JP2013139287A - フラップラベル及び包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】部分的に剥離された場合の利便性を実現すると共に、部分的な剥離の繰り返し使用に対する耐久性を向上するフラップラベル、及び、このフラップラベルを用いた包装体を提供する。
【解決手段】包装体本体20に貼着されるフラップラベル10は、長手方向の一端に把持部14を有する開閉部11と、開閉部11の他端側に配置された基部12と、開閉部11の短手方向の幅よりも狭い幅で、開閉部11と基部12とを連結する絞り部13とを備える。絞り部13は、短手方向に複数の溝が形成される。使用者が把持部14を持って、開閉部11を引き剥がし、基部12方向に移動させた場合、絞り部13は全体に渡って撓み、開閉部11が開放された状態が維持される。
【選択図】図5

Description

本発明は、蓋として再貼着可能なフラップラベル、及び、このフラップラベルが貼着された包装体に関する。
水分や揮発性の液体を含んだシートは、おしりふき用、掃除用、その他の幅広い用途に広く使われている。このようなシートは折りたたまれて複数枚をまとめて合成樹脂製の包装体に内包されており、包装体には、取り出し用の蓋として粘着材が塗布されたフラップラベルが取り付けられている。使用者はこのフラップラベルを部分的に引き剥がし、これにより現れる開口からシートを取り出すことができ、使用後はフラップラベルを再貼着することで、包装体の気密性を保持し、シートの乾燥を防止することができる。
使用中は、シートを連続的に取り出す必要がある場合も多く、そのため、開口を露出した状態に保持したい場合も多い。しかしながら、フラップラベル自身の持つ弾性により、再びラベルが貼着された位置に自然に戻ってしまうことがある。近年、このような状況に鑑みて、使用者がシートを取り出すためにラベルを部分的に引き剥がしても、使用中に再びラベルが貼着された位置に自然に戻らないように工夫されたフラップラベルが特許文献1〜3により提案されている。
特許第2862476号公報 特開2011−26002号公報 特開2011−225238号公報
例えば、特許文献1では、使用者がフラップラベルを一定量以上剥がし、それを離した場合、切り込みにより区画された領域の先端が包装体表面と剥離停止部との間に入り込み、包装体の開口の露出を維持する仕組みが開示されている。しかしながら、包装体の開口の露出を維持するための操作を繰り返した場合、包装体表面と剥離停止部との間に入り込む領域の先端が折れ曲がる虞がある。また、フラップラベルを再貼着する際に、包装体表面と剥離停止部との間に入り込んだ先端を注意深く元に戻さないと、先端が折れ曲がる虞がある。さらに、領域の先端を包装体表面と剥離停止部との間に入り込ませるため、使用者が必要以上にフラップラベルを引き剥がす虞もあり、その場合、フラップラベルの耐久性に影響を及ぼすことが考えられる。
また、特許文献2では、フラップラベルの引き剥がされる部分と包装体表面に貼着されたままの部分との間にスリットを形成する構成が開示されている。しかしながら、このような構成では、フラップラベルを引き剥がす際に発生する応力がスリット近傍に集中してしまう。このため、フラップラベルを引き剥がす操作が繰り返されたり、勢いよくフラップラベルが引き剥がされたりすると、スリット近傍からフラップラベルが破損する虞がある。
また、特許文献3では、フラップラベルを部分的に引き剥がした際、把持部近傍に形成された舌部を包装体表面に剥離可能に貼着する構成が開示されている。しかしながら、舌部を貼着するのが手間であり、且つ、フラップラベルを引き剥がし、舌部を貼着する操作が繰り返されると、舌部の粘着力が低下したり、折り曲がって貼りついたりする虞がある。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、部分的に剥離された場合の利便性を実現すると共に、部分的な剥離の繰り返し使用に対する耐久性を向上するフラップラベル、及び、このフラップラベルを用いた包装体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の発明は、被貼着物に貼着可能なシート状のフラップラベルであって、
一端に把持部を有し、前記把持部を剥離始端として被貼着物から剥離可能であると共に、剥離方向に直交する横幅を有する開閉部と、
前記開閉部の前記把持部と反体側に配置された基部と、
前記開閉部の最大横幅寸法よりも狭い横幅を有し、前記開閉部と前記基部とを連結する絞り部と、
を備え、
前記基部が被貼着物に貼着され且つ前記開閉部が被貼着物から剥離されて前記把持部が前記基部側に移動された状態で、前記絞り部が全体に渡って撓むことで前記開閉部が剥離された状態を維持可能とすることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記基部と前記絞り部との境界部から少なくとも前記横幅方向にフラップラベルの外周に向かって延びる切り込みをさらに備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記切り込みは、前記開閉部に徐々に近づくように延びる曲線であって、前記フラップラベルの外周に到達しないことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記絞り部の表面には前記横幅方向に複数の溝が形成されていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のものにおいて、前記絞り部は、その横幅方向において前記基部の一部に隣接することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載のものにおいて、前記開閉部と前記基部とは少なくとも一部で隣接するように形成され、前記開閉部と前記基部との互いに隣接する部分は、前記基部と前記絞り部との境界部よりも前記把持部側に位置することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のものにおいて、前記開閉部と前記基部とは少なくとも一部で隣接するように形成され、前記開閉部と前記基部との互いに隣接する部分には前記開閉部と前記基部とを繋ぐ止め部が形成されており、
前記止め部は、前記基部が前記被貼着物に貼着された状態で、前記開閉部が前記被貼着物から剥離された際に、前記開閉部と前記基部との繋ぎを解除し、前記把持部を前記基部側に移動可能とすることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、上面に開口用の領域が区画された包装体本体と、
請求項1ないし7のいずれか1項に記載のフラップラベルと、
を備えた包装体であって、
前記フラップラベルは、前記開閉部が前記包装用本体の開口用の領域を覆うように前記上面に貼着されることを特徴とする。
本発明によれば、比較的簡易な構造で部分的に剥離された場合の利便性を維持することができる。また、フラップラベルを引き剥がす操作が繰り返されたり、勢いよくフラップラベルが引き剥がされたりする場合の耐久性を向上することができる。このようなフラップラベルは比較的簡易な製造工程を経て作製することができる。
本発明による包装体の外観を示す斜視図である。 本発明による包装体のフラップラベルの上面図である。 図3(a)は本発明による包装体のフラップラベルの断面図(図2のA−A’断面図)であり、図3(b)は撓んだ状態の絞り部を側面から見た図である。 本発明による包装体のフラップラベルの止め部を示す上面図である。 本発明によるフラップラベルの製造方法を説明するための模式図である。 本発明による包装体において、開閉部が引き剥がされた状態を示す斜視図である。 本発明による包装体において、開閉部が引き剥がされた状態の側面図である。 本発明による包装体において、絞り部が撓んだ状態を示す部分側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、この実施の形態に係る包装体1は、フラップラベル10と包装体本体20とで構成されている。シート状のフラップラベル10は、略直方体形状をなし変形可能な包装体本体20の上面21に貼着されている。包装体1は水分や揮発性の液体を含んだシートを複数枚内包するためのものである。例えば、ウェットテッシュが折りたたまれた状態で複数枚、包装体1に内包される。包装体本体20は、内包されるシートの水分や揮発性の液体が蒸発しないように、合成樹脂フィルムで形成されることが好ましい。
ここで、フラップラベル10の構成を図2及び図3を参照して説明する。フラップラベル10は、図3(a)に示されるように互いに接着された2層のフィルムから構成されている。図3に示される上層31には、例えば熱可塑性の合成樹脂フィルム、例えば二軸延伸ポリプロピレンフィルム等を適用することができる。また、下層32には、ポリエチレンテレフタレート、いわゆるPETや、ポリプロピレンを主原料とする合成紙(例えば、ユポ(登録商標))を適用することができる。下層32の、上層31側と反対側の面には粘着剤が塗布され、この粘着剤が塗布された面は、包装体本体20の表面に貼着される。粘着剤は、フラップラベル10が包装体本体20の表面から剥離されても、フラップラベル10が再度貼着できるよう再粘着性を持つ。但し、フラップラベル10の把持部(後述)については、使用者が指で摘み易いように包装体本体20の表面に貼着されないことが好ましい。
図1及び図2に示されるように、フラップラベル10は、開閉部11、基部12及び絞り部13を含んでいる。開閉部11の長手方向(図2の横方向)の一端には剥離始端となる把持部14が形成されている。把持部14は、開閉部11の長手方向の外周11a、11bの端部から長手方向に緩やかに延長して形成される突部14aよりなる。基部12は、把持部14の反対側(開閉部11の他端)に形成されている。絞り部13は開閉部11の短手(横幅)方向(図2の縦方向)の最大幅W1よりも狭い幅W2で、開閉部11と基部12とを連結する。絞り部13には、短手方向に複数の溝13aが形成される。
図2に示されるように、フラップラベル10には、開閉部11と基部12の両翼部12b、12cとを区画するための切り込み15a、15bが形成されている。切り込み15a、15bは、開閉部11と絞り部13との境界部の端16a、16bから短手方向に延びて、フラップラベル10の外周に到達する。この実施の形態では、切り込み15a、15bは、端16a、16bから把持部14側に徐々に近づくように短手方向に延びる曲線となっている。
絞り部13は、開閉部11と基部12とを連結すると共に、短手方向の両側が基部12の両翼部12b、12cに隣接するように形成される。基部12と絞り部13とを区画するために、切り込み17a、17bが形成されている。切り込み17a、17bは、開閉部11と絞り部13との境界部の端16a、16bから、基部12と絞り部13との境界部の端18a、18bに渡ってそれぞれ形成される。
さらに基部12内には切り込み19a、19bが形成されている。切り込み19a、19bは、基部12と絞り部13との境界部の端18a、18bから、フラップラベル10の外周に向かって短手方向にそれぞれ延びる。切り込み19a、19bは、開閉部11に徐々に近づくように延びる曲線であって、フラップラベル10の外周に到達しない。
切り込み15a、17a及び19aは、フラップラベル10に形成される連続した切り込みであってよい。同様に、切り込み15b、17b及び19bも、フラップラベル10に形成される連続した切り込みであってよい。
なお、図1に示されている基部12の着色部12aは、フラップラベル10の配色と異なった色が施される領域を示している。着色部12aは、フラップラベル10を部分的に引き剥がす際、引き剥がし停止の目安となるものである。
切り込み15a、15bには、この切り込みを横切って開閉部11と基部12の両翼部12b、12cとを連続的に繋ぐ止め部を形成してもよい。例えば、図4に示されるように、開閉部11と絞り部13との境界部の端16a、16bの近傍に止め部40a、40bを形成するとよい。この止め部40a、40bは、例えば0.5mm程度の長さに渡って開閉部11と基部12とを繋ぐ。また、図4に示されるように、フラップラベル10の外周近傍にも止め部40c、40dを形成してもよい。止め部40c、40dは、止め部40a、40bと同様の構成を有し、開閉部11と基部12とを繋ぐ。ただし、これらの止め部40a〜40dはフラップラベル10の製造時に形成され、開閉部11が引き剥がされる際に繋ぎを解除する。すなわち、止め部40a〜40dは、使用者が開閉部11を引き剥がす力により簡単に破断する。ただし、破断する手応えが使用者に伝わるような構成とすることが好ましい。このような止め部40a〜40dの形成位置は、図4に示される位置に限られず、開閉部11、基部12及び絞り部13の位置関係を維持することに有用な場所に形成されることが好ましい。
次に、フラップラベル10の製造方法について図5を参照して説明する。
台紙50上には、前述の開閉部11、基部12及び絞り部13となるべきラベル部分60が等間隔に印刷された2層フィルムが配置される。ラベル部分60は、台紙50と共にローラ70に向かって送り出される。ローラ70の表面には、図2に示されるフラップラベル10の形状を型抜きするための抜き型が形成されている。この抜き型は、薄い金属平板に形成されたものをローラ70に巻き付けても、このローラ70の表面に直接形成しても、いずれでもよい。
抜き型の刃は、例えば、図2に示される開閉部11、基部12及び絞り部13の外形、さらに、切り込み19a、19bに対応して形成される。ただし、図4に示されるような止め部40a〜40dを形成する場合、これら止め部40a〜40dに対応する箇所で、刃が途切れたり、刃高が低くなるように設計される。
抜き型には、絞り部13の溝13aを形成するための刃も形成されている。ただし、形成された刃の高さは、切り込み19a、19b用に形成される刃の高さよりも低く、且つその先端の鋭利度は低いものとなっている。
以上の製造工程によれば、抜き型の刃高及び先端形状を調整することで、フラップラベル10の抜き工程において同時に溝13aを形成することができる。
ローラ70に向かって送り出された台紙50は、2層フィルムが貼着された面がローラ70に押しつけられる。この後、ラベル部分60以外の不要な領域が剥離され、フラップラベル10が台紙50上に形成される。
形成されたフラップラベル10は、台紙50から引き剥がされ、図1に示されるように、包装体本体20の表面に貼着される。その際、図4に示されるような止め部40a〜40dがフラップラベル10に形成されていると、フラップラベル10が1枚のシートとして一体性を持つので、フラップラベル10が歪んだ状態で貼着されたり、貼着されたフラップラベル10にしわが寄ったりすることを抑えることができる。または、貼着不良があった場合に、剥がして再貼着することも容易に行うことができる。
次に、使用者によってフラップラベル10が部分的に引き剥がされる動作について図6〜図8を参照して説明する。
図6に示されるように、包装体本体20の上面21には、内包されたシートを取り出すための開口22が形成される。ただし、包装体本体20の製造時には、開口22に沿って、上面21に切り込みが形成されるだけであり、フラップラベル10の開閉部11が開口22を覆うように貼着される。
使用者は把持部14を指でつまみ、基部12方向に開閉部11を引き剥がす。この際、前述した止め部40a〜40dが形成されている場合、使用者は、止め部40a〜40dが破断する手応えで、開閉部11と絞り部13の少なくとも一部とが引き剥がされたことを認識することができる。また、基部12の着色部12aには、フラップラベル10の配色と異なった色が施されているため、使用者は、開閉部11全体が引き剥がされたことを容易に認識できる。開閉部11全体が引き剥がされると、上面21の開口22に対応する部分21aが開閉部11に接着したまま引き剥がされる。これにより、図6に示されるように開口22が露出する。この際、基部12の両翼部12b、12cは、基部12と絞り部13との境界部よりも開口22側に位置するため、基部12が引き剥がれるのを阻止するストッパとして機能する。
この後、使用者が開閉部11の把持部14を基部12側に十分に移動させて、開閉部11の粘着剤が塗布された面を上向きになるようにすると、図6及び図7に示されるように、絞り部13が上面21から離反し、絞り部13全体が撓む。前述したように絞り部13には溝13aが複数形成されており、溝13aは、短手方向に延びる溝であるため、図3(a)に示される断面台形状の溝の幅が図3(b)に示されるように狭くなることで、絞り部13は容易に撓むことができる。好ましくは、絞り部13は端18a、18bよりも開口22側に突出して開口22に向かって凸となるように全体的に滑らかな湾曲形状を描いて撓むとよい。絞り部13は撓んだ状態で開閉部11を基部12側に保持する。すなわち、絞り部13が全体に渡って撓み、開閉部11が剥離された状態が維持され、使用者が把持部14から指を離しても、開閉部11は貼着されていた位置に戻らずに図6及び図7に示される状態が維持される。使用者はフラップラベル10から手を離して、包装体本体20に内包されたシートを継続的に取り出すことができ、比較的簡易なラベルの構造で部分的に剥離された場合の利便性を維持することができる。なお、開閉部11が剥離された状態を維持するためには、絞り部13が容易に撓むことに加えて、開閉部11の質量を適切に調整することが好ましい。
ところで、使用者により開閉部11が引き剥がされる場合、基部12と絞り部13との境界部に応力が集中する虞がある。しかしながら、本発明では、前述したように切り込み19a、19bが、基部12と絞り部13との境界部から前記短手方向のフラップラベル10の外周に向かって延びている。このため、図8に示されるように基部12が部分的に剥離することで応力を分散して受け止めることができる。例えば、使用者が開閉部11を勢いよく引き剥がした場合であっても、基部12が切り込み19a、19bに沿って部分的にかつ一時的に剥離することで応力が作用する部分が分散する。これにより、フラップラベルを引き剥がす操作が繰り返されたり、勢いよくフラップラベルが引き剥がされたりする場合の耐久性を向上することができる。さらに、基部12の両翼部12b、12cがストッパとして機能するため、基部12全体が剥離するといった事態を防止することができる。
1 包装体
10 フラップラベル
11 開閉部
12 基部
13 絞り部
14 把持部
18a、18b 境界部の端
19a、19b 切り込み
20 包装体本体(被貼着物)
21 上面
22 開口
40a〜40d 止め部

Claims (8)

  1. 被貼着物に貼着可能なシート状のフラップラベルであって、
    一端に把持部を有し、前記把持部を剥離始端として被貼着物から剥離可能であると共に、剥離方向に直交する横幅を有する開閉部と、
    前記開閉部の前記把持部と反体側に配置された基部と、
    前記開閉部の最大横幅寸法よりも狭い横幅を有し、前記開閉部と前記基部とを連結する絞り部と、
    を備え、
    前記基部が被貼着物に貼着され且つ前記開閉部が被貼着物から剥離されて前記把持部が前記基部側に移動された状態で、前記絞り部が全体に渡って撓むことで前記開閉部が剥離された状態を維持可能とすることを特徴とするフラップラベル。
  2. 前記基部と前記絞り部との境界部から少なくとも前記横幅方向にフラップラベルの外周に向かって延びる切り込みをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のフラップラベル。
  3. 前記切り込みは、前記開閉部に徐々に近づくように延びる曲線であって、前記フラップラベルの外周に到達しないことを特徴とする請求項2に記載のフラップラベル。
  4. 前記絞り部の表面には前記横幅方向に複数の溝が形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のフラップラベル。
  5. 前記絞り部は、その横幅方向において前記基部の一部に隣接することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のフラップラベル。
  6. 前記開閉部と前記基部とは少なくとも一部で隣接するように形成され、前記開閉部と前記基部との互いに隣接する部分は、前記基部と前記絞り部との境界部よりも前記把持部側に位置することを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のフラップラベル。
  7. 前記開閉部と前記基部とは少なくとも一部で隣接するように形成され、前記開閉部と前記基部との互いに隣接する部分には前記開閉部と前記基部とを繋ぐ止め部が形成されており、
    前記止め部は、前記基部が前記被貼着物に貼着された状態で、前記開閉部が前記被貼着物から剥離された際に、前記開閉部と前記基部との繋ぎを解除し、前記把持部を前記基部側に移動可能とすることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のフラップラベル。
  8. 上面に開口用の領域が区画された包装体本体と、
    請求項1ないし7のいずれか1項に記載のフラップラベルと、
    を備えた包装体であって、
    前記フラップラベルは、前記開閉部が前記包装用本体の開口用の領域を覆うように前記上面に貼着されることを特徴とする包装体。
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