JP2013154144A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機主部21の一端部に取り付けられた軸部材2101と、外枠22の一端部に取り付けられた、遊技機主部21の軸部材の抜けを防止する抜け止め部1728に対して移動を許容するヒンジ受け部材1721と、を有し、遊技機主部21を外枠22に移動させることにより、軸部材2101をヒンジ受け部材1721に取り付けられる構成であり、軸部材2101をヒンジ受け部材1721の開口部1724に近づけるときに、軸部材2101を開口部1724の開口縁に当接させ、そのまま軸部材2101を該開口部1724内に進入させるように、両開口縁に段差L2を設けた。
【選択図】図19
Description
遊技機主部を取り外す際には、遊技機主部を開錠し、外枠から開放した後に遊技機主部を上方に持ち上げて上下側のヒンジ構造を外す。
前記ヒンジ受け部材は、前記開口部から最奥の軸受け部まで案内路の一部を略く字形状にしたものである。
図1は本発明のパチンコ機10の遊技機主部21と外枠11とが嵌合した状態を示す斜視図である。図2及び図3はパチンコ機10の主要な構成を展開して示す斜視図である。図4はパチンコ機10の背面図である。なお、図2では便宜上パチンコ機10の遊技領域内の構成を省略している。
パチンコ機10は、当該パチンコ機10の外殻を形成する外枠11と、この外枠11に対して前方に回動可能に取り付けられた遊技機主部21とを有する。本発明は、この外枠11と遊技機主部21とが着脱自在に分離する構造になっている。
外枠11は、板材12〜15を四辺に連結し構成されるものであって矩形枠状をなしている。外枠11を構成する板材12〜15は、左右の板材12,13がアルミなどの金属製となっており、上下の板材14,15が木製となっている。パチンコ機10は、外枠11の上下の板材14,15を島設備に取り付け固定することにより、遊技ホールに設置される。
<遊技機ベースユニット22>
先ず、遊技機ベースユニット22の構成について詳細に説明する。図5は遊技機ベースユニット22の正面図である。図6は遊技機ベースユニット22に搭載された遊技盤61の正面図である。図7は遊技機ベースユニット22の背面図である。なお、図5では便宜上パチンコ機10の遊技領域内の構成を省略している。
ここで、遊技機前面ユニット23の構成について説明する。図8は遊技機前面ユニット23の背面図である。
遊技機前面ユニット23は遊技機ベースユニット22の前面側全体を覆うようにして設けられている。遊技機前面ユニット23には、図1に示すように、上記遊技領域のほぼ全域を前方から視認することができるようにした略楕円形状の窓パネル部91が設けられている。窓パネル部91の周囲には、各種ランプ等の発光手段が設けられている。例えば、窓パネル部91の周縁に沿ってLED等の発光手段を内蔵した環状電飾部92が設けられている。環状電飾部92では、大当たり時や所定のリーチ時等における遊技状態の変化に応じて点灯や点滅が行われる。また、環状電飾部92の中央であってパチンコ機10の最上部には所定のエラー時に点灯するエラー表示ランプ部93が設けられている。また、窓パネル部91の左上方及び右上方には、遊技状態に応じた効果音などが出力されるスピーカ部94が設けられている。
次に、遊技機ベースユニット22の背面構成について図7を用いて詳細に説明する。
樹脂ベース41の背面における回動先端側には既に説明した施錠装置31が設けられている。また、樹脂ベース41の中央には上記のとおり遊技盤61が取り付けられている。
次に、裏パックユニット24の構成について詳細に説明する。図9は裏パックユニット24の正面図である。図10は裏パックユニット24の分解斜視図である。
裏パックユニット24は、当該裏パックユニット24の上部及び中央部分を構成する第1裏パックユニット121と、当該第1裏パックユニット121に連続させて設けられ裏パックユニット24の下部を構成する第2裏パックユニット141とを備えている。第1裏パックユニット121にはその下部に開口部122が形成されており、第2裏パックユニット141の上部は当該開口部122の下縁部分を構成している。
第1裏パックユニット121は、裏パック124を備えており、当該裏パック124に対して、払出機構部125が取り付けられている。裏パック124は透明性を有する合成樹脂により成形されており、払出機構部125などが取り付けられるベース部126と、パチンコ機10後方に突出し略直方体形状をなす保護カバー部127とを有する。保護カバー部127は左右側面及び上面が閉鎖され且つ下面のみが開放された形状をなし、少なくとも可変表示ユニット67を囲むのに十分な大きさを有する。
第2裏パックユニット141は、排出通路盤142と制御装置集合ユニット143とを備えている。排出通路盤142は第2裏パックユニット141の前側を構成し、制御装置集合ユニット143は第2裏パックユニット141の後側を構成している。そして、これら排出通路盤142と制御装置集合ユニット143とが前後に組み付けられて第2裏パックユニット141が構成されている。
図11は実施例1のヒンジ受け部材1701を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は側断面図である。図12はヒンジ受け部材1701内の抜け止め具1706を示す拡大斜視図であり、(a)は抜け止め部1708を前方に置いた状態、(b)は抜け止め部1708を後方に置いた状態である。図13はヒンジ受け部材1701に軸部材2101が取り付けられる動作状態を示す平面図であり、(a)はヒンジ受け部材に軸部材を近づける状態、(b)はヒンジ受け部材の開口部から軸部材が進入する状態、(c)は軸部材が軸受け部まで進入した状態である。
実施例1のヒンジ受け部材1701は、外枠11の左上部の上側支持金具17を構成する部材である。ヒンジ受け部材1701は、この図11の拡大平面図に示すように、例えば金属製の略四角形状の板材をその周囲を下側に曲折した本体1702と、この本体1702内においてその面方向に可動し、遊技機主部21側に設けられた軸部材2101の抜け止めを行う抜け止め具1706とから成る。
抜け止め具1706の抜け止め部1708は、軸部材2101が軸受け部1705の位置から抜けないようにする部材である。図示面でこの抜け止め具1706の軸支部1707の中心点からこの抜け止め部1708までを結ぶ仮想直線VLより図示面で左側に接するように構成した。この位置であれば、軸部材2101が抜け止め部1708を押圧するように荷重が加わったときに、抜け止め部1708は図示面で右方向へ回動するように動作する。しかし、この抜け止め具1706は、過回動防止部1710部分でそれ以上の回動は阻止される。そこで、軸部材2101が奥側(図示面では上側)への荷重が加わったときに、ヒンジ受け部材1701から軸部材2101が不用意に外れないようになる。
図15は外枠11に遊技機主部21を取り付ける動作状態を示す斜視図であり、(a)は外枠に対して遊技機主部を開放した状態の位置関係でヒンジ受け部材1701に軸部材2101を近づける状態、(b)はヒンジ受け部材に軸部材を取り付けた状態、(c)は外枠に遊技機主部を閉じた状態である。図16は外枠11に遊技機主部21を取り付ける動作状態を示す一部省略した正面図であり、(a)は外枠に対して遊技機主部を開放した状態の位置関係でヒンジ受け部材1701に軸部材2101を近づける状態、(b)は遊技機主部の下側の軸受け孔に、外枠の軸部材を差し込んだ状態、(c)はヒンジ受け部材に軸部材を取り付ける状態、(d)はヒンジ受け部材に軸部材を取り付け、上側のヒンジ受け部材と下側の軸受け孔に軸部材が完全に取り付けられた状態、(e)は外枠に遊技機主部を閉じた状態である。
この外枠11に遊技機主部21を取り付ける際には、図15(a)と図16(a)、(b)に示すように、遊技機主部21の下側のヒンジ構造を構成する軸受け孔2103に、外枠11の軸部材1101を差し込む。このとき下側のヒンジ構造を差し込んだ後に遊技機主部21の上側を横方向に微妙に傾けて移動して取り付ける(図16(b)参照)。
このように、実施例1の本発明では、遊技機主部21を外枠11に取り付ける際に、遊技機主部21の下側の軸受け孔2103に下側の軸部材1101を下向きに差し込んでから、遊技機主部21の上側を横方向に移動することにより、遊技機主部21の軸部材2101を外枠11のヒンジ受け部材1701に容易に取り付けることができ、遊技機主部21を迅速に取り付けることができる。
図17は実施例1のヒンジ受け部材1701の変形例1を示し、(a)は側断面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
実施例1のヒンジ受け部材1701の抜け止め具1706は、軸支部1707と抜け止め部1708とは連結板ばね1711で連結されている。これは、抜け止め具1706の上面に軸部材2101が上方から誤って当たったときに、抜け止め部1708の折損、または軸支部1707の破損を防止するためである。そこで、この変形例1では、抜け止め部1708と軸支部1707とを同一の部材で構成するが、軸支部1707において、その周囲に回動すると共に、この軸の軸方向に抜け止め部1708と共に軸支部1707が移動する構成になっている。図示例では、軸支部1707が図11で示したものより長く、先端(下端)にフランジ1712が設けられ、コイルばね1713で抜け止め部1708と軸支部1707とは常時本体1702内に押し上げられるようになっている。
図18は実施例1のヒンジ受け部材の変形例2を示し、(a)は側断面図、(b)は側面図、(c)は部分拡大図である。
更に、抜け止め具1706の変形例2として、抜け止め部1708と軸支部1707とを同一の部材で構成するが、この軸支部1707の構成を水平方向の回動と共に、逆円錐状に揺動可能な状態にすることで、軸部材2101による抜け止め部1708の折損、または軸支部1707の破損を防止することができる。例えば、図18(c)に示すように、軸支部1707における抜け止め具1706の軸孔を、単純に円筒形状にするのではなく、ドーナッツの穴のように縦断面が半円形が向かい合った形状にする。このような軸孔の形状であれば、逆円錐状に揺動可能な状態になる。軸支部1707の先端(下端)にフランジ1712が設けられ、コイルばね1713で抜け止め部1708と軸支部1707とは常時本体1702内に押し上げられるようになっている。
図19は実施例2のヒンジ受け部材1721を示す平面図である。
実施例2のヒンジ受け部材1721は、基本的な構成は実施例1のヒンジ受け部材1701と略同様な構成を有する部材である。実施例2のヒンジ受け部材1721は、例えば金属製の略四角形状の板材をその周囲を下側に曲折した本体1722と、この本体1722内においてその平面方向に可動し、遊技機主部21側に設けられた軸部材2101の抜け止めを行うストッパー部として機能する抜け止め具1726とから成る。
図20は実施例2のヒンジ受け部材1721に軸部材2101が取り付けられる動作状態を示す平面図であり、(a)は軸部材を外枠に当てる状態、(b)は軸部材を外枠をなぞりながらヒンジ受け部材に近づける状態、(c)は軸部材をヒンジ受け部材の開口部までなぞるように近づける状態、(d)は軸部材が段差部分で開口部内に進入した状態である。
実施例2のヒンジ受け部材1721に軸部材2101が取り付けられるとき、即ち外枠11に遊技機主部21を取り付ける際には、図15(a)と図16(a)、(b)に示したように、遊技機主部21の下側のヒンジ構造を構成する軸受け孔2103に、外枠11の軸部材1101を差し込む。このとき下側のヒンジ構造を差し込んだ後に遊技機主部21の上側を横方向に微妙に傾けて移動して取り付ける。
図21は実施例2のヒンジ受け部材1721の変形例1を示す平面図である。
変形例1のヒンジ受け部材1721は、開口部1724から最奥の軸受け部1725まで案内路1723の一部を、基本構成の約90度の形状から略く字形状にした。即ち、軸受け部1725の案内路1723を外枠11の平面との略平行状態(図19参照)から、開口部1724の開口縁側が外枠11に近づくような形状にした。略く字形状部1732は平行状態から軸受け部1725を基準にして所定角度αで変形した形状である。この略く字形状部1732は、開口部1724の段差(L2)と相まって軸部材2101を円滑に軸受け部1725まで案内させる機能を有する。
図22は実施例2のヒンジ受け部材1721の変形例2を示す平面図である。
変形例2のヒンジ受け部材1721は、本体1722の一部に遊技機主部21の軸部材2101の動作を円滑にさせるアール1733を形成した。軸部材2101を外枠11でなぞるようにヒンジ受け部材1721に近づけ、軸部材2101をヒンジ受け部材1721の開口部1724までなぞるように近づけるときに、ヒンジ受け部材1721の本体1722と外枠11とで形成される部分が平面視で直角状態である。そこで、この直角の移動動作を回避して動作を円滑にするために、この位置にアール1733を形成した。
図23は実施例2のヒンジ受け部材1721の変形例3を示す抜け止め具1726の拡大平面図である。図24は実施例2のヒンジ受け部材1721の変形例3を示す平面図である。
抜け止め具1726の抜け止め部1728は、軸部材2101が軸受け部1725の位置から抜けないようにする部材である。そこで、この変形例3の抜け止め部1728には軸部材2101を掛け止める位置に位置決め凹部1734を形成した。この位置決め凹部1734を形成する位置は、抜け止め具1726の軸支部1727の中心点からこの抜け止め部1728までを結ぶ仮想直線VLより図示面で左側である。この位置であれば、軸部材2101が抜け止め部1728を押圧するように荷重が加わったときに、抜け止め部1728は図示面で右方向へ回動するように動作する。そこで、軸部材2101が奥側(図示面では上側)への荷重が加わったときに、ヒンジ受け部材1721から軸部材2101が不用意に外れないようになる。
図25は実施例2のヒンジ受け部材1721の変形例4を示す平面図である。
変形例4のヒンジ受け部材1721は、開口部1724から最奥の軸受け部1725まで案内路1723の一部を、基本構成の約90度の形状から略く字形状部1732を形成し、かつ本体1722の一部に遊技機主部21の軸部材2101の動作を円滑にさせるアール1733を形成した。更に、抜け止め部1728には軸部材2101を掛け止める位置決め凹部1734を形成した。
図26は実施例3のヒンジ受け部材1721を示す平面図である。
実施例3のヒンジ受け部材1721は、基本的な構成は実施例1,2のヒンジ受け部材1701と略同様な構成を有する部材である。実施例3のヒンジ受け部材1721は、例えば金属製の略四角形状の板材をその周囲を下側に曲折した本体1722と、この本体1722内においてその平面方向に可動し、遊技機主部21側に設けられた軸部材2101の抜け止めを行うストッパー部として機能する抜け止め具1726とから成る。
図27は実施例3のヒンジ受け部材1721の変形例5を示す拡大平面図である。
実施例3のヒンジ受け部材1721の変形例5は、開口部1724の奥側(図示面では上側)が、ヒンジ受け部材1721の手前側(図示面では下側)より左側に引っ込んだ状態になる段差(L3)を形成している。この変形例5では、この開口部1724の段差(L3)により、軸部材2101を開口部1724に近づけ、この開口部1724の開口縁に当接させることで、そのまま軸部材2101を開口部1724内に進入させることができる。即ち、軸部材2101をヒンジ受け部材1721の周囲でなぞるようにして外枠11側に近づけると、案内路1723内に進入した軸部材2101が抜けづらくなり、そのまま遊技機主部21を手前側に引き戻す動作で軸部材2101を軸受け部1725に掛け止めることができる。
図28は実施例3のヒンジ受け部材1721の変形例6を示す平面図である。
実施例3のヒンジ受け部材1721の変形例6は、変形例5とは逆の配置になり、開口部1724の手前側(図示面では下側)が、ヒンジ受け部材1721の奥側(図示面では上側)より左側に引っ込んだ状態になり、段差(L4)を形成している。この変形例6では、軸部材2101を開口部1724に近づけ、この開口部1724奥側の開口縁に当接させ、次に左側に移動させることで、そのまま軸部材2101を案内路1723内に進入させることができる。
図29は実施例3のヒンジ受け部材1721の変形例7を示す平面図である。
実施例3のヒンジ受け部材1721の変形例7は、変形例6のヒンジ受け部材1721に、開口部1724の一端縁に軸部材2101の動作を円滑にさせるアール1733を形成した。この変形例7では、軸部材2101を外枠11でなぞるようにヒンジ受け部材1721に近づけ、さらに開口部1724までなぞるように近づけるときに、ヒンジ受け部材1721の本体1722と外枠11との境界部分にアール1733が形成されているので、軸部材2101の移動動作を円滑にすることができる。
(1)上記実施の形態では、残存遊技球数が29個となるように、上下通路ユニット134において切換片から払出装置135の回転体までの通路長を設定したが、残存遊技球数は29個に限定されることはなく、単位遊技球数のいずれの整数倍とも一致しない数であれば具体的な数は任意である。例えば、上記実施の形態における単位遊技球数の設定において、残存遊技球数を17個、19個、23個等としてもよい。
以下、上述した実施の形態から抽出される発明群の特徴について、必要に応じて効果等を示しつつ説明する。なお以下においては、理解の容易のため、上記実施の形態において対応する構成を括弧書き等で適宜示すが、この括弧書き等で示した具体的構成に限定されるものではない。
遊技機A
遊技機、例えばパチンコ機は、遊技場に取り付ける際に釘が打ち込まれるために一部が木製で構成された外枠を備えている。パチンコ機の入れ替え時には、遊技場のパチンコ島内を構成する個々の取付枠に外枠を嵌め込む。そして、取付枠に対して外枠の上部の内面から上方に向けて釘を数本上部枠板に打ち込み、同様に外枠の下部の内面から下方に向けて釘を数本下部枠板に打ち込んで、外枠をパチンコ島の取付枠に固定する。その後に、外枠に対して、遊技機の本体部分となる遊技機主部を取り付けると、遊技機主部が外枠に対して前方に開閉可能な状態で取り付けられる。
遊技機主部を取り外す際には、遊技機主部を開錠し、外枠から開放した後に遊技機主部を上方に持ち上げて上下側のヒンジ構造を外す。
前記遊技部材の一端部に取り付けられた軸部材と、
前記支持部材の一端部に取り付けられた、前記遊技部材の軸部材の抜けを防止するストッパー部に対して、水平又は略水平方向に対する移動を許容する弾性変形部を備えたヒンジ受け部材と、を有し、
前記遊技部材を前記支持部材に水平又は略水平方向から移動させることにより、前記軸部材を前記ヒンジ受け部材に水平又は略水平方向から取り付けられる構成である、ことを特徴とする遊技機。
一方、支持部材から遊技部材を取り外す際は、ヒンジ受け部材に回動自在に取り付けられている軸部材を上方に持ち上げると、遊技部材の下側が支持部材から開放され、同時に支持部材上側のヒンジ受け部材から軸部材を抜き取ることができ、遊技部材を迅速に取り外すことができる。
前記支持部材の一端部に取り付けられた軸部材と、
前記遊技部材の一端部に取り付けられた、該遊技部材の軸部材の抜けを防止するストッパー部に対して、水平又は略水平方向に対する移動を許容する弾性変形部を備えたヒンジ受け部材と、を有し、
前記遊技部材を前記支持部材に水平又は略水平方向から移動させることにより、前記ヒンジ受け部材に前記軸部材を水平又は略水平方向から取り付けられる構成である、ことを特徴とする遊技機。
遊技機、例えばパチンコ機は、遊技場に取り付ける際に釘が打ち込まれるために一部が木製で構成された外枠を備えている。パチンコ機の入れ替え時には、遊技場のパチンコ島内を構成する個々の取付枠に外枠を嵌め込む。そして、取付枠に対して外枠の上部の内面から上方に向けて釘を数本上部枠板に打ち込み、同様に外枠の下部の内面から下方に向けて釘を数本下部枠板に打ち込んで、外枠をパチンコ島の取付枠に固定する。その後に、外枠に対して、遊技機の本体部分となる遊技機主部を取り付けると、遊技機主部が外枠に対して前方に開閉可能な状態で取り付けられる。
遊技機主部を取り外す際には、遊技機主部を開錠し、外枠から開放した後に遊技機主部を上方に持ち上げて上下側のヒンジ構造を外す。
前記遊技部材の一端部に取り付けられた軸部材と、
前記支持部材の一端部に取り付けられた、前記遊技部材の軸部材の抜けを防止するストッパー部に対して、水平又は略水平方向に対する移動を許容する弾性変形部を備えたヒンジ受け部材と、を有し、
前記遊技部材を前記支持部材に水平又は略水平方向から移動させることにより、前記軸部材を前記ヒンジ受け部材に水平又は略水平方向から取り付けられる構成であり、
前記軸部材を前記ヒンジ受け部材の開口部に近づけるときに、該軸部材を該開口部の開口縁に当接させ、そのまま該軸部材を該開口部内に進入させるように、両開口縁に段差を設けた、ことを特徴とする遊技機。
11 外枠
17 上側支持金具
1721 ヒンジ受け部材
1726 抜け止め具
1725 軸受け部
1728 抜け止め部
1729 押圧板ばね部
1732 略く字形状部
1733 アール
1734 位置決め凹部
L2 段差
2101 軸部材
23 遊技機前面体としての遊技機前面ユニット
34 受け金具
61 遊技盤
62 開放入球部としての一般入賞口
63 開閉入球部としての可変入賞装置
63a 開閉手段としての開閉扉
64 開放入球部としての上作動口
65 開閉入球部としての下作動口
65a 開閉手段としての電動役物
71 図柄表示装置
80 遊技球発射機構
84 遊技球発射ハンドル
91 窓パネル部
95 第1膨出部
95a 外側貯留部としての上皿
95b 貯留部
95c ねじボス
95d 周縁
95e 反し部
96a 外側貯留部としての下皿
103 音声ランプ制御装置
107 主制御装置
132 内側貯留部としてのタンク
135 払出装置
146 払出制御装置
Claims (4)
- 所定の遊技部品を含む遊技部材が支持部材に対して着脱可能に構成されると共に、該遊技部品が該支持部材に対して開閉可能に構成された遊技機であって、
前記遊技部材の一端部に取り付けられた軸部材と、
前記支持部材の一端部に取り付けられた、前記遊技部材の軸部材の抜けを防止するストッパー部に対して、水平又は略水平方向に対する移動を許容する弾性変形部を備えたヒンジ受け部材と、を有し、
前記遊技部材を前記支持部材に水平又は略水平方向から移動させることにより、前記軸部材を前記ヒンジ受け部材に水平又は略水平方向から取り付けられる構成であり、
前記軸部材を前記ヒンジ受け部材の開口部に近づけるときに、該軸部材を該開口部の開口縁に当接させ、そのまま該軸部材を該開口部内に進入させるように、両開口縁に段差を設けた、ことを特徴とする遊技機。 - 前記ヒンジ受け部材の開口部に、該開口部の外枠寄りの開口縁が、これに対向する開口縁より引っ込んだ状態になるように段差を形成している、ことを特徴とする請求項1の遊技機。
- 前記ヒンジ受け部材は、前記開口部から最奥の軸受け部まで案内路の一部を略く字形状に形成した、ことを特徴とする請求項1の遊技機。
- 前記ヒンジ受け部材のストッパー部は、該ヒンジ受け部材内で回動自在に軸支され、その一端に形成された抜け止め部に、前記軸部材を掛け止める位置決め凹部を形成したものである、ことを特徴とする請求項1の遊技機。
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JP2016036434A (ja) * | 2014-08-06 | 2016-03-22 | 株式会社新太陽 | 遊技機のフロント扉支持構造 |
JP2017038843A (ja) * | 2015-08-21 | 2017-02-23 | 株式会社新太陽 | 遊技機 |
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JP2003205152A (ja) * | 2002-01-11 | 2003-07-22 | Samii Kk | 遊技機の蝶番装置 |
JP2003251041A (ja) * | 2002-03-05 | 2003-09-09 | Adachi Light Co Ltd | 遊技機における前面枠のヒンジ構造 |
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-
2012
- 2012-02-01 JP JP2012019456A patent/JP5880090B2/ja active Active
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