JP2013136872A - 屋根構造及び屋根施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】面材と面材との間の目地部の間隔が広い場合でも結合部材のアンカ係合片と面材係合部との係合代を確実に確保することが可能な屋根構造を提供すること。
【解決手段】面材立上片11,11を備え屋根材30の上に敷設された面材10と、面材立上片11に形成され、面材突出部11a及び面材係合部11bと、目地部20において屋根材30に固定され、一対のアンカ立上片41,41を備え、かつ、面材係合部11b,11bに係合するアンカ係合片41a,41aが形成された結合部材40と、カバー部51の両端縁にカバー側片52,52を備え、カバー側片52にカバー係合部52aを備えた目地カバー部材50と、目地カバー部材50と面材立上片11,11との間をシールする防水材60と、結合部材40のアンカ立上片41,41の間に設置され、アンカ立上片41,41の間隔を拡げる目地材70と、を備えていることを特徴とする屋根構造とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、建物の屋根の面材間に形成される目地部分を覆う目地カバーを備えた屋根構造及び屋根施工方法に関する。
従来、建物の屋根に複数の面材を敷設し、この面材の立上片に係合する結合部材を屋根に固定し、この結合部材及び立上片を上方から覆った状態で立上片に係合する目地カバー部材を備えた屋根構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1に記載された従来の屋根構造では、面材の端縁部に面材立上片が直立され、隣り合う面材の面材立上片の間に目地部が形成されている。そして、面材立上片の外側面には、面材の中央方向に凹となった面材係合部が形成されている。
係合部材は、面材に固定された底板部から一対のアンカ立上片が立ち上げられ、アンカ立上片の上端部に、面材係合部に上下方向に係合可能なアンカ係合片が形成されている。
目地カバー部材は、係合状態の結合部材及び面材立上片を上方から覆うもので、面材立上片の面材係合部と係合するカバー係合部を備えている。また、目地カバー部材の下面と面材立上片との間には防水性を有した防水材が介在されている。
特開2005−146612号公報
しかしながら、上述のような従来の屋根構造にあっては、施工の際に面材と面材との間の目地部の間隔に誤差が生じる。このため、目地部の間隔が広くなり過ぎた場合には、結合部材のアンカ係合片と面材係合部との係合代が十分に得られなくなる可能性があった。
本発明は、上述の問題を解決することを目的とするものであり、面材と面材との間の目地部の間隔が広い場合でも結合部材のアンカ係合片と面材係合部との係合代を確実に確保することが可能な屋根構造及び屋根施工方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の屋根構造は、
両端縁部に上方に折曲された面材立上片を備え、隣接のものと前記面材立上片どうしを間隔を空けて対向させ目地部を形成して屋根材の上に複数敷設された面材と、
前記面材立上片に形成され、前記目地部から離れる方向に突出するようV字状に折曲して形成された面材突出部及び前記目地部に開口された面材係合部と、
前記目地部において前記屋根材に固定され、前記目地部の延在方向に直交する方向である幅方向の両端縁に前記屋根材から立ち上げられた一対のアンカ立上片を備え、かつ、このアンカ立上片に、前記面材係合部に差し込まれて上下方向に係合するアンカ係合片が形成された結合部材と、
前記結合部材に係合した一対の前記面材立上片及び前記結合部材を上方から覆うカバー部、及び、このカバー部の前記幅方向の両端縁から下方に折曲されて前記面材立上片の側方を覆うカバー側片を備え、前記カバー側片に、前記目地部方向にV字状に折曲されて、前記面材突出部に係合するカバー係合部を備えた目地カバー部材と、
前記目地カバー部材の前記カバー部と前記面材立上片との間に介在されて両者の間をシールする防水材と、
前記結合部材の前記アンカ立上片の間に設置され、前記アンカ立上片の間隔を拡げる目地材と、
を備えていることを特徴とする屋根構造とした。
なお、前記目地材は、前記アンカ立上片に接する側面が下向きに傾斜した楔状に形成されていることが好ましい。
また、前記目地カバー部材の前記カバー部は、前記カバー側片の拡開方向への弾性変形を促進可能な上方に膨らんだ湾曲状に形成されていることが好ましい。
また、前記目地材は、前記結合部材と共に前記屋根材に固定してもよい。
また、本発明の第1の屋根構造の施工方法は、
複数の前記面材を、隣接する前記面材との間に間隔を空けるとともに、前記面材立上片を対向させて前記目地部を形成して前記屋根材上に敷設する工程と、
前記結合部材を、前記アンカ立上片の間隔を狭めながら一対の前記面材立上片の間に挿入した後、前記アンカ立上片の間隔を拡げて前記アンカ係合片を前記面材係合部に挿入して上下方向に係合させ、前記結合部材を前記目地部に固定して前記面材を前記屋根材に固定する工程と、
前記結合部材の前記アンカ立上片の間に前記目地材を挿入し、前記アンカ立上片の間隔を拡げる変形を生じさせ、前記アンカ係合片と前記面材係合部との上下方向の係合代を拡大させる工程と、
前記面材立上片、前記結合部材、前記目地材の上方から、前記防水材を介在させた状態で前記目地カバー部材を被せ、前記カバー係合部を前記面材立上片の前記突出部に係合させるとともに、前記目地カバー部材と前記面材立上片との間を前記防水材でシールした状態とする工程と、
を備えていることを特徴とする屋根構造の施工方法とした。
また、本発明の第2の屋根構造の施工方法は、
複数の前記面材を、隣接する前記面材との間に間隔を空けるとともに、前記面材立上片を対向させて前記目地部を形成して前記屋根材上に敷設する工程と、
前記結合部材を、前記アンカ立上片の間隔を狭めながら一対の前記面材立上片の間に挿入した後、前記アンカ立上片の間隔を拡げて前記アンカ係合片を前記面材係合部に挿入して上下方向に係合させ、前記結合部材を前記目地部に固定して前記面材を前記屋根材に固定する工程と、
前記結合部材の前記アンカ立上片の間に前記目地材を挿入し、前記アンカ立上片の間隔を拡げる塑性変形を生じさせ、前記アンカ係合片と前記面材係合部との上下方向の係合代を拡大させた後、前記目地材を前記結合部材から取り外す工程と、
前記面材立上片、前記結合部材の上方から、前記防水材を介在させた状態で前記目地カバー部材を被せ、前記カバー係合部を前記面材立上片の前記突出部に係合させるとともに、前記目地カバー部材と前記面材立上片との間を前記防水材でシールした状態とする工程と、
を備えていることを特徴とする屋根構造の施工方法とした。
また、本発明の第3の屋根構造の施工方法は、
複数の前記面材を、隣接する前記面材との間に間隔を空けるとともに、前記面材立上片を対向させ前記目地部を形成して前記屋根材上に敷設する工程と、
前記結合部材を、前記アンカ立上片の間隔を狭めながら一対の前記面材立上片の間に挿入した後、前記アンカ立上片の間隔を拡げて前記アンカ係合片を前記面材係合部に挿入して上下方向に係合させ、前記結合部材を前記目地部に仮固定する工程と、
前記結合部材の前記アンカ立上片の間に前記目地材を挿入し、前記アンカ立上片の間隔を拡げる変形を生じさせ、前記アンカ係合片と前記面材係合部との上下方向の係合代を拡大させる工程と、
前記目地材の上から固定具を前記結合部材を貫通させて前記屋根材に固定し、前記結合部材及び前記目地材を前記目地部に固定して前記面材を前記屋根材に本固定する工程と、
前記面材立上片、前記結合部材、前記目地材の上方から、前記防水材を介在させた状態で前記目地カバー部材を被せ、前記カバー係合部を前記面材立上片の前記突出部に係合させるとともに、前記目地カバー部材と前記面材立上片との間を前記防水材によりシールした状態とする工程と、
を備えていることを特徴とする屋根構造の施工方法とした。
本発明では、目地材を結合部材のアンカ立上片の間に設置し、アンカ立上片の間隔を押し拡げるようにした。
このため、面材どうしの間の目地部分の間隔が広くなっていても、アンカ立上片を押し拡げることにより、アンカ係合片と面材係合部との係合代を確保して、結合部材と面材とを確実に係合させることが可能となる。
加えて、目地材はアンカ立上片を拡開させた後も結合部材に設置されている。したがって、施工後に、例えば、強風などによりアンカ係合片と面材係合部との係合を外す方向に外力が作用しても、アンカ立上片の間隔が狭まる変形を目地材により規制し、上記係合強度を高く保持できる。
さらに、目地材を、アンカ立上片に接する側面が下向きに傾斜した楔状に形成したものでは、目地材の結合部材に対する下方への押し下げ程度に応じ、アンカ立上片の拡開程度を調整できる。これにより、結合部材のアンカ係合片と面材の面材係合部との係合代を調整できる。
また、目地カバー部材のカバー部を、カバー側片の拡開方向への弾性変形を促進可能な上方に膨らんだ湾曲状に形成したものでは、カバー部を湾曲させない平面状に形成したものと比較して、カバー側片を拡げる弾性変形代が大きくなる。
したがって、目地材による拡開や目地部の幅寸法の誤差により、面材立上片の間隔が拡がっていても、カバー側片を大きく開いて、目地カバー部材の装着が容易となり、作業性に優れる。
そして、目地材を、結合部材と共に屋根材に固定したものでは、目地材がアンカ立上片を拡開させた後も結合部材と共に屋根材の目地部分に固定されているため、施工後に、例えば、強風などによりアンカ係合片と面材係合部との係合を外す方向に外力が作用しても、アンカ立上片の間隔が狭まる変形を目地材により規制し、係合強度を高く保持できる。加えて、施工後も目地材が固定部材により屋根材に固定されているため、面材の固定強度がさらに向上する。
また、本発明の第1の施工方法では、上述のように面材どうしの間の目地部分の間隔が広くなっていても、アンカ立上片を押し拡げることにより、アンカ係合片と面材係合部との係合代を確保して、結合部材と面材とを確実に係合させることを可能とする屋根構造を提供できる。
しかも、上述のように目地材はアンカ立上片を拡開させた後も結合部材に設置されているため、施工後に、例えば、強風などによりアンカ係合片と面材係合部との係合を外す方向に外力が作用しても、アンカ立上片の間隔が狭まる変形を目地材により規制し、上記係合強度を高く保持できる。
また、本発明の第2の施工方法でも、上述のように面材どうしの間の目地部分の間隔が広くなっていても、アンカ立上片を押し拡げることにより、アンカ係合片と面材係合部との係合代を確保して、結合部材と面材とを確実に係合させることを可能とする屋根構造を提供できる。
また、本発明の第3の施工方法にあっても、上述のように面材どうしの間の目地部分の間隔が広くなっていても、アンカ立上片を押し拡げることにより、アンカ係合片と面材係合部との係合代を確保して、結合部材と面材とを確実に係合させることを可能とする屋根構造を提供できる。
しかも、上述のように目地材はアンカ立上片を拡開させた後も結合部材と共に屋根材の目地部分に固定されているため、施工後に、例えば、強風などによりアンカ係合片と面材係合部との係合を外す方向に外力が作用しても、アンカ立上片の間隔が狭まる変形を目地材により規制し、上記係合強度を高く保持できる。加えて、施工後も目地材が固定部材により屋根材に固定されているため、面材の固定強度がさらに向上する。
図1は、本発明の実施の形態1の屋根構造及びその施工方法を説明するための分解断面図である。 図2は、実施の形態1の屋根構造及びその施工方法を説明するための分解斜視図である。 図3は、実施の形態1の屋根構造に用いる防水材を示す断面図である。 図4は、実施の形態1の屋根構造を示す断面図である。 図5は、実施の形態2の屋根構造に用いる目地材を示す断面図である。 図6は、実施の形態2の屋根構造を示す断面図である。 図7は、実施の形態3の屋根構造に用いる目地材を示す断面図である。 図8は、実施の形態4の屋根構造に用いる目地材を示す断面図である。 図9は、実施の形態5の屋根構造に用いる目地材を示す断面図である。 図10は、実施の形態6の屋根構造を示す断面図である。 図11は、実施の形態7の屋根構造を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、図1〜図4に基づいて本発明の実施の形態1の屋根構造について説明する。
図1に示すように、本実施形態1の屋根構造は、屋根材30の上に複数の面材10,10・・を並べて敷設し、これらの面材10,10・・を、結合部材40により屋根材30に固定する構造である。
なお、屋根材30は、垂木32に支持された野地板31の表面にルーフィングップ33を敷設して形成されている。また、野地板31は、本実施の形態1では、パーティクルボードやオリエンティド・ストランドボード(OSB)や構造用合板を積層して形成されている。
次に、結合部材40による面材10の固定構造について説明を加える。
面材10は、防水鋼板製であり、板厚約0.4mmのステンレス鋼板、アルミメッキ鋼板、塩化ビニル樹脂被覆銅板等の金属板で構成されている。また、面材10は、図2に示すように、一定幅で矢印A方向に延びる帯状に形成されており、その幅方向(矢印Aの直交方向)の両端に、平面状の一般部に対して略直角に折曲されて立ち上げられた面材立上片11を備えている。
また、面材立上片11には、図1に示すように、幅方向で面材10の中央方向に略横V字状に突出した面材突出部11aが形成され、この面材突出部11aの外側に、幅方向に凹状であり後述する目地部20へ向けて開口された面材係合部11bが形成されている。
そして、面材10は、図2に示すように、隣り合う面材10と面材立上片11どうしが間隔を空けて対向され、面材立上片11,11の間に目地部20が形成されている。なお、目地部20は、垂木32と上下方向に重なる位置に配置される。
結合部材40は、面材10と同様に板厚約0.4mmのステンレス鋼板、アルミメッキ鋼板、塩化ビニル樹脂被覆銅板等の金属板により形成され、ハット断面形状に形成されている。すなわち、結合部材40は、図1に示すように、屋根材30に当接される平面状の底板部40aの幅方向両端から、アンカ立上片41,41が略直角に立ち上げられ、このアンカ立上片41の上端から外方に斜め下向きに折曲させてアンカ係合片41aが形成されている。
また、結合部材40には、図2に示すように、底板部40aに複数のビス孔40bが形成されている。そして、このビス孔40bに、図4に示すビス42を挿入し、このビス42を屋根材30に貫通させて垂木32にねじ込むことで結合部材40が屋根材30に強固に固定される。
そして、この結合部材40の屋根材30への固定状態で、アンカ係合片41a,41aが、それぞれ面材10の面材立上片11の面材係合部11bに挿入されて、上下方向に係合状態となることにより、面材10が屋根材30に固定されている。
次に、目地部20の防水構造について説明する。
この防水のために、目地カバー部材50及び防水材60が設けられている。
目地カバー部材50は、結合部材40による面材10の固定部分を上方及び側方から覆うもので、面材10及び結合部材40と同様に、板厚約0.4mmのステンレス鋼板、アルミメッキ鋼板、塩化ビニル樹脂被覆銅板等の金属板により形成されている。
目地カバー部材50は、図2に示すように、下方が開放された略Ω断面形状に形成されており、図4に示すように、結合部材40などを上方から覆うカバー部51と、このカバー部51の幅方向両端から下方に延在されて面材立上片11,11の側方を覆うカバー側片52,52とを備えている。
カバー部51は、上方に凸の湾曲形状に形成されており、この部分が平面形状のものと比較して、カバー側片52,52の間隔を拡げる弾性変形代が大きく形成されている。
そして、カバー側片52には、幅方向で内方に突出されて面材10の面材立上片11の面材突出部11aの下方に配置されて、この面材突出部11aに上下方向に係合するカバー係合部52aが形成されている。
防水材60は、図3に示すように、EPDN(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)等の発泡体61と、ブチル系ゴム等の粘着材62とを積層させて構成されている。この発泡体61と粘着材62とは、防水材60が目地カバー部材50の内部に取り付けられた際、発泡体61側が目地カバー部材50の内面に当接される。なお、この防水材60の粘着材62の幅は、発泡体61の幅よりも狭く構成されている。
さらに、図3に示すように、この防水材60の発泡体61の上下両面の幅方向中央部は、発泡体61の全長に渡って凹溝状のくびれ部63が形成されている。
このくびれ部63は、図1に示すように防水材60を目地カバー部材50の内部に挿入させるのにあたり、防水材60を、くびれ部63を中心としてその両端を下方に向かわせ二つ折りに屈曲可能にしている。そのため、防水材60を目地カバー部材50の内部に容易に挿入することが可能となっている。
さらに、図1に示すように、結合部材40のアンカ立上片41,41の間に、目地材70が挿入される。
この目地材70は、硬質樹脂(例えば、塩化ビニル、ABS樹脂、ポリエチレンなど)あるいは合成ゴム(EPDM(エチレンプロピレンゴム)、シリコンゴムなど)により形成されている。そして、目地材70は、図示のように、側面71が、斜め下方を向いて傾斜し、下面72の幅よりも上面73の幅が広くなった楔断面形状に形成されている。そして、上面73の幅が、結合部材40の底板部40aの幅よりも広く形成され、この目地材70を結合部材40のアンカ立上片41,41の間への押し込むほど、アンカ立上片41,41の間隔が広がるように形成されている。なお、目地材70は、図示は省略するが、長手方向には結合部材40と同等の長さを有している。
次に、実施の形態1の屋根構造の施工方法について順を追って説明する。
(面材敷設工程)
まず、屋根材30の上に面材10を所定の間隔で敷設する。これにより、面材10どうしの間に、目地部20が形成される。このとき、目地部20は、垂木32の上方に重なる位置に配置する。
(面材固定工程)
次に、結合部材40を用いて面材10を屋根材30に固定する。
この場合、結合部材40を、目地部20の面材立上片11,11の間に挿入し、結合部材40の底板部40aをビス42により屋根材30に固定する。
なお、図1に示すように、目地部20において面材立上片11どうしの間隔は、結合部材40のアンカ係合片41aの先端どうしの間隔よりも狭くなっている。そこで、結合部材40を面材立上片11,11の間に挿入する際には、アンカ立上片41,41の間隔を狭めるように弾性変形させて、アンカ係合片41a,41aを面材立上片11,11の上端部11c、11cに引っかからないようにして通過させる。その後、アンカ立上片41,41を復元させると、図4に示すように、各アンカ係合片41aが面材立上片11の面材係合部11bに挿入し、アンカ係合片41aと面材係合部11bとが上下方向に係合する。
(結合部材拡幅工程)
結合部材拡幅工程は、上記面材固定工程によるアンカ係合片41aと面材係合部11bとの係合をより確実にするために実施する。
この結合部材拡幅工程は、複数形成される目地部20の幅寸法にバラツキが生じるおそれがあり、場所により目地部20の間隔が広い箇所が生じる場合がある。この場合、結合部材40のアンカ係合片41aと、面材10の面材係合部11bとの係合代を十分確保できないおそれがある。そこで、このように面材立上片11の間隔が拡がった箇所において、この工程を実施する。
あるいは、施工後も、結合部材のアンカ係合片41aと面材10の面材係合部11bとの係合を確実にするために、全ての目地部20においてこの工程を実施する。
この結合部材拡幅工程では、目地材70を図1の矢印で示すように結合部材40の上方からアンカ立上片41,41の間に挿入し、側面71によりアンカ立上片41,41を幅方向に押圧してその間隔を拡げる変形(弾性変形、塑性変形のいずれでもよい)を生じさせて、アンカ係合片41aと面材係合部11bとの係合代を拡大させる。
この際、結合部材40に対する目地材70の下方への押し下げ量に応じてアンカ立上片41,41の間隔を調整することができる。
(目地カバー部材取付工程)
目地カバー部材取付工程は、目地部20において結合部材40により面材10を固定した部分を目地カバー部材50により覆う工程である。
目地カバー部材取付工程では、まず、目地カバー部材50に防水材60を装着する。この場合、防水材60をくびれ部63で折り曲げて幅方向寸法を縮めるように弾性変形させた状態でカバー側片52,52の間を通過させる。そして、防水材60が復元すると、防水材60は、幅方向両端がカバー側片52,52を押すことにより、図1に示すように、カバー部51に沿った湾曲形状となって、目地カバー部材50から脱落することなく装着される。
その後、結合部材40及び面材立上片11,11の上方から、目地カバー部材50を、図1の矢印で示すように被せる。
このとき、カバー係合部52a,52aの間隔は、面材立上片11,11の面材突出部11a,11aの間隔よりも狭くなっているため、両カバー側片52,52の間隔を拡げるように弾性変形させながら被せる。さらに、目地材70を結合部材40に押し込んでアンカ係合片41a,41aの間隔が拡がることにより、あるいは、設置寸法のばらつきにより、面材立上片11,11の間隔が拡がっている場合、目地カバー部材50は、カバー側片52,52の間隔をより大きく拡げるように弾性変形させる必要がある。
本実施の形態1では、カバー部51を上方に膨らむ湾曲形状に形成しているため、この部分を平面状に形成したものと比較して、カバー側片52,52の間隔を拡げる弾性変形代が大きくなっている。
したがって、上記のように面材立上片11,11の間隔が拡がっている場合でも目地カバー部材50を弾性変形させるのが容易かつ変形代が大きくでき、作業性に優れている。
上記の工程を終了した目地カバー部材50の装着状態では、図4に示すように、防水材60が目地カバー部材50のカバー部51と面材立上片11,11の上端部との間に圧縮された状態で介在されて、両者52,11の間をシールする。
(実施の形態1の効果)
以上説明した実施の形態1の屋根構造にあっては、以下に列挙する効果を得ることができる。
a)結合部材40のアンカ立上片41,41の間に設置され、アンカ立上片41,41の間隔を拡げる目地材70を設け、アンカ係合片41aと面材係合部11bとの係合代を拡大するようにした。
このため、施工誤差などにより目地部20において面材10と面材10との間隔が広くなっても、結合部材40のアンカ係合片41aと面材10の面材係合部11bとを確実に係合代を確保することができる。これにより、面材10の安定した固定強度を確保することができる。
b)目地材70は、アンカ立上片41,41に接する側面71,71が、目地材70を下方へ押し下げるほどアンカ立上片41,41の間隔を拡げる楔形状に形成した。
したがって、目地材70の結合部材40に対する下方への押し下げ程度に応じ、アンカ立上片41,41の拡開程度を調整できる。
これにより、結合部材40のアンカ係合片41aと面材10の面材係合部11bとの係合代を調整できる。
また、目地材70を楔形状に形成するのにあたり、下面72の幅寸法は、結合部材40の底板部40aの幅寸法よりも僅かに短くし、目地材70を底付きするまで押し込んでも、アンカ立上片41,41が折れ曲がらないようにするのが好ましい。また、上面73の幅寸法は、アンカ立上片41,41を最大要求寸法を超えて拡開しない範囲内の最大寸法とするのが好ましい。
c)目地カバー部材50のカバー部51は、カバー側片52,52の拡開弾性変形を促進可能に上方に膨らんだ湾曲形状に形成した。
したがって、カバー部を湾曲させない平面状に形成したものと比較して、カバー側片52,52を拡げる弾性変形代が大きくなり、目地材70による拡開や目地部20の幅寸法の誤差により、面材立上片11,11の間隔が拡がっていても、カバー側片52,52を大きく開いて、目地カバー部材50の装着が容易となり、作業性に優れる。
d)目地材70により結合部材40のアンカ立上片41,41を拡開させる変形を行った後も、目地材70を結合部材40に設置したままとした。したがって、施工後に、例えば、強風などによりアンカ係合片41aと面材係合部11bとの係合を外す方向に外力が作用しても、アンカ立上片41,41の間隔が狭まる変形を目地材70により規制し、上記係合強度を高く保持できる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2の屋根構造について説明する。
実施の形態2の屋根構造は、目地材の形状が実施の形態1とは異なる。
図5に示すように、目地材270は、硬質部273と軟質部274とを備えている。
硬質部273は、実施の形態1で用いた目地材70と同様に硬質樹脂により形成されている。一方、軟質部274は、樹脂やゴムなどの軟質素材により形成されている。
硬質部273は、結合部材40のアンカ立上片41,41を押し拡げるための傾斜した側面271,271を有している。また、側面271,271の上部には、図6に示すように、施工時に面材立上片11の上端部を押し下げるためのフランジ273f,273fが幅方向に張り出して形成されている。
したがって、実施の形態2では、結合部材拡幅工程において、目地材270によりアンカ立上片41,41の間隔を拡げる際に、同時に図6に示すように、面材立上片11の上端部11cがフランジ273f,273fにより下方に押されて、アンカ係合片41aが面材立上片11の面材係合部11bと上端部11cとの間に挟まれ、面材立上片11との係合状態がより強固に維持される。
よって、施工後の結合部材40による面材10の固定強度が向上する。加えて、目地材270を結合部材40に押し込む際に、目地材270が左右へ傾くのをフランジ273f,27fにより抑制して、アンカ立上片41,41を左右均等に拡幅することができる。
また、軟質部274を設けたため、目地材70を、結合部材40の底板部40aに底付きさせた場合の屋根材30側への衝撃入力を緩和できる。
(実施の形態3〜5)
実施の形態3〜5は、目地材の変形例である。
図7に示す実施の形態3で用いる目地材370は、実施の形態2で用いた目地材270の変形例であって、軟質部274を省略した例である。
すなわち、目地材370は、結合部材40のアンカ立上片41,41を押し拡げるための傾斜した側面371,371を有するとともに、施工時に面材立上片11の上端部11cを押し下げるためのフランジ373f,373fを備えている。
したがって、実施の形態3にあっても、実施の形態2の軟質部274により得られる作用効果を除いて、実施の形態2と同様の作用効果を得ることができる。
図8に示す実施の形態4で用いる目地材470は、実施の形態1で用いた目地材70の変形例であり、その内部に中空部472を形成した例である。この目地材470も、実施の形態1と同様に傾斜した側面471を備えている。
したがって、実施の形態4では、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができ、さらに、目地材470を製造するのにあたり、材料の使用を削減できる。
図9に示す実施の形態5で用いる目地材570は、実施の形態4の変形例であり、中空部472に代えて、目地材570の長手方向の全長に亘り、上方に解放された長溝572を形成した例である。この目地材570も、実施の形態1と同様に傾斜した側面571を備えている。
したがって、実施の形態5では、実施の形態1と同様の作用効果を得ることができ、さらに、目地材570を製造するのにあたり、材料の使用を削減できる。
(実施の形態6)
実施の形態6は、実施の形態1で示した施工方法の変形例であり、実施の形態1とは結合部材拡幅工程及びその後の工程が異なる。
実施の形態6における結合部材拡幅工程では、結合部材40のアンカ立上片41,41の間に目地材70を挿入し、アンカ立上片41,41の間隔を拡げ、アンカ係合片41a,41aと面材係合部11b,11bとの上下方向の係合代を拡大させる。このとき、アンカ立上片41,41が、元の位置に戻らないよう塑性変形を生じるまで拡幅させる。
次に、実施の形態6では、目地材70を結合部材40から取り外す。
そして、目地カバー部材50を、図10に示すように上方から被せる。この際、実施の形態1と異なるのは、目地材70を取り出しているため、防水材60は、面材立上片11,11の上端部11c,11cに圧接され、目地材70には当接されない。
この施工方法により施工した屋根構造は、実施の形態1の目地材70を結合部材40に設置したままとしたことで得られる上記d)の効果を除いて、実施の形態1で説明したa)〜c)の効果を奏する。
(実施の形態7)
次に、図11に基づいて実施の形態7の屋根構造について説明する。
この実施の形態7では、結合部材40を屋根材30に固定させるのにあたり、目地材770の上からビス42により固定した例である。
この場合、目地材770は、結合部材40の底板部40aに当接させるまでアンカ立上片41,41の間を下方に挿入している。
また、実施の形態7では、施工方法が上記とは異なる。
すなわち、実施の形態7の屋根構造の施工方法は、
複数の面材10を、隣接する面材10との間に間隔を空けるとともに、面材立上片11,11を対向させ前記目地部20を形成して屋根材30の上に敷設する面材敷設工程と、
結合部材40を、アンカ立上片41,41の間隔を狭めながら一対の面材立上片11,11の間に挿入した後、アンカ立上片41,41の間隔を拡げてアンカ係合片41a,41aを面材係合部11b,11bに挿入して上下方向に係合させ結合部材40を目地部20に仮固定する面材仮固定工程と、
結合部材40のアンカ立上片41,41の間に目地材770を挿入し、アンカ立上片41,41の間隔を拡げる変形を生じさせ、アンカ係合片41a,41aと面材係合部11b,11bとの上下方向の係合代を拡大させる結合部材拡幅工程と、
ビス42などの固定具を目地材770の上から結合部材40を貫通させて前記屋根材30に固定し、前記結合部材40及び目地材770を目地部20に固定して面材10を屋根材30に本固定する面材本固定工程と、
面材立上片11、結合部材40、目地材770の上方から、防水材60を介在させた状態で目地カバー部材50を被せ、カバー係合部52a,52aを面材立上片11,11の面材突出部11a,11aに係合させるとともに、目地カバー部材50と面材立上片11,11との間を防水材60によりシールした状態とする目地カバー部材取付工程と、
を備えていることを特徴とする屋根構造の施工方法である。
したがって、実施の形態7にあっても、実施の形態1で説明した、a)b)c)d)の効果を得ることができるのに加え、目地材770をビス42により固定するようにしたため、施工後も目地材770が移動することがなく、面材10の固定強度が向上する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、実施の形態では、目地材として、楔状のものを示したが、要は、アンカ立上片を拡幅できるものであれば、その形状は楔状に限られない。また、目地材の素材も、硬質樹脂製のものを例示したが、これに限定されず、例えば、木材など他の素材を使用してもよい。
また、防水材も、その形状や素材は、実施の形態で示したものに限定されず、例えば、くびれ部を有していなくてもよい。
10 面材
11 面材立上片
11a 面材突出部
11b 面材係合部
20 目地部
30 屋根材
40 結合部材
41 アンカ立上片
41a アンカ係合片
50 目地カバー部材
51 カバー部
52 カバー側片
52a カバー係合部
60 防水材
70 目地材
71 側面

Claims (7)

  1. 両端縁部に上方に折曲された面材立上片を備え、隣接のものと前記面材立上片どうしを間隔を空けて対向させ目地部を形成して屋根材の上に複数敷設された面材と、
    前記面材立上片に形成され、前記目地部から離れる方向に突出するようV字状に折曲して形成された面材突出部及び前記目地部に開口された溝状の面材係合部と、
    前記目地部において前記屋根材に固定され、前記目地部の延在方向に直交する方向である幅方向の両端縁に前記屋根材から立ち上げられた一対のアンカ立上片を備え、かつ、このアンカ立上片に、前記面材係合部に差し込まれて上下方向に係合するアンカ係合片が形成された結合部材と、
    前記結合部材に係合した一対の前記面材立上片及び前記結合部材を上方から覆うカバー部、及び、このカバー部の前記幅方向の両端縁から下方に折曲されて前記面材立上片の側方を覆うカバー側片を備え、前記カバー側片に、前記目地部方向にV字状に折曲されて、前記面材突出部に係合するカバー係合部を備えた目地カバー部材と、
    前記目地カバー部材の前記カバー部と前記面材立上片との間に介在されて両者の間をシールする防水材と、
    前記結合部材の前記アンカ立上片の間に設置され、前記アンカ立上片の間隔を拡げる目地材と、
    を備えていることを特徴とする屋根構造。
  2. 前記目地材は、前記アンカ立上片に接する側面が下向きに傾斜した楔状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根構造。
  3. 前記目地カバー部材の前記カバー部は、前記カバー側片の拡開方向への弾性変形を促進可能な上方に膨らんだ湾曲状に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の屋根構造。
  4. 前記目地材が、前記結合部材と共に前記屋根材に固定されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の屋根構造。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の屋根構造の施工方法であって、
    複数の前記面材を、隣接する前記面材との間に間隔を空けるとともに、前記面材立上片を対向させて前記目地部を形成して前記屋根材上に敷設する工程と、
    前記結合部材を、前記アンカ立上片の間隔を狭めながら一対の前記面材立上片の間に挿入した後、前記アンカ立上片の間隔を拡げて前記アンカ係合片を前記面材係合部に挿入して上下方向に係合させ、前記結合部材を前記目地部に固定して前記面材を前記屋根材に固定する工程と、
    前記結合部材の前記アンカ立上片の間に前記目地材を挿入し、前記アンカ立上片の間隔を拡げる変形を生じさせ、前記アンカ係合片と前記面材係合部との上下方向の係合代を拡大させる工程と、
    前記面材立上片、前記結合部材、前記目地材の上方から、前記防水材を介在させた状態で前記目地カバー部材を被せ、前記カバー係合部を前記面材立上片の前記突出部に係合させるとともに、前記目地カバー部材と前記面材立上片との間を前記防水材でシールした状態とする工程と、
    を備えていることを特徴とする屋根構造の施工方法。
  6. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の面材、結合部材、目地カバー部材、防水材、目地材を用いた屋根構造の施工方法であって、
    複数の前記面材を、隣接する前記面材との間に間隔を空けるとともに、前記面材立上片を対向させて前記目地部を形成して前記屋根材上に敷設する工程と、
    前記結合部材を、前記アンカ立上片の間隔を狭めながら一対の前記面材立上片の間に挿入した後、前記アンカ立上片の間隔を拡げて前記アンカ係合片を前記面材係合部に挿入して上下方向に係合させ、前記結合部材を前記目地部に固定して前記面材を前記屋根材に固定する工程と、
    前記結合部材の前記アンカ立上片の間に前記目地材を挿入し、前記アンカ立上片の間隔を拡げる塑性変形を生じさせ、前記アンカ係合片と前記面材係合部との上下方向の係合代を拡大させた後、前記目地材を前記結合部材から取り外す工程と、
    前記面材立上片、前記結合部材の上方から、前記防水材を介在させた状態で前記目地カバー部材を被せ、前記カバー係合部を前記面材立上片の前記突出部に係合させるとともに、前記目地カバー部材と前記面材立上片との間を前記防水材でシールした状態とする工程と、
    を備えていることを特徴とする屋根構造の施工方法。
  7. 請求項4に記載の屋根構造の施工方法であって、
    複数の前記面材を、隣接する前記面材との間に間隔を空けるとともに、前記面材立上片を対向させ前記目地部を形成して前記屋根材上に敷設する工程と、
    前記結合部材を、前記アンカ立上片の間隔を狭めながら一対の前記面材立上片の間に挿入した後、前記アンカ立上片の間隔を拡げて前記アンカ係合片を前記面材係合部に挿入して上下方向に係合させ、前記結合部材を前記目地部に仮固定する工程と、
    前記結合部材の前記アンカ立上片の間に前記目地材を挿入し、前記アンカ立上片の間隔を拡げる変形を生じさせ、前記アンカ係合片と前記面材係合部との上下方向の係合代を拡大させる工程と、
    前記目地材の上から固定具を前記結合部材を貫通させて前記屋根材に固定し、前記結合部材及び前記目地材を前記目地部に固定して前記面材を前記屋根材に本固定する工程と、
    前記面材立上片、前記結合部材、前記目地材の上方から、前記防水材を介在させた状態で前記目地カバー部材を被せ、前記カバー係合部を前記面材立上片の前記突出部に係合させるとともに、前記目地カバー部材と前記面材立上片との間を前記防水材によりシールした状態とする工程と、
    を備えていることを特徴とする屋根構造の施工方法。
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