JPH06261156A - 画像評価装置 - Google Patents
画像評価装置Info
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- JPH06261156A JPH06261156A JP4261993A JP4261993A JPH06261156A JP H06261156 A JPH06261156 A JP H06261156A JP 4261993 A JP4261993 A JP 4261993A JP 4261993 A JP4261993 A JP 4261993A JP H06261156 A JPH06261156 A JP H06261156A
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- center
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 線画像の直線性の評価や、基準となる色から
の各色の相対的な位置ずれの評価を自動的に行えるよう
にすること。 【構成】 線画像を含む評価対象画像を線画像に沿った
複数個所において線画像を横切る方向に走査して各走査
個所における線画像の濃度分布を測定する走査型濃度計
21と、この走査型濃度計21により測定された各走査
個所における線画像の濃度分布に基づいて各走査位置に
おける線の中心を決定し、この各走査位置における線の
中心から線画像を代表する基準線を求め、この基準線と
各走査位置における線の中心との距離から線画像の直線
性を評価する画像評価値算出部26とを備えている。
の各色の相対的な位置ずれの評価を自動的に行えるよう
にすること。 【構成】 線画像を含む評価対象画像を線画像に沿った
複数個所において線画像を横切る方向に走査して各走査
個所における線画像の濃度分布を測定する走査型濃度計
21と、この走査型濃度計21により測定された各走査
個所における線画像の濃度分布に基づいて各走査位置に
おける線の中心を決定し、この各走査位置における線の
中心から線画像を代表する基準線を求め、この基準線と
各走査位置における線の中心との距離から線画像の直線
性を評価する画像評価値算出部26とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、プリンタ等の
画像形成装置により形成された画像を評価する画像評価
装置に関し、特に、線画像の直線性やカラー画像におけ
る基準となる色からの各色の相対的な位置ずれを評価す
る画像評価装置に関するものである。
画像形成装置により形成された画像を評価する画像評価
装置に関し、特に、線画像の直線性やカラー画像におけ
る基準となる色からの各色の相対的な位置ずれを評価す
る画像評価装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置にお
いては、本来直線となるべき線画像が、紙送りの精度等
に起因して蛇行して描かれることがある。直線の蛇行は
画像の品質を低下させるので、線の曲がりが許容範囲内
に納まるように紙送りの精度等を管理する必要がある。
この管理のために、描かれた線画像がどの程度直線に近
いかを測定して直線性を評価している。
いては、本来直線となるべき線画像が、紙送りの精度等
に起因して蛇行して描かれることがある。直線の蛇行は
画像の品質を低下させるので、線の曲がりが許容範囲内
に納まるように紙送りの精度等を管理する必要がある。
この管理のために、描かれた線画像がどの程度直線に近
いかを測定して直線性を評価している。
【0003】従来、この直線性を評価するために、描か
れた線画像に対して定規をあてがい、線画像の定規から
の距離をルーペ等で拡大して観察して測定している。
れた線画像に対して定規をあてがい、線画像の定規から
の距離をルーペ等で拡大して観察して測定している。
【0004】また、カラー画像形成装置においては、一
般的に、複数の色、たとえば、イエロー,マゼンタ,シ
アン及びブラックの単色画像を重ね合わせることにより
カラー画像を形成している。たとえば、タンデム型と呼
ばれるカラー画像形成装置においては、用紙搬送経路に
沿って複数の画像形成ユニットが配列され、用紙の搬送
に同期して各画像形成ユニットにおいて、各色画像を用
紙上に同一位置に転写することによりカラー画像を形成
している。各色の転写位置が僅かでも狂うと色ずれが生
じて画質を大幅に劣化させてしまうので、各色が基準と
なる位置からずれないようにカラー画像形成装置の転写
位置精度を厳しく管理する必要がある。従来、このよう
な基準となる色からの各色の相対的な位置ずれを評価す
るためには、印刷分野で「トンボ」と呼ばれる二本の線
が垂直に交差する評価用のマークを各色で描画し、その
マークをルーペ等で拡大し直接重なり具合を観察して評
価していた。また、上記「トンボ」に代えて、予め主観
評価値と位置ずれの関係が実験的に求められた放射状の
評価パターンを使用してカラー印刷の位置ずれを評価す
る方式が特開平4−126282号公報に開示されてい
るが、この場合も画像の評価は目視で行われる。
般的に、複数の色、たとえば、イエロー,マゼンタ,シ
アン及びブラックの単色画像を重ね合わせることにより
カラー画像を形成している。たとえば、タンデム型と呼
ばれるカラー画像形成装置においては、用紙搬送経路に
沿って複数の画像形成ユニットが配列され、用紙の搬送
に同期して各画像形成ユニットにおいて、各色画像を用
紙上に同一位置に転写することによりカラー画像を形成
している。各色の転写位置が僅かでも狂うと色ずれが生
じて画質を大幅に劣化させてしまうので、各色が基準と
なる位置からずれないようにカラー画像形成装置の転写
位置精度を厳しく管理する必要がある。従来、このよう
な基準となる色からの各色の相対的な位置ずれを評価す
るためには、印刷分野で「トンボ」と呼ばれる二本の線
が垂直に交差する評価用のマークを各色で描画し、その
マークをルーペ等で拡大し直接重なり具合を観察して評
価していた。また、上記「トンボ」に代えて、予め主観
評価値と位置ずれの関係が実験的に求められた放射状の
評価パターンを使用してカラー印刷の位置ずれを評価す
る方式が特開平4−126282号公報に開示されてい
るが、この場合も画像の評価は目視で行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、線画像
の直線性や色ずれの評価を目視で評価を行うことは、手
間がかかると共に作業者の負担が大である。また、個人
差が大きいので定量的に評価を行うことが困難であっ
た。
の直線性や色ずれの評価を目視で評価を行うことは、手
間がかかると共に作業者の負担が大である。また、個人
差が大きいので定量的に評価を行うことが困難であっ
た。
【0006】なお、被検査対象物の画像を光電変換素子
で走査して画像の濃度を検出し、画像の濃度を数値化し
て処理できるようにした画像検査用光学濃度測定装置
が、特開昭62−299971号公報に開示されてい
る。しかし、同公報に記載の装置は、単に濃度の値自体
や濃度分布の状態を測定するものであって、線画像の直
線性や位置ずれの評価を行うものではない。
で走査して画像の濃度を検出し、画像の濃度を数値化し
て処理できるようにした画像検査用光学濃度測定装置
が、特開昭62−299971号公報に開示されてい
る。しかし、同公報に記載の装置は、単に濃度の値自体
や濃度分布の状態を測定するものであって、線画像の直
線性や位置ずれの評価を行うものではない。
【0007】そこで、本発明の目的は、線画像の直線性
の評価や、基準となる色からの各色の相対的な位置ずれ
の評価を自動的に行えるようにすることである。
の評価や、基準となる色からの各色の相対的な位置ずれ
の評価を自動的に行えるようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像評価装置
は、前記目的を達成するため、線画像を含む評価対象画
像を前記線画像に沿った複数個所において前記線画像を
横切る方向に走査して各走査個所における線画像の濃度
分布を測定する濃度測定手段と、該濃度測定手段により
測定された各走査個所における線画像の濃度分布に基づ
いて各走査位置における線の中心を決定する線中心決定
手段と、該線中心決定手段により決定された各走査位置
における線の中心から前記線画像を代表する基準線を求
める手段と、該基準線を求める手段により求められた基
準線と前記線中心決定手段により決定された各走査位置
における線の中心との距離から前記線画像の直線性を評
価する手段とを備えていることを特徴とする。
は、前記目的を達成するため、線画像を含む評価対象画
像を前記線画像に沿った複数個所において前記線画像を
横切る方向に走査して各走査個所における線画像の濃度
分布を測定する濃度測定手段と、該濃度測定手段により
測定された各走査個所における線画像の濃度分布に基づ
いて各走査位置における線の中心を決定する線中心決定
手段と、該線中心決定手段により決定された各走査位置
における線の中心から前記線画像を代表する基準線を求
める手段と、該基準線を求める手段により求められた基
準線と前記線中心決定手段により決定された各走査位置
における線の中心との距離から前記線画像の直線性を評
価する手段とを備えていることを特徴とする。
【0009】前記基準線を求める手段としては、前記線
中心決定手段により決定された各走査位置における線の
中心から回帰直線法により前記基準線を求めるもの、或
いは、前記線中心決定手段により決定された各走査位置
における線の中心のうち、最外郭にある2点を連結した
直線を前記基準線とするものを使用することができる。
中心決定手段により決定された各走査位置における線の
中心から回帰直線法により前記基準線を求めるもの、或
いは、前記線中心決定手段により決定された各走査位置
における線の中心のうち、最外郭にある2点を連結した
直線を前記基準線とするものを使用することができる。
【0010】また、本発明の画像評価装置は、前記目的
を達成するため、基準色の線画像と測定色の線画像が同
一線上に隣接して配置され、且つ、基準色の線画像と測
定色の線画像の対からなる線画像が垂直方向及び水平方
向に配置された画像評価用テストパターンを前記線画像
を横切る方向に走査して各色の線画像の濃度分布を測定
する濃度測定手段と、該濃度測定手段により測定された
各色の線画像の濃度分布に基づいて各色の線の中心を決
定する線中心決定手段と、該線中心決定手段により決定
された各色の線の中心間の距離から基準色の線画像に対
する測定色の線画像の位置ずれを評価する手段とを備え
ていることを特徴とする。
を達成するため、基準色の線画像と測定色の線画像が同
一線上に隣接して配置され、且つ、基準色の線画像と測
定色の線画像の対からなる線画像が垂直方向及び水平方
向に配置された画像評価用テストパターンを前記線画像
を横切る方向に走査して各色の線画像の濃度分布を測定
する濃度測定手段と、該濃度測定手段により測定された
各色の線画像の濃度分布に基づいて各色の線の中心を決
定する線中心決定手段と、該線中心決定手段により決定
された各色の線の中心間の距離から基準色の線画像に対
する測定色の線画像の位置ずれを評価する手段とを備え
ていることを特徴とする。
【0011】
【作用】先ず、本発明における画像の直線性の評価原理
について説明する。
について説明する。
【0012】用紙上に印刷された線画像に対して垂直な
方向に走査を行って濃度の分布を求め、この濃度分布か
ら線の位置を求める。この線の位置は、線に沿って複数
の異なった位置で測定する。そしてこれらの測定された
位置データに基づいて直線性を表す指標を算出する。直
線性を表す指標は、たとえば、回帰直線法或いは最外郭
連結直線法により求められる。
方向に走査を行って濃度の分布を求め、この濃度分布か
ら線の位置を求める。この線の位置は、線に沿って複数
の異なった位置で測定する。そしてこれらの測定された
位置データに基づいて直線性を表す指標を算出する。直
線性を表す指標は、たとえば、回帰直線法或いは最外郭
連結直線法により求められる。
【0013】回帰直線法においては、測定した複数箇所
の線の位置データを基に回帰直線を計算し、各測定点と
回帰直線との距離の標準偏差で直線性を表す。
の線の位置データを基に回帰直線を計算し、各測定点と
回帰直線との距離の標準偏差で直線性を表す。
【0014】また、最外郭連結直線法では、測定した線
画像の位置データのうち、最外郭にある2点を直線で連
結したものを基準直線とし各測定点と基準直線との距離
の標準偏差で直線性を表す。
画像の位置データのうち、最外郭にある2点を直線で連
結したものを基準直線とし各測定点と基準直線との距離
の標準偏差で直線性を表す。
【0015】また、画像の色ずれを評価する際には、用
紙上に印刷された基準色と測定色からなる所定の画像評
価用テストパターンを走査して各色の線分の濃度情報を
求め、この濃度情報を基に直線の位置を算出し、そこか
ら直線の位置を推定する。そして、水平及び垂直方向の
直線より基準色との水平垂直方向のずれを求め、測定色
の水平方向及び垂直方向の基準色からの相対的な位置ず
れを算出する。
紙上に印刷された基準色と測定色からなる所定の画像評
価用テストパターンを走査して各色の線分の濃度情報を
求め、この濃度情報を基に直線の位置を算出し、そこか
ら直線の位置を推定する。そして、水平及び垂直方向の
直線より基準色との水平垂直方向のずれを求め、測定色
の水平方向及び垂直方向の基準色からの相対的な位置ず
れを算出する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しながら実施例に基づいて
本発明の特徴を具体的に説明する。
本発明の特徴を具体的に説明する。
【0017】図1は、線画像の直線性の評価を行う本発
明の画像評価装置の第1の実施例の概要を示すブロック
図である。図1に示す画像評価装置は、印刷物の表面を
走査して印刷物の表面に印刷されている画像評価用テス
トパターン(以下単にテストパターンと呼ぶ)の濃度を
測定する走査型濃度計21と、この走査型濃度計21に
対して制御命令を与える制御部22と、制御部22に対
して測定手順を指示すると共に走査型濃度計21から得
られた測定値に基づいて画像の評価を行う計算機23と
から構成されている。
明の画像評価装置の第1の実施例の概要を示すブロック
図である。図1に示す画像評価装置は、印刷物の表面を
走査して印刷物の表面に印刷されている画像評価用テス
トパターン(以下単にテストパターンと呼ぶ)の濃度を
測定する走査型濃度計21と、この走査型濃度計21に
対して制御命令を与える制御部22と、制御部22に対
して測定手順を指示すると共に走査型濃度計21から得
られた測定値に基づいて画像の評価を行う計算機23と
から構成されている。
【0018】計算機23には、測定したデータを記憶す
るデータ記憶用メモリ24、テストパターンが描画され
ている位置や測定手順を記憶させる測定手順記憶メモリ
25、測定したデータをもとに画像評価値を算出する画
像評価値算出部26及び最終的な評価値を表示するディ
スプレイ27が設けられている。
るデータ記憶用メモリ24、テストパターンが描画され
ている位置や測定手順を記憶させる測定手順記憶メモリ
25、測定したデータをもとに画像評価値を算出する画
像評価値算出部26及び最終的な評価値を表示するディ
スプレイ27が設けられている。
【0019】図1に示す画像評価装置を使用して画像を
評価するに際しては、複写機、プリンタ等の画像形成装
置 (図示せず) により用紙上にテストパターンとして直
線を描画し、この直線の濃度を走査型濃度計21で測定
し、この測定値に基づいて計算機23により画像の評価
を行う。走査型濃度計21としては、前述した特開昭6
2−299971号公報に開示されているような、回転
ドラムに巻きつけられているテストチャートをランプで
照明しテストチャートからの反射光を光電変換素子で電
気信号に変換する形式のもの、静止したプラテンガラス
上に下向きに載置されたテストチャートを移動光学系で
走査してイメージセンサ上に結像させる形式のもの、或
いは、テストチャートの画像を2次元イメージセンサで
一度に読み取って必要個所のみの画像情報を選択する形
式のもの等を使用することができる。但し、これらのも
のに限定されるものではなく、後述するように所定の面
積のアパーチャを有し、走査位置の変更が可能であるも
のであればどのような形式のものでも使用することがで
きる。
評価するに際しては、複写機、プリンタ等の画像形成装
置 (図示せず) により用紙上にテストパターンとして直
線を描画し、この直線の濃度を走査型濃度計21で測定
し、この測定値に基づいて計算機23により画像の評価
を行う。走査型濃度計21としては、前述した特開昭6
2−299971号公報に開示されているような、回転
ドラムに巻きつけられているテストチャートをランプで
照明しテストチャートからの反射光を光電変換素子で電
気信号に変換する形式のもの、静止したプラテンガラス
上に下向きに載置されたテストチャートを移動光学系で
走査してイメージセンサ上に結像させる形式のもの、或
いは、テストチャートの画像を2次元イメージセンサで
一度に読み取って必要個所のみの画像情報を選択する形
式のもの等を使用することができる。但し、これらのも
のに限定されるものではなく、後述するように所定の面
積のアパーチャを有し、走査位置の変更が可能であるも
のであればどのような形式のものでも使用することがで
きる。
【0020】次に、図1に示す画像評価装置を使用した
画像の評価手順について説明する。
画像の評価手順について説明する。
【0021】先ず、走査型濃度計21を用いて線画像の
位置の測定を行う。走査型濃度計21は、図2に示すよ
うに、たとえば、10×500μmの細長い矩形状のア
パーチャAを有し、テストパターンすなわち線画像Bの
伸延方向に対して垂直な方向(矢印Cで示す)に画像を
走査する。走査型濃度計21のアパチャAは、走査する
方向(矢印Cで示す)に対して垂直な方向に形成されて
いる。
位置の測定を行う。走査型濃度計21は、図2に示すよ
うに、たとえば、10×500μmの細長い矩形状のア
パーチャAを有し、テストパターンすなわち線画像Bの
伸延方向に対して垂直な方向(矢印Cで示す)に画像を
走査する。走査型濃度計21のアパチャAは、走査する
方向(矢印Cで示す)に対して垂直な方向に形成されて
いる。
【0022】測定手順記憶メモリ25には、テストパタ
ーンが描画されている位置や測定手順が予め記憶されて
おり、この手順に沿って制御部22を介して走査型濃度
計21の動作が制御される。制御部22は、たとえば、
10μm単位で位置の制御が可能であり、この場合には
10μm毎に濃度の測定が行われる。濃度測定に際して
は、図2(a)に示すように、線画像Bすなわち直線に
対して垂直な方向に、この直線をまたぐ形で測定を行な
う。測定結果は、計算機23のデータ記憶用メモリ14
に格納される。図2(b)は、測定により得られた濃度
分布である。次に、画像評価値算出部26は、この濃度
分布から最低濃度Dmin及び最高濃度Dmaxを求
め、更に、次式から基準濃度Dthを求める。
ーンが描画されている位置や測定手順が予め記憶されて
おり、この手順に沿って制御部22を介して走査型濃度
計21の動作が制御される。制御部22は、たとえば、
10μm単位で位置の制御が可能であり、この場合には
10μm毎に濃度の測定が行われる。濃度測定に際して
は、図2(a)に示すように、線画像Bすなわち直線に
対して垂直な方向に、この直線をまたぐ形で測定を行な
う。測定結果は、計算機23のデータ記憶用メモリ14
に格納される。図2(b)は、測定により得られた濃度
分布である。次に、画像評価値算出部26は、この濃度
分布から最低濃度Dmin及び最高濃度Dmaxを求
め、更に、次式から基準濃度Dthを求める。
【0023】Dth=(Dmax+Dmin)/2 次に、次式を満たすXi ,Xj を求める。
【0024】 D(Xi )≦Dth<D(Xi+1 ), D(Xj )≧Dth>D(Xj+1 ) 次に、比例配分により線のエッジ座標X1 ,X2 を求め
る。
る。
【0025】 X1 =[{D(Xi+1 )−Dth}Xi +{Dth−D(Xi )}Xi+1 ]/ {D(Xi+1 )−D(Xi )} X2 =[{D(Xj )−Dth}Xj +{Dth−D(Xj+1 )}Xj+1 ]/ {D(Xj )−D(Xj+1 )} そして、両エッジの中央をラインの位置座標Xとする。
【0026】X=(X1 +X2 )/2 このように最低濃度Dminと最高濃度Dmaxの中間
の濃度を設定して直線の中央位置を求める方法を、ここ
では中間濃度法と呼ぶ。
の濃度を設定して直線の中央位置を求める方法を、ここ
では中間濃度法と呼ぶ。
【0027】上述の線の位置の測定は、線画像に沿って
等間隔に行なわれる。本実施例では、図3(a)に示す
ように、10mmごとにA4サイズの長手方向に描かれ
た線画像に対し20点の測定を行い、短手方向に描かれ
た線画像Lに対し17点の測定を行なった。
等間隔に行なわれる。本実施例では、図3(a)に示す
ように、10mmごとにA4サイズの長手方向に描かれ
た線画像に対し20点の測定を行い、短手方向に描かれ
た線画像Lに対し17点の測定を行なった。
【0028】画像評価値算出部26は、これらの測定さ
れた位置データに基づいて直線性を表す指標を算出す
る。直線性を表す指標は、たとえば、回帰直線法或いは
最外郭連結直線法により求められる。
れた位置データに基づいて直線性を表す指標を算出す
る。直線性を表す指標は、たとえば、回帰直線法或いは
最外郭連結直線法により求められる。
【0029】先ず、回帰直線法について図3(b)を参
照して説明する。
照して説明する。
【0030】測定した第n番目の線の位置座標を
(Xn ,Yn )とすると回帰直線は次式で表すことがで
きる。
(Xn ,Yn )とすると回帰直線は次式で表すことがで
きる。
【0031】Y=aX+b ただし、
【数1】 この回帰直線が線画像を代表する基準線LR である。
【0032】回帰直線と第n番目の線の位置座標
(Xn ,Yn )との距離は、 Sn =aXn +b−Yn で表される。回帰直線法では、直線性を表す指標は、距
離Sn の標準偏差σで表される。
(Xn ,Yn )との距離は、 Sn =aXn +b−Yn で表される。回帰直線法では、直線性を表す指標は、距
離Sn の標準偏差σで表される。
【0033】 σ=√〔Σ(Sn −SAve )2 /(N−1)〕 ただし、SAve =ΣSn /N、 N:全データ数。
【0034】上述の各演算は画像評価値算出部26で実
行され、その演算結果、すなわち、直線性を表す指標で
ある標準偏差σがディスプレイ27に表示される。標準
偏差σが小さい方が直線性がよいことを意味する。
行され、その演算結果、すなわち、直線性を表す指標で
ある標準偏差σがディスプレイ27に表示される。標準
偏差σが小さい方が直線性がよいことを意味する。
【0035】次に、最外郭連結直線法について、図3
(c)を参照して説明する。
(c)を参照して説明する。
【0036】測定した第n番目の線の位置座標を
(Xn ,Yn )とすると最外郭にある2点の座標は(X
1 ,Y1 ),(XN ,YN )となり、この2点を結ぶ直
線は Y=cX+d ただし、
(Xn ,Yn )とすると最外郭にある2点の座標は(X
1 ,Y1 ),(XN ,YN )となり、この2点を結ぶ直
線は Y=cX+d ただし、
【数2】 で表される。この連結直線が線画像を代表する基準線L
R である。
R である。
【0037】この直線と第n番目の線の位置座標
(Xn ,Yn )との距離Tn は Tn =cXn +d−Yn で表される。最外郭連結直線法においては、直線性を表
す指標は、距離Tn の標準偏差σ及び最大値Maxで表
す。
(Xn ,Yn )との距離Tn は Tn =cXn +d−Yn で表される。最外郭連結直線法においては、直線性を表
す指標は、距離Tn の標準偏差σ及び最大値Maxで表
す。
【0038】 Max=Max(Tn) (n=1,2,3....N) σ=√〔Σ(Tn −TAve )2 /(N−1)〕 ただし、TAve =ΣTn /N、 N:全データ数。
【0039】上述の各演算は画像評価値算出部26で実
行され、その演算結果、すなわち、直線性を表す指標で
ある標準偏差σ及び最大値Maxがディスプレイ27に
表示される。標準偏差σ及び最大値Maxが小さい方が
直線性がよいことを意味する。
行され、その演算結果、すなわち、直線性を表す指標で
ある標準偏差σ及び最大値Maxがディスプレイ27に
表示される。標準偏差σ及び最大値Maxが小さい方が
直線性がよいことを意味する。
【0040】上述したように、第1の実施例において
は、直線性を表す指標を算出することができるので、画
像の直線性の評価を自動的に行うことができる。
は、直線性を表す指標を算出することができるので、画
像の直線性の評価を自動的に行うことができる。
【0041】次に、基準となる色からの各色の相対的な
位置ずれの評価を自動的することができる本発明の第2
の実施例について説明する。
位置ずれの評価を自動的することができる本発明の第2
の実施例について説明する。
【0042】図4は、本発明の画像評価装置の第2の実
施例の概要を示すブロック図である。図4に示す第2の
実施例の画像評価装置は、図1に示す第1の実施例の画
像評価装置と略同じ構成を有しており、第2の実施例の
制御部32、計算機33、データ記憶用メモリ34、測
定手順記憶メモリ35、画像評価値算出部36及びディ
スプレイ37は、第1の実施例の制御部22、計算機2
3、データ記憶用メモリ24、測定手順記憶メモリ2
5、画像評価値算出部26及びディスプレイ27に対応
している。但し、第2の実施例においては、第1の実施
例の走査型濃度計21に代えて色成分の検出が可能な走
査型カラー濃度計31が設けられている。
施例の概要を示すブロック図である。図4に示す第2の
実施例の画像評価装置は、図1に示す第1の実施例の画
像評価装置と略同じ構成を有しており、第2の実施例の
制御部32、計算機33、データ記憶用メモリ34、測
定手順記憶メモリ35、画像評価値算出部36及びディ
スプレイ37は、第1の実施例の制御部22、計算機2
3、データ記憶用メモリ24、測定手順記憶メモリ2
5、画像評価値算出部26及びディスプレイ27に対応
している。但し、第2の実施例においては、第1の実施
例の走査型濃度計21に代えて色成分の検出が可能な走
査型カラー濃度計31が設けられている。
【0043】以下、本実施例で使用するテストパターン
の例について説明する。
の例について説明する。
【0044】図5は、第1のテストパターンを示してお
り、同一の点Pから点対称の位置に基準色と被測定対象
色とが配置されるように上下左右に伸びた直線によりテ
ストパターンを描画する。このテストパターンを被測定
対象色の数だけ描画する。図5において、RV ,RH は
基準色の垂直及び水平方向の直線を示し、S1V ,S1
H ,S2V ,S2H ,・・,SnV ,SnH は、それぞ
れ異なる測定色の垂直及び水平方向の直線を示す。
り、同一の点Pから点対称の位置に基準色と被測定対象
色とが配置されるように上下左右に伸びた直線によりテ
ストパターンを描画する。このテストパターンを被測定
対象色の数だけ描画する。図5において、RV ,RH は
基準色の垂直及び水平方向の直線を示し、S1V ,S1
H ,S2V ,S2H ,・・,SnV ,SnH は、それぞ
れ異なる測定色の垂直及び水平方向の直線を示す。
【0045】図6は、第2のテストパターンを示してお
り、イエロー,マゼンタ,シアン及びブラックの各色に
より描かれた線分TY ,TM ,TC ,TK を水平方向、
垂直方向の直線上に配し、格子状にしたテストパターン
を用紙全面に描画する。
り、イエロー,マゼンタ,シアン及びブラックの各色に
より描かれた線分TY ,TM ,TC ,TK を水平方向、
垂直方向の直線上に配し、格子状にしたテストパターン
を用紙全面に描画する。
【0046】次に、上述のテストパターンを使用した画
像の評価手順の基本的な流れについて説明する。まず、
第1のテストパターンを用いた場合について説明する。
像の評価手順の基本的な流れについて説明する。まず、
第1のテストパターンを用いた場合について説明する。
【0047】図5に示す第1のテストパターンを、カラ
ー複写機、カラープリンタ等で描画する。このテストパ
ターンの基準点Pより伸びる線分を走査型カラー濃度計
31で補色フィルタを用いて測定して各色の線分の濃度
情報を求め、この濃度情報を基に直線の位置を算出し、
そこから各直線の回帰式を求め、基準点Pにおける各直
線の位置を推定する。なお、この実施例においても、後
述するように1本の線に対して複数個所で直線の中心を
求め各直線の回帰式を求めている。水平方向の直線
RH ,SiH (但し、i=1〜n)より基準色との垂直
方向のずれを求めると共に、垂直方向の直線RV ,Si
V より基準色との水平方向のずれを求め、測定色の水平
方向及び垂直方向の基準色からの相対的な位置ずれを算
出する。テストパターンの位置及び測定手順は、あらか
じめ測定手順記憶メモリ35に記憶させており、この測
定手順に従って自動的に測定及び解析が行われる。
ー複写機、カラープリンタ等で描画する。このテストパ
ターンの基準点Pより伸びる線分を走査型カラー濃度計
31で補色フィルタを用いて測定して各色の線分の濃度
情報を求め、この濃度情報を基に直線の位置を算出し、
そこから各直線の回帰式を求め、基準点Pにおける各直
線の位置を推定する。なお、この実施例においても、後
述するように1本の線に対して複数個所で直線の中心を
求め各直線の回帰式を求めている。水平方向の直線
RH ,SiH (但し、i=1〜n)より基準色との垂直
方向のずれを求めると共に、垂直方向の直線RV ,Si
V より基準色との水平方向のずれを求め、測定色の水平
方向及び垂直方向の基準色からの相対的な位置ずれを算
出する。テストパターンの位置及び測定手順は、あらか
じめ測定手順記憶メモリ35に記憶させており、この測
定手順に従って自動的に測定及び解析が行われる。
【0048】このように、第1のテストパターンを用い
て評価すると、ある1点での基準色と測定色の相対的な
位置ずれを検出することができる。
て評価すると、ある1点での基準色と測定色の相対的な
位置ずれを検出することができる。
【0049】次に、第2のテストパターンを用いた場合
について説明する。
について説明する。
【0050】図6に示す第2のテストパターンをカラー
複写機、カラープリンタ等で描画する。このテストパタ
ーンの互いに隣り合う各色の線分を走査型カラー濃度計
31で補色フィルタを用いて、線に垂直な方向に測定し
た濃度情報を基に線分の中央の位置を算出する。この測
定を各線分ごとに数か所行い、すべての線の中央位置デ
ータより回帰直線の式を求める。次に、回帰直線から各
色線分までの距離を求め、相対的な位置ずれを算出す
る。この場合も、テストパターンの位置及び測定手順
は、予め測定手順記憶メモリ35に記憶させており、こ
の測定手順に従って自動的に測定及び解析が行われる。
複写機、カラープリンタ等で描画する。このテストパタ
ーンの互いに隣り合う各色の線分を走査型カラー濃度計
31で補色フィルタを用いて、線に垂直な方向に測定し
た濃度情報を基に線分の中央の位置を算出する。この測
定を各線分ごとに数か所行い、すべての線の中央位置デ
ータより回帰直線の式を求める。次に、回帰直線から各
色線分までの距離を求め、相対的な位置ずれを算出す
る。この場合も、テストパターンの位置及び測定手順
は、予め測定手順記憶メモリ35に記憶させており、こ
の測定手順に従って自動的に測定及び解析が行われる。
【0051】このように、第2のテストパターンを用い
て評価することにより、用紙全面で各色の相対的な位置
ずれを検出することができる。
て評価することにより、用紙全面で各色の相対的な位置
ずれを検出することができる。
【0052】また、本画像評価装置を用いることにより
測定手順記憶メモリ35に記憶されている測定手順の内
容を変えることにより、第1のテストパターンでも第2
のテストパターンでも自動的に効率よく測定することが
可能となる。
測定手順記憶メモリ35に記憶されている測定手順の内
容を変えることにより、第1のテストパターンでも第2
のテストパターンでも自動的に効率よく測定することが
可能となる。
【0053】以下、上述した第1のテストパターンを用
いた測定手順の具体例について詳細に説明する。
いた測定手順の具体例について詳細に説明する。
【0054】本実施例ではインクジェットプリンタを用
いて、シアン,マゼンタ,イエロー,及びブラックの4
色でテストパターンを描画し、基準色をブラックとし、
ブラックに対する各色の相対的な位置ずれを評価した場
合について説明する。
いて、シアン,マゼンタ,イエロー,及びブラックの4
色でテストパターンを描画し、基準色をブラックとし、
ブラックに対する各色の相対的な位置ずれを評価した場
合について説明する。
【0055】図7に示すように、基準色であるブラック
で垂直方向、水平方向に10mmの線分KV ,KH を描
画する。次に基準点Pから測定色であるシアンで、ブラ
ックの線分KV ,KH の延長線上に垂直方向、水平方向
に10mmの線分CV ,CHを描画する。このとき、4
本の線分KV ,KH ,CV ,CH の端点が基準点Pを共
有するように描画する。マゼンタ,イエローでも同様の
パターンを描画して測定サンプルとする。図中、MV ,
MH はマゼンタの線分、YV ,YH はイエローの線分を
示す。これらのパターンは、用紙上の予め決められた位
置に描画される。
で垂直方向、水平方向に10mmの線分KV ,KH を描
画する。次に基準点Pから測定色であるシアンで、ブラ
ックの線分KV ,KH の延長線上に垂直方向、水平方向
に10mmの線分CV ,CHを描画する。このとき、4
本の線分KV ,KH ,CV ,CH の端点が基準点Pを共
有するように描画する。マゼンタ,イエローでも同様の
パターンを描画して測定サンプルとする。図中、MV ,
MH はマゼンタの線分、YV ,YH はイエローの線分を
示す。これらのパターンは、用紙上の予め決められた位
置に描画される。
【0056】一方、計算機34の測定手順記憶メモリ3
5には、予めテストパターンの基準点Pの座標を記憶さ
せておき、走査型濃度計31により画像を走査する際に
は、テストパターンの基準点Pを基準として走査が行わ
れる。しかし、テストパターンが印刷された測定サンプ
ルを走査型カラー濃度計31の測定台にセットするとき
に、多少のずれが生じる。そのため、ずれの補正が必要
となる。この補正を行うために、図8(a)に示す様
に、予め計算機33の測定手順記憶メモリ35に記憶さ
せてあるテストパターの基準点P1の座標を原点として
5mmの位置を、線に垂直な方向に走査し、直線の濃度
分布よりブラック線断面の中央位置の座標を求める。垂
直方向、水平方向のブラック線KV ,KH に対し同様の
操作を繰り返し、交点の座標を補正する。図においてP
2が補正された基準点を示す。なお、直線断面の中央位
置の座標は、後述の方法により求める。
5には、予めテストパターンの基準点Pの座標を記憶さ
せておき、走査型濃度計31により画像を走査する際に
は、テストパターンの基準点Pを基準として走査が行わ
れる。しかし、テストパターンが印刷された測定サンプ
ルを走査型カラー濃度計31の測定台にセットするとき
に、多少のずれが生じる。そのため、ずれの補正が必要
となる。この補正を行うために、図8(a)に示す様
に、予め計算機33の測定手順記憶メモリ35に記憶さ
せてあるテストパターの基準点P1の座標を原点として
5mmの位置を、線に垂直な方向に走査し、直線の濃度
分布よりブラック線断面の中央位置の座標を求める。垂
直方向、水平方向のブラック線KV ,KH に対し同様の
操作を繰り返し、交点の座標を補正する。図においてP
2が補正された基準点を示す。なお、直線断面の中央位
置の座標は、後述の方法により求める。
【0057】次に、図8(a)に示すように、以上のよ
うにして求めた補正された基準点P2を原点として、3
mm,6mmの位置で、走査型カラー濃度計31で補色
フィルタを用いて各色濃度を測定し直線の座標を求め
る。それらのデータを基にそれぞれの直線の回帰式を導
き、交点における基準色からの位置ずれを算出する。例
えば、図9のブラックとシアンの水平方向の直線KH ,
CH の垂直方向のずれdは次式で表される。
うにして求めた補正された基準点P2を原点として、3
mm,6mmの位置で、走査型カラー濃度計31で補色
フィルタを用いて各色濃度を測定し直線の座標を求め
る。それらのデータを基にそれぞれの直線の回帰式を導
き、交点における基準色からの位置ずれを算出する。例
えば、図9のブラックとシアンの水平方向の直線KH ,
CH の垂直方向のずれdは次式で表される。
【0058】基準点Pを原点として直線の位置を測定し
た場合のブラックの直線KH の座標がA1 (−3,
Yk1),A2 (−6,Yk2)、シアンの直線CH の座標
がB1 (3,Yc1),B2 (6,Yc2)とすると、A1
A2 を通る直線の式は、 Y=((Yk1−Yk2)/3)・X+(2Yk1−Yk2) となる。したがって、X=0におけるY方向のずれは、
2Yk1−Yk2となる。
た場合のブラックの直線KH の座標がA1 (−3,
Yk1),A2 (−6,Yk2)、シアンの直線CH の座標
がB1 (3,Yc1),B2 (6,Yc2)とすると、A1
A2 を通る直線の式は、 Y=((Yk1−Yk2)/3)・X+(2Yk1−Yk2) となる。したがって、X=0におけるY方向のずれは、
2Yk1−Yk2となる。
【0059】同様に、B1 B2 を通る直線の式は、 Y=−((Yc1−Yc2)/3)・X+(2Yc1−Yc2) となり、X=0におけるY方向のずれは、2Yc1−Yc2
となる。
となる。
【0060】したがって、基準点Pにおける図9で表さ
れるパターンのY方向の全体のずれdは d=(2Yk1−Yk2)−(2Yc1−Yc2) となる。
れるパターンのY方向の全体のずれdは d=(2Yk1−Yk2)−(2Yc1−Yc2) となる。
【0061】X方向のずれも同様に測定される。また、
他の色の直線に関しても同様にX及びY方向で測定され
る。
他の色の直線に関しても同様にX及びY方向で測定され
る。
【0062】次に、図6に示す第2のテストパターンを
用いた測定手順の具体例について詳細に説明する。
用いた測定手順の具体例について詳細に説明する。
【0063】本実施例では、印刷により作成した画質評
価用テストパターンを用いて、カラー複写機でカラー画
像を形成した場合の各色の相対的な位置ずれを評価した
場合について説明する。
価用テストパターンを用いて、カラー複写機でカラー画
像を形成した場合の各色の相対的な位置ずれを評価した
場合について説明する。
【0064】印刷で図6に示す様にイエロー,マゼン
タ,シアン及びブラックの4色で各10mmの線分で4
0×40mmの格子状にテストパターを作成する。この
テストパターンをA3サイズ全面に作成する。これをオ
リジナルとして複写機で被評価サンプルを作成する。そ
して、図10に示すように、互いに隣り合うイエロー,
マゼンタ,シアン及びブラックの各線分YH ,MH ,C
H ,KH に対して垂直な方向に各色ごとに数か所で走査
型濃度計31で測定し、後述の方法により線断面中央位
置を求める。
タ,シアン及びブラックの4色で各10mmの線分で4
0×40mmの格子状にテストパターを作成する。この
テストパターンをA3サイズ全面に作成する。これをオ
リジナルとして複写機で被評価サンプルを作成する。そ
して、図10に示すように、互いに隣り合うイエロー,
マゼンタ,シアン及びブラックの各線分YH ,MH ,C
H ,KH に対して垂直な方向に各色ごとに数か所で走査
型濃度計31で測定し、後述の方法により線断面中央位
置を求める。
【0065】図10に示すように各色線分の濃度測定を
行ない、各色の線分断面の中央位置測定データより回帰
直線を求める。この回帰直線を基準線LR として各色線
分YH ,MH ,CH ,KH の基準線LR からの距離を求
める。そして、基準線LR を挟んで最も外側にある二色
間の距離を色ずれの評価値として定義する。例えば、図
11に示す例においては、評価値はシアンの線CH とマ
ゼンタMH の線の距離dで表される。
行ない、各色の線分断面の中央位置測定データより回帰
直線を求める。この回帰直線を基準線LR として各色線
分YH ,MH ,CH ,KH の基準線LR からの距離を求
める。そして、基準線LR を挟んで最も外側にある二色
間の距離を色ずれの評価値として定義する。例えば、図
11に示す例においては、評価値はシアンの線CH とマ
ゼンタMH の線の距離dで表される。
【0066】なお、テストパターン作成時にテストパタ
ーン自身に誤差が含まれている可能性があるので、予め
チャート自身を測定し補正してやれば、さらに正確なデ
ータを得ることができる。
ーン自身に誤差が含まれている可能性があるので、予め
チャート自身を測定し補正してやれば、さらに正確なデ
ータを得ることができる。
【0067】次に、先に述べた直線断面の中央位置測定
方法の詳細について図12を参照して説明する。
方法の詳細について図12を参照して説明する。
【0068】走査型濃度計31を用いて直線の座標の測
定を行なう。走査型濃度計21は10×500μmのア
パーチャAをもち、走査する方向に対して垂直な方向に
アパチャAの長手方向が来るようにして走査を行なう。
計算機33の測定手順記憶メモリ35にあらかじめ測定
手順及び測定用テストパターンの基準点の座標を記憶さ
せておき、制御部32を通して制御を行なう。本実施例
では10μm単位で位置の制御が可能で10μmごとに
濃度測定を行なう。測定の際には直線に垂直な方向に直
線をまたぐ形で測定を行い濃度分布を求める。
定を行なう。走査型濃度計21は10×500μmのア
パーチャAをもち、走査する方向に対して垂直な方向に
アパチャAの長手方向が来るようにして走査を行なう。
計算機33の測定手順記憶メモリ35にあらかじめ測定
手順及び測定用テストパターンの基準点の座標を記憶さ
せておき、制御部32を通して制御を行なう。本実施例
では10μm単位で位置の制御が可能で10μmごとに
濃度測定を行なう。測定の際には直線に垂直な方向に直
線をまたぐ形で測定を行い濃度分布を求める。
【0069】このようにして得られた濃度分布から直線
の中央の位置を求める方法としては、たとえば、次の3
つの方法がある。
の中央の位置を求める方法としては、たとえば、次の3
つの方法がある。
【0070】(1)中間濃度法 先に第1の実施例において図2を参照して説明した方法
と同様に、得られた濃度トレースより最低濃度Dmin
及び最高濃度Dmaxを求め、更に最低濃度Dminと
最高濃度Dmaxの中間の濃度を有する基準濃度Dth
を設定して、両エッジの中央の位置座標Xを求める。
と同様に、得られた濃度トレースより最低濃度Dmin
及び最高濃度Dmaxを求め、更に最低濃度Dminと
最高濃度Dmaxの中間の濃度を有する基準濃度Dth
を設定して、両エッジの中央の位置座標Xを求める。
【0071】(2)任意閾値法 図12(a)に示すように、走査型カラー濃度計31の
アパーチャAで線画像Bを矢印C方向に走査し、得られ
た濃度分布より最低濃度Dmin及び最高濃度Dmax
を求め、次式に基づいて複数の基準濃度Dthk を求め
る。ここではn点基準濃度を用いた例を示す。
アパーチャAで線画像Bを矢印C方向に走査し、得られ
た濃度分布より最低濃度Dmin及び最高濃度Dmax
を求め、次式に基づいて複数の基準濃度Dthk を求め
る。ここではn点基準濃度を用いた例を示す。
【0072】 Dthk =k×(Dmax−Dmin)/(n+1)+Dmin (k=1,2,3...n)図12(b)は、n=3の
場合の複数の基準濃度Dth1 ,Dth2 ,Dth3 を
示している。
場合の複数の基準濃度Dth1 ,Dth2 ,Dth3 を
示している。
【0073】次に、次式を満たすXik、Xjkを求める。
【0074】 D(Xik)≦Dthk <D(Xik+1) D(Xjk)≧Dthk >D(Xjk+1) 比例配分により線のエッジ座標X1k,X2kを求める。
【0075】 X1k=[{D(Xik+1)−Dthk }Xik+ {Dthk −D(Xik)}Xik+1]/ {D(Xik+1)−D(Xik)} X2k=[{D(Xjk)−Dthk }Xjk+ {Dthk −D(Xjk+1)}Xjk+1]/ {D(Xjk)−D(Xjk+1)} 各閾値における両エッジの中央をラインの位置座標Xk
とする。
とする。
【0076】Xk =(X1k+X2k)/2 そして、各閾値における両エッジの中央の位置座標Xk
の平均をラインの位置座標Xとする。
の平均をラインの位置座標Xとする。
【0077】 X=(ΣXk )/n (k=1,2,3,...n) (3)濃度重心法 図13(a)に示すように、走査型カラー濃度計31の
アパーチャAで線画像Bを矢印C方向に走査し、同図
(b)に示す測定により得られた濃度分布D(X)の重
心を線の中央位置とする。すなわち、式 X=Σ{X×D(X)}/ΣD(X) により中央位置Xを求める。
アパーチャAで線画像Bを矢印C方向に走査し、同図
(b)に示す測定により得られた濃度分布D(X)の重
心を線の中央位置とする。すなわち、式 X=Σ{X×D(X)}/ΣD(X) により中央位置Xを求める。
【0078】上述のようにして濃度分布から各色の直線
の中央の位置を求めることにより、各色の相対的な位置
ずれを評価することができる。
の中央の位置を求めることにより、各色の相対的な位置
ずれを評価することができる。
【0079】なお、濃度分布から直線の中央の位置を求
めるこれらの三つの方法は、基準となる色からの各色の
相対的な位置ずれの評価を行う場合だけでなく、線画像
の直線性の評価する場合にも適用することができる。
めるこれらの三つの方法は、基準となる色からの各色の
相対的な位置ずれの評価を行う場合だけでなく、線画像
の直線性の評価する場合にも適用することができる。
【0080】また、上述した実施例においては、線画像
の直線性の評価と、基準となる色からの各色の相対的な
位置ずれの評価を別のハードウェアで行ったが、共通の
ハードウェアで両方の評価を行うこともできる。すなわ
ち、図4に示されるハードウェアを使用して、走査型カ
ラー濃度計31で特定の1色、たとえば、ブラックの線
画像の濃度パターンを測定して複数個所における線の中
心及び基準線を求めるようにすれば、線画像の直線性の
評価を行うことができる。
の直線性の評価と、基準となる色からの各色の相対的な
位置ずれの評価を別のハードウェアで行ったが、共通の
ハードウェアで両方の評価を行うこともできる。すなわ
ち、図4に示されるハードウェアを使用して、走査型カ
ラー濃度計31で特定の1色、たとえば、ブラックの線
画像の濃度パターンを測定して複数個所における線の中
心及び基準線を求めるようにすれば、線画像の直線性の
評価を行うことができる。
【0081】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明によれば、
線画像の状態を自動的に測定することができるので、画
像の直線性の評価や、基準となる色からの各色の相対的
な位置ずれの評価を自動的に行なうことが可能となる。
したがって、画像の評価を短時間で然も正確に行うこと
が可能となる。
線画像の状態を自動的に測定することができるので、画
像の直線性の評価や、基準となる色からの各色の相対的
な位置ずれの評価を自動的に行なうことが可能となる。
したがって、画像の評価を短時間で然も正確に行うこと
が可能となる。
【図1】 線画像の直線性の評価を行う本発明の画像評
価装置の第1の実施例の概要を示すブロック図である。
価装置の第1の実施例の概要を示すブロック図である。
【図2】 直線の中心の求め方を示す説明図である。
【図3】 線画像を代表する基準線の求め方を示す説明
図である。
図である。
【図4】 各色の色ずれの評価を行う本発明の画像評価
装置の第1の実施例の概要を示すブロック図である。
装置の第1の実施例の概要を示すブロック図である。
【図5】 評価用テストパターンの一例を示す説明図で
ある。
ある。
【図6】 評価用テストパターンの他の例を示す説明図
である。
である。
【図7】 4色から構成されブラックを基準としたとき
の評価用テストパターンを示す説明図である。
の評価用テストパターンを示す説明図である。
【図8】 評価用パターンの位置ずれ補正を説明するた
めの説明図である。
めの説明図である。
【図9】 基準色に対する測定色の垂直方向の位置ずれ
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図10】 走査方向と基準線との関係を示す説明図で
ある。
ある。
【図11】 基準色に対する測定色の垂直方向の位置ず
れを示す説明図である。
れを示す説明図である。
【図12】 任意閾値法による直線の中心の求め方を示
す説明図である。
す説明図である。
【図13】 重心法による直線の中心の求め方を示す説
明図である。
明図である。
21…走査型濃度計、22…制御部、23…計算機、2
4…データ記憶用メモリ、25…測定手順記憶メモリ、
26…画像評価算出部、27…ディスプレイ、31…走
査型カラー濃度計、32…制御部、33…計算機、34
…データ記憶用メモリ、35…測定手順記憶メモリ、3
6…画像評価算出部、37…ディスプレイ
4…データ記憶用メモリ、25…測定手順記憶メモリ、
26…画像評価算出部、27…ディスプレイ、31…走
査型カラー濃度計、32…制御部、33…計算機、34
…データ記憶用メモリ、35…測定手順記憶メモリ、3
6…画像評価算出部、37…ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G03G 15/00 303
Claims (4)
- 【請求項1】 線画像を含む評価対象画像を前記線画像
に沿った複数個所において前記線画像を横切る方向に走
査して各走査個所における線画像の濃度分布を測定する
濃度測定手段と、 該濃度測定手段により測定された各走査個所における線
画像の濃度分布に基づいて各走査位置における線の中心
を決定する線中心決定手段と、 該線中心決定手段により決定された各走査位置における
線の中心から前記線画像を代表する基準線を求める手段
と、 該基準線を求める手段により求められた基準線と前記線
中心決定手段により決定された各走査位置における線の
中心との距離から前記線画像の直線性を評価する手段と
を備えていることを特徴とする画像評価装置。 - 【請求項2】 前記基準線を求める手段が、前記線中心
決定手段により決定された各走査位置における線の中心
から回帰直線法により前記基準線を求めるものである請
求項1記載の画像評価装置。 - 【請求項3】 前記基準線を求める手段が、前記線中心
決定手段により決定された各走査位置における線の中心
のうち、最外郭にある2点を連結した直線を前記基準線
とするものである請求項1記載の画像評価装置。 - 【請求項4】 基準色の線画像と測定色の線画像が同一
線上に隣接して配置され、且つ、基準色の線画像と測定
色の線画像の対からなる線画像が垂直方向及び水平方向
に配置された画像評価用テストパターンを前記線画像を
横切る方向に走査して各色の線画像の濃度分布を測定す
る濃度測定手段と、 該濃度測定手段により測定された各色の線画像の濃度分
布に基づいて各色の線の中心を決定する線中心決定手段
と、 該線中心決定手段により決定された各色の線の中心間の
距離から基準色の線画像に対する測定色の線画像の位置
ずれを評価する手段とを備えていることを特徴とする画
像評価装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4261993A JPH06261156A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 画像評価装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4261993A JPH06261156A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 画像評価装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JPH06261156A true JPH06261156A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=12641043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4261993A Pending JPH06261156A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 画像評価装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06261156A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003082587A1 (fr) * | 2002-03-29 | 2003-10-09 | Olympus Corporation | Diagramme d'essai, systeme et procede pour l'analyse de caracteristiques geometriques, imprimante, et imprimante a jet d'encre |
US7376363B2 (en) | 2001-01-10 | 2008-05-20 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for image forming capable of effectively performing color image position adjustment |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP4261993A patent/JPH06261156A/ja active Pending
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