JP2013138892A - 遊技台 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技盤の演出態様に左右されずに複数機種間で使用できる前面枠扉を提供する。
【解決手段】遊技領域が少なくとも設けられた遊技盤と、前記遊技盤を少なくとも支持可能な本体と、開閉体と、光を少なくとも発光可能な発光手段と、前記発光手段によって発光された光を放光する放光手段と、を備えた遊技台であって、前記開閉体は、前記遊技盤を臨む透明窓部が少なくとも設けられたものであり、前記開閉体は、前記本体に少なくとも開閉可能に支持されるものであり、前記遊技領域は、前記本体に対して前記開閉体を開状態にすることで露出するものであり、前記発光手段によって発せられた光は導光手段によって前記放光手段に導光されるものであり、前記導光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものであり、前記放光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものである、ことを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、スロットマシン、パチンコ機等に代表される遊技台に関し、遊技盤上に設けられた演出装置に関する。
従来、スロットマシンやパチンコと呼ばれる遊技台では、遊技盤や制御基板、払出装置球発射装置といった遊技制御アセンブリを遊技枠と呼ばれる木枠内部に収納した本体部と、その前面に、演出装置や球受皿、球発射ハンドルなどを備えた前面枠扉を開閉自在に取り付けたものが一般的である。これらの遊技台の新機種を開発する場合、遊技台全体を新規設計するのではなく、遊技盤のみを新規に設計し、本体部は複数の機種に共通して利用することで、開発コストを低減することがよく行われる。また、上記前面枠扉には、遊技演出を盛り上げるために、ランプ、LEDなどの発光装置、スピーカなどの音声発生装置、演出用可動物など様々な演出装置が設けられており、遊技状態に応じて演出制御が行われることが一般的である。
特開2004−73224号公報
上記文献において提案される発明では、前面枠扉に上部に設けられたトップランプに空気を注入すると膨張するゴムシートを設け、遊技状態に応じて本体部に設けられたミニコンプレッサーから空気が注入されると、ゴムシートが膨張してトップランプからゴムシートの部分が突出し、空気を抜くとゴムシートが収縮することを利用する演出方法が提案されている。しかしこのような遊技台では、新機種を開発する度に、前面枠扉の演出装置の変更も行われなければならず、開発時間やコストが増大する問題があった。
本発明は上述の問題に鑑みて、光による演出効果が高い遊技台を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技台は、遊技領域が少なくとも設けられた遊技盤と、前記遊技盤を少なくとも支持可能な本体と、開閉体と、光を少なくとも発光可能な発光手段と、前記発光手段によって発光された光を放光する放光手段と、を備えた遊技台であって、前記開閉体は、前記遊技盤を臨む透明窓部が少なくとも設けられたものであり、前記開閉体は、前記本体に少なくとも開閉可能に支持されるものであり、前記遊技領域は、前記本体に対して前記開閉体を開状態にすることで露出するものであり、前記発光手段によって発せられた光は導光手段によって前記放光手段に導光されるものであり、前記導光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものであり、前記放光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものである、ことを特徴とする。
以上のように、光による演出効果を高めることができる。
本発明のパチンコ機の外観を示す斜視図である。 パチンコ機の正面図である。 パチンコ機の制御ブロック図である。 遊技盤の正面図である。 前面枠扉と放光部との位置関係を示す図である。 放光部の断面図である。 放光部の拡大図である。 (a)放光部の発光態様の一例を示す図である(点灯前)。(b)放光部の発光態様の一例を示す図である(点灯後)。 (a)第1実施態様の変形例に係る放光部の断面図である。(b)第1実施態様の変形例に係るパチンコ機の制御ブロック図である。 (a)第1実施態様に係る放光部の変形例である(反射部なし)。(b)第1実施態様に係る放光部の変形例である(導光部が遊技盤に突出していない)。(c)第1実施態様に係る放光部の変形例である(導光部なし)。(d)第1実施態様に係る放光部の変形例である(反射部に導光部)。(e)第1実施態様に係る放光部の変形例である(反射部なし)。(f)第1実施態様に係る放光部の変形例である(異なる複数の色彩をもつ遊技盤発光部)。 可動式役物を本発明に適用した一例を示す図である。 遊技盤側可動式役物の動作態様を示した図である。 枠側可動式役物の構造図である。 (a)、(b)、(c)は遊技盤側可動式役物及び枠側可動式役物の駆動態様を示した図である。 (a)、(b)、(c)は遊技盤側可動式役物の移動範囲を示した図である。 (a)、(b)は音による遊技盤側と枠側の演出の連携を示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に係る遊技台(例えば、パチンコ機100等の弾球遊技機やスロット機等の回胴遊技機)について詳細に説明する。
まず、図1を用いて、本発明の実施形態1に係るパチンコ機100の全体構成について説明する。なお、同図はパチンコ機100を正面側(遊技者側)から見た外観斜視図である。
パチンコ機100は、外部的構造として、外枠102と、本体104と、前面枠扉106と、球貯留皿付扉108と、発射装置110と、遊技盤200と、をその前面に備える。
外枠102は、遊技機設置営業店に設けられた設置場所(島設備等)へと固定させるための縦長方形状から成る木製の枠部材である。
本体104は、内枠と呼ばれ、外枠102の内部に備えられ、ヒンジ部112を介して外枠102に回動自在に装着された縦長方形状の遊技機基軸体となる部材である。また、本体104は、枠状に形成され、内側に空間部114を有している。また、本体104が開放された場合、本体104の開放を検出する不図示の内枠開放センサを備える。
前面枠扉106は、ロック機能付きで且つ開閉自在となるようにパチンコ機100の前面側となる本体104の前面に対しヒンジ部112を介して装着され、枠状に構成されることでその内側を開口部とした扉部材である。なお、この前面枠扉106には、開口部にガラス製又は樹脂製の透明板部材118が設けられ、前面側には、スピーカ120や枠ランプ122が取り付けられている。前面枠扉106の後面と遊技盤200の前面とで遊技領域124を区画形成する。また、前面枠扉106が開放された場合、前面枠扉106の開放を検出する不図示の前面枠扉開放センサを備える。
球貯留皿付扉108は、パチンコ機100の前面において本体104の下側に対して、ロック機能付きで且つ開閉自在となるように装着された扉部材である。球貯留皿付扉108は、複数の遊技球(以下、単に「球」と称する場合がある)が貯留可能で且つ発射装置110へと遊技球を案内させる通路が設けられている上皿126と、上皿126に貯留しきれない遊技球を貯留する下皿128と、遊技者の操作によって上皿126に貯留された遊技球を下皿128へと排出させる球抜ボタン130と、遊技者の操作によって下皿128に貯留された遊技球を遊技球収集容器(俗称、ドル箱)へと排出させる球排出レバー132と、遊技者の操作によって発射装置110へと案内された遊技球を遊技盤200の遊技領域124へと打ち出す球発射ハンドル134と、遊技者の操作によって演出装置206(後述)の演出態様に変化を与えるチャンスボタン136と、チャンスボタン136を発光させるチャンスボタンランプ138と、遊技店に設置されたカードユニット(CRユニット)に対して球貸し指示を行う球貸操作ボタン140と、カードユニットに対して遊技者の残高の返却指示を行う返却操作ボタン142と、遊技者の残高やカードユニットの状態を表示する球貸表示部144と、を備える。また、下皿128が満タンであることを検出する不図示の下皿満タンセンサを備える。
発射装置110は、本体104の下方に取り付けられ、球発射ハンドル134が遊技者に操作されることによって回動する発射杆146と、遊技球を発射杆146の先端で打突する発射槌148と、を備える。
遊技盤200は、前面に遊技領域124を有し、本体104の空間部114に臨むように、所定の固定部材を用いて本体104に着脱自在に装着されている。なお、遊技領域124は、遊技盤200を本体104に装着した後、開口部から観察することができる。
図2は、遊技盤200を正面から見た略示正面図である。
遊技盤200には、外レール202と内レール204とを配設し、遊技球が転動可能な遊技領域124を区画形成している。
遊技領域124の略中央には、演出装置206を配設している。この演出装置206には、略中央に装飾図柄表示装置208を配設し、その周囲に、普通図柄表示装置210と、第1特別図柄表示装置212と、第2特別図柄表示装置214と、普通図柄保留ランプ216と、第1特別図柄保留ランプ218と、第2特別図柄保留ランプ220と、高確中ランプ222を配設している。なお、以下、普通図柄を「普図」、特別図柄を「特図」と称する場合がある。
装飾図柄表示装置208は、装飾図柄ならびに演出に用いる様々な表示を行うための表示装置であり、本実施例では液晶表示装置(Liquid Crystal Display)によって構成する。この装飾図柄表示装置208は、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208b、右図柄表示領域208cおよび演出表示領域208dの4つの表示領域に分割し、左図柄表示領域208a、中図柄表示領域208bおよび右図柄表示領域208cはそれぞれ異なった装飾図柄を表示し、演出表示領域208dは演出に用いる画像を表示する。さらに、各表示領域208a、208b、208c、208dの位置や大きさは、装飾図柄表示装置208の表示画面内で自由に変更することを可能としている。なお、装飾図柄表示装置208として液晶表示装置を採用しているが、液晶表示装置でなくとも、種々の演出や種々の遊技情報を表示可能に構成されていればよく、例えば、ドットマトリクス表示装置、7セグメント表示装置、有機EL(ElectroLuminescence)表示装置、リール(ドラム)式表示装置、リーフ式表示装置、プラズマディスプレイ、プロジェクタを含む他の表示デバイスを採用してもよい。
普図表示装置210は、普図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。第1特図表示装置212および第2特図表示装置214は、特図の表示を行うための表示装置であり、本実施例では7セグメントLEDによって構成する。
普図保留ランプ216は、保留している普図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施例では、普図変動遊技を所定数(例えば、2つ)まで保留することを可能としている。第1特図保留ランプ218および第2特図保留ランプ220は、保留している特図変動遊技の数を示すためのランプであり、本実施例では、特図変動遊技を所定数(例えば、4つ)まで保留することを可能としている。高確中ランプ222は、遊技状態が大当りが発生し易い高確率状態であること、または高確率状態になることを示すためのランプであり、遊技状態を大当りが発生し難い低確率状態から高確率状態にする場合に点灯し、高確率状態から低確率状態にする場合に消灯する。
また、この演出装置206の周囲には、所定の球進入口、例えば、一般入賞口226及び複数一般入賞口260と、普図始動口228と、第1特図始動口230と、第2特図始動口232と、可変入賞口234を配設している。
一般入賞口226及び複数一般入賞口260は、本実施例では遊技盤200に複数配設しており、この一般入賞口226への入球を所定の球検出センサ(図示省略)が検出した場合(一般入賞口226に入賞した場合)、払出装置を駆動し、所定の個数(例えば、10個)の球を賞球として上皿126に排出する。上皿126に排出した球は遊技者が自由に取り出すことが可能であり、これらの構成により、入賞に基づいて賞球を遊技者に払い出すようにしている。なお、一般入賞口226に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。本実施例では、入賞の対価として遊技者に払い出す球を「賞球」、遊技者に貸し出す球を「貸球」と区別して呼ぶ場合があり、「賞球」と「貸球」を総称して「球(遊技球)」と呼ぶ。
普図始動口228は、ゲートやスルーチャッカーと呼ばれる、遊技領域124の所定の領域を球が通過したか否かを判定するための装置で構成しており、本実施例では遊技盤200の左側に1つ配設している。普図始動口228を通過した球は一般入賞口226に入球した球と違って、遊技島側に排出することはない。球が普図始動口228を通過したことを所定の球検出センサが検出した場合、パチンコ機100は、普図表示装置210による普図変動遊技を開始する。
第1特図始動口230は、本実施例では遊技盤200の中央に1つだけ配設している。この第1特図始動口230への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置を駆動し、所定の個数(例えば、3個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第1特図表示装置212による特図変動遊技を開始する。なお、第1特図始動口230に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
第2特図始動口232は、電動チューリップ(電チュー)と呼ばれ、本実施例では第1特図始動口230の真下に1つだけ配設している。この第2特図始動口232は、左右に開閉自在な羽根部材を備え、羽根部材の閉鎖中は球の入球が不可能であり、普図変動遊技に当選し、普図表示装置210が当たり図柄を停止表示した場合に羽根部材が所定の時間間隔、所定の回数で開閉する。第2特図始動口232への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置を駆動し、所定の個数(例えば、4個)の球を賞球として上皿126に排出するとともに、第2特図表示装置214による特図変動遊技を開始する。なお、第2特図始動口232に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
可変入賞口234は、大入賞口またはアタッカーと呼ばれ、本実施例では遊技盤200の中央部下方に1つだけ配設している。この可変入賞口234は、開閉自在な扉部材を備え、扉部材の閉鎖中は球の入球が不可能であり、特図変動遊技に当選して特図表示装置が大当たり図柄を停止表示した場合に扉部材が所定の時間間隔(例えば、開放時間29秒、閉鎖時間1.5秒)、所定の回数(例えば15回)で開閉する。可変入賞口234への入球を所定の球検出センサが検出した場合、払出装置を駆動し、所定の個数(例えば、15個)の球を賞球として上皿126に排出する。なお、可変入賞口234に入球した球は、パチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出する。
さらに、これらの入賞口や始動口の近傍には、円盤状の打球方向変換部材236(以下風車という)や、遊技釘238を複数個、配設していると共に、内レール204の最下部には、いずれの入賞口や始動口にも入賞しなかった球をパチンコ機100の裏側に誘導した後、遊技島側に排出するためのアウト口240を設けている。
このパチンコ機100は、遊技者が上皿126に貯留している球を発射レールの発射位置に供給し、遊技者の球発射ハンドル134の操作量に応じた強度で発射モータを駆動し、発射杆146および発射槌148によって外レール202、内レール204を通過させて遊技領域124に打ち出す。そして、遊技領域124の上部に到達した球は、打球方向変換部材236や遊技釘238等によって進行方向を変えながら下方に落下し、入賞口(一般入賞口226、可変入賞口234)や始動口(第1特図始動口230、第2特図始動口232)に入賞するか、いずれの入賞口や始動口にも入賞することなく、または普図始動口228を通過するのみでアウト口136に到達する。
<演出装置206>
次に、パチンコ機100の演出装置206について説明する。
この演出装置206の前面側には、遊技球の転動可能な領域にワープ装置242およびステージ244を配設している。また、演出装置206の背面側には、装飾図柄表示装置208および遮蔽装置246(以下、扉と称する場合がある)を配設している。すなわち、演出装置206において、装飾図柄表示装置208および遮蔽手段は、ワープ装置242、ステージ244の後方に位置することとなる。
ワープ装置242は、演出装置206の左上方に設けたワープ入口に入った遊技球を演出装置206の前面下方のステージ244に排出する。
ステージ244は、ワープ出口から排出された球や遊技盤200の遊技釘238などによって乗り上げた球などが転動可能であり、ステージ244の中央部には、通過した球が第1特図始動口230へ入球し易くなる。
遮蔽装置246は、格子状の扉からなり、装飾図柄表示装置208およびステージ244の間に配設する。扉の上部には、不図示の2つのプーリに巻き回したベルトをそれぞれ固定している。すなわち、左右の扉は、モータによりプーリを介して駆動するベルトの動作に伴って左右にそれぞれ移動する。遮蔽手段は、扉を閉じた状態ではそれぞれの内側端部が重なり、遊技者が装飾図柄表示装置208を視認し難いように遮蔽する。扉を開いた状態ではそれぞれの内側端部が装飾図柄表示装置208の表示画面の外側端部と若干重なるが、遊技者は装飾図柄表示装置208の表示の全てを視認可能である。また、扉は、それぞれ任意の位置で停止可能であり、例えば、表示した装飾図柄がどの装飾図柄であるかを遊技者が識別可能な程度に、装飾図柄の一部だけを遮蔽するようなことができる。なお、扉は、格子の孔から後方の装飾図柄表示装置208の一部を視認可能にしてもよいし、格子の孔の障子部分を半透明のレンズ体で塞ぎ、後方の装飾図柄表示装置208による表示を漠然と遊技者に視認させるようにしてもよいし、格子の孔の障子部分を完全に塞ぎ(遮蔽し)、後方の装飾図柄表示装置208を全く視認不可にしてもよい。
次に、図3を用いて、このパチンコ機100の制御部の回路構成について詳細に説明する。なお、同図は制御部の回路ブロック図を示したものである。
パチンコ機100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300が送信するコマンド信号(以下、単に「コマンド」と呼ぶ)に応じて主に演出の制御を行う第1副制御部400と、第1副制御部400より送信されたコマンドに基づいて各種機器を制御する第2副制御部500と、主制御部300が送信するコマンドに応じて主に遊技球の払い出しに関する制御を行う払出制御部600と、遊技球の発射制御を行う発射制御部630と、パチンコ機100に供給される電源を制御する電源管理部660とによって構成している。
<主制御部>
まず、パチンコ機100の主制御部300について説明する。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御する基本回路302を備えており、この基本回路302には、CPU304と、制御プログラムや各種データを記憶するためのROM306と、一時的にデータを記憶するためのRAM308と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O310と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ312と、プログラム処理の異常を監視するWDT314を搭載している。なお、ROM306やRAM308については他の記憶装置を用いてもよく、この点は後述する第1副制御部400についても同様である。この基本回路302のCPU304は、水晶発信器316が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路302には、水晶発信器316が出力するクロック信号を受信する度に0〜65535の範囲で数値を変動させるハードウェア乱数カウンタとして使用しているカウンタ回路318(この回路には2つのカウンタを内臓しているものとする)と、所定の球検出センサ、例えば各始動口、入賞口、可変入賞口を通過する遊技球を検出するセンサや、前面枠扉開放センサや内枠開放センサや下皿満タンセンサを含む各種センサ320が出力する信号を受信し、増幅結果や基準電圧との比較結果をカウンタ回路318および基本回路302に出力するためのセンサ回路322と、所定の図柄表示装置、例えば第1特図表示装置212や第2特図表示装置214の表示制御を行うための駆動回路324と、所定の図柄表示装置、例えば普図表示装置210の表示制御を行うための駆動回路326と、各種状態表示部328(例えば、普図保留ランプ216、第1特図保留ランプ218、第2特図保留ランプ220、高確中ランプ222等)の表示制御を行うための駆動回路330と、所定の可動部材、例えば第2特図始動口232の羽根部材や可変入賞口234の扉部材等を開閉駆動する各種ソレノイド332を制御するための駆動回路334を接続している。また電圧を監視する電圧監視回路338が設けられている。
なお、第1特図始動口230に球が入賞したことを各種センサ320が検出した場合には、センサ回路322は球を検出したことを示す信号をカウンタ回路318に出力する。この信号を受信したカウンタ回路318は、第1特図始動口230に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第1特図始動口230に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。また、カウンタ回路318は、第2特図始動口232に球が入賞したことを示す信号を受信した場合も同様に、第2特図始動口232に対応するカウンタのそのタイミングにおける値をラッチし、ラッチした値を、第2特図始動口232に対応する内蔵のカウンタ値記憶用レジスタに記憶する。
さらに、基本回路302には、情報出力回路336を接続しており、主制御部300は、この情報出力回路336を介して、外部のホールコンピュータ(図示省略)等が備える情報入力回路350にパチンコ機100の遊技情報(例えば、遊技状態)を出力する。
また、主制御部300には、電源管理部660から主制御部300に供給している電源の電圧値を監視する電圧監視回路338を設けており、この電圧監視回路338は、電源の電圧値が所定の値(本実施例では9v)未満である場合に電圧が低下したことを示す低電圧信号を基本回路302に出力する。
また、主制御部300には、電源が投入されると起動信号(リセット信号)を出力する起動信号出力回路(リセット信号出力回路)340を設けており、CPU304は、この起動信号出力回路340から起動信号を入力した場合に、遊技制御を開始する(後述する主制御部メイン処理を開始する)。
また、主制御部300は、第1副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェースと、払出制御部600にコマンドを送信するための出力インタフェースをそれぞれ備えており、この構成により、第1副制御部400および払出制御部600との通信を可能としている。なお、主制御部300と第1副制御部400および払出制御部600との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は第1副制御部400および払出制御部600にコマンド等の信号を送信できるように構成しているが、第1副制御部400および払出制御部600からは主制御部300にコマンド等の信号を送信できないように構成している。
<副制御部>
次に、パチンコ機100の第1副制御部400について説明する。第1副制御部400は、主に主制御部300が送信したコマンド等に基づいて第1副制御部400の全体を制御する基本回路402を備えており、この基本回路402には、CPU404と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM406と、一時的にデータを記憶するためのRAM408と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O410と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ412を搭載している。この基本回路402のCPU404は、水晶発信器414が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。なお、ROM406は、制御プログラムと各種演出データとを別々のROMに記憶させてもよい。
また、基本回路402には、スピーカ120(およびアンプ)の制御を行うための音源IC416と、各種ランプ418(例えば、チャンスボタンランプ138)の制御を行うための駆動回路420と、遮蔽装置246の駆動制御を行うための駆動回路430と、チャンスボタン136の押下を検出するチャンスボタン検出センサ426を基本回路402に出力するセンサ回路428とからなる。
第2副制御部500は、第1制御部400からの演出コマンドに基づいて、画像ROMに記憶された画像データ等を読み出してVRAMのワークエリアを使用して表示画像を生成して装飾図柄表示装置110に画像を表示するVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサー)が設けられている。また、後述する各種可動式役物436を駆動する駆動回路431と、各種可動式役物に備えられた検知センサや、収音マイクなどの検知装置435などが接続されている。
<払出制御部、発射制御部、電源管理部>
次に、パチンコ機100の払出制御部600、発射制御部630、電源管理部660について説明する。
払出制御部600は、主に主制御部300が送信したコマンド等の信号に基づいて払出装置の払出モータ602を制御すると共に、払出センサ604が出力する制御信号に基づいて賞球または貸球の払い出しが完了したか否かを検出すると共に、インタフェース部606を介して、パチンコ機100とは別体で設けられたカードユニット608との通信を行う。
発射制御部630は、払出制御部600が出力する、発射許可または停止を指示する制御信号や、球発射ハンドル134内に設けた発射強度出力回路が出力する、遊技者による球発射ハンドル134の操作量に応じた発射強度を指示する制御信号に基づいて、発射杆146および発射槌148を駆動する発射モータ632の制御や、上皿126から発射装置110に球を供給する球送り装置634の制御を行う。
電源管理部660は、パチンコ機100に外部から供給される交流電源を直流化し、所定の電圧に変換して主制御部300、第1副制御部400等の各制御部や払出装置等の各装置に供給する。さらに、電源管理部660は、外部からの電源が断たれた後も所定の部品(例えば主制御部300のRAM308等)に所定の期間(例えば10日間)電源を供給するための蓄電回路(例えば、コンデンサ)を備えている。なお、本実施形態では、電源管理部660から払出制御部600と第2副制御部500に所定電圧を供給し、払出制御部600から主制御部300と第2副制御部500と発射制御部630に所定電圧を供給しているが、各制御部や各装置に他の電源経路で所定電圧を供給してもよい。
図4は、放光部の位置を示す図である。本実施形態では、パチンコ機100の右側に3箇所放光部(点線○部)700を設けている。放光部700は大別して、遊技盤200側に設けられた遊技盤側放光部730と、前面扉枠106側に設けられた枠側放光部750とに大別される。即ち、図5に示すように、前面枠扉106を取り外すと、枠側放光部750のみ装着された状態となる。
図6は、放光部700の断面図である。遊技盤ベース706には、演出装置206の枠が立設されているとともに、発光装置707が設けられている。この発光装置707は、例えばランプ、LED、EL(エレクトロルミネッセンス)などで構成される。前面枠扉106は、枠ベース705に、透明板部材118とクリアカバー702が設けられている。透明板部材118は、透明樹脂などで構成され、強度を保つために2層構造となっている。クリアカバー702は透明樹脂などで構成され、その内部に、導光部材701と反射部材703を備えている。導光部材701は、ポリカーボネート透明樹脂などから成り、表面にレンズカットが施された円筒形状の部材を湾曲させた状態にて構成されている。この導光部材701の一端は、発光装置707に対応した位置に設けられ、発光装置707が発する光を、もう一端に設けられた反射部材703に導く。反射部材703は導光部材701からの光を遊技者側に反射する。クリアカバー702は無色透明であり、遊技者は、発光装置706、導光部材701、反射部材703からの光の色彩を変化させることなく視認できる。
また、これらの放光部700の構成要素を正面から見ると、図7に示すように、遊技盤200(斜線部)から反射部材703(クロス斜線部)に渡って導光部材701(縦線部)が設けられ、それらをクリアカバー702(点部)で覆うような位置関係となっている。
図8は放光部700の発光態様を示す図である。図8(a)では、発光装置707が発光しておらず、導光部材701は光を伝達しないので、反射部材703も光を反射していない。図8(b)では、発光装置707が発光しているので、導光部材701は光を伝達しつつ、導光部材701自体もレンズカット部において色調を異ならせながら発光し、また、反射部材703が導光部材701からの光を反射するので、遊技者は淡い光を視認できる。
図9は、上記実施例の変形例を示す図である。本変形例では、遊技盤200から放射される光を検知するセンサを設け、この検知センサからの検知信号に基づいて、前面枠扉106内に設けられた枠用ランプを発光制御する。具体的には、図9(a)に示すように、遊技盤200に遊技盤用ランプ532を設け、前面枠扉106側の対応する位置に遊技盤用ランプ532からの光を検知する受光センサ551を設ける。そして、この受光センサ551からの検知信号に基づいて、前面枠扉106内に設けられた枠用ランプ542を発光制御する。また本変形例では、クリアカバー702にレンズ部材708が設けられており、遊技盤用ランプ532及び枠用ランプ542の発光態様を多彩なものとしている。
図9(b)は、本変形例において発光制御を実行する第2副制御部500の制御ブロック図である。本変形例では、図2に示す装飾図柄表示装置110の駆動制御に加えて、前面枠扉106に設けられた枠用ランプを発光制御する。第2副制御部500は、基本回路502には、CPU504と、制御プログラムや各種演出データを記憶するためのROM506と、一時的にデータを記憶するためのRAM508と、各種デバイスの入出力を制御するためのI/O510と、時間や回数等を計測するためのカウンタタイマ512を搭載している。この基本回路502のCPU504は、水晶発信器514が出力する所定周期のクロック信号をシステムクロックとして入力して動作する。
また、基本回路502には、受光センサ551からの検知信号を基本回路に入力するセンサ回路550と、遊技盤用ランプ532を表示駆動する遊技盤用ランプ駆動回路530と、枠用ランプ542を表示駆動する前面枠扉用ランプ駆動回路と、基本回路502からの制御信号をそれぞれの駆動回路に伝達するシリアル通信制御回路520を備える。
なお上記実施例には、他にも様々な変形例が考えられる。以下、図10を用いて説明する。
図10(a)に示すように、前面枠扉106内に必ずしも反射部材703を設ける必要はなく、導光部711が発する光のみで表示演出を行ってもよい。
また、図10(b)に示すように、導光部711は必ずしも遊技盤200に突出する必要はなく、遊技盤発光部710からの光を受光できる位置であればどこでもよい。
また、図10(c)に示すように、導光部711は必ずしも設けるは必要なく、遊技盤発光部710からの光が反射部712に届くようであれば反射部のみで構成してもよい。
また、図10(d)に示すように、遊技盤発光部710からの光が反射部712に届くようであれば反射部712に導光部711があってもよい。
また、図10(e)に示すように、受光センサを用いて表示制御を行う場合において、遊技盤発光部710と、枠発光部713の発光色を変更してもよい。またこの場合、点灯するタイミングを図10(e)下図に示すように、多少ずらして制御すると、表示態様が変化に富んだものとなる。
また図10(f)に示すように、遊技盤発光部710を、異なる色彩を放つ複数の発光部で構成してもよい。この場合、それぞれの色彩が交じり合って、制御態様に応じて多彩な演出を行うことができる。
更には、演出装置を可動式の役物を用いて構成してもよい。
図11は、可動式役物を本発明に適用した一例である。遊技盤200側には「殿様」の形状をした遊技盤側可動式役物800が、前面枠扉106側には、「大砲」の形状をした枠側可動式役物801が設けられており、遊技盤側可動式役物800が移動して枠側可動式役物801に干渉することにより、枠側可動式役物801も動作を行う態様となっている。
図12は、遊技盤側可動式役物800の動作態様を示した図である。遊技盤側可動式役物800の下方には、駆動源としてのモータ802と、ウォームギヤ803と、伝達ギヤ804と、遊技盤側可動式役物800に固着されたラックギヤ805が設けられており、モータが無回転の状態では図12(a)の位置にある遊技盤側可動式役物800が、モータ802が回転するに従って、図12(b)の位置まで右側に移動し、更に回転すると図12(c)の位置まで移動する。
図13は、枠側可動式役物801の構造図である。枠側可動式役物801は、遊技盤側可動式役物800からの右横方向の力を伝達し、端部にラック歯を備えた伝達棒806と、伝達ギヤ807と、枠側可動式役物801を駆動するラック歯を備えた駆動棒808と、駆動された枠側可動式役物801を元の位置に復帰させる戻りばね809から構成される。
図14は、遊技盤側可動式役物800及び枠側可動式役物801の駆動態様を示した図である。遊技盤側可動式役物800と枠側可動式役物801は、遊技盤側可動式役物800の「手」の部分と、枠側可動式役物801の駆動棒808の左端が接触することで、動力が伝達するように配置されており、図14(a)の初期位置の状態から、図14(b)に示すように、遊技盤側可動式役物800が右側に移動するに従って、伝達棒806が右側に移動し、伝達ギヤ807が反時計回りに回転し、駆動棒808が左斜め上に駆動されて、枠側可動式役物801の「大砲」の先端が持ち上がる。図14(c)に示すように、更に遊技盤側可動式役物800が右側に移動すると、「大砲」の先端部は更に持ち上げられ、戻りばね809が限界まで付勢される。そして、更に遊技盤側可動式役物800が元の位置に戻るに従って、戻りばねが元の状態に戻ることで、「大砲」の先端も下がって元の位置に戻る。
また、遊技盤側可動式役物800の移動範囲は、図15に示すように、前面枠扉106側に検知センサを設け、移動限界を検知するように構成することができる。具体的には、図15(a)に示すように、遊技盤側可動式役物800に検知用棒811設け、前面枠扉106側の所定位置に検知センサ810を設ける。遊技盤側可動式役物800が初期位置にあるときは、検知用棒811と検知センサ810は離れているが、図15(b)に示すように、遊技盤側可動式役物800が右側に移動するにつれて両者は接近し、図15(c)に示すように、検知センサ810が検知した時点で、遊技盤側可動式役物800の駆動を停止する。このとき、戻りばね812が付勢状態になるように構成すれば、駆動力が停止した時点で、自然と初期位置に戻るように構成することができる。
更には、演出装置を音発生装置にて構成してもよい。
図16(a)は、音によって遊技盤200側と、前面枠扉側の演出の連携を示した図である。具体的には、遊技盤200側スピーカ820より音を発生させるとともに、前面枠扉106側には、収音マイク821を設け、スピーカ820からの音を検知したことを条件に、前面枠扉側スピーカ822を出音させる。
また、音発生手段は、スピーカの他にも、可動式役物が動作を行うことで発生する音でもよい。具体的には図16(b)に示すように、遊技盤200に設けられたベル式可動役物823が動作を行い、その動作音(例えばリンリンという金属音)を、前面枠扉側に設けた収音マイク821で収音したことを条件に、前面枠扉側の枠発光部824(例えばLED)を発光させる。
このように、本発明では、遊技領域を設けた遊技盤と、前記遊技盤を支持する遊技枠と、前記遊技盤に遊技を演出する光を発光する発光手段と、を備えた遊技台であって、前記発光手段が発光した光を導光する導光手段と、を備え、前記導光手段によって導光された光を前記遊技枠に設けた放光手段から放光することを特徴とする。
上記実施形態では、遊技盤を収納した本体に、前面枠扉を開閉自在に蝶着したパチンコ機において、遊技盤上に設けられた発光装置からの光を、前面扉枠に設けられた反射部材に導く導光部材を設けることで、導かれた光が反射部材によって反射され、前面枠扉が発光するような構成とした。
よって、前面枠扉に発光装置を設けなくとも、前面枠扉を発光演出させることができ、遊技盤の種類が異なる機種においても、共通した本体及び前面枠扉を用いることが可能となるので、開発時間の短縮やコストの低減を実現できる。
また、本発明の別の態様では、更に、前記導光手段を前記遊技枠に設けたことを特徴とする。
上記実施形態では、導光手段を前面枠扉に設ける構成とした。
よって、遊技盤とは異なり、複数の機種に共通して利用できる前面枠扉側に導光手段を設けたので、新機種の開発ごとに新たな導光部材を設計する必要がなく、コスト削減を実現できる。
また、本発明の別の態様では、更に、前記導光手段は導光部と光拡散部を有し、前記発光手段が発光した光の一部を前記導光部によって前記放光手段に導光するとともに、前記発光手段が発光した光の一部を前記光拡散部によって拡散させることで、前記遊技盤の前方に放光することを特徴とする。
上記実施形態では、透明樹脂を円筒形状に成型した導光部材を設け、その表面にレンズカットを施した。
よって、反射部材だけではなく、導光手段自体も発光演出を行うので、多彩な演出を実現できる。
また、本発明の別の態様では、更に、無色透明な透明カバー部を有するとともに前記反射体を覆うカバー体と反射体とから前記放光手段は構成され、前記導光手段および前記反射部を介して、前記透明カバー部から前記発光手段が発光した光と同じ色の光を放つことを特徴とする。
上記実施形態では、前面枠扉の表面を無色透明なクリアカバーで覆う構成とした。
よって、発光装置や反射部材が発する光の色彩を損なうことなく発光演出を行うことができるので、機種ごとに設定された演出設計に左右されることない汎用性の高い前面枠扉を提供できる。
また、本発明の別の態様では、更に、前記発光手段が発光した光の一部は前記導光手段により導光され、前記発光手段が発光した光の一部は、該発光手段を覆うレンズ体を介して遊技盤の前方に放たれることを特徴とする。
上記実施形態では、前面枠扉に設けられたクリアカバーの一部にレンズ部材を設けた。
よって、発光装置又は反射部材からの光が、レンズ部材の態様によって、多彩な演出態様が実現可能となる。
さらに、本発明は、前述のスロットマシンの実機の動作を家庭用ゲーム機用として擬似的に実行するようなゲームプログラムにおいても、本発明を適用してゲームを実行することができる。その場合、ゲームプログラムを記録する記録媒体は、DVD−ROM、CD−ROM、FD(フレキシブルディスク)、その他任意の記録媒体を利用できる。
また、本発明は、以下の構成をとりうる。
(項1)
遊技領域を設けた遊技盤と、
前記遊技盤を支持する遊技枠と、
前記遊技盤に遊技を演出する光を発光する発光手段と、
を備えた遊技台であって、
前記発光手段が発光した光を導光する導光手段と、を備え、
前記導光手段によって導光された光を前記遊技枠に設けた放光手段から放光することを特徴とする遊技台。
(項2)
項1に記載の遊技台において、
前記導光手段を前記遊技枠に設けたことを特徴とする遊技台。
(項3)
項1または項2に記載の遊技台において、
前記導光手段は導光部と光拡散部を有し、
前記発光手段が発光した光の一部を前記導光部によって前記放光手段に導光するとともに、前記発光手段が発光した光の一部を前記光拡散部によって拡散させることで、前記遊技盤の前方に放光することを特徴とする遊技台。
(項4)
項1乃至項3のいずれか1項に記載の遊技台において、
無色透明な透明カバー部を有するとともに前記反射体を覆うカバー体と反射体とから前記放光手段は構成され、
前記導光手段および前記反射部を介して、前記透明カバー部から前記発光手段が発光した光と同じ色の光を放つことを特徴とする遊技台。
(項5)
項1乃至項4のいずれか1項に記載の遊技台において、
前記発光手段が発光した光の一部は前記導光手段により導光され、
前記発光手段が発光した光の一部は、該発光手段を覆うレンズ体を介して遊技盤の前方に放たれることを特徴とする遊技台。
また、本発明は、以下の構成をとりうる。
(項1−1)
遊技領域が設けられた遊技盤と、
前記遊技盤を支持する支持体と、
遊技を演出する光を発光する発光手段と、
を備えた遊技台であって、
前記発光手段によって発光された光を導光する導光手段と、
前記導光手段によって導光された光を放光する放光手段と、
を備え、
前記支持体は、遊技枠に設けられたものであり、
前記発光手段は、前記遊技盤に設けられたものであり、
前記放光手段は、前記遊技枠に設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台。
(項1−2)
項1−1に記載の遊技台において、
前記導光手段は、前記遊技枠に設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台。
(項1−3)
項1−1または項1−2に記載の遊技台において、
前記導光手段は導光部と光拡散部を有し、
前記発光手段が発光した光の一部を前記導光部によって前記放光手段に導光するとともに、前記発光手段が発光した光の一部を前記光拡散部によって拡散させることで、前記遊技盤の前方に放光することを特徴とする遊技台。
また、本発明は、以下の構成をとりうる。
(項2−1)
遊技領域が少なくとも設けられた遊技盤と、
前記遊技盤を少なくとも支持可能な本体と、
開閉体と、
光を少なくとも発光可能な発光手段と、
前記発光手段によって発光された光を放光する放光手段と、
を備えた遊技台であって、
前記開閉体は、前記遊技盤を臨む透明窓部が少なくとも設けられたものであり、
前記開閉体は、前記本体に少なくとも開閉可能に支持されるものであり、
前記遊技領域は、前記本体に対して前記開閉体を開状態にすることで露出するものであり、
前記発光手段によって発せられた光は導光手段によって前記放光手段に導光されるものであり、
前記導光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものであり、
前記放光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものである、
ことを特徴とする遊技台。
(項2−2)
項2−1に記載の遊技台であって、
前記放光手段から前記遊技領域の中心までの距離は、前記導光手段から該中心までの距離よりも長い距離である、
ことを特徴とする遊技台。
(項2−3)
項2−1または項2−2に記載の遊技台であって、
前記放光手段は、遊技者に向かって放光するものである、
ことを特徴とする遊技台。
(項2−4)
項2−1乃至項2−3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記導光手段は導光部と光拡散部を有し、
前記発光手段が発光した光の一部を前記導光部によって前記放光手段に導光するとともに、前記発光手段が発光した光の一部を前記光拡散部によって拡散させることで、前記遊技盤の前方に放光する、
ことを特徴とする遊技台。
(項2−5)
項2−1乃至項2−4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
前記放光手段から放たれる光は、前記導光手段によって導光された光のみである、
ことを特徴とする遊技台。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
100・・・パチンコ機
106・・・前面枠扉
200・・・遊技盤
701・・・導光部材
703・・・反射部材
707・・・発光装置

Claims (5)

  1. 遊技領域が少なくとも設けられた遊技盤と、
    前記遊技盤を少なくとも支持可能な本体と、
    開閉体と、
    光を少なくとも発光可能な発光手段と、
    前記発光手段によって発光された光を放光する放光手段と、
    を備えた遊技台であって、
    前記開閉体は、前記遊技盤を臨む透明窓部が少なくとも設けられたものであり、
    前記開閉体は、前記本体に少なくとも開閉可能に支持されるものであり、
    前記遊技領域は、前記本体に対して前記開閉体を開状態にすることで露出するものであり、
    前記発光手段によって発せられた光は導光手段によって前記放光手段に導光されるものであり、
    前記導光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものであり、
    前記放光手段は、前記開閉体に少なくとも設けられたものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  2. 請求項1に記載の遊技台であって、
    前記放光手段から前記遊技領域の中心までの距離は、前記導光手段から該中心までの距離よりも長い距離である、
    ことを特徴とする遊技台。
  3. 請求項1または請求項2に記載の遊技台であって、
    前記放光手段は、遊技者に向かって放光するものである、
    ことを特徴とする遊技台。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記導光手段は導光部と光拡散部を有し、
    前記発光手段が発光した光の一部を前記導光部によって前記放光手段に導光するとともに、前記発光手段が発光した光の一部を前記光拡散部によって拡散させることで、前記遊技盤の前方に放光する、
    ことを特徴とする遊技台。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の遊技台であって、
    前記放光手段から放たれる光は、前記導光手段によって導光された光のみである、
    ことを特徴とする遊技台。
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