JP2013151101A - 液体収容容器、および液体消費装置 - Google Patents

液体収容容器、および液体消費装置 Download PDF

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Abstract

【課題】マリオットの瓶の原理を用いた液体収容容器でも液体を補充可能とする。
【解決手段】液体流出口と、空気取入口とが設けられた第1液体収容部と、液体の注入口が設けられた第2液体収容部とを連通させて構成した液体収容容器において、第1液体収容部と第2液体収容部とが連通する部分に、第1液体収容部と第2液体収容部とが連通した状態と、気密に分離された状態とに切り換え可能な仕切部材を設ける。第1液体収容部と第2液体収容部とが気密に分離された状態にしておけば、注入口を開放しても、第1液体収容部内に負圧を保持しておくことができる。その結果、マリオットの瓶の原理を用いた液体収容容器のように、内部を負圧に維持することが必要な液体収容容器であっても、液体を補充することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、液体消費装置に液体を供給する技術に関する。
噴射ヘッドから液体を噴射する液体消費装置(例えば、インクジェットプリンター)が知られている。噴射ヘッドから噴射される液体は液体収容容器に収容されており、この液体収容容器内の液体を、接続チューブなどを介して噴射ヘッドに供給する。
また、噴射された分だけの液体を液体収容容器から噴射ヘッドに供給する目的で、いわゆる「マリオットの瓶」の原理が用いられることがある。この原理を用いた液体収容容器には、液体収容容器の底部に液体供給口と空気取入口とが設けられており、液体供給口は接続チューブを介して噴射ヘッドに接続され、空気取入口は空気通路を介して外部と連通している。液体収容容器の内部は負圧となっており、液体供給口(あるいは空気取入口)から流出しようとする液体を、負圧によって液体収容容器内に保持しておく構造となっている。
また、外部から液体を注入可能な注入口を備えた液体収容容器が知られている(例えば、特許文献1)。この液体収容容器では、内部の液体が残り少なくなった場合に注入口を塞いでいるキャップを開けて、注入口から液体を補充することによって、液体消費装置に液体を連続的に供給することができる。
特開2003−127427号公報
しかし、マリオットの瓶の原理を用いた液体収容容器では、注入口を設けて液体を補充することができないという問題があった。すなわち、液体を補充するために注入口を開けると、液体収容容器内の負圧が逃げてしまうので、マリオットの瓶の原理を用いて液体収容容器内に液体を保持しておくことができないという問題があった。
この発明は、従来の技術が有する上述した課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、マリオットの瓶の原理を用いた液体収容容器でも液体を補充可能とする技術の提供を目的とする。
上述した課題の少なくとも一部を解決するために、本発明の液体収容容器は次の構成を採用した。すなわち、
液体消費装置に液体を供給する液体収容容器であって、
内部に液体を収容可能な第1液体収容部と、
前記第1液体収容部から前記液体消費装置に向けて液体が流出する液体流出口と、
前記第1液体収容部内の液体の液面よりも下方に開口して、該第1液体収容部内に空気を取り入れる空気通路に接続された空気取入口と、
内部に液体を収容可能で前記第1液体収容部と連通する第2液体収容部と、
前記第2液体収容部に設けられて、気密に閉鎖された状態と、液体を注入可能に開放した状態とを取り得る注入口と、
前記第1液体収容部と前記第2液体収容部とが連通する部分に設けられて、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部とが連通した状態と、該第1液体収容部と該第2液体収容部とが気密に分離された状態とに切り換える仕切部材と
を備えることを要旨とする。
このような本発明の液体収容容器においては、注入口が気密に閉鎖された状態では、自重によって液体の液面が下がろうとすることで内部が負圧となっており、この負圧で液体収容容器内に液体が保持される。また、液体収容容器には、連通する2つの液体収容部(第1液体収容部および第2液体収容部)が設けられており、これらが連通する部分に設けられた仕切部材によって、第1液体収容部と第2液体収容部とが連通した状態と、第1液体収容部と第2液体収容部とが気密に分離された状態とに切り換え可能となっている。
第1液体収容部と第2液体収容部とが気密に分離された状態にしておけば、注入口を開放しても、第1液体収容部に負圧を保持しておくことができる。そこで、注入口から第2液体収容部に液体を注入し、その後に注入口を気密に閉鎖してから第1液体収容部と第2液体収容部とが連通した状態にしてやれば、負圧を保持したままで液体収容容器に液体を補充することが可能である。
また、本発明の液体収容容器においては、第1液体収容部内の液体の液面に対して位置が異なる複数箇所で第1液体収容部と第2液体収容部とを連通させ、これらの連通する部分毎に、仕切部材を設けることとしてもよい。
こうすれば、第2液体収容部内に液体を補充した後、仕切部材を開放状態として第1液体収容部と第2液体収容部と連通させた時に、第2液体収容部から第1液体収容部に流入する液体と、第1液体収容部から第2液体収容部に流出する液体とが別々の経路で移動する。このため、空気の移動によって液体の移動が妨げられることがないので速やかに液体が移動し、その結果、液体収容容器への液体の補充を速やかに完了することができる。加えて、空気の移動経路と液体の移動経路とが分かれているので、移動する液体に空気が混入し難くなる。その結果、液体中の気泡による弊害の発生を抑制することができる。
また、本発明は、上述した本発明の液体収容容器を備える液体消費装置の態様で把握することもできる。このような本発明の液体消費装置では、マリオットの瓶の原理を用いた液体収容容器に対しても、液体を補充することが可能となる。
いわゆるインクジェットプリンターを例に用いて本実施例の液体消費装置の大まかな構成を示した説明図である。 インクジェットプリンターの内部構造を示した説明図である。 本実施例のインクタンクの構成を示した断面図である。 本実施例のインクタンクにインクを補充する方法を示した説明図である。 第1変形例のインクタンクの構成を示した断面図である。 第2変形例のインクタンクの構成を示した断面図である。 第3変形例のインクタンクの構成を示した断面図である。 第2連通路に開閉弁を設ける代わりに逆止弁を設けたインクタンクを例示した説明図である。
以下では、上述した本願発明の内容を明確にするために、次のような順序に従って実施例を説明する。
A.装置構成:
B.インクタンクにインクを補充する方法:
C.変形例:
C−1.第1変形例:
C−2.第2変形例:
C−3.第3変形例:
A.装置構成 :
図1は、いわゆるインクジェットプリンターを例に用いて本実施例の液体消費装置の大まかな構成を示した説明図である。インクジェットプリンター10は、略箱形の外観形状をしており、前面のほぼ中央には前面カバー11が設けられ、その左隣には複数の操作ボタン12が設けられている。前面カバー11は下端側で軸支されており、上端側を手前に倒すと、印刷用紙2が排出される細長い排紙口13が現れる。また、インクジェットプリンター10の背面側には、給紙トレイ14が設けられており、給紙トレイ14に印刷用紙2をセットして操作ボタン12を操作すると、給紙トレイ14から印刷用紙2が送り込まれ、内部で印刷用紙2に画像等が印刷された後に、排紙口13から排出される。
また、インクジェットプリンター10の側面には、箱型のタンクケース50が設けられている。詳しくは後述するが、タンクケース50の内部には複数のインクタンク(液体収容容器)が設けられており、インクジェットプリンター10が印刷に用いるインクは、このインクタンクから供給される。
図2は、インクジェットプリンター10の内部構造を示した説明図である。図示されているように、インクジェットプリンター10の内部には、印刷用紙2上で往復動するキャリッジ20が設けられている。キャリッジ20の底面側(印刷用紙2を向いた側)には、複数の噴射ノズルが形成された噴射ヘッド22が搭載されており、噴射ノズルから印刷用紙2に向かってインクが噴射される。本実施例のインクジェットプリンター10では、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、黒色の4種類のインクを用いてカラー画像を印刷することが可能であり、このことと対応して、キャリッジ20の噴射ヘッド22には、インクの種類毎に噴射ノズルが設けられている。
キャリッジ20は、図示しない駆動機構に駆動されて、ガイドレール24によってガイドされながら印刷用紙2上で往復動を繰り返す。また、インクジェットプリンター10には図示しない紙送り機構も設けられており、キャリッジ20が往復動する動きに合わせて印刷用紙2が少しずつ紙送りされる。そして、キャリッジ20が往復動する動きと、印刷用紙2が紙送りされる動きとに合わせて、噴射ヘッド22の噴射ノズルからインクを噴射することによって、印刷用紙2に画像等が印刷される。
噴射ノズルから噴射されるインクは、タンクケース50内のインクタンク100に収容されている。本実施例のインクジェットプリンター10では、シアン色、マゼンタ色、イエロー色、黒色の4種類のインクを使用することから、インクタンク100もインクの種類毎に設けられている。これらインクタンク100内のインクは、インクの種類毎に設けられたインクチューブ26を介して噴射ヘッド22に供給される。
図3は、本実施例のインクタンク100の構成を示した断面図である。図示されているように、インクタンク100は、隔壁によって内部が上下に分割されており、下側には第1インク収容部110が形成され、上側には第2インク収容部120が形成されている。また、第1インク収容部110と第2インク収容部120とは、連通路130によって連結されている。尚、本実施例の第1インク収容部110は本願発明の第1液体収容部に対応し、本実施例の第2インク収容部120は本願発明の第2液体収容部に対応する。
第1インク収容部110には、底部右側の位置にインク供給口112(液体流出口)が設けられており、インク供給口112はインクチューブ26に接続されている。また、第1インク収容部110の底部左側の位置には、空気取入口114が設けられており、空気取入口114は、空気通路116を介してインクタンク100の外部(大気)と連通している。
第2インク収容部120には、インクを補充するための注入口122が上部に設けられており、注入口122はキャップ124で蓋をされている。また、連通路130の途中には、連通路130を遮断することによって第1インク収容部110と第2インク収容部120とを気密に分離可能な開閉弁132(仕切部材)が設けられている。尚、図示したインクタンク100では、第2インク収容部120の容積が第1インク収容部110の容積よりも小さく設定されているが、第2インク収容部120の容積を第1インク収容部110の容積よりも大きく設定することとしてもよい。
このような構成のインクタンク100では、次のようにして噴射ヘッド22にインクを供給する。まず、注入口122がキャップ124で蓋をされた状態では、インクタンク100の内部は密閉されており、この状態で、自重によってインクの液面が下がろうとするので、インクタンク100内は負圧となっている。このため、この負圧で第1インク収容部110内にインクが保持されている。そして、噴射ヘッド22によってインク供給口112からインクが吸い出されると、インクタンク100内の負圧が大きくなるので、噴射ヘッド22に吸い出されただけの空気が空気取入口114からインクタンク100内に供給される。このように、一度インクジェットプリンター10に装着されると、インクタンク100内は常に負圧状態となっている。
B.インクタンクにインクを補充する方法 :
図4は、本実施例のインクタンク100にインクを補充する方法を示した説明図である。インクタンク100にインクを補充する際には、先ず、図4(a)に示されているように連通路130の開閉弁132を閉じ、その後に、図4(b)に示されているようにキャップ124を開けて、インクボトル500のインクを注入口122から第2インク収容部120に注入する。このとき、第2インク収容部120では密閉状態が保てなくなって内部の負圧が逃げてしまう。しかし、連通路130が遮断されているので、第1インク収容部110では密閉状態が保たれ、内部の負圧が維持される。
こうして第2インク収容部120内にインクを満たしたら、図4(c)に示されているように、キャップ124で蓋をしてインクタンク100を密閉し、それから開閉弁132を開く。すると、図4(d)に示されるように、第2インク収容部120内のインクが連通路130を介して第1インク収容部110に流入するとともに、第1インク収容部110内の空気が連通路130を介して第2インク収容部120に移動する。その結果、図4(e)に示されるように、第2インク収容部120に注入した全てのインクが第1インク収容部110に移動する。こうしてインクが移動する間も、インクタンク100内の密閉状態が保たれて第1インク収容部110および第2インク収容部120内の負圧が維持される。
このように本実施例のインクタンク100では、キャップ124を開けてもインクタンク100内の負圧が逃げることがない。このため、インクを保持するために内部を負圧に維持することが必要なインクタンク100でありながら、インクを補充することが可能である。
C.変形例 :
以上に説明した本実施例のインクタンク100には、種々の変形例が存在する。以下では、これらの変形例について簡単に説明する。尚、以下の変形例では、上述した本実施例のインクタンク100と異なる部分に焦点を当てて説明し、本実施例のインクタンク100と同様な構成については、同じ番号を付すこととして説明を省略する。
C−1.第1変形例 :
上述した本実施例のインクタンク100では、1本の連通路130を用いて、第2インク収容部120から第1インク収容部110にインクを移動させるとともに、第1インク収容部110から第2インク収容部120に空気を移動させるものと説明した。しかし、第2インク収容部120と第1インク収容部110とを連通する連通路を2本設けることとしてもよい。
図5は、第1変形例のインクタンク200の構成を示した断面図である。図5(a)に示されているように、インクタンク200には、第1インク収容部110と第2インク収容部120の下部とを連結する第1連通路230が設けられるとともに、第1インク収容部110の上部と第2インク収容部120の上部とを連結する第2連通路240が設けられている。また、第1連通路230および第2連通路240の途中には、それぞれ開閉弁232,234が設けられており、開閉弁232,234を閉じることで、第1インク収容部110と第2インク収容部120とを気密に分離可能となっている。
このような第1変形例のインクタンク200では、第2インク収容部120にインクを満たした状態(図5(b)を参照)で開閉弁232,234を開けると、図5(c)に示されているように、第2インク収容部120内のインクが第1連通路230を介して第1インク収容部110に流入し、第1インク収容部110内の空気が第2連通路240を介して第2インク収容部120に移動する。このように、インクが移動する通路(第1連通路230)と空気が移動する通路(第2連通路240)とを分けることによって、第1インク収容部110と第2インク収容部120との間でのインクと空気の交換を迅速に行うことができるので、第1インク収容部110に迅速にインクを移動させることが可能となる。
また、空気の移動する通路とインクが移動する通路とが分かれているので、移動するインクに空気が混入し難くなる。その結果、インク中の気泡が混入することによって、噴射不良などの弊害の発生を抑制することが可能となる。
C−2.第2変形例 :
上述した本実施例および第1変形例のインクタンク100,200では、第1インク収容部110と第2インク収容部120とは、連通路を介して連通しているものと説明した。しかし、第1インク収容部と第2インク収容部とを、次のような態様によって連通させてもよい。
図6は、第2変形例のインクタンク300の構成を示した断面図である。図6(a)に示されているように、インクタンク300は、隔壁によって内部が左右に分割されており、右側が第1インク収容部310となっており、左側が第2インク収容部320となっている。第1インク収容部310と第2インク収容部320とは、隔壁の上下の2か所に形成された貫通部を介して連通しており、上側の貫通部を通じて空気を移動させ、下側の貫通部を通じてインクを移動させることが可能となっている。また、上下の貫通部には開閉弁342,332が設けられており、開閉弁342,332を閉じることによって、第1インク収容部310と第2インク収容部320とを気密に分離可能となっている(図6(b)を参照)。
このようにしても、第1インク収容部310と第2インク収容部320との連通を遮断することによって、キャップ124を開けた状態で第1インク収容部310内の負圧を維持することができる。従って、第1インク収容部内にインクを保持しておくことができるので、第1インク収容部110と第2インク収容部120とが連通路を介して連結されている場合と同様に、インクタンク100にインクを補充することが可能である。
C−3.第3変形例 :
上述した本実施例、および変形例のインクタンク100,200,300では、第1インク収容部と第2インク収容部とが隔壁で仕切られているものと説明した。ここで、隔壁を、以下のように回動可能な仕切板にすれば、仕切板を回転させることによって、第1インク収容部と第2インク収容部とが連通した状態と、第1インク収容部が密閉された状態とを切り替えることができる。
図7は、第3変形例のインクタンク400の構成を示した断面図である。図7の上方にはインクタンク400の縦断面図が示されており、縦断面図の下方には、縦断面図中のAA断面を上方から見たときのインクタンク400の横断面図が示されている。
図7(a)に示されているように、第3変形例のインクタンク400は、右側の第1インク収容部410と左側の第2インク収容部420とが、仕切板432で仕切られている。仕切板432は、上端部に設けられた回転軸がインクタンク400の外側に貫通しており、回転軸には把手434が取り付けられている。このような構成のインクタンク400では、仕切板432の把手434を回転させることによって、第1インク収容部410と第2インク収容部420とが気密に分離された状態(図7(a)の状態)と、第1インク収容部410と第2インク収容部420とが連通した状態(図7(b)の状態)とを切り替えることができる。従って、上述した本実施例や変形例のインクタンク100,200,300と同様にして、インクタンク400にインクを補充することが可能である。
以上、各種の実施形態を説明したが、本発明は上記すべての実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。例えば、上述した第1変形例のインクタンク200では、第1インク収容部110と第2インク収容部120との間で空気を移動させる第2連通路240に、開閉弁242を設けるものと説明した(図5を参照)。しかし、図8に示されているように、第2連通路240に開閉弁242を設ける代わりに逆止弁244を設けることとしてもよい。こうすれば、第1インク収容部110から第2インク収容部120に空気が移動するときだけ自動的に逆止弁244が開き、それ以外のときは逆止弁244を閉じておくことができるので、第2連通路240の開閉弁を開け閉めする手間を省くことが可能となる。
10…インクジェットプリンター、 22…噴射ヘッド、
26…インクチューブ、 50…タンクケース、 100…インクタンク、
110…第1インク収容部、 112…インク供給口、 114…空気取入口、
116…空気通路、 120…第2インク収容部、 122…注入口、
124…キャップ、 130…連通路、 132…開閉弁、
200…インクタンク、 230…第1連通路、 232…開閉弁、
240…第2連通路、 242…開閉弁、 244…逆止弁、
300…インクタンク、 310…第1インク収容部、
320…第2インク収容部、 332…開閉弁、 342…開閉弁、
400…インクタンク、 410…第1インク収容部、
420…第2インク収容部、 432…仕切板、 434…把手、
500…インクボトル

Claims (3)

  1. 液体消費装置に液体を供給する液体収容容器であって、
    内部に液体を収容可能な第1液体収容部と、
    前記第1液体収容部から前記液体消費装置に向けて液体が流出する液体流出口と、
    前記第1液体収容部内の液体の液面よりも下方に開口して、該第1液体収容部内に空気を取り入れる空気通路に接続された空気取入口と、
    内部に液体を収容可能で前記第1液体収容部と連通する第2液体収容部と、
    前記第2液体収容部に設けられて、気密に閉鎖された状態と、液体を注入可能に開放した状態とを取り得る注入口と、
    前記第1液体収容部と前記第2液体収容部とが連通する部分に設けられて、前記第1液体収容部と前記だい2液体収容部とが連通した状態と、該第1液体収容部と該第2液体収容部とが気密に分離された状態とに切り換える仕切部材と
    を備える液体収容容器。
  2. 請求項1に記載の液体収容容器であって、
    前記第1液体収容部は、該第1液体収容部内の液体の液面に対して位置が異なる複数箇所で、前記第2液体収容部に連通しており、
    前記仕切部材は、前記第1液体収容部と前記第2液体収容部とが連通する部分毎に設けられている液体収容容器。
  3. 請求項1または請求項2の何れかに記載の液体収容容器を備える液体消費装置。
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