演算量を少なくすることができる。特に、位置算出のための演算時間及び演算精度を両立するため、r0≦r1<r2の関係を満たすことが好ましい。さらに、r0=r1の場合、評価用チャート22cの画像寸法精度(=a/a0、b/b0)を直接的に測定できるので一層好ましい。
ステップS39において、制御部50は、ステップS38で算出された位置情報をメモリ62に一時的に記憶させる。
以上のように、測定条件決定部68は、評価用チャート22cの種類等に応じた測定条件を決定する。ステップS38で最後に算出された位置情報は、画像データId2に基づく品質の定量化(図3のステップS5参照)の際に参照された後、メモリ62から消去されてもよい。すなわち、1種類の評価用チャート22cにつき1種類の標準位置情報のみ準備すればよく、記憶に必要なデータ容量が少なくて済むので便宜である。
図3に戻って、ステップS4において、スキャナ装置38は、評価用チャート22cの画像読み取り(本番スキャン)を行うことで、画像解像度がr2[dpi]である画像データId2を得る。なお、位置情報の精度を高めるため、画像データId1、Id2は、略同じ測定環境下で取得されることが望ましい。例えば、スキャナ装置38の所定位置に評価用チャート22cをセットした状態下で、2回続けて画像を読み取り、画像データId1、Id2を順次取得することが好ましい。
ステップS5において、画像定量部70は、ステップS4で決定された測定条件に従って、ステップS4で取得された画像データId2を解析する。これにより、評価用チャート22cの品質を定量化した結果(評価項目毎の評価値)を得ることができる。
ステップS6において、保存用データ作成部72は、所定のデータフォーマットに従って、ステップS5で得られた各測定値から測定結果ファイルを作成する。ここで、所定のデータフォーマットは、例えば、ステップS32(図6参照)で得た評価用チャート22cの種類に応じて、メモリ62に予め記憶された複数のフォーマット情報66の中から1つのフォーマット情報66が選択される。
ステップS7において、ステップS6で作成された測定結果ファイルをサーバ装置28にアップロードする。これにより、作業者は、画像評価システム12内に設置された作業端末34を用いて、評価用チャート22cの測定結果を閲覧できる。また、外部ネットワークの作業端末、例えば印刷物生産システム10内のRIP装置18を介して、上記した測定結果を閲覧可能にしてもよい。
以上のように、標準画像領域Rsの中から指定された、定量化の対象である複数の関心領域116についての標準位置情報をそれぞれ取得する標準位置情報取得部78と、標準画像領域Rsに対する測定画像領域Rm1、Rm2のサイズ比である画像倍率(ηx、ηy)を算出する画像倍率算出部80と、取得された標準位置情報と算出された画像倍率(ηx、ηy)とに基づいて、測定画像領域Rm1、Rm2に応じた複数の関心領域120、122についての位置情報を算出する位置情報算出部82とを設けたので、画像サイズが目論見からずれた評価用チャート22cが得られた場合であっても、算出された画像倍率(ηx、ηy)を考慮することで各関心領域120、122の位置を目論見通りに指定可能である。これにより、評価用チャート22cを効率的に且つ精度良く自動測定できる。複雑なレイアウトからなる多数のテストパターンが形成された評価用チャート22cを用いる場合、特に効果的である。さらに、画像サイズの変動に関わらず、1種類の評価用チャート22cにつき1種類の標準位置情報のみ取得すればよく、記憶に必要なデータ容量が少なくて済むので便宜である。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
12…画像評価システム 22…印刷物
22c…チャート 30…測定システム
32…画像評価装置 50…制御部
62…メモリ 64…測定条件ファイル
68…測定条件決定部 70…画像定量部
74…特定マーク検出部 76…マーク解析部
78…標準位置情報取得部 80…画像倍率算出部
82…位置情報算出部 100…用紙
102a〜102l…テストパターン 104…バーコード
106(h、v)…位置決めマーク 116、120、122…関心領域
118…基準位置 118h…第1位置
118v…第2位置 Id(1、2)…画像データ
Rm1、Rm2…測定画像領域 Rs…標準画像領域
ηx、ηy…画像倍率

Claims (7)

  1. 記録媒体上に形成された評価用チャートを電子的に読み取った画像データを取得し、該画像データに基づいて前記評価用チャートの品質の定量化をする画像評価装置であって、
    前記評価用チャートにおける標準サイズの画像領域である標準画像領域の中から指定された、前記定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得する標準位置情報取得部と、
    前記標準画像領域に対する、前記画像データが表す測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出する画像倍率算出部と、
    前記標準位置情報取得部により取得された前記標準位置情報と、前記画像倍率算出部により算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出する位置情報算出部と
    を有することを特徴とする画像評価装置。
  2. 請求項1記載の画像評価装置において、
    前記評価用チャートを第1の画像解像度で電子的に読み取った別の画像データを取得し、
    前記画像データは、前記第1の画像解像度よりも高い第2の画像解像度で、前記評価用チャートを電子的に読み取った画像データであり、
    前記画像倍率算出部は、前記標準画像領域に対する前記別の画像データが表す画像領域のサイズ比に、前記第1の画像解像度に対する前記第2の画像解像度の比を乗算して前記画像倍率を算出する
    ことを特徴とする画像評価装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像評価装置において、
    前記評価用チャート上には、位置決めマークが少なくとも1つ配されており、
    前記画像倍率算出部は、前記測定対象の画像領域の中に存在する前記位置決めマークの位置に基づいて前記画像倍率を算出する
    ことを特徴とする画像評価装置。
  4. 請求項3記載の画像評価装置において、
    前記評価用チャート上には、基準位置を示す基準マーク、前記基準位置と異なる位置をそれぞれ示す第1マーク及び第2マークが少なくとも配されており、
    前記基準マークは、前記基準マーク及び前記第1マークを結ぶ線分と、前記基準マーク及び前記第2マークを結ぶ線分とが直交する位置関係下に配置されている
    ことを特徴とする画像評価装置。
  5. 請求項3又は4に記載の画像評価装置において、
    前記測定対象の画像領域の中から前記位置決めマークの位置を検出するマーク検出部をさらに有することを特徴とする画像評価装置。
  6. 記録媒体上に形成された評価用チャートを電子的に読み取った画像データを取得し、該画像データに基づいて前記評価用チャートの品質の定量化をする画像評価方法であって、
    前記評価用チャートにおける標準サイズの画像領域である標準画像領域の中から指定された、前記定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得するステップと、
    前記標準画像領域に対する、前記画像データが表す測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出するステップと、
    取得された前記標準位置情報と算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出するステップと
    を備えることを特徴とする画像評価方法。
  7. 記録媒体上に形成された評価用チャートを電子的に読み取った画像データを取得し、該画像データに基づいて前記評価用チャートの品質の定量化をするためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    前記評価用チャートにおける標準サイズの画像領域である標準画像領域の中から指定された、前記定量化の対象である複数の関心領域についての標準位置情報をそれぞれ取得する標準位置情報取得部、
    前記標準画像領域に対する、前記画像データが表す測定対象の画像領域のサイズ比である画像倍率を算出する画像倍率算出部、
    前記標準位置情報取得部により取得された前記標準位置情報と、前記画像倍率算出部により算出された前記画像倍率とに基づいて、前記測定対象の画像領域に応じた前記複数の関心領域についての位置情報を算出する位置情報算出部
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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