JP2013153563A - 半導体集積回路装置およびdc−dcコンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】安定して負荷に直流電圧を供給可能なDC−DCコンバータ用の半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、PWM信号に応じて負荷に供給する電圧を制御して、入力電圧を出力電圧に変換して出力端子から出力するDC−DCコンバータに用いられる半導体集積回路装置が提供される。半導体集積回路装置は、誤差電圧生成部と、位相補償部と、制御部と、誤差電圧調整部と、を備える。前記誤差電圧生成部は、前記出力電圧に対応する帰還電圧と、予め定めた参照電圧との差を示す誤差電圧を生成する。前記位相補償部は、前記誤差電圧の位相を補償する。前記制御部は、前記誤差電圧および前記出力端子に接続される負荷に流れる電流に応じたデューティ比の前記PWM信号を生成する。前記誤差電圧調整部は、前記帰還電圧の傾きに基づいて、前記誤差電圧を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体集積回路装置およびDC−DCコンバータに関する。
DC−DCコンバータは、入力直流電圧を、これとは異なる出力直流電圧に変換して、負荷に供給するものである。通常はフィードバック動作により、多少負荷が変動しても、一定の出力直流電圧を負荷に供給することができる。しかしながら、負荷が急激に変動すると、出力直流電圧も大きく変動してしまうという問題がある。
特開2004−80985号公報
安定して負荷に直流電圧を供給可能なDC−DCコンバータ用の半導体集積回路装置を提供する。
実施形態によれば、PWM信号に応じて負荷に供給する電圧を制御して、入力電圧を出力電圧に変換して出力端子から出力するDC−DCコンバータに用いられる半導体集積回路装置が提供される。半導体集積回路装置は、誤差電圧生成部と、位相補償部と、制御部と、誤差電圧調整部と、を備える。前記誤差電圧生成部は、前記出力電圧に対応する帰還電圧と、予め定めた参照電圧との差を示す誤差電圧を生成する。前記位相補償部は、前記誤差電圧の位相を補償する。前記制御部は、前記誤差電圧および前記出力端子に接続される負荷に流れる電流に応じたデューティ比の前記PWM信号を生成する。前記誤差電圧調整部は、前記帰還電圧の傾きに基づいて、前記誤差電圧を調整する。
第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ100の回路図。 制御部3の動作を模式的に示す電圧波形図。 PWM信号Vpwmp,Wpwmn、電流ILおよびセンス電圧Vsensの関係を模式的に示す波形図。 DC−DCコンバータ100の動作の概略を示す波形図。 DC−DCコンバータ100の詳細な動作を示す波形図。 第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ101の回路図。 DC−DCコンバータ101の詳細な動作を示す波形図。 第3の実施形態に係るDC−DCコンバータ200の回路図。
以下、実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るDC−DCコンバータ100の回路図である。図1のDC−DCコンバータ100は、入力電圧Vinより低い所望の出力電圧Voutを生成して、負荷Rloadに供給する降圧型のDC−DCコンバータである。
DC−DCコンバータ100は、誤差電圧生成部1と、位相補償部2と、制御部3と、スイッチング部4と、誤差電圧調整部5と、インダクタLoutと、コンデンサCoutとを備えている。DC−DCコンバータ100の出力端子から出力電圧Voutが出力され、負荷Rloadに供給される。
誤差電圧生成部1は、出力電圧Voutおよび所定の参照電圧Vrefに基づいて、誤差電圧Verrを生成する。より具体的には、誤差電圧生成部1は、DC−DCコンバータ100の出力端子と接地端子との間に直列接続されるフィードバック抵抗Rfb1,Rfb2と、誤差増幅器Aerrとを有する。誤差増幅器Aerrの正入力端子には参照電圧Vrefが入力され、負入力端子には出力電圧Voutを抵抗Rfb1,Rfb2により分圧した帰還電圧Vfbが入力される。そして、誤差増幅器Aerrは、参照電圧Vrefと電圧Vfbとの差を増幅して、誤差電圧Verrを出力する。参照電圧Vrefは必要な出力電圧Voutの値に応じて設定される。また、後述するように、誤差電圧Verrは誤差電圧調節部5により調整可能である。
位相補償部2は、誤差増幅器Aerrの出力端子と接地端子との間に直列接続される位相補償抵抗Rcompおよび位相補償コンデンサCcompを有する。そして、位相補償部2は、抵抗RcompおよびコンデンサCcompの大きさと誤差増幅器Aerrの増幅率とに応じた時定数で、誤差電圧Verrの位相を補償する。これにより、誤差電圧Verrが電源電圧または接地電圧に固定されてしまうのを抑えることができる。
位相補償部2の時定数を小さく設定することで、出力電圧Voutの急激な変化を抑えることができる。しかしながら、そうすると出力電圧Voutが発振するなど、不安定な状態になってしまうおそれがある。そこで、本実施形態では、位相補償部2の時定数をそれほど小さくすることなく、安定的に出力電圧Voutの急激な変化を抑えることを図る。
制御部3は、誤差電圧Verrに基づいてデューティ比が定まるPWM(Pulse Width Modulation)信号Vpwmp,Vpwmnを生成する。より具体的には、制御部3は、オシレータOSCと、比較器Csensと、PWM信号生成部(PWM GEN)31と、減算器32とを有する。
オシレータOSCは、周期が一定の矩形波信号Vrecを生成し、PWM信号生成部31に供給する。さらに、オシレータOSCは、周期が矩形波信号Vrecと等しく、その立ち下がりに同期してリセットされるのこぎり波電圧Vslpを生成し、減算器32に供給する。減算器32は、のこぎり波電圧Vslpから後述するセンス電圧Vsensを減算した電圧Vsub(=Vslp−Vsens)を生成する。ただし、PWM信号Vpwmpがハイの場合、減算器32は電圧Vsubを0Vに設定する。
比較器Csensの正入力端子には誤差電圧Verrが入力され、負入力端子には電圧Vsubが入力される。そして、比較器Csensは、誤差電圧Verrの方が高い場合はハイを出力するが、電圧Vsubが誤差電圧Verrに到達するとロウを出力し、比較信号VcmpとしてPWM信号生成部31に供給する。
図2は、制御部3の動作を模式的に示す電圧波形図である。同図の横軸は時間であり、縦軸は、上から順に、のこぎり波電圧Vslp、矩形波信号Vrec、電圧Vsub、比較信号Vcmp、PWM信号Vpwmp,Vpwmnである。同図では、センス電圧Vsensおよび誤差電圧Verrが一定である例を示している。また、図2(b)は図2(a)に比べて誤差電圧Verrが低い場合の例を示している。
まず、図2(a)を用い、PWM信号生成部31の動作について説明する。PWM信号生成部31は、矩形波信号Vrecがセット端子に入力され、比較信号Vcmpがリセット端子に入力されるSRフリップフロップと類似した動作をする。すなわち、矩形波信号Vrecの立ち下がり(時刻t1)に同期して、PWM信号生成部31はPWM信号Vpwmp,Vpwmnをロウに設定する。そして、比較信号Vcmpの立ち下がり(時刻t2)に同期して、PWM信号生成部31はPWM信号Vpwmp,Vpwmnをハイに設定する。
次に、差分器32および比較器Csensの動作について説明する。時刻t1以降、電圧Vsubが上昇し、時刻t2で誤差電圧Verrに到達すると、比較器Csensは比較信号Vcmpをロウに設定する。これに伴い、上述のようにPWM信号Vpwmpがハイに設定されるため、時刻t2以降は減算器32は電圧Vsubを0Vに設定する。その後、時刻t3でPWM信号Vpwmpがロウに設定されと、のこぎり波電圧Vslpの上昇にしたがって、電圧Vsubも上昇する。
ここで、矩形波信号Vrecの周期T0に対するPWM信号Vpwmp,Vpwmnがロウである期間の割合をデューティ比と呼ぶ。図2(a)では、デューティ比はa1/T0である。一方、図2(b)では誤差電圧Verrが低いため、電圧Vsubが短時間で誤差電圧Verrに到達する。よって、デューティ比は図2(a)より小さいa2/T0となる。このように、誤差電圧Verrが低いほど、デューティ比は小さくなる。
図1に戻り、スイッチング部4は入力電源端子からインダクタLoutに電流ILを供給する。より具体的には、入力電圧Vinを供給する入力電源端子と接地端子との間に縦続接続されるPMOSトランジスタQp1,NMOSトランジスタQn1と、トランジスタQp1と並列接続される抵抗RsensおよびPMOSトランジスタQp2とを有する。
スイッチング部4は、PWM信号Vpwmp,VpwmnがロウであればトランジスタQp1がオンして入力電圧Vinを出力し、ハイであればトランジスタQn1がオンして接地電圧を出力する。トランジスタQp2は、例えばトランジスタQp1の1/1000の大きさで形成され、トランジスタQp1に流れる電流の1/1000の電流を流す。この電流および抵抗Rsensにより、センス電圧Vsensが生成される。
図3は、PWM信号Vpwmp,Wpwmn、電流ILおよびセンス電圧Vsensの関係を模式的に示す波形図である。図示のように、区間T1では、PWM信号Vwpmp,Vwpmnがロウであり、トランジスタQp1,Qp2がオンする。そのため、電流ILが徐々に増加する。よって、抵抗Rsensでの電圧降下が大きくなり、結果として、センス電圧Vsensは徐々に低下する。
一方、区間T2では、PWM信号Vwpmp,Vwpmnがハイであり、トランジスタQp2がオフする。そのため、抵抗Rsensには電流がほとんど流れなくなる。よって、センス電圧Vsensはほぼ入力電圧Vinとなる。このように、センス電圧VsensはインダクタLoutに流れる電流ILと対応している。また、図3から分かるように、PWM信号Vpwmp,Vpwmnのデューティ比が大きいほどトランジスタQp1がオンである期間が長くなるため、電流ILの値は大きくなる。
図1に戻り、インダクタLoutおよびコンデンサCoutは、スイッチング部4の出力端子と接地端子との間に直列接続される。これらの接続ノードから出力電圧Voutが出力され、負荷Rloadに供給される。インダクタLoutにはスイッチング部4から出力される電圧と、出力電圧Voutと電圧差が印加される。インダクタLoutの負荷Rload側を基準にすると、電圧差は、トランジスタQp1がオンしているときは入力電圧Vin−出力電圧Voutであり、トランジスタQn1がオンしているときは接地電圧−出力電圧Voutである。したがって、インダクタLoutに印加される電圧は正および負の電圧が交互に繰り返され、インダクタLoutには図3に示すような三角波状の電流ILが流れる。
インダクタLoutに流れる電流と負荷Rloadに流れる電流が平衡すると、コンデンサCoutに流れる電流が等価的に0となり、出力電圧Voutが安定状態となる。
誤差電圧調整部5は、本実施形態の特徴の1つであり、出力電圧Voutの傾きに基づいて誤差電圧Verrを調整する。より具体的には、誤差電圧調整部5は、微分検出部51と、比較器Cdn,Cupと、増幅器Ap,Amと、コンデンサCp,Cmと、スイッチSWp,SWnとを有する。
微分検出部51は、例えば電流源と、コンデンサと、抵抗とを有するハイパスフィルタである。帰還電圧Vfbがコンデンサの一端に入力され、コンデンサの他端と抵抗との接続ノードから微分電圧Vdifが出力される。
比較器Cup、増幅器Ap、コンデンサCpおよびスイッチSWpは、誤差電圧Verrを昇圧する昇圧部を構成する。比較器Cupの正入力端子には閾値電圧Vupが入力され、負入力端子には微分電圧Vdifが入力される。そして、比較器Cupは、微分電圧Vdifの方が大きい場合はロウを、小さい場合はハイを、昇圧信号Vpとして出力する。言い換えると、比較器Cupは、帰還電圧Vfbが急激に低下した場合に、昇圧信号Vpをハイに設定する。
スイッチSWpは、比較器Cupが出力する昇圧信号Vpがロウの場合はオフし、ハイの場合はオンする。増幅器Apの正入力端子には定電圧Vprefが入力され、負入力端子は出力端子と短絡される。そして、増幅器Apは、スイッチSWpがオフである場合に、容量Cpに電圧Vprefを供給する。
同様に、比較器Cdn、増幅器Am、コンデンサCmおよびスイッチSWmは、誤差電圧Verrを降圧する降圧部を構成する。比較器Cdnの正入力端子には微分電圧Vdifが入力され、負入力端子には閾値電圧Vdnが入力される。ここで、閾値電圧Vdnは閾値電圧Vupより高い。そして、比較器Cdnは、微分電圧Vdifの方が大きい場合はハイを、小さい場合はロウを、降圧信号Vmとして出力する。言い換えると、比較器Cdnは、帰還電圧Vfbが急激に増加した場合に、降圧信号Vmをハイに設定する。
スイッチSWmは、比較器Cdnが出力する降圧信号Vmがロウの場合はオフし、ハイの場合はオンする。増幅器Amの正入力端子には定電圧Vmrefが入力され、負入力端子は出力端子と短絡される。そして、増幅器Amは、スイッチSWmがオフである場合に、容量Cmに電圧Vmrefを供給する。
以上に説明した図1のDC−DCコンバータ100は、全体を1枚の半導体集積回路装置として実装してもよいし、例えばPCB(Printed Circuit Board)基板上にディスクリート部品を用いて実装してもよい。また、少なくとも一部、例えば図1のインダクタLout、コンデンサCoutをディスクリート部品で実装し、他の部分を半導体集積回路装置で実装してもよいし、インダクタLout、コンデンサCoutおよびスイッチング部4をディスクリート部品で実装し、他の部分を半導体集積回路装置で実装してもよい。
DC−DCコンバータ100の動作の概略は以下の通りである。負荷Rloadの抵抗がわずかに大きくなると、負荷Rloadに流れる電流が小さくなる。すると、出力電圧Voutが所望の電圧より高くなり、帰還電圧Vfbが高くなる。そのため、誤差電圧Verrが低くなる。その結果、図2で説明したように、PWM信号Vpwmp,Vpwmnのデューティ比が低くなり、トランジスタQp1がオンする期間が短くなる。よって、出力電圧Voutが低下し、所望の電圧で安定する。
一方、負荷Rloadの抵抗がわずかに小さくなると、負荷Rloadに流れる電流が大きくなる。すると、出力電圧Voutが所望の電圧より低くなり、帰還電圧Vfbが低くなる。そのため、誤差電圧Verrが高くなる。その結果、図2で説明したように、PWM信号Vpwmp,Vpwmnのデューティ比が高くなり、トランジスタQpがオンする期間が長くなる。よって、出力電圧Voutが上昇し、所望の電圧で安定する。以上のような帰還動作により、負荷Rloadが多少変動しても、DC−DCコンバータ100は一定の出力電圧Voutを生成できる。
次に、負荷Rloadが大きく変化した場合について説明する。なお、以下では、負荷Rloadが、大きな電流IloadLが流れる高負荷状態と、小さな電流IloadSが流れる低負荷状態のいずれかであることを念頭に置いて説明する。
図4は、負荷Rloadが大きく変化した場合のDC−DCコンバータ100の動作の概略を示す波形図である。実線の各波形は、上から順に、負荷Rloadに流れる電流Iload、負荷Rloadに供給される出力電圧Vout(およびこれと比例する帰還電圧Vfb)、微分検出部51が出力する微分電圧Vdif、比較器Cup,Cdnがそれぞれ出力する昇圧信号Vpおよび降圧信号Vm、および、誤差電圧Verrである。
時刻t11で負荷Rloadが低負荷状態から高負荷状態に大きく変化すると、負荷電流IloadがIloadSからIloadLへ急激に大きくなる。その結果、DC−DCコンバータ100は出力端子に十分な電荷を供給できなくなり、一時的に出力電圧Voutが低下してしまう。これにより、帰還電圧Vfbも同様に低下する。
帰還電圧Vfbが低下してその(負の)傾きが大きくなると、微分電圧Vdifも低下する。そして、時刻t12で微分電圧Vdifが閾値電圧Vupを下回ると、比較器Cupは昇圧信号Vpをハイに設定する。これにより、スイッチSWpがオンする。
このとき、時刻t12以前に図1のコンデンサCpに蓄えられていた電荷Qp0=Cp*Vprefが、容量Cpと容量Ccompとに再分配される。時刻t12の直前のコンデンサCcompと抵抗Rcompとの接続ノードNの電圧をV0とすると、時刻t12での接続ノードNの電圧V1は下記(1)式で表される。
V1 = (Ccomp * V 0 + Cp * Vpref) / (Ccomp + Cp) ・・・(1)
上記(1)式において、電圧V1が電圧V0より高くなるよう、容量Cp,Ccompおよび電圧Vprefを予め調整しておく。より具体的には、電圧V1が下記(2)式を満たすよう容量Cp,Ccompおよび電圧Vprefの値を予め調整しておく。
V1 = IloadL / gm ・・・(2)
ここで、gmは、制御部3に入力される誤差電圧Verrと、コイルLoutに流れる平均電流ILとの比である。
すると、時刻t12で接続ノードNの電圧が昇圧されたのに伴い、抵抗Rcompを介して、誤差電圧Verrも迅速に昇圧される。その結果、PWM信号Vpwmp,Vpwmnのデューティ比が高くなり、トランジスタQpがオンする期間が長くなる。したがって、迅速に出力電圧Voutが上昇し、時刻t11以前の値に復帰する。
図4には、DC−DCコンバータ100に誤差電圧調整部5を設けない場合の出力電圧Voutおよび誤差電圧Verrの波形図を一点鎖線で描いている。誤差電圧調整部5を設けない場合、誤差電圧Verrは時刻t12以降ゆっくりと増加する。そのため、出力電圧Voutが時刻t11以前の値に復帰するまでの時間が長くなってしまう。
これに対し、本実施形態は、同図の実線で示すように、出力電圧Voutが急激に低下すると、誤差電圧調整部5が誤差電圧Verrを昇圧する。そのため、出力電圧Voutは短時間で時刻t11以前の値に復帰する。
一方、時刻t21で負荷Rloadが高負荷状態から低負荷状態に大きく変化すると、負荷電流IloadがIloadLからIloadSへ急激に小さくなる。その結果、DC−DCコンバータ100が出力端子に過剰な電荷を供給し、一時的に出力電圧Voutが上昇してしまう。
この場合、時刻t22で比較器Cdnが動作し、誤差電圧Verrを迅速に降圧する。その結果、出力電圧Voutは短時間で時刻t13以前の値に復帰する。なお、このときの接続ノードNの電圧V2は下記(3)式で表される。
V2 = (Ccomp * V 0 + Cm * Vmref) / (Ccomp + Cm) ・・・(3)
この電圧V2が下記(4)式を満たすよう、容量Cm,Ccompおよび電圧Vmrefの値を予め調整しておけばよい。
V2 = IloadS / gm ・・・(4)
以下、より詳細にDC−DCコンバータ100の動作を説明する。
図5は、DC−DCコンバータ100の詳細な動作を示す波形図であり、図4の時刻t11〜t12付近を拡大したものである。各波形は、上から順に、電流Iload、のこぎり波電圧Vslp、矩形波信号Vrec、比較信号Vcmp、PWM信号Vpwmp,Vpwmn、電流IL、センス電圧Vsens、昇圧信号Vp、誤差電圧Verrおよび電圧Vsubである。
時刻t11以前の動作については図2および図3と同様なので、説明を省略する。
時刻t11で負荷電流Iloadが急激に大きくなる。次いで、時刻t12で昇圧信号Vpが立ち上がると、上述のように誤差信号Verrが昇圧される。その後、時刻t13で矩形波信号Vrecが立ち下がると、これに同期してPWM信号生成部31はPWM信号Vpwmp,Vpwmnをロウに設定する。これによりトランジスタQp1がオンし、時刻t13以降、インダクタLoutに流れる電流ILが増加するともに、センス電圧Vsensが低下する。
センス電圧Vsensが低下すると電圧Vsubが上昇するが、誤差電圧Verrが昇圧されているため、電圧Vsubはすぐには誤差電圧Verrに到達しない。よって、比較信号Vcmpはハイのままであり、しばらくPWM信号Vpwmp,Vpwmnがロウのままである。PWM信号Vpwmp,VpwmnがロウであるとトランジスタQp1がオンのままであり、コイルLoutに流れる電流ILはどんどん増加する。これにより、出力電圧Voutは短時間で時刻t11以前の値に復帰できる。
なお、時刻t21〜t22付近の負荷Rloadが急激に小さくなった場合も動作原理は同様であるため、詳細な説明を省略する。
このように、第1の実施形態では、負荷Rloadの変動により出力電圧Voutが大きく変化した場合、この変化を検出して誤差電圧Verrを調整する。すなわち、出力電圧Voutが急激に低下すると誤差電圧Verrを昇圧し、出力電圧Voutが急激に増加すると誤差電圧Verrを降圧する。そのため、オーバーシュートを抑えて出力電圧Voutを迅速に負荷Rloadが変動する前の所望の値に復帰させることができ、結果として、安定的に負荷に出力電圧を供給できる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、誤差電圧調整部5がPWM信号Vpwmp,Vpwmnも制御するものである。
図6は、第2の実施形態に係るDC−DCコンバータ101の回路図である。図6では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図6では、PWM信号生成部31は、誤差電圧調整部5の比較器Cupが出力する昇圧信号Vpに応じて、PMW信号Vpwmp,Vpwmnを設定する。より具体的には、昇圧信号Vpが立ち上がると、PWM信号生成部31は、信号Vrec,Vcmpの値に関わらず、PWM信号Vpwmp,Vpwmnをロウに設定する。これによりトランジスタQp1がオンしてインダクタLoutに流れる電流ILが増加し、出力電圧Voutが上昇する。
また、PWM信号生成部31は、誤差電圧調整部5の比較器Cdnが出力する降圧信号Vmに応じて、PMW信号Vpwmp,Vpwmnを設定する。より具体的には、降圧信号Vmが立ち上がると、信号Vrec,Vcmpの値に関わらず、PWM信号生成部31はPWM信号Vpwmp,Vpwmnをハイに設定する。これによりトランジスタQn1がオンしてインダクタLoutに流れる電流ILが減少し、出力電圧Voutが低下する。
図7は、図6のDC−DCコンバータ101の詳細な動作を示す波形図であり、図5と対応している。以下、図5との相違点を中心に説明する。
時刻t12において、昇圧信号Vpが立ちあがると、図5と同様に誤差電圧調整部5は誤差電圧Verrを昇圧する。加えて、時刻t12において、PWM信号生成部31はPWM信号Vpwmp,Vpwmnをロウに設定する。これにより、Qp1がオンし、時刻t12以降、インダクタLoutに流れる電流ILが増加するともに、センス電圧Vsensが低下する。
図7では、時刻t13より早いタイミングの時刻t12でPWM信号Vpwmp,Vpwmnがロウに設定される。よって、図5と比較すると、図7の方がより早くPWM信号Vpwmp,Vpwmnがロウに設定され、結果として、より早くインダクタLoutに流れる電流ILが増加する。そのため、図5より早く出力電圧Voutが負荷Rloadが変動する前の値に復帰できる。
図7は、負荷Rloadが大きくなった場合の波形図だが、負荷Rloadが小さくなった場合も動作原理は同様であるため、詳細な説明を省略する。
このように、第2の実施形態では、昇圧信号Vp,降圧信号Vmに応じて、PWM信号Vpwmp,Vpwmnが設定されるため、より迅速に出力電圧Voutを迅速に負荷Rloadが変動する前の値に復帰させることができる。
(第3の実施形態)
上述した第1および第2の実施形態は、入力電圧Vinより低い出力電圧Voutを生成する降圧型のDC−DCコンバータであった。これに対し、以下に説明する第3の実施形態は、
入力電圧Vinより高い出力電圧Voutを生成する昇圧型のDC−DCコンバータである。
図8は、第3の実施形態に係るDC−DCコンバータ200の回路図である。図8では、図1と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図8のスイッチング部4は、DC−DCコンバータ200の出力端子と接地端子との間に縦続接続されるPMOSトランジスタQp1およびNMOSトランジスタQn1と、トランジスタQn1と並列接続されるNMOSトランジスタQn2および抵抗Rsensとを有する。また、コイルLoutは入力電源端子と、トランジスタQp1,Qn1の接続ノードとの間に接続される。入力電圧VinはコイルLoutを介して負荷Rloadに接続されるため、入力電圧Vinより高い出力電圧Voutを負荷Rloadに供給できる。
DC−DCコンバータ200の動作の概略は以下の通りである。負荷Rloadの抵抗がわずかに大きくなると、負荷Rloadに流れる電流が小さくなる。すると、出力電圧Voutが所望の電圧より高くなり、帰還電圧Vfbが高くなる。そのため、誤差電圧Verrが低くなる。その結果、PWM信号Vpwmp,Vpwmnのデューティ比が低くなり、トランジスタQp1がオンする期間が短くなる。よって、出力電圧Voutが低下し、所望の電圧で安定する。
一方、負荷Rloadの抵抗がわずかに小さくなると、負荷Rloadに流れる電流が大きくなる。すると、出力電圧Voutが所望の電圧より低くなり、帰還電圧Vfbが低くなる。そのため、誤差電圧Verrが高くなる。その結果、PWM信号Vpwmp,Vpwmnのデューティ比が高くなり、トランジスタQp1がオンする期間が長くなる。よって、出力電圧Voutが上昇し、所望の電圧で安定する。以上のような帰還動作により、負荷Rloadが多少変動しても、DC−DCコンバータ200は一定の出力電圧Voutを生成できる。
図8のDC−DCコンバータ200も、誤差電圧調整部5を設けるため、第1の実施形態と同様の動作原理で、負荷Rloadが大きく変動した場合でも、出力電圧出力電圧Voutを迅速に負荷Rloadが変動する前の所望の値に復帰させることができる。
なお、図8のDC−DCコンバータ200において、図6と同様に、昇圧信号Vp,降圧信号Vmに応じて、PWM信号Vpwmp,Vpwmnが設定されるようにしてもよい。
図1等のDC−DCコンバータは一例に過ぎず、種々の変形が可能である。例えば、MOSトランジスタの少なくとも一部を、バイポーラトランジスタやBi−CMOS等の他の半導体素子を用いて構成してもよい。また、トランジスタの導電型を逆にし、それに応じて電源端子と接地端子の接続位置を逆にしたDC−DCコンバータを構成してもよい。この場合も基本的な動作原理は同じである。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 誤差電圧生成部
2 位相補償部
3 制御部
4 スイッチング部
5 誤差電圧調整部

Claims (10)

  1. PWM信号に応じて負荷に供給する電圧を制御して、入力電圧を出力電圧に変換して出力端子から出力するDC−DCコンバータに用いられる半導体集積回路装置であって、
    前記出力電圧に対応する帰還電圧と、予め定めた参照電圧との差を示す誤差電圧を生成する誤差電圧生成部と、
    前記誤差電圧の位相を補償する位相補償部と、
    前記誤差電圧および前記出力端子に接続される負荷に流れる電流に応じたデューティ比の前記PWM信号を生成する制御部と、
    前記帰還電圧の傾きに基づいて、前記誤差電圧を調整する誤差電圧調整部と、
    を備え、
    前記誤差電圧調整部は、
    前記帰還電圧の傾きを検出する微分検出部と、
    前記傾きが第1の閾値以下の場合に、前記誤差電圧を昇圧する昇圧部と、
    前記傾きが前記第1の閾値より高い第2の閾値以上の場合に、前記誤差電圧を降圧する降圧部と、を有し、
    前記位相補償部は、
    前記誤差電圧生成部の出力に一端が接続される位相補償抵抗と、
    前記位相補償抵抗の他端と接地端子との間に接続される位相補償コンデンサと、を有し、
    前記昇圧部は、
    前記帰還電圧の傾きと前記第1の閾値とを比較する第1の比較部と、
    前記第1の比較部による比較結果に基づいて制御され、前記位相補償抵抗と前記位相補償コンデンサとの接続ノードに一端が接続される第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの他端と接地端子との間に接続される第1のコンデンサと、
    正入力端子に昇圧用参照電圧が入力され、負入力端子および出力端子が、前記第1のスイッチの他端と接続される第1の増幅器と、を有し、
    前記降圧部は、
    前記帰還電圧の傾きと前記第2の閾値と、を比較する第2の比較部と、
    前記第2の比較部による比較結果に基づいて制御され、前記位相補償抵抗と前記位相補償コンデンサとの接続ノードに一端が接続される第2のスイッチと、
    前記第2のスイッチの他端と接地端子との間に接続される第2のコンデンサと、
    正入力端子に降圧用参照電圧が入力され、負入力端子および出力端子が、前記第2のスイッチの他端と接続される第2の増幅器と、を有し、
    前記制御部は、前記帰還電圧の傾きが第3の閾値以下の場合、および、前記帰還電圧の傾きが第3の閾値より高い第4の閾値以下の場合に、前記出力電圧の変化を抑制するように前記PWM信号を制御することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. PWM信号に応じて負荷に供給する電圧を制御して、入力電圧を出力電圧に変換して出力端子から出力するDC−DCコンバータに用いられる半導体集積回路装置であって、
    前記出力電圧に対応する帰還電圧と、予め定めた参照電圧との差を示す誤差電圧を生成する誤差電圧生成部と、
    前記誤差電圧の位相を補償する位相補償部と、
    前記誤差電圧および前記出力端子に接続される負荷に流れる電流に応じたデューティ比の前記PWM信号を生成する制御部と、
    前記帰還電圧の傾きに基づいて、前記誤差電圧を調整する誤差電圧調整部と、を備えることを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 前記誤差電圧調整部は、前記帰還電圧の傾きが第1の閾値以下の場合、および、前記帰還電圧の傾きが前記第1の閾値より高い第2の閾値以上の場合、前記出力電圧の変化を抑制するように前記誤差電圧を調整することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記誤差電圧調整部は、
    前記帰還電圧の傾きを検出する微分検出部と、
    前記傾きが第1の閾値以下の場合に、前記誤差電圧を昇圧する昇圧部と、
    前記傾きが前記第1の閾値より高い第2の閾値以上の場合に、前記誤差電圧を降圧する降圧部と、を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体集積回路装置。
  5. 前記位相補償部は、
    前記誤差電圧生成部の出力に一端が接続される位相補償抵抗と、
    前記位相補償抵抗の他端と接地端子との間に接続される位相補償コンデンサと、を有し、
    前記昇圧部は、
    前記帰還電圧の傾きと前記第1の閾値とを比較する第1の比較部と、
    前記第1の比較部による比較結果に基づいて制御され、前記位相補償抵抗と前記位相補償コンデンサとの接続ノードに一端が接続される第1のスイッチと、
    前記第1のスイッチの他端と接地端子との間に接続される第1のコンデンサと、
    正入力端子に昇圧用参照電圧が入力され、負入力端子および出力端子が、前記第1のスイッチの他端と接続される第1の増幅器と、を有し、
    前記降圧部は、
    前記帰還電圧の傾きと前記第2の閾値と、を比較する第2の比較部と、
    前記第2の比較部による比較結果に基づいて制御され、前記位相補償抵抗と前記位相補償コンデンサとの接続ノードに一端が接続される第2のスイッチと、
    前記第2のスイッチの他端と接地端子との間に接続される第2のコンデンサと、
    正入力端子に降圧用参照電圧が入力され、負入力端子および出力端子が、前記第2のスイッチの他端と接続される第2の増幅器と、を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体集積回路装置。
  6. 前記制御部は、前記帰還電圧の傾きに基づいて、前記PWM信号を制御することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  7. 前記制御部は、前記帰還電圧の傾きが第3の閾値以下の場合、および、前記帰還電圧の傾きが第3の閾値より高い第4の閾値以下の場合に、前記出力電圧の変化を抑制するように前記PWM信号を制御することを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路装置。
  8. 前記PWM信号に応じて前記負荷に供給する電圧を制御するスイッチング部を備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体集積回路装置と、
    前記出力端子に一端が接続されるインダクタと、
    前記PWM信号に応じて、前記インダクタの他端に前記入力電圧を供給するか否かが切り替えられることを特徴とするDC−DCコンバータ。
  10. 請求項1乃至8のいずれかに記載の半導体集積回路装置と、
    前記入力電圧を供給する電源端子に一端が接続されるインダクタと、
    前記出力端子と接地端子との間に接続される出力コンデンサと、を備え、
    前記PWM信号に応じて、前記出力端子に前記インダクタの他端の電圧を供給するか否かが切り替えられることを特徴とするDC−DCコンバータ。
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