JP2013136854A - 腰用サポーター - Google Patents

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【課題】ユーザーの体の動きへの追従性に優れる腰用サポーターを提供する。
【解決手段】左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナー25によって着脱自在に貼合可能で、ユーザーの骨盤Kの周囲を支持する一枚物の帯状体からなる腰用サポーター20において、使用時にユーザーの仙骨S後方を面で宛てがい支持する中央部21と、中央部21の左右にそれぞれ設けられユーザーの腸骨Cの周囲を支持する側面部22を備え、側面部22にはそれぞれ、中央部21側からユーザーの中臀筋Mを横切るように面ファスナー25側に延びる短スリット23が上下に複数形成され、しかも側面部22及び中央部21の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の側面部22から他方の側面部22まで連続した一つの長スリット24が形成された。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザーの骨盤の周囲を支持する腰用サポーターに関するものである。
従来、ユーザーの骨盤の周囲に巻き付けることで骨盤を支持し、骨盤を安定させるとともに腹筋や背筋のはたらきを補助して腰痛を軽減させる腰用サポーターが広く使用されている。
このような腰用サポーターとして、図7に示すようなサポーター本体11に補助ベルト12が取付けられたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−277936号公報
図7に記載の腰用サポーター10は、左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナー15によって着脱自在に貼合可能な帯状体であるサポーター本体11と、サポーター本体11の一方の面に重ね合わせて取付けられた上下二段の補助ベルト12からなる。
この補助ベルト12には、サポーター本体11の伸縮性よりも強い伸縮性を有する素材が用いられている。
また、腰用サポーター10使用時において補助ベルト12のユーザー側となる部分には、ユーザー側に突出する突起物13を有する板体14が取付けられており、腰用サポーター10の使用時にはこの突起物13がユーザーの脊柱起立筋を圧迫する。
この腰用サポーター10によると、サポーター本体11に伸縮性があるので、使用時には強い力によってユーザーの骨盤の周囲が支持され、骨盤が安定することで腰痛が軽減される。
また、サポーター本体11の伸縮性よりも伸縮性が強い補助ベルト12を備えるので、サポーター本体11による骨盤の支持が補助ベルト12で補助され、さらに骨盤が安定する。
しかも、板体14に取付けられた突起物13がユーザーの脊柱起立筋を圧迫するので、脊柱起立筋が弛緩して骨盤が後傾する。その結果、ユーザーの姿勢がよくなり、上半身を支える腰部の負担が軽減されるので、さらに腰痛が改善される。
しかしながら、腰用サポーター10は骨盤の周囲に巻き付けて使用されるので、股関節を中心とした非常に広い可動域を有する大腿部Dの付け根も骨盤とともに腰用サポーター10で固定されてしまい、その大腿部Dの動きに腰用サポーター10が干渉してしまう。
例えば、図8に示すように、腰用サポーター10を使用した状態でユーザーが膝を上げるように大腿部Dを屈曲させると、腰用サポーター10の下端が大腿部Dに持ち上げられてめくれてしまったり、大腿部Dの屈曲と伸展を繰り返すことで腰用サポーター10が徐々に本来の位置からずれてしまったりする。このように、従来の腰用サポーター10はユーザーの体の動きへの追従性に乏しいという問題がある。
もちろん、大腿部Dの付け根を避けるように腰用サポーター10を骨盤上方の腹部に巻き付けると、腰用サポーター10が全く骨盤に作用しないので、骨盤が安定せず腰痛は改善されない。
そこで、本発明の目的とするところは、ユーザーの体の動きへの追従性に優れる腰用サポーターを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の腰用サポーター(20)は、左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナー(25)によって着脱自在に貼合可能で、ユーザーの骨盤(K)の周囲を支持する一枚物の帯状体からなる腰用サポーター(20)において、使用時にユーザーの仙骨(S)後方を面で宛てがい支持する中央部(21)と、前記中央部(21)の左右にそれぞれ設けられユーザーの腸骨(C)の周囲を支持する側面部(22)を備え、前記側面部(22)にはそれぞれ、前記中央部(21)側からユーザーの中臀筋(M)を横切るように前記面ファスナー(25)側に延びる短スリット(23)が上下に複数形成されたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の腰用サポーター(20)は、前記側面部(22)及び中央部(21)の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の前記側面部(22)から他方の前記側面部(22)まで連続した少なくとも一つの長スリット(24)が形成されたことを特徴とする。
また、請求項3に記載の腰用サポーター(20)は、前記短スリット(23)は、前記側面部(22)の前記中央部(21)側からユーザーの上前腸骨棘(J)の前方まで形成されたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の腰用サポーター(20)は、前記長スリット(24)よりも下方に位置する前記短スリット(23)の数を、前記長スリット(24)よりも上方に位置する前記短スリット(23)の数よりも多くしたことを特徴とする。
また、請求項5に記載の腰用サポーター(30)は、左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナー(25)によって着脱自在に貼合可能で、ユーザーの骨盤(K)の周囲を支持する腰用サポーター(30)において、使用時にユーザーの仙骨(S)後方を面で宛てがい支持する中央部(31)と、前記中央部(31)の左右にそれぞれ設けられユーザーの腸骨(C)の周囲を支持する上側の第一側面部(32)及び下側の第二側面部(33)からなる側面部(32,33)を備え、左側の前記第一側面部(32A)の一端と左側の前記第二側面部(33A)の一端は互いに離間して前記中央部(31)に連結され、左側の前記第一側面部(32A)の他端と左側の前記第二側面部(33A)の他端は互いに重ね合わせられて連結されるとともに、右側の前記第一側面部(32B)の一端と右側の前記第二側面部(33B)の一端は互いに離間して前記中央部(31)に連結され、右側の前記第一側面部(32B)の他端と右側の前記第二側面部(33B)の他端は互いに重ね合わせられて連結され、しかも前記第一側面部(32)及び第二側面部(33)にはそれぞれ、前記中央部(31)側からユーザーの中臀筋(M)を横切るように前記面ファスナー(25)側に延びる短スリット(23)が上下に複数形成されたことを特徴とする。
また、請求項6に記載の腰用サポーター(20)は、左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナー(25)によって着脱自在に貼合可能で、ユーザーの骨盤(K)の周囲を支持する一枚物の帯状体からなる腰用サポーター(20)において、使用時にユーザーの仙骨(S)後方を支持する中央部(21)と、前記中央部(21)の左右にそれぞれ設けられユーザーの腸骨(C)の周囲を支持する側面部(22)を備え、前記側面部(22)及び中央部(21)の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の前記側面部(22)から他方の前記側面部(22)まで連続した少なくとも一つの長スリット(24)が形成されたことを特徴とする。
ここで、上記括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に掲載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載の腰用サポーターによれば、側面部にはそれぞれ、中央部側から面ファスナー側に延びる短スリットが上下に複数形成されたので、使用時にユーザーが膝を上げるように大腿部を屈曲させたとき、短スリットが幅方向(上下方向)に潰れ、腰用サポーターの下端がめくれ難い。このように、短スリットによって大腿部の屈曲に伴う腰用サポーターの変形や位置ずれが吸収され、腰用サポーターがユーザーの体に密着したままとなる。
ここで、中臀筋は縮むことで股関節を外転させて大腿部を体の左右外側に開く作用を主に担っているが、短スリットはその中臀筋を横切るように形成されたので、特に左右外側への大腿部の開閉に伴って大きく股関節が動く場合に、確実に短スリットが潰れて腰用サポーターの変形や位置ずれを吸収できる。
また、その他の方向への大腿部の複雑な動きに対しても、短スリットが開閉することで腰用サポーターの変形等を吸収できる。
このように、本発明に係る腰用サポーターはユーザーの体の動きへの追従性に優れるので、腰用サポーターの下端がめくれたり、また足の屈曲と伸展を繰り返しても腰用サポーターが本来の位置からずれたりし難い。
もちろん、短スリットが形成されていない側面部の部分では、使用時に中臀筋等の筋肉を介して又は直接、骨盤(腸骨)を締め付けて支持するので、ユーザーの静止時及び動作時において骨盤が安定し腰痛が軽減される。
また、腰用サポーターは一枚物の帯状体からなるので、厚さが薄く軽量であり、服を着用しても腰用サポーターを使用していることが外観上わかり難い。このように厚さが薄いので通気性にも優れ、夏場でも汗で蒸れ難く、またかぶれ難い。
また、請求項2に記載の腰用サポーターによれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加え、側面部及び中央部の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の側面部から他方の側面部まで連続した少なくとも一つの長スリットが形成されたので、ユーザーが両膝を胸部に近付けるように両足を同時に屈曲したときには、腰部のうち腰用サポーターの中央部で覆った部位が上下に大きく伸びることに伴い、長スリットが大きく開く。このように、ユーザーが繰り返し両足を同時に屈曲しても腰用サポーターがその体の動きに追従するので、腰用サポーターが本来の位置からずれ難い。
さらに、ユーザーが上半身を腰部周方向にひねったときに、腰部の上部は腰部の下部よりもねじれ量が多いが、腰用サポーターには長スリットが形成されているので、長スリットよりも上方の腰用サポーターの部位が長スリットを境としてそのねじれに追従し、腰用サポーターが全体としてずれ難い。
また、請求項3に記載の腰用サポーターによれば、請求項1又は2に記載の発明の作用効果に加え、短スリットは、側面部の中央部側からユーザーの上前腸骨棘の前方まで形成されたので、請求項1における短スリットよりもその長さが長く、大腿部を屈曲させた場合に短スリットが幅方向にさらに円滑に潰れる。よって、より追従性に優れる。
また、請求項4に記載の腰用サポーターによれば、請求項2又は3に記載の発明の作用効果に加え、長スリットよりも下方に位置する短スリットの数を、長スリットよりも上方に位置する短スリットの数よりも多くしたので、長スリットの下方に位置する複数の短スリットが大腿部の屈曲に伴う腰用サポーターの変形を十分に吸収し、腰用サポーターの下端のめくれ等が防止される。
つまり、大腿部によって腰用サポーターの下端が持ち上げられる場合、複数の短スリットのうち下方に位置する短スリットが主に潰れて変形を吸収するので、その下方に位置する短スリットの数が多いことで効果的に腰用サポーターのめくれ等を防止することができる。
また、請求項5に記載の腰用サポーターによれば、第一側面部及び第二側面部にはそれぞれ、中央部側からユーザーの中臀筋を横切るように面ファスナー側に延びる短スリットが上下に複数形成されたので、使用時にユーザーが膝を上げるように大腿部を屈曲させたとき、短スリットが幅方向(上下方向)に潰れ、腰用サポーターの下端がめくれ難い。このように、短スリットによって大腿部の屈曲に伴う腰用サポーターの変形や位置ずれが吸収され、腰用サポーターがユーザーの体に密着したままとなる。
また、短スリットは中臀筋を横切るように形成されたので、特に左右外側への大腿部の開閉に伴って大きく股関節が動く場合に、確実に短スリットが潰れて腰用サポーターの変形や位置ずれを吸収できる。
また、その他の方向への大腿部の複雑な動きに対しても、短スリットが開閉して腰用サポーターの変形等を吸収できる。
このように、本発明に係る腰用サポーターはユーザーの体の動きへの追従性に優れるので、腰用サポーターの下端がめくれたり、また足の屈曲と伸展を繰り返しても腰用サポーターが本来の位置からずれたりし難い。
さらに、腰用サポーターのめくれやずれはその上下方向中央ではなく上下方向の端部から発生するが、側面部は上側の第一側面部及び下側の第二側面部からなり、左側の第一側面部の一端と左側の第二側面部の一端は互いに離間して中央部に連結されるとともに、右側の第一側面部の一端と右側の第二側面部の一端は互いに離間して中央部に連結されるので、中央部において第一側面部が連結された上側部分と第二側面部が連結された下側部分の上下二段に張力が強く掛かる。したがって、中央部の上下方向の端部にめくれやずれが発生し難い。
また、請求項6に記載の腰用サポーターによれば、側面部及び中央部の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の側面部から他方の側面部まで連続した少なくとも一つの長スリットが形成されたので、ユーザーが両膝を胸部に近付けるように両足を同時に屈曲したときには、腰部のうち腰用サポーターの中央部で覆った部位が上下に大きく伸びることに伴い、長スリットが大きく開き、腰用サポーター本来の位置からずれ難い。
なお、本発明の腰用サポーターのように、側面部にはそれぞれ、中央部側からユーザーの中臀筋を横切るように面ファスナー側に延びる短スリットが上下に複数形成された点は、上述した特許文献1には全く記載されていない。
本発明の第一実施形態に係る腰用サポーターを示す平面図である。 図1に示す腰用サポーターの使用状態を示す側面図であり、ユーザーの大腿部の伸展時を示す。 図1に示す腰用サポーターの使用状態を示す側面図であり、ユーザーの大腿部の屈曲時を示す。 本発明の他の第一実施形態に係る腰用サポーターの使用状態を示す側面図である。 本発明の第二実施形態に係る腰用サポーターを示す平面図である。 本発明の他の実施形態に係る腰用サポーターを示す平面図である。 従来例に係る腰用サポーターを示す平面図である。 図7に示す腰用サポーターの使用状態を示す側面図であり、ユーザーの大腿部の屈曲時を示す。
(第一実施形態)
図1乃至図3を参照して、本発明の第一実施形態に係る腰用サポーター20を説明する。
この腰用サポーター20は中央部21と側面部22を備え、ユーザーの骨盤Kの周囲に巻き付けられて骨盤Kを支持するものである。
また、腰用サポーター20は一枚物の帯状体であり、左右方向に伸縮性を有するように編まれてなる。
この素材としては、例えばポリエステルにポリウレタンが混合されたものが考えられるが、腰用サポーター20の素材として一般に用いられているものであれば、これに限られるものではない。
また、腰用サポーター20は一定幅(ここでは110mm)で、その上端と下端は左右に平行に延びる。
中央部21は、使用時にユーザーの仙骨S後方(腰部中央)を面で宛てがい支持する部位であり、後述する長スリット24によって上下に分断された二つの面からなる。
側面部22は、中央部21の左右にそれぞれ設けられ、ユーザーの腸骨Cの周囲を支持する部位である。中央部21と側面部22は連続しているので、中央部21と側面部22の明確な境目があるわけではない。強いていえば、後述する短スリット23が形成された部分から左右外側が側面部22である。
また、腰用サポーター20の両端、すなわち側面部22の左右外側には面ファスナー25が側面部22に重ね合わされて縫い付けられており、その面ファスナー25によって着脱自在に貼合可能となっている。
面ファスナー25が縫い付けられていない側面部22の部位と中央部21は、左右方向に均一の伸縮性を有する。
そして、左右の側面部22にはそれぞれ、中央部21側から面ファスナー25側(左右外側)に延び側面部22を貫通する短スリット23を上下に複数(ここでは五つ)形成した。この短スリット23は、腰用サポーター20の使用時には大臀筋上端からユーザーの中臀筋Mを横切り、上前腸骨棘Jの左右外側まで達する。各短スリット23の幅及び長さはいずれも等しい。また、左側の側面部22の各短スリット23の始点と終点の左右方向の位置はそれぞれ等しく、右側の側面部22の各短スリット23の始点と終点の左右方向の位置もそれぞれ等しい。
このとき、短スリット23が形成された側面部22の部位と面ファスナー25との間には、短スリット23が形成されていない側面部22の部位が存在する。
さらに、側面部22及び中央部21の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の側面部22から他方の側面部22まで連続した一つの長スリット24を、上側から二番目の短スリット23と上側から三番目の短スリット23の間に形成した。つまり、長スリット24よりも下方に位置する短スリット23の数(ここでは三つ)を、長スリット24よりも上方に位置する短スリット23の数(ここでは二つ)よりも多くした。長スリット24は中央部21及び側面部を貫通している。
また、隣接する短スリット23間の距離、及び隣接する短スリット23と長スリット24の間の距離はいずれも等しい。
また、長スリット24の左端の左右方向の位置は、左側の側面部22に形成された短スリット23の左端の左右方向の位置と等しく、長スリット24の右端の左右方向の位置は、右側の側面部22に形成された短スリット23の右端の左右方向の位置と等しい。
ここで、短スリット23と長スリット24は、腰用サポーター20を編むと同時に形成されるものであって、短スリット23と長スリット24が形成されていない腰用サポーター20が製造された後に切り欠いて形成するものではない。
なお、短スリット23の幅を1.5mm(好ましくは1.0〜2.0mm)、長さを150mmとし、長スリット24の幅を1.5mm(同様に1.0〜2.0mm)、長さを480mmとしたが、重要なことは長さの絶対値ではなく、各ユーザーのどの部分に短スリット23等が位置するかであり、これは商品毎のサイズ展開によって対応する。
次に、本実施形態に係る腰用サポーター20の使用状態について説明する。
図2に示すように、ユーザーが起立した状態で腰用サポーター20を骨盤Kの周囲に巻き付け、臍の下方で面ファスナー25同士を貼合して腰用サポーター20を固定する。
この使用状態において、例えば階段を上がる際には、膝を持ち上げるように大腿部Dを屈曲させる場面は頻繁に発生し、大腿部Dの動きによって腰用サポーター20の下端が持ち上がってしまう。
このとき図3に示すように、短スリット23(特に下側に位置する短スリット23)が幅方向に潰れ、腰用サポーター20がユーザーの体に密着したままとなり、腰用サポーター20の下端がめくれない。
以上のように構成及び使用される腰用サポーター20によれば、側面部22にはそれぞれ、中央部21側から面ファスナー25側に延びる短スリット23が上下に複数形成されたので、使用時にユーザーが膝を上げるように大腿部Dを屈曲させたとき、短スリット23が幅方向(上下方向)に潰れ、腰用サポーター20の下端がめくれ難い。このように、短スリット23によって大腿部Dの屈曲に伴う腰用サポーター20の変形や位置ずれが吸収され、腰用サポーター20がユーザーの体に密着したままとなる。
ここで、中臀筋Mは縮むことで股関節を外転させて大腿部Dを体の左右外側に開く作用を主に担っているが、短スリット23はその中臀筋Mを横切るように形成されたので、特に左右外側への大腿部Dの開閉に伴って大きく股関節が動く場合に、確実に短スリット23が潰れて腰用サポーター20の変形や位置ずれを吸収できる。
また、その他の方向への大腿部Dの複雑な動きに対しても、短スリット23が開閉することで腰用サポーター20の変形等を吸収できる。
このように、本実施形態に係る腰用サポーター20はユーザーの体の動きへの追従性に優れるので、腰用サポーター20の下端がめくれたり、また足の屈曲と伸展を繰り返しても腰用サポーター20が本来の位置からずれたりし難い。
もちろん、短スリット23が形成されていない側面部22の部分では、使用時に中臀筋M等の筋肉を介して又は直接、骨盤K(腸骨C)を締め付けて支持するので、ユーザーの静止時及び動作時において骨盤Kが安定し腰痛が軽減される。
また、腰用サポーター20は一枚物の帯状体からなるので、厚さが薄く軽量であり、服を着用しても腰用サポーター20を使用していることが外観上わかり難い。このように厚さが薄いので通気性にも優れ、夏場でも汗で蒸れ難く、またかぶれ難い。
しかも、側面部22及び中央部21の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の側面部22から他方の側面部22まで連続した一つの長スリット24が形成されたので、ユーザーが両膝を胸部に近付けるように両足を同時に屈曲したときには、腰部のうち腰用サポーター20の中央部21で覆った部位が上下に大きく伸びることに伴い、長スリット24が大きく開く。このように、ユーザーが繰り返し両足を同時に屈曲しても腰用サポーター20がその体の動きに追従するので、腰用サポーター20が本来の位置からずれ難い。
さらに、ユーザーが上半身を腰部周方向にひねったときに、腰部の上部は腰部の下部よりもねじれ量が多いが、腰用サポーター20には長スリット24が形成されているので、長スリット24よりも上方の腰用サポーター20の部位が長スリット24を境にそのねじれに追従し、腰用サポーター20が全体としてずれ難い。
また、長スリット24よりも下方に位置する短スリット23の数を、長スリット24よりも上方に位置する短スリット23の数よりも多くしたので、長スリット24の下方に位置する複数の短スリット23が大腿部Dの屈曲に伴う腰用サポーター20の変形を十分に吸収し、腰用サポーター20の下端のめくれ等が防止される。
つまり、大腿部Dによって腰用サポーター20の下端が持ち上げられる場合、図3に示すように、複数の短スリット23のうち下方に位置する短スリット23が主に潰れて変形を吸収するので、その下方に位置する短スリット23の数が多いことで効果的に腰用サポーター20のめくれ等を防止することができる。
ここで、図4に示すように、短スリット23を延長してユーザーの上前腸骨棘Jの前方まで形成してもよい。
このように短スリット23を長くすることで、大腿部Dを屈曲させた場合に短スリット23が幅方向にさらに円滑に潰れるので、より追従性に優れる。
(第二実施形態)
次に図5を参照して、本発明の第二実施形態に係る腰用サポーター30を説明する。なお、第一実施形態と同一部分には同一符号を付した。
第一実施形態は腰用サポーター20が一枚物の帯状体であったが、本実施形態では複数のパーツが縫い合わされてなる点において異なり、その他の構成要素に関しては第一実施形態と同一である。
中央部31は、縫い合わせ前においては側面部32,33とは独立した面体である。
側面部32,33は、上側の第一側面部32及び下側の第二側面部33からなる。その第一側面部32及び第二側面部33はそれぞれ左右一つずつある。第一側面部32は左右方向に一直線状に延び、一方、第二側面部33は逆ハ字状に配置されている。
左側の第一側面部32Aの一端と左側の第二側面部33Aの一端は互いに離間して中央部31に連結され、左側の第一側面部32Aの他端と左側の第二側面部33Aの他端は互いに重ね合わせられて連結されている。
同様に、右側の第一側面部32Bの一端と右側の第二側面部33Bの一端は互いに離間して中央部31に連結され、右側の第一側面部32Bの他端と右側の第二側面部33Bの他端は互いに重ね合わせられて連結されている。
なお、腰用サポーター30の中央部31において、左側の第一側面部32Aの一端と右側の第一側面部32Bの一端とが、また左側の第二側面部33Aの一端と右側の第二側面部33Bの一端とがそれぞれ接続されていてもよい。
そして、第一側面部32及び第二側面部33にはそれぞれ、中央部31側からユーザーの中臀筋Mを横切るように面ファスナー25側に延びる短スリット23が上下に複数(ここでは四つずつ)形成されている。
なお、本実施形態では第一実施形態における長スリット24は形成されていない。
以上のように構成される腰用サポーター30も第一実施形態に係る腰用サポーター20と同様に、第一側面部32及び第二側面部33にはそれぞれ、中央部31側からユーザーの中臀筋Mを横切るように面ファスナー25側に延びる短スリット23が上下に複数形成されたので、使用時にユーザーが膝を上げるように大腿部Dを屈曲させたとき、短スリット23が幅方向(上下方向)に潰れ、腰用サポーター30の下端がめくれ難い。このように、短スリット23によって大腿部Dの屈曲に伴う腰用サポーター30の変形や位置ずれが吸収され、腰用サポーター30がユーザーの体に密着したままとなる。
また、短スリット23は中臀筋Mを横切るように形成されたので、特に左右外側への大腿部Dの開閉に伴って大きく股関節が動く場合に、確実に短スリット23が潰れて腰用サポーター30の変形や位置ずれを吸収できる。
また、その他の方向への大腿部Dの複雑な動きに対しても、短スリット23が開閉することで腰用サポーター30の変形等を吸収できる。
このように、本発明に係る腰用サポーター30はユーザーの体の動きへの追従性に優れるので、腰用サポーター30の下端がめくれたり、また足の屈曲と伸展を繰り返しても腰用サポーター30が本来の位置からずれたりし難い。
さらに、腰用サポーター30のめくれやずれはその上下方向中央ではなく上下方向の端部から発生するが、側面部は上側の第一側面部32及び下側の第二側面部33からなり、左側の第一側面部32Aの一端と左側の第二側面部33Aの一端は互いに離間して中央部31に連結されるとともに、右側の第一側面部32Bの一端と右側の第二側面部33Bの一端は互いに離間して中央部31に連結されるので、中央部31において第一側面部32が連結された上側部分と第二側面部33が連結された下側部分の上下二段に張力が強く掛かる。したがって、中央部31の上下方向の端部にめくれやずれが発生し難い。
なお、第一実施形態において、図6に示すように短スリット23を形成せずに長スリット24のみを形成してもよい。この場合であっても、ユーザーが両膝を胸部に近付けるように両足を同時に屈曲したときには、腰部のうち腰用サポーター20の中央部21で覆った部位が上下に大きく伸びることに伴い、長スリット24が大きく開き、腰用サポーター20本来の位置からずれ難い。
また、第一実施形態において、長スリット24を一つ形成したが、複数であってもよい。但し、二つまでが望ましい。これは、長スリット24は短スリット23の二倍以上長く、その分上下方向の開閉量が大きいので、長スリット24の数が少なくても両足の屈曲や上半身のひねり等に対応出来るためである。
また、長スリット24よりも下方に位置する短スリット23の数を、長スリット24よりも上方に位置する短スリット23の数よりも多くしたが、これに限られるものではなく、同数でもよいし、上方に位置する短スリット23のほうが多くてもよい。なお、短スリット23の数は5〜10本が望ましい。
また、第一実施形態のように一枚物の帯状体からなる腰用サポーター20において、長スリット24が形成されず、短スリット23のみが形成されていてもよい。
さらに、第一実施形態では独立した一枚物の帯状体からなる腰用サポーター20であったが、これをスパッツ等と一体化させてもよい。
また、第一実施形態及び第二実施形態では側面部22,32,33が上下二つに分かれているが、その二つで左右方向の伸縮力が異なっていてもよい。
10 腰用サポーター
11 サポーター本体
12 補助ベルト
13 突起物
14 板体
15 面ファスナー
20 腰用サポーター
21 中央部
22 側面部
23 短スリット
24 長スリット
25 面ファスナー
30 腰用サポーター
31 中央部
32 第一側面部(側面部)
32A 左側の第一側面部
32B 右側の第一側面部
33 第二側面部(側面部)
33A 左側の第二側面部
33B 右側の第二側面部
C 腸骨
D 大腿部
J 上前腸骨棘
K 骨盤
M 中臀筋
S 仙骨

Claims (6)

  1. 左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナーによって着脱自在に貼合可能で、ユーザーの骨盤の周囲を支持する一枚物の帯状体からなる腰用サポーターにおいて、
    使用時にユーザーの仙骨後方を面で宛てがい支持する中央部と、
    前記中央部の左右にそれぞれ設けられユーザーの腸骨の周囲を支持する側面部を備え、
    前記側面部にはそれぞれ、前記中央部側からユーザーの中臀筋を横切るように前記面ファスナー側に延びる短スリットが上下に複数形成されたことを特徴とする腰用サポーター。
  2. 前記側面部及び中央部の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の前記側面部から他方の前記側面部まで連続した少なくとも一つの長スリットが形成されたことを特徴とする請求項1に記載の腰用サポーター。
  3. 前記短スリットは、前記側面部の前記中央部側からユーザーの上前腸骨棘の前方まで形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の腰用サポーター。
  4. 前記長スリットよりも下方に位置する前記短スリットの数を、前記長スリットよりも上方に位置する前記短スリットの数よりも多くしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の腰用サポーター。
  5. 左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナーによって着脱自在に貼合可能で、ユーザーの骨盤の周囲を支持する腰用サポーターにおいて、
    使用時にユーザーの仙骨後方を面で宛てがい支持する中央部と、
    前記中央部の左右にそれぞれ設けられユーザーの腸骨の周囲を支持する上側の第一側面部及び下側の第二側面部からなる側面部を備え、
    左側の前記第一側面部の一端と左側の前記第二側面部の一端は互いに離間して前記中央部に連結され、左側の前記第一側面部の他端と左側の前記第二側面部の他端は互いに重ね合わせられて連結されるとともに、
    右側の前記第一側面部の一端と右側の前記第二側面部の一端は互いに離間して前記中央部に連結され、右側の前記第一側面部の他端と右側の前記第二側面部の他端は互いに重ね合わせられて連結され、
    しかも前記第一側面部及び第二側面部にはそれぞれ、前記中央部側からユーザーの中臀筋を横切るように前記面ファスナー側に延びる短スリットが上下に複数形成されたことを特徴とする腰用サポーター。
  6. 左右方向に伸縮性を有し両端が面ファスナーによって着脱自在に貼合可能で、ユーザーの骨盤の周囲を支持する一枚物の帯状体からなる腰用サポーターにおいて、
    使用時にユーザーの仙骨後方を支持する中央部と、
    前記中央部の左右にそれぞれ設けられユーザーの腸骨の周囲を支持する側面部を備え、
    前記側面部及び中央部の上下方向略中央には、左右方向に延び一方の前記側面部から他方の前記側面部まで連続した少なくとも一つの長スリットが形成されたことを特徴とする腰用サポーター。
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