JP2013148029A - 車両用の排気浄化装置 - Google Patents

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好美 木崎
Akira Shichi
明 志知
Kazuhiro Akihama
一弘 秋濱
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Abstract

【課題】従来よりも浄化能力の低い触媒器であっても、十分に排気を浄化することが可能な、車両用の排気浄化装置を提供する。
【解決手段】車両用の排気浄化装置10は、内燃機関18から排出された排気を浄化する触媒器14と、前記内燃機関18と前記触媒器14とを繋ぐ排気管12の内部に設けられるとともに、前記触媒器14に流入する排気の流量変化を緩和する緩和手段16と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用の排気浄化装置に関する。
車両の駆動源となる内燃機関から排出される排気を浄化するために、従来から、触媒器が車両に搭載されている。
触媒器の浄化能力を検査するために、実際に触媒器に排気を流し、浄化後の排気の成分検査を行う場合がある。例えば、排気中の窒素酸化物(NOx)の濃度が、予め定めた最大濃度以下となるか否かを検査する。
このような検査に当たり、行政機関等により定められたテストパターンに沿って内燃機関を駆動させて排気を排出させる場合がある。テストパターンに沿って内燃機関を駆動させた場合の、触媒器に流入する排気流量の時間変化を、図10に例示する。この図に示されているように、テストパターンによっては、排気流量が急激に増加するピークポイント110が発生する場合がある。
ここで、触媒器内の排気の滞留時間が短くなるほど、その排気に対する浄化率は低下する。つまり、触媒器における排気の浄化率は、図11に示すように、排気の線速度に反比例する。線速度とは、流量を流路の断面積で割った値である。
テストパターン実行中、流路(排気管)の断面積は一定である。したがって、図10の排気流量のピークポイント110において線速度が最大値となる。つまり、触媒器にとっては、ピークポイント110において浄化能力が最も低くなる。このことから、ピークポイント110における排気中の窒素酸化物の濃度が予め定めた最大濃度以下となるように、触媒器の浄化能力を設定する必要がある。
特開2008−180185号公報 実開平6−19006号公報
ところで、図10に示すように、テストパターンの期間全体に占めるピークポイント110の期間の割合はごく僅かであり、したがって、発生頻度の低いピークポイント110に備えて触媒器の浄化能力が設定されることとなる。そうなると、触媒器は、浄化能力に余剰のある状態が大半であることとなる。また、内燃機関を駆動させるテストパターンは、行政機関等によって厳格に定められており、テストパターンを変更してピークポイント110を下げることはできない。このように、従来は、浄化能力に余剰のある状態が大半であるような触媒器を使用せざるを得なかった。
本発明の一つの態様は、車両用の排気浄化装置に関するものである。当該排気浄化装置は、内燃機関から排出された排気を浄化する触媒器と、前記内燃機関と前記触媒器とを繋ぐ排気管の内部に設けられるとともに、前記触媒器に流入する排気の流量変化を緩和する緩和手段と、を備える。
また、上記発明において、前記緩和手段は、前記排気管の屈曲部に設けられることが好適である。
また、上記発明において、前記排気管は、前記触媒器の上流側に接続されるとともに、内径が5倍以上10倍以下に拡大される拡径部を備え、前記触媒器の触媒層の径は、前記拡径部により拡大された内径と等しいことが好適である。
本発明によれば、従来よりも浄化能力の低い触媒器であっても、十分に排気を浄化することが可能となる。
本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の模式図である。 本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の模式図である。 本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の側面断面図である。 本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の、排気流量の時間変化を示すグラフである。 本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の模式図である。 本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の側面断面図である。 拡径部の内径比に応じた排気浄化率の変化を示すグラフである。 本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の、排気流量の時間変化を示すグラフである。 本発明の一実施における車両用の排気浄化装置の、排気流量の時間変化を示すグラフである。 従来の車両用の排気浄化装置の、排気流量の時間変化を示すグラフである。 排気の線速度に応じた排気浄化率の変化を示すグラフである。
本実施の形態に係る、車両用の排気浄化装置を、図1に例示する。排気浄化装置10は、排気管12、触媒器14及び緩和手段16を含んで構成される。
排気管12は、内燃機関18と触媒器14とを繋ぐ配管である。排気管12の上流側には、内燃機関18の排気マニホールド20が接続されている。排気管12の下流側には、触媒器14が接続されている。排気管12の内径は、内燃機関18の排気量に応じて定めてよい。例えば、内燃機関18の排気量が2リットル程度である場合には、排気管12の内径は50mm程度に定められる。
触媒器14は、排気中の有害物質を低減させる浄化手段である。図1下段には、排気浄化装置10の一部断面図が示されている。触媒器14の内部には、触媒層15が収容されている。触媒層15には、有害物質を無害にする化学反応を促進させる触媒が含まれている。触媒は、例えば三元触媒であってよい。触媒層15の構造は、触媒と排気との接触面積を広くする様な構造であることが好適である。例えば、触媒層15は、いわゆるハニカム構造の担体に触媒をコーティングしたものであってよい。
緩和手段16は、触媒器14に流入する排気の流量変化を緩和する。緩和手段16は、排気管12の内部に設けられており、排気管12内の排気の流れを阻害する。これにより、排気管12内の管抵抗が増加する。管抵抗が増加すると、気体流れに局所的な時間遅れが生じ、その結果、流量変化が緩和される。
緩和手段16の形状や個数は、目標とする管抵抗に応じて定めてよい。例えば、緩和手段16は、複数の通気孔21が設けられた整流板であってよい。整流板の厚みは、排気圧による変形に耐え得るものが好適である。他方で、過度に厚いと管抵抗が過度に増加することから、例えば、整流板の厚さは、1mm以上5mm以下であると好適である。また、通気孔21の径は、排気中の粒子状物質による目詰まりが起こらない程度の径であることが好適である。例えば、通気孔21の径は、1mm以上15mm以下であることが好適である。また、隣り合う通気孔21の間隔は、1mm以上10mm以下であることが好適である。さらに、緩和手段16は、耐熱性の材料から構成されていることが好適である。例えば、金属、セラミックスなど、1000℃程度の耐熱性を有する材料であることが好適である。さらに、緩和手段16に、触媒器14と同様の触媒をコーティングするようにしてもよい。
また、図2に示すように、排気管12に屈曲部22を設けるとともに、当該屈曲部22に緩和手段16を設けてもよい。屈曲部22とその周辺部材の断面図を図3に示す。屈曲部22では気体の圧力が局所的に増大して流れの剥離(乱れ)が生じる。流れの剥離が生じることで、気体流れに局所的な時間遅れが生じ、その結果、流量変化が緩和される。流れの剥離が生じる屈曲部22に緩和手段16を配置することで、屈曲部22内の気体流れの乱れがより強くなり、流量変化の緩和が促進される。
図4には、図2の実施形態における排気浄化装置10の、触媒器14に流入する排気流量の時間変化が示されている。なお、内燃機関18は、従来と同様のテストパターンに沿って駆動させた。また、排気管12の内径は50mmとした。また、屈曲部22は、図2のように4個設けた。また、それぞれの屈曲部22に緩和手段16を配置した。各屈曲部22における緩和手段16は、3mm間隔で4枚配置した。また、緩和手段16の厚さは1.5mmとし、5mm径の通気孔21を2mm間隔で複数個設けた。また、内燃機関18の駆動条件は、図10と等しいものとした。
図4でのピークポイント24における排気流量は、図10でのピークポイント110における排気流量より低くなっている。具体的には、図10のピークポイント110の排気流量は3500L/minであるのに対して、図4のピークポイント24の排気流量は1500L/minまで低減されている。このように、緩和手段16と屈曲部22とによって、ピークポイントを効果的に低減させることができる。
なお、上述したように、触媒器14の浄化能力は、排気の線速度に反比例する。したがって、線速度を抑えれば触媒器14の浄化能力を向上させることできる。線速度は、流量を流路の断面積で割ったものであるから、上述の実施形態のように、ピークポイントを低減させる(流量の最大値を低減させる)他にも、断面積を広げることで排気の線速度を遅らせることができる。そこで、図5に示すように、排気管12の内径を拡げる拡径部26を設けてもよい。
拡径部26は、触媒器14の上流側に接続される。さらに、触媒器14の触媒層15の径は、拡径部26によって広げられた排気管12の内径と等しいことが好適である。ここで、等しいとは、組み付け時の公差等を含むものであり、例えば、両者の径に5%以下の差がある場合にもこれを含むものとする。
排気管12の内径が拡げられることで、排気流路の断面積が増加する。これにより、当該断面積を通過する流体の線速度は低減する。図6に示すように、拡径部26の下流側内径DOutと触媒層15の径Dとはほぼ等しく形成されているから、線速度が低減された排気はそのまま触媒層15に流入する。その結果、触媒器14の浄化能力の低下が抑制される。
図7に、拡径部26の上流側内径DInに対する下流側内径DOutの比DOut/DIn(以下、内径比と呼ぶ)に応じた、窒素酸化物に対する触媒器14の浄化率の変化を示す。この図では、内径比DOut/DInが2のときの浄化率を0%としている。また、各プロットにおける排気流量を等しくしている。この図によれば、内径比が高いほど浄化率が向上することが理解される。高い浄化率を確保するために、拡径部26の内径比を5以上とすることが好適である。また、内径比を過度に大きくすると、車両のアンダーフロアにおけるレイアウト上の制約を受けることから、内径比は10以下であることが好適である。
図8に、図5の実施形態における排気浄化装置10の、触媒器14に流入する排気流量の時間変化を示す。なお、内燃機関18は、従来及び図4と同様のテストパターンに沿って駆動させた。また、拡径部26の入り口内径は50mmとし、出口内径は300mmとした。また、屈曲部22及び緩和手段16の条件は図4のものと等しいものとした。また、内燃機関18の駆動条件は、図10及び図4と等しいものとした。
図8において、ピークポイント24の排気流量は、ほぼ1500L/minであり、図4におけるピークポイント24の排気流量とほぼ変わらない。しかし、それぞれの排気管12の内径の差から、両者の線速度に差異が生じる。具体的には、図4におけるピークポイント24の線速度は、1500×1000cm/(2.5cm×2.5cm×3.14×60sec)≒1274cm/secである。また、図8におけるピークポイント24の線速度は、1500×1000cm/(15cm×15cm×3.14×60sec)≒35cm/secである。後者の線速度は前者の3/100程度にまで低減されている。さらに、図11を参照すると、線速度が35cm/secであるときの排気の浄化率は90%以上となる。
なお、上述の実施形態においては、緩和手段16及び屈曲部22の後段に拡径部26を設けていたが、この形態に限られない。例えば、緩和手段16及び屈曲部22を省略し、排気管12に拡径部26のみを設けてもよい。拡径部26では、流路の断面積の拡大に伴って流れの剥離が生じ、これによって流れの乱れが生じる。その結果、排気流量のピークポイント24を従来より低減させることが可能となる。図9には、緩和手段16及び屈曲部22を省略し、排気管12に拡径部26のみを設けた排気浄化装置10の、触媒器14に流入する排気流量の時間変化が示されている。なお、拡径部26の入り口内径は50mmとし、出口内径は300mmとした。また、内燃機関18の駆動条件は、図10、図4及び図8と等しいものとした。
図9において、ピークポイント24の排気流量はほぼ1800L/minである。さらに、ピークポイント24での線速度は、1800×1000cm/(15cm×15cm×3.14×60sec)≒43cm/secとなる。従来と比較して、ピークポイントの線速度が大幅に低減されていることが理解される。
10 排気浄化装置、12 排気管、14 触媒器、15 触媒層、16 緩和手段、18 内燃機関、20 排気マニホールド、21 通気孔、22 屈曲部、24 ピークポイント、26 拡径部。

Claims (3)

  1. 内燃機関から排出された排気を浄化する触媒器と、
    前記内燃機関と前記触媒器とを繋ぐ排気管の内部に設けられるとともに、前記触媒器に流入する排気の流量変化を緩和する緩和手段と、
    を備えることを特徴とする、車両用の排気浄化装置。
  2. 請求項1記載の車両用の排気浄化装置であって、
    前記緩和手段は、前記排気管の屈曲部に設けられることを特徴とする、車両用の排気浄化装置。
  3. 請求項2記載の車両用の排気浄化装置であって、
    前記排気管は、前記触媒器の上流側に接続されるとともに、内径が5倍以上10倍以下に拡大される拡径部を備え、
    前記触媒器の触媒層の径は、前記拡径部により拡大された内径と等しいことを特徴とする、車両用の排気浄化装置。
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