JP2013154378A - レーザ加工装置及びレーザ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 反射率の高い材料をレーザ加工する際にも、エネルギ利用効率の低下を抑制することができるレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】 レーザ光源がレーザビームを出射する。第1のステージが加工対象物を保持する。第1の光学系が、レーザ光源から出射したレーザビームを、第1のステージに保持された加工対象物の表面に集光する。第1の光学系によって集光されたレーザビームのうち、第1のステージに保持された加工対象物で反射した第1の反射光が、第1の光学系で集光されたレーザビームの入射点とは異なる位置に、第2の光学系によって集光される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銅のような反射率の高い材料にレーザビームを入射してレーザ加工を行うレーザ加工装置及びレーザ加工方法に関する。
プリント基板の製造に、レーザ加工技術が使用されている。プロント基板の銅薄膜にレーザビームを入射させることにより、銅薄膜に貫通孔が形成される。炭酸ガスレーザ等の赤外域における銅の反射率は99%であり、非常に高い。従って、レーザビームのエネルギを有効利用するために、レーザ照射前に、銅の表面に黒化処理を施すことが一般的である。
プリント基板に貫通孔が形成された後、その貫通孔を透過したレーザビームを反射して、プリント基板の背面に再入射させる技術が知られている。レーザビームを背面に再入射させることにより、側面が切り立った形状の貫通孔を形成することができる。
特開2009−218368号公報 特開2004−322173号公報
穴あけ加工の工程数削減のために、銅表面の黒化処理を行うことなく、穴あけ加工を行う技術が望まれている。黒化処理を行なっていない銅表面にレーザビームを入射させると、入射したエネルギの大部分が反射してしまう。このため、エネルギ利用効率が低くなってしまう。
本発明は、反射率の高い材料をレーザ加工する際にも、エネルギ利用効率の低下を抑制することができるレーザ加工装置及びレーザ加工方法を提供することである。
本発明の一観点によると、
レーザビームを出射するレーザ光源と、
加工対象物を保持する第1のステージと、
前記レーザ光源から出射したレーザビームを、前記第1のステージに保持された加工対象物の表面に集光する第1の光学系と、
前記第1の光学系によって集光されたレーザビームのうち、前記第1のステージに保持された加工対象物で反射した第1の反射光を、前記第1の光学系で集光された前記レーザビームの入射点とは異なる位置に集光させる第2の光学系と
を有するレーザ加工装置が提供される。
本発明の他の観点によると、
加工対象物の表面にレーザビームを入射させて第1のレーザ加工を行う工程と、
前記第1のレーザ加工時に、前記加工対象物から反射した第1の反射光を集光して、第2のレーザ加工を行う工程と
を有するレーザ加工方法が提供される。
第1の光学系によるレーザ加工時に生じた第1の反射光を、第2の光学系によるレーザ加工に利用することができる。これにより、第1の光学系によって反射率の高い材料を加工する場合にも、レーザビームのエネルギ利用効率の低下を抑制することができる。
図1は、実施例1によるレーザ加工装置の概略図である。 図2A及び図2Bは、第1のステージに保持された加工対象物の断面図であり、図2Cは、第2のステージに保持された加工対象物の断面図である。 図3A、図3B、図3Cは、それぞれレーザビームL1、反射光L2、及びレーザビームL3のパルス波形を示すグラフである。 図4A及び図4Bは、第2のステージに保持されて加工される加工対象物の断面図である。 図5は、第2のステージに保持されて加工される加工対象物の斜視図である。 図6は、実施例2によるレーザ加工装置の概略図である。
[実施例1]
図1に、実施例1によるレーザ加工装置の概略図を示す。レーザ光源10が制御装置15からのトリガ信号を受けて、パルスレーザビームを出射する。レーザ光源10には、例えば炭酸ガスレーザ、YAGレーザ等が用いられる。レーザビーム10から出射されたレーザビームが、ビームエキスパンダ11で大口径化され、コリメートされる。コリメートされたレーザビームのビーム断面がマスク12で整形される。
マスク12を透過したレーザビームL1が、第1の光学系20を経由して加工対象物90に入射する。加工対象物90は、第1のステージ39に保持されている。第1のステージ39の保持面に平行な面をxy面とし、保持面の法線方向をz方向とするxyz直交座標系を定義する。第1のステージ39は、加工対象物90をx方向及びy方向に移動させることができる。
加工対象物90で反射した反射光L2が第1の光学系20に再入射する。第1の光学系20は、反射光L2をレーザビームL1の光路から分離し、第1の光学系20から出射させる。第1の光学系20から出射した反射光L2は、ベンディングミラー50で反射し、第2の光学系40に入射する。第2の光学系40に入射した反射光L2は、第2の光学系40を経由して加工対象物91に入射する。加工対象物91は、第2のステージ59に保持されている。第2のステージ59の保持面に平行な面をxy面とし、保持面の法線方向をz方向とするxyz直交座標系を定義する。第2のステージ59は、加工対象物91をx方向及びy方向に移動させることができる。
第1のステージ39と第2のステージ59とは、相互に独立して、加工対象物90及び91を移動させることができる。
次に、第1の光学系20の構成について説明する。マスク12を透過したレーザビームL1が、ビームスプリッタ21に入射する。レーザ光源10から出射したレーザビームは、ビームスプリッタ21に対してS偏光成分のみを持つ直線偏光である。このため、ビームスプリッタ21に入射したレーザビームは、ビームスプリッタ21で反射する。
ビームスプリッタ21で反射したレーザビームL1が、1/4波長板22、x用ガルバノスキャナ23、y用ガルバノスキャナ24、及びfθレンズ25を経由して、加工対象物90に入射する。
x用ガルバノスキャナ23及びy用ガルバノスキャナ24は、それぞれ加工対象物90の表面において、レーザビームの入射点をx方向及びy方向に移動させる。fθレンズ25は、x用ガルバノスキャナ23及びy用ガルバノスキャナ24で走査されたレーザビームを、加工対象物90の表面に垂直入射させるとともに、表面に集光する。
レーザビームL1が加工対象物90に垂直入射するため、加工対象物90の表面で反射した反射光L2の大部分は、レーザビームL1の光路を逆方向に進行する。反射光L2は、1/4波長板22を透過することにより、ビームスプリッタ21に対してP偏光成分のみを持つ直線偏光に変換される。このため、反射光L2はビームスプリッタ21を透過し、ベンディングミラー50で反射されて第2の光学系40に入射する。ビームスプリッタ21は、反射光L3を、レーザビームL1の入射光路から分岐させる分岐光学系として作用する。
次に、第2の光学系40の構成について説明する。ベンディングミラー50で反射された反射光L2は、シャッタ51に入射する。シャッタ51を透過したレーザビームL3が、ベンディングミラー52で偏向された後、x用ガルバノスキャナ43、y用ガルバノスキャナ44、及びfθレンズ45を経由して、加工対象物91に入射する。
シャッタ51は、制御装置15からの制御を受けて、透過状態及び非透過状態のいずれかの状態に切り替わる。シャッタ51は、例えば音響光学素子(AOM)とビームダンパとにより構成される。レーザビームL2の進行方向をビームダンパの方に向けることにより、非透過状態が実現される。x用ガルバノスキャナ43、y用ガルバノスキャナ44、及びfθレンズ45の構成は、第1の光学系20のx用ガルバノスキャナ23、y用ガルバノスキャナ24、及びfθレンズ25の構成と同一である。
図2Aに、第1のステージ39に保持されている加工対象物90の断面図を示す。樹脂製の下地基板60の上に、内層の銅パターン61が形成されている。下地基板60及び銅パターン61の上に、樹脂膜62が形成されている。樹脂膜62の上に、銅膜63が形成されている。銅膜63の表面は、黒化処理されていない。
レーザ光源10(図1)からレーザビームL1を出射すると、銅膜63にレーザビームL1が入射する。レーザ光源10に、波長9.3μmの炭酸ガスレーザを用いた場合、黒化処理していない銅膜63の反射率は99%以上である。レーザ光源10に、YAGレーザの3倍高調波を出射する光源を用いた場合、黒化処理していない銅膜63の反射率は60%程度である。従って、レーザビームL1のエネルギの大部分が銅膜63の表面で反射する。反射光L2は、レーザビームL1の光路を逆方向に進む。
レーザビームL1のエネルギの一部は銅膜63で吸収される。このため、時間の経過と共に銅膜63がアブレーション加工される。
図2Bに、レーザビームL1が1ショット入射した後の加工対象物90の断面図を示す。銅膜63に貫通孔64が形成される。銅膜63が貫通した後は、樹脂膜62の表層部が削られて凹部が形成される。銅膜63が貫通した後は、反射光L2の強度が弱くなる。
図2Cに、第2のステージ59に保持されている加工対象物91の断面図を示す。樹脂製の下地基板70の上に、内層の銅パターン71が形成されている。下地基板70及び銅パターン71の上に、樹脂膜72が形成されている。樹脂膜72の上に、銅膜73が形成されている。銅膜73には、貫通孔74が形成されている。この構造を有する加工対象物91は、例えば、第1のステージ39(図1)に保持してレーザ加工することにより作製
することができる。
貫通孔74が形成された位置に、レーザビームL3が入射する。これにより、樹脂膜72がアブレーション加工される。これにより、樹脂膜72を貫通する孔75が形成され、その底面に内層の銅パターン71が露出する。
レーザビームL3は、第1のステージ39に保持された加工対象物90の表面で反射した後のビームであるため、そのビーム品質は、レーザビームL1に比べて低い。このため、レーザビームL3を集光したときの最小のビームスポットは、レーザビームL1のビームスポットよりも大きくなる。
第1のステージ39に保持された加工対象物90の表面での反射による損失があるため、レーザビームL3のパワーは、レーザビームL1のパワーより小さい。さらに、ビームスポットサイズの拡大により、加工対象物91の表面におけるレーザビームL3のパワー密度は、第1のステージ39に保持されている加工対象物90の表面におけるレーザビームL1のパワー密度より小さくなる。従って、孔75の底面に露出した内層の銅パターン71は、レーザビームL3が入射しても、ほとんど加工されない。
図3Aに、レーザビームL1(図1)のパルス波形の一例を示す。パルス波形は、時刻tsで立ち上がった直後に、鋭いピークを示す。その後、ほぼ一定の光強度を維持し、一定時間経過後、光強度が徐々に低下する。時刻teで光強度が0になる。
図3Bに、反射光L2のパルス波形の一例を示す。加工対象物90の表面の銅膜63(図2A)が残っている間は、反射率が高いため、反射光L2の光強度は、入射光であるレーザビームL1の光強度よりやや低い程度である。時刻tmで銅膜63が貫通すると、加工対象物90の反射率が急激に低下する。このため、反射光L2の光強度は、レーザビームL1の光強度に比べて、大きく低下する。さらに、光強度の時間変動が大きくなり、光強度が不安定になる。
図3Cに、レーザビームL3(図1)のパルス波形の一例を示す。時刻tmよりも前の時刻twにシャッタ51(図1)が透過状態から非透過状態に切り替えられる。このため、銅膜63(図2B)が貫通した時刻tmより後の光強度が不安定な部分が除去される。光強度が不安定な部分が加工対象物91(図1、図2C)に入射しないため、反射光を利用した加工の品質の低下を防止することができる。パルスの立ち上がり時刻tsから、シャッタ51を非透過状態にする時刻twまでの待ち時間tw−tsは、予め制御装置15に記憶されている。
上記実施例1によるレーザ加工装置を用いると、第1のステージ39に保持された加工対象物90にレーザビームL1を入射させることにより、第1のレーザ加工が行われる。第1のレーザ加工時に、加工対象物90で反射した反射光L2が、第2のステージ59に保持された加工対象物91に入射し、第2のレーザ加工が行われる。このため、第1のレーザ加工で利用されなかったエネルギを、第2のレーザ加工で有効利用することができる。
さらに、第2のステージ59に保持されている加工対象物91で反射した反射光を、入射光路から分離して再利用することも可能である。
上記実施例1では、第1の光学系20から出射されるレーザビームL1の加工対象が銅膜63(図2A)である例を示した。レーザビームL1の加工対象は、銅膜に限定されず、その他の反射率の高い材料(例えば金属)からなる薄膜であってもよい。
また、上記実施例1では、第2の光学系40から出射するレーザビームL3の加工対象が、銅膜73の下の樹脂膜72(図2C)である例を示した。レーザビームL3の加工対象は、銅膜73の下の樹脂膜72に限定されず、その他の材料でもよい。ただし、レーザビームL3のパルスエネルギは、レーザビームL1のパルスエネルギより低いため、レーザビームL3の加工対象物は、レーザビームL1の加工対象物よりもアブレーションが生じやすい材料であることが好ましい。
図4A及び図4Bに、レーザビームL3で加工を行う加工対象物91の他の例を示す。図4Aに示すように、下地基板110の上に内層の銅パターン111が形成されている。下地基板110及び銅パターン111の上に樹脂膜112及び銅膜113が形成されている。銅膜113及び樹脂膜112に、孔117が形成されている。孔117の底面の銅パターン111の表面に、加工残渣118が残存している。
図4Bに示すように、孔117内にレーザビームL3を入射させることにより、加工残渣118(図4A)を除去することができる。
図5に、レーザビームL3で加工を行う加工対象物91のさらに他の例を示す。この例では、レーザビームL3により、プリント基板の表面にマーキングを行う。レーザビームL3を加工対象物91の表面に集光し、x用ガルバノスキャナ43及びy用ガルバノスキャナ44(図1)走査することにより、文字、数字、記号等を加工対象物91の表面に刻印することができる。
[実施例2]
図6に、実施例2によるレーザ加工装置の概略図を示す。以下、図1に示した実施例1によるレーザ加工装置との相違点について説明する。レーザ光源10、ビームエキスパンダ11、マスク12、第1の光学系20、第1のステージ39、ベンディングミラー50、第2の光学系40、及び第2のステージ59の基本構成は、第1の実施例によるレーザ加工装置と同一である。
第2の実施例では、ベンディングミラー50と第2の光学系40との間の光路上にビームスプリッタ80が配置されている。ベンディングミラー50で反射したレーザビームL2が、ビームスプリッタ80に対してP偏光成分のみを持つように、ビームスプリッタ80の姿勢が調整されている。第2の光学系40のx用ガルバノスキャナ43の手前に1/4波長板42が配置されている。第2のステージ59に保持された加工対象物91で反射した反射光L4は、1/4波長板42によって、入射するレーザビームL3に対して偏光方向が直交する直線偏光に変換される。このため、反射光L4は、ビームスプリッタ80で反射される。
さらに、第2の実施例では、レーザ光源10から出射するレーザビームが、ビームスプリッタ21に対してS偏光成分のみではなく、P偏光成分も有する。P偏光成分は、ビームスプリッタ21を透過する。ビームスプリッタ21を透過したレーザビームL5は、第3の光学系120に入射する。第3の光学系120の構成は、第1の光学系20(図1)の1/4波長板22、x用ガルバノスキャナ23、y用ガルバノスキャナ24、及びfθレンズ25と同一の構成を有する。第3の光学系120は、第3のステージ139に保持された加工対象物92の表面にレーザビームL5を集光する。
加工対象物92で反射した反射光L6が、ビームスプリッタ21まで戻り、ビームスプリッタ21で反射される。反射光L6は、ベンディングミラー50、及びビームスプリッタ80で反射されて、第4の光学系140に入射する。第4の光学系140の構成は、第
2の光学系40と同一である。
レーザビームL6のパルス波形が、シャッタ151によって整形される。シャッタ151を透過したレーザビームL7が、第4のステージ159に保持された加工対象物93の表面に集光される。加工対象物93で反射した反射光L8が、レーザビームL7の光路を反対向きに進み、ビームスプリッタ80を透過する。
上述のように、第2の光学系40から戻ってきた反射光L4と、第4の光学系140から戻ってきた反射光L8とが、ビームスプリッタ80によって同一光路に合成される。
実施例2では、レーザビーム10から出射したレーザビームのS偏光成分が、第1の光学系20及び第2の光学系40で利用され、P偏光成分が、第3の光学系120及び第4の光学系140で利用される。
さらに、ビームスプリッタ80によって同一の光路に合成された反射光L4とL8とを、さらに後段の光学系で利用することも可能である。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
10 レーザ光源
11 ビームエキスパンダ
12 マスク
15 制御装置
20 第1の光学系
21 ビームスプリッタ
22 1/4波長板
23 x用ガルバノスキャナ
24 y用ガルバノスキャナ
25 fθレンズ
39 第1のステージ
40 第2の光学系
42 1/4波長板
43 x用ガルバノスキャナ
44 y用ガルバノスキャナ
45 fθレンズ
50 ベンディングミラー
51 シャッタ
52 ベンディングミラー
59 第2のステージ
60 下地基板
61 内層の銅パターン
62 樹脂膜
63 銅膜
64 貫通孔
70 下地基板
71 内層の銅パターン
72 樹脂膜
73 銅膜
74、75 貫通孔
80 ビームスプリッタ
90、91、92、93 加工対象物
110 支持基板
111 内層の銅パターン
112 樹脂膜
113 銅膜
117 孔
118 加工残渣
120 第3の光学系
139 第3のステージ
140 第4の光学系
151 シャッタ
159 第4のステージ

Claims (10)

  1. レーザビームを出射するレーザ光源と、
    加工対象物を保持する第1のステージと、
    前記レーザ光源から出射したレーザビームを、前記第1のステージに保持された加工対象物の表面に集光する第1の光学系と、
    前記第1の光学系によって集光されたレーザビームのうち、前記第1のステージに保持された加工対象物で反射した第1の反射光を、前記第1の光学系で集光された前記レーザビームの入射点とは異なる位置に集光させる第2の光学系と
    を有するレーザ加工装置。
  2. 前記第1の光学系は、前記第1のステージに保持された加工対象物で反射し、前記レーザビームの入射経路を反対向きに伝搬する前記第1の反射光を、前記入射経路から分岐させる分岐光学系を有し、
    前記分岐光学系で分岐された前記第1の反射光が、前記第2の光学系に入射する請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. さらに、他の加工対象物を保持する第2のステージを有し、
    前記第2のステージは、前記第1のステージとは独立して、該第2のステージに保持された加工対象物を移動させることができ、
    前記第2の光学系は、前記第1の反射光を、前記第2のステージに保持された加工対象物に集光させる請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. さらに、前記レーザ光源にレーザパルスを出射させるトリガ信号を与える制御装置を有し、
    前記第2の光学系は、さらに、前記第1の反射光を透過させる透過状態と、前記第1の反射光を透過させない非透過状態とを実現するシャッタを含み、
    前記制御装置は、前記シャッタを非透過状態にするまでの待ち時間を記憶しており、前記レーザ光源にトリガ信号を与えた後、前記待ち時間が経過した時点で、前記シャッタを非透過状態にする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーザ加工装置。
  5. 加工対象物の表面にレーザビームを入射させて第1のレーザ加工を行う工程と、
    前記第1のレーザ加工時に、前記加工対象物から反射した第1の反射光を集光して、第2のレーザ加工を行う工程と
    を有するレーザ加工方法。
  6. 前記第1のレーザ加工は、下地基板上に形成された銅薄膜に貫通孔を形成する加工である請求項5に記載のレーザ加工方法。
  7. 前記第2のレーザ加工は、樹脂材料に孔を形成する加工である請求項5に記載のレーザ加工方法。
  8. 前記第2のレーザ加工は、金属膜上の樹脂材料に形成された穴の底面に残存している樹脂を除去する加工である請求項5に記載のレーザ加工方法。
  9. 前記第2のレーザ加工は、対象物の表面にレーザマーキングを行う加工である請求項5に記載のレーザ加工方法。
  10. さらに、前記第2のレーザ加工時に、レーザビームの入射位置から反射した第2の反射光を集光して、第3のレーザ加工を行う工程を有する請求項5乃至9のいずれか1項に記
    載のレーザ加工方法。
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