JP2013149369A - ワイヤーハーネスの製造方法、ワイヤーハーネス製造用の成形型及びワイヤーハーネス - Google Patents
ワイヤーハーネスの製造方法、ワイヤーハーネス製造用の成形型及びワイヤーハーネス Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ワイヤーハーネスの製造方法では、少なくとも2つの第1型として例えば分割下型40A、40Bと、少なくとも1つの第2型として例えば上型50とが分離及び合体可能に構成され、これらが合体した状態で、ワイヤーハーネス本体部の少なくとも一部と固定片88の少なくとも一部とを収容可能な収容空間を形成する型面が形成された成形型30を用いる。分割下型40A、40Bが合体した状態で、下型40には、車体固定部82をその周りから囲うようにして収容可能な車体固定部収容凹部44が形成され、さらに、クランプ部品80に接触して車体固定部収容凹部44と収容空間とを仕切るシール部46が形成されている。
【選択図】図4
Description
11 ワイヤーハーネス本体部
12 分岐部分
16 樹脂部分
30 成形型
31 収容空間
32 型面
32g 凹溝
40 下型
40A、40B 分割下型
44 車体固定部収容凹部
44c ガイド凸部
44A、44B 分割凹部
46 シール部
49a 合体ガイド用凸部
49b 合体ガイド用凹部
50 上型
52 上型面
54c ガイド凹部
70、72 弾性封止部材
80 クランプ部品
82 車体固定部
84 皿バネ部分
86 車体係止部
88 固定片
Claims (11)
- 複数の電線が結束されたワイヤーハーネス本体部に、固定片に対して皿バネ部分及び車体係止部を含む車体固定部が突設されたクランプ部品が固定されたワイヤーハーネスの製造方法であって、
(a)少なくとも2つの第1型と、少なくとも1つの第2型とが分離及び合体可能に構成され、前記少なくとも2つの第1型と前記少なくとも1つの第2型とが合体した状態で、前記ワイヤーハーネス本体部の少なくとも一部と前記固定片の少なくとも一部とを収容可能な収容空間を形成する型面が形成され、前記少なくとも2つの第1型が合体した状態で、前記車体固定部をその周りから囲うようにして収容可能な車体固定部収容凹部が形成され、前記車体固定部収容凹部内に前記車体固定部を収容するように前記クランプ部品をセットした状態で、前記クランプ部品に接触して前記車体固定部収容凹部と前記収容空間とを仕切るシール部が形成された成形型を準備する工程と、
(b)前記少なくとも2つの第1型を合体させて、前記車体固定部をその周りから囲うようにして前記車体固定部収容凹部内に収容すると共に、前記シール部を前記クランプ部品に接触させて、前記クランプ部品を前記少なくとも2つの第1型にセットする工程と、
(c)前記ワイヤーハーネス本体部を構成する電線を少なくとも一部を、前記少なくとも2つの第1型にセットする工程と、
(d)前記少なくとも2つの第1型と前記少なくとも1つの第2型とを合体させて、前記ワイヤーハーネス本体部を構成する電線の少なくとも一部と前記固定片の少なくとも一部とを前記収容空間内に配設する工程と、
(e)前記収容空間内に、前記収容空間内に注入可能でかつ注入後に硬化可能な樹脂を注入する工程と、
を備えるワイヤーハーネスの製造方法。 - 前記ワイヤーハーネス本体部が分岐部分を含む、請求項1記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記成形型として、
前記型面は、前記少なくとも2つの第1型と前記少なくとも1つの第2型とが合体した状態で前記分岐部分を収容可能な前記収容空間を形成し、
前記少なくとも2つの第1型は、前記分岐部分の交差部分で分離するように形成され、
前記車体固定部収容凹部が、前記分岐部分の交差部分に対応する位置に形成されているものを用いる、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項1又は請求項2記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記成形型として、前記少なくとも2つの第1型のうちの少なくとも1つに合体ガイド用凸部が形成され、前記少なくとも2つの第1型のうちの他の少なくとも1つに前記合体ガイド用凸部が嵌め込まれる合体ガイド用凹部が形成されたものを用いる、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記成形型として、前記型面に、前記ワイヤーハーネス本体部が前記収容空間から延出する手前で前記ワイヤーハーネス本体部を囲う弾性封止部材が設けられたものを用いる、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記成形型として、前記少なくとも2つの第2型に、前記ワイヤーハーネス本体部を前記収容空間内に収めるようにガイドするガイド凸部が設けられたものを用いる、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項5に記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記成形型として、前記第2型に、前記ガイド凸部が嵌め込まれるガイド受凹部が形成されているものを用いる、ワイヤーハーネスの製造方法。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
前記成形型として、前記型面に、前記ワイヤーハーネス本体部の周りを囲む方向に延在する凹溝が形成されたものを用いる、ワイヤーハーネスの製造方法。 - ワイヤーハーネス本体部を覆うと共に、固定片に対して皿バネ部分及び車体係止部を含む車体固定部が突設されたクランプ部品が固定された樹脂部分を成型するためのワイヤーハーネス製造用の成形型であって、
分離及び合体可能な、少なくとも2つの第1型と、少なくとも1つの第2型とを備え、
前記少なくとも2つの第1型と前記少なくとも1つの第2型とに、それらが合体した状態で、前記ワイヤーハーネス本体部の少なくとも一部と前記固定片の少なくとも一部とを収容可能な収容空間を形成する型面が形成され、
前記少なくとも2つの第1型に、それらが合体した状態で、前記車体固定部をその周りから囲うようにして収容可能な車体固定部収容凹部が形成され、
前記車体固定部収容凹部内に前記車体固定部を収容するように前記クランプ部品をセットした状態で、前記クランプ部品に接触して前記車体固定部収容凹部と前記収容空間とを仕切るシール部が形成された、ワイヤーハーネス製造用の成形型。 - 前記樹脂部分をワイヤーハーネス本体部の分岐部分に形成するための、請求項8記載のワイヤーハーネスの製造用の成形型であって、
前記型面は、前記少なくとも2つの第1型と前記少なくとも1つの第2型とが合体した状態で前記分岐部分を収容可能な前記収容空間を形成し、
前記少なくとも2つの第1型は、前記分岐部分の交差部分で分離するように形成され、
前記車体固定部収容凹部が、前記分岐部分の交差部分に対応する位置に形成されている、ワイヤーハーネス製造用の成形型。 - 複数の電線が結束されたワイヤーハーネス本体部と、
固定片に対して皿バネ部分及び車体係止部を含む車体固定部が突設され、前記固定片が前ワイヤーハーネス本体部に沿って配設されたクランプ部品と、
前記ワイヤーハーネス本体部の少なくとも一部を覆うように形成された樹脂部分とを備え、
前記前記車体固定部のうち少なくとも前記皿バネ部分及び前記車体係止部が外部に露出した状態で前記固定片の少なくとも一部が前記樹脂部分に埋設されることで、前記クランプ部品が前記樹脂部分に固定されている、ワイヤーハーネス。 - 請求項10記載のワイヤーハーネスであって、
前記ワイヤーハーネス本体部が分岐部分を含み、
前記樹脂部分が前記分岐部分を覆うように形成され、
前記クランプ部品の前記車体固定部が前記分岐部分の交差部分から突出するように、前記樹脂部分に固定されている、ワイヤーハーネス。
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