JP2013144439A - 印刷物のプレスシートを加工するための方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】プレスシートを印刷物用に、詳細には中本用に加工するための方法を提供する。
【解決手段】それぞれ同一のスロット長のスロットを有する1つの第1および第2穿孔ラインを備えた少なくとも1つの二重スロット穿孔ライン2、3がプレスシート1上に作製され、第1および第2穿孔ラインのスロットが、1つの穿孔ラインの2つの連続するスロットがそれぞれ互いから1つのスロット長の距離を有し、第1および第2穿孔ラインが平行かつ互いに一定の距離のところに延在し、互いに対して長手方向に1つのスロット長だけずれるように、第1および第2穿孔ラインが互いに対して配置されることで、第1穿孔ラインのスロットが、第2穿孔ラインのスロットに対して互い違いにそれぞれ配置され、第1穿孔ラインと第2穿孔ラインの間に折り畳みラインが形成される。
【選択図】図1
【解決手段】それぞれ同一のスロット長のスロットを有する1つの第1および第2穿孔ラインを備えた少なくとも1つの二重スロット穿孔ライン2、3がプレスシート1上に作製され、第1および第2穿孔ラインのスロットが、1つの穿孔ラインの2つの連続するスロットがそれぞれ互いから1つのスロット長の距離を有し、第1および第2穿孔ラインが平行かつ互いに一定の距離のところに延在し、互いに対して長手方向に1つのスロット長だけずれるように、第1および第2穿孔ラインが互いに対して配置されることで、第1穿孔ラインのスロットが、第2穿孔ラインのスロットに対して互い違いにそれぞれ配置され、第1穿孔ラインと第2穿孔ラインの間に折り畳みラインが形成される。
【選択図】図1
Description
本発明は、請求項1のプリアンブルに従ってプレスシートを印刷物用に、より詳細には中本用に加工するための方法に関する。
従来技術では一般的な方法が知られている。具体的にはWO2005/023555 A2は、接着製本方法およびこの方法を実施することを目的とした対応するデバイスを開示しており、そこでは接着式の製本を作製するために綴じられるプレスシートは折り畳み縁部に穴が開けられ、その後折り畳まれ、組み立てられて中本を形成する。穿孔工程は、幅が広くなった折り畳み縁部を形成する断続的な穿孔ラインが、二重スロット穿孔ラインの形態で打ち抜かれるようなやり方で折り畳み縁部において行なわれる。この二重穿孔ラインは、それぞれが同一スロット長のスロットを有する1つの第1穿孔ラインと、1つの第2穿孔ラインを備えており、第1および第2穿孔ラインのスロットは、一方の穿孔ラインの2つの連続するスロットが互いに対して1つのスロット長の距離を有するようにプレスシートに形成される。さらに第1および第2穿孔ラインは、平行かつ互いから一定の距離の所に延在し、互いに対して長手方向に1つのスロット長だけずれることで、第1穿孔ラインのスロットが、第2穿孔ラインのスロットに対して互い違いになるようにそれぞれ配置され、第1穿孔ラインと第2穿孔ラインの間に折り畳みラインが形成される。折り畳んだ後、結果として生じた折り畳みシートが組み立てられて一続きのブロックを形成し、この折り畳みシートの縁部が接着される。
二重スロット穿孔ラインの折り畳みラインに沿ってプレスシートを折り畳むことで、2つの相互につながったシート部分を備える二重のシートを作製し、この二重シートは、折り畳み縁部の領域内に延びる折り畳みライン上で少なくともその一部が互いに接続されている。折り畳みラインの領域にあるプレスシートのスロット形状の穿孔によって、タブ形状の突起が、好ましくは互いに直接隣接するように折り畳み縁部から突出する。折り畳む際、スロット穿孔によって形成されるこのような突起は、折り畳み縁部に直接隣接するシート部分領域にオープンスペースを残す。各々のシート部分のオープンスペースは、1つのスロット長だけ互いに一定の距離にあり、すなわち2つの連続するオープンスペースの間には1つの非開放領域がある。2つの接続されたシート部分のオープンスペースは、長手方向に1つのスロット長だけずれている。このような複数の折り畳みシートは、折り畳み領域において接着剤を塗布され、互いの頂部に配置されることで、折り畳みシートの折り畳み縁部が一致するように重ねられた場合、この接着剤は、オープンスペースに染み込むことができ、接着剤はタブ形状の突起の間に付着し、それらを併せて接着する。これにより接着剤を折り畳み領域に深く染み込ませる。これに加えて、1つのオープンスペースはそれぞれ、この位置でオープンスペースを持たない2つのシート部分に隣接する。これは、1つのシート部分のオープンスペースが、互いに間接的に隣接する2つのシート部分を接続する、すなわち1つのシート部分のオープンスペースを通る接着帯を利用して接続することを意味している。同じことがタブ形状の突起にも適用される。突起の位置も同様に、1つのシート部分から別のシート部分に交互になっており、そのため各々の第2のシート部分のタブ形状の突起は、同じ位置において重なった折り畳みシートにそれぞれ対応している。したがってタブ形状の突起に塗布された接着剤はそれぞれ、1つのシート部分を各々の第2の後続のシート部分に接着する。従来技術の接着帯の成果は、印刷物、具体的には中本に対して極めて安定した耐久性のある接着帯である。
しかしながら本が少ないページ数でおよび/または小さなフォーマットで作製される場合、特にフォトブックの場合、各々の1枚のシートが二重スロット穿孔ラインを備え、その後それを折り畳まなければならないため、1つのプレスシートを大幅に加工し処理する必要がある点で不利である。これにより従来技術の方法では、時間を浪費し、費用が集約的になってしまう。
本発明の目的は、従来技術を改良することによって、特に少ないページ数でおよび/または小さいフォーマットでもより効率を上げることで費用効果の高い中本の作製を可能にすることである。この目的は、請求項1のプリアンブルの特徴によって達成される。
本発明の基本的な態様は、1つの第1折り畳みラインを備えた少なくとも1つの第1の二重スロット穿孔ラインがプレスシートの縦方向に作製され、第2折り畳みラインを備えた少なくとも1つの第2の穿孔ラインがプレスシートの横方向に作製され、この第1および第2の二重スロット穿孔ラインの互いに対する位置合わせは、1つの二重スロット穿孔ラインの折り畳みラインが、第1穿孔ラインの1つの第1スロットのスロット端と、第2の二重スロット穿孔ラインの第2穿孔ラインの第2スロットのスロット開始点の間に延在し、この第2スロットが第1スロットの直ぐ後に続くようなものである。このような配置の交差する二重スロット穿孔ラインによって、折り畳みライン領域においてスロットの交互の配置が行なわれ、したがってプレスシートが何度も折り畳まれる場合でも、2つの垂直に交差する二重スロット穿孔ラインにおける交互の配置が保証され、折り畳み縁部の特定の領域に開放領域を有するシート部分が開放領域を有し、その一方でこのシート部分が、この位置においてこのような開放領域を持たない該シート部分と直接隣接し、すなわち1つのシート部分の開口とタブ形状の突起の両方が、直接隣接するシート部分の開放領域とタブ形状の突起に対して、好ましくは1つのスロット長だけずれるようになる。したがって1つのプレスシートを利用して、複数のシート部分を作製することが可能であり、これは強度の高い接着帯を形成するのに有利な特徴を有しており、各々のシート部分は、作製されるべき中本の1ページを形成する。
好ましい一実施形態において、第1折り畳みラインと第2折り畳みラインの交差点が、第1穿孔ラインの1つの第1スロットのスロット端と、第2穿孔ラインの第2スロットのスロット開始点の間の接続ライン上にそれぞれ在り、この第2スロットが第1スロットのすぐ後に続くように、第1および第2の二重スロット穿孔ラインが互いに対して配置される。これにより第2折り畳みラインに対する第1の二重スロット穿孔ラインの位置合わせと、第1折り畳みラインに対する第2の二重スロット穿孔ラインの位置合わせが共に、第1折り畳みラインと第2折り畳みラインがそれぞれ、スロットが交互に配置される領域を通って延在するように画定される。したがって第1および第2の二重スロット穿孔ラインの両方の蛇行構造が完全に保持されることで、2つの直交して交差する二重スロット穿孔ライン上でプレスシートを何度も折り畳む場合でも、2つの連続するシート部分のオープンスペースとタブ形状の突起が確実に1つの長手方向に1つのスロット長だけずれることになる。
特に有利なのは、1つの二重スロット穿孔ラインの2つの穿孔ラインの距離が、加工される紙シートの質量と面積の比に基づいて選択されることである。例えばこれは、170g/m2の紙の厚みでは0.3から0.4mmである。このスロット長は、有利には2から5mmである。このようにスロット長に対して2つの穿孔ラインの距離の寸法を決めることで有利には、折り畳みラインに沿って折り畳んだときに、最適な設計のタブ形状の突起とオープンスペースが可能になる二重スロット穿孔ラインになる。
具体的には矩形のプレスシートが使用され、このプレスシートが二重スロット穿孔ラインによって複数の矩形または正方形のシート部分に分割される。したがってこの二重スロット穿孔ラインによって、1つのプレスシートから複数のシートの中本を作製することが可能になり、このシート部分はそれぞれ基本的に、カットされた縁部および任意の印刷できない余白部分を除いて、所望されるフォーマットの中本のシートを有する。これにより、プレスシートの利用を改善させることができる、すなわちプレスシートの利用できない部分が実質的に縮小される。
好ましい一実施形態において、プレスシートの縦方向にある複数の平行な第1の二重スロット穿孔ラインおよび/またはプレスシートの横方向にある複数の平行な第2の二重スロット穿孔ラインが作製される。プレスシートを、この平行な二重スロット穿孔ライン上で折り畳むことができ、具体的には異なる折り畳み方向で交互に複数回折り畳むことが可能であり、その結果ジグザグの折り畳みシートが作製される。これにより、1つのプレスシートから容易にかつ費用効果的に複数ページの中本を作製することが可能になる。
好ましくは2つの連続する二重スロット穿孔ラインは、互いに対して同一の距離をそれぞれ有する。2つの連続する第1の二重スロット穿孔ラインの距離を、2つの連続する第2の二重スロット穿孔ラインの距離と異なるように選択することで、矩形のシートフォーマットを作製することができる。具体的には2つの連続する第2の二重スロット穿孔ラインに対する2つの連続する第1の二重スロット穿孔ラインの距離は、2/3の比を有することができる。
特に有利な一実施形態では、複数の折り畳みシートが互いの頂部に配置されることで、その縁部上にそれぞれ配置された折り畳み縁部が重ねられ、折り畳みシートが折り畳み領域で併せて接着され、この折り畳み領域では複数の折り畳み縁部が一致するように重ねられる。折り畳みシートのフォーマットまたは所望の中本のフォーマットによって、折り畳みシート上に一列で互いの隣に配置された複数の中本が同時に作製される、あるいはカットされた縁部および任意の印刷できない余白部分を除いて、折り畳みシートは既に所望のフォーマットの中本に基本的に一致している。これにより、より効率的に中本を作製することが可能になる。
カットされた縁部および任意の印刷できない余白部分を除いて、作製すべき印刷物の1つの第1縁部の長さに少なくとも基本的に一致する1つの第1縁部の長さを有する折り畳みシートが作製され、この折り畳みシートの第2縁部の長さが、作製すべき中本の多様な第2縁部の長さである場合、同時に作製された中本が異なる内容を有することができる。この場合プレスシートは、例えば所望の内容が異なる横列または縦列で提供されることで、ジグザグに折り畳む、切り離すあるいは縁部を切り取った後、中本のページが所望の内容を有し、1つの中本の内容はそれぞれ異なっている。これを使用して、少ないページ数の、例えばフォトブックなどを効率的に作製することが可能になる。
別の例示の一実施形態において、折り畳み縁部に直交するように延びる少なくとも1つの別の二重スロット穿孔ライン上での少なくとも1つの最初の折り畳み作業の後、折り畳みシートが折り畳まれることで、多数の折り畳みシートが作製される。この多数の折り畳みシートは、これもまたカットされた縁部および任意の印刷できない余白部分を除いて、所望されるフォーマットの印刷物、具体的には中本を有する。これにより特に、ページ数の少ない中本を容易にかつ費用効果的に作製することが可能になる。
多数の折り畳みシートが作製された後、それは折り畳み領域において接着され、この折り畳み領域において縁部上の複数の折り畳み縁部が互いの頂部で位置合わせされ、折り畳み領域に直交するように延びる少なくとも1つの付加的な折り畳み縁部が、側面を切断することによって切り離される。好ましくは全ての他のページが側部切断作業によって切断されることで、1つのシート部分が1つのシートに切り離される。
特に好ましくは全ての二重スロット穿孔ラインがプレスシートのコーナー地点に対して配置される、あるいはプレスシートの印刷可能領域のコーナー地点に対して配置される。これにより紙のフォーマットが変わったとしても、全ての二重スロット穿孔ラインは常に、基準点から所望の距離を有し、したがって互いに対しても所望の距離を有することが保証される。
さらに好ましくは、前後に印刷されるプレスシートが使用され、二重スロット穿孔ラインによって互いから切り離されたシート部分がそれぞれ、印刷物の連続するページを構成する。
本発明の別の概念によると、平行かつ互いに一定の距離の所にある複数の二重スロット穿孔ラインが作製され、この平行な二重スロット穿孔ラインが互いに対してずれないように配置されるため、相互に対応するスロットは、プレスシートの同じ高さに配置される。したがって相互に平行な二重スロット穿孔ラインは、互いに対して同相に延在する。ジグザグに折り畳まれたシートを作製する際、これにより、2つの連続するシート部分それぞれの各々の二重スロット穿孔ラインを折り畳むことによって形成されるオープンスペースとタブ形状の突起が、長手方向に1つのスロット長だけずれることになり、その結果1つのシート部分から次のシート部分に、折り畳み作業中に形成されたオープンスペースとタブ形状の突起が交互にずらされて配置されることで、1つのシート部分を各々の第2の次に続くシート部分とそれぞれ接着することができる。
また本発明による方法によって、デジタル技法を使用して印刷する際、紙のフォーマット利用を実質的に改善させることができる。具体的には多様な折り畳み部分が形成されることで、1つの大きなフォーマットのプレスシートを、例えばDIN A3++フォーマットで使用することで、フォーマットDIN A4、DIN A5からDIN A8までのフォーマットを作製することができる。
特に有利にはこれは、個々の個人専用の本を自動的に単発製造する方法となる。
本発明で使用される用語「基本的に」または「およそ」は、機能にとっては重要でない変化の形態における、正確な値から+/−10%のずれ、好ましくは+/−5%のずれを指している。
本発明を、図面を参照する例示の実施形態に基づいてより詳細に以下に記載する。本発明の別の実施形態、利点および用途もまた、以下の例示の実施形態の記載および図面において開示される。記載されるおよび/または図入で提示される全ての特徴は、それらが特許請求の範囲において概説または言及されていることに構わず、単独でまたはいずれかを組み合わせることで本発明の主題である。請求項の内容は、記載の一部として含まれている。
しかしながら本発明は決して、提示される例示の実施形態に限定されるものではないことに特に留意されたい。本発明は、図面において例示されている。
図1において、参照番号1はプレスシートを指しており、これは具体的には矩形のプレスシートであり、例えばデジタル印刷機を利用することで両面に印刷される。このプレスシート1は、縁部に印刷できない余白部分11を有しており、この余白部分は図1では斜線を引いて示されている。プレスシート1上には、複数の二重スロット穿孔ライン2、3、6が設けられており、これらは互いに直交して延在しており、互いに交差している。具体的にはプレスシート1の縦方向LRに延在する第1の二重スロット穿孔ライン2と、プレスシート1の横方向QRに配向された第2の二重スロット穿孔ライン3が設けられている。第1の二重スロット穿孔ライン2と第2の二重スロット穿孔ライン3が交差することによって、プレスシート1を複数のシート部分10に分割し、このシート部分は、プレスシート1をさらに加工した後、それぞれが中本の1ページを形成する。これにより、第1および/または第2の二重スロット穿孔ライン2、3の少なくとも一部に沿って折り畳むことによって、1つのプレスシート1からページが多数の中本を作製することが可能になる。図1は、複数の二重スロット穿孔ライン2、3、6を示しており、これらは、例えばDIN A5++などの特定のフォーマットの1つのプレスシート1を利用して異なるフォーマットの印刷物を作製する。本発明を遂行するには、示される二重スロット穿孔ライン2、3、6の一部のみをプレスシート1に作製するだけでも十分であることは言うまでもない。
図2および図3は、本発明による第1および第2の二重スロット穿孔ライン2、3の交差の配置を示している。二重スロット穿孔ライン2、3はそれぞれ、1つの第1および第2穿孔ライン2a、2b、3a、3bを構成しており、各々の穿孔ライン2a、2b、3a、3bはそれぞれ、複数の直線スロット2a.1、2a.1'、2b.1、2b.1'、3a.1、3a.1'、3b.1、3b.1'によって形成されている。スロット2a.1、2a.1'、2b.1、2b.1'、3a.1、3a.1'、3b.1、3b.1'はそれぞれ、一定のスロット長SLを有しており、全てのスロット2a.1、2a.1'、2b.1、 2b.1'、3a.1、3a.1'、3b.1、3b.1'のスロット長SLは同一である。各々の穿孔ライン2a、2b、3a、3bのスロット2a.1、2a.1'、2b.1、2b.1'、3a.1、3a.1'、3b.1、3b.1'はそれぞれ互いから一定の距離の所にあり、すなわち1つのスロット2a.1、2b.1、3a.1、3b.1のスロット端SEから、各々の穿孔ラインにある2a、2b、3a、3bこれに続くスロットのスロット2a.1’、2b.1’、3a.1’、3b.1’のスロット開始点SAまでの距離がちょうど1つのスロット長SLになる。二重スロット穿孔ライン2、3を形成している穿孔ライン2a、2b;3a、3bのスロット2a.1、2a.1'、2b.1、2b.1'、3a.1、3a.1'、3b.1、3b.1'は、第1穿孔ライン2a、3aのスロット2a.1、2a.1';3a.1、 3a.1'が第2穿孔ライン2b、3bのスロット2b.1、2b.1';3b.1、3b.1'に対して互い違い配置されるように互いに対して配置される。
穿孔ライン2a、2b;3a、3bはさらに、平行かつ互いに一定の距離の所に配置され、その距離はDである。さらに二重スロット穿孔ライン2、3はそれぞれ、折り畳みライン4、5を備えており、この折り畳みライン4、5はそれぞれ、その二重スロット穿孔ライン2、3の穿孔ライン2a、2b、3a、3bに対して平行に延びている。折り畳みライン4、5は、穿孔ライン2a、2b;3a、3bの間の中間に配置されるため、各々の二重スロット穿孔ライン2、3の中央の長手軸を形成している。
高い強度の接着帯を作製する目的で1つのプレスシート1から二重スロット穿孔ラインをそれぞれ備えた複数のシート部分10、10’を同時に作製するために、本発明によって、少なくとも1つの第1の二重スロット穿孔ライン2がプレスシート1上にプレスシート1の縦方向LRに作製され、少なくとも1つの二重スロット穿孔ライン3が、プレスシート1の横方向QRに作製される。
本発明による交差する二重スロット穿孔ライン2、3の位置合わせは、第1の二重スロット穿孔ライン2の折り畳みライン4が、第1穿孔ライン3aの1つの第1スロット3a.1のスロット端SEと、第2の二重スロット穿孔ライン3の第2穿孔ライン3bの第2スロット3b.1’のスロット開始点の間に延在し、この第2スロットが第1スロット3a.1の直ぐ後に続くように行なわれる。
好ましくは、第1および第2の二重スロット穿孔ライン2、3の位置合わせは、第2の二重スロット穿孔ライン3の折り畳みライン5が、第1穿孔ライン2aの1つの第1スロット2a.1のスロット端SEと、第1の二重スロット穿孔ライン2の第2穿孔ライン2bの第2スロット2b.1’のスロット開始点の間に延在し、この第2スロットが第1スロット2a.1の直ぐ後に続くように行なわれる。本発明によって交差する二重スロット穿孔ライン2、3を配置することによって、プレスシート1を折り畳みライン4、5で折り畳んだ後に、規則正しく蛇行する二重スロット穿孔ライン2、3の経路が保持されるという明白な利点が提供される。さらに、複数の重なった折り畳みシート7を配置する際、折り畳むことによって生じた重なったシート部分10、10’のオープンスペース12とタブ形状の突起13が、それぞれ長手方向に1つのスロット長SLだけずれることで、1つのシート部分10、10’のオープンスペース12を通る接着接合が形成され、2つのシート部分10、10’を互いに対して間接的に接続する。同様のことがタブ形状の突起13にも適用される。その位置もまた、隣接するシート部分10、10’において本発明による二重スロット穿孔ライン2、3の交差部に交互に配置され、そのため重なった折り畳みシート7の各々の第2のシート部分10、10’のタブ形状の突起13も同じ位置にそれぞれ配置される。したがってタブ形状の突起13に塗布される接着剤は、1つのシート部分10、10’を各々の第2のそれに続くシート部分10、10’にそれぞれ接着する。
図3は、交差する二重スロット穿孔ライン2、3の別の配置を示している。図2による配置との違いは、二重スロット穿孔ライン3が、二重スロット穿孔ライン2に対して1つのスロット長SLだけずれていることである。またこの例示の実施形態では、二重スロット穿孔ライン2、3は、1つの二重スロット穿孔ライン2の折り畳みライン4が、第1穿孔ライン3aの1つの第1スロット3a.1のスロット端SEと、第2の二重スロット穿孔ライン3の第2穿孔ライン3bの第2スロット3b.1’のスロット開始点の間に延在し、この第2スロットが第1スロット3a.1のすぐ後に続くように位置合わせされている。折り畳みライン5に対する二重スロット穿孔ライン2の配置に関して、図2に関する記載をそれに応じて適用する。特に、スロット長SLが互いに平行に延びる穿孔ライン2a、2bおよび3a、3bの距離Dより大きい二重スロット穿孔ライン2、3の一実施形態の場合、スロット2a.1と3b.1'ならびにスロット2b.1'と3a.1の交点によって妨害作用を受けることは全くない。特に好ましくは互いに平行に延びる穿孔ライン2a、2b、3a、3bの距離Dは、0.3mmから0、4mmであり、スロット長SLは3から5mmである。
特に好ましい例示の一実施形態では、第1および第2折り畳みライン4、5の各々の交点KPが、第1穿孔ライン2a、3aの1つの第1スロット2a.1、3a.1のスロット端SEと、第2穿孔ライン2b、3bの第2スロット2b.1'、3b.1'のスロット開始点SAの間の接続ライン上にあり、この第2スロットが第1スロット2a.1、3a.1の直ぐ後に続くように、第1および第2の二重スロット穿孔ライン2、3が互いに対して配置される。したがって交点KPは、交点KPに隣接するスロット2a.1、3a.1、2b.1'、3b.1'スロットの端SEとスロット開始点SAの中心にある。
特に図1に見ることができるように、平行な二重スロット穿孔ライン2、3、6は、互いに対して同相に配置されている、すなわちそれらは、プレスシート1内でずれていないため、そのそれぞれ対応するスロット2a.1、2a.1'、2b.1、2b.1'、3a.1、3a.1'、3b.1、3b.1'が、プレスシート1上で同じ高さに配置される。
図1に示されるように好ましくは、プレスシート1の縦方向に互いに対して平行に延びる複数の第1の二重スロット穿孔ライン2と、第1の二重スロット穿孔ライン2に直交して延びる複数の第2の二重スロット穿孔ライン3、6が、プレスシート1に設けられる。描かれる例示の実施形態では、第1の二重スロット穿孔ライン2は、互いに対してそれぞれ同一の距離を有する。二重スロット穿孔ライン3も同様に、互いに対して同一の距離を有しており、別の二重スロット穿孔ライン6が、2つの連続する二重スロット穿孔ライン3の間の少なくとも一部の範囲に、二重スロット穿孔ライン3の間の中心に設けられる。好ましくは第1の二重スロット穿孔ライン2の距離は、2つの連続する第2の二重スロット穿孔ライン3の距離と等しい、またはほとんど等しい。第2の二重スロット穿孔ライン3の間に設けられた二重スロット穿孔ライン6によって、互いに対して2/3の高さと幅の比またはほぼ2/3の高さと幅の比を有する矩形のシート部分10、10’を作製することが可能になる。二重スロット穿孔ライン2、3、6は、従来技術で既知のスロット穿孔器具を使用して、具体的には穿孔ディスクを使用してプレスシート1に形成される。
二重スロット穿孔ライン2、3、6を設けた後、プレスシート1は、少なくとも1つの二重スロット穿孔ライン2、3、6で折り畳まれる。接着帯領域の実施形態を例示するために、図4は、例えば二重スロット穿孔ライン3で折り畳まれた互いの隣に配置された複数の折り畳みシート7を示している。折り畳みシート7は、例示の実施形態では、折り畳み位置8において互いに接続された2つのシート部分10、10’で構成されている。折り畳みシート7の折り畳み位置8で、二重スロット穿孔ラインがオープンスペース12とタブ形状の突起13を形成しており、このオープンスペース12は、折り畳み位置8に隣接するシート部分10、10’の領域に形成され、突起13は、折り畳み位置8からシート部分10、10’から離れるように向く領域へと突出している。上記に記載される二重スロット穿孔ライン2、3、6の実施形態により、シート部分10のオープンスペース12は、スロット長SLと等しいオープンスペースの長さALを有し、1つのスロット長SLのそれぞれに対して一定の距離の所にある。オープンスペースの幅と突起の幅はそれぞれ、互いに平行に延びる穿孔ライン2a、2b、3a、3bの距離の半分である。該シート部分10に接続されたシート部分10’のオープンスペース12も同様に寸法が決められ、同様に互いに対して1つのスロット長SLの一定の距離を有するが、シート部分10のオープンスペース12に対してそれぞれ互い違いに配置されている。タブ形状の突起13は、シート部分10、10’のオープンスペース12に対して互い違いに配置され、そこから突出している。それらが同様にスロット長SLに等しい突起の長さVLを有することで、タブ形状の突起13もまた、互いに対して1つのスロット長SLの一定の距離の所にそれぞれある。折り畳み位置8において互いに接続されたシート部分10、10’の突起13も同様に、互いに対して互い違いに配置される。折り畳みシート7を積み重ねた配置では、折り畳み位置がオープンスペース12と一致するように重ねられ、連続するシート部分10、10’のタブ形状の突起13が折り畳み縁部8の異なる高さのところにそれぞれ交互に設けられる。これにより接着剤を塗布することによって、シート部分10とシート部分10’を互いに接続する、すなわち1つのシート部分10、10’をその2番目の次のシート部分10、10’に接続する、つまりオープンスペース12を通って、およびタブ形状の突起13によって互いに接続することが可能になり、この突起は、シート部分10およびシート部分10’上で同一の高さのところにそれぞれ配置される。
図5および図6は、別の折り畳みシート7を示しており、このシートも同様に、上記に記載したオープンスペース12とタブ形状の突起13が、連続するシート部分10、10’に対して交互に配置される構成を有する。描かれる折り畳みシート7は、例えば図1によるプレスシート1を二重スロット穿孔ライン2で、異なる折り畳み方向に交互に折り畳むことによって作製され、その結果ジグザグの折り畳みシートが作製される。
折り畳みシート7の別の加工工程を少なくとも2つの異なる方法で行なうことができる。複数のプレスシート1を連続して、上記に記載したジグザグの折り畳みシート7に変換させることができる。その後それらが互いの頂部に配置されることで、折り畳み縁部8、8’がそれぞれ一致するように重ねられる。その後折り畳みシート7が折り畳み領域において併せて接着され、この領域では例えば折り畳み縁部8および8’が重ねられる。図4によるオープンスペース12とタブ形状の突起13の交互の配置が折り畳み縁部8、8‘上に形成されることで、ジグザグの折り畳みシートは好ましくは複数の接続されたシート部分10、10’を備えるため、ジグザグに折り畳むことによって、折り畳みシートを組み立てるのに必要な作業量が減少する。
このように作製された予備段階の製品をその後、3面切断機を使用して、すなわち例えば二重スロット穿孔ライン3、6および接着帯領域の反対側の側部に沿って切断することによって切り離すことで、複数の中本が同時に作製される。
しかしながら図5および図6に示される折り畳みシート7はまた、図7に概略的に表されるように連続する二重スロット穿孔ライン3、6でさらにジグザグに折り畳む工程によって、多数の折り畳みシート9に変換することもできる。図8に示されるこの複数の折り畳みシート9はこのとき、例えば片側に接着剤の塗布を受けることができる。その反対側は、3面切断によって切断することで、複数のページで構成された中本を作製することができる。このようなタイプの加工工程は、ページ数の少ない中本を作製するのに特に有利である。
紙のフォーマットの変化を補償するために、好ましくは二重スロット穿孔ライン2、3、6はコーナー地点EPに対して配置されるが、このコーナー地点は、プレスシート1自体のコーナー地点またはプレスシート1の印刷可能な部分のコーナー地点のいずれかである。これにより、実際の紙のフォーマットに関わらず、全ての二重スロット穿孔ライン2、3、6が常に互いに対して所望の距離を有し、一緒に加工される複数の折り畳みシート7の間に寸法誤差が生じないようにすることが可能になる。
図9から図14はそれぞれ、異なる二重スロット穿孔ライン2、3、6が作製されることで、プレスシート1と異なるフォーマットのシート部分10、10’を作製するプレスシート1を示している。プレスシート1に二重スロット穿孔ライン2、3、6の一部のみが作製されることによって、例えばDIN A3++のフォーマットの1つのプレスシート1を使用して、68mmx68mm(図14)の正方形のフォーマット、フォーマットDIN A7(図13)、フォーマットDIN A6(図12)、145mmx145mmの正方形のフォーマット(図11)、フォーマットDIN A5(図10)およびフォーマットDIN A4(図9)のシート部分10、10’を作製することができる。
以下で、2つの例示のフォーマットに基づいて、二重スロット穿孔ライン2、3、6を備えたプレスシート1の別の加工工程を記載する。フォーマットDIN A4の人物画フォーマットの中本を作製するために、図9に従ってプレスシート1を中央の二重スロット穿孔ライン3で折り畳む。このように形成された折り畳みシート7は、同じフォーマットの他の折り畳みシート7と一緒に組み立てられ、すなわち二重スロット穿孔ライン3に沿って折り畳むことによって作製された折り畳み縁部8が一致するように重ねられる。折り畳みシート7はその後、折り畳み縁部8の領域において接着剤を塗布することによって互いに接続される。
DIN A4の風景画フォーマットで中本を作製するには、二重スロット穿孔ライン2から側面まで突出する縁部領域11が切り離され、プレスシート1が二重スロット穿孔ライン3に沿って折り畳まれる。その後このような複数の折り畳みシート7を重ねることができ、この工程において二重スロット穿孔ライン2を利用して形成された切断ラインは、重なった折り畳みシート7の接着位置として機能する。その後折り畳みシート7の1つのシート部分が互いから切り離され、3面切断機によって特定のサイズに切断される。
DIN A5の人物画の中本を作製するには、先ずプレスシート1に二重スロット穿孔ライン2が設けられ、この穿孔ラインは、プレスシート1の縦方向LRにおいてその中央に延びている。その後プレスシート1はこの二重スロット穿孔ライン2に沿って折り畳まれる。このように形成された折り畳みシート7は、他の折り畳みシート7と共に組み立てられ、接着剤が折り畳み縁部8に塗布される。このように作製された予備段階の製品はその後、二重スロット穿孔ライン3で切り離され、3面切断機で切断される。
DIN A5の風景がフォーマットの中本を作製するには、この加工工程を逆のシーケンスで行なう、すなわち先ずプレスシート1がプレスシートに横方向QRに設けられた二重スロット穿孔ライン3で折り畳まれる。このように作製された折り畳みシート7がその後、互いの頂部に配置され、すなわち折り畳み縁部8が一致するように重ねられる。その後折り畳み縁部8の領域に接着剤が塗布される。接着した後、このように作製された予備段階の製品が二重スロット穿孔ライン2に沿って切り離され、切り離された中本が3面切断機で切断される。
あるいは多数の折り畳みシート9を作製することも可能であり、すなわちプレスシート1が先ず、例えば二重スロット穿孔ライン2に沿って折り畳まれ、その後二重スロット穿孔ライン3で折り畳まれる。このように作製された多数の折り畳みシート9は4つのシート部分10、10’を備えており、これらのシート部分は両側に印刷することができ、したがって8ページであり得る。
他のフォーマットの中本を作製するためのプレスシート1の加工工程は、当業者が認識することができる類似のやり方で行なわれる。この点においては、上記の記載を参照されたい。
本発明を例示の一実施形態に基づいて上記に記載したが、根底にある進歩的概念を放棄することなく、本発明の多数の変形形態および修正形態が可能であることは言うまでもない。
1 プレスシート
2 二重スロット穿孔ライン
2a 第1穿孔ライン
2a.1、2a.1' スロット
2b 第2穿孔ライン
2b.1、2b.1' スロット
3 二重スロット穿孔ライン
3a 第1穿孔ライン
3a.1、3a.1' スロット
3b 第2穿孔ライン
3b.1、3b.1' スロット
4 第1折り畳みライン
5 第2折り畳みライン
6 二重スロット穿孔ライン
7 折り畳みシート
8、8‘ 折り畳み縁部
9 多数の折り畳みシート
10、10' シート部分
11 余白部分
12 オープンスペース
13 突起
AL オープンスペースの長さ
D 距離
EP コーナー地点
VL 突起の長さ
LR 縦方向
QR 横方向
SA スロット開始点
SE スロットの端
SL スロット長
2 二重スロット穿孔ライン
2a 第1穿孔ライン
2a.1、2a.1' スロット
2b 第2穿孔ライン
2b.1、2b.1' スロット
3 二重スロット穿孔ライン
3a 第1穿孔ライン
3a.1、3a.1' スロット
3b 第2穿孔ライン
3b.1、3b.1' スロット
4 第1折り畳みライン
5 第2折り畳みライン
6 二重スロット穿孔ライン
7 折り畳みシート
8、8‘ 折り畳み縁部
9 多数の折り畳みシート
10、10' シート部分
11 余白部分
12 オープンスペース
13 突起
AL オープンスペースの長さ
D 距離
EP コーナー地点
VL 突起の長さ
LR 縦方向
QR 横方向
SA スロット開始点
SE スロットの端
SL スロット長
Claims (19)
- 印刷物用、詳細には中本用にプレスシートを加工するための方法において、それぞれが同一のスロット長(SL)のスロット(2a.1、2b.1) を有する1つの第1および第2穿孔ライン(2a、2b)を備えた少なくとも1つの二重スロット穿孔ライン(2、3)がプレスシート(1)上に作製され、前記第1および第2穿孔ライン(2a、2b)の前記スロット(2a.1、2b.1)が、1つの穿孔ライン(2a、2b)の2つの連続するスロット(2a.1、2a.1’、2b.1、2b.1’)がそれぞれ互いから1つのスロット長(SL)の距離を有し、前記第1および第2穿孔ライン(2a、2b)が平行かつ互いに一定の距離のところに延在し、互いに対して長手方向に1つのスロット長(SL)だけずれるように前記第1および第2穿孔ライン(2a、2b)が互いに対して配置されることで、前記第1穿孔ライン(2a)の前記スロット(2a.1)が、前記第2穿孔ライン(2b)の前記スロット(2b.1)に対してそれぞれ互い違いに配置され、前記第1穿孔ライン(2a)と前記第2穿孔ライン(2b)の間に折り畳みライン(4)が形成されるようなやり方で前記プレスシート(1)にそれぞれ作製される方法であって、1つの第1折り畳みライン(4)を備えた少なくとも1つの第1の二重スロット穿孔ライン(2)が、前記プレスシート(1)の縦方向(LR)に作製され、第2折り畳みライン(5)を備えた少なくとも1つの第2の穿孔ライン(3)が前記プレスシート(1)の横方向(QR)に作製され、前記第1および第2の二重スロット穿孔ライン(2、3)の互いに対する位置合わせが、前記1つの二重スロット穿孔ライン(2)の前記折り畳みライン(4)が、前記第1穿孔ライン(3a)の1つの第1スロット(3a.1)のスロット端(SE)と、前記第2の二重スロット穿孔ライン(3)の前記第2穿孔ライン(3b)の前記第2スロット(3b、1’)のスロット開始点(SA)の間に延在し、該第2スロットが前記第1スロット(3a.1)の直ぐ後に続くようなものであることを特徴とする方法。
- 前記第1および第2折り畳みライン(4、5)各々の交点(KP)が、前記第1穿孔ライン(2a、3a)の1つの第1スロット(2a.1、3a.1)のスロット端(SE)と、前記第2穿孔ライン(2b、3b)の前記第2スロット(2b.1’、3b.1’)のスロット開始点(SA)の間にあり、該第2スロットが前記第1スロット(2a.1、3a.1)の直ぐ後に続くように、前記第1および第2の二重スロット穿孔ライン(2、3)が互いに対して配置されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
- 印刷物用、詳細には中本用にプレスシートを加工するための方法において、それぞれが同一のスロット長(SL)のスロット(2a.1、2b.1)を有する1つの第1および第2穿孔ライン(2a、2b)を備えた少なくとも1つの二重スロット穿孔ライン(2、3)がプレスシート(1)上に作製され、前記第1および第2穿孔ライン(2a、2b)の前記スロット(2a.1、2b.1)が、1つの穿孔ライン(2a、2b)の2つの連続するスロット(2a.1、2a.1’、2b.1、2b.1’)がそれぞれ互いから1つのスロット長(SL)の距離を有し、前記第1および第2穿孔ライン(2a、2b)が平行かつ互いに一定の距離のところに延在し、互いに対して長手方向に1つのスロット長(SL)だけずれるように前記第1および第2穿孔ライン(2a、2b)が互いに対して配置されることで、前記第1穿孔ライン(2a)の前記スロット(2a.1)が、前記第2穿孔ライン(2b)の前記スロット(2b.1)に対してそれぞれ互い違いに配置され、前記第1穿孔ライン(2a)と前記第2穿孔ライン(2b)の間に折り畳みライン(4)が形成されるようなやり方で、前記プレスシート(1)にそれぞれ作製される方法であって、平行かつ互いに一定の距離の所に延在する複数の二重スロット穿孔ライン(2、3)が作製され、前記相互に平行な二重スロット穿孔ライン(2、3)が互いに対してずれないように配置されるため、前記相互に対応するスロット(2a.1、2a.1’、2b.1、2b.1、3a.1、3a.1’、3b.1、3b.1)が、前記プレスシート(1)の同じ高さに配置されることを特徴とする方法。
- 前記プレスシート(1)の縦方向(LR)にある1つの第1折り畳みライン(4)を備える平行かつ互いに一定の距離の所に延在する少なくとも2つの第1の二重スロット穿孔ライン(2)が作製され、第2折り畳みライン(5)を備えた少なくとも1つの第2穿孔ライン(3)が、前記プレスシート(1)の横方向(QR)に作製され、前記第1および第2の二重スロット穿孔ライン(2、3)の互いに対する位置合わせが、前記第1の二重スロット穿孔ライン(2)の前記折り畳みライン(4)が、前記第1穿孔ライン(3a)の1つの第1スロット(3a.1)のスロット端(SE)と、前記第2の二重スロット穿孔ライン(3)の前記第2穿孔ライン(3b)の前記第2スロット(3b.1’)のスロット開始点(SA)の間に延在し、該第2スロットが前記第1スロット(3a.1)の直ぐ後に続くようなものであることを特徴とする、請求項3に記載の方法。
- 前記第1および第2折り畳みライン(4、5)各々の交点(KP)が、前記第1穿孔ライン(2a、3a)の1つの第1スロット(2a.1、3a.1)のスロット端(SE)と、前記第2穿孔ライン(2b、3b)の前記第2スロット(2b.1’、3b.1’)のスロット開始点(SA)の間の接続ライン上にあり、該第2スロットが前記第1スロット(2a.1、3a.1)の直ぐ後に続くように、前記第1および第2の二重スロット穿孔ライン(2、3)が互いに対して配置されることを特徴とする、請求項3または4に記載の方法。
- 矩形のプレスシート(1)が使用され、該プレスシート(1)が、二重スロット穿孔ライン(2、3)によって複数の矩形または正方形のシート部分(10、10’)に分割されることを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
- 前記プレスシート(1)の縦方向(LR)に平行かつ互いに一定の距離の所に延在する複数の第1の二重スロット穿孔ライン(2)および/または前記プレスシート(1)の横方向(QR)に平行かつ互いに一定の距離の所に延在する複数の二重スロット穿孔ライン(3)が作製される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 平行かつ互いに一定の距離の所にそれぞれ延在する全ての二重スロット穿孔ライン(2、3、6)が、互いに対してずれないように配置されるため、前記相互に対応するスロット(2a.1、2a.1’、2b.1、2b.1、3a.1、3a.1’、3b.1、3b.1)が、前記プレスシート(1)の同じ高さに配置されることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 2つの連続する二重スロット穿孔ライン(3)がそれぞれ互いに一定の距離の所にあり、前記二重スロット穿孔ライン(3)に平行に延在する第2の二重スロット穿孔ライン(6)が作製され、2つの連続する二重スロット穿孔ライン(3)の間の中心に配置されることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記プレスシート(1)が、少なくとも1つの二重スロット穿孔ライン(2、3、6)で折り畳まれ、少なくとも1つの折り畳み縁部(8)を備える少なくとも1つの折り畳みシート(7)を形成することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記プレスシート(1)が、連続する平行な二重スロット穿孔ライン(2、3、6)で、異なる折り畳み方向で交互に折り畳むことでジグザグの折り畳みシート(7)を作製することを特徴とする、請求項3から10のいずれか一項に記載の方法。
- 複数の折り畳みシート(7)が互いの頂部に配置されることで、前記縁部にそれぞれ配置された前記折り畳み縁部(8)が重ねられ、前記折り畳みシート(7)が折り畳み領域で併せて接着され、該折り畳み領域では複数の折り畳み縁部(8)が一致するように重ねられることを特徴とする、請求項10または11に記載の方法。
- 前記折り畳みシート(7)が、作製すべき印刷物の多様な縁部の長さである特定の縁部の長さを有するように作製されることを特徴とする、請求項10から12のいずれか一項に記載の方法。
- 1つの印刷物が、前記折り畳み縁部(8)に直交するように延びる切断部によって切り離されることを特徴とする、請求項12または13に記載の方法。
- 前記折り畳みシート(7)が、前記折り畳み縁部(8)に直交するように延在する少なくとも1つの追加の二重スロット穿孔ライン(3、3’)で折り畳まれることで、多数の折り畳みシート(9)を形成することを特徴とする、請求項10、11または14に記載の方法。
- 前記多数の折り畳みシート(9)が、折り畳み領域で接着され、該領域で前記縁部にある複数の折り畳み縁部(8)が互いに頂部で位置合わせされ、前記折り畳み領域に直交するように延在する前記少なくとも1つの追加の折り畳み縁部(8’)が、側部切断によって切り離されることを特徴とする、請求項15に記載の方法。
- 前記多数の折り畳みシート(9)が基本的に、前記作製すべき印刷物のフォーマットを有することを特徴とする、請求項15または16に記載の方法。
- 全ての二重スロット穿孔ライン(2、3、6)が、前記プレスシート(1)のコーナー地点(EP)に対して、または前記プレスシート(1)の印刷可能部分のコーナー地点(EP)に対して配置されることを特徴とする、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
- 前後に印刷されるプレスシート(1)が使用され、前記二重スロット穿孔ライン(2、3、6)によって互いから切り離された前記シート部分(10、10’)が、前記印刷物のページをそれぞれ構成することを特徴とする、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
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