JP2013154563A - 帳票搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】封入封緘装置に関し、厚み計測の誤差を最小限として個別毎の帳票類の厚み計測精度を向上させ、封入物の一致、不一致を高精度に判定させる。
【解決手段】個単位の少なくとも最初の帳票のバーコード62をBCR13により読み取り、バーコード情報(少なくとも総枚数情報)に基づいて、個単位を所定枚数で分割した枚数以内まで重ね合わせ、検出単位帳票群64として検出単位蓄積部15に蓄積し、当該検出単位帳票群64の厚みを第1厚み検出部17で検出し、総枚数情報に基づいて、検出単位帳票群64を個単位の個単位帳票群65となるまで重ね合わせて個単位蓄積部19に蓄積し、制御部において、個単位毎の厚み情報を保持し、当該保持している厚み情報と各検出単位帳票群64の厚み検出値の総厚み検出値とを比較し、正常な個単位帳票群65であるか否かを判定する構成とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、個別毎の帳票類を封緘体に封入し、封緘する封入封緘装置に関する。
近年、顧客別などの個別毎に帳票に可変データを印字し、連続して個別毎に丁合した帳票群類を、適宜チラシを含ませて封筒などの封緘体に封入し、封緘することが行われる。この場合、封緘体に封入前、若しくは封入後に全体の厚みを検出して抜けや紛れ込みなどの異常があるか否かが判定することも行われる。このような厚み検出や異常に際して精度を向上させ、封入物の一致、不一致を高精度に判定させることが必要である。
従来、個別毎の帳票類を封緘体に封入、封緘し、厚さ検出で異常を判定するものとして、以下の特許文献で開示されているものが知られている。特許文献1は、顧客情報シートと組シートが互いに対応が取れた状態で添付されているか否かを各組シート毎に確認し、顧客情報シートが組シートに間違いなく正しい対応関係を以て添付されていることを管理するために、丁合選択条件に基づきシートを順次丁合し、丁合後の各組シートの厚みを計測すると共に、順次添付される各顧客情報シートに表示されているバーコードなどの顧客情報を順次読み取り、計測厚みデータと読み取られた顧客情報から導き出される規定厚みデータとを照合して両厚みデータの一致、不一致を判定するというものである。
また、特許文献2は、厚みの異なる封入物を用いる場合にも封入の異常検出を行うために、厚み検出ユニットにおいて、厚みの異なる複数種の用紙が封入された封筒の実際厚みを測定し、全部の用紙の厚みデータ、各用紙それぞれの封入枚数データ、封筒の厚みデータに基づいて、封入された封筒の理論厚みを算出すると共に、理論厚みと実際厚みとを比較し、理論厚みと実際厚みとの差が所定値よりも大きい場合に、封入異常と判断するというものである。
特許第3709756号公報 特開2002−370718号公報
しかしながら、厚みを計測する厚み検出センサは、特に複数枚の用紙ないしシートを計測する場合に枚数による厚みが増すほど計測精度が悪くなるという傾向があり、特許文献1に記載されている手法においてもシート枚数が増えるほど規定厚みとの誤差が大となり、一致、不一致の判定が正確に行うことができないという問題がある。
また、特許文献2に記載されているように、用紙が封入された封筒の実際厚みと、用紙それぞれの厚みデータによる理論厚みとを比較するとしても、用紙の厚み自体(いわゆる原反)がロット毎に許容範囲内(例えば70Kgの用紙厚みは90μm〜100μm)で誤差を有するものであり、枚数が増えるほど理論厚みとの誤差が大となり、高精度の比較判断が困難となる。この場合、差の許容範囲を大きくすればよいが、そうすると許容範囲に1枚分以上の厚みが吸収されてしまうことにもなりかねない。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、厚み計測の誤差を最小限として個別毎の帳票類の厚み計測精度を向上させ、封入物の一致、不一致を高精度に判定させる封入封緘装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、個別毎に連続して供給される帳票群を個単位別に封緘体に封入し、封緘して配送物とする封入封緘装置であって、複数の帳票で個単位を構成する少なくとも最初の帳票に個単位の総枚数の情報を含む個別情報が形成され、当該個別情報を読み取る情報読取部と、供給される各帳票を、個単位を所定枚数で分割した枚数以内まで重ね合わせ、検出単位帳票群として蓄積する検出単位蓄積部と、前記検出単位蓄積部で蓄積された検出単位帳票群の厚みを検出する第1厚み検出部と、前記第1厚み検出部で厚み検出された検出単位帳票群を、前記読み取った個別情報に基づいて、個単位の個単位帳票群となるまで重ね合わせて蓄積し、後に封緘体に封入させる個単位蓄積部と、少なくとも、前記個単位毎の厚み情報を保持し、当該保持している厚み情報と前記第1厚み検出部で検出した前記各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値とを比較し、正常な個単位帳票群であるか否かを判定する制御部と、を有する構成とする。
請求項2の発明は、前記個単位蓄積部で蓄積された個単位帳票群を封緘体に封入し、封緘する封入封緘機構と、前記個単位帳票群を封緘体に封入した後、又は、封緘後の前記配送物の厚みを検出する第2厚み検出部と、を有し、前記制御部が、前記第1厚み検出部で検出した前記各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値と前記第2厚み検出部で検出した最終厚み値を比較し、正常な配送物であるか否かを判定する構成である。
請求項1の発明によれば、個単位を構成する少なくとも最初の帳票に形成された総枚数情報の個別情報を読み取り、当該個別情報に基づいて、個単位を所定枚数で分割した枚数以内まで重ね合わせ、検出単位帳票群として蓄積し、当該検出単位帳票群の厚みを検出し、読み取った個別情報に基づいて、検出単位帳票群を個単位の個単位帳票群となるまで重ね合わせて蓄積し、制御部において、個単位毎の厚み情報を保持し、当該保持している厚み情報と各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値とを比較し、正常な個単位帳票群であるか否かを判定する構成とすることにより、最終の個単位帳票群全体の厚みだけを検出させるものでなく、小分けして厚み検出させることから、枚数が増大しても厚み計測の誤差を無くし、若しくは最小限として個別毎の帳票類の厚み計測精度を向上させ、封入物の一致、不一致を高精度に判定させることができるものである。
請求項2の発明によれば、個単位帳票群を封緘体に封入した後、又は、封緘後の前記配送物の厚みを最終厚みとして検出し、制御部において、各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値と前記第2厚み検出部で検出した最終厚み値を比較し、正常な配送物であるか否かを判定する構成とすることにより、実測値同士を比較することから最終厚み値の精度が低下していても理論値と比較よりも比較誤差を小とすることができ、ひいては配送物の判定精度を向上させることができるものである。
本発明に係る封入封緘装置の概略構成図である。 図1の封入封緘装置における制御に関するブロック図である。 図1の封入封緘装置における封入、封緘工程の説明図である。 図1の封入封緘装置における枚数判定の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係る封入封緘装置の概略構成図を示す。図1において、封入封緘装置11は、顧客毎などの個別毎に可変データが形成された例えば2ワイド帳票の連続帳票シート(図3で説明する)がセットされる用紙供給部12上の所定位置に情報読取部であるバーコードリーダ(BCR)13が配置される。当該用紙供給部12には用紙送り部31及び断裁部32が備えられる。
上記用紙供給部12は、連続帳票シートから単葉の帳票とするもので、その排出先に第1垂直搬送部14を介在させて検出単位蓄積部15が配置される。当該第1垂直搬送部14からは帳票を垂直状態から水平状態として検出単位蓄積部15で所定枚数重ね合わせて蓄積する。検出単位蓄積部15は第1水平搬送部16と連結しており、当該第1水平搬送部16上に上下動自在な第1厚み検出部17が配置される。
第1水平搬送部16の排出先には第2垂直搬送部18が設けられる。当該第2垂直搬送部18における第1水平搬送部16の排出位置に対応する位置が個単位蓄積部19となる。第2垂直搬送部18は送り出し部20に連結され、さらに送り出し部20と封入部21とが連結される。当該封入部21における送り出し部20と対向する位置に封緘体供給部22が連結される。ここで、個単位毎に帳票群を封緘するものとして、封筒を例として示すが、袋状フィルムやフィルムで包む方式(この場合は後述の液塗布部24は不要となる)でもよい。なお、上記第1垂直搬送部14及び第2垂直搬送イブ18については水平搬送としてもよい。
上記封入部21は第2水平搬送部23と連結され、当該第2水平搬送部23上に液塗布部24が配置される。当該液塗布部24は、封筒のフラップに予め乾燥糊が塗布されたものとして、これに水を塗布して接着可能とするもので、常に搬送される封筒のフラップ位置に位置させてもよく、また駆動部を設けて上下動自在としてもよい。
第2水平搬送部23はフラップ折曲接着部25と連結し、当該フラップ折曲接着部25とスタッカ26が連結される。上記封入部21、封緘体供給部22、液塗布部23及びフラップ折曲接着部25により封入封緘機構を構成する。そして、スタッカ26上に第2厚み検出部27が上下動自在に配置されたものである。なお、これら機構を制御するコンピュータなどで構成される管理装置は図示を省略しているが、そのブロック図を図2で示している。
ここで、図2に、図1の封入封緘装置における制御に関するブロック図を示す。図2において、制御部41が装置全体を統括的に制御するものであり、そのための電子回路及びプログラムを備える。また、制御部41は個別毎の単位となる後述の各個単位帳票群の枚数に応じた厚み情報を保持すると共に、機能として厚み比較の判定を行うプログラムを備える。
そして、制御部41に対して、表示部42、用紙供給駆動部43、BCRデータ入力部44、第1垂直搬送駆動部45、第1水平搬送駆動部46、第1厚み検出値入力部47、フラップ折曲機構駆動部48、封筒供給機構駆動部49、封入機構駆動部50、第2垂直搬送駆動部51、第2水平搬送駆動部52、第2厚み検出値入力部53及びスタッカ駆動部54のそれぞれの電子回路が接続される。なお、プログラムを展開する記憶領域や厚み検出値を一時記憶するメモリは図示を省略してある。
このうち、第1垂直搬送駆動部45は検出単位蓄積部15への重ね合わせ枚数に達するまでと達したときの間欠駆動制御となり、これに対応して用紙供給駆動部43に対しても同様の間欠駆動制御となる。また、第2垂直搬送駆動部51は個単位蓄積部19への重ね合わせ数に達するまでと達したときの間欠駆動制御となり、これに対応して以降の下流側の各部に対しても同様の間欠駆動制御となる。
上記表示部42は、装置の稼働状態などが表示されるもので、例えば、厚み判定による不一致で装置全体を停止させたときに、表示部42に不一致対象の個単位帳票群を特定表示させることも行われる。
そこで、図3に図1の封入封緘装置における封入、封緘工程の説明図を示すと共に、図4に図1の封入封緘装置における枚数判定の説明図を示す。図3(A)は連続帳票シート61を示したもので、幅方向に二帳票を搬送方向破線の切取線で連設させ、これらを幅方向破線で連続状としたものである。この場合、例えば、個単位で一定方向順に個別毎の可変情報が形成されるもので、幅方向に次の個単位の先頭頁と、前の個単位の最終頁が並ぶこともある。
上記連続帳票シート61の後に単葉帳票となるそれぞれに個別情報としてのバーコード62が形成される。このバーコード62は、一次元のものに限らず、二次元のものであってもよい。バーコード62は、少なくとも個単位最初の帳票に総枚数の情報を含んで形成される。例えば、個単位の最初の頁のバーコード62には当該個単位を特定する情報、総枚数、頁番号を含ませ、同じ個単位の次の帳票のバーコード62には頁番号のみ(総枚数情報も含ませてもよい)を形成させるものである。この場合、他の情報を含ませてもよい。なお、バーコード62内に頁番号を含ませない場合には搬送路上にセンサ等を設けて枚数を計数してもよい。一方、最初の頁を認識させる方法として、各帳票に頁番号を含ませる他、個単位毎に個別のID番号を形成させたり、余白に先頭を示すマークを印字することなど、種々の方法がある。
各帳票に形成される個別情報として上記バーコード62を使用することは、例えば顧客コードとしたときには確認のために顧客データベースにその都度アクセスすることが必要となることからして、データベースとのアクセスを不必要として当該装置内で完結させることができるという利点を有するものである。
このような連続帳票シート61は、図3(B)に示すように、用紙供給部12に水平状態で供給され、このときにBCR13で幅方向に連接された二帳票の各バーコード62を読み取る。この読み取った情報(総枚数や頁番号)は図2に示す制御部41に送られ、この読み取ったバーコード情報により先頭頁が認識されると共に、個単位を特定する総枚数が認識される。ここでは、例えば100枚を総枚数として説明する。
BCR13で各バーコード62が読み取られた連設された二帳票は、用紙供給部12(用紙供給駆動部43)の送りによって断裁部32により搬送方向及び幅方向に断裁されて、それぞれ単葉帳票63とされ、第1垂直搬送部14に送られる。第1垂直搬送部14によって順次検出単位蓄積部15に搬送され、反転されて水平状態で重ね合わされて蓄積されていく。
ここで、検出単位蓄積部15で重ね合わせる最大の帳票数は、総枚数を所定枚数に分割した枚数であり、ここでは20枚と設定する。この設定値は後段の第1厚み検出部17の検出誤差がない、若しくは検出誤差が最小限となる厚みであるが、検出可能な最大厚みとは限らない。したがって、検出単位蓄積部15での最大の重ね合わせ枚数は第1厚み検出部17の精度に依存して設定されるものである。なお、所定枚数での厚みについては、用紙1枚の平均厚み×枚数として計測値と比較する方法の他、1〜20枚の枚数毎に実測した値を計測値と比較することによっても得ることができるものである。
バーコード情報(頁数)に基づいて、第1垂直搬送部14から検出単位蓄積部15に順次単葉帳票63が重ね合わせられて20枚に達したときに検出単位帳票群64として第1水平搬送部16に送り出され、ここで第1厚み検出部17による厚み検出が行われ、制御部41に送出されて記憶される。この検出単位帳票群64が第1水平搬送部16に送り出されたときに、同じ個単位に属する次の単葉帳票63が検出単位蓄積部15で重ね合わされていき、同様に第1厚み検出部17で厚みが検出される。
そして、最終頁の帳票63が検出単位蓄積部15に蓄積され、第1水平搬送部17に送り出されたときに、次の個単位の各単葉帳票63が検出単位蓄積部15に蓄積されていくものである。なお、個単位の総枚数が設定の20枚で割り切れない場合には、20枚以下の検出単位帳票群64となる。例えば、個単位の構成数が75の場合は、20枚で3回の検出をした後に15枚の検出をすることとなる。
上記第1厚み検出部17で厚みが検出された検出単位帳票群64は、第2垂直搬送部18の個単位蓄積部19に送り出される。この個単位蓄積部19において、各検出単位帳票群64が個単位の構成数となるまで当該第2垂直搬送部18の搬送は行われず、順次検出単位帳票群64が重ね合わされて蓄積されていき、バーコード情報(総枚数)に基づいて、個単位を構成する総枚数(100枚)となる5つ分の検出単位帳票群64が重ね合わされたときに第2垂直搬送部18が駆動し、個単位帳票群65として送り出し部20に搬送する。
そこで、図4(A)に示すように、第1厚み検出部17による厚み検出値は、制御部41において個単位を構成する各検出単位帳票群64の厚み(d1、d2、・・・、d5)を加算して、個単位の帳票総厚み(D1)を算出する。この帳票総厚み(D1)と保持している対象個単位帳票群の厚み情報とを比較し、一致するか否かを判定する。
一致していれば正常としてそのまま稼働は継続され、不一致と判定した場合には、当該個単位を構成する各検出単位帳票群64が総て個単位蓄積部19に蓄積されたときに装置を停止させ、制御部41に当該異常対象の個単位帳票群65を特定して表示部42に表示させる。停止状態で作業者が表示部42の表示にしたがって対象の個単位帳票群65を検分し、適宜排除する。
送り出し部20では、封入部21に当該個単位帳票群65を送り出すもので、その直前に封緘体供給部22より封筒66が供給されている。当該封筒66は、乾燥糊が塗布されたフラップが開いた状態で接着面を上方(すなわち封筒として裏面)の状態で封入部21に供給される。なお、封筒66の表面(宛名面)には少なくとも個別情報であるバーコード62が視認可能な窓部68が形成されている。
封入部21において、封筒66内に送り出し部20から送り出された個単位帳票群65が封入され、第2水平搬送部23によりフラップ折曲接着部25に搬送され、その際に液塗布部24により当該フラップの乾燥糊部分に水が塗られる。
フラップ折曲接着部25では、封筒66のフラップを折り曲げて接着させて封緘することで配送物67とし、反転させてスタッカ26に順次送り出す。配送物67が反転されることでバーコード62の視認可能な窓部68が上方(宛名面)となる。スタッカ26上では再度第2厚み検出部27で当該配送物67全体の厚みが検出され、制御部41で記憶されるものである。
また、図4(B)に示すように、最終の配送物67に対する第2厚み検出部27による最終厚み検出値D2を制御部41が取得する。そして、制御部41が配送物の最終厚み(D2)と帳票総厚み(D1)とを比較し、封筒66の厚みを加味してその比較値が設定範囲(α〜βの範囲)で、第1厚み検出部17部分から封筒66の間での個単位帳票群65に抜けや紛れ込みがあるか否かを判定する。例えば、設定範囲としては、封筒の厚みをD3、用紙1枚の平均厚みを0.1mmとした場合、D2−(D1+D3)の範囲は、±0.05mmとする。これにより、搬送途中で用紙が1枚追加、又は抜かれた場合には、設定範囲を超えることになる。但し、各封筒D3の厚みに大きな暴れがある場合には、設定範囲の許容値を小さくすればよい。
判定結果が上記設定範囲内で個単位帳票群65の帳票枚数が一致したものとして正常の場合には表示部42に特に表示は行われず、設定範囲外で不一致として異常の場合には当該異常対象の配送物67を特定して表示部42に表示させると共に、装置稼働を停止させる。停止状態で作業者が表示部42の表示にしたがって対象配送物を適宜排除するものである。
なお、封筒66内に上記帳票のみならず、所定枚数のチラシを含ませることとしてもよい。この場合、配送物67の厚み検出による帳票枚数検証に際して当該チラシの枚数分の厚みが加味されて判定されるものである。
このように、最終の個単位帳票群65全体の厚みだけを検出させるものでなく、検出単位蓄積部15で小分けして蓄積し、それぞれの厚み検出させることから、枚数が増大しても厚み計測の誤差を無くし、若しくは最小限として個別毎(個単位毎)の帳票の厚み計測精度を向上させ、封入物たる帳票枚数の一致、不一致を高精度に判定させることができるものである。
また、個単位の帳票群を封筒66に封緘した後(封緘前でも封緘後でもよい)の封入した後でもよい)、配送物全体の厚み検出し、検出単位枚数毎に検出した個々の厚み検出値と比較させることとして実測値同士を比較することから最終厚み値の精度が低下していても理論値と比較よりも比較誤差を小とすることができ、ひいては配送物の枚数判定精度を向上させることができるものである。
ところで、本実施形態では、元帳票を二帳票が連設された連続帳票シート61として説明したが、連設数を問うものではない、また、連続帳票シート61ではなく、単葉の帳票63をBCR13で個別情報62を読み取らせて順次搬送させる場合であっても適用することができるものである。
本発明の封入封緘装置は、連続的に個別毎の帳票類を封緘体に封入する装置の製造、使用等に利用可能である。
11 封入封緘装置
12 用紙供給部
13 バーコードリーダ(BCR)
15 検出単位蓄積部
17 第1厚み検出部
19 個単位蓄積部
21 封入部
24 液塗布部
25 フラップ折曲接着部
26 スタッカ
27 第2厚み検出部
61 連続帳票シート
62 バーコード
63 単葉帳票
64 検出単位帳票群
65 個単位帳票群
66 封筒
67 配送物
本発明は、個別毎の帳票類を搬送する帳票搬送装置に関する。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、厚み計測の誤差を最小限として個別毎の帳票類の厚み計測精度を向上させ、封入物の一致、不一致を高精度に判定させる帳票搬送装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、個別毎に連続して供給される帳票群を個単位別に搬送する帳票搬送装置であって、供給される各帳票を、個単位を所定枚数で分割した枚数以内まで重ね合わせ、検出単位帳票群として蓄積する検出単位蓄積部と、前記検出単位蓄積部で蓄積された検出単位帳票群の厚みを検出する第1厚み検出部と、前記第1厚み検出部で厚み検出された検出単位帳票群を個単位の個単位帳票群となるまで重ね合わせて蓄積させる個単位蓄積部と、少なくとも、前記個単位毎の厚み情報を保持し、当該保持している厚み情報と前記第1厚み検出部で検出した前記各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値とを比較し、正常な個単位帳票群であるか否かを判定する制御部と、を有する構成とする。
請求項2の発明は、複数の帳票で個単位を構成する少なくとも最初の帳票に個単位の総枚数の情報を含む個別情報が形成され、当該個別情報を読み取る情報読取部を備え、前記個単位蓄積部は、前記第1厚み検出部で厚み検出された検出単位帳票群を、前記読み取った個別情報に基づいて、個単位の個単位帳票群となるまで重ね合わせて蓄積させる構成である。
また、請求項3の発明は、前記個単位蓄積部で蓄積された個単位帳票群を封緘体に封入し、封緘する封入封緘機構と、前記個単位帳票群を封緘体に封入した後、又は、封緘後の前記配送物の厚みを検出する第2厚み検出部と、を有し、前記制御部が、前記第1厚み検出部で検出した前記各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値と前記第2厚み検出部で検出した最終厚み値を比較し、正常な配送物であるか否かを判定する構成である。
請求項1及び2の発明によれば、適宜個単位を構成する少なくとも最初の帳票に形成された総枚数情報の個別情報を読み取り、適宜当該個別情報に基づいて、個単位を所定枚数で分割した枚数以内まで重ね合わせ、検出単位帳票群として蓄積し、当該検出単位帳票群の厚みを検出し、適宜読み取った個別情報に基づいて、検出単位帳票群を個単位の個単位帳票群となるまで重ね合わせて蓄積し、制御部において、個単位毎の厚み情報を保持し、当該保持している厚み情報と各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値とを比較し、正常な個単位帳票群であるか否かを判定する構成とすることにより、最終の個単位帳票群全体の厚みだけを検出させるものでなく、小分けして厚み検出させることから、枚数が増大しても厚み計測の誤差を無くし、若しくは最小限として個別毎の帳票類の厚み計測精度を向上させ、封入物の一致、不一致を高精度に判定させることができるものである。
請求項の発明によれば、個単位帳票群を封緘体に封入した後、又は、封緘後の前記配送物の厚みを最終厚みとして検出し、制御部において、各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値と前記第2厚み検出部で検出した最終厚み値を比較し、正常な配送物であるか否かを判定する構成とすることにより、実測値同士を比較することから最終厚み値の精度が低下していても理論値と比較よりも比較誤差を小とすることができ、ひいては配送物の判定精度を向上させることができるものである。
本発明に係る帳票搬送装置を備える封入封緘装置の概略構成図である。 図1の封入封緘装置における制御に関するブロック図である。 図1の封入封緘装置における封入、封緘工程の説明図である。 図1の封入封緘装置における枚数判定の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。
図1に、本発明に係る帳票搬送装置を備える封入封緘装置の概略構成図を示す。図1において、封入封緘装置11は、顧客毎などの個別毎に可変データが形成された例えば2ワイド帳票の連続帳票シート(図3で説明する)がセットされる用紙供給部12上の所定位置に情報読取部であるバーコードリーダ(BCR)13が配置される。当該用紙供給部12には用紙送り部31及び断裁部32が備えられる。
本発明の帳票搬送装置は、連続的に個別毎の帳票類を封緘体に封入する装置の製造、使用等に利用可能である。

Claims (2)

  1. 個別毎に連続して供給される帳票群を個単位別に封緘体に封入し、封緘して配送物とする封入封緘装置であって、
    複数の帳票で個単位を構成する少なくとも最初の帳票に個単位の総枚数の情報を含む個別情報が形成され、当該個別情報を読み取る情報読取部と、
    供給される各帳票を、個単位を所定枚数で分割した枚数以内まで重ね合わせ、検出単位帳票群として蓄積する検出単位蓄積部と、
    前記検出単位蓄積部で蓄積された検出単位帳票群の厚みを検出する第1厚み検出部と、
    前記第1厚み検出部で厚み検出された検出単位帳票群を、前記読み取った個別情報に基づいて、個単位の個単位帳票群となるまで重ね合わせて蓄積し、後に封緘体に封入させる個単位蓄積部と、
    少なくとも、前記個単位毎の厚み情報を保持し、当該保持している厚み情報と前記第1厚み検出部で検出した前記各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値とを比較し、正常な個単位帳票群であるか否かを判定する制御部と、
    を有することを特徴とする封入封緘装置。
  2. 請求項1記載の封入封緘装置であって、
    前記個単位蓄積部で蓄積された個単位帳票群を封緘体に封入し、封緘する封入封緘機構と、
    前記個単位帳票群を封緘体に封入した後、又は、封緘後の前記配送物の厚みを検出する第2厚み検出部と、
    を有し、
    前記制御部が、前記第1厚み検出部で検出した前記各検出単位帳票群の厚み検出値の総厚み検出値と前記第2厚み検出部で検出した最終厚み値を比較し、正常な配送物であるか否かを判定することを特徴とする封入封緘装置。
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