JP2013144428A - 延伸装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クリップテンター装置12からフィルムFを搬出させる搬出装置100は、フィルムFを搬出口から搬出させる搬出ロール108と、搬出ロール108を搬出速度で駆動させる搬出モータ118とを有し、フィルムFに凹型ボーイング現象が発生している場合は、搬出ロール108の搬出速度をテンターロール12の移動速度vよりも速くする。
【選択図】 図5
Description
まず、テンター装置12について図1に基づいて説明する。
次に、テンター装置12によって配向軸hが傾斜する理由について図1に基づいて説明する。
熱処理装置13について図2〜図4に基づいて説明する。
次に、搬出装置100の構成について図5に基づいて説明する。
次に、延伸装置10の電気的構成について、図6のブロック図に基づいて説明する。
次に、テンター装置12と熱処理装置13の動作状態について説明する。
搬出装置100の動作状態について図1、図5、図7(a)に基づいて説明する。
本実施形態によれば、図7(a)に示すような凹型ボーイング現象がフィルムFに発生しても、フィルムFを搬出するための搬出速度v1を早くするだけで解消でき、従来のような複雑な制御や構造を設ける必要がない。
Claims (14)
- ボーイング現象が発生する長尺状の基材を搬送路に沿って走行させるテンター装置と熱処理装置と搬出装置を有した前記基材の延伸装置であって、
前記テンター装置は、
左右一対のテンターレールと、
前記左右一対のテンターレールを走行する左右一対の無端状のテンターチェーンと、
前記左右一対のテンターチェーンに所定間隔毎に設けられ、前記基材を左右両側から把持する複数の左右一対のクリップと、
前記左右一対のテンターチェーンにそれぞれ設けられた前記左右一対のクリップを前記基材の搬入口から搬出口まで同じ移動速度vでそれぞれ移動させる移動駆動手段と、
を有し、
前記熱処理装置は、前記テンター装置の搬入口から搬出口まで覆い、前記搬送路を走行する前記基材に熱風を吹き付け、
前記搬出装置は、
前記テンター装置によって搬送されている前記基材を前記搬出口から搬出するアウトフィードロールと、
前記アウトフィードロールを搬出速度v0で駆動させる搬出駆動手段と、
を有し、
前記搬出駆動手段は、(1)前記基材に凹型ボーイング現象が発生する場合には、前記アウトフィードロールを前記移動速度vより早い搬出速度v1で駆動させ、(2)前記基材が凸型ボーイング現象が発生する場合には、前記アウトフィードロールを前記移動速度vより遅い搬出速度v2で駆動させる、
延伸装置。 - 前記基材に凹型ボーイング現象が発生する場合には、前記搬出速度v1は、前記移動速度vの1.001〜1.01倍である、
請求項1に記載の延伸装置。 - 前記基材に凸型ボーイング現象が発生する場合には、前記搬出速度v2は、前記移動速度vの0.999〜0.990倍である、
請求項1に記載の延伸装置。 - 前記搬送路は、xy直交座標系におけるxy平面上に設定され、
前記左右一対のテンターレールは、複数個の左右一対の部分テンターレールを順番に連結したものであり、
奇数番目の前記左右一対の部分テンターレールは、出口の幅と入口の幅が同じ幅の平行テンターレールであって、かつ、前記xy直交座標系のx軸に平行に設置され、
偶数番目の前記左右一対の部分テンターレールは、出口の幅が入口の幅より拡大された拡大傾斜テンターレールであって、かつ、前記左右一対の拡大傾斜テンターレールの中の一方の拡大傾斜テンターレールは、前記x軸に対し(θ−α)°(但し、0°<θ°<45°、0°<α°<30°、θ°は前記基材の幅方向における中心位置での前記x軸に対する傾きである)傾くように設置され、他方の拡大傾斜テンターレールは、前記x軸に対し(θ+β)°(但し、0°<β°<30°である)傾くように設置されている
、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の延伸装置。 - k個(但し、k>=1である)の拡大傾斜テンターレールを有し、
前記基材の配向軸の傾斜角φとした場合に、φ<=k×θである、
請求項4に記載の延伸装置。 - 前記傾きθ=5°〜30°である、
請求項4又は5に記載の延伸装置。 - 前記xy平面が水平面である、
請求項4乃至6のいずれか一項に記載の延伸装置。 - 前記左右一対の拡大傾斜テンターレールの出口における前記基材の幅寸法に関して、前記基材の中心線から一方の耳部までの寸法と、前記基材の中心線から他方の耳部までの寸法が等しい、
請求項4乃至7のいずれか一項に記載の延伸装置。 - 前記左右一対のクリップは、前記基材に対する把持状態を左右同時に解除する、
請求項4乃至8のいずれか一項に記載の延伸装置。 - 前記左右一対のクリップが前記基材に対する把持状態を解除する場合に、他方の前記クリップの把持状態を、一方の前記クリップより早く解除する、
請求項4乃至8のいずれか一項に記載の延伸装置。 - 前記熱処理装置は、複数の熱処理室を有し、
前記各熱処理室は、前記左右一対のテンターレールを収納するようにx軸方向に沿って並べて設置され、
前記左右一対の拡大傾斜テンターレールを収納した前記各熱処理室は、前記左右一対の傾斜テンターレールの傾きに合わせてy軸方向にずらして設置されている、
請求項4乃至10のいずれか一項に記載の延伸装置。 - 前記各熱処理室は、
走行する前記基材に対し上下から熱風を吹き付ける上ノズルと下ノズルと、
空気を加熱して前記上ノズルと前記下ノズルに送風する加熱送風手段と、
を有する請求項11に記載の延伸装置。 - 前記各加熱送風手段は、前記熱処理室毎に室内温度を所定の温度にそれぞれ制御する、
請求項11又は12に記載の延伸装置。 - 前記基材がフィルムであり、前記室内温度をガラス転移温度より0℃〜30℃高い温度に制御する、
請求項1乃至13のいずれか一項に記載の延伸装置。
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