JP2013135975A - 注入可能な骨空隙充填剤 - Google Patents
注入可能な骨空隙充填剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2013135975A JP2013135975A JP2013082195A JP2013082195A JP2013135975A JP 2013135975 A JP2013135975 A JP 2013135975A JP 2013082195 A JP2013082195 A JP 2013082195A JP 2013082195 A JP2013082195 A JP 2013082195A JP 2013135975 A JP2013135975 A JP 2013135975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- bone
- item
- composition
- void filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L27/00—Materials for grafts or prostheses or for coating grafts or prostheses
- A61L27/14—Macromolecular materials
- A61L27/22—Polypeptides or derivatives thereof, e.g. degradation products
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L27/00—Materials for grafts or prostheses or for coating grafts or prostheses
- A61L27/14—Macromolecular materials
- A61L27/22—Polypeptides or derivatives thereof, e.g. degradation products
- A61L27/225—Fibrin; Fibrinogen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L27/00—Materials for grafts or prostheses or for coating grafts or prostheses
- A61L27/02—Inorganic materials
- A61L27/12—Phosphorus-containing materials, e.g. apatite
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L27/00—Materials for grafts or prostheses or for coating grafts or prostheses
- A61L27/36—Materials for grafts or prostheses or for coating grafts or prostheses containing ingredients of undetermined constitution or reaction products thereof, e.g. transplant tissue, natural bone, extracellular matrix
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2400/00—Materials characterised by their function or physical properties
- A61L2400/06—Flowable or injectable implant compositions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61L—METHODS OR APPARATUS FOR STERILISING MATERIALS OR OBJECTS IN GENERAL; DISINFECTION, STERILISATION OR DEODORISATION OF AIR; CHEMICAL ASPECTS OF BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES; MATERIALS FOR BANDAGES, DRESSINGS, ABSORBENT PADS OR SURGICAL ARTICLES
- A61L2430/00—Materials or treatment for tissue regeneration
- A61L2430/02—Materials or treatment for tissue regeneration for reconstruction of bones; weight-bearing implants
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Transplantation (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Botany (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
【解決手段】本発明は、骨粗鬆症、手術、骨嚢胞、腫瘍摘出、または外傷性骨損傷の結果であり得る骨欠損部または空隙部への注入のための生分解性フィブリン系組成物に関する。本発明は1つの実施形態において、注入可能な骨空隙充填剤組成物のための多成分系であって、フィブリノゲンを含む成分(a);トロンビンを含む成分(b);少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)を含む多成分系に関する。
【選択図】図1
Description
本発明は、骨粗鬆症、手術、骨嚢胞、腫瘍摘出、または外傷性骨損傷の結果であり得る骨欠損部または空隙部への注入のための生分解性フィブリン系組成物(下記において、「骨空隙充填剤組成物」または「骨空隙充填剤」とも呼ばれる)に関する。
注入可能な骨空隙充填剤の例がいくつか文献に出ている。国際公開第95/21634号は、骨組織の再吸収・置換のための生体材料を開示する。この組成物は注入可能であり、カルボキシメチルセルロースを含む液相中リン酸カルシウム粒子を含む。米国特許第6,287,341号は、骨欠損部を修復する方法であって、2つのリン酸カルシウムを緩衝剤と混合して、欠損部に塗布するペーストまたはパテを提供する方法を詳述する。パテは、欠損部において化学反応により硬化する。国際公開第00/07639号は、骨欠損部への注入のためのカルシウムセメントを開示する。セメントは、リン酸二水素カルシウム一水和物およびβ−リン酸三カルシウムをベースとするものであり、さらに生体高分子を含んでもよい。リン酸カルシウムセメントは、注入後に硬化する必要がある。米国特許出願公開第2004/048947号は、手術中に硬化する、インビボにおける体液中で硬化される能力を有する注入可能な骨ミネラル代用材料組成物を詳述する。米国特許第2004/101960号は、軟質マトリックスを含む組成物または硬化性材料を含む組成物内に生細胞混合物を含む注入可能な骨代用材料を詳述する。この特許に記載される軟質材料としては、コラーゲンゲル、ゼラチン、アルギナート、アガロース、多糖、ヒドロゲル、および粘性ポリマーが挙げられる。チスコル(TissuCol)(バクスター(Baxter))やベリプラスト(Beriplast)(アベンティス(Aventis))などの市販のフィブリン糊を使用することが可能であるが、これらは好ましくないことも記載されている。最近、510(k)を受理した注入可能な骨空隙充填剤がいくつかある。これらのうち、Jax−TCP(スミス・アンド・ネフュー(Smith & Nephew))およびトリコス(Tricos) T(バクスター(Baxter))は、パテ/ペーストとして塗布されるバイオゲル中のリン酸カルシウム顆粒を提供する。
本発明は、治癒過程において骨で再吸収・置換される骨空隙充填剤としての、注入可能で完全再吸収性の微細孔性フィブリン系組成物に関する。
本発明はまた、以下の項目を提供する。
(項目1)
注入可能な骨空隙充填剤組成物のための多成分系であって、
フィブリノゲンを含む成分(a);
トロンビンを含む成分(b);
少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および
直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)
を含む多成分系。
(項目2)
上記成分(a)〜(d)が溶液で存在し、少なくとも成分(a)は成分(b)から空間的に分離されている、項目1に記載の多成分系。
(項目3)
上記可塑剤が少なくとも1つの生分解性水溶性有機化合物を含む、項目1に記載の多成分系。
(項目4)
上記可塑剤が、造影剤、ポリエチレングリコール、多価アルコール、グリセロール、単糖類、二糖類、三糖類、および多糖類、ならびにそれらの任意の組合せからなる群から選択される、項目3に記載の多成分系。
(項目5)
上記粒子が、カルシウム塩、高分子化合物、生分解性または生体適合性のガラス、およびセラミックからなる群から選択される物質を含む、項目1に記載の多成分系。
(項目6)
上記物質が、リン酸三カルシウム、α−リン酸三カルシウム、β−リン酸三カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸カルシウムの多形体、ヒドロキシアパタイト、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、ポリラクチド、ポリグリコリド、ポリカプロラクトン、ポリトリメチレンカーボネート、ポリエチレングリコール、およびそれらの任意の組合せからなる群から選択される、項目5に記載の多成分系。
(項目7)
上記物質が、リン酸三カルシウム、α−リン酸三カルシウム、β−リン酸三カルシウム、およびリン酸カルシウム、ならびにそれらの混合物からなる群から選択され、かつ/または上記粒子のCa/P比が約1.5〜約2の範囲である、項目6に記載の多成分系。
(項目8)
成分(a)中のフィブリノゲンの量が、約10mg/ml〜約200mg/mlである、項目1に記載の多成分系。
(項目9)
成分(b)中のトロンビンの量が、最終凝固組成物において少なくとも約1IU/mlであるような量である、項目1に記載の多成分系。
(項目10)
成分(c)中の可塑剤は、最終凝固組成物において約10%〜約80w/vであるような量である、項目1に記載の多成分系。
(項目11)
成分(d)中の粒子の量が、最終凝固組成物に対して約1〜約50w/w%である、項目1に記載の多成分系。
(項目12)
成分(a)中のフィブリノゲンの量が、約10mg/ml〜約200mg/mlであり、成分(b)中のトロンビンの量が、最終凝固組成物において少なくとも約1IU/mlであるような量であり、成分(c)中に含まれる可塑剤の量が、最終凝固組成物において約10w/v%〜約80w/v%であるような量であり、成分(d)中の粒子の量が、最終凝固組成物に対して約1w/w%〜約50w/w%である、項目1に記載の多成分系。
(項目13)
上記粒子の直径が約100μm未満である、項目1に記載の多成分系。
(項目14)
上記粒子の直径が約50μm未満である、項目12に記載の多成分系。
(項目15)
注入可能な骨空隙充填剤組成物のための多成分系であって、
フィブリノゲンを含む成分(a);
トロンビンを含む成分(b);
少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および
直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)
を含み、成分(a)〜(d)の1つもしくは複数またはすべてが固体の形で存在する多成分系。
(項目16)
注入可能な骨空隙充填剤組成物であって、
フィブリンを含む成分(a);
トロンビンを含む成分(b);
少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および
直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)
を含む組成物。
(項目17)
上記可塑剤が少なくとも1つの生分解性水溶性有機化合物を含む、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目18)
上記可塑剤が、造影剤、ポリエチレングリコール類、多価アルコール類、単糖類、二糖類、三糖類、および多糖類、ならびにそれらの任意の組合せからなる群から選択される、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目19)
上記粒子が、リン酸三カルシウム、α−リン酸三カルシウム、β−リン酸三カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸カルシウムの多形体、ヒドロキシアパタイト、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、ポリラクチド、ポリグリコリド、ポリカプロラクトン、ポリトリメチレンカーボネート、ポリエチレングリコール、およびそれらの任意の組合せからなる群から選択される、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目20)
上記粒子が、リン酸三カルシウム、α−リン酸三カルシウム、β−リン酸三カルシウム、およびリン酸カルシウム、ならびにそれらの混合物からなる群から選択され、かつ/または上記粒子のCa/P比が約1.5〜約2の範囲である、項目19に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目21)
成分(a)中のフィブリンの量が、最終凝固組成物において約5mg/ml〜約100mg/mlである、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目22)
成分(b)中のフィブリンの量が、最終凝固組成物中に少なくとも約1IU/mlである、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目23)
成分(c)中の可塑剤の量が、最終凝固組成物において約10w/v%〜約80w/v%である、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目24)
成分(d)中の粒子の量が、最終凝固組成物に対して約1w/v%〜約50w/v%である、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目25)
成分(a)中のフィブリンの量が、最終凝固組成物において約5mg/ml〜約100mg/mlであり、成分(b)中のトロンビンの量が、最終凝固組成物において少なくとも約1IU/mlであり、成分(c)中に含まれる可塑剤の量が、最終凝固組成物において約10w/v%〜約80w/v%であり、成分(d)中の粒子の量が、最終凝固組成物に対して約1w/w%〜約50w/w%である、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目26)
上記粒子の直径が約100μm未満である、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目27)
上記粒子の直径が約50μm未満である、項目26に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目28)
上記組成物が、ゲル化または凝固した状態であり、骨の非石灰化部分または中空部分に注入するのに適した粘性を有する、項目16に記載の注入可能な骨空隙充填剤組成物。
(項目29)
骨障害患者において骨空隙を充填する方法であって、
フィブリンを含む成分(a);
トロンビンを含む成分(b);
少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および
直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)
を含む組成物を上記骨の非石灰化部分または中空部分に注入することを含む方法。
(項目30)
上記骨障害が、骨粗鬆症、骨粗鬆症性骨折、任意のタイプの骨の外傷性骨折、良性および悪性の病変、ならびに外科的に作製された欠損からなる群から選択される、項目29に記載の骨空隙を充填する方法。
本発明の一態様は、注入可能な骨空隙充填剤組成物のための多成分系であって、
フィブリノゲンを含む成分(a);
トロンビンを含む成分(b);
少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および
直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)
を含む多成分系に関する。
フィブリノゲンを含む成分(a);
トロンビンを含む成分(b);
少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および
直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)
を含み、成分(a)〜(d)の1つもしくは複数またはすべては固体の形で存在する。
フィブリンを含む成分(a);
トロンビンを含む成分(b);
少なくとも1つの可塑剤を含む成分(c);および
直径約200μm以下の粒子を含む成分(d)
を含む組成物に関する。
材料:
フィブリンシーラント溶液:凍結乾燥フィブリノゲン粉末をアプロチニン溶液で全凝固性タンパク質濃度91mg/mlに再構成
イオジキサノール:5−[アセチル−[3−[アセチル−[3,5−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピルカルバモイル)−2,4,6−トリヨード−フェニル]−アミノ]−2−ヒドロキシ−プロピル]−アミノ]−N,N’−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2)4,6−トリヨード−ベンゼン−1,3−ジカルボキサミド
イオヘキソール:5−(アセチル−(2,3−ジヒドロキシプロピル)アミノ)−N,N’−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)−2,4,6−トリヨード−ベンゼン−1,3−ジカルボキサミド
粒子:リン酸三カルシウム粒子(TCP)、35μm、球状(プラズマバイオタル、英国ダービー(Plasma Biotal, Derby UK))
トロンビン500IU/ml:凍結乾燥トロンビン粉末を5mlのトロンビン緩衝液で濃度500IU/mlに再構成
トロンビン緩衝液:H2O中40mM CaCl2。
80%または60%の可塑剤(造影剤イオジキサノールまたはイオヘキソール)および75IU/mlのトロンビン溶液をトロンビン希釈緩衝液(再蒸留水中40mM CaCl2)中で調製する。次いで、溶液を均質化する。この溶液を遠心にかけて、気泡を除去して、0.22μmのフィルターで濾過することによって滅菌する。フィブリノゲンを、1:1の比のトロンビン/造影剤(CA)と混合する(したがって、ゲル化凝固体中の可塑剤濃度は40%または30%に半減する)。これに対して、ロンビン/造影剤溶液2mlを5mlの注射器に移す。2mlのフィブリノゲン(91mg/ml)を5mlの別の注射器に移す。粒子(約2μm)を最終凝固体積の重量百分率(w/v)で組み込む。これらを計量し、別の5mlの注射器に入れる。
注入可能な骨空隙充填剤を実施例2に従って調製した。
脛骨体の内筋膜を摘出し、脛骨を曝露する。プレートを脛骨体の輪郭に合わせ、ネジを使用して骨に固定する。プレートを再び取り外し、1cmの標準化全層欠損部が生成される。セグメントを除去し、プレートを再配置し、ネジを再挿入する。その後、注入可能な骨造成組成物を欠損部に充填し、創傷を縫合で閉じる。
Claims (1)
- 本願明細書に記載された発明。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US80880206P | 2006-05-26 | 2006-05-26 | |
US60/808,802 | 2006-05-26 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009511353A Division JP5315233B2 (ja) | 2006-05-26 | 2007-04-17 | 注入可能な骨空隙充填剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013135975A true JP2013135975A (ja) | 2013-07-11 |
Family
ID=38457808
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009511353A Expired - Fee Related JP5315233B2 (ja) | 2006-05-26 | 2007-04-17 | 注入可能な骨空隙充填剤 |
JP2013082195A Withdrawn JP2013135975A (ja) | 2006-05-26 | 2013-04-10 | 注入可能な骨空隙充填剤 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009511353A Expired - Fee Related JP5315233B2 (ja) | 2006-05-26 | 2007-04-17 | 注入可能な骨空隙充填剤 |
Country Status (16)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9248215B2 (ja) |
EP (1) | EP2021043B1 (ja) |
JP (2) | JP5315233B2 (ja) |
KR (1) | KR101421750B1 (ja) |
CN (1) | CN101454029B (ja) |
AT (1) | ATE494916T1 (ja) |
AU (1) | AU2007268174B2 (ja) |
BR (1) | BRPI0711900C1 (ja) |
CA (1) | CA2651820C (ja) |
DE (1) | DE602007011920D1 (ja) |
DK (1) | DK2021043T3 (ja) |
ES (1) | ES2359526T3 (ja) |
MX (1) | MX2008014850A (ja) |
PL (1) | PL2021043T3 (ja) |
PT (1) | PT2021043E (ja) |
WO (1) | WO2007137652A2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE602007012693D1 (de) | 2006-05-26 | 2011-04-07 | Baxter Healthcare Sa | Injizierbare fibrin-zusammensetzung zur knochenverstärkung |
JP5385257B2 (ja) * | 2007-03-26 | 2014-01-08 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 軟部組織増強のための注入可能な空隙の充填剤 |
CA2686820C (en) * | 2007-04-23 | 2016-06-28 | Baxter International Inc. | Fibrin compositions containing strontium compounds |
CA2702190A1 (en) * | 2007-10-12 | 2009-04-16 | Kuros Biosurgery Ag | Injectable radio-opaque compositions for tissue augmentation |
EP2279021B1 (en) * | 2008-04-18 | 2013-02-13 | Kuros Biosurgery AG | Dispensing device, kit containing the device, and method of operating the device |
US20100080791A1 (en) * | 2008-09-26 | 2010-04-01 | Rousseau Robert A | Composition and Method For Treating Tissue Defects |
GB0909136D0 (en) | 2009-05-28 | 2009-07-01 | Profibrix Bv | Dry powder composition |
ES2593584T3 (es) * | 2009-05-28 | 2016-12-09 | Profibrix Bv | Sellante de fibrina en polvo seco |
CN102764449A (zh) * | 2011-05-05 | 2012-11-07 | 远东新世纪股份有限公司 | 一种注射式骨填补组合物 |
CN110947034B (zh) * | 2018-09-27 | 2022-05-27 | 上海市第十人民医院 | 一种生物活性磷酸钙/纤维蛋白复合的可注射骨修复水凝胶 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07213598A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-15 | Terumo Corp | 骨セメント |
WO1997015188A1 (en) * | 1995-10-27 | 1997-05-01 | Drying Technology Company | Reinforced biological sealants |
JP2003514625A (ja) * | 1999-11-24 | 2003-04-22 | ウニヴェルシテートクリニクム フライブルグ | 注射用骨代用材料 |
US20040068266A1 (en) * | 2002-10-04 | 2004-04-08 | Yves Delmotte | Devices and methods for mixing and extruding medically useful compositions |
WO2004078223A1 (en) * | 2003-03-05 | 2004-09-16 | Bone Support Ab | A new bone substitute composition |
JP2005526538A (ja) * | 2001-12-20 | 2005-09-08 | ボーン サポート アクチボラゲット | 新規骨無機代替物 |
JP2008526811A (ja) * | 2005-01-06 | 2008-07-24 | クロス・バイオサージェリー・アクチェンゲゼルシャフト | Bmpまたはpthを放出するマトリックスを用いた骨欠陥の局所治療 |
Family Cites Families (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60256460A (ja) | 1984-05-31 | 1985-12-18 | 株式会社 ミドリ十字 | フイブリン及びリン酸カルシウム化合物を含有する骨欠損部及び空隙部充てん用組成物 |
EP0166263A1 (en) | 1984-05-31 | 1986-01-02 | Green Cross Corporation | Filler composition for filling in defect or hollow portion of bone and kit or set for the preparation of the filler composition |
US4696812A (en) | 1985-10-28 | 1987-09-29 | Warner-Lambert Company | Thrombin preparations |
GB8916781D0 (en) | 1989-07-21 | 1989-09-06 | Nycomed As | Compositions |
US6117425A (en) | 1990-11-27 | 2000-09-12 | The American National Red Cross | Supplemented and unsupplemented tissue sealants, method of their production and use |
US5549904A (en) * | 1993-06-03 | 1996-08-27 | Orthogene, Inc. | Biological adhesive composition and method of promoting adhesion between tissue surfaces |
FR2715853B1 (fr) | 1994-02-08 | 1996-04-26 | Centre Nat Rech Scient | Composition pour bio-matériau; procédé de préparation. |
US6287341B1 (en) | 1995-05-19 | 2001-09-11 | Etex Corporation | Orthopedic and dental ceramic implants |
US5752974A (en) | 1995-12-18 | 1998-05-19 | Collagen Corporation | Injectable or implantable biomaterials for filling or blocking lumens and voids of the body |
US5782917A (en) | 1996-02-26 | 1998-07-21 | Sunmed, Inc. | Intramedullary bone plug |
US20010016646A1 (en) * | 1998-03-20 | 2001-08-23 | David C. Rueger | Osteogenic devices and methods of use thereof for repair of endochondral bone, osteochondral and chondral defects |
WO1998057678A2 (en) | 1997-06-18 | 1998-12-23 | Cohesion Technologies, Inc. | Compositions containing thrombin and microfibrillar collagen |
WO2000007639A1 (en) | 1998-08-07 | 2000-02-17 | Tissue Engineering, Inc. | Bone precursor compositions |
US6605294B2 (en) | 1998-08-14 | 2003-08-12 | Incept Llc | Methods of using in situ hydration of hydrogel articles for sealing or augmentation of tissue or vessels |
US6607535B1 (en) | 1999-02-04 | 2003-08-19 | Kwan-Ho Chan | Universal bone cement plug and method of use |
SE517168C2 (sv) | 2000-07-17 | 2002-04-23 | Bone Support Ab | En komposition för ett injicerbart ersättningsmaterial för benmineral |
US6840952B2 (en) * | 2000-12-07 | 2005-01-11 | Mark B. Saker | Tissue tract sealing device |
US20050136038A1 (en) * | 2001-10-02 | 2005-06-23 | Isotis N.V. | Injectable calcium salt bone filler comprising cells |
ES2341296T3 (es) | 2001-12-20 | 2010-06-17 | Bone Support Ab | Un nuevo sustituto mineral de hueso. |
US7341716B2 (en) | 2002-04-12 | 2008-03-11 | Boston Scientific Scimed, Inc. | Occlusive composition |
US20050220882A1 (en) | 2004-03-04 | 2005-10-06 | Wilson Pritchard | Materials for medical implants and occlusive devices |
US7621952B2 (en) | 2004-06-07 | 2009-11-24 | Dfine, Inc. | Implants and methods for treating bone |
MY146697A (en) | 2004-07-09 | 2012-09-14 | Acetex Cyprus Ltd | Preparation of syngas for acetic acid synthesis by partial oxidation of methanol feedstock |
US8403923B2 (en) | 2004-10-29 | 2013-03-26 | Spinal Restoration, Inc. | Injection of fibrin sealant in the absence of corticosteroids in spinal applications |
WO2006007623A1 (en) * | 2004-07-22 | 2006-01-26 | Blue Pulse Pty Ltd | Location dependent content provision |
KR20070108170A (ko) | 2005-01-06 | 2007-11-08 | 쿠로스 바이오서저리 아게 | 골절 복구용 보충된 매트릭스 |
DE602007012693D1 (de) | 2006-05-26 | 2011-04-07 | Baxter Healthcare Sa | Injizierbare fibrin-zusammensetzung zur knochenverstärkung |
JP5385257B2 (ja) | 2007-03-26 | 2014-01-08 | バクスター・インターナショナル・インコーポレイテッド | 軟部組織増強のための注入可能な空隙の充填剤 |
-
2007
- 2007-04-17 ES ES07724318T patent/ES2359526T3/es active Active
- 2007-04-17 MX MX2008014850A patent/MX2008014850A/es active IP Right Grant
- 2007-04-17 PL PL07724318T patent/PL2021043T3/pl unknown
- 2007-04-17 AU AU2007268174A patent/AU2007268174B2/en not_active Ceased
- 2007-04-17 AT AT07724318T patent/ATE494916T1/de active
- 2007-04-17 PT PT07724318T patent/PT2021043E/pt unknown
- 2007-04-17 CA CA2651820A patent/CA2651820C/en active Active
- 2007-04-17 KR KR1020087031373A patent/KR101421750B1/ko active IP Right Grant
- 2007-04-17 CN CN200780018881.8A patent/CN101454029B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2007-04-17 US US11/736,500 patent/US9248215B2/en active Active
- 2007-04-17 WO PCT/EP2007/003381 patent/WO2007137652A2/en active Application Filing
- 2007-04-17 DE DE602007011920T patent/DE602007011920D1/de active Active
- 2007-04-17 DK DK07724318.6T patent/DK2021043T3/da active
- 2007-04-17 BR BRPI0711900A patent/BRPI0711900C1/pt not_active IP Right Cessation
- 2007-04-17 EP EP07724318A patent/EP2021043B1/en active Active
- 2007-04-17 JP JP2009511353A patent/JP5315233B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-04-10 JP JP2013082195A patent/JP2013135975A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07213598A (ja) * | 1994-02-07 | 1995-08-15 | Terumo Corp | 骨セメント |
WO1997015188A1 (en) * | 1995-10-27 | 1997-05-01 | Drying Technology Company | Reinforced biological sealants |
JP2003514625A (ja) * | 1999-11-24 | 2003-04-22 | ウニヴェルシテートクリニクム フライブルグ | 注射用骨代用材料 |
JP2005526538A (ja) * | 2001-12-20 | 2005-09-08 | ボーン サポート アクチボラゲット | 新規骨無機代替物 |
US20040068266A1 (en) * | 2002-10-04 | 2004-04-08 | Yves Delmotte | Devices and methods for mixing and extruding medically useful compositions |
WO2004078223A1 (en) * | 2003-03-05 | 2004-09-16 | Bone Support Ab | A new bone substitute composition |
JP2008526811A (ja) * | 2005-01-06 | 2008-07-24 | クロス・バイオサージェリー・アクチェンゲゼルシャフト | Bmpまたはpthを放出するマトリックスを用いた骨欠陥の局所治療 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BRPI0711900A2 (pt) | 2011-12-13 |
BRPI0711900C1 (pt) | 2021-05-25 |
CA2651820C (en) | 2015-01-13 |
WO2007137652A3 (en) | 2008-08-28 |
JP5315233B2 (ja) | 2013-10-16 |
BRPI0711900B1 (pt) | 2018-09-25 |
CN101454029A (zh) | 2009-06-10 |
KR101421750B1 (ko) | 2014-07-22 |
KR20090017636A (ko) | 2009-02-18 |
PL2021043T3 (pl) | 2011-06-30 |
MX2008014850A (es) | 2008-12-05 |
PT2021043E (pt) | 2011-02-04 |
US20070276505A1 (en) | 2007-11-29 |
US9248215B2 (en) | 2016-02-02 |
DE602007011920D1 (de) | 2011-02-24 |
CA2651820A1 (en) | 2007-12-06 |
AU2007268174B2 (en) | 2013-05-09 |
DK2021043T3 (da) | 2011-04-04 |
BRPI0711900B8 (pt) | 2019-08-20 |
EP2021043A2 (en) | 2009-02-11 |
JP2009538162A (ja) | 2009-11-05 |
EP2021043B1 (en) | 2011-01-12 |
ES2359526T3 (es) | 2011-05-24 |
CN101454029B (zh) | 2014-07-09 |
AU2007268174A1 (en) | 2007-12-06 |
ATE494916T1 (de) | 2011-01-15 |
WO2007137652A2 (en) | 2007-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5315233B2 (ja) | 注入可能な骨空隙充填剤 | |
EP2029184B1 (en) | Injectable fibrin composition for bone augmentation | |
JP5385257B2 (ja) | 軟部組織増強のための注入可能な空隙の充填剤 | |
JP2011511651A (ja) | 組織増強のための注入可能な放射線不透過組成物 | |
He et al. | Fabrication of injectable calcium sulfate bone graft material |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140516 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140815 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140820 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20140912 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20140918 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20141014 |