JP2013139326A - エレベータのガバナスタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、簡便な構成により機械的な強度を向上することができるエレベータのガバナスタンドを提供する。
【解決手段】実施形態のエレベータのガバナスタンド23はスタンド底板27と一対のスタンド縦板28と可動側ロープ掴み30と固定側ロープ掴み29を備えている。スタンド底板27は外縁27aに凸部33を設けている。スタンド縦板28は凹部34内に凸部33をはめ込んで互いの間に調速機シーブ16を回転自在に支持する。可動側ロープ掴み30はスタンド縦板28を貫通するシャフト40に接続されている。固定側ロープ掴み29と可動側ロープ掴み30との間に調速機シーブ16に掛けられる調速機ロープ15を通してスタンド縦板28に固定されている。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、エレベータのガバナスタンドに関する。
従来、エレベータは、昇降路内を乗りかごが移動することにより、乗りかごが任意の階床に移動される。このようなエレベータでは、乗りかごと釣り合い錘とのうちの少なくとも乗りかごの降下速度が予め定められた設定速度に達すると、少なくとも乗りかごを停止するための調速機が設けられている。
特開2006−206311号公報
ところで、従来技術においては、ビルの高層化に伴い調速機の調速機シーブに掛けられる調速機ロープの質量が大きくなり、調速機シーブを回転自在に支持するガバナスタンドの機械的な強度を簡便な構成により向上することが求められている。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、例えば、簡便な構成により機械的な強度を向上することができるエレベータのガバナスタンドを提供することにある。
実施形態のエレベータのガバナスタンドは、スタンド底板と、一対のスタンド縦板と、可動側ロープ掴みと、固定側ロープ掴みを備えている。スタンド底板は、水平方向と平行に設けられかつ互いに対向する二つの外縁から水平方向に突出した凸部を設けている。一対のスタンド縦板は、下端部に前記凸部をはめ込み可能な凹部を設け、かつ、前記凹部の底を前記凸部に重ねて前記凹部内に前記凸部をはめ込んで前記スタンド底板を互いの間に挟んで立設する。スタンド縦板は、前記スタンド底板の前記外縁に取り付けられて、互いの間に調速機シーブを回転自在に支持する。可動側ロープ掴みは、前記一対のスタンド縦板を貫通するシャフトに接続されている。固定側ロープ掴みは、前記可動側ロープ掴みとの間に前記調速機シーブに掛けられる調速機ロープを通しかつ前記一対のスタンド縦板に固定されている。
図1は、実施形態に係るエレベータの全体の構成を模式的に示す正面図である。 図2は、実施形態に係るエレベータの調速機の斜視図である。 図3は、実施形態に係るエレベータの調速機のガバナスタンドの要部を分解して示す斜視図である。 図4は、実施形態に係るエレベータの調速機のガバナスタンドの要部の斜視図である。 図5は、実施形態に係るエレベータの調速機の要部の斜視図である。
[実施形態]
図1は、実施形態に係るエレベータの全体の構成を模式的に示す正面図、図2は、実施形態に係るエレベータの調速機の斜視図、図3は、実施形態に係るエレベータの調速機のガバナスタンドの要部を分解して示す斜視図、図4は、実施形態に係るエレベータの調速機のガバナスタンドの要部の斜視図、図5は、実施形態に係るエレベータの調速機の要部の斜視図である。
図1に示す本実施形態のエレベータ1は、建造物(建築物ともいう)の昇降路内に設置されて、乗りかご2内の操作装置の各種のボタン及び各階の乗場に設けられた呼び装置の呼びボタンの操作による呼び登録に基づいて乗客などを建造物の所望の階に運搬する。勿論、昇降路は、建造物の複数の階に亘って設けられ、かつ鉛直方向に沿って直線状に延びている。
エレベータ1は、図1に示すように、乗りかご2と、カウンタウェイト4と、メインロープ6と、駆動機構7と、コンペンセーション装置8と、図示しないエレベータ制御部と、非常停止装置9とを備えている。
乗りかご2は、昇降路内に収容され、かつ図示しないかご用ガイドレールにより鉛直方向に移動自在に支持されている。乗りかご2は、箱状に形成され、内側に乗員を収容する。乗りかご2内には、エレベータ1の各種の操作を行うための操作装置の各種のボタンなどが設けられている。
カウンタウェイト4は、昇降路内に収容され、かつ図示しないウェイト用ガイドレールにより鉛直方向に移動自在に支持されている。
メインロープ6は、一端部に乗りかご2が固定され、かつ他端部にカウンタウェイト4が固定されている。メインロープ6は、駆動機構7の駆動シーブ10に掛渡されて、乗りかご2とカウンタウェイト4とが互いに上下反対方向に昇降するように設けられている。即ち、エレベータ1は、所謂、つるべ式のエレベータとなっている。このように、メインロープ6は、巻き上げ機により移動されることで、乗りかご2とカウンタウェイト4とを釣瓶式に昇降させる。
駆動機構7は、図1に示すように、例えば、昇降路の上方に設けられた機械室などに設けられ、図示しない周知の巻き上げ機と、この巻き上げ機の出力軸に取り付けられた駆動シーブ10と、駆動シーブ10の近傍に回転自在に設けられたそらせシーブ11とを備えている。巻き上げ機は、機械室の床面などに取り付けられている。駆動シーブ10及びそらせシーブ11は、上側にメインロープ6のカウンタウェイト4と乗りかご2の間に位置する部分が掛けられている。駆動機構7は、巻き上げ機が駆動シーブ10を回転駆動して、メインロープ6を昇降路内で移動させて、乗りかご2とカウンタウェイト4を昇降させる。また、駆動機構7の巻き上げ機には、メインロープ6が移動することを規制する(即ち、メインロープ6を移動させない)ブレーキが設けられている。
コンペンセーション装置8は、一端が乗りかご2に取り付けられ他端がカウンタウェイト4に取り付けられたコンペンロープ12と、このコンペンロープ12に掛けられたコンペンシーブ13を備えている。コンペンセーション装置8は、昇降中の乗りかご2やカウンタウェイト4の振動を抑制するとともに、乗りかご2とカウンタウェイト4が昇降路内を昇降する際のメインロープ6の重量を相殺する。
エレベータ制御部は、前述した機械室などに設けられ、図示しないRAM、ROM、CPU、入出力ポート及び記憶装置を備えた演算装置である。エレベータ制御部は、乗りかご2の操作装置、各階の乗場の呼び装置、駆動機構7などと接続して、エレベータ1全体の制御をつかさどる。
非常停止装置9は、図1に示すように、調速機14と、調速機ロープ15と、乗りかご2の底面に取り付けられた図示しない一対の非常止機構などを備えている。調速機14は、機械室などに設けられる。調速機14は、回転自在に設けられた調速機シーブ16などを備えている。調速機シーブ16には、調速機ロープ15が掛けられている。調速機シーブ16は、調速機ロープ15と連れ周りする。調速機14の詳細な構成は、後ほど説明する。
調速機ロープ15は、輪状に形成されており、調速機シーブ16の上側に掛けられている。また、調速機ロープ15には、テンショナ17が吊り下げられている。調速機ロープ15は、接続部18を介して一対の非常止機構に連結されている。調速機ロープ15は、乗りかご2の昇降動作に連動して、調速機シーブ16とテンショナ17との回りを無端走行(循環走行)する。
前述した非常停止装置9は、乗りかご2の降下速度が予め定められた設定速度に達すると、調速機14が調速機ロープ15の移動を停止する。非常停止装置9は、調速機ロープ15の移動が停止すると、非常止機構がかご用ガイドレールに対して乗りかご2を停止させる。
調速機14は、図2に示すように、調速機シーブ16と、一対のフライウェイト20と、速度調整ばね21と、図示しない爪と、ラチェットホイール22と、ガバナスタンド23とを備えている。調速機シーブ16は、ガバナスタンド23の後述するスタンド縦板28の上端部に回転自在に支持されたシーブシャフト24を備えている。
一対のフライウェイト20は、シーブシャフト24を互いの間に位置付けて、調速機シーブ16に設けられている。一対のフライウェイト20は、軸25を介して調速機シーブ16に回転可能に支持されている。軸25は、フライウェイト20の重心に対して偏心する位置に設けられている。一対のフライウェイト20は、リンク26により互いに連結されている。速度調整ばね21は、調速機シーブ16の回転に伴う遠心力が作用することで生じるフライウェイト20の軸25を中心とした回転に応じて弾性的に圧縮される。爪は、フライウェイト20に設けられ、調速機シーブ16の回転速度即ち調速機ロープ15の降下速度が設定速度に達すると、フライウェイト20に作用する遠心力によりラチェットホイール22にかみ合う。ラチェットホイール22は、シーブシャフト24に回転自在に設けられている。ラチェットホイール22には、後述する可動側ロープ掴み30の先端部を支持して、可動側ロープ掴み30のシュー42を固定側ロープ掴み29の固定側シュー38から離間する位置に保持する図示しない支持ロッドが設けられている。
ガバナスタンド23は、図3及び図4に示すように、スタンド底板27と、一対のスタンド縦板28と、固定側ロープ掴み29(図2及び図5に示す)と、可動側ロープ掴み30(図2及び図5に示す)とを備える。スタンド底板27は、平面形状が矩形状の平板状に形成されている。スタンド底板27は、機械室の床面などに取り付けられるガバナベース31から立設しかつ調速機ロープ15を通す筒状のロープ通し筒32の上端に支持されている。スタンド底板27は、ガバナベース31及びロープ通し筒32により水平方向と平行に設けられている。また、スタンド底板27の外縁のうちの長辺側の外縁27a(互いに対向する外縁に相当する)には、それぞれ、凸部33が設けられている。凸部33は、スタンド底板27の長辺の外縁27aからスタンド底板27の表面と平行即ち水平方向に突出している。
一対のスタンド縦板28は、それぞれ、平板状に形成され、互いに間隔をあけて平行に設けられる。一対のスタンド縦板28は、シーブシャフト24を回転自在に支持している。一対のスタンド縦板28は、シーブシャフト24を回転自在に支持することで、互いの間に調速機シーブ16を回転自在に支持している。一対のスタンド縦板28は、下端部に凸部33をはめ込むことが可能な凹部34を設けている。凹部34は、スタンド縦板28の下端から凹に形成され、図4に示すように、底34aを凸部33上に重ねて、内側に凸部33をはめ込む。凹部34の下端から底34aまでの深さH(図3に示す)は、スタンド底板27の厚みT(図3に示す)よりも浅い。一対のスタンド縦板28は、スタンド底板27を互いの間に挟んで、スタンド底板27から立設する。一対のスタンド縦板28は、下端部を貫通したボルト35によりスタンド底板27の長辺の外縁27aにねじ込まれる。スタンド縦板28は、ボルト35によりスタンド底板27の長辺の外縁27aに取り付けられる。
一対のスタンド縦板28のうちの図2中奥側の一方のスタンド縦板28には、孔36が設けられている。孔36は、ガバナスタンド23からスタンド縦板28の表面に直交する方向に離間した位置からみたガバナスタンド23の側方視において、固定側ロープ掴み29との間に調速機ロープ15を挟んだ可動側ロープ掴み30の後述のサポート部41の先端部(可動側ロープ掴み30の先端部に相当する)を外部に露出させる位置、大きさに形成されている。即ち、孔36は、ガバナスタンド23の側方視において、可動側ロープ掴み30の先端部を外部に露出させる(から視認させる)。孔36は、固定側ロープ掴み29との間に調速機ロープ15を挟んだ可動側ロープ掴み30を、固定側ロープ掴み29から間隔をあけて調速機ロープ15の移動を許容する位置まで復帰させるための工具44を一対のスタンド縦板28間に挿入させて、前記可動側ロープ掴み30を前記位置まで復帰させることを許容する孔である。孔36は、工具44を内縁に当接させて、てこの原理などを用いて、前記可動側ロープ掴み30を前記位置まで復帰させることを許容する。
固定側ロープ掴み29は、図2及び図5に示すように、ベース板37と、固定側シュー38とを備えている。ベース板37は、一対のスタンド縦板28の下端部間に配されて、ボルト39などによりスタンド縦板28の下端部に固定される。即ち、固定側ロープ掴み29は、スタンド縦板28に固定される。固定側シュー38は、ベース板37の調速機シーブ16に掛けられた調速機ロープ15と相対する表面にボルト50により取り付けられる。固定側シュー38は、調速機ロープ15と相対する。固定側シュー38は、乗りかご2の降下速度が設定速度で降下するときの調速機ロープ15を後述するシュー42との間に挟みこんで、調速機ロープ15の移動を停止させることのできる形状、材料で形成されている。
可動側ロープ掴み30は、外観が円柱状に形成されかつ基端部が円柱状のシャフト40に接続されたサポート部41と、サポート部41の先端部に取り付けられるシュー42とを備えている。即ち、可動側ロープ掴み30は、シャフト40に接続されている。シャフト40は、一対のスタンド縦板28の下端部を貫通して、スタンド縦板28に軸心回りに回転自在に設けられている。
サポート部41は、基端部から先端部に向かうにしたがって、徐々に固定側ロープ掴み29に近づく状態に配される。サポート部41とシュー42とは、互いに別体に構成されている。シュー42は、サポート部41の先端部に取り付けられて、調速機ロープ15と相対する。シュー42は、固定側シュー38との間に調速機ロープ15を通す。即ち、可動側ロープ掴み30は、固定側ロープ掴み29との間に調速機シーブ16に掛けられる調速機ロープ15を通す。シュー42は、固定側シュー38と同一の材料で、同一の形状に形成されている。即ち、シュー42と固定側シュー38とは、同一の構成とされている。
また、サポート部41の先端部には、図5に示すように、孔36が設けられたスタンド縦板28に向かって凸の第2凸部43が設けられている。
前述した構成の調速機14は、乗りかご2の降下速度が設定速度に達するまでは、調速機シーブ16の回転に伴う遠心力がフライウェイト20に作用しても、速度調整ばね21の付勢力により、爪がラチェットホイール22にかみ合うことがない。そして、ラチェットホイール22が停止した状態を維持して、支持ロッドが可動側ロープ掴み30のサポート部41の先端部を支持して、図2及び図5に示すように、シュー42と固定側シュー38とが互いに間隔をあけて、互いの間に調速機ロープ15を通している。この状態では、サポート部41は、基端部から先端部に向かうにしたがって徐々に上方に向かうようにスタンド底板27に対して傾いている。可動側ロープ掴み30のシュー42は、固定側シュー38よりも上方に位置する。
そして、乗りかご2の降下速度が設定速度に達すると、調速機シーブ16の回転に伴う遠心力がフライウェイト20に作用して、爪がラチェットホイール22にかみ合う。すると、ラチェットホイール22が回転して、支持ロッドの可動側ロープ掴み30のサポート部41の先端部の支持が解除される。すると、シャフト40が軸心回りに回転して、可動側ロープ掴み30のサポート部41の先端部が重力により降下して、シュー42が固定側シュー38との間に調速機ロープ15を挟みこんで、調速機ロープ15の移動を停止する。
また、可動側ロープ掴み30を復帰する際には、図5に示すように、孔36を通して棒状の工具44を一対のスタンド縦板28間に挿入して、この挿入した工具44を孔36の内縁に当接させて、てこの原理などを用いて第2凸部43を押圧する。そして、可動側ロープ掴み30のサポート部41の先端部を支持ロッドに支持させる。
実施形態のエレベータ1のガバナスタンド23によれば、スタンド底板27に凸部33を設け、調速機シーブ16を回転自在に支持するスタンド縦板28の下端部に底34aが凸部33に重ねられて凸部33がはめ込まれる凹部34を設けている。このために、調速機シーブ16及び調速機シーブ16に掛けられる調速機ロープ15を凹部34の底34aを介してスタンド底板27の凸部33で支えることとなる。したがって、スタンド底板27とスタンド縦板28とを固定するためのボルト35に作用する荷重を抑制でき、ガバナスタンド23の機械的な強度を向上させることができる。また、スタンド底板27の外縁27aに設けられた凸部33をスタンド縦板28の凹部34にはめ込んで、ガバナスタンド23を組み立てることができるので、ガバナスタンド23の構成を簡便にすることができる。よって、ガバナスタンド23は、簡便な構成により機械的な強度を向上することができる。
また、ガバナスタンド23によれば、スタンド縦板28の一方に可動側ロープ掴み30のサポート部41の先端部を側方に露出させる孔36を設けているので、孔36を通して、一対のスタンド縦板28間に工具44などを挿入することで、この工具44により固定側ロープ掴み29との間に調速機ロープ15を挟み込んで乗りかご2を停止させた可動側ロープ掴み30を容易に復帰することができる。
ガバナスタンド23によれば、可動側ロープ掴み30のサポート部41の先端部に第2凸部43を設けたので、孔36を通して一対のスタンド縦板28間に挿入された工具44などで第2凸部43を押圧することで、容易に可動側ロープ掴み30を復帰させることができる。
ガバナスタンド23によれば、可動側ロープ掴み30をシャフト40に接続されるサポート部41と、サポート部41とは別体のシュー42とで構成している。このために、ビルの高層化に伴い高価な材料で構成されるシュー42の質量を抑制することができる。したがって、コストの高騰を抑制することができる。また、ガバナスタンド23によれば、可動側ロープ掴み30のシュー42と固定側ロープ掴み29の固定側シュー38とを同一の構成としたので、部品の品番(種類)を削減することができる。したがって、コストの高騰を抑制することができる。
本発明のいくつかの実施形態及び変形例を説明したが、これらの実施形態及び変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態及び変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及び変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
例えば、孔36を一対のスタンド縦板28の双方に設けても良い。即ち、本発明では、一対のスタンド縦板28のうちの少なくとも一方に孔36を設ければ良い。また、凸部33を長辺側の外縁27aそれぞれに複数設けて、スタンド縦板28それぞれに凹部34を複数設けても良い。即ち、本発明では、凸部33を長辺側の外縁27aそれぞれに少なくとも一つ設ければよく、スタンド縦板28それぞれに凹部34を少なくとも一つ設ければよい。
1 エレベータ
15 調速機ロープ
16 調速機シーブ
23 ガバナスタンド
27 スタンド底板
27a 外縁
28 スタンド縦板
29 固定側ロープ掴み
30 可動側ロープ掴み
33 凸部
34 凹部
34a 底
35 ボルト
36 孔
38 固定側シュー
40 シャフト
41 サポート部
42 シュー
43 第2凸部

Claims (5)

  1. 水平方向と平行に設けられかつ互いに対向する二つの外縁から水平方向に突出した凸部を設けたスタンド底板と、
    下端部に前記凸部をはめ込み可能な凹部を設け、かつ、前記凹部の底を前記凸部に重ねて前記凹部内に前記凸部をはめ込んで前記スタンド底板を互いの間に挟んで立設するとともに、前記スタンド底板の前記外縁に取り付けられて、互いの間に調速機シーブを回転自在に支持する一対のスタンド縦板と、
    前記一対のスタンド縦板を貫通するシャフトに接続された可動側ロープ掴みと、
    前記可動側ロープ掴みとの間に前記調速機シーブに掛けられる調速機ロープを通しかつ前記一対のスタンド縦板に固定された固定側ロープ掴みと、を備えることを特徴とする、
    エレベータのガバナスタンド。
  2. 前記ガバナスタンドの側方視において、前記一対のスタンド縦板のうちの少なくとも一方に前記固定側ロープ掴みと間に前記調速機ロープを挟んだ前記可動側ロープ掴みの先端部を外部に露出させる孔を設けた、
    請求項1に記載のエレベータのガバナスタンド。
  3. 前記可動側ロープ掴みの先端部には、前記孔が設けられた前記スタンド縦板に向かって凸の第2凸部が設けられた、
    請求項2に記載のエレベータのガバナスタンド。
  4. 前記可動側ロープ掴みは、前記シャフトに接続されたサポート部と、前記サポート部と別体に構成されかつ前記サポート部に取り付けられて前記調速機ロープと相対するシューと、を備える、
    請求項1に記載のエレベータのガバナスタンド。
  5. 前記固定側ロープ掴みは、前記調速機ロープと相対する固定側シューを備え、
    前記シューと前記固定側シューとが、同一の構成とされた、
    請求項4に記載のエレベータのガバナスタンド。
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