JP2013158108A - 電源装置、電源装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

電源装置、電源装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電源装置で消費される電力を効率的に低減し、また、ユーザーの使い勝手を向上させる。
【解決手段】外部の入力電力の異常時に、負荷への電力供給を外部からの入力電力側からインバータ側の出力側へ自動的に切り替える自動モードとするのか、インバータ側への切り替えをせずに待機モードとするのかを設定し、外部の入力電力の異常を検出し、かつ、自動モードに設定されているときに、負荷への電力供給をインバータ側の出力に切り替え、外部の入力電力の異常を検出し、かつ、待機モードに設定されているときに、負荷への電力供給を外部の入力電力からインバータ側の出力へ切り替えるか否かの選択を可能な状態で待機する。そして、インバータ側の出力への切り替えが選択されたときには負荷への電力供給をインバータ側の出力に切り替える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電源装置、電源装置の制御方法およびプログラムに関し、特に、電源装置で消費される電力を効率的に低減し、また、ユーザーの使い勝手を向上させた電源装置、電源装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、イントラネットを用いた管理やインターネット取引等に代表されるように、パーソナルコンピュータの活用範囲は、ますます広がりを見せている。このような状況は、企業での活用のみならず、今では、電気機器であるテレビ、冷蔵庫、電子レンジといった家電製品とともに、各家庭の生活の中に、パーソナルコンピュータが浸透している。このように、パーソナルコンピュータが家庭で広く使用されることに伴って、パーソナルコンピュータを用いた作業中の停電により、重要な情報が喪失してしまう等の問題が懸念されている。そこで、このような停電時の対策として、停電の発生時に、電気機器等の負荷への電力供給を商用電源から蓄電池に切り替える電源装置が知られている(例えば、特許文献1から3を参照。)。
特開平03−045135号公報 特開2007−202241号公報 特開2002−281693号公報
しかしながら、上記の従来の技術は、商用電源を負荷に直接供給している時に、停電が発生した場合に、インバータを介して蓄電池からの電力を自動で負荷に供給するものである。
一方で、近年においては、電源装置の利用用途が増えてきており、停電時における電力供給を目的とするもののみならず、電気量の削減や節電のために、夜間電力を蓄電し、日中には、蓄電池からの電力を放電するようなピークシフトを目的とするケースが増加している。特に、このように利用される場合には、緊急時用の電源としても使用できるように、蓄電池内の蓄電量を無駄に消費しないような取り組みが求められてきている。例えば、上記特許文献1および2に記載の技術では、いずれも停電の検出に基づいて、停止中のインバータを動作させることでインバータを常時動作させることを避け、インバータで消費される電力を低減するものである。
ところが、特許文献1に記載の技術は、停電を検出し、かつ、負荷が駆動中(負荷電流が流れている状態)であれば、インバータを動作させて、負荷への電力供給源を商用電源から蓄電池へ自動で切り替えるものであるため、停電時に必ずしも電力供給が必須でない電気機器(例えば、DVD(Digital Versatile Disc)のような光学式メディアやHDD(Hard Disk Drive)のような磁気式メディアを用いた映像等の記録用デコーダー、電子レンジ等)が負荷として接続されている場合であっても、待機状態でのモニタの表示等のために負荷電流が生じるため、インバータを駆動させて電力供給することになり、無駄に蓄電池の電力を消費することになりかねない。また、停電時に、負荷が駆動されていなかった場合には、停電から回復検知までに、回復の有無の確認を繰り返しているに過ぎず、停電中に負荷を駆動したい場合に蓄電池から電力供給を行うことができない。
また、特許文献2に記載の技術では、停電を検出したことに応じて、インバータを動作させて、負荷への電力供給源を商用電源から蓄電池に自動的に切り替えるようにしているが、停電時に必ずしも電力供給が必須でない電気機器が負荷として接続されている場合でも、インバータを駆動させて電力の供給を行うため、特許文献1と同様に、無駄に蓄電池の電力を消費することになりかねない。
また、特許文献3に記載の技術では、無停電負荷を対象としているため、インバータを常時待機状態としており、停電時には、自動的に蓄電池からの電力供給に切り替わるものであるため、インバータにおいて消費する電力を効率的に低減することができない。
以上のように、特許文献1から3に記載の従来の技術は、いずれも電源装置で消費される電力の低減が十分に実現できなかったという問題があった。また、特許文献1から3に記載の従来の技術は、いずれも停電発生時に、負荷に対して蓄電池から電力供給をするか否かの自由度がなく、ユーザーにとって使い勝手が必ずしもよいものではなかったという問題があった。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、電源装置で消費される電力を効率的に低減し、また、ユーザーの使い勝手を向上させた電源装置、電源装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の事項を提案している。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
(1)本発明は、蓄電池(例えば、図1の蓄電池130に相当)と、外部からの電力を受ける入力部(例えば、図1の入力部30に相当)と、負荷へ供給する電力を出力する出力部(例えば、図1の出力部40に相当)と、前記蓄電池からの電力を負荷に供給可能に変換するインバータ(例えば、図1のインバータ140に相当)と、前記入力部側が選択されている第1の状態と、前記インバータからの出力側が選択されている第2の状態とが選択可能であり、該選択した側からの電力を前記出力部へ送る選択手段(例えば、図1のスイッチ120に相当)と、前記入力部が受ける電力を監視し、該入力部が受ける電力の異常を検知する監視手段(例えば、図1の停電監視部150に相当)と、前記監視手段が異常を検知したときに、前記選択手段を前記第1の状態から前記第2の状態へ自動的に切り替える自動モードと、前記監視手段が異常を検知したときに、前記選択手段の状態を外部からの指示によって切り替え可能な状態で待機させる待機モードとを指示可能な指示手段(例えば、図1の指示部180に相当)と、前記指示手段により前記自動モードが指示された時には、前記監視手段の異常検知に応じて、前記選択手段を前記第1の状態から前記第2の状態へ自動的に切り替える制御を行い、前記指示手段により前記待機モードが指示された時には、前記監視手段の異常検知に応じて、前記選択手段の状態を外部からの指示によって切り替え可能な状態で待機させる制御を行う制御手段(例えば、図1の制御部160に相当)と、を備えたことを特徴とする電源装置を提案している。
この発明によれば、入力電力の異常が検出された場合に、インバータの出力側を自動的に切り替えるか、待機状態とするかを選択できるようにしたため、接続する負荷に応じて、停電時における負荷への電力供給を行うか否かを任意に設定することが可能となり、使用用途に応じた節電対応が可能となる。
(2)本発明は、(1)の電源装置について、前記監視手段が外部からの入力電力の異常を検知した場合に、前記制御手段は、前記自動モードの場合には、前記異常の検知に応じて前記インバータへの通電を行い、待機モードの場合には、前記指示手段により、前記選択手段を前記第1の状態から前記第2の状態へ切り替える指示がなされたときに、前記インバータへの通電を行うことを特徴とする電源装置を提案している。
この発明によれば、待機モードの場合でも、負荷への電力供給を外部からの入力電力からインバータから出力される電力に切り替える指示がなされることによってインバータへの通電を行うため、接続する負荷に応じて、停電時における負荷への電力供給を行うか否かを任意に選択可能となる。
(3)本発明は、(1)または(2)の電源装置について、前記指示手段が、表示手段(例えば、図1の表示部170に相当)内に設けられていることを特徴とする電源装置を提案している。
この発明によれば、指示手段が表示手段内に設けられていることから、表示手段におけるモードの選択画面に合わせて画面上からモードの選択指示をすることができるので、ユーザーにとって使い勝手が向上する。
(4)本発明は、(3)の電源装置について、前記表示手段は、前記指示手段により指示されたモードを表示する表示エリアを備えることを特徴とする電源装置を提案している。
この発明によれば、表示手段が、指示されたモードを表示する表示エリアを備えることから、指示したモードを正確に認識できるため、誤操作を防止して、ユーザーの使い勝手を向上させることができる。
(5)本発明は、電源装置の制御方法であって、インバータが停止時において、外部からの入力電力の異常検出時に、負荷への電力供給を外部からの入力電力側からインバータの出力側へ自動的に切り替える自動モードとするのか、インバータの出力側への切り替えをせずに待機モードとするのかを設定する第1のステップ(例えば、図3のステップS113に相当)と、外部からの入力電力の異常の検出を行う第2のステップ(例えば、図3のステップS114に相当)と、外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、自動モードが設定されているときに、負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第3のステップ(例えば、図4のステップS105に相当)と、外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、待機モードが指示されているときに、負荷への電力供給を外部からの入力電力側からインバータの出力側へ切り替えるか否かの選択を可能な状態で待機する第4のステップ(例えば、図3のステップS118に相当)と、該インバータの出力側への切り替えが選択されたときには負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第5のステップ(例えば、図4のステップS105に相当)と、を備えたことを特徴とする電源装置の制御方法を提案している。
この発明によれば、インバータが停止時に、外部からの入力電力の異常が検出された場合に、インバータの出力側へ自動的に切り替えるか、インバータの出力側への切り替えをせずに待機状態とするかを選択できるようにしたため、接続する負荷に応じて、停電時における負荷への電力供給を行うか否かを任意に選択可能となり、使用用途に応じた節電対応が可能となる。
(6)本発明は、電源装置の制御方法であって、第5のステップによるインバータの出力側への切り替えに際してインバータへの通電が行われる(例えば、図3のステップS130に相当)ことを特徴とする電源装置の制御方法を提案している。
この発明によれば、負荷への電力供給をインバータ側の出力側に切り替えるのに伴い、インバータへの通電が行われるので、インバータへの通電が効率的に抑えられるので、節電対応が可能となる。
(7)本発明は、電源装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、インバータが停止時でかつ外部からの入力電力の異常検出時に、負荷への電力供給を外部からの入力電力側からインバータ側の出力側へ自動的に切り替える自動モードとするのか、インバータ側への切り替えをせずに待機モードとするのかが設定される第1のステップ(例えば、図3のステップS113に相当)と、外部からの入力電力の異常を検出する第2のステップ(例えば、図3のステップS114に相当)と、外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、自動モードに設定されているときに、負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第3のステップ(例えば、図4のステップS105に相当)と、外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、待機モードに設定されているときに、負荷への電力供給を外部からの入力電力からインバータの出力側へ切り替えるか否かの選択を可能な状態で待機する第4のステップ(例えば、図3のステップS117に相当)と、該インバータの出力側への切り替えが選択されたときには負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第5のステップ(例えば、図4のステップS105に相当)と、をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、インバータが停止時に、異常が検出された場合に、インバータの出力側を自動的に切り替えるか、インバータ側への切り替えをせずに待機状態とするかを選択できるようにしたため、接続する負荷に応じて、停電時における負荷への電力供給を行うか否かを任意に選択可能となり、使用用途に応じた節電対応が可能となる。
(8)本発明は、電源装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、第5のステップによるインバータの出力側への切り替えに際してインバータへの通電が行われる第6のステップ(例えば、図3のステップS130に相当)をコンピュータに実行させるためのプログラムを提案している。
この発明によれば、負荷への電力供給をインバータ側の出力側に切り替えるのに伴い、インバータへの通電が行われるので、インバータへの通電が効率的に抑えられるので、節電対応が可能となる。
本発明によれば、インバータを駆動させておく通常モードとインバータを停止させておく省電力モードとを選択できるとともに、省電力モード時に、異常が検出された場合に、通常モードのように、インバータの出力側へ自動的に切り替えるか、待機状態とするかを選択できるようにしたため、接続する負荷に応じて、停電時における負荷への電力供給を行うか否かを任意に選択可能となり、使用用途に応じた節電対応が可能となるという効果がある。
特に、電気料金の安い夜間に蓄電池を充電しつつ、商用電源からの電力を負荷に供給するようにし、昼間には、蓄電池からの電力を負荷に供給するようにすることにより、電気料金が抑えられるとともに、夜間に商用電源に異常があった場合でも必要に応じて蓄電池から負荷への電力供給を抑止して、蓄電池の電力の使用を抑制することができる。その結果、電源装置の蓄電池に蓄電した電力の無用な消費を抑えることができるため、非常時における電力使用時間を長くすることが期待できるという効果がある。
また、本発明の電源装置と太陽光発電装置とを組み合わせれば、さらに、昼間の蓄電池からの電力使用を抑制することも可能となる。
本発明の実施形態に係る電源装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置内の制御部の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の処理を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態に係る電源装置の処理を示すフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
なお、本実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、また、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能である。したがって、本実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
以下、図1から図4を用いて、本発明の実施形態に係る電源装置について説明する。
<電源装置の構成>
図1を用いて、本実施形態に係る電源装置の構成について説明する。
本実施形態に係る電源装置100は、図1に示すように、入力部30と、出力部40と、充電部110と、スイッチ120と、蓄電池130と、インバータ140と、停電監視部150と、制御部160と、表示部170と、指示部180とからなる。入力部30には商用電源10が接続され、出力部40には負荷20が接続される。
充電部110は、電源装置100の入力部30に接続され、入力部30に商用電源10が接続されることにより入力部30に入力された交流電力を、直流電力に変換して出力する。スイッチ120は、一方の入力が入力部30に接続され、他方の入力がインバータ140に接続され、出力が出力部40に接続されている。スイッチ120は、制御部160からの制御信号に基づいて、負荷20の接続を、商用電源10側と接続された第1の状態と、インバータ140の出力側と接続された第2の状態とのいずれかに切り替える。蓄電池130は、充電部110に接続され、充電部110からの直流電力に基づき充電される。
インバータ140は、蓄電池130の放電で出力される直流電力を負荷に供給可能な交流電力に変換してスイッチ120の他方の入力に供給する。停電監視部150は、入力電力の電圧を監視し、電圧値から異常を検知する異常監視手段であり、入力電力の低下により停電を検知する。制御部160は、停電監視部150の監視結果に基づく制御や蓄電池130の充電あるいは放電制御や残量確認(SOC)やスイッチ120の切り替え制御、インバータ140の動作制御等を行う。表示部170は、制御部160に接続され、情報を画面上に表示するものであり、タッチパネルのようなユーザー等の外部からの指示を入力可能な指示部180としての機能も有する。
<制御部の構成>
図2を用いて、本実施形態に係る電源装置100内の制御部160の構成について説明する。
本実施形態に係る制御部160は、図2に示すように、CPU161と、蓄電池監視部162と、表示制御部164と、指示情報認識部165と、記憶部166とから構成されている。
CPU161は、蓄電池130への充電を行うための充電部110を駆動制御する他、制御部160を構成する各構成部の動作制御を行う。蓄電池監視部162は、蓄電池130の充放電状態の監視や蓄電池130の充電残量(SOC)を推定するためにセル電圧等の情報取得を行う。表示制御部164は、CPU161から送られてくる指示や情報に従って、表示部170に表示すべきSOC値(蓄電池130の充電残量値)や現在のモードを表示するためのデータ等を生成して表示部170へ送る等の表示制御を行う。
指示情報認識部165は、モードの選択指示等を入力可能な指示部180としての機能も有する表示部170を使用して、ユーザーが入力して指示した情報を認識し、その認識結果に応じた信号を生成してCPU161へ送る。記憶部166は、CPU161と接続され、現在のモードやSOC値をデータとして保持する。
<電源装置の処理>
図3および図4を用いて、本実施形態に係る電源装置の処理について説明する。なお、図3では、電源装置100の電源が投入された後のユーザーによるモードの切り替えの要求あるいは電源の投入時に連動して、表示部170に、モードの切り替えを選択する画面が表示された状態になっているものとする。本実施形態における表示部170は指示部180を兼ねたタッチパネルのようなものであるため、表示部170のモードの切り替えを選択する画面上で、例えば、ユーザーが所望のモードを選択するよう、所望のモードを表示する部分をタッチして選択することにより、選択指示されたモードを指示する情報(データ)を生成し、この生成した情報(データ)を指示情報認識部165へ送る。
電源装置100は、表示部170を指示部180として機能させるためにモード選択画面が表示されており、ユーザーに対してモードの選択を促す状態で待機している(ステップS101)。モードの切り替えが選択指示されるまでは、電源投入前に設定されていたモードが維持されている。なお、ここでいうモードとは、通常モードと省電力モードを指す。本実施形態において、通常モードはインバータ140を駆動状態にしておき、スイッチ120を商用電源10側に設定した状態である。通常モードにおいては、停電等の商用電源10の異常が検知された場合にはスイッチ120をインバータ140側に自動で切り替えることにより、負荷20への電力供給を商用電源10に基づく状態から蓄電池130に基づく状態とする。一方、省電力モードはインバータ140への通電を遮断することでインバータ140を停止状態としておき、スイッチ120を商用電源10側に設定した状態である。省電力モードにおいては、停電等の商用電源10の異常が検出された場合には、スイッチ120をインバータ140側へ自動切り替えとするのか、それとも自動切り替えをせずに待機状態とするのか、設定状態により動作が異なることとなる。詳細については後述する。また、初期状態では、商用電源10側が選択されていて、商用電源10からの交流電力が直接負荷20へ供給されているものとする。なお、モード選択画面を表示する場合は、モード選択画面の表示を行う直前のモードを維持するのでなく、予め決めたモードの状態となるように設定し、そのモードに応じた状態にスイッチ120を設定するものとしてもよい。
表示部170を介してユーザーが通常モードあるいは省電力モードを選択する(ステップS102)。ユーザーの指示は指示情報認識部165を介してCPU161に送られ、CPU161にて選択されたモードに応じた制御を行う。
通常モードが選択された場合には次のような動作が実施される(ステップS103)。
まず、通電が断たれていた状態のインバータ140に対してCPU161によって通電を行い、インバータ140を駆動する。また、CPU161にて、スイッチ120を商用電源10側に設定する。負荷20には、スイッチ120を介して商用電源10からの交流電力が供給される。
また、記憶部166は、所定の記憶領域に通常モードである旨の情報を読み出し可能に格納する。この格納した情報に基づき、ユーザーが現在のモードを確認できるように、表示制御部164を介して表示部170に通常モードであることを示す表示を行う。
この後、停電監視部150で、商用電源10からの電力の電圧が予め設定された所定の閾値以下まで低下したか否かを監視する(ステップS104)。本実施形態では、停電か否かを、商用電源10の電圧レベルが所定の閾値以下になったか否かで監視確認するものとしたがこれに限るものではなく、他の方法で停電監視するものであってもよい。また、停電に限らず、商用電源10から供給される電力の安定状態を監視する等、商用電源10の異常を検出するものであれば本発明に適用することを妨げない。
停電監視部150による監視で商用電源10の異常を検知していない場合は、ユーザーが任意でモード切り替え指示をしたか否かをCPU161にて確認する(ステップS109)。この確認は、記憶部166に記憶されている現在のモードの情報と、表示部170及び表示制御部164を介して供給されてくるユーザーからのモードの指示情報とをCPU161において、比較することで行われる。現在のモードとは異なるモードへの切り替え指示があった場合には、制御部160は、その指示に応じた切り替え処理を行うようにスイッチ120を制御する(ステップS110)。
一方、モード切り替え指示がない場合や指示情報と現在のモードの情報とが同じ(モードの変更がない)場合には、CPU161はモードの切り替え指示をせず、ステップS104に戻って商用電源10の異常検知を行う。
停電監視部150による監視で商用電源10の異常を検知した場合、CPU161は、スイッチ120をインバータ140側に切り替える(ステップS105)。また、商用電源10の異常を知らせる警報等の発生を行う。例えば、音声による警報の他、表示部170に異常発生の表示が行われる(ステップS106)。負荷20には、商用電源10から切り替えられた蓄電池130からの電力が、インバータ140を介してただちに供給されることとなる。
CPU161は、SOCが低下したか(例えば、放電可能と判断する放電下限値を下回っているか)否かをCPU161にて確認する(ステップS107)。SOCの低下が検出された場合には、過放電により蓄電池130の電池性能が劣化することを避けるため、蓄電池130からの放電を停止し、CPU161は電源装置100のシャットダウン処理を実行し、電源装置100をシャットダウンする(ステップS108)。
一方、SOCの低下が検出されなかった場合には、ユーザーが任意でモード切り替え指示をしたか否かをCPU161にて確認する(ステップS111)。この確認は、記憶部166に記憶されている現在のモードの情報と、表示部170及び表示制御部164を介して供給されてくるユーザーからのモードの指示情報とをCPU161で比較することで行われる。
そして、現在のモードとは異なるモードへの切り替え指示があった場合には、CPU161は、現在のモードの情報とユーザーから指示されたモードの情報とが異なることで切り替え指示があったことを確認し、CPU161はユーザーからの指示に応じた切り替え処理を行うようにスイッチ120を制御する(ステップS112)。一方、モード切り替え指示がない場合や指示情報と現在のモードの情報とが同じ(モードの変更がない)場合には、CPU161は現在のモードの情報と比較すべきユーザーから指示されたモードの情報が入力されていないことや現在のモードの情報と同じモードの情報がユーザーから指示されたことで切り替え指示がなかったことを確認し、CPU161は、モードの切り替え処理をせず、ステップS107に戻ってSOCが低下したか否かの確認を行う。
省電力モードが選択された場合には次のような動作が実施される(ステップS113)。まず、インバータ140への通電が遮断され、インバータ140の動作を停止させてインバータ140を無効化する。また、スイッチ120を商用電源10側に設定する。これにより、インバータ140で消費される電力(待機電力も含む)が低減しつつ、商用電源10が供給する交流電力が入力部30,スイッチ120,出力部40を介して負荷20に供給される。
また、商用電源10の異常検出時に自動的に商用電源10側からインバータ140側に切り替えるか否かを選択する選択画面も表示する。異常検知時に商用電源10側の出力からインバータ140側の出力への自動/手動(待機)の切り替え設定を行う。指示部180として機能する表示部170に表示された選択画面から自動切り替えあるいは待機状態にして手動で切り替えのどちらかをユーザーが選択指示すると、その選択した情報は指示情報認識部165、CPU161を介して記憶部166に記憶される。なお、所定時間たってもユーザーからの選択指示がないと判断した場合には、例えば、停電時等においても念のため負荷20に対する電力供給がなされるように、自動切り替えを選択されたものとみなすものとする。
また、後述するが、商用電源10側からインバータ140側への切り替えを行うときにはインバータ140も通電されて駆動状態とするので、通常モードにおいてスイッチ120がインバータ140側に切り替えた場合と同様な状態となる。このため、省電力モードにおいて、スイッチ120をインバータ140側の出力に切り替えることを“通常モードへの復帰”と称してもよい。特に、ユーザーは、インバータ140の出力側への切り替えを手動で選択する場合などでは、選択画面に“通常モードへの復帰”の表示の方がインバータ140側への切り替えであると認識し易い可能性もあるので、趣旨を逸脱しない範囲で動作状態の表現を変えることを妨げない。
また、記憶部166には、所定の記憶領域に省電力モードである旨の情報を読み出し可能に格納するとともに、異常検知時に通常モードへ自動切り替えを行うか否かの情報を格納する。この格納した情報に基づき、ユーザーが現在のモードを確認できるように、CPU161及び表示制御部164を介して表示部170に省電力モードであることを示す表示を行う。この時、異常検知時にインバータ140側の出力への切り替えが手動(あるいは待機)か自動かの設定状況も表示してもよい。
この後、停電監視部150で、商用電源10からの入力電力の電圧が予め設定された所定の閾値以下まで低下したか否かを監視する(ステップS114)。
停電監視部150による監視で商用電源10の異常を検知していない場合、ユーザーが任意でモード切り替え指示をしたか否かをCPU161にて確認する(ステップS123)。CPU161は、記憶部166に記憶されている現在のモードの情報と、表示部170及び表示制御部164を介して供給されてくるユーザーからのモードの指示情報とを比較する。
現在のモードとは異なるモードへの切り替え指示があった場合には、CPU161は現在のモードの情報とユーザーから指示されたモードの情報とが異なることで切り替え指示があったことを確認し、CPU161はユーザーからの指示に応じた切り替え処理を行うようにスイッチ120を制御する(ステップS124)。一方、モード切り替え指示がない場合や指示情報と現在のモードの情報とが同じ(モードの変更がない)場合には、CPU161は現在のモードの情報と比較すべきユーザーから指示されたモードの情報が入力されていないことや現在のモードの情報と同じモードの情報がユーザーから指示されたことで切り替え指示がなかったことを確認し、CPU161はモードの切り替え処理をせず、ステップS114に戻って商用電源10の異常検知を行う。
次に、停電監視部150による監視で商用電源10の異常を検知した場合、CPU161は、記憶部166に格納した情報を読出し、商用電源10側からインバータ140の出力側への切り替えが自動であるか待機するのかを確認する(ステップS115)。
記憶部166に記憶された情報に基づき、CPU161にて自動切り替えであることが確認された場合には、CPU161はインバータ140に通電するように制御し、インバータ140を駆動させる(ステップS130)。この後、ステップS105に移行し、スイッチ120をインバータ140側に切り替える。これにより、負荷20には蓄電池130からの電力がインバータ140を介して供給されることとなる。これ以降は、ステップS106〜S108、S111,S112で示すステップと同様となる。つまり、ステップS105に移行した時点で、電源装置100が通常モードに移行したと同様な状態となる。
一方、記憶部166に記憶された情報に基づき、CPU161にて待機であることが確認された場合には、CPU161は商用電源10の異常を知らせる警報等の発生を行う(ステップS116)。この際、スイッチ120の設定状態は商用電源10側のまま維持され、インバータ140への通電も遮断したままである。
CPU161は、表示制御部164を介して表示部170にインバータ140からの出力を負荷20へ供給するか否かを選択させる選択画面を表示する(ステップS117)。CPU161はタッチパネルで構成される表示部170(指示部180)を介して入力されてくる情報に基づいてユーザーがインバータ140の出力側への切り替えを選択したか否かを判断する(ステップS118)。
CPU161にてインバータ140の出力側への切り替えが選択されたと判断された場合、ステップS130に移行してインバータ140に通電して駆動する。これ以降は、通常モードのステップS105以降と同様となる。そして、ステップS105に移行した時点で、電源装置100が通常モードに移行したと同様な状態となる。
CPU161は、インバータ140の出力側への切り替えが選択されない状態での経過時間が所定値に達したか、つまり、待機状態のまま所定時間経過したか否か、あるいは、SOCが低下しているか(例えば、放電可能と判断する放電下限値を下回っているか)否かを監視する(ステップS119)。CPU161は所定時間の経過がなされたと判断された場合あるいはSOCの低下が検出された場合には、電源装置100のシャットダウン処理を実行する(ステップS120)。
所定時間が経過しておらず、かつSOCの低下が検出されていない場合には、ユーザーが任意でモード切り替え指示をしたか否かをCPU161にて確認する(ステップS121)。この確認は、記憶部166に記憶されている現在のモードの情報と表示部170,表示制御部164を介して供給されてくるユーザーのモードの指示情報とをCPU161で比較することで行われる。
現在のモードとは異なるモードへの切り替え指示があった場合には、CPU161は現在のモードの情報とユーザーから指示されたモードの情報とが異なることで切り替え指示があったことを確認し、CPU161はユーザーからの指示に応じた切り替え処理を行うようにスイッチ120を制御する(ステップS122)。一方、モード切り替え指示がない場合や指示情報と現在のモードの情報とが同じ(モードの変更がない)場合には、ステップS119に戻り、待機状態のままの経過時間とSOCの低下の監視を行う。
以上、説明したように、本実施形態によれば、通常モードと省電力モードとを選択できるとともに、省電力モード時に、異常が検出された場合に、通常モードのように、インバータの出力側を自動的に切り替えるか、待機状態とするかを選択できるようにしたため、接続する負荷に応じて、停電時における負荷への電力供給を行うか否かを任意に設定することが可能となり、使用用途に応じた節電対応が可能となる。
なお、電源装置100の処理をコンピュータシステムで読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムを電源装置100内のCPUに読み込ませ、実行することによって本発明の電源装置を実現することができる。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺装置等のハードウェアを含む。
また、「コンピュータシステム」は、WWW(World Wide Web)システムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されても良い。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組合せで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、この発明の実施形態につき、図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
10;商用電源
20;負荷
30;入力部
40;出力部
100;電源装置
110;充電部
120;スイッチ
130;蓄電池
140;インバータ
150;停電監視部
160;制御部
161;CPU
162;蓄電池監視部
164;表示制御部
165;指示情報認識部
166;記憶部
170;表示部
180;指示部

Claims (8)

  1. 蓄電池と、
    外部からの電力を受ける入力部と、
    負荷へ供給する電力を出力する出力部と、
    前記該蓄電池からの電力を負荷に供給可能に変換するインバータと、
    前記入力部側が選択されている第1の状態と、前記インバータからの出力側が選択されている第2の状態とが選択可能であり、該選択した側からの電力を前記出力部へ送る選択手段と、
    前記入力部が受ける電力を監視し、該入力部が受ける電力の異常を検知する監視手段と、
    前記監視手段が異常を検知したときに、前記選択手段を前記第1の状態から前記第2の状態へ自動的に切り替える自動モードと、前記監視手段が異常を検知したときに、前記選択手段の状態を外部からの指示によって切り替え可能な状態で待機させる待機モードとを指示可能な指示手段と、
    前記指示手段により前記自動モードが指示された時には、前記監視手段の異常検知に応じて、前記選択手段を前記第1の状態から前記第2の状態へ自動的に切り替える制御を行い、前記指示手段により前記待機モードが指示された時には、前記監視手段の異常検知に応じて、前記選択手段の状態を外部からの指示によって切り替え可能な状態で待機させる制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電源装置。
  2. 前記監視手段が外部からの入力電力の異常を検知した場合に、前記制御手段は、前記自動モードの場合には、前記異常の検知に応じて前記インバータへの通電を行い、待機モードの場合には、前記指示手段により、前記選択手段を前記第1の状態から前記第2の状態へ切り替える指示がなされたときに、前記インバータへの通電を行うことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記指示手段が、表示手段内に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記表示手段は、前記指示手段により指示されたモードを表示する表示エリアを備えることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 電源装置の制御方法であって、
    インバータが停止時において、
    外部からの入力電力の異常検出時に、負荷への電力供給を外部からの入力電力側からインバータの出力側へ自動的に切り替える自動モードとするのか、インバータの出力側への切り替えをせずに待機モードとするのかを設定する第1のステップと、
    外部からの入力電力の異常の検出を行う第2のステップと、
    外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、自動モードが設定されているときに、負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第3のステップと、
    外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、待機モードが指示されているときに、負荷への電力供給を外部からの入力電力側からインバータの出力側へ切り替えるか否かの選択を可能な状態で待機する第4のステップと、
    該インバータの出力側への切り替えが選択されたときには負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第5のステップと、
    を備えたことを特徴とする電源装置の制御方法。
  6. 請求項5記載の電源装置の制御方法において、
    前記第5のステップによる前記インバータの出力側への切り替えに際してインバータへの通電が行われることを特徴とする電源装置の制御方法。
  7. 電源装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    インバータが停止時でかつ外部からの入力電力の異常検出時に、負荷への電力供給を外部からの入力電力側からインバータの出力側へ自動的に切り替える自動モードとするのか、インバータの出力側への切り替えをせずに待機モードとするのかが設定される第1のステップと、
    外部からの入力電力の異常を検出する第2のステップと、
    外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、自動モードに設定されているときに、負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第3のステップと、
    外部からの入力電力の異常を検出し、かつ、待機モードに設定されているときに、負荷への電力供給を外部からの入力電力からインバータの出力側へ切り替えるか否かの選択を可能な状態で待機する第4のステップと、
    該インバータの出力側への切り替えが選択されたときには負荷への電力供給をインバータの出力側に切り替える第5のステップと、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムにおいて、
    前記第5のステップによる前記インバータの出力側への切り替えに際してインバータへの通電が行われる第6のステップ、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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