JP2013145189A - ジャイロセンサー及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】角速度に対する検出感度、検出精度などの検出特性に優れたジャイロセンサー、及びこのジャイロセンサーを備えた電子機器の提供。
【解決手段】ジャイロセンサー1は、基板10と、基板10の上方(+Z側)であって、基板10の主面10aに沿ったX軸方向に並んで配置された2つの質量部20,21と、2つの質量部20,21の間に配置され、2つの質量部20,21のそれぞれとバネ部30,31を介して連結された支持部40と、2つの質量部20,21をX軸方向に沿って互いに逆方向へ振動させる駆動部50,51と、2つの質量部20,21の、印加される角速度によりX軸方向と交差するY軸方向へ変位する検出質量部20b,21bの変位量を検出する検出部60,61と、を備え、支持部40が平面視で2つの質量部20,21に挟まれた基板10の固定領域C内に固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ジャイロセンサー及びこれを用いた電子機器に関する。
近年、デジタルスチルカメラなどの撮像機器の手ぶれ補正機能や、GPS信号を用いた車両などの移動体ナビゲーションシステムの姿勢制御機能などに資するセンサーとして、角速度を検出するジャイロセンサー(角速度センサー)が多用されている。
特許文献1には、角速度印加時に発生するコリオリ力を利用して、ヨーレート(Z軸周りの角速度、例えば、車両の旋回方向への回転角が変化する速度のこと)を検出するための振動式ジャイロの振動子(以下、ジャイロセンサーという)が開示されている。
このジャイロセンサーは、支持体と、連結質量体と振動ばねとから成る連結範囲(以下、連結部という)と、2つの振動質量体と、を備え、2つの振動質量体が、逆位相的に駆動振動するように、連結部を介して互いに機械的に結合されている。加えて、ジャイロセンサーは、少なくとも2つの懸吊ばねが設けられ、各懸吊ばねの一方の端部が支持体と結合され、他方の端部が各振動質量体と結合された構成となっている。
特表平9−512106号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているジャイロセンサーの構成では、連結部を介して互いに機械的に結合されている2つの振動質量体が、2つ以上の懸吊ばねを介して、互いに離れた2箇所以上で支持体と結合されている。
これにより、特許文献1のジャイロセンサーは、振動質量体(懸吊ばね)と支持体との熱膨張率の違いによる周辺温度の変化に伴う両者の膨張あるいは収縮の差によって、両者の間に熱応力が発生することとなる。
この熱応力に起因した振動質量体(懸吊ばね)や支持体の歪(ねじれ、そりなど)により、特許文献1のジャイロセンサーは、振動質量体の離調周波数(共振点、共振周波数)や、角速度が加わったときの変位量が本来の値から変化し、検出感度、検出精度などの検出特性が劣化する虞がある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係るジャイロセンサーは、基板と、前記基板上に配置された支持部と、前記支持部にバネ部を介して接続され、且つ、前記基板上方の第1軸の方向に並んで配置された2つの質量部と、前記2つの質量部を前記第1軸に沿って互いに逆方向へ振動させる駆動部と、前記2つの質量部のそれぞれに設けられ、印加される角速度により前記第1軸と交差する方向へ変位する検出部と、を備え、前記支持部は、平面視で前記2つの質量部に挟まれた前記基板の固定領域内に固定されていることを特徴とする。
これによれば、ジャイロセンサーは、2つの質量部のそれぞれとバネ部を介して連結された支持部(懸吊ばねの端部に相当)が、平面視で2つの質量部に挟まれた基板(支持体に相当)の固定領域内に固定されている。
これにより、ジャイロセンサーは、支持部と基板との固定範囲が従来構成(例えば、特許文献1)よりも狭くなることから、支持部と基板との熱膨張率の違いによる周辺温度の変化に伴う両者の膨張あるいは収縮の差が小さくなり、熱応力の発生を抑制することができる。
この結果、本構成のジャイロセンサーは、この熱応力に起因した各構成要素の歪が低減することから、従来構成のジャイロセンサーと比較して、検出感度、検出精度などの検出特性を向上させることができる(特に検出感度温度特性、検出精度温度特性などを向上させることができる)。
[適用例2]上記適用例に係るジャイロセンサーにおいて、前記2つの質量部、前記バネ部、及び前記支持部は、シリコンを含み、且つ一体となっていることが好ましい。
これによれば、ジャイロセンサーは、2つの質量部、バネ部、支持部がシリコンを含んで一体で形成されていることから、例えば、エッチングなどによりシリコン板から上記の構成要素を精度よく形成することができる。
[適用例3]上記適用例に係るジャイロセンサーにおいて、前記基板は、絶縁材料であることが好ましい。
これによれば、ジャイロセンサーは、基板が絶縁材料であることから、2つの質量部などとの絶縁分離を確実に行うことができる。
なお、ジャイロセンサーは、基板に絶縁材料として、例えば、ガラスを用いれば、上記適用例2の、質量部、バネ部、支持部となるシリコン板と基板としてのガラス板とを陽極接合することができる。
これにより、ジャイロセンサーは、他部材を介さずに支持部を基板に強固に固定することができる。
また、ジャイロセンサーは、熱膨張率が異なるシリコン及びガラスを支持部及び基板に用いても、支持部が基板の限られた範囲(固定領域)内に固定されていることから、シリコンとガラスとの熱膨張率の違いによる周辺温度の変化に伴う両者の膨張あるいは収縮の差が小さくなり、熱応力の発生を抑制することができる。
[適用例4]上記適用例に係るジャイロセンサーにおいて、前記質量部及び前記基板の互いに対向する側の少なくとも一方に、対向する相手方と平面視で重なる位置に凸部が設けられていることが好ましい。
これによれば、ジャイロセンサーは、2つの質量部及び基板の互いに対向する側の少なくとも一方に、対向する相手方と平面視で重なる位置に凸部が設けられていることから、支持部と凸部とにより2つの質量部及び基板間を所定の間隔に保持することができる。
これにより、ジャイロセンサーは、上述した陽極接合時や、外部からの衝撃時などにおける2つの質量部と基板との貼り付きを回避することができる。
[適用例5]上記適用例に係るジャイロセンサーにおいて、前記駆動部は、前記2つの質量部を挟んで前記支持部とは反対側に配置されていることが好ましい。
これによれば、ジャイロセンサーは、駆動部が質量部を挟んで支持部とは反対側に配置されている(換言すれば、駆動部、質量部、支持部が第1軸に沿って並んでいる)ことから、平面視で第1軸と直交する方向のサイズを小型化することができる。
[適用例6]上記適用例に係るジャイロセンサーにおいて、前記駆動部は、前記2つの質量部のそれぞれに設けられた駆動用可動電極と、前記基板上に設けられ、且つ、前記駆動用可動電極と対向して配置された駆動用固定電極と、を含むことが好ましい。
これによれば、ジャイロセンサーは、駆動部が2つの質量部のそれぞれに設けられた駆動用可動電極と、基板上に設けられ、且つ、駆動用可動電極と対向して配置された駆動用固定電極と、を含んで構成されている。
これにより、ジャイロセンサーは、例えば、交流電圧の印加によって駆動用可動電極と駆動用固定電極との間に生じる静電引力を用いて、2つの質量部を互いに逆方向へ安定して振動させることができる。
[適用例7]本適用例に係る電子機器は、上記適用例のいずれかに記載のジャイロセンサーを備えたことを特徴とする。
これによれば、本構成の電子機器は、上記適用例のいずれかに記載のジャイロセンサーを備えたことから、上記適用例のいずれかに記載の効果が反映された電子機器を提供することができる。
第1実施形態のジャイロセンサーの概略構成を示す模式図であり、(a)は模式平面図、(b)は(a)のA−A線での模式断面図。 図1(a)のB−B線での模式断面図。 ジャイロセンサーの動作について説明する模式図であり、(a)は駆動振動状態を示す模式平面図、(b)は検出振動状態を示す模式平面図。 第2実施形態の電子機器としてのモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図。 第2実施形態の電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図。 第2実施形態の電子機器としてのデジタルスチルカメラの構成を示す斜視図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
最初に、ジャイロセンサーの一例について説明する。
図1は、第1実施形態のジャイロセンサーの概略構成を示す模式図である。図1(a)は、模式平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線での模式断面図である。図2は、図1(a)のB−B線での模式断面図である。なお、図1(a)では、蓋体を省略してある。また、分かり易くするために、各構成要素の寸法比率は実際と異なる。
なお、各図では、説明の便宜上、互いに直交する3つの軸として、X軸、Y軸及びZ軸を図示している。また、以下では、X軸(第1軸)に平行な方向をX軸方向、Y軸に平行な方向をY軸方向、Z軸に平行な方向をZ軸方向という。
図1、図2に示すように、ジャイロセンサー1は、基板10と、基板上に配置された支持部40と、支持部40にバネ部30,31を介して接続(連結)され、且つ、基板10の上方(+(プラス)Z側)であって、基板10の主面10aに沿ったX軸方向に並んで配置された2つの質量部20,21と、を備えている。なお、支持部40は、質量部20と質量部21との間に配置されている。
さらに、ジャイロセンサー1は、質量部20,21をX軸に沿って互いに逆方向へ振動させる駆動部50,51と、Z軸回りに印加される角速度によりX軸方向と交差する方向(ここでは、Y軸方向)へ変位する質量部20,21の変位量を検出する検出部60,61と、上記各構成要素を覆う蓋体70と、を備えている。
基板10は、略矩形の平板状に形成され、+Z側の主面10aには凹部11が設けられている。凹部11は、質量部20,21、バネ部30,31などが基板10に接触することなく変位可能となるように設けられている。
基板10には、絶縁性を有する高抵抗なシリコン材料、ガラス材料を用いるのが好ましく、特に、アルカリ金属イオン(可動イオン)を含むガラス材料(例えば、硼珪酸ガラス)を用いるのが好ましい。
質量部20,21は、略矩形の平板状に形成され、四角い枠状に設けられた駆動質量部20a,21aと、駆動質量部20a,21aの内側に四角い枠状部分を含んで設けられ、Z軸回りに印加される角速度によりX軸方向と交差するY軸方向へ変位する検出領域としての検出質量部20b,21bと、駆動質量部20a,21aと検出質量部20b,21bとを互いの4隅で連結する複数のバネ部32,33と、を備えている。
バネ部32,33は、検出質量部20b,21bがY軸方向へ変位し易いように、X軸方向へ折り返した形状に形成され、Z軸方向の厚みによりZ軸方向へは容易に変位しない形状となっている。
駆動部50,51は、質量部20,21を挟んで支持部40とは反対側に配置されている。駆動部50,51は、駆動質量部20a,21aのそれぞれの端部からX軸方向に突出し、Y軸方向に屈曲して延びる駆動用可動電極50a,51aと、駆動用可動電極50a,51aに対してX軸方向の両側から対向して基板10上に設けられた駆動用固定電極50b,51bと、を含んで構成されている。
図示のように、駆動部50,51は、質量部20,21の+Y側寄りの位置と−(マイナス)Y側寄りの位置とに設けられている(各一対ずつ設けられている)。
駆動用可動電極50a,51aと駆動用固定電極50b,51bとは、静電引力を効率的に生じさせるべく、複数の電極指が互いに噛み合うようにしてX軸方向に延びることにより櫛歯状に形成されている。
検出部60,61は、検出質量部20b,21bのそれぞれの枠状部分の内側に、X軸方向に沿って延びる梁状(桟状)に設けられた検出用可動電極60a,61aと、検出用可動電極60a,61aと対向して基板10上に壁状に設けられた検出用固定電極60b,61bと、を含んで構成されている。本実施形態では、検出用可動電極60a,61aが各2個、検出用固定電極60b,61bが各4個設けられている。
なお、検出用固定電極60b,61bのY軸方向に幅広の部分は、検出用固定電極60b,61bと基板10との接合面積を確保して、検出用固定電極60b,61bを基板10へ強固に固定するために設けられている。
質量部20,21のそれぞれとバネ部30,31を介して連結された支持部40は、平面視で質量部20と質量部21とに挟まれた基板10の固定領域C(図1(a)で破線のハッチングを施した範囲)内に固定されている(ここでは、固定領域Cの略中央部の1箇所に固定されている)。
質量部20,21と支持部40とを連結するバネ部30,31は、質量部20,21(駆動質量部20a,21a)がX軸方向へ変位し易いように、Y軸方向へ複数回折り返した形状に形成され、Z軸方向の厚みによりZ軸方向へは容易に変位しない形状となっている。なお、バネ部30,31は、質量部20,21のY軸方向に対する傾斜を抑制するために、質量部20,21のY軸方向の両端部に連結されていることが好ましい。
質量部20,21の駆動質量部20a,21a及び基板10の互いに対向する側の少なくとも一方(ここでは、基板10側)には、対向する相手方(ここでは、駆動質量部20a,21a)と平面視で重なる位置に複数の凸部(突起)12が設けられている。
詳述すると、凸部12は、基板10における駆動質量部20a,21aのそれぞれの、+Y側に位置するX軸方向に沿って延びる枠部分の駆動部50,51寄りの部位に対向する位置と、駆動質量部20a,21aのそれぞれの、−Y側に位置するX軸方向に沿って延びる枠部分の駆動部50,51寄りの部位に対向する位置とに1つずつ設けられている。
なお、図1(a)では、凸部12の平面形状は、矩形となっているが、多角形、円形、楕円形などでもよい。
なお、凸部12と駆動質量部20a,21aとの間には、駆動質量部20a,21aのX軸方向に沿った振動に対して支障がないように隙間が設けられている。
質量部20,21、バネ部30,31、支持部40、駆動部50,51、検出部60,61は、単結晶シリコン、ポリシリコンなどのシリコンを含む板材(以下、シリコン板という)を用いて一体的に形成されている。
詳述すると、ジャイロセンサー1は、ガラス材料(ガラス板)を用いて凹部11、凸部12などが形成済みの基板10とシリコン板とを陽極接合し、フォトリソグラフィー技術、エッチング技術を用いてシリコン板をエッチングすることにより、質量部20,21、バネ部30,31、支持部40、駆動部50,51、検出部60,61を形成する。
これにより、支持部40、駆動用固定電極50b,51b、検出用固定電極60b,61bは、基板10へ確実に接合(固定)された状態で形成され、質量部20,21、バネ部30,31、駆動用可動電極50a,51a、検出用可動電極60a,61aは、基板10の凹部11(逃げ部)によって変位可能な状態で形成される。
なお、シリコン板には、リン、ボロンなどの不純物がドープされていることが好ましい。これにより、ジャイロセンサー1は、シリコン板(駆動部50,51、検出部60,61)の導電性を優れたものとすることができる。
蓋体70は、略矩形で平板状に形成され、基板10の主面10a側に凹部71が形成されている。蓋体70は、質量部20,21、支持部40、駆動部50,51などの上記各構成要素を覆うようにして、基板10の主面10aに気密に接合されている。
これにより、基板10の凹部11と蓋体70の凹部71とを含んで構成されている内部空間は、気密に封止されている。なお、この内部空間は、質量部20,21などがスムーズに振動(変位)可能なように、真空状態(真空度が高い状態)となっている。
蓋体70には、シリコン材料、ガラス材料などが用いられている。なお、蓋体70にシリコン材料を用いた場合には、ガラス材料を用いた基板10と陽極接合することができる。
なお、駆動部50,51及び検出部60,61からは、図示しない配線が基板10の外周部分まで引き出されている。これにより、ジャイロセンサー1は、外部からの駆動信号の入力や外部への検出信号の出力が可能となっている。
ここで、ジャイロセンサー1の動作について説明する。
図3は、ジャイロセンサーの動作について説明する模式図である。図3(a)は、駆動振動状態を示す模式平面図であり、図3(b)は、検出振動状態を示す模式平面図である。なお、説明の便宜上、一部の形状は省略してある。
図3(a)に示すように、ジャイロセンサー1は、角速度が加わらない状態において、駆動部50,51の駆動用可動電極50a,51a及び駆動用固定電極50b,51bに外部から所定の周波数(例えば、約40kHz)の交流電圧の駆動信号が印加されることにより、駆動用可動電極50a,51aと駆動用固定電極50b,51bとの間に静電引力(静電力、静電気力、クーロン力などともいう)が生じ、質量部20,21がX軸方向に沿って所定の周波数で振動する(駆動振動状態)。
詳述すると、駆動部50と駆動部51とでは、位相が逆になる(静電引力が逆方向に生じる)交流電圧の駆動信号が印加され、質量部20,21は、X軸方向において、図3(a)で黒矢印、白矢印で示すように、互いに離れる方向と、互いに近づく方向との変位を交互に繰り返す。つまり、質量部20,21は、X軸方向に沿って互いに逆方向(逆相)に所定の周波数で振動している。
次に、図3(b)に示すように、ジャイロセンサー1は、この駆動振動状態で、Z軸回りの角速度ωが加わると(ジャイロセンサー1がZ軸回りに回転すると)、質量部20,21には、コリオリ力が作用し、質量部20,21内の検出質量部20b,21bがY軸方向に沿って振動する(検出振動状態)。
詳述すると、検出質量部20b,21bは、Y軸方向において、図3(b)で黒矢印、白矢印で示すように、互いに逆方向(逆相)となる白矢印方向及び黒矢印方向の変位を交互に繰り返す。つまり、検出質量部20b,21bは、駆動振動の周波数に応じた周波数で、Y軸方向に沿って互いに逆方向に振動する。なお、検出質量部20b,21bのY軸方向に沿った振動の振幅は、コリオリ力(角速度ω)の大きさに応じて変化する。
ジャイロセンサー1は、この検出質量部20b,21bのY軸方向に沿った振動(変位)に伴い検出部60,61の検出用可動電極60a,61aと検出用固定電極60b,61bとの間隔が変化する。
ジャイロセンサー1は、この検出用可動電極60a,61aと検出用固定電極60b,61bとの間隔の変化により、検出用可動電極60a,61aと検出用固定電極60b,61bとの間に生じる静電容量の変化量を、例えば、電圧値の変化に置き換えた検出信号として出力し、この検出信号によって角速度ωが検出可能な構成となっている。なお、この検出信号の大きさは、コリオリ力の大きさ(検出質量部20b,21bの変位の大きさ)に応じて変化する。
上述したように、第1実施形態のジャイロセンサー1は、質量部20と質量部21との間に配置され、質量部20,21のそれぞれとバネ部30,31を介して連結された支持部40が、平面視で質量部20と質量部21とに挟まれた基板10の固定領域C内に固定されている。
これにより、ジャイロセンサー1は、支持部40と基板10との固定範囲が従来構成(例えば、特許文献1)よりも狭くなることから、支持部40と基板10との熱膨張率の違いによる周辺温度の変化に伴う両者の膨張あるいは収縮の差が小さくなり、両者の固定部分における熱応力の発生を抑制することができる。
この結果、ジャイロセンサー1は、この熱応力に起因した質量部20,21、支持部40などの各構成要素のねじれ、そりなどの歪が低減することから、従来構成(例えば、特許文献1)のジャイロセンサーと比較して、検出感度、検出精度などの検出特性を向上させることができる(特に温度−検出感度特性、温度−検出精度特性などの温度変化に関わる特性を向上させることができる)。
また、ジャイロセンサー1は、質量部20,21、バネ部30,31、支持部40などがシリコンを含んで一体で形成され、基板10がガラスを含むことから、後に質量部20,21、バネ部30,31、支持部40などになるシリコン板と、基板としてのガラス板とを陽極接合することができる。
これにより、ジャイロセンサー1は、他部材を介さずに支持部40を基板10に強固に固定することができる。また、ジャイロセンサー1は、駆動部50,51の駆動用固定電極50b,51b及び検出部60,61の検出用固定電極60b,61bを、支持部40と同様に、基板10に強固に固定することができる。
また、ジャイロセンサー1は、熱膨張率が異なるシリコン及びガラスを支持部40及び基板10に用いても、支持部40が基板10の限られた範囲(固定領域C)内に固定されていることから、シリコンとガラスとの熱膨張率の違いによる周辺温度の変化に伴う両者の膨張あるいは収縮の差が小さくなり、熱応力の発生を抑制することができる。
加えて、ジャイロセンサー1は、質量部20,21、バネ部30,31、支持部40などがシリコンを含んで一体で形成されていることから、例えば、エッチングなどにより1枚のシリコン板から上記の各構成要素を精度よく一括して形成することができる。
また、ジャイロセンサー1は、質量部20,21に対向する基板10の凹部11内の底面の、質量部20,21の駆動質量部20a,21aと平面視で重なる位置に凸部12が設けられていることから、駆動部50,51に駆動信号が印加されていない状態(静電引力が働いていない状態)でも、支持部40と凸部12とによって、質量部20,21及び基板10間を所定の間隔に保持することができる。
これにより、ジャイロセンサー1は、上述した陽極接合時や、外部からの衝撃時などにおける質量部20,21と基板10との貼り付きを回避することができる。
また、ジャイロセンサー1は、駆動部50,51が質量部20,21を挟んで支持部40とは反対側に配置されている(換言すれば、駆動部50,51、質量部20,21、支持部40がX軸方向に並んでいる)ことから、平面視でX軸方向と直交するY軸方向のサイズを、例えば、Y軸方向に駆動部50,51が設けられた場合よりも小型化することができる。
これにより、ジャイロセンサー1は、例えば、電子機器などの実装基板の細長いスペースでも搭載することが可能となり、スペースの有効利用を図ることができる。
また、ジャイロセンサー1は、駆動部50,51が質量部20,21に設けられた駆動用可動電極50a,51aと、基板10に設けられた駆動用固定電極50b,51bと、を含んで構成されている。
これにより、ジャイロセンサー1は、交流電圧の駆動信号の印加によって駆動用可動電極50a,51aと駆動用固定電極50b,51bとの間に生じる静電引力を用いて、質量部20,21をX軸方向に沿って互いに逆方向へ、所定の周波数で安定して振動させることができる。
また、ジャイロセンサー1は、検出部60,61が質量部20,21の検出質量部20b,21bのそれぞれに設けられた検出用可動電極60a,61aと、基板10に設けられた検出用固定電極60b,61bと、を含んで構成されている。
これにより、ジャイロセンサー1は、検出部60,61がコリオリ力による質量部20,21の検出質量部20b,21bの変位(振動)に伴う検出用可動電極60a,61aと、検出用固定電極60b,61bとの間に生じる静電容量の変化量を検出することによって、印加される角速度ωを感度及び精度よく検出することができる。
なお、ジャイロセンサー1は、この2つの質量部20,21を設けることにより、検出部60,61のそれぞれで検出した静電容量の変化量の差分を算出することで、この差分が0となる質量部20,21のそれぞれに同一方向から加わる加速度などの、角速度ω以外の物理量の検出をキャンセルすることができる。
なお、支持部40は、固定領域C内であれば、複数個所で基板10に固定されていてもよい。例えば、支持部40をY軸方向に延ばして、その両端部を基板10に固定してもよい。
なお、本実施形態では、駆動部50,51が、各2箇所に設けられているが、これに限定されるものではなく、各1箇所に設けられていてもよい。また、駆動部50,51は、質量部20,21をY軸方向に挟むように、質量部20,21の+Y側及び−Y側に1箇所ずつ設けられていてもよい。この場合でも、駆動部50,51は、+Y側または−Y側の1箇所のみに設けられていてもよい。
また、凸部12は、質量部20,21に設けられていてもよく、基板10と質量部20,21との両方に設けられていてもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態として上述したジャイロセンサー1を備えた電子機器について説明する。
図4は、ジャイロセンサーを備えた電子機器としてのモバイル型(またはノート型)のパーソナルコンピューターの構成を示す斜視図である。
図4に示すように、パーソナルコンピューター1100は、キーボード1102を備えた本体部1104と、表示部1101を有する表示ユニット1106とにより構成され、表示ユニット1106は、本体部1104に対しヒンジ構造部を介して回動可能に支持されている。
このようなパーソナルコンピューター1100には、ジャイロセンサー1が内蔵されている。
図5は、ジャイロセンサーを備えた電子機器としての携帯電話機(PHSも含む)の構成を示す斜視図である。
図5に示すように、携帯電話機1200は、複数の操作ボタン1202、受話口1204及び送話口1206を備え、操作ボタン1202と受話口1204との間には、表示部1201が配置されている。
このような携帯電話機1200には、ジャイロセンサー1が内蔵されている。
図6は、ジャイロセンサーを備えた電子機器としてのデジタルスチルカメラの構成を示す斜視図である。なお、この図6には、外部機器との接続についても簡易的に示されている。
ここで、通常のカメラは、被写体の光像により銀塩写真フィルムを感光するのに対し、デジタルスチルカメラ1300は、被写体の光像をCCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子により光電変換して撮像信号(画像信号)を生成する。
デジタルスチルカメラ1300におけるケース(ボディー)1302の背面(図中手前側)には、表示部1310が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成になっており、表示部1310は、被写体を電子画像として表示するファインダーとして機能する。
また、ケース1302の正面側(図中奥側)には、光学レンズ(撮像光学系)やCCDなどを含む受光ユニット1304が設けられている。
撮影者が表示部1310に表示された被写体像を確認し、シャッターボタン1306を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、メモリー1308に転送・格納される。
また、このデジタルスチルカメラ1300においては、ケース1302の側面に、ビデオ信号出力端子1312と、データ通信用の入出力端子1314とが設けられている。そして、ビデオ信号出力端子1312には、テレビモニター1430が、データ通信用の入出力端子1314には、パーソナルコンピューター1440が、それぞれ必要に応じて接続される。更に、所定の操作により、メモリー1308に格納された撮像信号が、テレビモニター1430や、パーソナルコンピューター1440に出力される構成になっている。
このようなデジタルスチルカメラ1300には、ジャイロセンサー1が内蔵されている。
このような電子機器は、角速度の検出特性に優れたジャイロセンサー1を備えたことから、優れた性能を発揮することができる。
なお、上記ジャイロセンサー1を備えた電子機器は、図4のパーソナルコンピューター(モバイル型パーソナルコンピューター)、図5の携帯電話機、図6のデジタルスチルカメラの他にも、例えば、インクジェット式吐出装置(例えばインクジェットプリンター)、ラップトップ型パーソナルコンピューター、テレビ、ビデオカメラ、ビデオテープレコーダー、各種ナビゲーション装置、ページャー、電子手帳(通信機能付も含む)、電子辞書、電卓、電子ゲーム機器、ワードプロセッサー、ワークステーション、テレビ電話、防犯用テレビモニター、電子双眼鏡、POS端末、医療機器(例えば、電子体温計、血圧計、血糖計、心電図計測装置、超音波診断装置、電子内視鏡)、魚群探知機、各種測定機器、計器類(例えば、車両、航空機、船舶の計器類)、フライトシミュレーターなどに適用することができる。
1…ジャイロセンサー、10…基板、10a…主面、11…凹部、12…凸部、20,21…質量部、20a,21a…駆動質量部、20b,21b…検出質量部、30,31,32,33…バネ部、40…支持部、50,51…駆動部、50a,51a…駆動用可動電極、50b,51b…駆動用固定電極、60,61…検出部、60a,61a…検出用可動電極、60b,61b…検出用固定電極、70…蓋体、71…凹部、1100…電子機器としてのパーソナルコンピューター、1101…表示部、1102…キーボード、1104…本体部、1106…表示ユニット、1200…電子機器としての携帯電話機、1201…表示部、1202…操作ボタン、1204…受話口、1206…送話口、1300…電子機器としてのデジタルスチルカメラ、1302…ケース、1304…受光ユニット、1306…シャッターボタン、1308…メモリー、1310…表示部、1312…ビデオ信号出力端子、1314…入出力端子、1430…テレビモニター、1440…パーソナルコンピューター、C…固定領域。

Claims (7)

  1. 基板と、
    前記基板上に配置された支持部と、
    前記支持部にバネ部を介して接続され、且つ、前記基板上方の第1軸の方向に並んで配置された2つの質量部と、
    前記2つの質量部を前記第1軸に沿って互いに逆方向へ振動させる駆動部と、
    前記2つの質量部のそれぞれに設けられ、印加される角速度により前記第1軸と交差する方向へ変位する検出部と、を備え、
    前記支持部は、平面視で前記2つの質量部に挟まれた前記基板の固定領域内に固定されていることを特徴とするジャイロセンサー。
  2. 請求項1に記載のジャイロセンサーにおいて、
    前記2つの質量部、前記バネ部、及び前記支持部は、シリコンを含み、且つ一体となっていることを特徴とするジャイロセンサー。
  3. 請求項1に記載のジャイロセンサーにおいて、
    前記基板は、絶縁材料であることを特徴とするジャイロセンサー。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のジャイロセンサーにおいて、
    前記質量部及び前記基板の互いに対向する側の少なくとも一方に、対向する相手方と平面視で重なる位置に凸部が設けられていることを特徴とするジャイロセンサー。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載のジャイロセンサーにおいて、
    前記駆動部は、前記2つの質量部を挟んで前記支持部とは反対側に配置されていることを特徴とするジャイロセンサー。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のジャイロセンサーにおいて、
    前記駆動部は、前記2つの質量部のそれぞれに設けられた駆動用可動電極と、
    前記基板上に設けられ、且つ、前記駆動用可動電極と対向して配置された駆動用固定電極と、を含むことを特徴とするジャイロセンサー。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載のジャイロセンサーを備えたことを特徴とする電子機器。
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