JP2013140921A - カッター装置及びダイシング方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体素子を劈開分離し、ウェハーのダイシング歩留りを向上させるカッター装置及びダイシング方法を提供する。
【解決手段】カッター装置は、保持機構1及びロールカッター機構2を備えるとともに、半導体素子Cのダイシング工程に用いる。保持機構1は、第1の保持部材11と、第1の保持部材11に対応した第2の保持部材12とを有する。第1の保持部材11及び第2の保持部材12の上に半導体素子Cを載置する。ロールカッター機構2は、半導体素子Cの切込み部位C1に沿って切込みを行うロールカッター部材21を有し、ロールカッター部材21は、劈開先端部211を有する。ロールカッター機構2及び/又は保持機構1は、相対移動が可能であり、ロールカッター機構2の劈開先端部211は、半導体素子Cの切込み部位C1に対して回転しながら劈開を行う。
【選択図】図1
【解決手段】カッター装置は、保持機構1及びロールカッター機構2を備えるとともに、半導体素子Cのダイシング工程に用いる。保持機構1は、第1の保持部材11と、第1の保持部材11に対応した第2の保持部材12とを有する。第1の保持部材11及び第2の保持部材12の上に半導体素子Cを載置する。ロールカッター機構2は、半導体素子Cの切込み部位C1に沿って切込みを行うロールカッター部材21を有し、ロールカッター部材21は、劈開先端部211を有する。ロールカッター機構2及び/又は保持機構1は、相対移動が可能であり、ロールカッター機構2の劈開先端部211は、半導体素子Cの切込み部位C1に対して回転しながら劈開を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、カッター装置及びダイシング方法に関し、特に、半導体素子を劈開分離し、ウェハーのダイシング歩留りを向上させるカッター装置及びダイシング方法に関する。
科学技術の発展に伴い、集積回路の製品の需要及び品質に対する要求が日に日に高まり電子産業が発展している。電子製造技術の継続的な発展により、集積回路(IC)チップに対して「軽量かつ薄型で高機能」が求められ、電子産業の実装技術が続々と現れている。そのなかでもウェハーのダイシング技術は、材料の変化及び薄型化に伴い、高い収率と、必要な生産効率を維持するために必要なダイシングメカニズムの制御能力とが品質の良し悪しを左右する。
発光ダイオード(LED)の前工程では、まず、単結晶を基板に成長させて各種エピタキシャル成長法によりエピタキシャルウェハーを製作し、これらのエピタキシャルウェハーを中工程へ送って電極を製作し、メサエッチングを行った後にエピタキシャルウェハーに対してダイシングを行い、最終的にシングル・チップを得る。
チップの劈開分離工程は、半導体又は光電分野において非常に重要な工程であり、チップに対して複雑な製造工程を行った後、チップのダイシング工程において収率を高く維持したり、チップのダイシング方法によりチップが元々有する特性に悪影響を与えたり、ダイシング速度が遅すぎる場合にコストが高くなりすぎたりしてチップの生産に与える影響が非常に大きくなる虞がある。
透明基板のダイシング工程では、一般にレーザー又はダイヤモンドカッターにより切れ目を入れて劈開を行い、チップを分離させる。しかし、従来の劈開加工方式は、基板のサイズが大きい場合、ダイシング工程を行った後のダイシング歩留りが大幅に低下する虞がある。
従来の劈開装置は、高速で回転している劈開装置の下方に設けられた所定の位置へウェハーを載置してから、サーボモータによりリードスクリューを回転させ、カッターベースを所定の高さまで下降させ、劈開アクチュエータによりカッターに対して作用力を与え、ウェハーの所定の箇所へカッターを当てて劈開を行う。ウェハーを劈開した後、サーボモータによりリードスクリューを反転させてカッターベースを上昇させた後、ウェハーを横方向へ移動させてウェハーのもう一つの劈開箇所に対して劈開作業を行う。科学技術の発展に伴い、チップサイズが次第に小さくなる一方、ウェハーサイズは次第に大きくなっている。ウェハーが2インチ、4インチ、さらには6インチまで大型化した場合、劈開の難易度が高まる上、それに伴い収率が低下する虞がある。
上述した従来のウェハー劈開装置は、ウェハーの劈開分離を行うことができるが、サーボモータによりリードスクリューを駆動させてカッターベースを昇降させ、劈開アクチュエータを駆動してカッターに作用力を加え、実際に使用する際、ウェハーの劈開速度が遅いため、作業効率が好ましくないという欠点がある。さらに、このようなダイシング方式を利用した場合、ウェハーの被切込み面に不連続に断裂が発生してバリや剥落などが発生することがあり、特に、カッターの刃が鈍くなったときにウェハーの被切込み面が割れたり損壊したりする虞がある。
本発明の目的は、従来、劈開分離工程を行うときの欠点が無いカッター装置及びダイシング方法を提供することにある。
本発明の目的は、従来、劈開分離工程を行うときの欠点が無いカッター装置及びダイシング方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、保持機構及びロールカッター機構を備えるとともに、半導体素子のダイシング工程に用いるカッター装置であって、前記保持機構は、第1の保持部材と、前記第1の保持部材に対応した第2の保持部材と、を有し、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材の上に前記半導体素子を載置し、前記ロールカッター機構は、前記半導体素子の切込み部位に沿って切込みを行うロールカッター部材を有し、前記ロールカッター部材は、劈開先端部を有し、前記ロールカッター機構及び/又は前記保持機構は、相対移動が可能であり、前記ロールカッター機構の前記劈開先端部は、前記半導体素子の前記切込み部位に対して回転しながら劈開を行うことを特徴とするカッター装置が提供される。
前記ロールカッター機構は、駆動部材を有し、前記駆動部材は、前記ロールカッター部材に接続され、前記半導体素子の被切込み方向に沿って前記ロールカッター部材の軸心を水平移動させることが好ましい。
前記保持機構は、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材に接続された駆動部材を有し、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材は、前記駆動部材の駆動により前記半導体素子の被切込み方向を前記ロールカッター部材の軸心に沿って水平移動させることが好ましい。
前記ロールカッター機構の前記ロールカッター部材の移動に伴い変位する画像検視機構をさらに備え、前記画像検視機構の画像検視方向は、前記ロールカッター部材の水平移動方向に沿って移動し、前記画像検視機構は、前記半導体素子の前記切込み部位に対応し、前記半導体素子の前記切込み部位を画像により検視することが好ましい。
前記保持機構は保持ステージであり、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との間には、前記半導体素子の前記切込み部位に対応した空隙領域が設けられることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第2の形態によれば、半導体素子をカットするダイシング方法であって、(a)保持機構の第1の保持部材と、前記第1の保持部材に対応した第2の保持部材との上に半導体素子を載置するステップと、(b)ロールカッター機構のロールカッター部材を前記半導体素子の切込み部位に対応させるステップと、(c)前記ロールカッター機構及び/又は前記保持機構は、相対移動し、前記ロールカッター部材の劈開先端部が回転しながら前記半導体素子の前記切込み部位に対して劈開を行うステップ、とを含むことを特徴とするダイシング方法が提供される。
ステップ(b)において、前記ロールカッター機構は、駆動部材を有し、前記駆動部材は、前記ロールカッター部材に接続され、前記半導体素子の被切込み方向に沿って前記ロールカッター部材の軸心を水平移動させることが好ましい。
ステップ(c)において、前記ロールカッター機構の前記ロールカッター部材の移動に伴い変位する画像検視機構をさらに備え、前記画像検視機構の画像検視方向は、前記ロールカッター部材の水平移動方向で移動し、前記画像検視機構が、前記半導体素子の前記切込み部位に対応し、前記半導体素子の前記切込み部位を画像により検視することが好ましい。
ステップ(a)において、前記保持機構は保持ステージであり、前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との間には、前記半導体素子の前記切込み部位に対応した空隙領域が設けられることが好ましい。
ステップ(b)において、前記保持機構は、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材に接続された駆動部材を有し、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材は、前記駆動部材により前記半導体素子の被切込み方向を前記ロールカッター部材の軸心に沿って水平移動させることが好ましい。
本発明のカッター装置及びダイシング方法は、ロールカッター機構のロールカッター部材がウェハーに接触しながら移動し、ロールカッター機構により保持機構上の半導体ウェハーを劈開し、本発明のロールカッター部材は、半導体ウェハー上に回転しながら行う劈開が点接触方式であるため、ウェハーのサイズが変化してもウェハーの劈開に悪影響を与えず、本発明の回転しながら劈開する方式は、上から下方向へかけて劈開分離を行う従来技術と異なり、劈開の動作によりずれが発生することがなく、斜めにカットされたり、肩落ちしたりするなどの問題が発生しないため、製造工程の収率を高めることができる。さらに、本実施形態のロールカッター部材は、カット作業において往復水平移動し、半導体ウェハー上の劈開深さと受ける力とを均等に保ち、断裂が不連続となったり、切断面にバリや剥落などが発生したりすることを防ぐことができる。そのため、半導体ウェハーをカットする際の精密度及び安定性を有効に高めることができる。
さらに、本発明の画像検視機構は、ロールカッター機構のロールカッター部材の移動に伴って変位し、半導体素子の切込み部位の状態を画像により検視し、切込み部位の劈開が成功したか否かの瑕疵の有無を判断し、スループットの収率を高めることができる。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、これによって本発明が限定されるものではない。
図1〜図3を参照する。図1〜図3に示すように、本発明の一実施形態によるカッター装置100は、半導体ウェハーの後工程において、ウェハーを劈開分離して所定形状に形成する。カッター装置100は、保持機構1、ロールカッター機構2及び画像検視機構3を含む。図1〜図3に示すように、保持機構1は、第1の保持部材11と、第1の保持部材11に対応したロールカッター機構2と、を含む保持ステージである。第1の保持部材11及び第2の保持部材12は、半導体素子Cを保持するために用い、第1の保持部材11と第2の保持部材12との間には、半導体素子Cの切込み部位C1に対応した空隙領域Gが設けられている。本実施形態の半導体素子Cは、青色LEDウェハー(即ち、青色LED光電素子)であり、当業者なら分かるように、p型層と、n型層と、めっきされた離型層と、を含む。離型層の表面には、ダイヤモンドカッター又はレーザーのスクライプ線が設けられている。
ロールカッター機構2は、ロールカッター部材21と、ロールカッター部材21を水平移動させる駆動部材22と、を含む。実際に操作する際、ロールカッター部材21は、図示するように、半導体素子Cの切込み部位C1に沿って回転しながら劈開を行う。ロールカッター部材21の駆動部材22は、ロールカッター部材21を水平移動させるために用いる。本実施形態のロールカッター部材21の劈開先端部211は、図1に示す形状だけに限定されるわけではなく、ここでは最適な態様だけを例示しており、実際には製造工程の必要に応じて変更してもよい。
画像検視機構3は、図示するように、第1の保持部材11と第2の保持部材12との間に形成された空隙領域Gの下方に配置された撮像レンズ31を含む。本実施形態の画像検視機構3及び撮像レンズ31は、ロールカッター機構2のロールカッター部材21の移動に伴い変位する。画像検視機構3の撮像レンズ31の画像検視方向D1は、ロールカッター部材21の水平移動方向D2に伴って移動し、その画像検視は、半導体素子Cの切込み部位C1に対応し、半導体素子Cの切込み部位C1の状態を画像により検視する。
本実施形態の前工程においてすでに設けられた複数のスクライブラインを有する半導体素子C(青色LEDウェハー)を保持機構1へ載置して固定する。離型層は第1の保持部材11及び第2の保持部材12上に設置され、切込み部位C1は、第1の保持部材11と第2の保持部材12との間に設けられた空隙領域Gに対応し、ロールカッター部材21は、ロールカッター機構2の駆動部材22により駆動され、等速(例えば、1秒当り250mmの速度)で水平移動する。ロールカッター部材21の軸心は、半導体素子Cの被切込み方向D3に沿って水平移動し、同一方向を維持しながら移動する。ロールカッター部材21の劈開先端部211は、ウェハーの切込み部位C1に接触し、等速で回転しながら劈開を行う。本実施形態は、等速で回転しながらウェハーに接触し、半導体素子Cを劈開する。ロールカッター部材21は、回転しながら半導体素子Cを劈開する方式が点接触式劈開であるため、ウェハーサイズを変更しても劈開工程に悪影響を与えることがない。本発明の単一経路の回転カット方式は、上から下方向へかけて劈開分離を行う従来技術と異なり、劈開の動作によってもずれが生じることがなく、斜めにカットされたり、肩落ちしたりするなどの問題が発生しない。そのため、製造工程の収率を高めることができる。さらに、ロールカッター部材21のカット作業において往復水平移動し、半導体素子C上の劈開深さと受ける力とを均等に保ち、断裂が不連続となったり、切断面にバリや剥落などが発生したりすることを防ぐことができる。そのため、半導体素子Cをカットする際の精密度及び安定性を有効に高めることができる。
さらに、画像検視機構3及びその撮像レンズ31は、ロールカッター機構2のロールカッター部材21の移動に伴って変位し、半導体素子Cの切込み部位C1の状態を画像により検視し、切込み部位C1の劈開が成功したか否かの瑕疵の有無を判断し、スループットの収率を高めることができる。
図4を参照する。図4に示すように、本実施形態のダイシング方法は、まず、保持機構1の第1の保持部材11と、第1の保持部材11に対応した第2の保持部材12との上に半導体素子Cを載置する(ステップS1)。続いて、ロールカッター機構2のロールカッター部材21を半導体素子Cの切込み部位C1に対応させる(ステップS2)。その後、ロールカッター機構2の駆動部材22によりロールカッター部材21の軸心を、半導体素子Cの被切込み方向D3に沿って水平移動させる。ロールカッター部材21の劈開先端部211は、切込み部位C1に対して回転しながら劈開を行う(ステップS3)。画像検視機構3の撮像レンズ31の画像検視方向D1は、ロールカッター部材21の水平移動方向D2で移動し、半導体素子Cの切込み部位C1に対応し、半導体素子Cの切込み部位C1の状態を画像により検視する。
図5を参照する。図5に示すように、本実施形態のカッター装置100aの構造は、上述の実施形態と略同じであり、添付の例示のための図面では、同一の部分に同一の符号を付してある。図5に示すように、本実施形態のカッター装置100aは、上述の実施形態と同様に保持機構1a、ロールカッター機構2a及び画像検視機構3を含むが、以下の点で異なる。本実施形態の保持機構1aは、第1の保持部材11aと、第1の保持部材11aに対応した第2の保持部材12aと、第1の保持部材11a及び第2の保持部材12aを移動させるために用いる駆動部材13aと、を含む移動可能な保持ステージである。第1の保持部材11a及び第2の保持部材12aは、上述の実施形態と同様に半導体素子Cを載置するために用い、第1の保持部材11aと第2の保持部材12aとの間には、半導体素子Cの切込み部位C1に対応した空隙領域Gが設けられている。
図5に示すように、ロールカッター機構2aは、ロールカッター部材21aを含み、ロールカッター部材21aは、劈開先端部211aを含む。ロールカッター機構2aは、対応して移動することが可能なように保持機構1aの上方に配置され、ロールカッター部材21aは、半導体素子Cの切込み部位C1に沿って劈開を行う機能を有する。本実施形態のロールカッター部材21aの劈開先端部211aは、図5の形状だけに限定されるわけではなく、実際の製造工程の必要に応じて選択してもよく、ここでは最適な態様だけを示している。
本実施形態において、第1の保持部材11a及び第2の保持部材12aは、駆動部材13aにより等速で水平移動し、半導体素子Cの切込み部位C1は、ロールカッター部材21aの軸心に沿って水平移動し、同一方向の移動が維持される。ロールカッター部材21aの劈開先端部211aは、ウェハーの切込み部位C1に接触して劈開を行うが、その劈開原理及び方式は上述の実施形態に略同じであるためここでは詳述しない。
図6を参照する。図6に示すように、本実施形態の他の実施形態によるダイシング方法は、まず、半導体素子(半導体ウェハー)Cを保持機構1aの第1の保持部材11aと、第1の保持部材11aに対応した第2の保持部材12aとの上に載置し(ステップS1')、続いて、ロールカッター機構2aのロールカッター部材21aを半導体素子Cの切込み部位C1に対応させ(ステップS2')、その後、保持機構1aの駆動部材13aにより第1の保持部材11a及び第2の保持部材12aを移動させ、半導体素子Cの被切込み方向D3をロールカッター部材21aの軸心に沿って水平移動させ、ロールカッター部材21aの劈開先端部211aが回転しながら切込み部位C1を劈開する(ステップS3')。
当該分野の技術を熟知するものが理解できるように、本発明の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明を限定するものではない。本発明の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本発明の特許請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 保持機構
1a 保持機構
2 ロールカッター機構
2a ロールカッター機構
3 画像検視機構
11 第1の保持部材
11a 第1の保持部材
12 第2の保持部材
12a 第2の保持部材
13a 駆動部材
21 ロールカッター部材
21a ロールカッター部材
22 駆動部材
31 撮像レンズ
100 カッター装置
100a カッター装置
211 劈開先端部
211a 劈開先端部
C 半導体素子
C1 切込み部位
D1 画像検視方向
D2 水平移動方向
D3 被切込み方向
G 空隙領域
R1 回動方向
1a 保持機構
2 ロールカッター機構
2a ロールカッター機構
3 画像検視機構
11 第1の保持部材
11a 第1の保持部材
12 第2の保持部材
12a 第2の保持部材
13a 駆動部材
21 ロールカッター部材
21a ロールカッター部材
22 駆動部材
31 撮像レンズ
100 カッター装置
100a カッター装置
211 劈開先端部
211a 劈開先端部
C 半導体素子
C1 切込み部位
D1 画像検視方向
D2 水平移動方向
D3 被切込み方向
G 空隙領域
R1 回動方向
Claims (10)
- 保持機構及びロールカッター機構を備えるとともに、半導体素子のダイシング工程に用いるカッター装置であって、
前記保持機構は、第1の保持部材と、前記第1の保持部材に対応した第2の保持部材と、を有し、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材の上に前記半導体素子を載置し、
前記ロールカッター機構は、前記半導体素子の切込み部位に沿って切込みを行うロールカッター部材を有し、前記ロールカッター部材は、劈開先端部を有し、
前記ロールカッター機構及び/又は前記保持機構は、相対移動が可能であり、前記ロールカッター機構の前記劈開先端部は、前記半導体素子の前記切込み部位に対して回転しながら劈開を行うことを特徴とするカッター装置。 - 前記ロールカッター機構は、駆動部材を有し、
前記駆動部材は、前記ロールカッター部材に接続され、前記半導体素子の被切込み方向に沿って前記ロールカッター部材の軸心を水平移動させることを特徴とする請求項1に記載のカッター装置。 - 前記保持機構は、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材に接続された駆動部材を有し、
前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材は、前記駆動部材の駆動により前記半導体素子の被切込み方向を前記ロールカッター部材の軸心に沿って水平移動させることを特徴とする請求項1に記載のカッター装置。 - 前記ロールカッター機構の前記ロールカッター部材の移動に伴い変位する画像検視機構をさらに備え、
前記画像検視機構の画像検視方向は、前記ロールカッター部材の水平移動方向に沿って移動し、
前記画像検視機構は、前記半導体素子の前記切込み部位に対応し、前記半導体素子の前記切込み部位を画像により検視することを特徴とする請求項1に記載のカッター装置。 - 前記保持機構は保持ステージであり、
前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との間には、前記半導体素子の前記切込み部位に対応した空隙領域が設けられることを特徴とする請求項1に記載のカッター装置。 - 半導体素子をカットするダイシング方法であって、
(a)保持機構の第1の保持部材と、前記第1の保持部材に対応した第2の保持部材との上に半導体素子を載置するステップと、
(b)ロールカッター機構のロールカッター部材を前記半導体素子の切込み部位に対応させるステップと、
(c)前記ロールカッター機構及び/又は前記保持機構は、相対移動し、前記ロールカッター部材の劈開先端部が回転しながら前記半導体素子の前記切込み部位に対して劈開を行うステップ、とを含むことを特徴とするダイシング方法。 - ステップ(b)において、
前記ロールカッター機構は、駆動部材を有し、
前記駆動部材は、前記ロールカッター部材に接続され、前記半導体素子の被切込み方向に沿って前記ロールカッター部材の軸心を水平移動させることを特徴とする請求項6に記載のダイシング方法。 - ステップ(c)において、
前記ロールカッター機構の前記ロールカッター部材の移動に伴い変位する画像検視機構をさらに備え、
前記画像検視機構の画像検視方向は、前記ロールカッター部材の水平移動方向で移動し、
前記画像検視機構が、前記半導体素子の前記切込み部位に対応し、前記半導体素子の前記切込み部位を画像により検視することを特徴とする請求項6に記載のダイシング方法。 - ステップ(a)において、
前記保持機構は保持ステージであり、
前記第1の保持部材と前記第2の保持部材との間には、前記半導体素子の前記切込み部位に対応した空隙領域が設けられることを特徴とする請求項6に記載のダイシング方法。 - ステップ(b)において、
前記保持機構は、前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材に接続された駆動部材を有し、
前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材は、前記駆動部材により前記半導体素子の被切込み方向を前記ロールカッター部材の軸心に沿って水平移動させることを特徴とする請求項6に記載のダイシング方法。
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