JP2013148212A - チェン - Google Patents

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Abstract

【課題】連結ピンの先端部に衝撃力が加えられることによりリンクプレートから連結ピンが容易に外れることを防止するチェンを提供する。
【解決手段】両端部に貫通孔22d,22gが形成された複数のリンクプレート22と、前記リンクプレート22の貫通孔22d,22gに挿通されリンクプレート22同士を連結する連結ピン6とを有するチェン20において、前記リンクプレート22の貫通孔22g近傍に、前記貫通孔22d,22gに挿通された連結ピン6の突出長さよりも長い高さを有する突出部22jを形成した。
【効果】連結ピンの先端部に衝撃力が加えられることによりリンクプレートから連結ピンが容易に外れることを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のリンクプレートを連結ピンにより連結して構成されたチェンに関するものである。
図6から図9は、従来のチェン2を説明するために参照する図である。
従来のチェン2は、図6に示すように、図中上下方向に互いに間隔をおいて対向する一対の側板部4a,4bの図中左端部が連結されて構成されたリンクプレート4が、その長さ方向(図中左右方向)に直列に複数並べられており、リンクプレート4の両端部のそれぞれ同士が連結ピン6により連結されるようになっていた(例えば、特許文献1参照)。
このリンクプレート4は、図6に示すように、一対の側板部4a,4bの図中左端部同士の間の間隔が小さく形成され、一対の側板部4a,4bの図中右端部同士の間の間隔が大きく形成されていた。
そして、リンクプレート4は、一対の側板部4a,4bの図6中左端部同士が円筒状の連結部4cにより一体的に連結されていた。また、リンクプレート4には、一対の側板部4a,4bの図6中左端部の連結部4cをその軸線方向に貫通する貫通孔4dが形成されていた。
リンクプレート4の一対の側板部4a,4bの図中右端部には、互いに対向する内側とは反対側の外側に高さを有する円筒状の肉厚部4eが形成されており、この肉厚部4eをその先端面4fから高さ方向に貫通する貫通孔4gが形成されていた。
リンクプレート4の一対の側板部4a,4bは、図7にも示すように、その肉厚部4eの外周面からリンクプレート4の長さ方向(図中左右方向)に沿って伸びる補強リブ4h,4iと、その肉厚部4eの外周部からリンクプレート4の長さ方向に対して垂直方向(図中上下方向)に沿って伸びる補強リブ4j,4kが形成されていた。これらの補強リブの内、補強リブ4hは、図6に示すように、肉厚部4eから離れるにつれて徐々にその高さ寸法が小さくなるようなテーパ状に形成されていた。
そして、リンクプレート4の、一対の側板部4a,4bの互いの間隔が小さく形成された図中左端部が、別のリンクプレート4の、一対の側板部4a,4bの互いの間隔が大きく形成された図中右端部の内側に挟み込まれるようにして、互いの端部同士が重ね合わされた状態で配置されるようになっていた。
これらの互いの端部同士が重ね合わされた互いに隣り合う一対のリンクプレート4,4は、一対の側板部4a,4bそれぞれの端部に形成された貫通孔4g,4d,4gを共に挿通する連結ピン6の周りに相対的に回動して、互いの端部同士が相対的に連結角度を変化させることができるよう連結されるようになっていた。
連結ピン6は、図8(a)に示すように、頭部6aと丸棒状の胴体部6bにより構成されており、その胴体部6bの図中右端部には、円周方向に4つに分割された弧状殻部6cと、これら4つの弧状殻部6cの中央部にある中央突出部6dが形成されていた。
図8(b)に示すように、連結ピン6の中央突出部6dは、連結ピン6の胴体部6bの軸方向における、溝部6eの内側端と同じ位置の端面6fから突出して形成され、その先端は弧状殻部6cの先端よりも胴体部6bの軸方向外側に突出して形成されていた。この中央突出部6dの断面形状は略十字状に形成されていた。
また、連結ピン6の4つの弧状殻部6cは、図8(b)に示すように、連結ピン6の胴体部6bの端面6fより突出する1つの円筒部が、溝部6eにより4つに分割されたような、断面が円弧状に形成されており、中央突出部6dの周囲を囲むようにして、円周方向に互いに離れて配置されていた。
そして、連結ピン6の4つの弧状殻部6cは、胴体部6bの端面6fに片持ち梁状に形成されており、かつ各溝部6e間に形成されているために、それぞれが胴体部6bの半径方向内側に向かって撓んだり、元の状態に復帰したり、弾性変形することができるようになっていた。
このため、4つの弧状殻部6cは、図8(c)に示すように、胴体部6bの半径方向内側(図中矢印方向)に押圧力を加えることにより、それらの外周面が胴体部6bの外周面よりも半径方向内側の位置に、又は、少なくともそれらの外周面が胴体部6bの外周面と同じ位置になるように、弾性変形することができるようになっていた。
このような連結ピン6は、図6に示すように、その胴体部6bの先端部が、側板部4aの貫通孔4gに、図6中上方から挿し入れられる際に、その弧状殻部6cのそれぞれが貫通孔4gの内周面に押圧されて、その半径方向内側に撓むようになっていた。
そして、連結ピン6は、その弧状殻部6cが撓んだ状態のまま、その胴体部6bが一対の側板部4a,4bの両端部それぞれに形成されて同一軸線上に並んだ貫通孔4g,4d,4gに挿通されるようになっていた。
連結ピン6は、その弧状殻部6cが側板部4bの肉厚部4eの、それを入れる側の先端面4fとは反対側の先端面4fから外側に抜け出ると、その半径方向内側に撓んでいた弧状殻部6cがその半径方向外側に復帰するように開いて、側板部4bの肉厚部4eの、上記それを入れる側の先端面4fと反対側の先端面4fに係止するようになっていた。
このような連結ピン6により、複数のリンクプレート4は互いの端部同士を相対的に連結角度を変化させることができるよう連結されるようになっていた。
また、連結ピン6は、その中央突出部6dに対して図6中下方から木ハンマーなどで打撃力を加えることにより、貫通孔4g,4d,4gから抜けて、リンクプレート4から容易に取り外すことができるようになっていた。
このようなリンクプレート4と連結ピン6からなるチェン2は、互いに隣り合って連結された2つのリンクプレート4,4の連結部4c,4cと、一対の側板部4a,4bにより四辺が構成された空隙部Sを有するようになっていた。
そして、チェン2は、図9に示すように、その長さ方向の一部がスプロケットホイール8の外周部に形成された複数の歯に巻き掛けられるようになっていた。
すなわち、図9に示すように、軸孔8aを有する円板状に形成されたスプロケットホイール8の、その外周部に形成された複数の歯は、歯先部8bと、歯底部8cと、それらの間の段差部としての係合部8dにより構成されていた。
そして、チェン2は、その巻き掛けられた部分において、上記空隙部Sにスプロケットホイール8の歯先部8bが挿通されると共に、その連結部4cがスプロケットホイール8の歯底部8cと、係合部8dに係合するようになっていた。
スプロケットホイール8が、キー9によりその軸孔8aに相対回転不能に取付けられた回転軸10を介して、不図示のモータなどの駆動装置により駆動されて回転することにより、チェン2はスプロケットホイール8の周りに図9中時計回り方向に移動しつつ、その長さ方向に循環移動するようになっていた。
特開平11−51124号公報
しかしながら、従来のチェン2は、図6に示すように、連結ピン6の弧状殻部6c及び中央突出部6dが、リンクプレート4の側板部4bの、肉厚部4eの先端面4fより外側に突出しているために、以下のような問題があった。
従来のチェン2は、予め複数のリンクプレート4を連結ピン6により連結した状態で出荷している。ところが、搬送時或は設置時などにおいて、チェン2を地面に落下させてしまい連結ピン6の弧状殻部6cや中央突出部6dに衝撃力が加えられた場合には、リンクプレート4から連結ピン6が外れてしまうことがあった。
また、従来のチェン2を構成するリンクプレート4及び連結ピン6にはプラスチック材料が用いられていたため、プラスチック材料は金属材料などに比べて可撓性に富むので、リンクプレート4から連結ピン6が外れ易い傾向があった。
そこで本発明は、上記問題に鑑みて、連結ピンの先端部に衝撃力が加えられることによりリンクプレートから連結ピンが容易に外れることを防止するチェンを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明によるチェンは、
両端部に貫通孔が形成された複数のリンクプレートと、
前記リンクプレートの貫通孔に挿通されリンクプレート同士を連結する連結ピンと
を有するチェンにおいて、
前記リンクプレートの貫通孔近傍に、前記貫通孔に挿通された連結ピンの突出長さよりも長い高さを有する突出部を形成したことを特徴とするものである。
また、本発明によるチェンは、
前記リンクプレートは、互いに対向する一対の側板部が一体的に形成されたことを特徴とするものである。
また、本発明によるチェンは、
前記突出部は円筒状に形成されたことを特徴とするものである。
また、本発明によるチェンは、
前記突出部は対向する複数の部材により構成されたことを特徴とするものである。
このような本発明のチェンによれば、
両端部に貫通孔が形成された複数のリンクプレートと、
前記リンクプレートの貫通孔に挿通されリンクプレート同士を連結する連結ピンと
を有するチェンにおいて、
前記リンクプレートの貫通孔近傍に、前記貫通孔に挿通された連結ピンの突出長さよりも長い高さを有する突出部を形成したことにより、
連結ピンの先端部に衝撃力が加えられることによりリンクプレートから連結ピンが容易に外れることを防止することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るチェン20の一部破断上面図である。 図1に示すチェン20の正面図である。 図1に示すリンクプレート22を示す図であって、図3(a)はその正面図、図3(b)はその上面図、図3(c)はその背面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るチェン40の一部破断上面図である。 図4に示すチェン40の正面図である。 従来のチェン2の一部破断上面図である。 図6に示すチェン2の正面図である。 図6に示す連結ピン6を示す図であって、図8(a)はその側面図、図8(b)はその正面図、図8(c)はその弧状殻部6cが半径方向内側に撓んだ状態を示す正面図である。 チェン2,20をスプロケットホイール8に巻き掛けた状態を示す図であって、その一部を破断して示す部分拡大正面図である。
以下、本発明に係るチェンを実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
図1から図3は、本発明の第1の実施の形態に係るチェン20について説明するために参照する図である。これらの図に示すチェン20は、前記従来のチェン2と同様の部分には同じ符号を付して説明し、従来と同様の構成についての重複する説明は、その一部を除き省略するものとする。
本実施の形態に係るチェン20は、図1及び図2に示すように、前記従来のチェン2におけるリンクプレート4の代わりに、防護突出部22j(突出部)を有するリンクプレート22を備えている点において、前記従来のチェン2とは異なるものである。
すなわち、本実施の形態に係るチェン20は、図1に示すように、図中上下方向に互いに間隔をおいて対向する一対の側板部22a,22bの図中左端部が連結されて一体的に構成されたリンクプレート22が、その長さ方向(図中左右方向)に直列に複数並べられており、このリンクプレート22の端部同士が連結ピン6により互いに連結されるようになっている。
リンクプレート22の、一対の側板部22a,22b及び連結ピン6は、プラスチック材料により形成されている。
このリンクプレート22は、図3(b)に示すように、一対の側板部22a,22bの図中左端部同士の間の間隔が小さく形成され、一対の側板部22a,22bの図中右端部同士の間の間隔が大きく形成されている。
そして、リンクプレート22には、一対の側板部22a,22bの図3(b)中左端部同士を連結する、円筒状の連結部22cが形成されている。また、リンクプレート22には、一対の側板部22a,22bの図3(b)中左端部の連結部22cをその軸線方向に貫通する貫通孔22dが形成されている。
また、リンクプレート22の一対の側板部22a,22bの図3(b)中右端部には、互いに対向する内側とは反対側の外側に高さを有する円筒状の肉厚部22eが形成されており、この肉厚部22eをその端面22fから高さ方向に貫通する貫通孔22gが形成されている。
そして、図3(b)に示すように、リンクプレート22の一方の側板部22bには、その肉厚部22eの高さが側板部22aの肉厚部22eの高さより高くなるよう、その外周形状が高さ方向に連続するような円筒状の防護突出部22jが形成されている。
図3(a)及び(c)に示すように、リンクプレート22の一対の側板部22a,22bは、その肉厚部22eの外周面からリンクプレート22の長さ方向(図中左右方向)に沿って伸びる補強リブ22h,22iが形成されている。これらの補強リブの内、補強リブ22hは、肉厚部22eから離れるにつれて徐々にその高さ寸法が小さくなるようなテーパ状に形成されている。
そして、図1に示すように、リンクプレート22の、一対の側板部22a,22bの互いの間隔が小さく形成された図中左端部が、別のリンクプレート22の、一対の側板部22a,22bの互いの間隔が大きく形成された図中右端部の内側に挟み込まれるようにして、互いの端部同士が重ね合わされた状態で配置されるようになっている。
これらの互いの端部同士が重ね合わされた互いに隣り合う一対のリンクプレート22,22は、一対の側板部22a,22bそれぞれの端部に形成された貫通孔22g,22d,22gを共に挿通する連結ピン6の周りに相対的に回動して、互いの端部同士が相対的に連結角度を変化させることができるように連結されている。
連結ピン6は、前記従来のチェン2に用いられたものと同じものが用いられ、図8(a)に示すように、頭部6aと丸棒状の胴体部6bにより構成されており、その胴体部6bの図中右端部には、弧状殻部6cと、中央突出部6dが形成されている。
連結ピン6は、図1に示すように、その胴体部6bの先端部が側板部22aの貫通孔22gに、図中上方から挿し入れられる際に、その弧状殻部6cのそれぞれが貫通孔22gの内周面に押圧されてその半径方向内側に撓むようになっている。
そして、弧状殻部6cが撓んだ状態のまま、その胴体部6bが一対の側板部22a,22bの両端部それぞれに形成されて同一軸線上に並んだ貫通孔22g,22d,22gに挿通されるようになっている。
連結ピン6は、その弧状殻部6cが側板部22bの肉厚部22eの、それを入れる側の端面22fとは反対側の端面22fから外側に抜け出ると、その半径方向内側に撓んでいた4つの弧状殻部6cそれぞれが、その半径方向外側に復帰するように開いて、側板部22bの肉厚部22eの、上記それを入れる側の端面22fと反対側の端面22fに係止するようになっている。
このような連結ピン6により、複数のリンクプレート22は互いの端部同士を相対的に連結角度を変化させることができるよう連結されるようになっている。
このとき、図1に示すように、連結ピン6の胴体部6bの先端部(図中下端部)の中央突出部6dは、リンクプレート22の側板部22bの、防護突出部22jの先端面22kよりもその軸方向外側に突出しないようになっている。
すなわち、リンクプレート22の側板部22bの、防護突出部22jの先端面22kは、図中上下方向において、連結ピン6の中央突出部6d先端(図中下端)の位置よりも図中下方の位置に配置されるように形成されている。
また、図2に示すように、リンクプレート22の側板部22bの防護突出部22jは、円筒状に形成されているために、連結ピン6の弧状殻部6c及び中央突出部6dの外周部を覆うようになっている。
このため、チェン20を地面に落下させた場合には、リンクプレート22の側板部22bの防護突出部22jの方が、連結ピン6の中央突出部6dよりも必ず先に地面に接触するようになっている。
また、チェン20のリンクプレート22の端部同士を連結する連結ピン6は、その中央突出部6dに図1中下側から当て金を当てて、その当て金に木ハンマーなどで連結ピン6のみに打撃力を加えることにより、リンクプレート22から容易に取り外すことができるようになっている。
チェン20のその他の構成や作用効果などは、前記従来のチェン2について説明したものと同様なので、省略するものとする。
このような本実施の形態に係るチェン20によれば、連結ピン6の中央突出部6dが、リンクプレート22の側板部22bの防護突出部22jよりその軸方向外側には突出しないようになっているため、連結ピン6の先端部に地面や他の部材などが接触して衝撃力が加えられることを防止できるので、リンクプレート22から連結ピン6が容易に外れることを防止することができる。
以上に説明したように、本実施の形態に係るチェン20によれば、連結ピン6の先端部に衝撃力が加えられることによりリンクプレート22から連結ピン6が容易に外れることを防止することができる。
図4及び図5は、本発明の第2の実施の形態に係るチェン40について説明するために参照する図である。
本実施の形態に係るチェン40においては、図4及び図5に示すように、そのリンクプレート42の側板部22bに、一対の防護突出部42a(突出部)が互いに対向するように、肉厚部22eの先端側(図4中下端側)から突出して形成されている点において、前記第1の実施の形態に係るチェン20と異なるものである。
すなわち、図4に示すように、リンクプレート42の側板部22bの、防護突出部42aの先端面42bは、図中上下方向において、連結ピン6の中央突出部6d先端(図中下端)の位置よりも図中下方の位置に配置されるように形成されている。
また、図5に示すように、リンクプレート42の側板部22bの2つの防護突出部42aは、その肉厚部22eの外形形状の一部と連続する円弧部を外側に有しており、連結ピン6の弧状殻部6c及び中央突出部6dの外周部を互いの間に挟みこむように、互いの内側面が対向して配置されている。
このため、チェン40を地面に落下させた場合には、リンクプレート42の側板部22bの防護突出部42aの方が、連結ピン6の中央突出部6dよりも必ず先に地面に接触するようになっている。
また、チェン40のリンクプレート42の端部同士を連結する連結ピン6は、その中央突出部6dに図4中下側から当て金を当てて、その当て金に木ハンマーなどで連結ピン6のみに打撃力を加えることにより、リンクプレート42から容易に取り外すことができるようになっている。
このような本実施の形態に係るチェン40によっても、連結ピン6の先端部に他の部材などが接触して衝撃力が加えられることによりリンクプレート42から連結ピン6が容易に外れることを防止することができる。
なお、前記第1の実施の形態に係るチェン20などに用いられる連結ピン6は、その胴体部6bの先端部に弧状殻部6c及び中央突出部6dが形成されるようになっていたが、連結ピン6はこのような構成に限定されなくてもよい。
また、前記第1の実施の形態で用いられたチェン20における連結ピン6及びリンクプレート22はプラスチック材料により形成されていたが、プラスチック材料に限定されなくてもよく、例えば、金属などの他の材料により形成してもかまわない。
また、前記第1の実施の形態におけるリンクプレート22の防護突出部22jは円筒状であり、前記第2の実施の形態におけるリンクプレート42の防護突出部42aは互いに対向する略板状に形成されていたが、リンクプレートの防護突出部は連結ピンが他の部材などに接触することを防止することができるようになっていれば、他のどのような構成になっていてもよい。
例えば、防護突出部は円筒状ではなく角筒状に形成されていてもよく、また、断面が中実の矩形状や丸形状又はL字状に形成されていてもよい。或は、防護突出部の数は3つ以上の複数であってもよい。
2 チェン
4 リンクプレート
4a,4b 側板部
4c 連結部
4d 貫通孔
4e 肉厚部
4f 先端面
4g 貫通孔
4h,4i,4j,4k 補強リブ
6 連結ピン
6a 頭部
6b 胴体部
6c 弧状殻部
6d 中央突出部
6e 溝部
6f 端面
8 スプロケットホイール
8a 軸孔
8b 歯先部
8c 歯底部
8d 係合部
10 回転軸
20 チェン
22 リンクプレート
22a,22b 側板部
22c 連結部
22d 貫通孔
22e 肉厚部
22f 端面
22g 貫通孔
22h,22i 補強リブ
22j 防護突出部
22k 先端面
40 チェン
42 リンクプレート
42a 防護突出部
42b 先端面
S 空隙部

Claims (4)

  1. 両端部に貫通孔が形成された複数のリンクプレートと、
    前記リンクプレートの貫通孔に挿通されリンクプレート同士を連結する連結ピンと
    を有するチェンにおいて、
    前記リンクプレートの貫通孔近傍に、前記貫通孔に挿通された連結ピンの突出長さよりも長い高さを有する突出部を形成した
    ことを特徴とするチェン。
  2. 前記リンクプレートは、互いに対向する一対の側板部が一体的に形成されたことを特徴とする請求項1に記載のチェン。
  3. 前記突出部は円筒状に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチェン。
  4. 前記突出部は対向する複数の部材により構成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のチェン。
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