JP2013159972A - ユニット店舗システム - Google Patents
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Abstract
【課題】接道を有する駐車場や工事現場など敷地を有効的に利用して景観を向上させるとともに、街に賑わいを高めることができる。
【解決手段】2方向に延在する道路2に接して設けられる駐車場1にユニット化された複数のユニット店舗10(10A〜10E)を配置し、このユニット店舗10を駐車場1の接道部分に沿って配置する構成をなし、隣り合うユニット店舗10、10同士は、回転自在な連結部を介して接続された構成のユニット店舗システムを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】2方向に延在する道路2に接して設けられる駐車場1にユニット化された複数のユニット店舗10(10A〜10E)を配置し、このユニット店舗10を駐車場1の接道部分に沿って配置する構成をなし、隣り合うユニット店舗10、10同士は、回転自在な連結部を介して接続された構成のユニット店舗システムを提供する。
【選択図】図1
Description
本発明は、駐車場や工事現場などの敷地を利用したユニット店舗システムに関する。
従来、都心部に設けられている平置駐車場は、単なる駐車スペースとしての空間となっていることが多い。また、ビル等の建物の工事現場においては、道路に面する部分に仮囲い塀が設置されているのが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上述したような駐車場や工事現場などの敷地が設けられると、その箇所において街の賑わいが失われるとともに、街の景観も低下するという問題があった。
また、駐車場や工事現場などは暫定的に設置されるケースが多く、その敷地の一部を他の目的で利用が難しく、その点で改善の余地があった。
また、駐車場や工事現場などは暫定的に設置されるケースが多く、その敷地の一部を他の目的で利用が難しく、その点で改善の余地があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、接道を有する駐車場や工事現場など敷地を有効的に利用して景観を向上させるとともに、街に賑わいを高めることができるユニット店舗システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るユニット店舗システムでは、道路に接して設けられる敷地にユニット化されたユニット店舗を配置したユニット店舗システムであって、 ユニット店舗は、敷地の接道部分に沿って配置されていることを特徴としている。
本発明では、例えば駐車場や工事現場などの敷地の接道部分を利用して簡単なユニット構造のユニット店舗を配置することができる。そのため、例えば弁当や飲料などを販売する店舗を配置することができ、単なる殺風景な敷地ではなくなるので、街の景観を向上させることができ、街に賑わいをもたせることができる。
また、簡単な構造のユニット店舗であるので、敷地に配置するユニット店舗の組み合わせを変更したり、増減したり、あるいは配置替えることを容易に行うことができる。例えば工事現場などの場合には、工事の進捗に合わせてユニット店舗の位置を適宜移動させることも容易に且つ短時間で行うことができるという利点もある。
また、簡単な構造のユニット店舗であるので、敷地に配置するユニット店舗の組み合わせを変更したり、増減したり、あるいは配置替えることを容易に行うことができる。例えば工事現場などの場合には、工事の進捗に合わせてユニット店舗の位置を適宜移動させることも容易に且つ短時間で行うことができるという利点もある。
また、本発明に係るユニット店舗システムでは、敷地は、道路が交差する角地に設けられており、ユニット店舗は、道路の交差点に接する敷地の角部に沿って平面視L字状に配置されていてもよい。
また、本発明に係るユニット店舗システムでは、隣り合うユニット店舗同士は、回転自在な連結部を介して接続されていることが好ましい。
この場合、隣り合うユニット店舗同士を連結部によって接続した状態のまま、互いに任意の異なる方向に向けて配置させて接続することができる。
本発明のユニット店舗システムによれば、駐車場や工事現場など敷地の接道部分を有効的に利用して簡単な構成のユニット店舗を配置することで、景観を向上させることができるうえ、街に賑わいを高めることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態によるユニット店舗システムについて、図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本実施の形態によるユニット店舗システムは、道路2に接して設けられる駐車場1(敷地)にユニット化された複数のユニット店舗10(10A〜10E)を配置する構成となっている。駐車場1は、2方向に延在する道路2が交差する交差点の角地に位置し、歩道3に接道している。
ユニット店舗10は、駐車場1の接道部分1a、1bにおいて、店舗機能を有するとともに、例えば弁当や飲み物等を販売する営業窓口11(図3参照))を備え、この営業窓口11を道路(歩道3)に面して配置させ、具体的には道路2の交差点に接する駐車場1の角部1cに沿って平面視L字状に配置されている。
そして、ユニット店舗10は、図3に示すように、左右の側面に連結部12が設けられており、隣接するユニット店舗10、10同士が連結されるようになっている。
そして、ユニット店舗10は、図3に示すように、左右の側面に連結部12が設けられており、隣接するユニット店舗10、10同士が連結されるようになっている。
連結部12は、隣り合うユニット店舗10、10同士を回転自在に接続するものである。左右両側の側面10a、10bには、前面側(営業窓口11側)と背面側の上下方向の上下部と中間部において、上下方向に貫通する挿通孔を有する筒状継手13(13A、13B)が設けられている。なお、図3において、符号13Aの筒状継手は紙面左側のユニット店舗10Cの一方の側面10aに設けられ、符号13Bの筒状継手は紙面右側のユニット店舗10Dの他方の側面10bに設けられている。一方の側面10aの筒状継手13Aと他方の側面10bの筒状継手13Bは、互いに上下方向にずれた位置に配置されている。そして、筒状継手13A、13Bには、棒状部材14(14A,14B)が同軸に且つ回転可能に差し込まれている。
図3において、駐車場1の角部1cに配置される一対のユニット店舗10C、10D同士は、背面側の筒状継手13A、13Bがそれぞれ1本の棒状部材14Aに挿通して連結され、この棒状部材14Aを回転軸にして回転させた状態で接続され、それぞれの長手方向の向きが略90度で交差する異なった方向に向けて配置されている。
一方、前面側の筒状継手13A、13Bには、それぞれ別々に棒状部材14Bが挿入されており、その棒状部材14B同士を橋渡しするように略水平方向に延在する繋ぎ材4が設けられ、この繋ぎ材4に囲い塀5が設けられている。この囲い塀5は、例えば看板として使用することができる。
また、同じ方向に向けて並ぶユニット店舗10同士は、図示しないが、前面側および背面側のそれぞれ筒状継手13A、13Bが棒状部材14A、14Bで連結されている。
一方、前面側の筒状継手13A、13Bには、それぞれ別々に棒状部材14Bが挿入されており、その棒状部材14B同士を橋渡しするように略水平方向に延在する繋ぎ材4が設けられ、この繋ぎ材4に囲い塀5が設けられている。この囲い塀5は、例えば看板として使用することができる。
また、同じ方向に向けて並ぶユニット店舗10同士は、図示しないが、前面側および背面側のそれぞれ筒状継手13A、13Bが棒状部材14A、14Bで連結されている。
次に、上述したユニット店舗システムの作用について説明する。
本ユニット店舗システムでは、図1および図2に示すように、駐車場1の接道部分1a、1bを利用して簡単なユニット構造の複数のユニット店舗10(10A〜10E)を配置することができる。そのため、例えば弁当や飲料などを販売する店舗を配置することができ、単なる殺風景な敷地ではなくなるので、街の景観を向上させることができ、街に賑わいをもたせることができる。
本ユニット店舗システムでは、図1および図2に示すように、駐車場1の接道部分1a、1bを利用して簡単なユニット構造の複数のユニット店舗10(10A〜10E)を配置することができる。そのため、例えば弁当や飲料などを販売する店舗を配置することができ、単なる殺風景な敷地ではなくなるので、街の景観を向上させることができ、街に賑わいをもたせることができる。
また、簡単な構造のユニット店舗10であるので、駐車場1に配置するユニット店舗10の組み合わせを変更したり、増減したり、あるいは配置替えることを容易に行うことができる。例えば、本実施の形態では敷地を駐車場1とした一例としているが、敷地が工事現場などの場合には、工事の進捗に合わせてユニット店舗10の位置を適宜移動させることも容易に且つ短時間で行うことができる。
また、図3に示すように、ユニット店舗10同士が回転自在な連結部12を介して接続される構成であるので、隣り合うユニット店舗10同士を連結部12によって接続した状態のまま、互いに任意の異なる方向に向けて配置させて接続することができる。
また、図3に示すように、ユニット店舗10同士が回転自在な連結部12を介して接続される構成であるので、隣り合うユニット店舗10同士を連結部12によって接続した状態のまま、互いに任意の異なる方向に向けて配置させて接続することができる。
上述のように本実施の形態によるユニット店舗システムでは、駐車場1の接道部分1a、1bを有効的に利用して簡単な構成のユニット店舗10を配置することで、景観を向上させることができるうえ、街に賑わいを高めることができるという効果を奏する。
以上、本発明によるユニット店舗システムの実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では駐車場1の角部1cにおいてユニット店舗10、10同士が直角に配置されているが、これに限定されることはない。例えば、図4(a)、(b)に示すように、敷地である駐車場1の角部1cが直角でなく、鋭角あるいは鈍角となる2面接道である場合においても、図3に示す背面側の棒状部材14Aを回転軸にしてその角部1cを挟んだ両側に位置する両ユニット店舗10の接続角度(開き)を駐車場1の角部1cに合わせて回転させて配置することができる。
例えば、本実施の形態では駐車場1の角部1cにおいてユニット店舗10、10同士が直角に配置されているが、これに限定されることはない。例えば、図4(a)、(b)に示すように、敷地である駐車場1の角部1cが直角でなく、鋭角あるいは鈍角となる2面接道である場合においても、図3に示す背面側の棒状部材14Aを回転軸にしてその角部1cを挟んだ両側に位置する両ユニット店舗10の接続角度(開き)を駐車場1の角部1cに合わせて回転させて配置することができる。
また、本実施の形態では敷地(駐車場1)が2面接道の場合を対象としているが、2面接道であることに制限されることはない。例えば図5に示すように1面接道(接道部分1a)の敷地(駐車場1A)のの場合、図6に示すように3面接道(接道部分1a、1b、1d)の敷地(駐車場1B)の場合、及び図7に示すように4面接道(接道部分1a、1b、1d、1e)の敷地(駐車場1C)の場合にも適用することが可能である。
なお、図6に示すように接道部分1a、1b、1dのほぼ全範囲にユニット店舗10を配置せず、部分的に囲い塀と組み合わせることも可能である。
そして、敷地に配置するユニット店舗10の数量も適宜設定することが可能である。
なお、図6に示すように接道部分1a、1b、1dのほぼ全範囲にユニット店舗10を配置せず、部分的に囲い塀と組み合わせることも可能である。
そして、敷地に配置するユニット店舗10の数量も適宜設定することが可能である。
さらに、本実施の形態ではユニット店舗10を設ける敷地を駐車場1としているが、工事現場、公園、広場、空き地等の敷地に適用することが可能である。そして、本ユニット店舗システムが、複数のユニット店舗10を適宜組み合わせて配置する構成であることから、敷地の形状に対応することができる。
さらにまた、ユニット店舗10として、本実施の形態のような営業窓口11を有しない店舗、すなわち展示を目的とするギャラリーや仮事務所などであってもかまわない。
また、本実施の形態ではユニット店舗10の側面10a、10bに連結部12を備えた構成としているが、連結部12として本実施の形態のように筒状継手13と棒状部材14からなる構成に限定されることはなく、他の連結構造としても良い。そして、この連結部12は省略することも可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 駐車場(敷地)
1a、1b、1c、1d。1e 接道部分
1c 角部
2 道路
3 歩道
10、10A〜10E ユニット店舗
11 営業窓口
12 連結部
13、13A、13B 筒状継手
14、14A、14B 棒状部材
1a、1b、1c、1d。1e 接道部分
1c 角部
2 道路
3 歩道
10、10A〜10E ユニット店舗
11 営業窓口
12 連結部
13、13A、13B 筒状継手
14、14A、14B 棒状部材
Claims (3)
- 道路に接して設けられる敷地にユニット化されたユニット店舗を配置したユニット店舗システムであって、
前記ユニット店舗は、前記敷地の接道部分に沿って配置されていることを特徴とするユニット店舗システム。 - 前記敷地は、前記道路が交差する角地に設けられており、
前記ユニット店舗は、前記道路の交差点に接する前記敷地の角部に沿って平面視L字状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のユニット店舗システム。 - 隣り合う前記ユニット店舗同士は、回転自在な連結部を介して接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のユニット店舗システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012023107A JP2013159972A (ja) | 2012-02-06 | 2012-02-06 | ユニット店舗システム |
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JP (1) | JP2013159972A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0517009U (ja) * | 1991-08-23 | 1993-03-05 | 株式会社一級建築士事務所ハーバーハウス | 駐車場設置営業型、移動店舗及び屋台 |
JPH073892A (ja) * | 1993-06-14 | 1995-01-06 | Tohoku Gureedaa Kk | 組立ハウスおよび2階建て組立ハウス |
JP2004183429A (ja) * | 2002-12-06 | 2004-07-02 | Imai Co | ユニット型店舗のユニット接合枠及びこれを用いたユニット型店舗の組立方法 |
-
2012
- 2012-02-06 JP JP2012023107A patent/JP2013159972A/ja active Pending
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