JPH0517009U - 駐車場設置営業型、移動店舗及び屋台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】「道路使用許可」に係わる制約のない、設置場
所、営業場所の選択が自由な移動店舗及び屋台を提供す
る。 【構成】移動店舗及び屋台１の設置場所、営業場所を歩
道４から駐車場２にする。その駐車場２は保管場所を兼
ねる。 【効果】警察の「道路使用許可」に係わる制約がなく、
駐車場の貸主の許可を得られれば、設置場所、営業場所
は自由に選択できる。移動店舗及び屋台の広さについて
も限定されない。営業場所と保管場所が同一となるた
め、移動店舗及び屋台の移動の必要もない。また、人通
りの多い道路（歩道）に面して、１階で店舗を開くこと
が可能であり、その際敷金や保証金は不要であり、月々
の駐車場使用料も少額で済む。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、設置場所、営業場所を駐車場とする、移動店舗及び屋台に 関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の移動店舗及び屋台は、歩道に設置しそこで営業するため、警察か らの「道路使用許可」が必要であった。その許可は２カ月ごとに更新が必 要であり、手続きに費用もかかった。営業場所についても厳しく指定され ており、営業場所も自由に選択できなかった。また、警察からの新規の「 道路使用許可」が下りないため、原則的には新規の屋台開店はできなかっ た。その他、営業場所とは別に保管場所（駐車場等）が必要であり、保管 費用がかかる上その保管場所から営業場所への屋台の移動が大変な作業で あった。また、店舗を新たに開店するため、通常のビルの歩道に面した１ 階部分にテナントとして入居しようとしても、敷金、保証金等多額の資金 が必要であり、月々の家賃も非常に高額であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

現在、警察からの新規の「道路使用許可」が下りないため、原則的には 新規の屋台開店はできない。しかし、本案は移動店舗及び屋台を歩道では なく駐車場に設置することにより、「道路使用許可」に係わる多くの制約 を取り除き、設置場所、営業場所の選択が自由で廉価な移動店舗及び屋台 を開発しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

屋台の設置場所、営業場所を駐車場の道路（歩道）に面する一区画とす る。その場所は保管場所を兼ねる。

【０００５】

【考案の効果】

従来の屋台に比べて （１）警察からの新規の「道路使用許可」が下りないため、新規の屋台開店 はできなかったが、本案は警察の「道路使用許可」を受ける必要がない ため、新規に屋台を開店できる。 （２）従来の屋台は、警察からの新規の「道路使用許可」が下りないため、 屋台の権利を高額で譲り受けなければ営業ができなかったが、本案はそ の権利を買う必要がない。 （３）駐車場の貸主の承諾が得られれば、設置場所、営業場所を自由に選択 できる。 （４）移動店舗及び屋台の広さが限定されない。 （５）営業場所と保管場所が同一となるため、大変な作業であった移動店舗 及び屋台の移動がなくなる。 （６）従来の移動店舗及び屋台では水道が引けなかったが、本案では水道、 電気が引ける。 （７）便所を設置することができる。 （８）保健所への許可申請も「固定店舗」ではなく、「移動店舗」用で済む 。 通常の店舗に比べて （１）人通りの多い道路（歩道）の１階部分に面して、店舗を開くことがで きる。 （２）敷金及び保証金がなく、月々の家賃も小額で済み、廉価に店舗を開く ことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 配置図

【符号の説明】

（１）移動店舗及び屋台 （２）駐車場 （３）道路 （４）歩道

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】設置場所、営業場所を駐車場とする移動店
   舗及び屋台