JP2013143745A - 伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高ビットレートでビット列を安定的に伝送することができる伝送装置を提供することを課題とする。
【解決手段】伝送装置は、値0又は値1の2値で表現される入力ビット列の初めに値0の1ビットを付加したビット列を入力し、前記ビット列を基に、隣り合う前後ビットの差分値+1、0、又は−1の3値を演算して送信する送信回路と、初期値が0の1ビット情報を記憶し、前記送信回路により送信された値を受信し、前記受信した値+1、0、又は−1と前記記憶している1ビットの和を演算し、前記演算した和が1以上であれば1を、0以下であれば0を受信信号として出力すると共に、前記記憶している1ビット情報を前記出力した受信信号の値に更新する受信回路とを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、伝送装置に関する。
CMOS(相補型金属酸化膜半導体:Complementary Metal Oxide Semiconductor)の大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)間、或いはLSI内のデータ通信は大容量化しており、小型で消費電力が少なくLSIプロセスと親和性が高い特徴を有したシリコンフォトニクスによる10Tビット/秒規模の光伝送技術が注目されている。この光伝送技術には、1チャネル当たり10Gビット/秒以上の高速性と、数百チャネルの並列伝送が求められる(例えば、非特許文献1参照)。
電気/光又は光/電気変換デバイスは、電気的な設計と光学的な設計を両立する必要があり、同じプロセス技術を用い、電気的に最適化したCMOS回路の応答特性より、高周波領域で劣化しやすい。また、受光器にCMOSの許容限度を超えるバイアスを印加する目的で、受光器とCMOS回路を容量結合で信号を伝達する場合(例えば、非特許文献2及び3参照)があるが、容量結合は低周波領域の信号を遮断してしまう。
このように光伝送を含めた伝送回路の応答特性が周波数領域によって変化する場合、そのまま2値のデジタル信号を伝送すると受信信号が歪んでしまう。このような高周波領域或いは低周波領域の抑圧による歪みは符号間干渉(ISI:Intersymbol interference)と呼ばれ、データエラーの原因となる。
一方、各々のチャネルのおかれている環境は、−20℃〜85℃程度の大きな温度変化があり、チャネル毎の素子特性にはばらつきもあるので、伝送回路の応答特性は設計値から変動しやすい。加えて、半導体チップ内のデータ通信では、半導体チップの動作周波数自体が状況によって変化する場合も想定される(例えば、非特許文献4参照)。
このように、伝送回路に符号間干渉があり、且つその特性が変動する場合、 高周波領域の抑圧で生じる符号化干渉に対しては、アダプティブイコライゼーション(例えば、非特許文献5参照)と呼ばれる応答特性を補正するための歪みを送信信号或いは受信信号に与え、信号を回復する動的なアナログ処理技術で対応し、低周波領域の抑圧で生じる符号間干渉に対しては、伝送のプロトコルを工夫することで対処する8b/10bが知られている(例えば、非特許文献6参照)。
バックプレーン用途やそれより遠距離のデータ伝送では、このような技術でデータエラーを低減することが一般的である。しかしながら、アダプティブイコライゼーションや8b/10bなどのプロトコルは複雑な実装が必要であり、半導体チップ間や半導体チップ内の高密度実装を伴うデータ通信には適していない。
D. A. B. Miller, "Device Requirements for Optical Interconnects to Silicon Chips," Proceedings of the IEEE, Vol.97, pp.1166 -1185, 2009. A. S. Narasimha, et al., "An ultra low power CMOS photonics technology platform for H/S optoelectronic transceivers at less than $1 per Gbps," Conference on Optical Fiber Communication (OFC), 2010. F. Tavernier, and M. S. Steyaert, "A 5.5 Gbit/s optical receiver in 130 nm CMOS with speed-enhanced integrated photodiode," Proceedings of the ESSCIRC, 2010. S. Herbert, et al., "Variation-aware dynamic voltage/frequency scaling," IEEE 15th International Symposium HPCA 2009, pp.301-312, 2009. Y. Hidaka, et al., "A 4-Channel 1.25-10.3 Gb/s Backplane Transceiver Macro With 35 dB Equalizer and Sign-Based Zero-Forcing Adaptive Control," IEEE J. Solid-State Circuits, Vol.44, pp.3547-3559, 2009. A. X. Widmer and P. A. Franaszek, "A DC-Balanced, Partitioned-Block, 8B/10B Transmission Code," IBM Journal of Research and Development, Vol.27, pp.440-451, 1983.
本発明の目的は、高ビットレートでビット列を安定的に伝送することができる伝送装置を提供することである。
伝送装置は、値0又は値1の2値で表現される入力ビット列の初めに値0の1ビットを付加したビット列を入力し、前記ビット列を基に、隣り合う前後ビットの差分値+1、0、又は−1の3値を演算して送信する送信回路と、初期値が0の1ビット情報を記憶し、前記送信回路により送信された値を受信し、前記受信した値+1、0、又は−1と前記記憶している1ビットの和を演算し、前記演算した和が1以上であれば1を、0以下であれば0を受信信号として出力すると共に、前記記憶している1ビット情報を前記出力した受信信号の値に更新する受信回路とを有する。
高ビットレートでビット列を安定的に伝送することができる。
第1の実施形態による伝送装置の構成例を示すブロック図である。 図1の差動信号伝送回路の構成例を示す回路図である。 図2の差動信号伝送回路の等価回路を示す図である。 図1の遅延回路の構成例を示す回路図である。 図5(A)は図1のセットリセットラッチ回路の構成例を示す回路図であり、図5(B)はセットリセットラッチ回路の真理値表を示す図である。 図6(A)〜(C)は図1の伝送装置の動作例を示すタイムチャートである。 ビットレート及びビットエラーの関係を示すグラフである。 第2の実施形態による差動信号伝送回路の構成例を示す回路図である。 第3の実施形態による伝送装置の構成例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態による伝送装置の構成例を示すブロック図である。伝送装置は、遅延回路101、差動信号伝送回路102及びセットリセット(SR)ラッチ回路103を有する。入力データビット列Dinは、1ビット時間Tb単位で差動信号伝送回路102の入力端子IN0に入力される。遅延回路101は、入力データビット列Dinを1ビット分遅延し、差動信号伝送回路102の入力端子IN1に出力する。差動信号伝送回路102は、閾値電圧VTを入力し、入力データビット列Dinと遅延回路101により遅延させられたビット列とを差動信号として伝送し、その伝送した差動信号を出力端子OUT0及びOUT1から出力する。セットリセットラッチ回路103は、セット端子Sに出力端子OUT0のビット列を入力し、リセット端子Rに出力端子OUT1のビット列を入力し、ラッチする。そして、セットリセットラッチ回路103は、ラッチしたビット列Doutを出力端子Qから出力し、ビット列Doutの論理反転ビット列/Doutを出力端子/Qから出力する。
図2は、図1の差動信号伝送回路102の構成例を示す回路図である。差動信号伝送回路102は、送信回路及び受信回路を有する。
まず、送信回路について説明する。ドライバアンプ211は、差動増幅器201及び抵抗Rdrvを有する。差動増幅器201は、入力端子IN0及びIN1の信号を差動増幅し、その増幅した差動信号Vin及び/Vinを位相シフタ203及び204に出力する。マッハツェンダ(Mach-Zehnder)変調器212は、位相シフタ203,204を有する。位相シフタ203及び204は、抵抗Rmod及び容量Cmodの直列接続回路の等価回路で表される。レーザーダイオード202は、光導波路205を介して、レーザー光Pidを位相シフタ203及び204に出力する。位相シフタ203及び204は、差動電気信号Vin及び/Vinを光信号Pmodに変換し、光信号Pmodを光導波路205を介してフォトダイオード206に送信する。
次に、受信回路について説明する。フォトダイオード206は、抵抗RLを介して電源電位ノード及び基準電位ノード間に接続され、光信号Pmodを差動電気信号に変換し、カップリング容量Cacを介して、差動増幅器207に出力する。フォトダイオード206は、抵抗Rpd、容量Cpd及び電流源Ipdの等価回路で表される。トランスインピーダンスアンプ213は、差動増幅器207及び抵抗RFを有する。差動増幅器207は、差動信号を増幅して、その増幅した差動信号Vout及び/Voutを出力する。リミッティングアンプ214は、第1の比較器208及び第2の比較器209を有する。第1の比較器208は、電圧信号Voutが閾値電圧VTより大きいときには値「1」を出力端子OUT0に出力し、電圧信号Voutが閾値電圧VTより小さいときには値「0」を出力端子OUT0に出力する。第2の比較器209は、電圧信号/Voutが閾値電圧VTより大きいときには値「1」を出力端子OUT1に出力し、電圧信号/Voutが閾値電圧VTより小さいときには値「0」を出力端子OUT1に出力する。
図3は、図2の差動信号伝送回路102の等価回路を示す図である。差動増幅器201は、入力端子IN0及びIN1の信号を差動増幅し、その増幅した差動信号Vin及び/Vinをローパスフィルタ301に出力する。電圧Vp−pは、差動信号Vin及び/Vinのピークトゥピークの電圧である。ローパスフィルタ301は、図2の送信回路のマッハツェンダ変調器(電気/光変換器)212の等価回路であり、時定数τtxのローパスフィルタである。差動増幅器304は、ローパスフィルタ301の出力差動信号を増幅し、その増幅した差動信号をハイパスフィルタ302に出力する。ハイパスフィルタ302は、図2のカップリング容量Cacによる交流(AC)結合回路の等価回路であり、時定数τacのハイパスフィルタである。差動増幅器305は、ハイパスフィルタ302の出力差動信号を増幅し、その増幅した差動信号をローパスフィルタ303に出力する。ローパスフィルタ303は、図2の受信回路のフォトダイオード(光/電気変換器)206の等価回路であり、時定数τrxのローパスフィルタである。なお、ハイパスフィルタ302及びローパスフィルタ303の位置は、入れ替えても、等価回路的には同じである。ローパスフィルタ303は、差動信号Vout及び/Voutを出力する。第1の比較器208は、電圧信号Voutが閾値電圧VTより大きいときには値「1」を出力端子OUT0に出力し、電圧信号Voutが閾値電圧VTより小さいときには値「0」を出力端子OUT0に出力する。第2の比較器209は、電圧信号/Voutが閾値電圧VTより大きいときには値「1」を出力端子OUT1に出力し、電圧信号/Voutが閾値電圧VTより小さいときには値「0」を出力端子OUT1に出力する。
以上のように、送信回路の電気/光変換器は、時定数τtxのローパスフィルタ301で表され、受信回路の光/電気変換器は時定数τrxのローパスフィルタ303で表され、受信回路の交流結合は、時定数τacのハイパスフィルタ302で表される。比較器208及び209は、アナログ電圧信号Vout及び/Voutを閾値電圧Vtと比較し、値0又は1のバイナリ信号に変換し、出力端子OUT0及びOUT1から出力する。図3の等価回路102で表現できる差動信号伝送回路102は、全て本実施形態の適用対象となる。例えば、USB(Universal Serial Bus) 3.0のスタティックイコライゼーションを用いてもよい。
図4は、図1の遅延回路101の構成例を示す回路図である。遅延回路101は、偶数個のインバータ401を有し、入力データビット列Dinを1ビット分遅延する。遅延時間は、必ずしも1ビット時間Tbに限定されず、1ビット時間Tb以下であればよい。
図5(A)は図1のセットリセットラッチ回路103の構成例を示す回路図であり、図5(B)はセットリセットラッチ回路103の真理値表を示す図である。セットリセットラッチ回路103は、否定論理和(NOR)回路501及び502を有する。否定論理和回路501は、リセット端子Rの値及び出力端子/Qの値の否定論理和値を出力端子Qに出力する。否定論理和回路502は、セット端子Sの値及び出力端子Qの値の否定論理和値を出力端子/Qに出力する。セット端子Sの値が「0」で、リセット端子Rの値が「0」である場合には、出力端子Q及び/Qの値は前回の値と同じである。セット端子Sの値が「0」で、リセット端子Rの値が「1」である場合には、出力端子Qの値は「0」になり、出力端子/Qの値は「1」になる。セット端子Sの値が「1」で、リセット端子Rの値が「0」である場合には、出力端子Qの値は「1」になり、出力端子/Qの値は「0」になる。セット端子Sの値が「1」で、リセット端子Rの値が「1」である場合には、動作が不安定になり、禁止されている状態である。なお、セットリセットラッチ回路103は、図5(B)の真理値表を満たすものであれば、否定論理和回路501及び502以外の回路構成でもよい。
図6(A)〜(C)は、図1の伝送装置の動作例を示すタイムチャートである。図6(A)は、図1の入力データビット列Dinの例を示すタイムチャートである。横軸は、t/Tbの時間を示す。tは時間であり、Tbは1ビット時間である。縦軸はバイナリデジタル信号の値を示す。入力データビット列Dinは、値0又は値1の2値で表現される入力ビット列の初めに初期値として値1及び値0の順番の2ビットを付加したビット列である。例えば、初期値「10」の後に、データビット列「11001011」を入力する。入力データビット列Dinは、ハイレベルが値「1」を示し、ローレベルが値「0」を示す。
図6(B)は、図3の送信差動信号Vin,/Vin及び受信差動信号Vout,/Voutの例を示すタイムチャートである。値「+1」は+(Vp−p)/2の電圧値で表され、値「0」は0Vのコモン電圧値で表され、値「−1」は−(Vp−p)/2の電圧値で表される。図3の差動増幅器201は、入力端子IN0及びIN1の信号を差動信号として増幅し、その増幅した差動信号Vin及び/Vinを出力する。すなわち、差動増幅器201は、入力端子IN0の値(今回のビット値)から入力端子IN1の値(前回のビット値)を減算した値を、値+1、0又は−1の3値により信号Vinを出力する。信号/Vinは、信号/Vinの正負符号を反転した信号である。
例えば、「−1」の時間では、今回のビット値「0」から前回のビット値「1」を減算して、0−1=「−1」を信号Vinとして出力し、「+1」を信号/Vinとして、出力する。「0」の時間では、今回のビット値「1」から前回のビット値「0」を減算して、1−0=「+1」を信号Vinとして出力し、「−1」を信号/Vinとして、出力する。「1」の時間では、今回のビット値「1」から前回のビット値「1」を減算して、1−1=「0」を信号Vinとして出力し、「0」を信号/Vinとして、出力する。
受信差動信号Vout及び/Voutは、ローパスフィルタ303の出力信号であり、送信差動信号Vin及び/Vinが伝送特性により歪んだ信号である。第1の比較器208は、電圧信号Voutが閾値電圧VTより大きければ値「1」を出力し、電圧信号Voutが閾値電圧VTより小さければ値「0」を出力する。第2の比較器209は、電圧信号/Voutが閾値電圧VTより大きければ値「1」を出力し、電圧信号/Voutが閾値電圧VTより小さければ値「0」を出力する。
ここで、出力端子OUT0及びOUT1が共に値「1」を出力しないように、閾値電圧VTを正に設定している。また、差動信号Vin,/Vin及び差動信号Vout,/Voutのコモン電圧は、0Vの例を示しているが、0Vに限定されない。
図6(C)は、図1のセットリセットラッチ回路103の出力ビット列Doutの例を示すタイムチャートである。まず、伝送を開始する「0」の時間前に、初期値として「10」のビット列Dinを伝送し、セットリセットラッチ回路103を初期化する。すなわち、「0」の時間前では、電圧信号Voutは、閾値電圧VTより小さいので、セット端子Sは値「0」になり、リセット端子Rは値「1」になる。その結果、出力ビット列Doutは値「0」に初期化される。次に、「0」の時間の後において、電圧信号Voutが閾値VTより大きくなると、セット端子Sは値「1」になり、リセット端子Rは値「0」になる。その結果、出力ビット列Doutは値「1」になる。次に、「1」の時間の後において、電圧信号Voutが閾値VTより小さくなると、セット端子Sは値「0」になり、リセット端子Rも値「0」になる。その結果、出力ビット列Doutは、前回と同じ値「1」を維持する。次に、「2」の時間の後において、電圧信号/Voutが閾値VTより大きくなると、セット端子Sは値「0」になり、リセット端子Rは値「1」になる。その結果、出力ビット列Doutは値「0」になる。以下、同様にして、出力ビット列Doutの値が決まる。出力ビット列Doutは、入力ビット列Dinと同じ値になる。
以上のように、入力ビット列Dinは、値「0」又は「1」の2値表現ビット列として入力される。次に、差動信号伝送回路102では、差動信号Vin,/Vin及び差動信号Vout,/Voutは、値「−1」、「0」又は「+1」の3値表現ビット列として伝送される。最後に、出力ビット列Dout,/Doutは、値「0」又は「1」の2値表現ビット列として出力される。
図7は、ビットレート及びビットエラーの関係を示すグラフである。受信差動信号Vout,/Voutは、ジッタが生じているので、ビットエラーはサンプリングタイミングと閾値電圧VTの2つの変数に依存することになる。そこで、出力ビット列Doutのエラーが0である領域を、閾値電圧VTとサンプリングタイミングの2変数の面積で定義し、その面積をFとする。横軸は、1/Tbで表されるビットレートである。縦軸は、F/(Tb×Vn)で表される正規化された面積である。ここで、電圧Vnは、ハイパスフィルタ302がなく(1/τac=0)、ビットレートが0(入力ビット列Dinが直流)である場合の電圧振幅である。図7は、出力ビット列Doutのエラーが0である面積F/(Tb×Vn)とビットレート1/Tbとの関係を示す。また、周波数特性が悪くなるのは、送信回路の電気/光変換器が原因である場合が多いので、受信回路の周波数特性を無視するためローパスフィルタ303及びハイパスフィルタ302がなく(τrx=1/τac=0)、横軸のビットレートを1/τtxで正規化している。
特性3VLは、図1の伝送装置の特性を示す。特性2VLは、図3の入力端子IN0及びIN1に相互に位相が反転した差動信号を入力し、差動信号伝送回路102のみで2値伝送した場合の特性を示す。低ビットレートの極限では、特性2VLの方が特性3VLより面積F/(Tb×Vn)は2倍大きい。ただし、この差は、例えば光源の光パワーを増やし、伝送回路の利得を倍にすれば補償することができる。
面積F/(Tb×Vn)は、ビットレートが0.86/τtxを境に逆転する。それより、高ビットレートでは、特性3VLの方が特性2VLより面積F/(Tb×Vn)は大きい。1.443/τtx以上のビットレートでは、特性2VLは、どのように利得を改善してもビット列を伝送することができない。これに対して、特性3VLでは、このような限界は存在せず、ビット列を伝送することができる。
次に、さらに厳しい条件を考える。ビットレートが1.443/τtx、受信回路の周波数特性をτrx/τtx=0.05、交流結合の時定数をτtx/τac=0.1と設定した場合のシミュレーションを行った。その結果、1/τac>0 では、ビット列が長すぎると、特性2VLは信号を伝送することができない。これに対し、特性3VLは、特性2VLでは伝送不可能な条件でも、十分なマージンを有していることが分かった。
なお、伝送装置は、上記の機能を有するものであれば、上記の構成に限定されない。また、セットリセットラッチ回路103が「0」に既に初期化されている場合には、図6(A)の入力ビット列Dinにおいて、先頭の初期値「10」を初期値「0」に変えることができる。
伝送装置は、送信回路及び受信回路を有する。送信回路は、図6(A)及び(B)のように、値0又は値1の2値で表現される入力ビット列の初めに値0の1ビットを付加したビット列Dinを入力し、ビット列Dinを基に、隣り合う前後ビットの差分値+1、0、又は−1の3値を演算して信号Vin,/Vinを送信する。受信回路は、図6(B)及び(C)のように、初期値が0の1ビット情報を例えばセットリセットラッチ回路103により記憶し、送信回路により送信された信号Vout,/Voutの値を受信し、受信した値+1、0、又は−1と記憶している1ビットの和を演算し、演算した和が1以上であれば1を、0以下であれば0を受信信号Doutとして出力すると共に、記憶している1ビット情報を出力した受信信号Doutの値に更新する。
例えば、送信回路は、値0の1ビットを付加したビット列Dinを1ビット分遅延する遅延回路101と、値0の1ビットを付加したビット列Dinと遅延回路101により遅延させられたビット列とを差動増幅して差動信号Vin,/Vinを送信する差動増幅器201とを有する。受信回路は、差動信号を構成する正差動信号Vout及び負差動信号/Voutをそれぞれセット端子S及びリセット端子Rに入力してラッチし、受信信号Doutとして出力するセットリセットラッチ回路103を有する。
また、受信回路は、第1の比較器208及び第2の比較器209を有する。第1の比較器208は、正差動信号Voutが閾値VTより大きいときには値1をセットリセットラッチ回路103のセット端子Sに出力し、正差動信号Voutが閾値VTより小さいときには値0をセットリセットラッチ回路103のセット端子Sに出力する。第2の比較器209は、負差動信号/Voutが閾値VTより大きいときには値1をセットリセットラッチ回路103のリセット端子Rに出力し、負差動信号/Voutが閾値VTより小さいときには値0をセットリセットラッチ回路103のリセット端子Rに出力する。
また、入力ビット列Vinの初期値によりセットリセットラッチ回路103を初期化する場合には、入力ビット列Vinの先頭に「10」の初期値を付加する。その場合、遅延回路101は、入力ビット列の初めに値1及び値0の順番の2ビットを付加したビット列Dinを1ビット分遅延する。差動増幅器201は、入力ビット列の初めに値1及び値0の順番の2ビットを付加したビット列Dinと遅延回路101により遅延させられたビット列とを差動増幅して差動信号Vin,/Vinを送信する。セットリセットラッチ回路103は、上記の2ビットによりリセットされ、値0をラッチする。
(第2の実施形態)
図8は、第2の実施形態による差動信号伝送回路102の構成例を示す回路図である。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。本実施形態(図8)は、第1の実施形態(図3)に対して、論理積(AND)回路801及び802を追加したものである。受信回路は、第1の論理積回路801及び第2の論理積回路802を有する。第1の論理積回路801は、第1の比較器208の出力値と第2の比較器209の出力値の論理反転値との論理積値をセットリセットラッチ回路103のセット端子Sに出力する。第2の論理積回路802は、第2の比較器209の出力値と第1の比較器208の出力値の論理反転値との論理積値をセットリセットラッチ回路103のリセット端子Rに出力する。本実施形態は、閾値電圧VTが負でもセットリセットラッチ回路103が動作するように比較器208及び209の後段に論理積回路801及び802を設ける。
第1の比較器208の出力値が「0」、第2の比較器209の出力値が「0」の場合、セットリセットラッチ回路103のセット端子Sは「0」、リセット端子Rは「0」になる。第1の比較器208の出力値が「0」、第2の比較器209の出力値が「1」の場合、セットリセットラッチ回路103のセット端子Sは「0」、リセット端子Rは「1」になる。第1の比較器208の出力値が「1」、第2の比較器209の出力値が「0」の場合、セットリセットラッチ回路103のセット端子Sは「1」、リセット端子Rは「0」になる。第1の比較器208の出力値が「1」、第2の比較器209の出力値が「1」の場合、セットリセットラッチ回路103のセット端子Sは「0」、リセット端子Rは「0」になる。論理積回路801及び802を設けることにより、閾値電圧VTが負の場合でも、セットリセットラッチ回路103のセット端子S及びリセット端子Rが共に「1」になることが無くなる。
(第3の実施形態)
図9は、第3の実施形態による伝送装置の構成例を示すブロック図である。図9の伝送装置は、図1の伝送装置に対して、スイッチ901を追加したものである。以下、本実施形態が第1及び第2の実施形態と異なる点を説明する。スイッチ901を制御することにより、図7において、低ビットレート場合には特性2VLの伝送を行い、高ビットレートの場合には特性3VLで伝送を行うことにより、ビットレートが変化しても、常にビットエラーを低減することができる。高ビットレートの場合には、スイッチ901は、第1の制御信号に応じて、遅延回路101の出力端子を差動信号伝送回路102の入力端子IN1に接続し、第1又は第2の実施形態による特性3VLの伝送を行う。低ビットレートの場合には、スイッチ901は、第2の制御信号に応じて、反転入力ビット列/Dinを差動信号伝送回路102の入力端子IN1に入力し、特性2VLの伝送を行う。反転入力ビット列/Dinは、入力ビット列Dinの論理反転ビット列である。したがって、入力ビット列Din及び/Dinは、相互に位相が反転した差動信号を構成する。
差動増幅器201は、第1の制御信号(高ビットレート)がスイッチ901に入力されると、入力ビット列Dinと遅延回路101により遅延させられたビット列とを差動増幅して差動信号Vin及び/Vinを送信する。また、差動増幅器201は、第2の制御信号(低ビットレート)がスイッチ901に入力されると、ビット列Dinとビット列Dinの論理反転ビット列/Dinとを差動増幅して差動信号Vin,/Vinを送信する。
以上のように、本実施形態は、送信回路の遅延回路101にスイッチ901を設けることにより、特性2VLの伝送と特性3VLの伝送を切り替えることができる。入力ビット列Dinが低ビットレートで、かつ低消費電力化のため差動信号伝送回路102の利得をできるだけ低くしたい条件では、図7の特性2VLの伝送を選択した方が有利である。その場合、スイッチ901により、反転入力ビット列/Dinを差動信号伝送回路102の入力端子IN1に入力するだけで、容易に特性2VLの伝送を実現することができる。入力ビット列Dinが高ビットレートに変化した場合、スイッチ901により、遅延回路101を差動信号伝送回路102の入力端子IN1に接続するだけで、すばやく特性3VLの伝送に切り替えることができる。
第1〜第3の実施形態によれば、高密度実装可能な簡潔な回路構成で、環境の変化による特性変動や半導体チップの動的な周波数変化があっても、高周波領域の信号歪みや低周波領域の信号歪みがあっても、半導体チップ内或いは半導体チップ間の安定した高速データ伝送を実現することができる。すなわち、高ビットレートでビット列を安定的に伝送することができる。また、図3の等価回路で表現できる差動信号伝送回路102は、USB 3.0のスタティックイコライゼーションと組み合わせた伝送回路にも適用可能なので、本実施形態の適用分野は極めて広い。
また、本実施形態は、差動信号伝送回路102が光伝送する場合を例に説明したが、これに限定されず、差動信号伝送回路102は、電気と光との間の変換をせず、電気信号をそのまま伝送するようにしても、同様の効果が得られる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 遅延回路
102 差動信号伝送回路
103 セットリセットラッチ回路
201,304,305 差動増幅器
208 第1の比較器
209 第2の比較器
301,303 ローパスフィルタ
302 ハイパスフィルタ

Claims (6)

  1. 値0又は値1の2値で表現される入力ビット列の初めに値0の1ビットを付加したビット列を入力し、前記ビット列を基に、隣り合う前後ビットの差分値+1、0、又は−1の3値を演算して送信する送信回路と、
    初期値が0の1ビット情報を記憶し、前記送信回路により送信された値を受信し、前記受信した値+1、0、又は−1と前記記憶している1ビットの和を演算し、前記演算した和が1以上であれば1を、0以下であれば0を受信信号として出力すると共に、前記記憶している1ビット情報を前記出力した受信信号の値に更新する受信回路と
    を有することを特徴とする伝送装置。
  2. 前記送信回路は、
    前記値0の1ビットを付加したビット列を1ビット分遅延する遅延回路と、
    前記値0の1ビットを付加したビット列と前記遅延回路により遅延させられたビット列とを差動増幅して差動信号を送信する差動増幅器とを有し、
    前記受信回路は、
    前記差動信号を構成する正差動信号及び負差動信号をそれぞれセット端子及びリセット端子に入力してラッチし、前記受信信号として出力するセットリセットラッチ回路を有することを特徴とする請求項1記載の伝送装置。
  3. 前記受信回路は、
    前記正差動信号が閾値より大きいときには値1を前記セットリセットラッチ回路のセット端子に出力し、前記正差動信号が閾値より小さいときには値0を前記セットリセットラッチ回路のセット端子に出力する第1の比較器と、
    前記負差動信号が閾値より大きいときには値1を前記セットリセットラッチ回路のリセット端子に出力し、前記負差動信号が閾値より小さいときには値0を前記セットリセットラッチ回路のリセット端子に出力する第2の比較器とを有することを特徴とする請求項2記載の伝送装置。
  4. 前記遅延回路は、前記入力ビット列の初めに値1及び値0の順番の2ビットを付加したビット列を1ビット分遅延し、
    前記差動増幅器は、前記入力ビット列の初めに値1及び値0の順番の2ビットを付加したビット列と前記遅延回路により遅延させられたビット列とを差動増幅して差動信号を送信し、
    前記セットリセットラッチ回路は、前記2ビットによりリセットされ、値0をラッチすることを特徴とする請求項2又は3記載の伝送装置。
  5. 前記受信回路は、
    前記第1の比較器の出力値と前記第2の比較器の出力値の論理反転値との論理積値を前記セットリセットラッチ回路のセット端子に出力する第1の論理積回路と、
    前記第2の比較器の出力値と前記第1の比較器の出力値の論理反転値との論理積値を前記セットリセットラッチ回路のリセット端子に出力する第2の論理積回路とを有することを特徴とする請求項3記載の伝送装置。
  6. 前記差動増幅器は、
    第1の制御信号が入力されると、前記値0の1ビットを付加したビット列と前記遅延回路により遅延させられたビット列とを差動増幅して差動信号を送信し、
    第2の制御信号が入力されると、前記値0の1ビットを付加したビット列と前記値0の1ビットを付加したビット列の論理反転ビット列とを差動増幅して差動信号を送信することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の伝送装置。
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