JP2013136808A - サーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法、反射スクリーンの製造方法 - Google Patents

サーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法、反射スクリーンの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】非レンズ面への蒸着を極力抑制してレンズ面に光反射性材料を蒸着することができるサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法、反射スクリーンの製造方法を提供する。
【解決手段】サーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法は、レンズ面及び非レンズ面を備える単位レンズが一方の面に複数配列されたサーキュラーフレネルレンズシート11のレンズ面に、光反射性材料を蒸着するサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法であって、一方の面が凹面となるように、サーキュラーフレネルレンズシートを湾曲させる湾曲工程と、湾曲させたサーキュラーフレネルレンズシートの凹面側に配置された蒸着源62から、サーキュラーフレネルレンズシートの凹面に対して前記光反射性材料を蒸着する蒸着工程とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、レンズ面に光反射性材料を蒸着するサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法、反射スクリーンの製造方法に関するものである。
近年、短焦点型の映像投射装置によって投射された映像光を良好に表示するために、単位レンズが複数配列されたリニアフレネルレンズ形状やサーキュラーフレネルレンズ形状を有するレンズ層に反射部を形成した反射スクリーン等が様々に開発されている。
このようなレンズ層を用いた反射スクリーンの中には、単位レンズのレンズ面に、アルミニウム等の光反射性材料を蒸着することによって反射部を形成し、投影された映像光を反射して映像を表示するものがある。また、このような反射スクリーンの中には、映像光の反射に寄与しない非レンズ面に光を吸収する作用を有する光吸収層を形成し、外光や迷光等を吸収させ、明室環境下であっても映像が明るく、コントラストの向上等を図ったものがある(例えば、特許文献1)。
しかし、このような反射スクリーンは、アルミニウム等を蒸着して反射部を形成する場合に、レンズ面だけでなく非レンズ面にもアルミニウム等が蒸着されてしまう場合があった。非レンズ面にもアルミニウム等が蒸着されると、反射スクリーンに入射した外光や迷光等が非レンズ面で反射することとなり、反射スクリーンの明室環境下における映像の明るさや、コントラストを低下させる原因となっていた。
特開2006−330145号公報
本発明の課題は、非レンズ面への蒸着を極力抑制してレンズ面に光反射性材料を蒸着することができるサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法、反射スクリーンの製造方法を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。また、符号を付して説明した構成は、適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成物に代替してもよい。
請求項1の発明は、レンズ面(111a)及び非レンズ面(111b)を備える単位レンズ(111)が一方の面に複数配列されたサーキュラーフレネルレンズシート(11)の前記レンズ面に、光反射性材料を蒸着するサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法であって、前記一方の面が凹面となるように、前記サーキュラーフレネルレンズシートを湾曲させる湾曲工程と、前記湾曲させたサーキュラーフレネルレンズシートの凹面側に配置された蒸着源(62)から、前記サーキュラーフレネルレンズシートの凹面に対して前記光反射性材料を蒸着する蒸着工程とを備えること、を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法である。
請求項2の発明は、請求項1に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、前記サーキュラーフレネルレンズシート(11)は、矩形状であり、前記湾曲工程は、サーキュラーフレネルレンズの光学的中心(F)に近い位置にある辺とほぼ直交する辺(S)に平行な方向において湾曲させることにより、前記サーキュラーフレネルレンズシートを湾曲させること、を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法である。
請求項3の発明は、請求項2に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、前記蒸着源(62)は、前記サーキュラーフレネルレンズの光学的中心(F)に近い位置にある辺とほぼ直交する辺(S)の中心線(J)に対して、前記サーキュラーフレネルレンズシートの光学的中心から離れた側に配置されること、を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法である。
請求項4の発明は、請求項2又は請求項3に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、前記蒸着源(62)は、前記サーキュラーフレネルレンズの光学的中心(F)に近い位置にある辺と平行する方向に複数配列されること、を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法である。
請求項5の発明は、請求項4に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、前記複数配列された蒸着源(62)は、その配列方向において、前記サーキュラーフレネルレンズシートの両端側に向かって密に配置されること、を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法である。
請求項6の発明は、サーキュラーフレネルレンズシート(11)を形成するレンズシート形成工程と、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法によって反射部(12)を形成する反射部形成工程とを備えること、を特徴とする反射スクリーンの製造方法である。
本発明によれば、サーキュラーフレネルレンズシートを、サーキュラーフレネルレンズ形状のある側が凹面になるように湾曲させて蒸着しているので、蒸着源から蒸発した光反射性材料が、レンズ面に効率よく蒸着して反射部が形成される一方、非レンズ面に蒸着するのを抑制することができる。
実施形態の反射スクリーン10を備える映像表示システム1を示す図である。 実施形態の反射スクリーン10の層構成を説明する図である。 実施形態の反射スクリーン10の製造過程を説明する図である。 実施形態の反射部12の形成に使用する真空蒸着装置60を説明する図である。 実施形態の反射部12の形成方法を説明する図である。 実施形態のレンズ層11への蒸着状態を評価する図及び写真である。 本発明の変形形態について説明する図である。
(実施形態)
以下、図面等を参照して、本発明の実施形態について説明する。
なお、図1を含め、以下に示す各図は、模式的に示した図であり、各部の大きさ、形状は、理解を容易にするために、適宜誇張している。従って、各光線の入射角度等に関して、実際の角度とは異なる場合がある。
また、板、シート、フィルム等の言葉を使用しているが、これらは、一般的な使い方として、厚さの厚い順に、板、シート、フィルムの順で使用されており、本明細書中でもそれに倣って使用している。しかし、このような使い分けには、技術的な意味は無いので、シート、板、フィルムの文言は、適宜置き換えることができるものとする。例えば、レンズシートは、レンズフィルムとしてもよいし、レンズ板としてもよい。
さらに、本明細書中に記載する各部材の寸法等の数値及び材料名等は、実施形態としての一例であり、これに限定されるものではなく、適宜選択して使用してよい。
図1は、実施形態の反射スクリーン10を備える映像表示システム1を示す図である。
図1(a)は、この映像表示システム1の斜視図であり、図1(b)は、この映像表示システムの側面図である。
なお、実施形態及び図面では、観察者Oが反射スクリーン10に対向して位置した状態、すなわち反射スクリーン10の使用状態を基準に、左右方向X、奥行方向Y、鉛直方向Zとする。
図1(a)に示すように、映像表示システム1は、反射スクリーン10、映像源30等を備える。本実施形態では、反射スクリーン10が映像源30から投影された映像光Lを反射して、その画面上に映像を表示する一般的な映像表示システムを例に挙げて説明するが、これに限られない。例えば、映像表示システム1は、映像光Lを映像源30から投射するフロントプロジェクションテレビシステム等としてもよいし、反射スクリーン10、映像源30、反射スクリーン10の観察画面上の位置を検出する位置検出部、パーソナルコンピュータ等を備えたインタラクティブボードシステムとしてもよい。
図1(b)に示すように、映像源30は、映像光Lを反射スクリーン10へ投影する映像投射装置であり、汎用のプロジェクタ等を用いることができる。映像源30は、反射スクリーン10の使用状態におけるスクリーンの画面よりも下側Z2であって、奥行方向Yにおける位置が従来のプロジェクタに比べて大幅に近い位置から映像光Lを反射スクリーン10に投射することができる短焦点型の汎用プロジェクタである。
反射スクリーン10は、映像源30が投射した映像光Lを観察者O側(Y2側)へ向けて反射し、映像を表示する矩形状のスクリーンである。使用状態において、この反射スクリーン10の観察画面は平面状であり、Y2側から見て、長辺方向が左右方向Xに平行となる略矩形状である。
反射スクリーン10は、その背面(Y1側の面)に、平板状の支持板50が、粘着材等からなる不図示の接合層を介して設けられており、この支持板50により、その平面性を維持している。本実施形態の支持板50は、光透過性を有していない。
図2は、本実施形態の反射スクリーン10の層構成を説明する図である。
図2(a)は、図1(a)のIa−Iaにおける断面の拡大図である。
図2(b)は、図2(a)のレンズ層11をサーキュラーフレネルレンズのある側から見た図である。
なお、図2では、理解を容易にするために、支持板50等を適宜省略している。また、図2(b)では、理解を容易にするために、反射部12及び光吸収層13を省略している。
図2(a)に示すように、反射スクリーン10は、その観察者O側(Y2側)から順に、表面機能層15、基材層14、レンズ層11(サーキュラーフレネルレンズシート)、反射部12、光吸収層13等を備えている。本実施形態の反射スクリーン10は、例えば、画面サイズが対角80インチサイズである。
基材層14は、この反射スクリーン10の基材となる透明又は半透明のシート状の部材である。基材層14の観察者O側(Y2側)には、表面機能層15が一体に形成され、背面側(Y1側)には、レンズ層11が一体に形成されている。
この基材層14としては、例えば、厚さが100〜200μmであるPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂や、PC(ポリカーボネート)樹脂、MS(メチルメタクリレート・スチレン)樹脂、MBS(メチルメタクリレート・ブタジエン・スチレン)樹脂、アクリル系樹脂、TAC(トリアセチルセルロース)樹脂等の樹脂製のシート状部材を用いることができる。
また、基材層14は、所定の透過率とするために、グレー等の染料や顔料等を含有することにより着色が施されていてもよいし、視野角を広げるために、拡散材を含有していてもよいし、顔料及び拡散材等を含有する層としてもよい。また、基材層14は、単層ではなく、複数の層が一体に積層された形態としてもよく、例えば、上述のような拡散材を含有する層と透明な層等が一体に積層された形態としてもよい。
本実施形態の基材層14は、厚さ200μmのMBS樹脂製であり、拡散材を含有するシート状の部材(拡散シート)を用いている。
レンズ層11は、基材層14の背面側(Y1側)に設けられた光透過性を有する層である。レンズ層11は、その背面(Y1側の面)にサーキュラーフレネルレンズ形状が形成されている。
図2(b)に示すように、本実施形態のレンズ層11のサーキュラーフレネルレンズ形状は、反射スクリーン10の表示領域外に位置する点Fを中心としてスクリーン面に沿って複数の単位レンズ111が同心円状に隣接して配列されている。すなわち、レンズ層11のサーキュラーフレネルレンズ形状は、反射スクリーン10の表示領域外に位置する点Fを光学的中心(フレネルセンター)とする、いわゆるオフセット構造により形成される。
そのため、レンズ層11は、その背面側(Y1側)から見たときに、真円の円弧形状の単位レンズ111が複数配列されている。なお、レンズ層11は、これに限らず、例えば楕円等の円弧形状の単位レンズが複数配列されていてもよく、適宜選択してもよい。
レンズ層11は、紫外線硬化型樹脂から形成されている。なお、レンズ層11は、電子線硬化型樹脂等の他の電離放射線硬化型樹脂から形成してもよい。
レンズ層11は、例えば、紫外線成形法等によって形成される。レンズ層11(単位レンズ111)を紫外線成形法によって形成することにより、よりピッチPが細かく、かつ、形状精度が高い単位レンズ111を形成することができる。なお、レンズ層11の形成方法は、適宜自由に選択してよく、この限りではない。
図2(a)に示すように、単位レンズ111は、スクリーン面に直交する方向(奥行方向Y)に平行であって反射スクリーン10の左右方向Xの中心線に平行な面(YZ平面)における断面形状が、略三角形形状であり、フレネルレンズ形状のレンズ面であるレンズ面111aと、レンズ面111aと対向する非レンズ面111bとを有している。本実施形態の単位レンズ111は、レンズ層11の背面側(Y1側)に凸となる略三角柱形状である。ここで、スクリーン面とは、この反射スクリーン10において、スクリーン全体として見たときにおける、反射スクリーン10の平面方向となる面(XZ平面)を示すものであり、本明細書中においても同一の定義として用いている。この反射スクリーン10のスクリーン面は、反射スクリーン10の観察画面に平行である。
単位レンズ111は、反射スクリーン10の使用状態において、レンズ面111aが非レンズ面111bよりも上側Z1に位置する。
単位レンズ111は、図2(a)に示すように、レンズ面111aがスクリーン面に平行な面(XZ平面)となす角度がαであり、非レンズ面111bがスクリーン面に平行な面(XZ平面)となす角度がβ(β>α)である。また、単位レンズ111は、その配列ピッチがPである。
単位レンズ111の配列ピッチPや角度α、角度βは、映像光を投影する映像源30(プロジェクタ)の画素(ピクセル)の大きさや、映像源30の映像光の投射角度(スクリーン面に対する映像光の入射角度)等に応じて、適宜変更可能である。
図2では、理解を容易にするために、単位レンズ111の配列ピッチP、角度α及び角度βは、一定である例を示しているが、実際には、角度αは、単位レンズ111の配列方向に沿って所定の角度範囲内でしだいに変化している。
一例として、本実施形態の単位レンズ111は、配列ピッチPが100μmであり、角度αが6〜20°の範囲内で配列方向に沿って鉛直方向Zの上側Z1となるにしたがって大きくなるように連続的に変化している。また、単位レンズ111の角度βは、90°である。本実施形態の単位レンズ111(レンズ層11)は、ウレタンアクリレート樹脂製であり、その屈折率は、1.55である。
なお、配列ピッチPが単位レンズ111の配列方向に沿ってしだいに変化してもよいし、単位レンズ111は、反射スクリーン10を使用環境や所望する光学性能等に合わせて、適宜その形状を選択してよい。
反射部12は、光を反射する作用を有し、レンズ層11の背面側(Y1側)のレンズ面111a上に形成されている。反射部12は、光反射性材料、例えば、高い反射率を得ることができる銀やアルミニウムを蒸着させることによって形成される。反射部12は、例えば0.05〜0.1μmの膜厚で形成される。ここで、反射部12は、銀の蒸着であれば90〜95%、アルミニウムの蒸着であれば80〜90%の反射率を得ることができる。本実施形態では、反射部12は、銀ほどの反射率を有さないが、使用に十分な反射率を有し、銀よりも低コストであるアルミニウムの蒸着により形成される。
なお、反射部12は、明るい映像を表示するために、その反射率が40%以上とすることが好ましく、70%以上とすることがさらに好ましい。
光吸収層13は、光を吸収する作用を有する層であり、レンズ層11の背面側(Y1側)に、レンズ面111a上の反射部12と、非レンズ面111bとを被覆するように形成される。この光吸収層13は、黒色等の暗色系の塗料、暗色系の顔料や染料、カーボン粒子等を含有する紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂等により形成される。
本実施形態の光吸収層13は、図2(a)に示すように、レンズ層11の単位レンズ111間の谷部分を充填するように形成されているが、これに限らず、例えば、単位レンズ111及び反射部12の凹凸形状に沿って所定の厚さで形成されてもよい。このとき、十分な光吸収作用を有するならば、光吸収層13の厚さは一定でなくともよい。
表面機能層15は、基材層14の観察者O側(Y2側)に設けられる層である。この表面機能層15は、反射防止機能や防眩機能、紫外線吸収機能、防汚機能や帯電防止機能等、適宜必要な機能を1つ又は複数選択して設けることができる。
この表面機能層15は、基材層14とは別層であって不図示の粘着材等により基材層14に接合される形態としてもよいし、基材層14の観察者O側(Y2側)の面に直接形成してもよい。
本実施形態の表面機能層15は、防眩機能及びハードコート機能を有しており、基材層14の観察者O側(Y2側)の表面に、ハードコート機能を有する電離放射線硬化型樹脂(例えば、ウレタンアクリレート等)を膜厚20μm程度で塗布して硬化させることにより、形成されている。
ここで、図2(a)を参照しながら、本実施形態の反射スクリーン10へ入射する映像光及び外光の様子を説明する。なお、図2(a)では、理解を容易にするために、表面機能層15と基材層14とレンズ層11とは、同じ屈折率であるものとして示している。
映像源30から投影された映像光L1は、反射スクリーン10の下側Z2から入射し(図1(a)参照)、表面機能層15及び基材層14を透過してレンズ層11の単位レンズ111へ入射する。そして、映像光L1は、レンズ面111aに入射して反射部12によって反射され、観察可能な光線として観察者O側(Y2側)へ向かう。ここで、角度βが、反射スクリーン10の鉛直方向Zの各点における映像光Lの入射角度よりも大きく、かつ、映像光Lが反射スクリーン10の下側Z2から投射されるため、非レンズ面111bには、映像光L1が入射しない。
一方、照明光等の不要な外光は、主として反射スクリーン10の上側Z1から入射し、表面機能層15及び基材層14を透過してレンズ層11の単位レンズ111へ入射する。そして、一部の外光は、外光G1のように、非レンズ面111bに入射して光吸収層13に吸収される。
また、その他の外光は、外光G2のように、レンズ面111aで反射して、反射スクリーン10の下側Z2であって観察者Oの視野角範囲外へ向かうので、観察者O側(Y2側)には直接届かない。
従って、反射スクリーン10は、上述のような光吸収層13による外光吸収作用や、反射部12による観察者Oの観察角度外への外光反射作用により、映像のコントラストを上げることができる。
よって、本実施形態の反射スクリーン10は、レンズ面111a上に形成された反射部12によって効率よく映像光Lを観察者O側へ反射することができる。また、反射スクリーン10は、光吸収層13によって外光G1を吸収し、さらに、外光G2を観察者Oには届かない方向へ反射する。従って、明室環境下であっても、明るく、コントラストの高い良好な映像を表示することができる。
次に、反射スクリーン10の製造方法について説明する。
図3は、実施形態の反射スクリーン10の製造過程を説明する図である。
なお、図3は、反射スクリーン10の左右方向Xの中心線に平行であってスクリーン面に直交する方向(奥行方向Y)に平行な断面(YZ断面)の一部を拡大して示している。また、図3は、反射スクリーン10の製造過程等を説明する図であるが、図1及び図2と同様に、反射スクリーン10の使用状態を基準に、左右方向X、奥行方向Y、鉛直方向Zとする。
まず、図3(a)に示すように、作業者は、基材層14を用意し、図3(b)に示すようにその一方の面に電離放射線硬化型樹脂を塗布して硬化させ、表面機能層15を形成する。
そして、図3(c)に示すように、作業者は、基材層14の表面機能層15とは反対側の面に、レンズ層11を形成する(レンズシート形成工程)。このレンズ層11は、紫外線硬化型樹脂が充填されたサーキュラーフレネルレンズ形状を賦形する成形型に基材層14を押圧し、紫外線を照射して硬化させた後に成形型から離型する紫外線成形法等により作成される。これにより、基材層14の背面側(Y1側)には、複数の単位レンズ111が同心円状に配列したサーキュラーフレネルレンズ形状が形成される。
なお、レンズ層11の形成方法は、適宜選択してよく、この限りではない。また、レンズ層11は、上述のように、電子線硬化型樹脂等の他の電離放射線硬化型樹脂により形成してもよい。
続いて、作業者は、レンズ層11及び表面機能層15を形成した基材層14を所定の大きさに裁断する。以下、説明を容易にするために、レンズ層11及び表面機能層15を形成し、所定の大きさに裁断した基材層14を蒸着基材20と呼ぶ。
次に、作業者は、図3(d)に示すように、後述の真空蒸着装置60により、レンズ層11のレンズ面111aに反射部12を形成する(反射部形成工程)。反射部12の形成については、詳細を後述する。
そして、図3(e)に示すように、作業者は、スクリーン印刷等により、蒸着基材20の背面側(Y1側)、すなわち、レンズ層11の非レンズ面111b上及び反射部12上に、光吸収層13を形成する。
なお、光吸収層13の形成は、スクリーン印刷に限らず、例えばグラビアリバースコート方式や、インクジェット方式、フローコート方式、ダイコード方式等、公知の方法を適宜用いることができる。
以上により、反射スクリーン10が完成する。
次に、反射スクリーン10の反射部12を形成するために使用する真空蒸着装置60について説明する。
図4は、実施形態の反射スクリーン10の反射部12の形成に使用する真空蒸着装置60を説明する図である。
図4に示すように、真空蒸着装置60は、真空状態下において蒸着金属を加熱、溶融し、被蒸着物に対してその蒸着金属を蒸着する装置である。真空蒸着装置60は、真空容器61、蒸着源62、真空ポンプ63、試料台64等を備える。
真空容器61は、その容器内を真空に保つことができる略円筒状の容器であり、容器内に被蒸着物を配置して蒸着金属を蒸着する。
蒸着源62は、蒸着金属62a及び加熱体62bを有し、加熱体62bによって蒸着金属62aを加熱、溶融する。蒸着源62は、真空容器61内に複数設けられており、例えば本実施形態では、8個設けられている。蒸着源62は、被蒸着物の形状や、蒸着の形態に応じて、真空容器61内の任意の場所に配置することができる。
蒸着金属62aは、本実施形態では、光反射性材料のアルミニウムである。
加熱体62bは、フィラメント等から構成され、フィラメントを加熱することによって、蒸着金属62aを加熱、溶融する。
真空ポンプ63は、真空容器61内を真空状態にする真空排気装置である。
試料台64は、真空容器61内において被蒸着物を固定する台である。
次に、蒸着基材20のレンズ層11の単位レンズ111のレンズ面111aに対して反射部12を形成する工程(反射部形成工程)について詳細を説明する。
図5は、実施形態の反射部12の形成方法を説明する図である。
図5(a)は、湾曲させた蒸着基材20を説明する図である。
図5(b)は、真空蒸着装置60における蒸着基材20及び蒸着源62の配置を説明する図である。
図5(c)は、レンズ層11に対する蒸着源62の配置を説明する図である。
図5は、反射部12の形成方法を説明する図であるが、図1及び図2と同様に、反射スクリーン10の使用状態を基準に、左右方向X、奥行方向Y、鉛直方向Zとする。
まず、図5(a)に示すように、作業者は、レンズ層11のサーキュラーフレネルレンズ形状側(Y1側)が凹面となるように、サーキュラーフレネルレンズの光学的中心Fに近い位置の辺とほぼ直交する辺Sに平行な方向において湾曲させることにより、蒸着基材20(レンズ層11)を湾曲させ、その状態で試料台64に固定する(湾曲工程)。
そして、図5(b)に示すように、作業者は、湾曲させた状態で固定した蒸着基材20(レンズ層11)を試料台64とともに真空容器61内に配置する。そして、作業者は、湾曲させた蒸着基材20(レンズ層11)の凹面に対して蒸着源62を配置し、アルミニウムを蒸着する(蒸着工程)。ここで、湾曲させた蒸着基材20は、略円筒状の真空容器61の内面に沿うようにして配置される。そして、蒸着源62は、その蒸着金属62aが、湾曲させた蒸着基材20(レンズ層11)の凹面、すなわちサーキュラーフレネルレンズ形状のある面に対面するように配置される。
このとき、図5(c)に示すように、蒸着源62は、平板状態のレンズ層11のサーキュラーフレネルレンズの光学的中心Fに近い位置にある辺と直交する辺Sの中心線Jに対して、レンズ層11の光学的中心Fから離れた側、すなわち上側Z1に配置される。ここで、蒸着源62の鉛直方向Zにおける配置位置は、上記中心線Jと、レンズ層11の辺Sにおけるレンズ層11の下端から4分の3の位置Hとの間の範囲D内に配置することが好適である。
本実施形態では、蒸着源62は、レンズ層11の辺Sにおけるレンズ層11の下端から4分の3の位置H=1380mmに配置される。
また、各蒸着源62は、図5(b)に示すように、平板状態のサーキュラーフレネルレンズの光学的中心Fに近い位置にあるレンズ層11の辺と平行する方向(左右方向X)に一列に配置されている。さらに、複数配置された蒸着源62は、レンズ層11の左右方向Xの両端部に向かって密に配置される。本実施形態では、各蒸着源62は、レンズ層11の端部から順に、100mm、200mm、350mm、400mm、350mm、200mm、100mmの間隔で配置される。
蒸着基材20及び蒸着源62を真空容器61内に適正に配置したら、作業者は、真空容器61の扉(不図示)を閉め、真空ポンプ63を作動させて真空容器61内を真空にする。真空容器61内が特定の真空度に達したら、作業者は、蒸着源62の加熱体62bを加熱し、蒸着金属62aであるアルミニウムを加熱、溶融させて蒸発させる。
蒸発したアルミニウムは、気体分子となって蒸着基材20のレンズ層11の凹面に衝突して付着する。このとき、蒸着基材20(レンズ層11)のサーキュラーフレネルレンズ形状側が凹面になるように湾曲しているので、蒸着源62から蒸発したアルミニウムは、レンズ層11のレンズ面111aに当たりやすくなる一方、非レンズ面111bには当たりにくくなる(図5(c)参照)。これにより、蒸着源62から蒸発したアルミニウムが、レンズ層11のレンズ面111aに蒸着しやすくなり、効率よく反射部12が形成される一方、非レンズ面111bへの蒸着を抑制することができる。
また、特に蒸着源62が、レンズ層11の辺Sの中心線Jより上側Z1に配置されていることによって、蒸発したアルミニウムを、鉛直方向Zの位置に関係なく、レンズ層11の各レンズ面111aに対してより均等に蒸着することができ、また、非レンズ面111bに対して蒸着するのを極力回避することができる。
さらに、レンズ層11の左右方向Xに配列された複数の蒸着源62から、湾曲されたレンズ層11の凹面に蒸着を行うので、各レンズ面111aの左右方向Xに対しても、アルミニウムを蒸着することができる。また、その複数の蒸着源62が、レンズ層11の左右方向Xの両端側に向かって密に配置されるので、各レンズ面111aは、左右方向Xの端部においても、他の部位と同様に、均等にアルミニウムを蒸着することができる。
次に本実施形態によるレンズ層11の蒸着状態の評価結果について以下に説明する。
図6は、実施形態のレンズ層11への蒸着状態を評価する図及び写真である。
図6(a)は、レンズ層11の蒸着状態の評価範囲を示す図である。
図6(b)は、レンズ層11を湾曲させて蒸着した本実施形態の評価写真である。
図6(c)は、レンズ層11を湾曲させないで蒸着した比較例の評価写真である。
図6(b)及び図6(c)の各写真は、アルミニウムの蒸着により反射部12が形成された蒸着基材20の観察者O側(Y2側)から光を照射し、蒸着基材20の背面側(Y1側)から撮影したものである。図6(b)及び図6(c)において、反射部12が形成された部位は、反射部12によって光が遮断されるため、黒く表示され、反射部12が形成されなかった部位は、光が透過するため、白く表示される。ここで、評価写真の白く表示される部分は、光を遮るものが少なければ白がより鮮明になる。図6(b)及び図6(c)のa1〜a3、b1〜b3、c1〜c3は、図6(a)に示すa1〜a3、b1〜b3、c1〜c3の各評価範囲における評価写真を示す。
図6(b)及び図6(c)を比較すると、いずれの写真もレンズ層11の非レンズ面111bの部位が白く表示されているが、レンズ層11を湾曲させて蒸着した本実施形態のほうが、レンズ層を湾曲させないで蒸着した比較例に比べ、非レンズ面111bの白い表示がより鮮明になっている。以上より、本実施形態のように、レンズ層11を湾曲させて蒸着した場合のほうが、湾曲させない場合に比べ、非レンズ面111bへの蒸着が抑制されていることが確認された。
本実施形態によれば、レンズ層11のサーキュラーフレネルレンズ形状側が凹面になるように湾曲させることにより、蒸着源62から蒸発したアルミニウムが、レンズ層11のレンズ面111aに効率よく蒸着し、反射部12が形成される一方、非レンズ面へ蒸着するのを抑制することができる。
また、特に蒸着源62が、サーキュラーフレネルレンズの光学的中心Fに近い位置にあるレンズ層11の辺と直交する辺Sの中心線Jより、レンズ層11の光学的中心Fから離れた側、すなわち上側Z1に配置されていることによって、蒸発したアルミニウムを、鉛直方向Zの位置に関係なく、レンズ層11の各レンズ面111aに対して均等に蒸着することができ、また、非レンズ面111bに対して蒸着するのを極力回避することができる。
さらに、サーキュラーフレネルレンズの光学的中心Fに近い位置にあるレンズ層11の辺と平行する方向(左右方向X)に配列された複数の蒸着源62から、湾曲されたレンズ層11の凹面に蒸着を行うので、各レンズ面111aの左右方向Xに対しても、アルミニウムを蒸着することができる。また、その複数の蒸着源62が、レンズ層11の左右方向Xの両端側に向かって密に配置されるので、蒸着源に対して等方的に蒸着することができ、左右方向Xの端部においても、各レンズ面は、他の部位と同様に、均等にアルミニウムを蒸着することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、後述する変形形態のように種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の技術的範囲内である。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、前述した実施形態及び後述する変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
(変形形態)
図7は、本発明の変形形態について説明する図である。
(1)実施形態において、一枚の蒸着基材20のレンズ層11に対して、真空蒸着装置60によって反射部12を形成させた例を示したが、これに限定されない。例えば、図7(a)に示すように、真空容器61内に湾曲させた蒸着基材20を2枚向かい合うように配置し、一回の蒸着工程で2枚のレンズ層11に反射部12を形成してもよい。
(2)図7(b)に示すように、蒸着源62にパーテーション等の仕切り部材Tを設けてもよい。仕切り部材Tを設けることで、真空容器61内に生じる気流による蒸着のムラを抑制することができる。また、蒸着源62の蒸着方向を規制することができ、非レンズ面111bに蒸着金属(光反射性材料)が蒸着されるのをより効果的に抑制することができる。
(3)実施形態において、蒸着基材20(レンズ層11)は、サーキュラーフレネルレンズの光学的中心Fに近い位置にある前記矩形状の辺と直交する辺Sを湾曲させるようにして、レンズ層11を湾曲させる例を示したが、これに限定されない。例えば、蒸着基材20をサーキュラーフレネル形状に合わせてドーム状(半球状)に湾曲させたり、矩形状のレンズ層11の各対角線を基準として、サーキュラーフレネルレンズ形状側が凹面となるように2方向に湾曲させたりすることも可能である。
(4)実施形態において、蒸着金属62aとして、光反射性材料のアルミニウムを使用した例を示したが、これに限定されない。例えば、銀やニッケルを使用してもよい。
10 反射スクリーン
11 レンズ層
111 単位レンズ
111a レンズ面
111b 非レンズ面
12 反射部
13 光吸収層
14 基材層
15 表面機能層
60 真空蒸着装置
62 蒸着源
F 光学的中心(フレネルセンター)

Claims (6)

  1. レンズ面及び非レンズ面を備える単位レンズが一方の面に複数配列されたサーキュラーフレネルレンズシートの前記レンズ面に、光反射性材料を蒸着するサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法であって、
    前記一方の面が凹面となるように、前記サーキュラーフレネルレンズシートを湾曲させる湾曲工程と、
    前記湾曲させたサーキュラーフレネルレンズシートの凹面側に配置された蒸着源から、前記サーキュラーフレネルレンズシートの凹面に対して前記光反射性材料を蒸着する蒸着工程とを備えること、
    を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法。
  2. 請求項1に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、
    前記サーキュラーフレネルレンズシートは、矩形状であり、
    前記湾曲工程は、サーキュラーフレネルレンズの光学的中心に近い位置にある辺とほぼ直交する辺に平行な方向において湾曲させることにより、前記サーキュラーフレネルレンズシートを湾曲させること、
    を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法。
  3. 請求項2に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、
    前記蒸着源は、前記サーキュラーフレネルレンズの光学的中心に近い位置にある辺とほぼ直交する辺の中心線に対して、前記サーキュラーフレネルレンズシートの光学的中心から離れた側に配置されること、
    を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法。
  4. 請求項2又は請求項3に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、
    前記蒸着源は、前記サーキュラーフレネルレンズの光学的中心に近い位置にある辺と平行する方向に複数配列されること、
    を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法。
  5. 請求項4に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法において、
    前記複数配列された蒸着源は、その配列方向において、前記サーキュラーフレネルレンズシートの両端側に向かって密に配置されること、
    を特徴とするサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法。
  6. サーキュラーフレネルレンズシートを形成するレンズシート形成工程と、
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のサーキュラーフレネルレンズシートに対する蒸着方法によって反射部を形成する反射部形成工程とを備えること、
    を特徴とする反射スクリーンの製造方法。
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