JP2009244266A - 一体構造型ヘアスプリング及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一体構造型ヘアスプリングを得ること。
【解決手段】 本発明は、コレット(27、27')に同軸に装着されたバランススプリング(25、25')を含む、シリコンベース材料の同じ層から作製された一体構造型ヘアスプリング(21、21')に関する。本発明によれば、ヘアスプリングの同心的展開を改善するため、ヘアスプリングは、バランススプリングの外側コイルをシリコンベース材料の前記層の上方に置けるように、高架デバイス(2、2')を含む。本発明はまた、この型のヘアスプリングを含む時計及びこれを製造する方法に関する。本発明は、時計のムーブメントの分野に関する。
【選択図】 図10

Description

本発明は、ヘアスプリング及びその製造方法に関し、より具体的には、単一部品で形成された上段末端曲線部を有するヘアスプリングに関する。
時計の調速部材は一般に、テンプ(バランス)と呼ばれる慣性ホイールと、ヘアスプリングと呼ばれる共振子とを含む。これらの部品は、時計の動作品質に関しての決定的役割を果たしている。実際、これらはムーブメントを調速し、すなわちムーブメントの振動数を制御する。
上段末端曲線部を有するヘアスプリングにおいて、多くの材料及び方法が試験されてきたが、共振組み立てに関する困難さは解決されていない。
欧州特許EP1612627公報 欧州特許EP1422436公報 欧州特許EP1655642公報 欧州特許EP1584994公報 欧州特許EP1837722公報
本発明の目的は、熱弾性係数が調整可能であり且つ組み立ての困難性を最小限にする製造方法を用いて得られる上段末端曲線部を有する一体構造型ヘアスプリングを提供することによって、上記の欠点の一部又は全てを克服することである。
従って、本発明は、コレット上に同軸に装着されたバランススプリングを含み、シリコンベース材料の同じ層内に作製された一体構造型ヘアスプリングに関し、該ヘアスプリングが、その同心的展開を改善するためにシリコンベース材料の層の上にバランススプリングの外側コイルを高架にする、つまり上段にする高架(立ち上げ)デバイスを含むことを特徴とする。
本発明の、他の有利な特徴によれば、以下のようになる。
高架デバイスは、シリコンベース材料の第2の層内に作製され、バランススプリングの外側コイルを接続するための立ち上り手段を含む。
高架デバイスには、立ち上り手段に接続され、シリコンベース材料の第3の層内に形成された端部曲線が含まれ、それによりBreguet(登録商標)コイルを形成する。
端部曲線(コイル)はPhillips曲線である。
コレットは、ヘアスプリングの誘導を改善するためにバランススプリングから突出する延長部分を含む。
高架デバイスは、直列の二重バランススプリングを形成するために、立ち上り手段に接続され且つシリコンベースの第3の層内に形成された第2のコレット上に同軸に装着された第2のバランススプリングを含む。
ヘアスプリングは、該ヘアスプリングの機械的耐性を高め且つ熱弾性係数を調整するために、酸化シリコンで作製された少なくとも1つの部分を含む。
少なくとも1つのコレットが、そこで軸部が駆動される金属部分を有し、シリコンベース材料で作製された内径部の損傷を回避する。
少なくとも1つの内側バランススプリングコイルが、ヘアスプリングの同心的展開を改善させるためにGrossman曲線を有する。
より一般的には、本発明は、前述の変形形態のいずれかによる一体構造型ヘアスプリングを含むことを特徴とする時計に関する。
最後に、本発明は、ヘアスプリングの製造方法に関し、本方法は、
a)シリコンベース材料で作製された上層及び下層を含む基材を準備するステップと、
b)上層内に少なくとも1つのキャビティを選択的にエッチングして、シリコンベースの材料で作製されたヘアスプリングの立ち上り手段を形成するステップと、
c)基材のエッチングされた上層にシリコンベース材料の追加層を結合するステップと、
d)追加層内に少なくとも1つのキャビティを選択的にエッチングし、立ち上り手段のパターンを継続して、リコンベース材料で作製されたヘアスプリングのシバランススプリング及びコレットのパターンを定めるようにするステップと、
を含み、本方法が更に、
e)下層内に少なくとも1つのキャビティを選択的にエッチングし、立ち上り手段のパターンを継続して、端部コイルのパターンを定めるようにするステップと、
f)ヘアスプリングを基材から解放するステップと、
を含むことを特徴とする。
本発明の別の有利な特徴によれば、以下のようになる。
ステップd)におけるバランススプリング及びコレットのエッチングが、ステップe)における端部曲線部のエッチングと逆にされる。
コレットの延長部分のパターンは、シリコンベース材料の他の層のうちの少なくとも1つにエッチングされる。
ステップe)の間にエッチングされた端部曲線部のパターンは、直列の二重バランススプリングを形成するために、第2のバランススプリング及び第2のコレットのパターンと置き換えられる。
バランススプリングをエッチングするステップの後、本方法は、シリコンベース材料で作製されたバランススプリングを酸化して、バランススプリングの機械的耐性を高め且つその熱弾性係数を調整するようにするステップg)を含む。
ステップe)の前に、本方法は、下層の上に少なくとも1つの金属層を選択的に堆積して、コレット上に金属部分のパターンを定めるようにするステップh)を含む。
ステップh)は、連続する金属層によって前記下層の表面を少なくとも部分的に覆って前記堆積部を成長させ、そこで駆動される軸部を受ける金属部分を形成するようにするステップi)を含む。
ステップh)は、金属部分を受けるため下層内に少なくとも1つのキャビティを選択的にエッチングするステップj)と、連続する金属層によって前記少なくとも1つのキャビティ内に少なくとも部分的に前記堆積部を成長させ、そこで駆動される軸部を受ける金属部分(31)を形成するようにするステップk)とを含む。
ステップh)は、金属堆積部を研磨する最後のステップl)を含む。
複数のヘアスプリングが同じ基材上に作製される。
本発明による製造方法の連続した図である。 本発明による製造方法の連続した図である。 本発明による製造方法の連続した図である。 本発明による製造方法の連続した図である。 本発明による製造方法の連続した図である。 代替の実施形態の連続するステップの図である。 代替の実施形態の連続するステップの図である。 代替の実施形態の連続するステップの図である。 本発明による方法のフローチャートを示す。 本発明による一体構造型ヘアスプリングの透視図である。 本発明による一体構造型ヘアスプリングの透視図である。 本発明の変形形態によるヘアスプリングの透視図である。
他の特質及び特徴は、添付図面を参照しながら非限定的な例証として与えられる以下の説明からより明らかになるであろう。
本発明は、時計ムーブメント用の高架された又は上段に配設の末端曲線部を有する一体構造型ヘアスプリング21、21'を製造するための方法(全体的に符号1で示す)に関する。図1から図9に示されるように、方法1は、全体的にシリコンベースの材料から形成することができる、少なくとも1つのタイプのヘアスプリングを形成するための連続ステップを含む。
図1から図9を参照すると、第1のステップ100は、シリコン・オン・インシュレータ(SOI)基材3を準備することからなる。基材3は、上層5と下層7とを含み、各々がシリコンベースの材料から形成される。
好ましくは、このステップ100において、基材3は、下層7の高さが最終のヘアスプリング21の一部分の高さと一致するように選択される。
好ましくは、上層5は、下層7に対するスペーサ手段として使用される。その結果、上層5の高さは、上段末端コイルを有するヘアスプリング21、21'の構成に従って適応されることになる。
図2で見られる第2のステップ101において、キャビティ8は、シリコンベース材料の上層5において、例えばDRIE(ディープ反応性イオンエッチング)プロセスによって選択的にエッチングされる。キャビティ8は、好ましくは、ヘアスプリング21、21'の高架デバイス2に属するシリコン部分の内側及び外側輪郭を定めるパターン6を形成する。
図10及び図11に示す第1の変形形態において、パターン6は、ヘアスプリング21の高架デバイス2の立ち上り手段4の中央部分を形成する。図2に示すように、パターン6は、曲線矩形プレートの近似形態をとる。しかしながら、方法1に従って有利なことには、上層5上のエッチングにより、パターン6の幾何形状に関して完全な自由度が許容される。従って、当該パターンは、必ずしも矩形である必要はなく、例えば台形であってもよい。
図12に示された第2の変形形態において、パターン6は、ヘアスプリング21'の高架デバイス2'の立ち上り手段4'の中間部分を形成する。図2に示されるように、パターン6は、曲線矩形プレートの概略形態をとる。しかしながら、方法1に従って有利なことには、上層5上のエッチングは、パターン6の幾何形状に関して完全な自由度が許容される。従って、詳細には、当該パターンは必ずしも矩形である必要はなく、例えば完全な環体を形成することもできる。
好ましくは、図10及び図11の第1の変形形態において、ステップ101の間にパターン6とは別個のパターン9を形成するように別のキャビティ10をエッチングすることができ、該パターン9は、ヘアスプリング21のコレット27にそれぞれ属する内側及び外側輪郭を定める。
図10及び図11に示された実施例において、従って、パターン9は、上段末端曲線部を有するヘアスプリング21のコレット27の中央部分を形成する。図2に示されるように、パターン9は、円形断面を備えたほぼ円筒形である。しかしながら、方法1に従って有利なことには、上層5上のエッチングにより、パターン9の幾何形状に関して完全な自由度が許容される。従って、詳細には当該パターンは、必ずしも円形である必要はなく、例えば楕円形及び/又は非円形の内径を有することができる。
好ましくは、ステップ101の間に、材料16の少なくとも1つのブリッジが、製造中に上段末端曲線部を有するヘアスプリング21、21'を基材3上に保持するように作製される。図2に示す実施例において、材料16のブリッジがパターン6の主表面の1つと非エッチングの層5の残りの部分との間に残されることが理解することができる。
図3に示す第3のステップ102では、シリコンベース材料の追加層11が基材3に付加される。好ましくは、追加層11はシリコン融解ボンディング(SFB)により上層5に固定される。従って、ステップ102は、有利には、パターン6及び場合によってはパターン9の上面を超高レベルの接着で追加層11の下面に接合することにより上層5を覆う。
図4に示される第4のステップ103では、キャビティ18及び20が、例えば、ステップ101と同様のDRIEプロセスにより追加シリコン層11に選択的にエッチングされる。これらのキャビティ18及び20は、上段末端曲線部を有するヘアスプリング21、21'のシリコン部分の内側及び外側輪郭を定める3つのパターン17、19及び24を形成する。
図4に示す実施例において、パターン17は、円形断面を有するほぼ円筒形であり、パターン19は、ほぼ螺旋形状である。しかしながら、方法1に従って有利なことには、追加層11上のエッチングにより、パターン17及び19の幾何形状に関して完全な自由度をもたせることができる。従って、詳細にはパターン19は、例えば、Grossman曲線を含む更なるコイル又は内側コイルを有することができ、該Grossman曲線は、引用により本明細書に組み込まれる欧州特許EP1612627で説明されるような同心的展開を改善する。
好ましくは、図10及び図11の第1の変形形態において、追加層11内に作製されたパターン17は、上層5内に作製されたパターン9と同様の形状で且つこれに垂直である。このことは、キャビティ18及び10が、パターン17及び9の内径をそれぞれ形成して互いに連通し、実質的に重なり合うことを意味する。図10及び図11に示す実施例において、パターン9及び11はそれぞれ、ヘアスプリング21のコレット27の上側及び中央部分を形成する。
有利には、パターン17及び19が同時にエッチングされるので、これらは追加層11内に一体構造型部品を形成する。図10及び図11に示す第1の変形形態において、パターン17及び19は、上段末端曲線部を有するヘアスプリング21のコレット27の下側部分及びバランススプリング25をそれぞれ形成する。図12に示された第2の変形形態において、パターン17及び19は、上段末端起伏を有するヘアスプリング21'の第1のコレット27'及び第1のバランススプリング25'をそれぞれ形成する。
好ましくは、追加層11内に作製されたパターン24は、上層5内に作製されたパターン6と同様の形状で且つこれにほぼ垂直である。図10及び図11に示された第1の変形形態において、パターン6及び24は、ヘアスプリング21の高架デバイス2の立ち上り手段4の上側及び中間部分をそれぞれ形成する。
図12に示された第2の変形形態において、パターン6及び24は、ヘアスプリング21'の高架デバイス2'の立ち上り手段4'の上側及び中間部分をそれぞれ形成する。勿論同様に、ステップ103の間に材料ブリッジ16のパターンを追加層11内に延長することができる。
第4のステップ103の後、追加層11内にエッチングされたパターン17、19及び24は、高レベルの接着力で上層5内にエッチングされたパターン6上にパターン24の下部により接続されることは明らかである。
好ましくは、図9の破線で示されたように、方法1は、少なくともパターン19、すなわちヘアスプリング21、21'のバランススプリング25、25'を酸化し、第1のバランススプリングの機械的耐性を高め且つその熱弾性係数を調整するようにすることからなる第5のステップ104を含むことができる。この酸化ステップは、引用により本明細書に組み込まれる欧州特許EP1422436で説明されている。
有利には、本発明によれば、第4のステップ103の後或いは好ましくは第5のステップ104の後、方法1は、図9に示すように3つの実施形態A、B及びCを含むことができる。しかしながら、3つの実施形態A、B及びCの各々は、製造した上段末端曲線部を有するヘアスプリング21、21'を基材3から解放することからなる同じ最終ステップ106で終了する。
有利には、解放ステップ106は、単に材料16のブリッジを破断させるのに十分な力をヘアスプリング21、21'に印加することにより行うことができる。この力は、例えば、操作者が手動的に或いは機械加工により発生させることができる。
第1の実施形態によれば、第6のステップ105において、キャビティ12及び14は、例えばステップ101及びステップ103と同様のDRIEプロセスによってシリコンベース材料からなる下層7内に選択的にエッチングされる。これらのキャビティ12及び14は、3つのパターン13、15及び22を形成し、これらは上段末端曲線部を有するヘアスプリング21、21'のシリコン部分の内側及び外側輪郭を定める。
図5に示された第1の変形形態において、パターン13は円形断面を有するほぼ円筒形であり、パターン15はほぼ螺旋形状である。更に、パターン22は曲線矩形プレートの形態をとる。しかしながら、方法1に従って有利なことには、下層7内のエッチングは、パターン13、15及び22の幾何形状に関して完全な自由度が許容される。従って、詳細には、パターン15は、例えば、より多くのコイルを有することができる。
好ましくは、図10及び図11の第1の変形形態において、下層7内に作製されたパターン13は、上層5及び追加層11内に作製されたパターン9及び17と同様の形状で且つこれらと実質的に垂直である。このことは、キャビティ12、10及び18が、パターン13、9及び17の内径をそれぞれ形成して互いに連通し、ほぼ重なり合うことを意味する。図10及び図11に示された第1の変形形態において、パターン17、9及び13は、ヘアスプリング21のコレット27の高位、中央及び低位部分をそれぞれ形成する。
好ましくは、図12の第2の変形形態において、下層7内に作製されたパターン13は、上層5内に作製されたパターン17と同様の形状で且つこれと実質的に垂直である。このことは、キャビティ12及び18が、パターン13及び17の内径をそれぞれ形成して、ほぼ重なり合うことを意味する。図12に示された第2の変形形態において、パターン17及び13は、二重直列ヘアスプリング21'の第1のコレット27'及び第2のコレット27"をそれぞれ形成する。
好ましくは、下層7内に作製されたパターン22は、上層5内に作製されたパターン6と同様の形状で且つこれとほぼ垂直である。図10及び図11に示された第1の変形形態において、パターン22、6及び24は、ヘアスプリング21の高架デバイス2の立ち上り手段4の低位、中央及び高位部分をそれぞれ形成する。図12に示された第2の変形形態において、パターン22、6及び24は、ヘアスプリング21'の高架デバイス2'の立ち上り手段4'の低位、中央及び高位部分をそれぞれ形成する。勿論、材料16のブリッジパターンは、ステップ105の間に下層7内に延長することができる。
更にまた、好ましくは図10及び図11の第1の変形形態において、パターン15が、Phillipsのヘアスプリングの基準を満たすように作製される。このようにして、有利には、パターン22及び15が同時にエッチングされると、これらは下層7内に一体構造部分を形成する。図10及び図11に示された第1の変形形態において、パターン22及び15は、ヘアスプリング21の高架デバイス2の立ち上り手段4の低位部分と、末端曲線部23とをそれぞれ形成する。
最後に、好ましくは図12の第2の変形形態において、パターン15がステップ103の間に作製されたパターン19と同様の方式で作製される。このように、有利には、パターン13、22及び15が同時にエッチングされると、これらは下層7内に一体構造型部分を形成する。図12に示された第2の変形形態において、パターン22、15及び13は、高架デバイス2'の立ち上り手段4'の低位部分と、第2のバランススプリング23'と、二重バランススプリング21'の第2のコレット27"とを直列にそれぞれ形成する。方法1に従って有利なことには、下層7内のエッチングにより、パターン15の幾何形状に関して完全な自由度が許容される。従って、パターン15は、例えば、引用により本明細書に組み込まれる欧州特許EP1612627で説明されているように、その同心的展開を改善するためにGrossman曲線を含む、より多くのコイル又は内側コイルを有することができる。
上記で説明された最終ステップ106の後、第1の実施形態Aは、図10及び図11又は図12に示すような全体的にシリコンベース材料から形成された上段末端曲線部を有する一体構造型ヘアスプリング21又は21'を提供する。このようにして、ヘアスプリング21又は21'の製造の間に各部部品が固定された要素上に直接形成されるので、これら部品の形成に関してはどのような問題も存在しないことは明らかである。
図10及び図11に示された第1の変形形態において、ヘアスプリング21は、コレット27に同軸に接続されたバランススプリング25を含み、その外側コイルは、3つの層11、5、7内にエッチングされて立ち上り手段4として機能する矩形プレートと末端曲線部23とを主に備える高架デバイス2を有する。図10及び図11に示されるように、その結果得られた上段末端曲線部を有するヘアスプリング21は、Breguet(登録商標)構造を有する。本発明に従って有利なことには、コレット27もまた3つの層11、5、7内にエッチングされ、これによりヘアスプリング21の誘導性を改善する点に留意されたい。更にまた、バランススプリング25の内側コイル26は、その同心的展開を改善するためのGrossman曲線を有する。
更に、方法1のステップ103及びステップ105で行われるエッチングにより、末端曲線部23、バランススプリング25、立ち上り手段4及びコレット27の幾何形状に関して完全な自由度が許容される。従って、詳細には、バランススプリング25と、立ち上り手段4と、末端曲線部23との間の連続部分は、異なる幾何形状を有することができる。
同じ理由により、コレット27は、一様に、下部、中央部及び/又は上部13、9及び17の少なくとも1つにわたって特異的な又は異なる寸法及び/又は幾何形状を有することができる。実際に、コレット27が装着されることになる軸部に基づいて、内径は、コレット27の高さの全部又は一部を覆う相補的形状を有することができる。同様に、内径及び/又は外径は、必ずしも円形である必要はなく、例えば楕円形及び/又は多角形であってよい。
また、ディープ反応性イオンエッチングの構造上の精度が極めて高レベルであることにより、バランススプリング25の開始半径すなわちコレット27の外径が縮小され、このことは、コレット27の内径及び外径が小型化できることを意味する点に留意されたい。従って、ヘアスプリング21が、現在一般的に製造されているものよりも小さい直径の軸部をキャビティ18、10及び12を介して有利に受けることができる点は明らかである。
好ましくは、上記軸部は、コレット27の1つの内径18及び/又は10及び/又は12に固定することができる。コレットの締め付けは、例えば、シリコンベース材料内に作製されたコレット27内にエッチングされた弾性手段によって行うことができる。軸部は、シリコンコレット27'又は27"内にエッチングされた弾性手段を用いて締め付けることができる。こうした弾性手段は、例えば、欧州特許EP1655642の図10Aから図10Eに開示された形態、或いは欧州特許EP1584994の図1、図3及び図5に開示された形態をとることができ、上記特許は、引用により本明細書に組み込まれる。
図12に示された第2の変形形態において、ヘアスプリング21'は、コレット27'に同軸に接続され、その外側コイルが3つの層11、5、7内にエッチングされ且つ立ち上り手段4'として機能する矩形プレートを主に備えた高架デバイス2を含む第1のバランススプリング25'と、第2のバランススプリング23'と、第2のコレット27"とを有する。図12に示されるように、その結果得られたヘアスプリング21'は、二重直列ヘアスプリング構造を有する。
更に、方法1のステップ103及びステップ105で行われるエッチングは、バランススプリング25'及び23'、立ち上り手段4'並びにコレット27'及び27"の幾何形状に関して完全な自由度が許容される。従って、詳細には、バランススプリング25'、23'と、立ち上り手段4'との間の連続部分は、異なる幾何形状を有することができる。前述の変形形態と同様に、バランススプリング25'及び23'の各々の内側コイルが、各コイルの同心的展開を改善するためにGrossman曲線を有することができることが想定することができる。
同じ理由に基づいて、コレット27'及び27"もまた、特異的な又は異なる寸法及び/又は幾何形状を有することができる。実際に、何れのコレット27'及び27"に軸部が装着されることになるかに基づいて、上記コレットの内径は、相補的な形状を有することができる。同様に、コレット27'及び27"の内径及び/又は外径は、必ずしも円形である必要はなく、例えば楕円形及び/又は多角形であってよい。
ディープ反応性イオンエッチングの構造上の精度が極めて高レベルであることにより、バランススプリング25'及び23'の開始半径すなわちコレット27'及び27"の外径が小さくなり、このことはコレット27'及び27"の内径及び外径を小型化することができることを意味する点に留意されたい。従って、ヘアスプリング21'が、有利には、現在一般的に製造されているものよりも小さい直径の軸部をキャビティ18又は12を介して受けることができる点は明らかである。
好ましくは、上記軸部は、コレット27'、27"の1つの内径18及び/又は12に固定することができる。その結果、他のコレットは、スプリング付きテンプバー又はテンプ上のいずれかに装着することができる。軸部は、シリコンコレット27'又は27"内にエッチングされた弾性手段を用いて締結することができる。こうした弾性手段は、例えば、欧州特許EP1655642の図10Aから図10Eに開示された形態、或いは欧州特許EP1584994の図1、図3及び図5に開示された形態をとることができ、上記特許は引用により本明細書に組み込まれる。
第2の実施形態Bによれば、ステップ103又はステップ104の後、方法1は、LIGAプロセス(ドイツ語の「roentgenLithographie,Galvanoformung & Abformung」から)を実装することからなる、図6に示された第6のステップ107を含む。このプロセスは、光構造化樹脂を用いて基材3の下層7上の金属を特定の形状に電気メッキする一連のステップを含む。LIGAプロセスは公知であるので、本明細書ではこれ以上詳細には説明しない。好ましくは、堆積される金属は、例えば、金又はニッケル或いはこれらの金属の合金とすることができる。
図6に示す実施例において、ステップ107は、シリンダ29を堆積する段階からなることができる。図6に示す実施例において、シリンダ29は、有利にはここで駆動される軸部を受けるためのものである。実際、シリコンの1つの欠点は、弾性及び塑性域がほとんどないので、極めて脆性になることである。従って、本発明は、軸部例えば天真をコレット27、27'又は27"のシリコンに対してではなく、ステップ107の間に電気メッキされた金属シリンダ29の内径28に締結することを提案している。
有利には、方法1によれば、電気メッキによって得られるシリンダ29により、その幾何形状に関して完全な自由度をもたせることができる。従って、詳細には、内径28は、必ずしも円形である必要はなく、例えば多角形状であり、一致する形状の軸部と共に回転して応力の伝達を改善することができる。
図5に示すステップ105と類似した第7のステップ108において、キャビティが、例えばDRIE法によってシリコンベース材料の下層7内に選択的にエッチングされる。これらのキャビティにより、2つの変形形態の1つによる第1の実施形態Aのパターン13、15及び22と同様のパターンが形成可能になる。
このように、上記で説明された最終ステップ106の後、第2の実施形態Bは、金属部分29を付加して、実施形態Aと同じ利点を有するシリコンベース材料から形成された上段末端曲線部を有する一体構造型ヘアスプリングを提供する。従って、ヘアスプリング21又は21'の製造の間に各部分が固定要素上に直接形成されるので、部品の形成に関してはどのような問題ももはや存在しないことは明らかである。最終的に、有利なことには、軸部は金属部分29の内径28に接して駆動することができる。従って、軸部がコレット27、27'又は27"と押込嵌め接触になるのを防ぐために、好ましくは、金属部分29の内径28よりも大きな断面寸法を含む当該変形形態によるキャビティ12及び/又は10及び/又は18を想起することができる。
第3の実施形態Cによれば、ステップ103又はステップ104の後、方法1は、図7に示す第6のステップ109を含み、該ステップは、例えばDRIEプロセスにより、シリコンベース材料の下層7内に限定された深さまでキャビティ30を選択的エッチングすることからなる。キャビティ30は、金属部分用の収容部として使用されることになる陥凹部を形成する。図7に示す実施例のように、得られるキャビティ30は、ディスクの形態をとることができる。しかしながら、方法1に従って有利なことには、下層7のエッチングにより、キャビティ30の幾何形状に関して完全な自由度をもたせることができる。
第7のステップ110では、図7に示すように、方法1は、特定の金属形状に従ってキャビティ30を充填するガルバニック成長又はLIGAプロセスの実施を含む。好ましくは、堆積される金属は、例えば、金又はニッケル或いはこれらの金属の合金とすることができる。
図8に示す実施例において、ステップ110は、キャビティ30内にシリンダ31を堆積することからなることができる。シリンダ31は、有利にはここで駆動される軸部を受けるためのものである。実際、上記で説明されたように、本発明の1つの有利な特徴は、軸部例えば天真をコレット27、27'又は27"のシリコンベース材料に対してではなく、ステップ107の間に電気メッキされた金属シリンダ31の内径32に締結することからなる。
方法1に従って有利なことには、電気メッキによって得られるシリンダ31により、その幾何形状に関して完全な自由度をもたせることができる。従って、詳細には、内径32は、必ずしも円形である必要はなく、例えば多角形状であり、一致する形状の軸部と共に回転して応力の伝達を改善することができる。
好ましくは、方法1は、上記堆積部を平坦にするためにステップ110の間に作製された金属堆積部31を研磨することからなる、第8のステップ111を含む。
図5に示したステップ105と類似した第9のステップ112において、キャビティが、例えばDRIEプロセスによってシリコンベース材料の下層7内に選択的にエッチングされる。これらのキャビティにより、2つの変形形態の1つによる第1の実施形態Aのパターン13、15及び22に類似したパターンを形成する。
上記で説明された最終ステップ106の後、第3の実施形態Cは、金属部分31を付加して、実施形態Aと同じ利点を有するシリコンベース材料から形成された上段末端曲線部を有する一体構造型ヘアスプリングを提供する。従って、ヘアスプリング21又は21'の製造の間に各部分が固定要素上に直接形成されるので、どのような製造上の問題ももはや存在しないことは明らかである。最終的に、有利なことには、軸部は金属部分の内径32に接して駆動することができる。従って、軸部がコレット27、27'又は27"と押込嵌め接触になるのを防ぐために、金属部分31の内径32よりも大きい断面寸法を含む当該変形形態によるキャビティ12及び/又は10及び/又は18を想起することができるのが好ましい。
3つの実施形態A、B及びCによれば、最終のヘアスプリング21又は21'が構造化前に、すなわちエッチングされ及び/又は電気メッキによって改変される前にこのように組み付けられることを理解されたい。これにより、有利には、現在の製造方法によって生じる分散が最小化され、その結果、これに依存する調速部材の精度が改善される。
有利には、本発明によれば、上段末端曲線部を有する複数のヘアスプリング21又は21'を同じ基材3上で作製可能であることも明らかであり、これにより大量生産が可能になる。
更に、金属堆積部29及び/又は31と同じタイプ或いは追加層11及び/又は上層5からのみ駆動挿入体を作製することが可能である。
方法1は、ステップ105、ステップ108又はステップ112の後に、パターン15すなわちヘアスプリング21又は21'の末端曲線部23又はバランススプリング23'を機械的耐性を高め、その熱弾性係数を調整するように酸化することからなる、ステップ104と同じタイプのステップを含むことができる。ステップ111のタイプの研磨ステップもまたステップ107とステップ108との間に実施してもよい。
本発明に従って有利なことには、実施形態A、B又はCの何れを使用しても、方法1は、追加層11内にバランススプリング25、25'及びコレット27、27'をエッチングすることからなるステップ103を、下層7内に末端曲線部23又はバランススプリング23'及びコレット27'をエッチングすることからなるステップ105、108又は112と逆にすることができる。このことは、末端曲線部23又はバランススプリング23'及びコレット27'を追加層11に最初にエッチングし、次いでバランススプリング25、25'及びコレット27、27'を下層7内にエッチングできることを意味する。このような場合には、末端曲線部23は、例えばバランススプリング25が酸化される前のステップ104において酸化することができる。
また、等時性の問題を防ぐために、導電層をヘアスプリング21又は21'の少なくとも一部の上に堆積することもできる。この層は、欧州特許EP1837722で開示されたタイプのものとすることができ、該特許は引用により本明細書に組み込まれる。
コレット27の高さは、図示の第1の変形形態の図10及び図11におけるよりも限定される可能性があり、すなわち例えば、層5及び11に限定される可能性がある。立ち上り手段4は、曲線矩形プレートと異なる形態をとることもできる。
最後に、製造の間にヘアスプリング21を基材3に保持するために、少なくとも第2の材料ブリッジを設けることができ、これは、パターン19の外側曲線部と非エッチングの層11の残りの部分との間に行うことができる。
2 高架デバイス; 4 立ち上り手段; 21 一体構造型ヘアスプリング;
23 末端曲線部; 25 バランススプリング; 27 コレット。

Claims (20)

  1. コレット(27、27')上に同軸に装着されたバランススプリング(25、25')を備え、シリコンベース材料の同じ層内に作製された一体構造型ヘアスプリング(21、21')であって、上記ヘアスプリングの同心的展開を改善するために前記シリコンベース材料の層の上に前記バランススプリングの外側コイル用の高架デバイス(2、2')を含む、
    ことを特徴とするヘアスプリング。
  2. 前記高架デバイス(2、2')が、シリコンベース材料の第2の層内に作製され、前記バランススプリング(25、25')の外側コイルに接続された立ち上り手段(4、4')を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘアスプリング。
  3. 前記高架デバイス(2)が、前記立ち上り手段(4)に接続され、シリコンベース材料の第3の層内に形成された末端曲線部(23)を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のヘアスプリング。
  4. 前記末端曲線部(23)がPhillips曲線である、
    ことを特徴とする請求項3に記載のヘアスプリング。
  5. 前記コレット(27)が、前記ヘアスプリングの誘導を改善させるために前記バランススプリングから突出する1つの延長部分(9、13)を含む、
    ことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のヘアスプリング。
  6. 前記高架デバイス(2')が、直列の二重ヘアスプリングを形成させるために、前記立ち上り手段(4')に接続され且つシリコンベース材料の第3の層内に形成された第2のコレット(27")上に同軸に装着された第2のバランススプリングを含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載のヘアスプリング。
  7. 前記ヘアスプリングの機械的耐性を高め且つその熱弾性係数を調整するため、少なくとも1つの二酸化ケイ素部分を含む、
    ことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のヘアスプリング。
  8. 少なくとも1つのコレット(27、27'、27")が、そこで駆動される軸部を受けるための1つの金属部分(29、31)を有する、
    ことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のヘアスプリング。
  9. 少なくとも1つのバランススプリング(25、25'、23')内側コイル(26)がGrossman曲線を有し、前記ヘアスプリングの同心的展開を改善するようにする、
    ことを特徴とする前記請求項のいずれかに記載のヘアスプリング。
  10. 前記請求項のいずれかによる一体構造型ヘアスプリング(21、21')を含むことを特徴とする時計。
  11. 一体構造型ヘアスプリングを製造する方法(1)であって、
    a)シリコンベース材料の上層(5)及び下層(11)を含む基材(3)を準備するステップ(100)と、
    b)前記上層(5)内に少なくとも1つのキャビティ(8、10)を選択的にエッチングして、シリコンベース材料で作製された、前記ヘアスプリングの立ち上り手段(4)を形成するステップ(101)と、
    c)前記基材(3)のエッチングされた上層(5)にシリコンベース材料の追加層(7)を結合するステップ(102)と、
    d)前記追加層(7)内に少なくとも1つのキャビティ(18、20)を選択的にエッチングし、前記立ち上り手段(4)のパターンを継続して、シリコンベース材料で作製された、前記ヘアスプリングのバランススプリング(25)及びコレット(27)のパターンを定めるようにするステップ(103)と、
    を含み、前記方法が更に、
    e)前記下層(11)内に少なくとも1つのキャビティ(12、14)を選択的にエッチングし、前記立ち上り手段(4)のパターンを継続して、シリコンベース材料で作製された、末端曲線部(23)のパターンを定めるようにするステップ(105、108、112)と、
    f)前記基材から前記ヘアスプリング(21)を解放するステップと、
    を含む方法。
  12. ステップd)における前記バランススプリング(23)及びコレット(27)のエッチングが、ステップe)における前記末端曲線部(23)のエッチングと逆にされる、
    請求項11に記載の方法。
  13. 前記コレット(27)の延長部分のパターン(9、13)が、シリコンベース材料の他の層のうちの少なくとも1つにエッチングされる、
    請求項11又は請求項12に記載の方法。
  14. 前記ステップe)の間にエッチングされた前記末端曲線部(23)のパターンが、直列の二重ヘアスプリング(21')を形成するために第2のバランススプリング(23')及び第2のコレット(27")のパターンと置き換えられる、
    請求項11に記載の方法。
  15. 前記バランススプリング(25、25'、23')をエッチングするステップの後に、
    g)シリコンベース材料で作製された前記バランススプリング(25、25'、23')を酸化して、前記バランススプリングの機械的耐性を高め且つその熱弾性係数を調整するようにするステップを更に含む、
    請求項11から請求項14のいずれかに記載の方法。
  16. 前記ステップe)の前に、
    h)前記下層の上に少なくとも1つの金属層を選択的に堆積して、前記ヘアスプリングの金属部分(29、31)のパターンを定めるようにするステップ(107、110)を含む、
    請求項11から請求項15のいずれかに記載の方法。
  17. 前記ステップe)の前に、
    i)連続する金属層によって前記下層の表面を少なくとも部分的に覆って前記堆積部を成長させ、そこで駆動される軸部を受けるための金属部分(29)を形成するようにするステップ(107)を含む、
    請求項16に記載の方法。
  18. 前記ステップh)が、
    j)前記金属部分(31)を受けるために前記下層内に少なくとも1つのキャビティ(30)を選択的にエッチングするステップ(109)と、
    k)連続する金属層によって前記少なくとも1つのキャビティ内に少なくとも部分的に前記堆積部を成長させ、そこで駆動される軸部を受ける金属部分(31)を形成するようにするステップ(110)と、
    を含む請求項16に記載の方法。
  19. 前記ステップh)が、
    l)前記金属堆積部を研磨する最後のステップ(111)を含む、
    請求項16から請求項18のいずれかに記載の方法。
  20. 複数の一体構造型ヘアスプリング(21、21')が同じ基材(3)上に作製される、
    請求項11から請求項19のいずれかに記載の方法。
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