JP2013148321A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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悠介 松本
Fumio Watabe
史生 渡部
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Abstract

【課題】経年変化で発泡断熱材が縮んだとしても、長期に渡って良好な断熱効果が得られる発泡断熱材を備えた貯湯式給湯機を提供する。
【解決手段】加熱手段2で加熱された温水を貯湯する貯湯タンク7と、該貯湯タンク7を包囲する外装ケース1と、前記貯湯タンク7と外装ケース1との間の空間に前記貯湯タンク7の保温、断熱を行う断熱材を備えたものに於いて、前記断熱材は複数に分割された発泡断熱材26で形成し、前記貯湯タンク7側面全週を覆う側面断熱材28の該貯湯タンク7と接する内側上下には、それぞれ全周に渡る1本の線状ビード29を設けたことで、熱気の放出を阻止して長期に渡って良好な断熱効果を得ることが出来るものである。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電気温水器やヒートポンプ式給湯機等の湯水を貯湯する貯湯タンクを備える貯湯式給湯機に関するものである。
従来よりこの種のものでは、貯湯タンクと外装ケースとの間に複数に分割した発泡断熱材を備え、この分割した発泡断熱材同士は、嵌合凹凸で位置決めされ連結されるものであった。(例えば、特許文献1参照)
特許第3561239号公報
ところでこの従来のものでは、分割された発泡断熱材同士の連結は、嵌合凹凸の嵌め込みのみで係合がないので、発泡断熱材が経年変化によって縮んで来ると、発泡断熱材同士の突き合わせ部分に隙間が形成され、この隙間から熱気が放出されて断熱効果が低下し、長期に渡って良好な断熱効果を得ることが出来ないものであった。
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、特にその構成を、加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンクを包囲する外装ケースと、前記貯湯タンクと外装ケースとの間の空間に前記貯湯タンクの保温、断熱を行う断熱材を備えたものに於いて、前記断熱材は複数に分割された発泡断熱材で形成し、前記貯湯タンク側面全週を覆う側面断熱材の該貯湯タンクと接する内側上下には、それぞれ全周に渡る1本の線状ビードを設けたものである。
この発明によれば、僅か数ミリの線状ビードが外装ケースの取り付けにより、貯湯タンク側に押圧されてつぶれることで、貯湯タンク側面と側面断熱材との間には、上下でつぶれた線状ビードにより0.数ミリの断熱空間層が形成されると共に、側面断熱材と貯湯タンクとは上下2つの線状ビードでしか接触しておらず、断熱材が経年変化で縮んだとしても、この断熱空間層は維持され断熱効果を発揮すると共に、断熱材が貯湯タンクと点接触で放熱体とならないことで、常に強力な断熱が行われ、長期に渡って良好な断熱効果を得ることが出来るものである。
この発明の一実施形態の貯湯式給湯機の概略構成図。 同貯湯タンクユニットの縦断面図。 同断熱材の分解斜視図。
次にこの発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
1は貯湯タンクユニットを構成する外装ケース、2はヒートポンプユニットよりなる加熱手段、3は給湯栓、4はリモートコントローラ、5は浴槽、6は電源である。
前記外装ケース1内には、湯水を貯湯する貯湯タンク7と、貯湯タンク7の上部に接続された出湯管8と、貯湯タンク7の下部に接続された給水管9と、出湯管8からの高温水と給水管9から分岐されたバイパス管10からの低温水とを混合するミキシング弁11と、ミキシング弁11の下流に接続された給湯管12と、給湯管12に設けられた給湯温度センサ13と、給湯管11に設けられた給湯流量センサ14と、給水管9に設けられた給水温度センサ15と、給湯管12から分岐され浴槽5に接続された湯張り管16と、この湯張り管16の開閉を行う湯張り弁17と、湯張り管16を流れる流量を積算する湯張り流量センサ18と、出湯管8から分岐して接続された貯湯タンク7の過圧を逃す過圧逃し弁19と、給水管9に設けられた給水圧を減圧する減圧弁20と、貯湯タンク7の側面上下方向に複数設けられた貯湯温度センサ21と、この外装ケース1内の各種機器の制御を行うマイクロコンピュータを主に構成される給湯制御部22と、貯湯タンク7と加熱手段2とを接続して湯水を循環させるヒーポン往き管23とヒーポン戻り管24からなる加熱循環回路25とを備えて構成されている。
26は貯湯タンク7と外装ケース1との間で、該貯湯タンク7の外郭のほぼ全面を覆い保温・断熱を行う、耐熱性発泡ポリスチレンからなる発泡断熱材で、貯湯タンク7の上部を覆う上部断熱材27と、貯湯タンク7の胴部である側面を覆う側面断熱材28で、この側面断熱材28は、前後に分かれて側面前断熱材28aと、側面後断熱材28bとなり全体では3部分に分割されているものである。
29は側面前断熱材28aと側面後断熱材28bの内側の上下端部で、貯湯タンク7の側壁面と接するように突出して形成された僅か1ミリ程度の線状ビードで、貯湯タンク7の側面の上部と下部に当接し、外装ケース1の取り付けにより押圧されてつぶれることで、貯湯タンク7と側面前断熱材28a、側面後断熱材28bとの間には0.数ミリの断熱空間層30が全周に渡って形成され、しかも側面前断熱材28a、側面後断熱材28bとは貯湯タンク7に接することがなく、放熱体になる心配がなくなるものである。
前記加熱手段2は、二酸化炭素冷媒を圧縮するコンプレッサー31と、凝縮器としての冷媒水熱交換器32と、減圧器33と、蒸発器としての空気熱交換器34よりなるヒートポンプ回路35と、空気熱交換器34に送風する送風機36と、加熱循環回路25途中に設けられた能力可変の循環ポンプ37と、加熱循環回路25の冷媒水熱交換器32入口側に設けられ、冷媒水熱交換器32に流入する湯水の温度を検出する熱交入口温度センサ38と、加熱循環回路25の冷媒水熱交換器32出口側に設けられ、冷媒水熱交換器32から流出する湯水の温度を検出する熱交出口温度センサ39と、この加熱手段2の制御を行うマイクロコンピュータを主に構成される加熱制御部40とを備えて構成されている。
ここで、前記電源6は時間帯別電灯であり、夜間(ここでは23時から翌7時まで)が割安な電力料金設定となっているもので、この割安な夜間電力を用いて夜間に一日に必要な貯湯熱量を沸かし上げて使用するものであり、また、この時間帯別電灯では昼間(7時から23時まで)にも電力は供給され、残湯量が少なくなったときに追加の沸き増しが行われるものである。なお、前記電源6は給湯制御部22に接続され、この給湯制御部22からリモートコントローラ4および加熱制御部40に有線にて通信信号が重畳されて電力供給されるものである。
そして、夜間時間帯になると前記給湯制御部22が翌日に必要な貯湯熱量を演算し、この目標となる貯湯熱量を夜間時間帯の終了時までに沸き上げるよう加熱制御部40に指示してヒートポンプ回路35を作動させ、加熱循環回路25の循環ポンプ37を駆動開始する。そして、循環ポンプ37の駆動により貯湯タンク7下部から取り出された湯水がヒーポン往き管23を通り加熱手段2の冷媒水熱交換器32に流入して加熱され、ヒーポン戻り管24を介して貯湯タンク7の上部に戻されることにより高温の湯が貯湯される。
又このヒーポン往き管23については、発泡断熱材26による断熱からは外れており、加熱手段2へ供給される水の温度をわざと上げないことで、COPを向上させるようにしているものである。
更に貯湯タンク7の側面に設けられた貯湯温度センサ21が所定の量の高温水が貯湯されたことを検出するか、または、熱交入口温度センサ38が所定温度以上を検出すると、給湯制御部22が加熱制御部40へ加熱動作の停止を指令し、ヒートポンプ回路35と循環ポンプ37の作動が停止され、夜間時間帯の終了時までに貯湯動作を終了するものである。
なお、ここで貯湯タンク7内に貯湯される熱量は給湯制御部22により、過去数日分の給湯負荷から適切と思われる熱量を目標貯湯熱量として算出されるもので、貯湯される湯水の温度は季節(または給水温度センサ15で検出する給水温度)および目標貯湯熱量の大小によって60℃〜90℃の範囲で変動するものである。
前記リモートコントローラ4には給湯設定温度を設定する温度設定スイッチ41、浴槽5への湯張りを指示する湯張りスイッチ42、湯張り量を設定する湯張り量設定スイッチ43、及び給湯可能な残時間を表示させる残時間表示スイッチ44とを有した操作部45と、ドットマトリクス型の蛍光表示管よりなる表示部46と、これら操作部45及び表示部46を制御すると共に、前記給湯制御部22と通信を行うマイクロコンピュータを主に構成されたリモコン制御部47を備えており、通常運転時は前記表示部46に操作部45で設定された給湯設定温度や時刻情報および貯湯温度センサ21で検知する残り貯湯量等が表示されるものである。なお、前記表示部46はドットマトリクス型の液晶表示部としても良い。
次に給湯栓3を開くと、給水管9からの給水圧により貯湯タンク7上部の高温水が出湯管8に押し出され、給湯制御部22により制御されるミキシング弁11にて、バイパス管10の低温水と給湯温度センサ13の検出する温度が、前記リモートコントローラ4の操作部46で設定された給湯設定温度になるように混合されて、給湯管12を介して給湯されるものである。
もしも給湯量が通常よりも多くなってしまい、昼間電力時間帯にて貯湯温度センサ21で検出する残り貯湯量が少なくなったことを給湯制御部22が検知し、貯湯タンク7内に貯湯された湯の湯切れが予想される場合は、その時点にて昼間電力を利用して必要な熱量の沸き増しが行われるものである。
次に浴槽5に湯張りを行う際は、リモートコントローラ4の湯張りスイッチ42が操作されると、給湯制御部22が湯張り弁17を開いて湯張りを開始し、湯張りを開始してからの積算流量が湯張り量に達したことを検出すると湯張り弁17を閉じて湯張りを完了するものである。
又発泡断熱材26は、貯湯タンク7を側面前断熱材28aと側面後断熱材28bとで挟み込んで覆い、残った貯湯タンク7の上部を上部断熱材27で覆った後、外側から発泡断熱材26で貯湯タンク7を覆った寸法よりやや小さめの寸法に形成された外装ケース1を取り付けることで、側面前断熱材28aと側面後断熱材28bの内側の上下端部にそれぞれ形成された線状ビード29が、貯湯タンク7側に押圧されてつぶれ、該貯湯タンク7と側面前断熱材28a、側面後断熱材28bとの間に0.数ミリの断熱空間層30が形成されると共に、この断熱空間層30によって側面前断熱材28aと側面後断熱材28bは貯湯タンク7と直接接することがなく、線状ビード29による点接触となるので、経年変化で発泡断熱材26が縮んだとしても線状ビード29及び断熱空間層30は維持され、断熱空間層30による強力な断熱効果、側面前断熱材28aと側面後断熱材28bによる放熱が阻止され、長期に渡って良好な断熱効果を得ることが出来るものである。
1 外装ケース
2 加熱手段
7 貯湯タンク
26 発泡断熱材
28 側面断熱材
28a 側面前断熱材
28b 側面後断熱材
29 線状ビード
30 断熱空間層

Claims (1)

  1. 加熱手段で加熱された温水を貯湯する貯湯タンクと、該貯湯タンクを包囲する外装ケースと、前記貯湯タンクと外装ケースとの間の空間に前記貯湯タンクの保温、断熱を行う断熱材を備えたものに於いて、前記断熱材は複数に分割された発泡断熱材で形成し、前記貯湯タンク側面全週を覆う側面断熱材の該貯湯タンクと接する内側上下には、それぞれ全周に渡る1本の線状ビードを設けた事を特徴とする貯湯式給湯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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