JP2013160304A - ブレーキシュー姿勢確認装置、及び、それを備えたエレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置、並びに、ブレーキシュー姿勢確認方法 - Google Patents

ブレーキシュー姿勢確認装置、及び、それを備えたエレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置、並びに、ブレーキシュー姿勢確認方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ブレーキシューの姿勢の変化を確認することができるブレーキシュー姿勢確認装置等の提供。
【解決手段】ブレーキシュー姿勢確認装置51は、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57と、薄膜部材61と、情報伝達手段59と、演算処理部53とを備え、情報伝達手段は、第1及び第2対角ひずみゲージの出力値を演算処理部に送り、薄膜部材は、ブレーキ装置のフィールド11とブレーキシュー7とを架橋するように設けられ、第1及び第2対角ひずみゲージは、薄膜部材の面上の二つの仮想線に沿って薄膜部材に設けられ、二つの仮想線は、共にブレーキシューの動作方向と傾斜し且つ相互に交差するものであり、演算処理部は、第1及び第2対角ひずみゲージの出力値の差を演算することでブレーキシューの姿勢を確認する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキシュー姿勢確認装置、及び、それを備えたエレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置、並びに、ブレーキシュー姿勢確認方法に関するものである。
特許文献1には、電磁ブレーキにおける異常検出装置が開示されている。かかる装置では、ブレーキドラムに圧接するブレーキライニングとブレーキアームとの間に、バックプレートを配置しておき、そのバックプレートにひずみゲージを貼付しておく。そして、ひずみゲージによりブレーキライニングとブレーキドラムとの間の圧力に関する状況を検出し、その検出結果と、ブレーキ指令を行う制御装置の指令状況とを比較することで、ブレーキの動作状態の異常を検出する。
特開2010−275023号公報
しかしながら、ブレーキ装置では、ブレーキシューが傾いたまま、制動動作と解放動作とが繰り返されると、ブレーキシューの往復運動を案内しているガイドとブレーキシューとの間でかじりが発生し、ブレーキの動作不良を引き起こす問題がある。これにつき、特許文献1に開示されたような従来の装置では、ブレーキアームが動作しているか否かの動作確認はできるものの、ブレーキシューの姿勢の変化の確認まではできなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ブレーキシューの姿勢の変化を確認することができるブレーキシュー姿勢確認装置等を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明のブレーキシュー姿勢確認装置は、ブレーキ装置のブレーキシューの姿勢を確認する装置であって、第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージと、薄膜部材と、情報伝達手段と、演算処理部とを備え、前記情報伝達手段は、前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージの出力値を前記演算処理部に送るものであり、前記薄膜部材は、前記ブレーキ装置のフィールドと前記ブレーキシューとを架橋するように設けられており、前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージは、前記薄膜部材の面上の二つの仮想線に沿って、該薄膜部材に設けられており、前記二つの仮想線は、共に前記ブレーキシューの動作方向と傾斜し、且つ、相互に交差するものであり、前記演算処理部は、前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージの出力値の差を演算することで前記ブレーキシューの姿勢を確認する。
本発明によれば、ブレーキシューの姿勢の変化を確認することができる。
本発明の実施の形態1に係るエレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置及びブレーキシュー姿勢確認装置を示す図である。 実施の形態2に関する図1と同態様の図である。 実施の形態3に関する図1と同態様の図である。 ブレーキシューの姿勢に関する定義を説明する図である。 図4の状態に関するブレーキシューとフィルムの状態を示す図である。 ひずみゲージの配置とひずみ座標とを示す図である。 主ひずみとブレーキパッド摩耗との関係を示すグラフである。
以下、本発明を、エレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置に適用した場合の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置及びブレーキシュー姿勢確認装置を示す図である。まず、電磁ブレーキ装置1は、ブレーキパッド3を備えており、ブレーキパッド3は、エレベータ巻上機の図示しない駆動綱車に連動して回転するロータドラム(制動対象)5の内周面と対面するように設けられている。なお、電磁ブレーキ装置は、図1から了解されるように、中心線Yを基準に左右対称に構成されており、以下では、説明を分かり易くするため、片側について行う。
ブレーキパッド3は、対応するブレーキシュー7の先端に支持されている。ブレーキシュー7は、その基部において、対応する可動鉄心9に取り付けられている。また、可動鉄心9の近傍には、フィールド11が設けられており、このフィールド11には、電磁コイル13が設けられている。
ブレーキシュー7は、ロータドラム5の一半径方向(図示例では図1の紙面左右方向)に沿って移動可能に設けられており、図示しないばねの弾性力等の付勢力に起因し、ロータドラム5の内周面に近づく向きに付勢されている。電磁コイル13の励磁により、可動鉄心9に磁力が作用すると、可動鉄心9がフィールド11に引き寄せられ、それによって、ブレーキシュー7は、ロータドラム5の内周面から離れる向きに移動される。かかる構成により、通常(電磁コイル13の励磁時)は、ブレーキパッド3がロータドラム5から離れている解放状態にあり、ブレーキが要求されたとき(電磁コイル13の消磁時)には、ブレーキパッド3がロータドラム5に押し付けられる制動状態となる。
ブレーキシューの姿勢確認装置51は、演算処理部53と、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57と、情報伝達手段59と、薄膜部材61とを備える。
薄膜部材61は、フィールド11とブレーキシュー7とを架橋するように、それらフィールド11とブレーキシュー7とに固定されている。薄膜部材61の固定方法は、特に限定されないが、例えば、接着やねじ止め等でよい。
薄膜部材61は、電磁コイル13の磁場の影響を受けないような薄膜状の部材であれば特に限定されないが、好適な一例を挙げると、非磁性体からなるフィルムを用いることができ、より具体的には、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹脂フィルムを用いることができる。なお、フィルムとしては、ブレーキの動作に影響を与えない程度の厚みとし、例えば、0.1〜0.5mm程度とし、面外せん断が無視できるものがよい。
第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57は、薄膜部材61に貼り付けられている。好適には、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の貼り付け箇所は、薄膜部材61の固定部分から十分に離れた位置とする。これにより、薄膜部材61における固定部分でのひずみに関する影響を避けることができる。また、本実施の形態では、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の貼り付け箇所は、薄膜部材61の中心線Xから偏倚した位置に設定されている。かかる中心線Xは、薄膜部材61の中心線のうち、ブレーキシュー7が移動する方向に沿って延びるものである。
薄膜部材61は、十分に薄く低剛性であるため、ブレーキストローク(ブレーキシュー7の移動量)によっては、薄膜部材61のひずみ量が大きくなることが想定される。そのため、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57には、必要に応じて、大ひずみ検出用のひずみゲージを用いることも考慮する。
本発明における第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57は、薄膜部材61の面上に厚み方向に投影的にみて交差する二つの仮想線を観念し、各ひずみゲージが別個の仮想線にあるように配置されている。二つの仮想線は、共にブレーキシュー7の動作方向(中心線Xと平行な方向)と傾斜し、且つ、相互に交差するものである。なお、本実施の形態1では、二つの仮想線は、厚み方向に投影的にみて矩形である薄膜部材61の対角線となる。
演算処理部53は、情報伝達手段59を介して、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57のそれぞれと、情報伝達可能に接続されている。なお、情報伝達手段59は、概念的なものであり、上記のように情報伝達が可能であれば特に限定されず、例えば、模式的に図示された有線でもよいし、図示は省略する無線態様の情報伝達手段でもよい。
ブレーキシュー姿勢確認方法としては以下のとおりである。上記のように所定角度で交差する異なる仮想線上に第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57を配置し、これら第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57からの検出結果が、演算処理部53に送られる。演算処理部53は、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の検出値の大小関係を比較することで、ブレーキシュー7の姿勢やその傾きの大きさを確認することができる。
すなわち、まず、ブレーキシューの姿勢を図4の(a),(b)に示すように定義した場合、ブレーキシュー7の姿勢が(+)側に傾いていたならば第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の一方の出力値が他方の出力値よりも大きくなり、つまり、図5の(a)に示すようにεg1>εg2となり、それをもってブレーキシュー7の姿勢が(+)側に傾いていることが確認できる。逆に、ブレーキシュー7の姿勢が(−)側に傾いていたならば、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の一方の出力値が他方の出力値よりも小さくなり、つまり、図5の(b)に示すようにεg1<εg2となり、同様に、ブレーキシュー7の姿勢が(−)側に傾いていることが確認できる。また、ひずみゲージの出力の差分値をみることで、ブレーキシュー7の傾きの程度を確認することもできる。
演算処理部53は、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の出力の差分値が所定の閾値を超えた場合には、ブレーキシュー7の挙動異常として判断し、警報等の出力を行う。
以上のように構成された本実施の形態1によれば、複数のひずみゲージの出力値の関係からブレーキシューの姿勢の変化を確認することができ、しかも、その確認は目視によらず、遠隔地においても行うことができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。図2は、実施の形態2に関する図1と同態様の図である。実施の形態2は、以下に説明する点を除いては、実施の形態1と同様であるものとする。
本実施の形態2に係るブレーキシューの姿勢確認装置151は、演算処理部53と、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57と、半径方向ひずみゲージ156と、情報伝達手段59と、薄膜部材61とを備える。すなわち、実施の形態1の態様にさらに、半径方向ひずみゲージ156が追加されて取り付けられている。半径方向ひずみゲージ156は、ブレーキシュー7の動作方向に沿って配置されている。
半径方向ひずみゲージ156を追加することで、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の出力値εg1,εg2と、半径方向ひずみゲージ156の出力値εg3との三つの出力値が得られ、以下の方法で、ブレーキシュー7の挙動確認と、さらにブレーキパッド3の磨耗量の確認とが可能となる。
図6は、ひずみゲージの配置とひずみ座標とを示す図であり、図7は、主ひずみとブレーキパッド摩耗との関係を示すグラフである。ブレーキパッド3の磨耗量の算出は、時刻t(電磁コイル13を励磁して吸引時)からt(電磁コイル13を消磁して落下時)へブレーキシュー7が移動したことにより、第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の出力値εg1、εg2と半径方向ひずみゲージ156の出力値εg3とが出力される。
第1対角ひずみゲージ55及び第2対角ひずみゲージ57の出力値εg1、εg2を座標変換しε、εθ=45°を求める。εg3=εとすることで、薄膜部材61上のひずみ量が確定し、主ひずみεmaxおよび主ひずみ方向θを求めることができる(図7(a)参照)。
ブレーキパッド3が磨耗していない状態の主ひずみ量と、ブレーキをn回動作させてブレーキパッド3が磨耗した状態の主ひずみ量との比較で、ブレーキパッド3の磨耗量の算出が可能となる。(図7(b)参照)。
図6の(a)から図6の(b)への座標変換は、実配置ひずみ座標系での第1対角ひずみゲージ55の出力値εg1と直行座標ひずみ座標系のY軸ひずみεとの座標変換マトリックスを
Figure 2013160304
とした場合、εは、
Figure 2013160304
式(2)として変換される。
同様に、実配置ひずみ座標系での第2対角ひずみゲージ57の出力値εg2と直行座標ひずみ座標系のθ=45°軸ひずみεθ=45°の座標変換マトリックスを
Figure 2013160304
とした場合、εθ=45°は、
Figure 2013160304
式(4)として変換される。
変換後の各ひずみ量を用いて、以下の式(5)の計算を実施し、主ひずみ量εmaxと主ひずみ方向θを決定する。
Figure 2013160304
また、主ひずみ方向は直行座標ひずみ座標系εを基準として、以下の式(6)となる。
Figure 2013160304
電磁コイル13の吸引落下時間(t→t)に関し、測定時間tを設けることでブレーキシュー7のストローク中の姿勢が確認できる。測定時間を増やすことでブレーキシュー7の移動軌跡を確認できる(図7(b)参照)。
ブレーキパッド3の摩耗減少によりブレーキシュー7の移動量が増加し、主ひずみεmaxが変化する。図7(b)に示されるように下限と上限の領域を設定することで、主ひずみεmaxから、ブレーキパッド3の減少によるブレーキシュー7の変位増大に起因したブレーキシュー7の挙動の異常検出が可能となる。
このように、ひずみゲージが三個の場合、演算処理部53は、主ひずみεmaxと主ひずみ方向θとから、ブレーキシュー7の姿勢の確認を行うことができ、ブレーキシュー7の挙動の異常を判断することができる(図7(a)参照)。
よって、本実施の形態2によれば、実施の形態1の作用効果に加え、これまでは、作業員が現地に赴き実測にて確認する方法しかなかったパッド摩耗量の確認を、遠隔地においてもリアルタイムで行うことができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。図3は、実施の形態3に関する図1と同態様の図である。実施の形態3は、以下に説明する点を除いては、実施の形態2と同様であるものとする。
本実施の形態3に係るブレーキシューの姿勢確認装置251は、演算処理部53と、第1直交ひずみゲージ255と、第2直交ひずみゲージ256と、傾斜ひずみゲージ257と、情報伝達手段59と、薄膜部材61とを備える。
3つのひずみゲージの配置は、図6の(b)に示した直行座標ひずみ座標系のように行う。すなわち、第2直交ひずみゲージ256は、ブレーキシュー7の動作方向に沿って配置し、第1直交ひずみゲージ255は、第2直交ひずみゲージ256と直交する向きに配置し、傾斜ひずみゲージ257は、それら第1直交ひずみゲージ255及び第2直交ひずみゲージ256と45度傾いた向きに配置する。
かかるひずみゲージの配置によって、第1直交ひずみゲージ255からは、出力値εが得られ、傾斜ひずみゲージ257からは、出力値εθ=45°が得られ、第2直交ひずみゲージ256からは、出力値εが得られる。
3つのひずみゲージから得られるε,εθ=45°,εを用いて、上述した式(5)及び式(6)を実施することで、主ひずみεmaxと主ひずみ方向θとが算出でき、実施の形態2と同様、ブレーキシュー7の姿勢と、ブレーキパッド3の摩耗量とが検出することができる。
このように、本実施の形態3によれば、実施の形態2と同様、実施の形態1の作用効果に加え、これまでは、作業員が現地に赴き実測にて確認する方法しかなかったパッド摩耗量の確認を、遠隔地においてもリアルタイムで行うことができる。本実施の形態3では、さらに、実施の形態2では必要であった座標変換を行うことなく、主ひずみεmaxと主ひずみ方向θが算出できるため、よりリアルタイムな磨耗検出に有利である。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1 電磁ブレーキ装置、3 ブレーキパッド、5 ロータドラム、7 ブレーキシュー、11 フィールド、51,151,251 ブレーキシューの姿勢確認装置、53 演算処理部、55 第1対角ひずみゲージ、57 第2対角ひずみゲージ、59 情報伝達手段、61 薄膜部材、156 半径方向ひずみゲージ、255 第1直交ひずみゲージ、256 第2直交ひずみゲージ、257 傾斜ひずみゲージ。

Claims (7)

  1. ブレーキ装置のブレーキシューの姿勢を確認する装置であって、
    第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージと、薄膜部材と、情報伝達手段と、演算処理部とを備え、
    前記情報伝達手段は、前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージの出力値を前記演算処理部に送るものであり、
    前記薄膜部材は、前記ブレーキ装置のフィールドと前記ブレーキシューとを架橋するように設けられており、
    前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージは、前記薄膜部材の面上の二つの仮想線に沿って、該薄膜部材に設けられており、
    前記二つの仮想線は、共に前記ブレーキシューの動作方向と傾斜し、且つ、相互に交差するものであり、
    前記演算処理部は、前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージの出力値の差を演算することで前記ブレーキシューの姿勢を確認する、
    ブレーキシュー姿勢確認装置。
  2. ブレーキ装置のブレーキシューの姿勢を確認する装置であって、
    第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージと、半径方向ひずみゲージと、薄膜部材と、情報伝達手段と、演算処理部とを備え、
    前記情報伝達手段は、前記第1対角ひずみゲージ、前記第2対角ひずみゲージ及び前記半径方向ひずみゲージの出力値を前記演算処理部に送るものであり、
    前記薄膜部材は、前記ブレーキ装置のフィールドと前記ブレーキシューとを架橋するように設けられており、
    前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージは、前記薄膜部材の面上の二つの仮想線に沿って、該薄膜部材に設けられており、
    前記二つの仮想線は、共に前記ブレーキシューの動作方向と傾斜し、且つ、相互に交差するものであり、
    前記半径方向ひずみゲージは、前記ブレーキシューの動作方向に沿って配置されており、
    前記演算処理部は、前記第1対角ひずみゲージ、前記第2対角ひずみゲージ及び前記半径方向ひずみゲージによる3つの出力値を座標変換し、前記ブレーキシューの姿勢の確認と該ブレーキシューに設けられたブレーキパッドの磨耗量の検出とを行う、
    ブレーキシュー姿勢確認装置。
  3. ブレーキ装置のブレーキシューの姿勢を確認する装置であって、
    第1直交ひずみゲージと、第2直交ひずみゲージと、傾斜ひずみゲージと、薄膜部材と、情報伝達手段と、演算処理部とを備え、
    前記情報伝達手段は、前記第1直交ひずみゲージ、前記第2直交ひずみゲージ及び前記傾斜ひずみゲージの出力値を前記演算処理部に送るものであり、
    前記薄膜部材は、前記ブレーキ装置のフィールドと前記ブレーキシューとを架橋するように設けられており、
    前記第2直交ひずみゲージは、前記ブレーキシューの動作方向に沿って配置されており、
    前記第1直交ひずみゲージは、前記第2直交ひずみゲージと直交する向きに配置されており、
    前記傾斜ひずみゲージは、それら第1直交ひずみゲージ及び第2直交ひずみゲージと45度傾いた向きに配置されており、
    前記演算処理部は、前記第1直交ひずみゲージ、前記第2直交ひずみゲージ及び前記傾斜ひずみゲージによる3つの出力値から、座標変換することなく前記ブレーキシューの姿勢の確認と該ブレーキシューに設けられたブレーキパッドの磨耗量の検出とを行う、
    ブレーキシュー姿勢確認装置。
  4. エレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置であって、
    前記エレベータ巻上機の制動対象と対面するように配置されたブレーキパッドと、
    前記ブレーキパッドを支持するブレーキシューと、
    前記ブレーキシューの近傍に位置するフィールドと、
    前記ブレーキシューの姿勢を確認するブレーキシュー姿勢確認装置とを備え、
    前記ブレーキシュー姿勢確認装置は、請求項1乃至3の何れか一項に記載されたものである、
    エレベータ巻上機の電磁ブレーキ装置。
  5. ブレーキ装置のフィールドとブレーキシューとを架橋するように薄膜部材を設け、該薄膜部材の面上の二つの仮想線に沿うように第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージを前記薄膜部材に設け、
    前記二つの仮想線は、共に前記ブレーキシューの動作方向と傾斜し、且つ、相互に交差するものであり、
    前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージの出力値の差を演算することで前記ブレーキシューの姿勢を確認する、
    ブレーキシュー姿勢確認方法。
  6. ブレーキ装置のフィールドとブレーキシューとを架橋するように薄膜部材を設け、該薄膜部材に第1対角ひずみゲージと第2対角ひずみゲージと半径方向ひずみゲージとを設け、
    前記第1対角ひずみゲージ及び第2対角ひずみゲージは、前記薄膜部材の面上の二つの仮想線に沿って配置し、且つ、その二つの仮想線は、共に前記ブレーキシューの動作方向と傾斜し、且つ、相互に交差するものであり、
    前記半径方向ひずみゲージは、前記ブレーキシューの動作方向に沿って配置し、
    前記第1対角ひずみゲージ、前記第2対角ひずみゲージ及び前記半径方向ひずみゲージによる3つの出力値を座標変換し、前記ブレーキシューの姿勢の確認と該ブレーキシューに設けられたブレーキパッドの磨耗量の検出とを行う、
    ブレーキシュー姿勢確認方法。
  7. ブレーキ装置のフィールドとブレーキシューとを架橋するように薄膜部材を設け、該薄膜部材に第1直交ひずみゲージと第2直交ひずみゲージと傾斜ひずみゲージとを設け、
    前記第2直交ひずみゲージは、前記ブレーキシューの動作方向に沿って配置し、
    前記第1直交ひずみゲージは、前記第2直交ひずみゲージと直交する向きに配置し、
    前記傾斜ひずみゲージは、それら第1直交ひずみゲージ及び第2直交ひずみゲージと45度傾いた向きに配置し、
    前記第1直交ひずみゲージ、前記第2直交ひずみゲージ及び前記傾斜ひずみゲージによる3つの出力値から、座標変換することなく前記ブレーキシューの姿勢の確認と該ブレーキシューに設けられたブレーキパッドの磨耗量の検出とを行う、
    ブレーキシュー姿勢確認方法。
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