JP2013157267A - 電源補助装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源補助装置について、電池室及び電池ホルダの省スペース化の要求に応えながら、電池ホルダを電池室に対して着脱する際の電池表面の損傷を簡単な構造で防止する。
【解決手段】電源補助装置10は、被覆部材で外装された電池201を保持する電池ホルダ200を電池室301に対して着脱する構成を有する。電池室301の開口部において、電池室301を形成する枠体を構成する天井板305に外観部が樹脂製部材からなる電池室開閉検出ユニット302を設ける。枠体の底面板304から天井板305までの高さと樹脂製部材の下面までの高さをそれぞれH1,H2、電池ホルダ200において底面板304と接触する面から電池ホルダ200の先端壁部206の上端までの高さと電池201の上面までの高さをそれぞれH3,H4としたとき、“H1>H2>H3≧H4”とし、且つ、樹脂製部材の硬度を電池201の被覆部材の硬度以下とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子機器と、電子機器に装着可能な電源補助装置に関する。
近年、デジタルカメラ等の撮像装置では、高機能化によって消費電力が増大する傾向にあり、これに伴って、撮像装置に標準的に装填される電池による動作で撮影可能な枚数は少なくなってきている。この問題に対処するために、電池を収容した外付けの電源補助装置をデジタルカメラに装着し、撮影可能枚数を大幅に増大させるという方法を用いるユーザが増えている。
また、高級機のデジタルカメラには、縦位置撮影用の操作部材(縦位置撮影用グリップ)が準備されている。電池は縦位置撮影用グリップに収容され、縦位置撮影用グリップは電源補助装置としてデジタルカメラの本体部に取り付けられる。これらの電源補助装置では、一般的には、電池室に、直接、電池を収納する構成が採用されている。
これに対して、近年では、電池を電池ホルダに収納した上で、撮像装置や電源補助装置の電池室に電池ホルダを収納する構成が用いられてきている。このような電池ホルダを用いると、電池ホルダの内部構成を変更することで、電池ホルダに乾電池等の一次電池や充電池等の二次電池を適宜選択して収納することが可能になるため、撮像装置や電源補助装置で使用可能な電池の選択性を高めることができる。
特に、近年では、二次電池を収納可能な種々の規格の電池パックが提供されており、電池パックと乾電池とを併用することで、使い勝手を向上させている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1では、電池室を形成する筐体と電池ホルダのそれぞれに、着脱(挿抜)操作を補助するためのガイドレールと溝とを設けることによって、電池室に対する電池ホルダの着脱作業性を快適なものとしている。
ところで、近年、撮像装置等の電子機器に対しては、小型化を実現しつつ、新たな操作部材の配置が可能な構造の実現が強く要求されており、そのために、電子機器に形成される電池室の省スペース化が求められている。また、電子機器に用いられる電源補助装置についても、持ち運びの利便性を高める等の観点から、小型化に対する要望は強い。そこで、電池の配置を工夫することよって電池室を省スペース化する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−257944号公報 特開2006−220759号公報
しかしながら、電子機器や電源補助装置の電池室及び電池ホルダを省スペース化した場合に、操作部材の配設位置を確保する等のために、特許文献1に記載されているようなガイドレール等を配置する十分なスペースを確保することができない場合がある。ガイドレールが設けられていない電池室と電池ホルダの構造の一例を示す断面図を図9に示す。
図9に示す電源補助装置900は、撮像装置に着脱可能な縦位置撮影用グリップである。電池951を収容する電池ホルダ950は、電源補助装置900に形成された電池室901に対して着脱自在となっている。電池室901に対して電池ホルダ950を着脱する際に電池ホルダ950に矢印F方向に力が加わって電池ホルダ950が傾くと、電池室901の開口部Eにおいて電池951と電池室301を形成するフレームとが擦れてしまう。このとき、電池室301を形成するフレームには、一般的に高い強度及び硬度を持つ金属部材が用いられるため、電池951を被覆する硬度の低い樹脂外装が、電池室301を形成するフレームによって損傷してしまう。
本発明は、電池室及び電池ホルダの省スペース化の要求に応えながら、電池ホルダを電池室に対して着脱する際の電池表面の損傷を簡単な構造で防止することができる技術を提供することを目的とする。
本発明に係る電源補助装置は、電池室を有する本体部と、被覆部材で外装された電池を保持し、前記電池室に前記電池が収納されるように前記本体部に着脱される電池ホルダとを備える電源補助装置であって、前記本体部は、金属材料からなり、前記電池室に前記電池ホルダが装着されたときに前記電池ホルダに保持された電池と対向する天井板と、前記天井板と対向する底面板とを含み、前記電池室を形成する枠体と、前記電池室の開口部において、前記底面板に向かって突出するように前記天井板に取り付けられた樹脂製部材とを有し、前記電池ホルダは、前記電池室に前記電池ホルダを挿入する際の先端となる先端壁部を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置や電源補助装置の電池室に対して電池ホルダを挿脱の際の電池表面の損傷を簡単な構造で防止することができると共に、電池室の省スペース化と小型化が可能になる。
本発明の第1実施形態に係る電源補助装置の外観斜視図である。 図1の電源補助装置を図1とは異なる方向から見た外観斜視図である。 図1の電源補助装置がデジタルカメラに取り付けられた状態を示す正面図である。 図1の電源補助装置を構成する本体部と、本体部に対して着脱される電池ホルダの外観斜視図である。 図4に示す本体部及び電池ホルダの構造を示す断面図である。 図1の電源補助装置の断面図である。 図4に示す本体部に対する電池ホルダの着脱時の態様を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電源補助装置の構造を示す断面図、及び、電源補助装置の本体部に対する電池ホルダの着脱時の態様を示す断面図である。 従来例に係る電池室と電池ホルダの構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。ここでは、電源補助装置として、撮像装置の一例である一眼レフタイプのデジタルカメラに装着可能な縦位置撮影用の操作部材である縦位置撮影用グリップを、取り上げることとする。但し、本発明に係る電源補助装置は、これに限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態に係る電源補助装置10の外観斜視図である。図2は、電源補助装置10を図1とは異なる方向から見た外観斜視図である。図3は、電源補助装置10がデジタルカメラ20に取り付けられた状態を示す正面図である。
図1には、電源補助装置10の構成する本体部100が備える電池室(不図示)に、後記する図4等を参照して説明する電池ホルダ200が収納された状態が示されている。電池ホルダ200は、本体部100に収納された状態で電源補助装置10の外装を構成する蓋部205を備えており、蓋部205に設けられた操作部材(レバー)204を操作して、電池ホルダ200を本体部100から抜き取る構造となっている。
なお、電池ホルダ200が本体部100に収納された状態において、操作部材204は、本体部100に設けられた不図示のロック機構と係止され、電池ホルダ200の本体部100からの飛び出しが防止される。
図1に示すように、電源補助装置10は、三脚ネジ部104と、三脚ネジ部104を回転させる回転操作部材103とを備える。回転操作部材103を回転させて、三脚ネジ部104をデジタルカメラ20に設けられている不図示の三脚取り付けネジ部に螺合させることにより、図3に示すように、電源補助装置10はデジタルカメラ20に装着される。
三脚ネジ部104によって電源補助装置10がデジタルカメラ20に装着されるとき、本体部100に対して立設された電源接続部101は、デジタルカメラ20に設けられた不図示の電池室に挿入される。これにより、電源接続部101に設けられた接続端子102がデジタルカメラ20の電池室に設けられている不図示の電源接片と電気的に接続され、電源補助装置10からデジタルカメラ20への給電と制御通信とが可能となる。
図2に示される切り替えスイッチ113は、電源補助装置10がデジタルカメラ20に装着された状態において、電源補助装置10に設けられたレリーズボタン111等の各種の操作部材の作動の可能/不可能を切り替える。切り替えスイッチ113を使用可能位置にセットすると、電源補助装置10に設けられた各種の操作部材を操作した撮影が可能になる。一方、デジタルカメラ20の本体部に設けられた操作部材を操作した撮影を行う場合には、切り替えスイッチ113を使用不能位置にセットする。電源補助装置10からデジタルカメラ20への給電は、切り替えスイッチ113の位置に関係なく行われる。
電源補助装置10において、デジタルカメラ20に装着されたときに正面側(被写体側)となる位置には、レリーズボタン111と電子ダイヤル112が設けられている。一方、背面側(撮影者側)となる位置には、マルチファンクションキー114、測距ボタン115、AEロックボタン116及びAF動作ボタン117が設けられている。これらは、図3に示すようにデジタルカメラ20を縦位置に構えて撮影するときの操作を容易に行うことができるように、デジタルカメラ20のグリップ部25側に設けられている。
なお、本実施形態では、電源補助装置10を、デジタルカメラ20に装着された状態で、ユーザが右手で操作することを前提としている。電源補助装置10の底面には、ストラップ紐を通すストラップ部118と、三脚に取り付けるための三脚ネジ穴119とが設けられている。
電源補助装置10に設けられるレリーズボタン111等の各種の操作部材は、上述した操作部材に限定されるものではなく、他の機能を担当する操作部材を配置してもよいし、上述した操作部材の一部が設けられていなくてもよい。
図4は、電源補助装置10を構成する本体部100と、本体部100に対して着脱される電池ホルダ200の外観斜視図である。電池ホルダ200は、電源補助装置10の本体部100に対して、本体部100の長手方向であるA方向において挿抜可能となっている。電池ホルダ200には、電池201,202の長手方向が本体部100の長手方向と略一致する方向となるように、同一形状の電池201,202を保持する。なお、電池201,202としては、例えば、リチウムイオン電池等の二次電池を用いることができる。
電池ホルダ200には、端子接続部203が形成されている。端子接続部203は、電池ホルダ200が電源補助装置10に装着されたときに、電源補助装置10の内部に形成された不図示の接続端子と電気的に接続される。これにより、電池201,202から、端子接続部203と電源補助装置10の電源接続部101に設けられた接続端子102とを通じて、デジタルカメラ20への給電が行われる。
図5は、電源補助装置10の本体部100と電池ホルダ200の構造を示す断面図である。図6は、電源補助装置10の断面図である。図6は、電源補助装置10の本体部100に電池ホルダ200が装着された状態での本体部100の長手方向と直交する断面を、電池ホルダ200を先端壁部206側から見た図である。なお、先端壁部206は、電池ホルダ200の長手方向において蓋部205と対向する側に設けられた壁部であり、電池室301に電池ホルダ200を挿入する際の先端となる壁部である。
本体部100には、電池ホルダ200を収納する電池室301が形成されており、電池室301を形成している枠体(筐体)は金属材料で形成されている。なお、図5には、電池室301を形成する枠体を構成する底面板304と天井板305とが図示されている。
電池室301の開口部近傍には、電池室301に対する電池ホルダ200の装着状態を検出するために、外観部が樹脂製部材で構成された接触式の電池室開閉検出ユニット302が配設されている。電池室開閉検出ユニット302は、電池室301を形成する天井板305よりも、電池室を構成する底面板304側(電池室301の内側)に向かって、若干、突出するように設置されている。
電池ホルダ200が電池室301の所定の位置まで挿入されて、電池室301の開口部が電池ホルダ200の蓋部205によって閉塞される際に、蓋部205の一部が電池室開閉検出ユニット302の検出スイッチ(不図示)に接触する。このとき、電池室開閉検出ユニット302は、電池室301が蓋部205によって閉塞され、ロックされたことを検知する。
なお、一般的に、電源補助装置においては、突然の電源オフによるデータ破損等を防止するために、電池ホルダが所定位置まで差し込まれたことを検知するか或いは電池蓋の開閉を検知するため検知手段が電池室の開口部に配置される。
本実施形態では、電池室開閉検出ユニット302は、このような一般的な機能に加えて、電池室開閉検出ユニット302の底面を電池ホルダ200の着脱の際の簡易ガイドとして用いる構造としている。これにより、電源補助装置10の小型化(省スペース化)と同時に、部品点数の削減によりコストダウンを実現している。
図5に示されるように、電池室301の底面板304から天井板305までの高さをH1、底面板304から電池室開閉検出ユニット302の下面(つまり、樹脂製部材の下面)までの高さをH2とする。また、電池ホルダ200において、電池室301の底面板304と接触する面から先端壁部206の上端までの高さをH3、電池室301の底面板304と接触する面から電池201,202の上面までの高さをH4とする。
このとき、本実施形態では、“H1>H2>H3≧H4”の関係が満足されるように、電池室301及び電池ホルダ200の形状を設定する。これと同時に、電池室開閉検出ユニット302の樹脂製部材を、電池201,202の外装を構成する被覆部材の硬度以下の硬度を有する樹脂で構成する。
図7は、電源補助装置10の本体部100に対する電池ホルダ200の着脱時の態様を示す断面図であり、本実施形態によって得られる効果を模式的に示している。
図7(a)は、電池室301に対する電池ホルダ200の挿抜中に、電池ホルダ200が本体部100に対して矢印D1方向に傾いた状態を示している。本実施形態では、接触部S1では電池201の上面と電池室開閉検出ユニット302を構成する樹脂製部材とが接触するため、電池201と電池室301を形成する金属製の天井板305との接触を防止することができる。このとき、電池室開閉検出ユニット302の樹脂製部材の硬度は、電池201の被覆部材の硬度以下であるため、電池201の被覆部材の摩耗や破損を防止することができる。電池202が電池室開閉検出ユニット302の樹脂製部材と接触しても、同じ理由から、電池202の被覆部材の摩耗や破損を防止することができる。
図7(b)は、電池室301に対する電池ホルダ200の挿抜中に、電池ホルダ200が本体部100に対して矢印D2方向に傾いた状態を示している。本実施形態では、接触部S2では、電池201が電池室301を形成する金属製の天井板305と接触する前に、電池ホルダ200の先端壁部206が天井板305と接触するため、電池201と天井板305との接触を防止することができる。また、電池室開閉検出ユニット302と電池201が接触しても、電池室開閉検出ユニット302の樹脂製部材の硬度は、電池201の被覆部材の硬度以下であるため、電池201の被覆部材の摩耗や破損を防止することができる。電池202が電池室開閉検出ユニット302の樹脂製部材と接触しても、同じ理由から、電池202の被覆部材の摩耗や破損を防止することができる。
なお、図6に示すように、電池ホルダ200の先端壁部206の上端には、部分的に突起部207が形成されている。高さH3は、電池ホルダ200において電池室301の底面板304と接触する面から突起部207の上端までの高さである。このような突起部207を設けることにより、先端壁部206の高さを全体的に均一にするよりも極めて容易に、高さH3の寸法精度を高めることができる。
<第2実施形態>
第1実施形態に示したように、電源補助装置10において、電池室301の開口部近傍に電池室開閉検出ユニット302を配置することが、スペースの関係で不可能な場合がある。第2実施形態では、このような状況に対応する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る電源補助装置50の構造を示す断面図である。図8(a)は、図5と同様に、電源補助装置50の本体部100と電池ホルダ200の構造を示している。電源補助装置50を構成する本体部100の基本的な構造は、第1実施形態に係る電源補助装置10を構成する本体部100の構造と同じである。
第1実施形態に係る電源補助装置10では、電池室301の開口部近傍に電池室開閉検出ユニット302を設置した。これに対して、第2実施形態に係る電源補助装置50では、電池室301の開口部近傍において、電池室301を構成している枠体の一部である天井板305に、シート状の部材(以下「シート部材」と記す)303を取り付けている。
シート部材303は、天井板305よりも、若干、底面板304側(電池室301側)に突出するように配置されている。また、シート部材303は、樹脂等の弾性部材で構成されており、接着剤或いは両面テープ等によって天井板305に貼り付ける等の簡易な組み立て作業によって取り付けることができる。
図8(a)に示す高さH1,H3,H4は、第1実施形態について図5に示した高さH1,H3,H4と同じである。第2実施形態では、底面板304からシート部材303の下面までの高さをH2aとして、高さH1,H2a,H3,H4が“H1>H2a>H3≧H4”の関係を満足するように、電池室301及び電池ホルダ200の形状を設計する。また、シート部材303には、電池201,202の外装を構成する被覆部材の硬度以下の硬度を有する材料を用いる。
図8(b)は、図7(a)と同様に、電源補助装置50の電池室301に対する電池ホルダ200の挿抜中に、電池ホルダ200が本体部100に対して矢印D1方向に傾いた状態を示している。図8(b)に示すように、電池ホルダ200が本体部100に対して矢印D1方向に傾くと、接触部S3では、電池201の上面とシート部材303とが接触し、電池201と電池室301を構成する金属製の天井板305との接触を防止することができる。このとき、シート部材303の硬度は、電池201の被覆部材の硬度以下であるため、電池201の被覆部材の摩耗や破損を防止することができる。電池202がシート部材303と接触しても、同じ理由から、電池202の被覆部材の摩耗や破損を防止することができる。
なお、電源補助装置50において、図7(b)のように電池ホルダ200が矢印D2方向に傾いた場合の態様については、図7(b)の説明に準ずるため、ここでの説明を省略する。
<その他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
例えば、上記実施形態では、電源補助装置について説明したが、電池室を構成する金属製の筐体を有し、電池室への電池の装着に電池ホルダを用い、電池ホルダを電池室に対して着脱する構成を有する撮像装置等の電子機器に対しても適用可能である。すなわち、電池室を有する電子機器であって、その電池室が、上述した電源補助装置10,50が備える電池室301と同じ構造である電子機器にも、本発明は適用される。
10,50 電源補助装置
20 デジタルカメラ
100 本体部
200 電池ホルダ
201,202 電池
207 突起部
302 電子室開閉検出ユニット
303 シート部材
305 天井板

Claims (6)

  1. 電池室を有する本体部と、
    被覆部材で外装された電池を保持し、前記電池室に前記電池が収納されるように前記本体部に着脱される電池ホルダとを備える電源補助装置であって、
    前記本体部は、
    金属材料からなり、前記電池室に前記電池ホルダが装着されたときに前記電池ホルダに保持された電池と対向する天井板と、前記天井板と対向する底面板とを含み、前記電池室を形成する枠体と、
    前記電池室の開口部において、前記底面板に向かって突出するように前記天井板に取り付けられた樹脂製部材とを有し、
    前記電池ホルダは、前記電池室に前記電池ホルダを挿入する際の先端となる先端壁部を有することを特徴とする電源補助装置。
  2. 前記電池室の底面板から天井板までの高さと前記樹脂製部材の下面までの高さをそれぞれH1,H2、前記電池ホルダにおいて前記電池室に挿入されたときに前記底面板と接触する面から前記電池ホルダの先端壁部の上端までの高さと前記電池ホルダに保持された電池の上面までの高さをそれぞれH3,H4としたときに、“H1>H2>H3≧H4”の関係が満足され、且つ、前記樹脂製部材の硬度は前記電池の前記被覆部材の硬度以下であることを特徴とする請求項1に記載の電源補助装置。
  3. 前記樹脂製部材は、前記電池室に対する前記電池ホルダの装着状態を検出する電池室開閉検出ユニットの外観部を構成することを請求項1又は2に記載の電源補助装置。
  4. 上記電池ホルダの前記先端壁部の上端に突起部が形成され、前記電池ホルダの先端壁部の上端は、前記突起部の上端であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電源補助装置。
  5. 電池室を形成する枠体と、被覆部材で外装された電池を保持し、前記電池室に対して着脱される電池ホルダとを備える電子機器であって、
    前記電池ホルダは、前記電池室に前記電池ホルダを挿入する際の先端となる先端壁部を有し、
    前記枠体は、金属材料からなり、前記電池室に前記電池ホルダが装着されたときに前記電池ホルダに保持された電池と対向する天井板と、前記天井板と対向する底面板とを含み、前記電池室を形成する枠体を有することを特徴とする電子機器。
  6. 前記電池室の開口部において前記底面板に向かって突出するように前記天井板に樹脂製部材が取り付けられ、前記電池室の底面板から天井板までの高さと前記樹脂製部材の下面までの高さをそれぞれH1,H2、前記電池ホルダにおいて前記電池室に挿入されたときに前記底面板と接触する面から前記電池ホルダの先端壁部の上端までの高さと前記電池ホルダに保持された電池の上面までの高さをそれぞれH3,H4としたときに、“H1>H2>H3≧H4”の関係が満足され、且つ、前記樹脂製部材の硬度は前記電池の前記被覆部材の硬度以下であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
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