JP2013153602A - 充電システム - Google Patents

充電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013153602A
JP2013153602A JP2012013245A JP2012013245A JP2013153602A JP 2013153602 A JP2013153602 A JP 2013153602A JP 2012013245 A JP2012013245 A JP 2012013245A JP 2012013245 A JP2012013245 A JP 2012013245A JP 2013153602 A JP2013153602 A JP 2013153602A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
charging
value
vehicle
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012013245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5817556B2 (ja
Inventor
Taijo Iwata
泰城 岩田
Yukihiro Yamamoto
幸宏 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP2012013245A priority Critical patent/JP5817556B2/ja
Publication of JP2013153602A publication Critical patent/JP2013153602A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5817556B2 publication Critical patent/JP5817556B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】充電の効率化を図ること。
【解決手段】現在の電力設定値Paと電力計測値Pmを比較し、その差が所定の差を超えたか否かを判定する。そして、現在の電力設定値Paに対して電力計測値Pmが所定の差を超えて減少している場合は、現在の電力設定値Paよりも電力低減値Pd分、少ない電力量を新たな電力設定値Pbとして設定する。これにより、電力設定値に対して電力計測値が小さくなった充電スタンドに対して供給する電力量を低減させることができる。すなわち、車両の充電のために割り当てた電力に無駄が生じ得ることを抑制できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両に搭載される蓄電池を充電するための充電システムに関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両に搭載された蓄電池の充電を行う充電システムは、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1の充電システムでは、複数台の車両を同時に充電する場合であっても、契約容量を超えないように充電する制御が行われている。
特開2004−229355号公報
ところで、充電システムでは、車両に対して供給する電力量を決定し、その電力量にしたがって充電を行わせるための指示を行う。そして、車両は、充電システムからの指示にしたがって充電を行う。しかしながら、車両側は、常に充電システムからの指示通りに充電を行うとは限らない。例えば、車両は、蓄電池が満充電状態になると、蓄電池に充電する電力量を低下させて充電を行う。このため、充電システムでは、指示した電力量よりも小さい電力量で車両側が充電を行うと、当該車両の充電のために割り当てた電力が無駄になる可能性がある。したがって、充電システムでは、無駄な電力が生じないように充電を行わせることが望まれている。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、充電の効率化を図り得る充電システムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両に搭載される蓄電池を充電するための電力を前記車両に供給する充電部と、外部供給される電力を前記充電部に供給する電力供給部と、を備えた充電システムにおいて、前記車両に供給される電力を制御するための電力設定値に基づき充電指令値を前記車両に指示する充電制御部と、前記電力供給部からの電力供給によって前記車両側に実際に供給される電力を計測する電力計測部と、を備え、前記充電制御部は、前記電力計測部の計測結果となる電力計測値と前記電力設定値の差が所定の差を超えた場合、前記電力設定値を所定量減少させるとともに、その減少後の電力設定値に基づく充電指令値を新たな指令値として前記車両に指示することを要旨とする。
これによれば、電力計測値と電力設定値が所定の差を超えると電力設定値を減少させて充電指令値を指示する。電力設定値を減少させた場合は、車両に供給される電力量も減少することになる。その結果、充電システムは、充電のために車両に割り当てた電力を無駄にすることなく、車両に対して電力を割り当てることができる。したがって、充電の効率化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、車両に搭載される蓄電池を充電するための電力を前記車両に供給する充電部と、外部供給される電力を前記充電部に供給する電力供給部と、を備えた充電システムにおいて、前記車両に供給される電力を制御するための電力設定値に基づく電流指令値を前記車両に指示する充電制御部と、前記電力供給部からの電力供給によって前記車両側に実際に供給される電流値を計測する電流計測部と、を備え、前記充電制御部は、前記電流計測部の計測結果となる電流計測値と前記電流指令値の差が所定の差を超えた場合、前記電力設定値を所定量減少させるとともに、その減少後の電力設定値に基づく電流指令値を新たな指令値として前記車両に指示することを要旨とする。
これによれば、電流計測値と電流指令値が所定の差を超えると電力設定値を減少させて電流指令値を指示する。電流指令値を減少させた場合は、車両に供給される電力量も減少することになる。その結果、充電システムは、充電のために車両に割り当てた電力を無駄にすることなく、車両に対して電力を割り当てることができる。したがって、充電の効率化を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の充電システムにおいて、前記充電制御部は、前記所定の差を超えた状態が所定時間の間、継続した場合に新たな指令値を前記車両に指示することを要旨とする。
これによれば、電力設定値を減少させるか否かの判定に時間の要素を加えることで、瞬間的に所定の差を超えた場合には電力設定値を維持させることができる。すなわち、電力の無駄が生じていない状態で車両に供給する電力量を減少させてしまい充電の効率を低下させる虞がない。したがって、充電の効率化を確実に図ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の充電システムにおいて、前記電力供給部は、前記充電部を含む複数の電力供給対象に電力を供給し、前記充電制御部は、全ての電力供給対象に供給される電力量の合計が予め定めた最大供給電力量以下となるように各電力供給対象に供給する電力量を決定することを要旨とする。
これによれば、電力供給対象に供給される電力量が需給契約上の電力量を超えないように制御することができる。そして、充電システムは、需給契約上の電力量を超えないように電力量の割り当てを行うことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の充電システムにおいて、前記電力供給対象には、複数の充電部を含み、前記充電制御部は、前記所定の差を超えた充電部の電力設定値の減少分を、他の充電部の電力設定値に分配することを要旨とする。
これによれば、電力設定値の減少分が他の充電部の電力設定値に分配されるので、他の充電部に供給される電力量を増加させることができる。すなわち、電力の無駄を生じさせずに、需給契約上の電力量を超えない範囲で電力量の割り当てを行うことができる。したがって、充電の効率化を図ることができる。
本発明によれば、充電の効率化を図ることができる。
充電システムの構成を示すブロック図。 (a)は電力設定値をもとに充電が行われる場合の電力計測値の変遷を示すグラフ、(b)は電力計測値が低下したことに伴って電力設定値を変更した場合の電力計測値の変遷を示すグラフ。 電流指令値の制御処理を示すフローチャート。 充電対象とする車両に供給される電力量の変遷を説明する説明図。 別例を説明する説明図。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。
図1に示すように、EVやPHVなどの車両10Aには、当該車両10Aの原動機となる図示しない電動機(モータ)への供給電力を蓄える蓄電池11が搭載されている。また、車両10Aには、蓄電池11への充電を制御する車両制御部12が搭載されている。また、車両10Aには、電力変換器13が搭載されている。また、車両10Aには、情報の受信部、及び情報の送信部となる通信部14が搭載されている。そして、車両10Aの蓄電池11は、車両用の充電システムKから供給される電力が電力変換器13で変換され、その変換後の電力によって充電される。なお、図1に示すその他の車両10B,10Cについても、車両10Aと同様に、蓄電池11、車両制御部12、電力変換器13、及び通信部14が搭載されている。そして、これらの車両10B,10Cに搭載される蓄電池11も、充電システムKから供給される電力によって充電される。
以下、充電システムKの具体的な構成を図1にしたがって説明する。
充電システムKは、電力系統から送電される電力を受電する受電設備15と、受電設備15に接続されるとともに、車両10A〜10Cの充電時に充電プラグPを介して車両10A〜10Cに接続される充電スタンド16A,16B,16Cから構成されている。充電スタンド16A〜16Cは、車両10A〜10Cの蓄電池11に充電する電力を供給する充電部となる。また、受電設備15には、その受電設備15から電力が供給される電力供給対象としての負荷設備が接続されている。負荷設備とは、充電スタンド16A〜16Cや、充電システムKの設置箇所に配設されている照明器具など、受電設備15によって電力が供給される対象物である。
なお、図1には、説明の便宜上、受電設備15に接続される3台の充電スタンド16A〜16Cを図示し、その他の負荷設備については図示を省略している。また、充電スタンド16A〜16Cは、同一構成である。このため、図1では、充電スタンド16Aについてその詳細な構成を図示し、その他の充電スタンド16B,16Cについては詳細な構成の図示を省略している。また、電力系統とは、電力を送電するための送電システムであって、電力会社が保有する。また、充電プラグPには、電力を送電するための電力線と、情報を送受信するための信号線とが内蔵されている。そして、受電設備15と充電スタンド16A〜16Cは、電力線L1と信号線L2で接続されている。
受電設備15には、電力系統から需用可能な電力を越えた場合に電源回路を遮断する主幹ブレーカとなる電力遮断部17が設けられている。電力系統から需用可能な電力は、充電システムKの設置者と電力会社との間の需給契約によって定められる。また、受電設備15には、電力系統から受電した電力を充電スタンド16A〜16Cに供給する電力供給部18が設けられている。電力系統から受電する電力が、外部供給される電力となる。また、受電設備15には、各充電スタンド16A〜16Cに供給される電力量を計測する電力計測部19が設けられている。電力計測部19は、電流値及び電圧値も計測する。また、受電設備15には、車両10A〜10Cの蓄電池11に充電を行う際の充電用の電流指令値を指示する充電制御部20が設けられている。電流指令値は、各充電スタンド16A〜16Cから所定量の充電用電力を供給するための充電指令値となる。また、受電設備15には、充電制御部20が電流指令値を決定するために必要な判定処理を行う判定部21が設けられている。また、受電設備15には、情報の送信部、及び情報の受信部となる通信部22が設けられている。
充電制御部20は、電力計測部19の計測結果となる電圧値を取得する。また、充電制御部20は、判定部21から判定結果を取得する。また、判定部21は、電力計測部19の計測結果となる電力値を取得する。また、判定部21は、判定に必要な情報を充電制御部20から取得する。
受電設備15の充電制御部20には、設置者の入力操作によって各種情報を入力するための入力部23が接続されている。本実施形態では、入力部23において、ピーク電力設定値(最大供給電力量)Pmax、判定しきい値Pt、電力低減値Pd、及び判定時間Txを入力する。ピーク電力設定値Pmaxは、受電設備15が供給する電力量の合計となる最大供給電力量を示す値である。判定しきい値Ptは、判定部21が判定処理を行う際に用いる値である。電力低減値Pdは、充電制御部20が判定部21の判定結果を取得して電流指令値を決定する際に用いる値である。判定時間Txは、判定部21が判定処理を行う際に用いる時間である。
各充電スタンド16A〜16Cには、情報の送信部、及び情報の受信部となる通信部24が設けられている。また、各充電スタンド16A〜16Cには、車両10A〜10Cに電力を供給する送電線(電力線L1)の耐電力容量を超えた場合に電源回路を遮断する分岐ブレーカとなる電力遮断部25が設けられている。
本実施形態の充電システムKにおいて充電制御部20は、充電対象とする車両10A〜10Cが接続されている充電スタンド16A〜16Cに指示する電流指令値を決定する。このとき、充電制御部20は、受電設備15から供給される電力量の合計がピーク電力設定値Pmaxを越えないように電流指令値を決定する。電流指令値の決定に際して充電制御部20は、最初に各充電スタンド16A〜16Cへ分配する電力設定値を決定する。次いで、充電制御部20は、電力計測部19の計測結果である電圧値と電力設定値から電流指令値を決定する。
電流指令値を決定した充電制御部20は、通信部22を介して電流指令値を、各充電スタンド16A〜16Cの通信部24に送信する。また、充電スタンド16A〜16Cは、通信部24を介して受信した電流指令値を各車両10A〜10Cの車両制御部12に送信する。そして、各車両制御部12は、受信した電流指令値をもとに蓄電池11の充電を行う。
上記のように電流指令値を指示して充電を行った場合、電力計測部19の計測結果である電力計測値は、通常、図2(a)に示すように、電流指令値に対応する電力設定値に追従することになる。具体的に言えば、電流指令値に対応する電力設定値を「Pa」とした時、車両に供給される電力量は、電力設定値Paに追従するように時間経過とともに増加した後、電力設定値Paに相当する電力量と一致する量、又は所定範囲内の量となる。したがって、電力計測部19では、前述のように車両に供給される電力量が、電力計測値Pmとなって計測される。
ところで、車両10A〜10Cの車両制御部12は、蓄電池11の充電状態が満充電状態に近付くと、蓄電池11に供給する電力量を低下させる制御を行う。つまり、車両制御部12は、充電システムKから指示された電流指令値よりも低い値を設定して蓄電池11に供給する電力量を低下させる。満充電状態とは、蓄電池11の充電量として100%を示すものではなく、100%充電による蓄電池11の寿命低下を考慮して、例えば90%などの100%未満の充電量に設定される。充電状態は、蓄電池11の容量に対して充電している充電量を比率で表したSOCによって示される。
上記のように車両制御部12が蓄電池11に供給する電力量を低下させた場合は、図2(b)に示すように、電力設定値Paと電力計測値Pmとの間に差が生じる。図2(b)は、時間T1の経過時から電力計測値Pm、すなわち蓄電池11に供給される電力量が低下して行く様子を示している。
また、車両10A〜10Cには、車両制御部12が蓄電池11を充電させる際に扱うことが可能な最大充電電流値が設定されている。この最大充電電流値は、車両10A〜10Cに搭載される電力変換器13の変換能力によって決定される。このため、車両10A〜10Cの蓄電池11を充電する際、最大充電電流値よりも大きな電流指令値を指示しても、車両10A〜10C側は指示された電流指令値に基づき充電を行うことはできない。つまり、車両10A〜10Cの車両制御部12は、最大充電電流値に相当する電力量を蓄電池11に供給して充電を行わせる。また、車両10A〜10Cの車両制御部12は、満充電状態に近い状態で充電を開始させた場合、指示された電流指令値が充電時に扱うことが可能な値であっても、その電流指令値に相当する電力量よりも小さい電力量を蓄電池11に供給して充電を行わせる。
充電制御部20は、前述のように受電設備15から供給される電力量の合計がピーク電力設定値Pmaxを越えないように、各充電スタンド16A〜16Cに電力量を分配する。蓄電池11の充電は、電流指令値が電力変換器13の変換能力によって決定される最大充電電流値に近いほど短時間で充電を行うことができる。このため、電流指令値に相当する電力量と電力計測値Pmとの間の差が大きくなるほど、その差相当の電力を他の車両に供給して充電を行わせた方がシステム全体としては効率的な充電を行うことができる。
そこで、本実施形態の充電システムKでは、電流指令値に相当する電力設定値と蓄電池11に供給される電力量(電力計測値Pm)の差を監視し、その差が所定の差を超えた場合に充電スタンド16A〜16Cに分配供給する電力量を変更する制御を行う。図2(b)には、電力設定値Paと電力計測値Pmの差が所定の差を超えたことにより、電力設定値Paを電力設定値Pbに変更した状態を例示している。なお、電力設定値Pbは、電力設定値Paから電力低減値Pdを減算した値である。また、本実施形態において所定の差は、判定しきい値Ptによって定められる。
以下、図2及び図3を用いて、電流指令値を決定するための制御内容を説明する。なお、以下に説明する制御内容は、1台の充電スタンドを対象に行う処理である。そして、複数台の充電スタンドで充電が行われている場合は、以下に説明する制御内容をそれぞれの充電スタンドを対象に行う。
充電制御部20は、充電対象とする充電スタンドの電力設定値Paを設定する(ステップS10)。ステップS10で設定される電力設定値Paは、受電設備15から供給される電力量の合計がピーク電力設定値Pmaxを越えない値に設定される。次に、充電制御部20は、電力計測部19の計測結果である電圧値Vmを取得する(ステップS11)。次に、充電制御部20は、ステップS10で設定した電力設定値Paと、ステップS11で取得した電圧値Vmをもとに、電流指令値Iaを算出する(ステップS12)。電流指令値Iaは、電力設定値÷電圧値によって算出できる。そして、充電制御部20は、ステップS12で算出した電流指令値Iaを、通信部22を介して充電スタンドに送信する(ステップS13)。
ステップS13で送信された電流指令値Iaは、充電スタンドの通信部24を通じて充電対象とする車両の車両制御部12に送信される。電流指令値Iaを受信した車両制御部12は、電流指令値Iaに基づく電力量を電力供給部18及び充電スタンドから受電して蓄電池11の充電を行う。これにより、充電対象とする車両には、電流指令値Iaに基づく電力設定値Pa相当の電力が供給されることになる。したがって、電力計測部19の計測結果は、電力設定値Paに一致する量、又は所定範囲内の量となる(図2(a)に示す状態)。
そして、判定部21は、電力計測部19の計測結果として電力計測値Pmを取得し、現在の電力設定値Pxと電力計測値Pm(実際に供給されている電力量)の差を判定する(ステップS14)。ステップS14において判定部21は、電力計測値Pmと、現在の電力設定値Pxから判定しきい値Ptを減算した減算後電力値と、を比較する。そして、判定部21は、電力計測値Pmが、減算後電力値よりも大きい場合、ステップS14を否定判定してステップS14の処理に戻る。一方、判定部21は、電力計測値Pmが、減算後電力値よりも小さい場合、ステップS14を肯定判定する。つまり、ステップS14を肯定判定する場合は、現在の電力設定値Pxと電力計測値Pmの差が所定の差を超えたことになる。
このため、判定部21は、続いて、現在の電力設定値Pxと電力計測値Pmの差が所定の差を超えてからの時間が判定時間Txを経過したか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15の処理は、ステップS14を肯定判定する条件が何らかの要因によって瞬間的に生じた場合に電流指令値を変更することがないように行う。つまり、本実施形態では、現在の電力設定値Pxと電力計測値Pmの差が所定の差を超える状態が継続的に生じ得る場合を電流指令値の変更対象とする。したがって、判定部21は、現在の電力設定値Pxと電力計測値Pmの差が所定の差を超える状態が判定時間Txの間、継続しなかった場合、ステップS15を否定判定してステップS14の処理に戻る。一方、判定部21は、現在の電力設定値Pxと電力計測値Pmの差が所定の差を超える状態が判定時間Txの間、継続した場合、ステップS15を肯定判定する。図2(b)には、判定時間Txを、時間T2〜時間T3で図示している。
そして、充電制御部20は、判定部21がステップS15を肯定判定した場合、新たな電力設定値Pbを設定する(ステップS16)。ステップS16において充電制御部20は、現在の電力設定値Pxから電力低減値Pdを減算した値を、新たな電力設定値Pbとして設定する。次に、充電制御部20は、電力計測部19の計測結果である電圧値Vmを取得する(ステップS17)。次に、充電制御部20は、ステップS16で設定した電力設定値Pbと、ステップS17で取得した電圧値Vmをもとに、電流指令値Ibを算出する(ステップS18)。そして、充電制御部20は、ステップS18で算出した電流指令値Ibを、通信部22を介して充電スタンドに送信する(ステップS19)。
ステップS19で送信された電流指令値Ibは、充電スタンドの通信部24を通じて充電対象とする車両の車両制御部12に送信される。電流指令値Ibを受信した車両制御部12は、電流指令値Ibに基づく電力量を電力供給部18及び充電スタンドから受電して蓄電池11の充電を行う。これにより、充電対象とする車両には、電流指令値Ibに基づく電力設定値Pb相当の電力が供給されることになる。これにより、蓄電池11に供給される電力量は変更される。
以降、充電制御部20と判定部21は、ステップS14からの処理を充電が完了する迄の間、繰り返し行う。つまり、蓄電池11に供給される電力量の変更制御は、充電が完了する迄、繰り返される。具体的に言えば、ステップS19により電流指令値Ibを送信した後、判定部21は、ステップS16で設定した電力設定値Pbを現在の電力設定値PxとしてステップS14の処理を行う。そして、充電制御部20は、判定部21がステップS14,S15を再び肯定判定した場合、再び、電力設定値Pbを設定するとともに電流指令値Ibを算出して送信する。
上記制御を行った場合、車両に供給される電力量が少なくなるので、その減少分の電力量が余剰電力量となる。このため、充電制御部20は、その余剰電力量を他の充電スタンドに分配するように他の充電スタンドの電力設定値を設定する。これにより、他の充電スタンドにおいて車両に供給される電力量が増加し、効率的に充電を行わせることができる。なお、充電制御部20は、電力量の変更を行っていない充電スタンドに対して余剰電力量を分配する。
以下、本実施形態の充電システムKの作用を、図4を用いて説明する。
図4は、3台の充電スタンドX,Y,Zに対して電力量を分配する手法の一例を示す。なお、図中の「Pg」は、図4のグラフにおける一目盛り分に相当する電力量を示す。
図4の例では、各充電スタンドX,Y,Zで充電が行われていない時(時間a)の各電力設定値を、ピーク電力設定値Pmaxを3等分した値に設定している。具体的に言えば、このときの電力設定値は、4目盛り分の電力量(4×Pg)に設定している。
そして、時間bにおいて充電スタンドXで充電が行われる場合、充電制御部20は、電力設定値を4目盛り分の電力量に設定するとともに、その電力量に相当する電流指令値を算出して送信する。これにより、充電スタンドXに接続された車両は、4目盛り分の電力量が供給されて充電が行われる。その後、判定部21が充電スタンドXの電力量が低下したことを判定すると、充電制御部20は、充電スタンドXの電力設定値として新たな電力設定値を設定するとともに、その電力量に相当する電流指令値を算出して送信する。これにより、充電スタンドXでは、変更後の電力設定値に基づく電力が供給されて充電が行われる。図4の例では、時間cにおいて、充電スタンドXに2目盛り分の電力が供給されている。
一方、充電制御部20は、充電スタンドXの電力設定値を変更したことによって生じた余剰電力分を、他の充電スタンドY,Zの電力設定値に分配する。具体的に言えば、時間dに示すように、余剰電力(2目盛り分)を、充電スタンドY,Zにそれぞれ分配する。これにより、図4の例において充電スタンドY,Zの電力設定値は、4目盛り分の電力量から1目盛り分ずつ増加して5目盛り分の電力量とされる。
そして、時間eにおいて充電スタンドYで充電が行われる場合、充電制御部20は、電力設定値を5目盛り分の電力量に設定するとともに、その電力量に相当する電流指令値を算出して送信する。これにより、充電スタンドYに接続された車両は、5目盛り分の電力量が供給されて充電が行われる。その後、判定部21が充電スタンドYの電力量が低下したことを判定すると、充電制御部20は、充電スタンドYの電力設定値として新たな電力設定値を設定するとともに、その電力量に相当する電流指令値を算出して送信する。これにより、充電スタンドYでは、変更後の電力設定値に基づく電力が供給されて充電が行われる。図4の例では、時間fにおいて、充電スタンドYに3目盛り分の電力が供給されている。
一方、充電制御部20は、充電スタンドYの電力設定値を変更したことによって生じた余剰電力分を、他の充電スタンドZの電力設定値に分配する。具体的に言えば、時間gに示すように、余剰電力(2目盛り分)を、充電スタンドZに分配する。これにより、図4の例において充電スタンドZの電力設定値は、5目盛り分の電力量から2目盛り分増加して7目盛り分の電力量とされる。そして、時間hにおいて充電スタンドZで充電が行われる場合、充電制御部20は、電力設定値を7目盛り分の電力量に設定するとともに、その電力量に相当する電流指令値を算出して送信する。これにより、充電スタンドZに接続された車両は、7目盛り分の電力量が供給されて充電が行われる。また、図4の例では、時間hにおいて充電スタンドXに接続された車両の充電が終了している。
その後、判定部21が充電スタンドZの電力量が低下したことを判定すると、充電制御部20は、充電スタンドZの電力設定値として新たな電力設定値を設定するとともに、その電力量に相当する電流指令値を算出して送信する。これにより、充電スタンドZでは、変更後の電力設定値に基づく電力が供給されて充電が行われる。図4の例では、時間iにおいて、充電スタンドZに3目盛り分の電力が供給されている。
一方、充電制御部20は、充電スタンドZの電力設定値を変更したことによって生じた余剰電力分を、他の充電スタンドXの電力設定値に分配する。具体的に言えば、時間jに示すように、余剰電力(2目盛り分)を、充電スタンドXに分配する。これにより、図4の例において充電スタンドXの電力設定値は、2目盛り分の電力量から2目盛り分増加して4目盛り分の電力量とされる。また、充電制御部20は、時間kに示すように、充電スタンドYに接続された車両の充電が終了した後、充電スタンドYの電力設定値を3目盛り分の電力量から1目盛り分増加して4目盛り分の電力量とする。そして、時間lに示すように、充電スタンドZを含む全ての充電スタンドX〜Zの充電が終了すると、充電制御部20は、各充電スタンドX〜Zの電力設定値を4目盛り分の電力量に設定する。
したがって、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)電力計測値Pmと現在の電力設定値Pxが所定の差を超えると電力設定値を減少させて電流指令値を指示する。電力設定値を減少させた場合は、車両に供給される電力量も減少することになる。その結果、充電システムKは、充電のために車両に割り当てた電力を無駄にすることなく、車両に対して電力を割り当てることができる。したがって、充電の効率化を図ることができる。
(2)現在の電力設定値Pxを減少させるか否かの判定に時間の要素(ステップS15の判定)を加えることで、瞬間的に所定の差を超えた場合には電力設定値を維持させることができる。すなわち、電力の無駄が生じていない状態で車両に供給する電力量を減少させてしまい充電の効率を低下させる虞がない。したがって、充電の効率化を確実に図ることができる。
(3)充電制御部20は、各充電スタンド16A〜16Cの電力設定値を、ピーク電力設定値Pmaxを越えないように設定する。したがって、需給契約上の電力を越えないように各充電スタンド16A〜16Cに充電を行わせることができる。
(4)電力設定値の減少分を他の充電スタンドの電力設定値に分配することで、他の充電スタンドに供給される電力量を増加させることができる。すなわち、電力の無駄を生じさせずに、需給契約上の電力量を超えない範囲で電力量の割り当てを行うことができる。したがって、充電の効率化を図ることができる。
(5)そして、電力量の再分配を行うことで、ピーク電力設定値Pmax相当の電力(又は使用可能な電力の上限量)を常に使うことができる。充電システムKでは、全ての充電スタンドが常に充電を行っている訳ではない。このため、本実施形態の制御により、無駄な電力の発生を抑えるとともに電力の再分配を行えば、契約電力を抑えることも可能となる。したがって、充電システムKの設置者のコストを抑制することができる。
(6)電力量を再分配する対象を、電力量の変更制御を行っていない充電スタンドとする。なお、電力量の変更制御を行っていないとは、最初に設定した電力設定値で充電を行っていることである。これにより、既に電力設定値を変更した充電スタンドの電力量を増加させてしまうことがない。すなわち、無駄な電力を生じさせてしまうことがない。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 電力低減値Pd分の電力量と判定しきい値Pt分の電力量を同一量としても良いし、異なる量としても良い。異なる量の場合は、判定しきい値Pt分の電力量よりも電力低減値Pd分の電力量を小さくすると良い。
○ ステップS14の判定内容を変更しても良い。具体的に言えば、電力計測値Pmと現在の電力設定値Pxの差を、判定しきい値Ptと比較しても良い。そして、前記差が判定しきい値Ptよりも大きい場合、ステップS14を肯定判定しても良い。
○ 判定しきい値Pt、電力低減値Pd、及び判定時間Txは、変更可能な変動値としても良いし、固定値として充電制御部20に予め設定しても良い。
○ 判定しきい値Ptや電力低減値Pdを係数としても良い。例えば、電力設定値に対する10%や15%というような設定でも良い。
○ 受電設備15に対して1台の充電スタンド16Aを接続するとともに、充電スタンド16Aとは異なる他の負荷設備(電力供給対象)を接続し、充電制御部20が実施形態と同様に充電スタンド16Aに供給する電力量を制御しても良い。例えば、この構成は、家庭用の充電システムとすることができる。この場合の負荷設備は、家庭用の電器製品となる。
○ 充電制御部20は、ステップS14を肯定判定することにより、ステップS16に移行して新たな電力設定値Pbを設定しても良い。
○ 充電制御部20を、受電設備15の外部に設けても良い。
○ 充電制御部20を、複数台の充電スタンド16A〜16Cの何れかに設けても良い。この場合、充電制御部20を設けた充電スタンドと他の充電スタンドは信号を送受信するように信号線で接続される。そして、充電制御部20は、実施形態と同様に制御を行う。
○ 各充電スタンド16A〜16Cに制御部を設けるとともに、受電設備15に各充電スタンド16A〜16Cの制御部を統括的に制御する制御部(充電制御部20)を設けても良い。この場合は、受電設備15の制御部で電力設定値を算出するとともに電力設定値を各充電スタンド16A〜16Cの制御部に送信する。そして、各充電スタンド16A〜16Cの制御部が電力設定値をもとに電流指令値を算出して車両に送信する。
○ 充電制御部20と判定部21を単一の制御部としても良い。
○ 充電システムKにおいて電圧値が一定となる場合や電圧値を一定とみなす場合には、電力計測部19を電流計測部に変更しても良い。この場合は、電流を計測することにより、その計測結果から供給される電力量を算出することができる。そして、充電制御部20は、電流計測部の計測結果をもとに、受電設備15から供給される電力量の合計がピーク電力設定値Pmaxを越えないように電流指令値を決定する。また、充電制御部20は、電流計測部の計測結果(電流計測値)と電流指令値を比較し、この差が所定の差を超えた場合に電力設定値を所定量減少させるとともに、その減少後の電力設定値に基づく電流指令値を新たな指令値として指示する。このときの電力低減値Pdや判定しきい値Ptは、電圧値でも良いし、電流値でも良い。
○ 充電制御部20が指示する充電指令値は、実施形態のように電流指令値でも良いし、電流指令値に代えて電力指令値や電圧指令値でも良い。
○ 車両10A〜10Cと、充電スタンド16A〜16Cと、受電設備15との情報の送受信を無線通信によって行っても良い。
○ 実施形態では、余剰電力分を他の充電スタンドに均等に分配したが、その分配方法を変更しても良い。例えば、特定の充電スタンドに全部又は多く余剰電力分を分配しても良い。また、複数の充電スタンドで同時期に充電を行っている場合に余剰電力が生じた場合は、他の充電スタンドのうち先に充電を開始した充電スタンドに対して余剰電力分を分配しても良いし、その逆に後に充電を開始した充電スタンドに対して余剰電力分を分配しても良い。また、充電スタンドに対して予め優先順位を設定しておき、余剰電力が生じた場合は、優先順位の高い充電スタンドから先に余剰電力分を分配しても良いし、優先順位の高い順に分配量を増加させても良い。
○ 電力計測部19を充電スタンド16A〜16C毎に設けても良い。この場合の各電力計測部19は、計測結果を充電制御部20に送信する。また、充電スタンド16A〜16C毎の電力計測部19は、各充電スタンド16A〜16Cに内蔵されていても良いし、受電設備15の電力供給部18と各充電スタンド16A〜16Cを接続する電力線L1に配設されていても良い。この別例は、電流計測部を設ける場合でも同様に適用できる。
○ 実施形態は、充電プラグPを車両10A〜10Cに機械的に接続して充電を行う充電システムKに具体化したが、充電プラグPを使用せずに、車両と充電部(地上側設備)を電気的に接続して充電を行う非接触式の充電システムに具体化しても良い。図5に示すように、非接触式の充電システムでは、車両10側に取り付けられた受電側コイル30と、充電ステーションの床に埋設された地上側設備31の送電側コイル32と、を整合させるようにして車両10を停車させる。このとき、受電側コイル30と送電側コイル32は、離間して非接触の状態とされる。そして、非接触式の充電システムでは、送電側コイル32からの電力を受電側コイル30で受電することにより、車両10の蓄電池に充電が行われる。このような非接触式の充電システムの方式には、共鳴方式や電磁誘導方式がある。また、非接触式の充電システムでは、車両10に搭載される車両側コントローラ33と、地上側設備31に設置される電源側コントローラ34とが、無線にて通信できるようになっている。すなわち、充電開始/停止信号など、充電に必要な信号の送受信が、車両側コントローラ33と電源側コントローラ34との間で無線通信で行われる。なお、非接触式の充電システムにおいては、地上側設備31が実施形態において充電部となる充電スタンド16A〜16Cに相当し、受電設備15は充電ステーション内に設けられている。
○ 上記別例で記載した非接触式の充電システムにおいて、車両側コントローラ33と電源側コントローラ34の間の信号の送受信を、電力伝送に重畳させて行わせても良い。
10,10A〜10C…車両、11…蓄電池、15…受電設備、16A〜16C…充電スタンド、18…電力供給部、19…電力計測部、20…充電制御部、K…充電システム、Ia,Ib…電流指令値、Pa,Pb,Px…電力設定値、Pm…電力計測値、Pd…電力低減値、Pt…判定しきい値、Pmax…ピーク電力設定値、Tx…判定時間。

Claims (5)

  1. 車両に搭載される蓄電池を充電するための電力を前記車両に供給する充電部と、外部供給される電力を前記充電部に供給する電力供給部と、を備えた充電システムにおいて、
    前記車両に供給される電力を制御するための電力設定値に基づき充電指令値を前記車両に指示する充電制御部と、
    前記電力供給部からの電力供給によって前記車両側に実際に供給される電力を計測する電力計測部と、を備え、
    前記充電制御部は、前記電力計測部の計測結果となる電力計測値と前記電力設定値の差が所定の差を超えた場合、前記電力設定値を所定量減少させるとともに、その減少後の電力設定値に基づく充電指令値を新たな指令値として前記車両に指示することを特徴とする充電システム。
  2. 車両に搭載される蓄電池を充電するための電力を前記車両に供給する充電部と、外部供給される電力を前記充電部に供給する電力供給部と、を備えた充電システムにおいて、
    前記車両に供給される電力を制御するための電力設定値に基づく電流指令値を前記車両に指示する充電制御部と、
    前記電力供給部からの電力供給によって前記車両側に実際に供給される電流を計測する電流計測部と、を備え、
    前記充電制御部は、前記電流計測部の計測結果となる電流計測値と前記電流指令値の差が所定の差を超えた場合、前記電力設定値を所定量減少させるとともに、その減少後の電力設定値に基づく電流指令値を新たな指令値として前記車両に指示することを特徴とする充電システム。
  3. 前記充電制御部は、前記所定の差を超えた状態が所定時間の間、継続した場合に新たな指令値を前記車両に指示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の充電システム。
  4. 前記電力供給部は、前記充電部を含む複数の電力供給対象に電力を供給し、
    前記充電制御部は、全ての電力供給対象に供給される電力量の合計が予め定めた最大供給電力量以下となるように各電力供給対象に供給する電力量を決定することを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の充電システム。
  5. 前記電力供給対象には、複数の充電部を含み、
    前記充電制御部は、前記所定の差を超えた充電部の電力設定値の減少分を、他の充電部の電力設定値に分配することを特徴とする請求項4に記載の充電システム。
JP2012013245A 2012-01-25 2012-01-25 充電システム Active JP5817556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012013245A JP5817556B2 (ja) 2012-01-25 2012-01-25 充電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012013245A JP5817556B2 (ja) 2012-01-25 2012-01-25 充電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013153602A true JP2013153602A (ja) 2013-08-08
JP5817556B2 JP5817556B2 (ja) 2015-11-18

Family

ID=49049497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012013245A Active JP5817556B2 (ja) 2012-01-25 2012-01-25 充電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5817556B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014161181A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Toyota Industries Corp 充電システム
WO2014208565A1 (ja) * 2013-06-25 2014-12-31 日本電気株式会社 充電電力制御方法、充電電力制御システムおよびプログラム
KR101915075B1 (ko) * 2017-12-26 2018-11-05 김성두 전력 모듈이 구비된 충전 장치
KR20190077690A (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 김성두 충전 장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118790A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Hitachi Ltd 電源制御装置
JP2010110173A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Honda Motor Co Ltd 電力供給制御装置
JP2011125178A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Toyota Motor Corp 電力管理システム
WO2011135690A1 (ja) * 2010-04-28 2011-11-03 トヨタ自動車株式会社 蓄電装置の制御装置およびそれを搭載する車両
JP2012005341A (ja) * 2010-05-19 2012-01-05 Hitachi Ltd 充電装置、充電制御ユニット、充電制御方法及び充電受付方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118790A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Hitachi Ltd 電源制御装置
JP2010110173A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Honda Motor Co Ltd 電力供給制御装置
JP2011125178A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Toyota Motor Corp 電力管理システム
WO2011135690A1 (ja) * 2010-04-28 2011-11-03 トヨタ自動車株式会社 蓄電装置の制御装置およびそれを搭載する車両
JP2012005341A (ja) * 2010-05-19 2012-01-05 Hitachi Ltd 充電装置、充電制御ユニット、充電制御方法及び充電受付方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014161181A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Toyota Industries Corp 充電システム
WO2014208565A1 (ja) * 2013-06-25 2014-12-31 日本電気株式会社 充電電力制御方法、充電電力制御システムおよびプログラム
JPWO2014208565A1 (ja) * 2013-06-25 2017-02-23 日本電気株式会社 充電電力制御方法、充電電力制御システムおよびプログラム
KR101915075B1 (ko) * 2017-12-26 2018-11-05 김성두 전력 모듈이 구비된 충전 장치
WO2019132493A1 (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 김성두 전력 모듈이 구비된 충전 장치
KR20190077690A (ko) * 2017-12-26 2019-07-04 김성두 충전 장치
KR102039703B1 (ko) 2017-12-26 2019-11-01 김성두 충전 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5817556B2 (ja) 2015-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6003930B2 (ja) 電源システム
EP2683048B1 (en) Charging power control system
US9906025B2 (en) Electric power supply apparatus and system
JP2011211891A (ja) 充電システム、及び、充電システムにおける充電方法
JP5817556B2 (ja) 充電システム
US20160347194A1 (en) Power Supply Controller
JP2012253952A (ja) 急速充電器、急速充電装置及び急速充電方法
JP2013066372A (ja) 車両用充電システム
JP6031953B2 (ja) 充電システム
JP2013158146A (ja) 充電システム
JP2021016243A (ja) 充放電システム
JP2012151938A (ja) 急速充電器、及び、これを用いた負荷平準化方法並びに急速充電方法
JP2014045536A (ja) 充電システム
JP2013162555A (ja) 車両充電システム
JP2013085440A (ja) 車両充電システム、及び車両充電方法
JP5276726B2 (ja) 充電システム
KR102022647B1 (ko) 연산부를 포함하는 배터리 충전시스템
JP2011244563A (ja) 連携充電システムおよび充電池の充電方法
JP5880049B2 (ja) 充電システム
JP6020247B2 (ja) 充電システム
JP2013158145A (ja) 充電システム
JP2014054159A (ja) 充電システム
JP7382006B2 (ja) 給電システム
JP5957971B2 (ja) 充電システム
JP2023154949A (ja) 電力システム、電力制御装置、および、電力制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140605

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150901

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150914

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5817556

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151