JP2013142373A5 - - Google Patents

Description

なお、拘束機構３５が収容される凹所５１の開口端は、ボルト５２を介して取り付けられた蓋体５３によって塞がれる（密閉される）ようになっている。また、蓋体５３の内表面（ボルト５２を介して取り付けられた際に奥側に位置して、リーマボルト４５の頭部頂面（表面）と対向する面）には、リーマボルト４５の頭部を受け入れて、かつ、リーマボルト４５の頭部との間に所定の隙間（空間）を形成する凹所５４と、この凹所５４とリーマボルト４５の頭部との間に形成された隙間に飛散した潤滑油を、スラスト軸受４２の下方に導く凹所５５とが設けられている。
そして、凹所５４とリーマボルト４５の頭部との間に形成された隙間に飛散した潤滑油は、フランジ部４４の他端面と対向するようにして配置されたスラスト軸受４２と、凹所５５との間に形成された隙間（空間）を介してスラスト軸受４２の下方に導かれた後、２つのスラスト軸受４２を潤滑した後、滴下した潤滑油と合流して、図３中の実線の矢印で示すように、潤滑油排出路３６を通って潤滑油排出管３７に導かれる。
また、凹所５４とリーマボルト４５の頭部との間に形成された隙間に飛散し、フランジ部４４の他端面と対向するようにして配置されたスラスト軸受４２と、凹所５５との間に形成された隙間を介してスラスト軸受４２の下方に導かれた潤滑油、２つのスラスト軸受４２を潤滑した後、滴下した潤滑油、およびジャーナル軸受３１を潤滑した後、滴下した潤滑油は、潤滑油排出路３６および潤滑油排出管３７を通ってオイルタンクに導かれる間に互いに混ざり合うことになる。

Claims (3)

1. 内燃機関から導かれた排気ガスによって駆動されるタービン部と、
   前記タービン部により駆動されて前記内燃機関に外気を圧送するコンプレッサ部と、
   フレキシブルカップリングを介して、前記タービン部および前記コンプレッサ部の回転軸と連結される回転軸を有する発電機と、
   前記タービン部および前記コンプレッサ部を支持するケーシングと、を有し、
   前記コンプレッサ部の上流側に、前記内燃機関の吸気系統に接続され、かつ、前記コンプレッサ部を介して前記ケーシングに支持された消音器が設けられており、前記消音器の中央部に、その内部に第１凹所を有するシェルハウジングが設けられているとともに、前記第１凹所内に、前記発電機が収容されているハイブリッド排気タービン過給機であって、
   前記フレキシブルカップリングと反対の側に位置する前記発電機の回転軸の軸端に取り付けられたスラストカラーと、
   前記スラストカラーのフランジ部を形成する両端面と対向するようにして配置された二つのスラスト軸受と、を備えた拘束機構が、前記ケーシングと反対の側に位置する前記シェルハウジングの正面側に形成された第２凹所内に収容されているとともに、
   前記拘束機構が収容される前記第２凹所の、前記シェルハウジングの正面側に形成された開口端が蓋体により塞がれており、かつ、前記蓋体の内側面に、前記スラスト軸受に供給された後、前記蓋体の内側面に飛散した潤滑油を、前記シェルハウジングの正面側底部に設けられた潤滑油排出路に導く第３凹所が設けられていることを特徴とするハイブリッド排気タービン過給機。
2. 前記発電機の回転軸の外周面には、周方向および軸方向に沿って複数個の永久磁石が貼り付けられており、これら永久磁石の半径方向外側には、これら永久磁石を取り囲むようにして周方向および軸方向に沿って固定子コイルが配置されていることを特徴とする請求項１に記載のハイブリッド排気タービン過給機。
3. 請求項１または２に記載のハイブリッド排気タービン過給機を具備してなることを特徴とする内燃機関。