JP2013140161A - 2つのひげぜんまいと改善された等時性を有するバランスバネ - Google Patents

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Abstract

【課題】収縮および拡大において、バランスバネの質量中心の変位を低減することが可能な所定条件を考慮するバランスバネを提案する。
【解決手段】発明は、第1ひげぜんまい(3)と、第2ひげぜんまい(5)と、直列に二重バランスバネ(1)を形成するように、第1ひげぜんまい(3)の外側コイルを第2ひげぜんまい(5)の1つの端部に固定する取り付け部材(4)とを含むバランスバネ(1)に関する。
第1ひげぜんまい(3)の湾曲および第2ひげぜんまい(5)の湾曲は各々が連続的に可変なピッチを具備し、かつ第1面および第2面に平行な、しかも取り付け部材(4)の突出部(P)の正中面を通過する直線(A)に対して対称であり、かつ各ひげぜんまい(3,5)は、取り付け部材(4)の質量によって形成されたアンバランスを補うと共にバランスバネ(1)の非等時性傾斜を個別化するように、少なくとも2つのつりあいおもり(8,8’,9,9’)をさらに含む。
【選択図】図9

Description

本発明は、バネ付きバランス共振器を形成するために使用されるバランスバネに関し、その曲率によって実質的に固定された中心質量を有する開発が可能となる。
欧州特許第2184652号明細書、欧州特許第2196867号明細書および欧州特許第2105807明細書は、それぞれ3つの部分、2つの部分または単一部分を用いて、微細機械加工可能な材料から成る湾曲隆起を有するバランスバネの作製方法を説明している。これらの文献は、本発明に対しては先行技術文献である。
終点湾曲の理論的な曲率を決定するために、フィリップス(Phillips)の基準を適用することが知られている。しかしながら、このフィリップスの基準はより一層低い変動が要求される場合には、必ずしも満足のいくものではない。
収縮および拡大において、バランスバネの質量中心の変位を低減することが可能な所定条件を考慮するバランスバネを提案することによって、上にあげた欠点の全ての部分を克服することが、本発明の目的である。
それゆえに、発明はバランスバネに関し、このバランスバネは、第1ひげぜんまいであって、その湾曲は第1面内で伸長しかつその内側コイルはコレットを具備する、第1ひげぜんまいと、第2ひげぜんまいであって、その湾曲は第1面に平行な第2面内で伸長する、第2ひげぜんまいと、直列に二重バランスバネを形成するように第1ひげぜんまいの外側コイルを第2ひげぜんまいの外側コイルに固定する取り付け部材とを含み、第1ひげぜんまいの湾曲および第2ひげぜんまいの湾曲は、各々が連続的に可変なピッチを具備し、かつ第1面および第2面に平行な、しかも取り付け部材の突出部の正中面を通過する直線に対して対照であり、そこにおいて、収縮と拡大の間に質量中心の変位を低減するように、各湾曲は次に示す関係が実質的にゼロとなるべき傾向を具備することを特徴とし、
Figure 2013140161
Figure 2013140161
発明の他の有利な特徴に従えば、
−前記少なくとも2つのつりあいおもりは、湾曲と前記同じ直線に沿って対称である。
−2つのつりあいおもりは取り付け部材のそばに位置し、かつアンバランスを最小にするように、他のつりあいおもりは取り付け部材の反対側に位置する。
−各つりあいおもりは実質的にH字形状であり、H字の平行アーム部は、H字が関連付けられるひげぜんまいの局所的な湾曲と実質的に平行である。
−剛性および/または、前記つりあいおもりおよび前記取り付け部材によって局所的に加えられる質量は、バランスバネの非等時性傾斜を修正するために使用される。
−取り付け部材の主面は、前記対称中心線に実質的に平行である。
−第2ひげぜんまいの内側コイルは、第2ひげぜんまいの面内でバランスバネ・スタッドに取り付けられるように配置されたシフトデバイスを有する。
−シフトデバイスは、第2ひげぜんまいの内側コイルから伸長する部品を含み、前記部品は、弾性トルクを提供するのを回避するため、前記ひげぜんまいよりもより堅固である。
−伸長部品は、実質的にU字形状の屈曲を介して内側コイルに接続される。
−伸長部品は、第2ひげぜんまいと一体になっている。
−伸長部品は、前記第2ひげぜんまいの厚さよりも少なくとも3倍大きな厚さによって、より堅固とされている。
−その部品は、その質量を減少させるために、部分的に貫通されていてもよい。
−第1ひげぜんまいの内側コイルは、第1ひげぜんまいの面内でコレットを拡大するためのデバイスを含む。
−拡大デバイスは、第1ひげぜんまいの内側コイルを拡張するフランジを含み、前記フランジは、弾性トルクを提供するのを回避するため、前記第1ひげぜんまいよりもより堅固である。
−フランジは、実質的にU字形状である。
−フランジは、第1ひげぜんまいと一体になっている。
−バランスバネは、ケイ素から形成される。
−バランスバネは、温度変動および機械的衝撃に対するその感度を制限するように、二酸化ケイ素でコートされた少なくとも1つの部分を含む。
結果的に、本発明によれば、収縮および拡大においてバランスバネの質量中心の変位を低減するように、所定条件を考慮するバランスバネを製造することが可能である。この小さなまたはわずかな変位は、有利にも非等時性カーブの底を実質的に0.5s.j-1に等しいまたはそれ未満の値へと低減させる。そのうえ、発明によれば有利にも、バランスバネの非等時性傾斜は、脱進機の遅れによって与えられる傾斜を補うために、個別化されてもよい。
そのうえ、発明は時計用共振器に関し、この共振器はバランスを含み、先の変形例のいずれかによれば、そのバランスがバランスバネと協力することを特徴とする。
他の特徴および利点は、添付された図面を参照しながら、非制限的な例示として与えられる次に示す記述から、明確に見えてくるであろう。
干渉性論法を説明する図である。 干渉性論法を説明する図である。 2次のモーメント方程式を考慮した、2.3個のコイルを有する曲線の計算例である。 3次のモーメント方程式を考慮した、2.3個のコイルを有する曲線の計算例である。 4次のモーメント方程式を考慮した、2.3個のコイルを有する曲線の計算例である。 2次のモーメント方程式を考慮した、5.3個のコイルを有する曲線の計算例である。 3次のモーメント方程式を考慮した、5.3個のコイルを有する曲線の計算例である。 4次モーメント方程式を考慮した、5.3個のコイルを有する曲線の計算例である。 発明によるバランスバネの斜視図である。 発明によるバランスバネの斜視図である。 図9および図10のバランスバネの上面図である。
その理論的周波数に対する、機械的時計の速度変動は、主に脱進機およびバネ付きバランス共振器による。速度変動の2つのタイプは、それらがバランスの振動振幅によって、または時計ムーブメントの位置によって引き起こされるか否かに依存して区別することができる。このため、非等時性テストに対しては、時計ムーブメントは6つの位置でテストされる。すなわち、2つの水平位置(文字盤を上下に向ける)および4つの垂直位置(上向きの対向位置からクラウン・ステムが90°まで回転される)である。それによって得られた6つの異なる曲線から、前記曲線の内で最大の変動、「波腹」とも呼ばれる、が決定され、ムーブメントの最大速度変動を1日あたりの秒(s.j-1)で表す。
バランスの振幅に従って、脱進機は速度変動を誘起するが、これは調整するのが困難である。結果的に、バランスバネは一般に、同じ振幅に従ったその変動が脱進機のそれと実質的に反対であるように適合される。そのうえ、バランスバネは、その変動が4つの垂直位置の内で最小であるように適合される。
計算によって理想曲線を決定するために、必要なバランスバネ適合性を数学的な点から提示するための試みがなされてきた。満足すべきバランスバネを設計するために、幾何学的条件がフィリップス(Phillips)およびグロスマン(Grossmann)の両氏によって明白に提示され、すなわち、そこにおいてはバランスバネの質量中心がバランス軸に留まる。しかしながら、現在の条件は荒い近似である。結果的に、質量中心の非常に小さな変位が大きな速度変動の原因となり得るので、次に示す現在の幾何学的条件によって得られる速度変動は、しばしば期待外れなものとなる。
このため、本発明の利点は、特にフィリップスとグロスマンの両氏によって定められた現在の幾何学的条件に関するよりも、より良い速度変動の結果を得るために、新しい条件が以下に提示される。
Figure 2013140161
Figure 2013140161
(1)
Figure 2013140161
Figure 2013140161
図1に示された例では、バランスバネの8次のモーメントは、少なくとも次数と同じ多さの係数(我々の場合は少なくとも8つ)を含む多項式を用いたパラメータ化を介して、「理想的な」理論曲線を定義する点によって表される。
バランスバネのこれらのゼロ・モーメント条件を適用するために、我々は図9〜11に示されるタイプのバランスバネから始める。すなわち、バランスバネ1は、第1ひげぜんまい3であって、その湾曲は第1面内で伸長する、第1ひげぜんまい3と、第2ひげぜんまい5であって、その湾曲は第1面と平行な第2面内で伸長する、第2ひげぜんまい5とを含む。ひげぜんまい3、5の各端部は、直列に2重バランスバネを形成するように、好ましくは取り付け部材4によって固定される。
上で説明されたように、欧州特許第2184652号明細書、欧州特許第2196867号明細書および欧州特許第2105807明細書で説明されている方法を用い、それぞれ3つの部分、2つの部分または単一部分を用いて、ケイ素のような微細機械加工可能な材料から、このタイプのバランスバネを形成することは可能である。もちろん、このタイプのバランスバネは、他の方法および/または他の材料から作製されてもよい。
計算を単純化するために、第1ひげぜんまい3の湾曲および第2のひげぜんまい5の湾曲は、好ましくは各々が連続的に可変なピッチを含み、かつ取り付け部材4の突出部Pの正中面の中心とバランス支えの中心とを通過する、第1面および第2面に平行な直線Aに対して対称である。
結果的に、実施例で示す各ひげぜんまい3、5に対して、下記の関係式(2〜8)を考慮しなければならない。
Figure 2013140161
(2)
Figure 2013140161
(3)
Figure 2013140161
(4)
Figure 2013140161
(5)
Figure 2013140161
(6)
Figure 2013140161
(7)
Figure 2013140161
(8)
上で説明されたように、考慮される関係式(2)〜(8)の数が多くなればなるほど、バランスバネ1の質量中心の変位はより制限されるであろう。比較として、フィリップスの条件は関係式(2)、すなわち第1次近似、に近い。関係式(2)〜(5)を適用したものが、図1の部分的な拡大図である図2に示されている。
上で説明されたように、パラメータ化を利用して、バランス、材料、バランスバネの断面と長さに対して選ばれた慣性に依存して、しかしまたパラメータ化多項式の係数にも依存して、種々様々なひげぜんまい曲線を定義することが可能である。例えば、次数の数および/またはコイルの数を制限する特殊解を選ぶこともまた可能である。
可能な曲線シミュレーションが、図3〜8に示されている。したがって、図3を形成するためには、パラメメータ化は、2.3個のコイルを具備するバランスバネおよび2次のパラメータ化多項式についての関係式(2)〜(4)に制限される。図4は、関係式(2)〜(5)から3次多項式についてのパラメータ化を示し、再び巻線を2.3個のコイルに制限している。最後に、図5は、関係式(2)〜(6)から4次多項式についてのパラメータ化を示し、巻線を2.3個のコイルに制限している。図6〜8は、それぞれ図3〜5と同じ基準を示すが、しかし巻線を2.3個のコイルから5.3個のコイルへと増加させている。上で提示された関係式(2)〜(8)を考慮すると、無限の数の曲線解があることが理解される。
図9〜11に図示されるように、ひげぜんまい3の端部6はコレット10に接続され単一部品となっており、かつ取り付け部材4の反対にある、ひげぜんまい5の端部7は、バランスバネ・スタッド(図示されず)と協力するように配置される。そのうえ、図9〜図11で見られるように、取り付け部材4の主面11、12は対称中心線Aに実質的に平行である。
図9〜11の特別な場合では、そこではバランスバネ1は、関係式(2)〜(8)の最も高い数を考慮していることに加え、欧州特許第2184652号明細書で説明されているように3つの部分で形成されているが、取り付け部材4によって引き起こされるアンバランスを補うこと、すなわちバランス軸からのその距離に対して取り付け部材4の質量を補うこともまた必要となってくる。
したがって、図9〜11に例示されるように、ひげぜんまい3、5は各々が、好ましくは少なくとも2つのつりあいおもり8−9、8’−9’を含み、これらは、取り付け部材4の質量によって形成されるアンバランスを補うと共にバランスバネ1の非等時性傾斜を個別化するように、湾曲と同じく線Aに沿って対称的である。好ましくは、つりあいおもり8、8’および9、9’は実質的に等しく、かつそれらの合計は取り付け部材4の質量よりも大きいまたは小さいが、このことは、一方では取り付け部材4とバランス軸との間の距離の違い依存し、また他方ではつりあいおもり8、8’、9、9’と前記バランス軸との間の距離の違いに依存している。
確かに、取り付け部材の反対側にある2つの単一のつりあいおもりは、速度における変動の底を1.4s.j-1未満に低下させないことが経験的に実証された。このことは、つりあいおもりは0°のコレットの回転角に対してアンバランスを完全にバランスさせるものの、取り付け部材4の半径方向距離はつりあいおもり9、9’の半径方向距離と同じようには変わらないので、コレットがある角度で回転する場合、これはもはや当てはまらない、という事実から出てくる。
このため、0°から約300°までの回転範囲の通常の角度にわたってアンバランスをより良くバランスさせるために、少なくとも2つの付加的なつりあいおもり8、8’が、ひげぜんまい3、5上の他の場所にそれらを設置することによって付加される。したがって、図11に見られるように、2つのつりあいおもり8、8’が取り付け部材4のそばにあり、かつ2つのつりあいおもり9、9’が取り付け部材4に対して反対側にある状態で、4つのつりあいおもり8、8’、9、9’全てが軸A上に整列し、これによってコレット10の角度とは無関係にアンバランスを実質的にゼロとすることでアンバランスが最適化される、ことが見出された。
発明によれば好ましくは、各つりあいおもり8、8’、9、9’は実質的にH字形状であり、H字の平行アーム部は、それが関連付けられるひげぜんまい3、5の局所的な湾曲に実質的に平行である。図9〜11に見られるように、これらのH字形状は、各ひげぜんまい3、5上に余分な局所的厚さを追加するが、これはひげぜんまいの局所的剛性を増加させることは注目される。
したがって、発明によれば有利にも、つりあいおもり8、8’、9、9’および取り付け部材4によって局所的に付加された剛性および/または質量は、バランスバネ1の非等時性傾斜を修正するために使用される。
発明によるバランスバネ1の非等時性曲線の底および傾斜のシミュレーションは、取り付け部材4の、またはバランスバネ1に沿ったつりあいおもり8、8’、9、9’の長さを変化させることによって達成された。
Figure 2013140161
長さとは、バランスバネ1の部分の長さを表し、その部分は取り付け部材4またはつりあいおもり8,8’、9、9’によって堅固とされている。シミュレーションに対しては、2.5mg.cm2のバランス慣性および0.033mm×0.1mmの断面および45mmの長さLを有するケイ素バランスバネが選ばれた。
取り付け部材4の長さが減少する場合、波腹が有利にも0.4s.j-1未満に留まるのに対して、非等時性傾斜は真っ直ぐになる傾向があることが理解される。そのうえ、つりあいおもり9、9’の長さが減少する場合、波腹が有利にも0.3s.j-1未満に留まるのに対して、非等時性傾斜は真っ直ぐになる傾向がある。最後に、つりあいおもり8、8’の長さが増加する場合、波腹が有利にも0.5s.j-1未満に留まるのに対して、非等時性傾斜は真っ直ぐになる傾向がある。
もちろん、取り付け部材4のおよび、したがってつりあいおもり8、8’、9、9’の質量もまた、非等時性傾斜を適合させるように修正されることが可能である。
Figure 2013140161
取り付け部材4の質量が減少する場合、波腹が有利にも0.6s.j-1未満に留まるのに対して、非等時性傾斜は真っ直ぐになる傾向があることが理解される。結果的に、発明によれば有利にも、バランスバネ1の非等時性傾斜は、脱進機の遅れによって与えられる傾斜を補うために個別化され得る。
もちろん、本発明は図示された例に制限されてはいないが、しかし当業者にとっては見えてくるであろう、様々な変形例および変更例が可能である。特に、例えば内部半径と外部半径との間の比率を制限するような、他の定義基準が設けられることも可能であり、それによれば、ひげぜんまいの端部が、バランス軸が位置するべき本来の点に近くなりすぎることはない。
さらに、発明によれば有利にも、第2ひげぜんまい5の内側コイル7は好ましくは、第2ひげぜんまい5の面内でバランスバネ・スタッド(図示されず)に取り付けられるように配置されたシフトデバイス13を含む。シフトデバイス13は、バランスバネ1の自由端7がバランス軸に接近することによって、バランスバネ1の任意の特別な形状が集合するのを不可能とすることに対して特に役立つ。
図9〜11に見られるように、シフトデバイス13は第2ひげぜんまい5の内側コイル7から伸長する部品14を含む。好ましくは、部品14は、バネ付きバランス共振器に任意の弾性トルクを提供することを回避するために、第2ひげぜんまい5よりもより堅固である。部品14は、好ましくは、例えば前記第2ひげぜんまい5の厚さ、すなわちその細長片の幅、よりも少なくとも3倍は大きな厚さのような、より大きな厚さによってより堅固とされている。それゆえに、部品14の形状は、第2ひげぜんまい5のコイルの曲率に従って、接触がないように部分的に適合していることは明らかである。
そのうえ、特別な代替例によれば、部品14は好ましくは第2ひげぜんまい5と一体になっており、かつ好ましくは、前記第2ひげぜんまいの高さは部品14の高さに実質的に等しく、すなわち前記部品は同じ面内に含まれる。
伸長部品14は、さらに好ましくは、任意の弾性トルクの供給をさらに制限するために、実質的にU字形状の屈曲15を介して第2ひげぜんまい5の内側コイル7に接続される。伸長部品14および屈曲15が、バランスバネ・スタッド(図示されず)によって形成される固定点をバランスバネ1の端部7に潜在的により近づけることは明らかである。
そのうえ、部品14は、バランスバネ・スタッド(図示されず)と協力するための、実質的に非対称部分の凹部16を含み、この凹部16は目潰しのまたは貫通した凹部であってもよい。最後に、図9〜11で見られるように、部品14は、その質量を低減するために、かつそれによってバランスバネ1の組み立ての間にその重量の負の効果を低減するために、穴19で部分的に貫通されていてもよい。
同様に、第1ひげぜんまい3の内側コイル6は、第1ひげぜんまい3の面内でコレット10を拡大するためのデバイス17を含む。拡大デバイス17は、バランスバネ1の自由端6がバランス軸へ接近することによって、バランスバネ1の特定形状が集合することを不可能にするのに特に役立つ。それゆえに、拡大デバイス17が無ければ、内側コイル6への接近のために、コレット10はより小さな直径を必然的に有したであろうことは明らかである。
好ましくは、拡大デバイス17は、第1ひげぜんまい3の内側コイル6を拡張するフランジ18を具備し、フランジ18は、任意の弾性トルクを提供することを回避するために、第1ひげぜんまい3よりもより堅固である。そのうえ、フランジ18は好ましくは、ひげぜんまい3の厚さ、すなわちそのブレードの幅、に対してより大きな厚さであることによって、より堅固とされている。
さらに、特別な代替例によれば、フランジ18は実質的にU字形状であることが好ましい。最後に、フランジ18は、第1ひげぜんまい3と一体になっていることが好ましい。
結果的に、発明によれば有利にも、収縮および拡大においてバランスバネの質量中心の変位を低減するように、所定条件を考慮するバランスバネを製造することが可能である。この小さなまたはわずかな変位は、有利にも非等時性曲線の波腹を、実質的に0.5s.j-1に等しいまたはそれ未満の値へと低減する。そのうえ、発明によれば有利にも、脱進機の遅れによって与えられる傾斜を補うために、バランスバネの非等時性傾斜は個別化されてもよい。
最後に、図9〜11の構成は、軸Aに直交する方向における干渉によって誘起されるクロノメトリ欠陥を最小化する、非常に頑丈な対称軸Aを定義する。それゆえに、取り付け部材−つりあいおもり方向、すなわち軸A、における製造精度を最大化することは明らかであり、この方向は通常の2つの方向に代わる唯一の重要な方向である。
もちろん、本発明は図示された例に制限されず、しかし当業者にとっては見えてくるであろう、様々な変形例および変更例が可能である。特に、つりあいおもり8、8’、9、9’は、発明の範囲から逸脱することなく、異なった形状/幾何学的形状を具備することができる。それらの数を増加させ、および/またはそれらを異なるように分布させることもまた可能であり、すなわち、つりあいおもり8、8’、9、9’は、湾曲のように線Aに沿って必ずしも対称的ではない。
したがって、例として、各ひげぜんまい3、5が、すなわち4つのつりあいおもりを具備し、その結果、それらがお互いに対して実質的に90°で分布するように、2つの付加的なつりあいおもりを加えることを想像するのは完全に可能である。
そのうえ、バランスバネがケイ素から成る場合、温度変動および機械的な衝撃に対してそれほど敏感でないようにするため、バランスバネは二酸化ケイ素で少なくとも部分的にコートされてもよい。したがって、つりあいおもり8、8’、9、9’の断面における変動はまた、バランスバネの局所的な熱補償を修正することは明らかである。
最後に、コレット10の反対側に付加的なつりあいおもりを加えることにより、フランジ18によって誘起されるアンバランスを補正することもまた可能である。
1 バランスバネ
3 第1ひげぜんまい
4 取り付け部材
5 第2ひげぜんまい
6 端部(第1ひげぜんまい)、内側コイル(第1ひげぜんまい)
7 端部(第2ひげぜんまい)、内側コイル(第2ひげぜんまい)
8、8’ つりあいおもり
9、9’ つりあいおもり
10 コレット
11、12 取り付け部材の主面
13 シフトデバイス
14 伸長部品
15 U字形状の屈曲
16 凹部
17 拡大デバイス
18 フランジ
19 穴
A 対称軸
P 突出部

Claims (19)

  1. バランスバネ(1)であって、
    第1ひげぜんまい(3)であって、その湾曲は第1面内で伸長し、その内側コイル(6)はコレット(10)を含む、第1ひげぜんまい(3)と、
    第2ひげぜんまい(5)であって、その湾曲は前記第1面に平行な第2面内で伸長する、第2ひげぜんまい(5)と、
    直列に二重バランスバネ(1)を形成するように、前記第1ひげぜんまい(3)の外側コイルを前記第2ひげぜんまい(5)の1つの端部に固定する取り付け部材(4)と
    を含み、
    前記第1ひげぜんまい(3)の湾曲および前記第2ひげぜんまい(5)の湾曲は、各々が連続的に可変なピッチを具備し、
    かつ前記第1面および前記第2面に平行な、しかも前記取り付け部材(4)の突出部(P)の正中面を通過する直線(A)に対して対称であり、
    かつ各湾曲は、収縮と拡大の間にその質量中心の変位を低減するように、次に示す関係が実質的にゼロとなるようなものであることを特徴とし、
    Figure 2013140161
    Figure 2013140161
  2. 前記少なくとも2つのつりあいおもり(8,8’,9,9’)は前記湾曲と同じく前記直線Aに沿って対称であることを特徴とする、請求項1に記載のバランスバネ(1)。
  3. 2つのつりあいおもり(8,8’)は前記取り付け部材(4)のそばに位置し、かつ2つの他のつりあいおもり(9,9’)は、前記アンバランスを最小化するように、前記取り付け部材(4)の反対側に位置することを特徴とする、請求項1または2に記載のバランスバネ(1)。
  4. 各つりあいおもり(8,8’,9,9’)は実質的にH字形状であり、前記H字の平行アームは、前記つりあいおもりが関連付けられる前記ひげぜんまい(3,5)の局所的な曲率と実質的に平行であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  5. 前記つりあいおもり(8,8’,9,9’)および前記取り付け部材(4)によって局所的に加えられた剛性および/または質量は、前記バランスバネ(1)の前記非等時性傾斜を修正するために使用されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  6. 前記取り付け部材(4)の主面(11,12)は、前記対称中心線(A)と実質的に平行であることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  7. 前記第2ひげぜんまい(5)の内側コイル(7)は、前記第2ひげぜんまい(5)の面内でバランスバネ・スタッドに取り付けられるように配置されたシフトデバイス(13)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  8. シフトデバイス(13)は、前記第2ひげぜんまい(5)の前記内側コイル(7)から伸長する部品(14)を有し、前記部品は、弾性トルクを提供することを回避するために、前記第2ひげぜんまいよりもより堅固であることを特徴とする、請求項7に記載のバランスバネ(1)。
  9. 前記伸長部品(14)は、実質的にU字形の屈曲(15)を介して前記内側コイルに接続されていることを特徴とする、請求項8に記載のバランスバネ(1)。
  10. 前記伸長部品(14)は、前記第2ひげぜんまい(5)と一体になっていることを特徴とする、請求項8または9に記載のバランスバネ(1)。
  11. 前記伸長部品(14)は、前記第2ひげぜんまいの厚さよりも少なくとも3倍大きな厚さによってより堅固とされていることを特徴とする、請求項8〜10のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  12. 前記部品(14)は、その質量を低減するために貫通されていてもよいことを特徴とする、請求項8〜11のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  13. 前記第1ひげぜんまい(3)の前記内側コイル(6)は、前記第1ひげぜんまい(3)の面内で前記コレット(10)を拡大するためのデバイス(17)を含むことを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  14. 拡大デバイス(17)は、前記第1ひげぜんまい(3)の前記内側コイル(6)を拡張するフランジ(18)を含み、前記フランジは、任意の弾性トルクを提供することを回避するために、前記第1ひげぜんまいよりもより堅固であることを特徴とする、請求項13に記載のバランスバネ(1)。
  15. 前記フランジ(18)は、実質的にU字形状であることを特徴とする、請求項14に記載のバランスバネ(1)。
  16. 前記フランジ(18)は、前記第1ひげぜんまい(3)と一体になっていることを特徴とする、請求項14または15に記載のバランスバネ(1)。
  17. それはケイ素から形成されることを特徴とする、請求項1〜16のいずれかに記載のバランスバネ(1)。
  18. それは、温度変動および機械的衝撃に対するその感度を制限するように、二酸化ケイ素でコートされた少なくとも1つの部分を含むことを特徴とする、請求項17に記載のバランスバネ(1)。
  19. バランスを含む時計用共振器であって、前記バランスは、請求項1〜18のいずれかに記載のバランスバネ(1)と協力することを特徴とする、時計用共振器。
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