JP2013154107A - 手乾燥装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータの使用状態を簡易な構成で表示可能であるとともに、手乾燥装置全体のデザイン性を低下させることがない手乾燥装置を提供すること。
【解決手段】本発明に係る手乾燥装置は、送風機を内蔵すると共に、使用者の手が挿入される手乾燥室を有するハウジングと、手乾燥室に挿入された使用者の手を検知するセンサと、手乾燥室内を照明する手乾燥室内に設けられた照明部と、センサが使用者の手の挿入を検知すると、モータを駆動及び照明部の出力を制御する制御部と、を備え、制御部は、モータの通電時間又は通電回数を検出する運転状態検出部と、運転状態検出部が検出したモータの通電時間又は通電回数を累積して記憶する運転状態記憶部と、を有し、運転状態記憶部が記憶したモータの累積通電時間又は累積通電回数に基づき照明部を点灯又は点滅させることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明に係る手乾燥装置は、送風機を内蔵すると共に、使用者の手が挿入される手乾燥室を有するハウジングと、手乾燥室に挿入された使用者の手を検知するセンサと、手乾燥室内を照明する手乾燥室内に設けられた照明部と、センサが使用者の手の挿入を検知すると、モータを駆動及び照明部の出力を制御する制御部と、を備え、制御部は、モータの通電時間又は通電回数を検出する運転状態検出部と、運転状態検出部が検出したモータの通電時間又は通電回数を累積して記憶する運転状態記憶部と、を有し、運転状態記憶部が記憶したモータの累積通電時間又は累積通電回数に基づき照明部を点灯又は点滅させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、使用者の手に空気を吹き付けて乾燥させる手乾燥装置に関する。
近年、特に公共のトイレ等においては、手洗い後に手に付着している水を拭き取るためのペーパータオルを削減する傾向が強まっており、ペーパータオルの代わりに手乾燥装置を設置する場合が増えている。このような手乾燥装置は、洗面ボウルが配置されている場所からは少し離れた洗面カウンター上の壁面や、洗面カウンターから離れたトイレ空間の壁面等に設置されている場合が多い(下記特許文献1参照)。
下記特許文献1において提案されている手乾燥装置では、手をハウジングの上方から開口凹部内へ挿入し、開口凹部の掌側壁面及び甲側壁面にそれぞれ設けられたセンサが手を検知すると、両壁面それぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル及び甲側用のノズルから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、手に付着していた水滴を吹き飛ばされる。
下記特許文献1の手乾燥装置に設けられたモータは、手乾燥装置の使用を継続することで消耗し、やがてその使用限界を迎え交換する必要に迫られる。手乾燥装置は、オフィスや店舗といった公共の場に設けられていることから、モータの交換にあたっては、なるべく手乾燥装置の使用不可期間がないように事前に交換することが求められる。
そこで、管理者がモータの使用状態を把握できるようにモータの使用状態を表示する表示部を設け、管理者が表示部を見てメンテナンスの計画を立てやすくすることが考えられるが、新たに表示部をハウジングに設けようとすると表示部専用の水対策を行う必要があるため、手乾燥装置全体の部品代が高くなるという問題があった。
また、新たに表示部をハウジングに設ける場合には、管理者がモータの使用状態を見えるように表示部をハウジングの外表面の一部に設けることになり、管理者だけでなく使用者にも表示部や表示部に表示されたモータの使用状態が見えることになるため、手乾燥装置全体のデザイン性が低下するという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、モータの使用状態を簡易な構成で表示可能であるとともに、手乾燥装置全体のデザイン性を低下させることがない手乾燥装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る手乾燥装置は、使用者の手に空気を吹きつけて乾燥させる手乾燥装置において、空気を吹き出すために回転するモータを有する送風機と、前記送風機を内蔵すると共に、使用者の手が挿入される手乾燥室を有するハウジングと、前記手乾燥室に挿入された使用者の手を検知するセンサと、前記手乾燥室内を照明する前記手乾燥室内に設けられた照明部と、前記センサが使用者の手の挿入を検知すると、前記モータを駆動及び前記照明部の出力を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記モータの通電時間又は通電回数を検出する運転状態検出部と、前記運転状態検出部が検出した前記モータの通電時間又は通電回数を累積して記憶する運転状態記憶部と、を有し、前記運転状態記憶部が記憶した前記モータの累積通電時間又は累積通電回数に基づき前記照明部を点灯又は点滅させることを特徴とする。
本発明では、手乾燥室内に設けられた照明部の点灯又は点滅で累積されたモータの通電時間又は通電回数(以下、運転状態)を表すように構成しており、既存の照明部にモータの運転状態を表示する表示部の機能を持たせているため、別途表示部を設ける必要がなく、モータの使用状態を簡易な構成で表示可能であるとともに、手乾燥装置全体のデザイン性を低下させることがなくなる。
また、本発明に係る手乾燥装置では、前記制御部は、所定の操作を検出した時に前記運転状態記憶部が記憶した前記モータの累積通電時間又は累積通電回数に基づき前記照明部を点灯又は点滅させることも好ましい。
この好ましい様態では、制御部が所定の操作を検出した時に累積された運転状態に基づき照明部を点灯又は点滅させることによって、所定の操作がなければ、照明部が手乾燥室内を照明するだけであり、デザイン性を低下させることなくなるとともに、照明部の点灯又は点滅による照明部の点灯又は点滅による使用者の混乱も防止することができる。
また、本発明に係る手乾燥装置では、前記制御部は、前記運転状態記憶部が記憶した前記モータの運転状態が所定の通電時間又は通電回数を超えたことを検出した時に前記照明部を点灯又は点滅させることも好ましい。
この好ましい態様では、運転状態記憶部が記憶した累積された運転状態が所定の運転状態を超えた時に照明部を点灯又は点滅させることによって、モータが使用限界に近づいていることを事前に管理者に知らせ、モータが使用限界を迎える前に管理者にモータを交換するように促すことができる。
本発明によれば、モータの使用状態を簡易な構成で表示可能であるとともに、手乾燥装置全体のデザイン性を低下させることがない手乾燥装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
図1を参照しながら、本発明の一実施形態である手乾燥装置について説明する。図1は、本発明の実施形態である手乾燥装置1の斜視図である。
本実施形態の手乾燥装置1は、例えば、洗面所などの壁面に設置されている水栓付きの洗面器の側方に設置され、水栓および洗面器を利用して手を洗った人が、濡れた手を乾燥するために使用するものである。
なお、以下、説明の便宜上、本実施形態の手乾燥装置1を構成する部分(要素)において、手の掌側を乾燥させるための関連要素の各名称には「掌側」と付し、手の甲側を乾燥させるための関連部分の各名称には「甲側」と付する場合があり、位置関係を説明する際にも同様の趣旨で「掌側」又は「甲側」との語を用いる場合がある。手乾燥装置1を壁面に取り付けた状態で使用者を基準に換言すれば、「掌側」とは「手前側」「正面側」であり、「甲側」とは「壁面側」「背面側」である。従って、「掌側」の代わりに「手前側」「正面側」を用い、「甲側」の代わりに「壁面側」「背面側」を用いる場合もある。なお、本実施形態では手乾燥装置1を洗面所の壁面に設置する場合について説明しているが、手乾燥装置1の設置態様はこれに限られるものではなく、例えば壁面に固定されずに床面に立設される場合もある。
図1に示すように、手乾燥装置1は、ハウジング2及び水受けトレー19を備えている。ハウジング2は、正面側部材2a(手前側部材)と、背面側部材2b(壁面側部材)と、側面部材2cと、側面部材2dとによって構成されている。ハウジング2には手乾燥室としての開口凹部4が形成され、その開口凹部4の下方には送風機(図1においては明示せず)が内蔵されている。開口凹部4は上方に開口しており、使用者が手を差し入れるための開口部4uが形成されている。
手乾燥装置1を壁面に取り付けた状態で使用者に対して手前側となる正面側部材2aは、水平方向に直線状に略等間隔に列設された複数のノズル6a(第2ノズル、図1には明示せず)を備えている。また、手乾燥装置1を壁面に取り付けた状態で使用者に対して壁面側となる背面側部材2bは、ノズル6aと同様に水平方向に直線状に略等間隔に列設された複数のノズル6b(第1ノズル)を備えている。ノズル6a及びノズル6bは、送風機から送給される空気流を開口凹部4内へ吹き出すためのノズルである。
また、ハウジング2の右側面には側面部材2dが着脱可能に装着され、側面部材2dには、水滴の通過を防止するルーバー5を有する台形状の通気口5aが設けられている。なお、ハウジング2の左側面にも側面部材2dと鏡面対称な形状を有する側面部材2cが着脱可能に装着されている。そして、開口凹部4内に差し込まれた濡れた手から吹き飛ばされた水滴を回収するため、ハウジング2の底部に、水受けトレー19が着脱可能に取り付けられている。
続いて、図2を参照しながら手乾燥装置1について更に詳細に説明する。図2は、手乾燥装置1の中央近傍における縦断面図である。なお、図2では、空気または風の流れを矢印で示している。
図1及び図2に示すように、本実施形態の手乾燥装置1は、手乾燥装置本体を取り囲むハウジング2を備えている。このハウジング2の上部には、ハウジング2の上方からその内部へ並べた両手を挿入することができるように、上端が開口した開口凹部4が設けられている。
この開口凹部4は、そこに手を配置して風を当てて乾燥させる部分(手乾燥室)である。通常、掌をハウジング2の正面側部材2a側に向け、手の甲をハウジング2の背面側部材2b側に向けた姿勢で、手をハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入するようになっている。
本実施形態の手乾燥装置1では、手をハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入し、開口凹部4の正面側壁4a及び背面側壁4bにそれぞれ設けられたセンサ3a,3bが手を検知すると、両壁面4a,4bのそれぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、手に付着していた水滴を飛ばしながら下方へ流れるようになっている。
また、ハウジング2内には、掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bのそれぞれに送風するためのファンモータユニットが設けられている。ファンモータユニット8は、その回転駆動軸10がハウジング2の正面側部材2a及び又は背面側部材2bに対して垂直な方向に延びるように配置されている。
なお、手乾燥装置1の使用時には、掌側に供給する風量が手の甲側に供給する風量に比べて大きくなるように、掌側の送風ダクト30a及び甲側の送風ダクト30bの流路断面積が設定されている。ファンモータユニット8のケーシングの後端部には、吸込口14が設けられている。
一方、ファンモータユニット8の下流端には、上方に突出する吹出口16が形成されている。この吹出口16には、フィンヒータ18が設けられ、フィンヒータ18により、吹出口16から吹き出される空気が温められるようになっている。
また、ハウジング2の底部2eには水受けトレー19が設けられており、開口凹部4内において両端がなで肩形状の底壁4cの壁面4csに落ちて両側に掃けた水が、ハウジング2の内側部にある排水溝(図示せず)を伝って水受けトレー19内に落ちるようになっている。さらに、水受けトレー19の背面側には、フィルタ20を備えた空気取入口22が設けられ、この空気取入口22には、吸気ダクト24bが接続されている。
吸気ダクト24は、その上流端26が空気取入口22のフィルタ20の上に配置され、上流端26と吸込口14を連通させるように、上流端26からハウジング2の背面側部材2bに沿って上方にほぼ真っ直ぐ延びている。手乾燥装置1の作動中、ハウジング2の外部の空気は、空気取入口22からフィルタ20を介して、吸気ダクト24に吸込まれるようになっている。
さらに、吸気ダクト24内の上部において、ファンモータユニット8の吸込口14に隣接して吸音材28が配置されており、吸音材28により、ファンモータユニット8の作動中に吸込口14から漏出した音がそれぞれ吸収されるようになっている。
また、吹出口16には掌側用の送風ダクト30aが接続されており、この掌側用の送風ダクト30aは、ハウジング2の正面側部材2aに隣接して吹出口16aから上方に延びるように形成されている。さらに、掌側用の送風ダクト30a内の背面は、上述した開口凹部4の正面側壁4aが壁面4asを形成しており、送風ダクト30a内の上部の背面側には、複数の掌側用のノズル6aが掌側用の吹出口16aのほぼ真上に位置するように配置されている。
更に、吹出口16には、掌側用の吹出口16aと同様に、甲側用の送風ダクト30bが接続されている。この甲側用の送風ダクト30bは、甲側用の吹出口16bから開口凹部4の背面側壁4bの壁面4bsに配置されている複数のノズル6bへと延びるように形成されている。
上述したように、ハウジング2の両側面部材2c,2dには、風抜き手段であるルーバー5が設けられ、開口凹部4内に配置された手にノズル6a,6bから温風が吹きつけられた際にハウジング2の側面部材2c,2dの方向に飛散した水滴が、このルーバー5により遮断され、風のみがルーバー5を抜けるようになっている。
手をハウジング2の上方から開口凹部4内へ挿入し、開口凹部4の壁面4as及び壁面4bsにそれぞれ設けられたセンサ3a,3bが手を検知すると、CPU及びメモリといった構成要素からなる制御部によってファンモータユニット8が駆動され、両壁面4as,4bsのそれぞれにほぼ水平方向直線状に設けられた複数の掌側用のノズル6a及び甲側用のノズル6bから、手の掌側及び甲側にそれぞれ温風が吹き付けられ、手に付着していた水滴を飛ばしながら下方へ流れるようになっている。
続いて、手乾燥装置1の制御的な構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、図1に示す手乾燥装置の制御的な構成を示すブロック構成図である。図3に示すように、手乾燥装置1は、制御部40と、センサ3aと、センサ3bと、操作部41と、ブラシモータ8aと、フィンヒータ18と、表示部42とを備えている。ブラシモータ8aは、ファンモータユニット8に含まれる駆動用のモータである。
制御部40は、CPU及びメモリといった構成要素及びCPUと各要素とのインターフェイスを含むコントロールユニットである。制御部40は、センサ3a及びセンサ3bから出力される検知信号を受信し、ブラシモータ8a及びフィンヒータ18に動作指示信号を出力する。
制御部40は、操作部41に入力される指示に基づいて、操作部41から出力される指示信号を受信する。操作部41には、フィンヒータ18に通電するか否かの指示を入力することができ、これに基づいた指示信号が出力される。制御部40は、フィンヒータ18に通電する場合には、センサ3a及びセンサ3bから出力される検知信号に応じて、フィンヒータ18に通電させる指示信号を出力する。制御部40は、フィンヒータ18に通電しない場合には、センサ3a及びセンサ3bから出力される検知信号に応じて、フィンヒータ18に通電させる指示信号を出力しない。
操作部41には、ブラシモータ8aの回転数を高くする「強運転」、ブラシモータ8aの回転数を低くする「弱運転」の入力ができるように構成されている。また、操作部41には、センサ3a及びセンサ3b、ブラシモータ8a、フィンヒータ18、照明部42のそれぞれの通電を接続又は解除できるようにも構成されている。
制御部40は、機能的な構成要素として、運転状態検出部401及び運転状態記憶部402を含んでいる。運転状態検出部401は、ブラシモータ8aの運転状態を検出する部分であり、運転状態記憶部402は、運転状態検出部401が検出した運転状態を記憶する部分である。具体的には、運転状態検出部401がブラシモータ8aの通電時間を取得し、その習得した通電時間を累積して累積通電時間として運転状態記憶部402に出力し、運転状態記憶部402がその累積通電時間を記憶する。
尚、運転状態検出部401が取得するものは、モータの運転状態を精度良く記憶することが可能になるため、ブラシモータ8aの通電時間であることが好ましいが、ブラシモータ8aの通電時間でなく、停止状態から回転状態へと遷移したブラシモータ8aの運転回数であっても、ブラシモータ8aの通電時間及び運転回数に基づく運転状態であっても良い。
本実施形態の手乾燥装置1では、運転状態記憶部402が記憶した運転状態に応じて、手乾燥室内を照明する手乾燥室内に設けられた照明部42を点灯又は点滅させる。照明部42は、LEDといった点灯装置によって構成され、運転状態報知部としても機能しているため、別途表示部を設ける必要がなく、ブラシモータ8aの使用状態を簡易な構成で表示可能であるとともに、手乾燥装置全体のデザイン性を低下させることがなくなる。
また、本実施形態の手乾燥装置1では、図4のように、操作部41において所定の操作を行うことにより、操作部41に入力される指示に基づいて、操作部41から出力される指示信号を制御部40が受信することで、運転状態記憶部402が記憶した運転状態に応じて照明部42を点灯又は点滅させる。
上述した所定の操作について、具体的には、センサ3a、3bが所定時間内に手の挿入を所定回数検知した場合や操作部41を決められた操作方法で操作した場合等がある。所定の操作がなければ、照明部42が手乾燥室内を照明するだけであるため、デザイン性を低下させることなくなるとともに、照明部42の点灯又は点滅による照明部の点灯又は点滅による使用者の混乱も防止することができる。
また、本実施形態の手乾燥装置1では、図5のように、運転状態記憶部402が記憶した運転状態が所定の運転状態を超えた時に照明部42を点灯又は点滅させるため、ブラシモータ8aが使用限界に近づいていることを事前に管理者に知らせ、ブラシモータ8aが使用限界を迎える前に管理者にモータを交換するように促すことができる。
特に、運転状態として通電時間を用いて、通電時間を累積した累積通電時間に応じて照明部402を点灯又は点滅させることが望ましい。ブラシモータ8aの運転状態を精度良く記憶することが可能になり、ブラシモータ8aが使用限界を迎える時期が大幅にずれることなく管理者にブラシモータ8aを事前に交換するように促すことができる。
尚、図6や図7のように、運転状態として運転回数を用いた場合でも、運転時間及び運転回数を用いた場合でも良い。ブラシモータ8aの摩耗は起動時と運転時に発生するが、起動時における摩耗の影響が大きいため、使用回数として運転状態を把握することも有効である。また、手乾燥装置1を使用する1回あたりの使用時間は使用者によって異なることや、使用者によって短い使用時間で数回連続使用することもあるため、運転時間及び運転回数を用いることによって、ブラシモータ8aが使用限界を迎える時期をより精度良くさせることも可能になる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。すなわち、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素およびその配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1:手乾燥装置
2:ハウジング
2a:正面側部材
2b:背面側部材
2c:側面部材
2d:側面部材
2e:底部
3a,3b:センサ
4:開口凹部
4a:正面側壁
4a,4b:壁面
4as,4bs:壁面
4b:背面側壁
4c:底壁
4cs:壁面
4d:規制壁
4u:開口部
5:ルーバー
5a:通気口
6a:ノズル
6b:ノズル
8:ファンモータユニット
10:回転駆動軸
14:吸込口
15:吹出ダクト
16:吹出口
16a:吹出口
16b:吹出口
18:フィンヒータ
19:トレー
20:フィルタ
22:空気取入口
24:吸気ダクト
24b:吸気ダクト
26:上流端
28:吸音材
30a:送風ダクト
30b:送風ダクト
40:制御部
41:操作部
42:照明部
401:運転状態検出部
402:運転状態記憶部
2:ハウジング
2a:正面側部材
2b:背面側部材
2c:側面部材
2d:側面部材
2e:底部
3a,3b:センサ
4:開口凹部
4a:正面側壁
4a,4b:壁面
4as,4bs:壁面
4b:背面側壁
4c:底壁
4cs:壁面
4d:規制壁
4u:開口部
5:ルーバー
5a:通気口
6a:ノズル
6b:ノズル
8:ファンモータユニット
10:回転駆動軸
14:吸込口
15:吹出ダクト
16:吹出口
16a:吹出口
16b:吹出口
18:フィンヒータ
19:トレー
20:フィルタ
22:空気取入口
24:吸気ダクト
24b:吸気ダクト
26:上流端
28:吸音材
30a:送風ダクト
30b:送風ダクト
40:制御部
41:操作部
42:照明部
401:運転状態検出部
402:運転状態記憶部
Claims (3)
- 使用者の手に空気を吹きつけて乾燥させる手乾燥装置において、
空気を吹き出すために回転するモータを有する送風機と、前記送風機を内蔵すると共に、使用者の手が挿入される手乾燥室を有するハウジングと、前記手乾燥室に挿入された使用者の手を検知するセンサと、前記手乾燥室内を照明する前記手乾燥室内に設けられた照明部と、前記センサが使用者の手の挿入を検知すると、前記モータを駆動及び前記照明部の出力を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記モータの通電時間又は運転回数を検出する運転状態検出部と、前記運転状態検出部が検出した前記モータの通電時間又は運転回数を累積して記憶する運転状態記憶部と、を有し、前記運転状態記憶部が記憶した前記モータの累積通電時間又は累積運転回数に基づき前記照明部を点灯又は点滅させることを特徴とする手乾燥装置。 - 前記制御部は、所定の操作を検出した時に前記運転状態記憶部が記憶した前記モータの累積通電時間又は累積運転回数に基づき前記照明部を点灯又は点滅させることを特徴とする請求項1に記載の手乾燥装置。
- 前記制御部は、前記運転状態記憶部が記憶した前記モータの運転状態が所定の通電時間又は運転回数を超えたことを検出した時に前記照明部を点灯又は点滅させることを特徴とする請求項1に記載した手乾燥装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012019201A JP2013154107A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 手乾燥装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012019201A JP2013154107A (ja) | 2012-01-31 | 2012-01-31 | 手乾燥装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013154107A true JP2013154107A (ja) | 2013-08-15 |
Family
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---|---|---|---|
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015084958A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | Toto株式会社 | 手乾燥装置 |
JP2017056033A (ja) * | 2015-09-17 | 2017-03-23 | Toto株式会社 | 手乾燥装置 |
JP2019088978A (ja) * | 2019-03-25 | 2019-06-13 | Toto株式会社 | 手乾燥装置 |
JPWO2020250283A1 (ja) * | 2019-06-10 | 2021-11-04 | 三菱電機株式会社 | 手乾燥装置 |
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2012
- 2012-01-31 JP JP2012019201A patent/JP2013154107A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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