JP2013133148A - 紙と合成樹脂の積層体よりなる容器とその使用方法 - Google Patents

紙と合成樹脂の積層体よりなる容器とその使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、食品、芳香剤、消臭剤、洗剤、家庭用品および健康・医療関連製品用の容器において、揮発性の内容物に対してもバリア性を有し、廃棄の際は、紙リサイクル用として処分できる容器を提供することを課題とするものである。
【解決手段】紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器であって、容器は、蓋体とカートン本体よりなり、カートン本体は、開口部と収納室よりなる。蓋体の天部には、少なくとも一つの穴を有し、開口部は易開封性を有し、蓋体の下端部は、収納室の上端部にて嵌合してなるものである。上記積層体がバリア性を有し、カートン本体が高い耐水性、バリア性、密封性有する紙リサイクルが可能な容器である。
【選択図】図1

Description

本発明は、食品、芳香剤、消臭剤、洗剤、家庭用品および健康・医療関連製品用の紙製の容器において、揮発性の内容物に対してもバリア性を有し、廃棄の際は、紙リサイクル用として処分できる紙と合成樹脂の積層体よりなる容器に関するものである。
従来、上記用の容器としては、耐水性や、密封性が必要なことから、プラスチック成形品製の容器が主に使用されてきた。
これらの容器としては、ポリプロピレン樹脂製の射出成型品などによるプラスチック製のものがほとんどである。
また、これらの容器は、流通用の容器としてだけでなく、使用時の機能、外観を備えている必要のあるものが多い。
しかし、プラスチック製の容器は、廃棄物公害などの問題がある。
また、プラスチック製の容器は、曲面を有することが多く、綺麗に印刷することが困難である。
特にポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂製の成型品の場合は、印刷インキのオレフィン系樹脂製の成型品の表面への密着性が低く、物性的に安定した印刷物を得ることが困難である。
また、内容物が、芳香剤、消臭剤など揮発性を有するものの場合、容器としては、耐水性や、密封性以外に、各種気体、蒸気に対するバリア性を有する必要が出てくる。
特許文献1の発明は、それらを解決するためになされたものである。
すなわち、紙リサイクル性を考慮して、プラスチックのみではなく、紙層を加えて、積層体、複合体とする方法である。
しかし、耐水性、密封性は保持しなければならないため、紙層の表裏を合成樹脂でコートしたり、プラスチックで囲む必要があった。
つまり、紙の端面が容器内部に露出しないしていないこと、ある程度の強度が必要なこと、また、香料などの揮発性成分によって容器内面が膨潤や浸透により破壊されないことなどの要求品質を満たす必要があった。
すなわち、これらの機能を満足させる方法として、紙基材に各種耐性を備えたシート材料を射出成型樹脂により射出成型と同時に一体に接合する複合容器の考案であった。
図11に示すように、紙基材に耐水性や、密封性以外に、各種気体、蒸気に対するバリア性付与した積層体を打ち抜き機にて打ち抜いたブランク(50)を作成した。
そのブランク(50)を射出成型金型へ供給して雄型と雌型とで挟み、前記ブランク(50)と、金型とで構成される型孔内へプラスチックを注入して、成型し、次いで型開きして製品を取り出す方法であった。
出来上がった成形品は、図10に示すように、ブランク(50)の周りを射出成型樹脂が包んだような容器本体(41)である。
その容器本体(41)を底蓋(47)にのせて、接着剤で密封した後、充填口(45)より内容物(46)である芳香剤ゲルを充填して、封をして製品が完成となった。
しかし、ブランク(50)は、壁板(51)と上板(52)よりなるが、ブランク(50)の周りを射出成型樹脂が包んだような容器本体(41)となった場合には、図10に示すように、壁面(42)と壁面(42)の間は、間隙となっており、その間隙を射出成型樹脂によって埋めて繋いでいる成型物となっている。
前記ブランク(50)には、各種バリア性が備わっているが、前記間隙は、オレフィン樹脂などの射出成型樹脂で満たされているものである。
上記オレフィン樹脂などの射出成型樹脂は、酸素バリア性、水蒸気バリア性、揮発性香料などに対するバリア性が低いものである。
つまり、前記間隙には、射出成型樹脂のみで、バリア性層が無いため、各種バリア性が低い状態になっているものである。
一方、前記容器本体(41)は、前記ブランク(50)と射出成型樹脂からなるものである。
前記容器本体(42)を廃棄する場合を考えると、前記ブランク(50)には、基材として紙が使用されてはいるものの、各種耐性やバリア性を付与させるため、各種のフィルムが使用されており、さらに、前記ブランク(50)に対して、射出成型の際、大量の射出成型樹脂が投入されている。
すなわち、紙リサイクル性を判断するに際して、容器本体をプラスチックとみなすか、紙製品とみなすかは、困難が予想されるものである。
つまり、紙リサイクルの工程に投入した際に、紙と合成樹脂と成型樹脂を、容易に分離できれば、紙リサイクル性はあると見做されるが、工程内の機械を傷めたり、長時間かかったりして、非能率的であった場合には、分離は困難と判断され、紙リサイクル性はないと見做されるものである。
すでに、紙と合成樹脂よりなる液体容器は、紙リサイクル性を有すると認定され、牛乳やジュースの紙容器として、流通されるようになっている。
前記液体容器は、紙の端面が容器内部に露出しないしていないように、紙の内面のヒートシール合成樹脂層同士が熱接着された、いわゆるエッジプロテクトが施されているものである。これによって、耐水性が保持されるものである。
しかし、特許文献1にかかる複合容器の容器本体は、上記エッジプロテクトではなく、紙と合成樹脂の積層体の周り全体を、さらに、射出成型樹脂にて被覆したプラスチック成型品としたものである。
したがって、上記複合容器の容器本体の紙リサイクル性は、低いものとなる。
実公昭61−23394号
本発明は、従来技術の問題を解決するためになされたものであり、食品、芳香剤、消臭剤、洗剤、家庭用品および健康・医療関連製品用の紙製の容器において、揮発性の内容物に対してもバリア性を有し、廃棄の際は、紙リサイクル用として処分できる容器を提供することを課題とするものである。
請求項1の発明は、紙と合成樹脂層の積層体よりなるバリア性を有する容器である。
前記容器は、蓋体とカートン本体よりなり、前記蓋体は、天部と側壁体よりなるものである。
前記蓋体の形状は、中空の柱状であり、円柱または多角柱であり、ハット型キャップ状なるものである。
前記蓋体の天部の形状は、平面であり、前記天部は、少なくとも1つの穴を有してなるものである。
また、前記天部は、少なくとも1つの、押し切り可能なミシン目よりなる押し切り穴予定模様を有してなるものである。
前記蓋体の底部は、開放状態であり、前記蓋体の側壁体の形状は、平面または曲面なるものである。
前記カートン本体は、開口部と収納室よりなり、密封されてなるものである。
前記カートン本体の形状は、開口部を除いて中空の柱状である。
前記開口部は、前記収納室の天部に設けられてなり、前記開口部は、密封されてなり、易開封性を有するものである。
前記収納室の形状は、中空の柱状である。
前記収納室は、底部を有し、密封されてなるものである。
前記蓋体は、前記収納室の上部にて、前記収納室と嵌合するものである。
請求項2の発明は、前記積層体が、少なくとも、印刷層、合成樹脂層、紙基材、接着層、バリア層、ヒートシール性合成樹脂層よりなることを特徴とする請求項1に記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器である。
請求項3の発明は、前記容器の蓋体、カートン本体および収納室の形状が、円形または多角形の柱状形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器である。
請求項4の発明は、前記容器のカートン本体の開口部の易開封性方式が、三つの方式のいずれかを用いるものである。
一つ目の方式は、前記ヒートシール性合成樹脂層の一部に剥離層を設ける剥離層方式である。
二つ目の方式は、前記開口部のシール部にイージーテープを設けるイージーテープ方式である。
三つ目の方式は、前記ヒートシール性合成樹脂層の合成樹脂としてヒートシール性の低いイージーピール性の合成樹脂を用いるイージーピールヒートシール性合成樹脂層方式である。
請求項5の発明は、前記カートン本体が、ゲーベルトップ型の紙容器であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器である。
前記ゲーベルトップ型の紙容器とは、図2に示すような、カートン本体の上部の開口部が、屋根型をしているものをいい、いわゆる、牛乳パックなどの液体容器の上部の開口部の形と類似するものである。
請求項6の発明は、前記容器の使用において、前記蓋体を前記カートン本体より、一旦取り外し、前記の後、前記カートン本体の開口部を開封し、前記の後、上記取り外した蓋体を再度前記カートン本体の収納室の上部に嵌合させて使用することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器の使用方法である。
本発明の容器は、バリア性の高い積層体を用いて作成してあるので、内容物を充填、収納してから、使用者が開封するまでの間、高い密封性と保存性を維持できるという効果を有するものである。
本発明の容器の蓋体の天部は、少なくとも1つの穴、かつ少なくとも1つの押し切り可能なミシン目よりなる押し切り穴予定模様を有しており、内容物が、芳香剤や消臭剤で揮発性を有するものの場合、上記穴の数や大きさを変更することにより、芳香効果や消臭効果の持続期間を調整できるという効果を有するものである。
すなわち、上記天部は、少なくとも1つの押し切り可能なミシン目よりなる押し切り穴予定模様を有してなるものであるので、それらをおしきることにより、既に当初から、開いている穴に加えて、穴の数をふやすことができるものである。
つまり、短期間に、芳香剤や消臭剤で揮発性を高めることができるという効果を有するものである。
請求項5の発明におけるカートン本体が、ゲーベルトップ型の紙容器であり、前記開口部の上端部には、剥離層があるので、そこに指が入り易く、易開封性となっているので、別体のハサミなどによらなくても、手で容易に開封できるという効果を有するものである。
本発明の容器は、紙と合成樹脂層の積層体よりなる素材によって、作成してあるが、紙リサイクル工程で、紙と合成樹脂層を分離、分別できるので、廃棄の際、紙リサイクル用として廃棄処分できるという資源リサイクル効果を有しているものである。
図1は、本発明の紙と合成樹脂層の積層体よりなる一例の容器の斜視略図である。 図2は、本発明の図1の容器の蓋体をはずした際の斜視略図である。 図3は、本発明の図1の容器のカートンの開口部を開放した際の斜視略図である。 図4の(a)は、本発明の図1の容器の蓋体の正面略図である。図4の(b)は、本発明の図1の容器の蓋体の側面略図である。 図5の(a)は、本発明の図1の容器の蓋体の平面略図である。図5の(b)は、本発明の図1の容器の蓋体の底面より見た略図である。 図6は、本発明の一例の容器の蓋体と収納室の嵌合の一例であって、カートン本体の開口部を開放して後、容器の蓋体をカートン本体の収納室と嵌合した状態の斜視略図である。 図7の(a)は、本発明の一例の積層体の層構成の断面略図である。図7の(b)は、図7の(a)の積層体に剥離ニス層を設けた場合の層構成の断面略図である。 図8は、本発明の一例の容器のカートン本体のブランクである。 図9は、図8のブランクの開口部のヒートシールフラップの先端部に剥離ニス塗布部を設けたブランクである。 図10は、特許文献1に係る複合容器の斜視略図である。 図11は、特許文献1に係る複合容器の容器本体のブランクである。
本発明の容器は、バリア性の高い積層体を用いて作成してあるので、内容物を充填、収納してから、使用者が開封するまでの間、高い密封性と保存性を維持できるものである。
本発明の容器の蓋体の天部は、少なくとも1つの穴を有しており、かつ少なくとも1つの押し切り可能なミシン目よりなる押し切り穴予定模様を有しているため、上記穴の数を変更することにより、芳香効果や消臭効果の持続期間を調整できるものである。
本発明のカートン本体の開口部は、易開封性となっているので、別体のハサミなどによらなくても、手で容易に開封できるものである。
本発明の容器は、紙と合成樹脂層の積層体よりなる素材によって、作成してあるため、紙リサイクル工程で、紙と合成樹脂層を分離、分別できるので、廃棄の際、紙リサイクル用として廃棄処分できるというものである。
本発明に使用するバリア性の高い積層体としては、少なくとも、印刷層、合成樹脂層、紙基材、接着層、バリア層、ヒートシール性合成樹脂層よりなる積層体が使用できる。
図7の(a)に示すように、積層体の一例として、インキ層(22)、合成樹脂層(23)、紙基材(24)、接着性樹脂層(25)、バリア層(26)、接着剤層(27)、接着性樹脂層(25)、そしてヒートシール性合成樹脂層(28)を順に積層した積層体(20)が使用できる。
また、図7の(b)に示すように、積層体の他の一例として、インキ層(22)、合成
樹脂層(23)、紙基材(24)、接着性樹脂層(25)、バリア層(26)、接着剤層(27)、接着性樹脂層(25)、ヒートシール性合成樹脂層(28)そして、剥離ニス層(29)を順に積層した積層体(38)が使用できる。
そして、その積層体(20)、(38)を打ち抜き機を用いて、図8や図9に示すようなブランク(30)、(21)を作成する。
本発明として、一例として、図9に示すような剥離ニス層(29)塗布部を有するブランク(21)を用いて開口部(7)と収納室(6)を設けたカートン本体(3)を組み立てる。
図9に示すようなブランク(21)のヒートシール性合成樹脂層(28)と、剥離ニス層(29)が内面となるように組み立てて行き、開口部のシール部の正面フラップ(10)と開口部のシール部の側面フラップ(16)をヒートシールする。
同様にして、開口部のシール部の裏面フラップ(15)と開口部のシール部の側面フラップ(16)、および開口部裏面フラップ(37)と底部の側面フラップの斜め折れ線の下三角部(61)、及び開口部正面フラップ(36)と底部の側面フラップの斜め折れ線の下三角部(61)をヒートシールする。
また、開口部のシール部の正面フラップ(10)に連設する剥離ニス層(29)と開口部のシール部の裏面フラップ(15)に連設する剥離ニス層(29)もヒートシールして仮接着しておく。
以上により、開口部のヒートシールが完了する。
次に、底部の正面フラップ(17)と底部の側面フラップの斜め折れ線の下三角部(32)、および底部の裏面フラップ(18)と底部の側面フラップの斜め折れ線の下三角部(32)をヒートシールする。
同様にして、底部の裏面フラップ(18)に連設する底部ヒートシールフラップ(33)
と底部の側面フラップの斜め折れ線の下三角部(32)に連設する底部ヒートシールフラップ(33)をヒートシールする。
さらに、底部の正面フラップ(17)の上部の内面を、底部の裏面フラップ(18)の表面に重ね合わせてヒートシールする。
以上により、収納室の底部がほぼ平面となりヒートシールが完了する。
なお、開口部ヒートシールフラップ(31)は、前記ブランク(21)の開口部から収納部の側壁体および底部にまたがって長方形をなしており、その短辺の中央を貫く折れ線を有しており、折れ線を境目として、ブランク(21)のヒートシール性合成樹脂層(28)のある面を外面となるように前記開口部ヒートシールフラップ(31)を折り曲げる。
前記開口部ヒートシールフラップ(31)のヒートシール性合成樹脂層(28)の面と、開口部のシール部の正面フラップ(10)、開口部正面フラップ(36)、収納室正面壁面(35)および、底部の正面フラップ(17)をヒートシールして、紙の端面が容器内部に露出していない、いわゆるエッジプロテクト部を形成できるものである。
以上により、カートン本体(3)の、ヒートシールが完了するが、内容物の充填作業は、底部とエッジプロテクト部のヒートシールが完了した後に行い、その後、開口部をヒートシールしてカートン本体(3)の、ヒートシールが完了するものである。
内容物の充填作業の後、開口部に蓋体を被せて、容器の完成となる。
蓋体を開口部に載置、嵌合する様子を、蓋体の一例として、図4、図5、図6に示す。
蓋体の側壁体の下部に設けた開口部の支持片(11)と収納室の支持片(12)の内、収納室の支持片(12)を蓋体の内側に折り返した状態にして、カートン本体の収納室の上部である開口部に載置、嵌合する。
この容器を使用する際して、一例として、図1、図2、図3と順に説明する。
図1に示す容器の蓋体をもちあげると図2に示すように、カートン本体が現れる。
図2に示すように開口部の開口部のシール部の正面フラップ(10)と開口部のシール部の裏面フラップ(15)をつまんで左右に拡げることにより、開封することができる。
開口部のシール部の正面フラップ(10)の先端に連設する剥離ニス層(29)塗布部と、開口部のシール部の裏面フラップ(15)の先端に連設する剥離ニス層(29)塗布部とは、熱圧着されてはいるが、仮接着状態であるので、容易に指でつまんで左右に拡げることにより、容易に開封することができる。
上記開封により、内容物の一例として、揮発性成分が蒸散する芳香剤や消臭剤の場合、その揮発性成分が開口部より、蒸散を始める。
本発明では、その上記開封の後、蓋体を被せて使用するが、蓋体を使用しない場合には、図3に示すように、開口部の開口面積が大きいため、揮発性成分の蒸散量が大きく、芳香効果や消臭効果が短期間で終了してしまう。
芳香効果や消臭効果の有効期間を調整するため、本発明では、蓋体の天部に、少なくとも1つの穴を設け、かつ少なくとも1つの押し切り可能なミシン目よりなる押し切り穴予定模様を設けた蓋体を使用しているものである。
すなわち、上記穴の数を変更することにより、芳香効果や消臭効果の持続期間を調整できるものである。
一方、開口部を容易に開封できる手段、方式は三つある。これにより易開封性となるものである。
第一の方式は、剥離層方式であって、図7の(b)に示すように、積層体のヒートシール性合成樹脂層(28)の上に剥離ニス層(29)塗布部を設けた剥離層方式である。
第二の方式は、イージーピールテープ方式であって、前記開口部のシール部にイージーピールテープを設ける方式である。
第三の方式は、イージーピール性ヒートシール性合成樹脂層方式であって、ヒートシール性の低いイージーピール性ヒートシール性合成樹脂層を開口部に設ける方式である。
一方、本発明の特徴は、容器の蓋体、カートン本体および収納室の形状が、円形または多角形の柱状形であることであって、図1から図9に示す容器の蓋体、カートン本体および収納室の形状は、その一例を示すものであって、この形状に限定したものではない。
但し、請求項5の発明において、カートン本体の上部の開口部の形状について、ゲーベルトップ型の、いわゆる、屋根型形状と特定している。
前記カートン本体が、ゲーベルトップ型の紙容器であり、前記開口部の上端部には、剥離層があるので、そこに指が入り易く、易開封性となっているので、別体のハサミなどによらなくても、手で容易に開封できるものである。
前記カートン本体が、ゲーベルトップ型の場合には、蓋体として、図1から図3に示すように、四角柱の蓋体が適しており、カートン本体の収納室の上部に容易に嵌合できて、使用時における振動にも外れにくく、安定しているものである。
本発明の積層体に使用される印刷層(22)としては、積層材の外側面に設けられる。
印刷加工は、被印刷基材が巻き取り紙の場合には通常グラビア印刷か、あるいはフレキソ印刷のいずれかで施される。
また紙基材がシート状(枚葉)の場合にはオフセット印刷か、あるいは凸版印刷またはスクリーン印刷のいずれかで施される。
グラビア印刷で印刷加工を施す場合の印刷インキはウレタン系あるいはアクリル系またはビニル系、ゴム系樹脂を含む公知のインキが用いられる。
また、被印刷基材上にオフセット印刷が施される場合に用いられるインキは合成樹脂あるいは乾性油または高沸点溶剤を組み合わせたビヒクルを使用し、さらに浸し水との版面でのバランスに係わる界面適正を考慮した公知のインキが用いられる。
次に、本発明の積層体に使用される紙基材(24)としては、特に限定されないが、例えば針葉樹材の晒クラフトパルプ(N−BKP)あるいは広葉樹材の晒クラフトパルプ(L−BKP)を用いて長網の抄紙機かあるいは円網または短網の抄合せによる抄紙機で抄造される。
また、抄造行程の中間に設置されているサイズプレス行程でデンプンなどのバインダー水溶液を含浸させ、さらにカレンダープレス加工等を施して表面性を良くし、印刷適正に優れ、且つ、耐水性を付与させたカップ原紙等が望ましい。
また、前記紙基材の坪量は150g/m〜420g/m程度の範囲が好ましい。
また、本発明の容器に充填される内容液によって上記紙基材に形成されている耐水性以上の耐水性あるいは耐油性加工が要求される場合には、上記紙基材に耐水性あるいは耐油性が付与される。
紙基材に耐水性あるいは耐油性を附与する方法としては紙基材を抄造加工する時に行う方法と抄造加工された紙基材に含浸あるいは塗工する方法がある。
例えば抄造時に添加される耐水剤は、通常、抄紙前のパルプ縣濁液に内添する内添耐水
剤であり、湿潤紙力増強剤として、尿素―ホルムアルデヒド樹脂、メラミンーホルムアルデヒド樹脂、エポキシ化ポリアミド樹脂、ポリエチレンイミン樹脂、ジアルデヒドでんぷん、グリオキザール化ポリアクリルアミド樹脂等がある。
また、この耐水剤の添加量は、使用するパルプの種類、薬剤の種類や目的とする耐水性により異なる。
また、抄造加工された紙基材に耐水性を附与す二次加工用薬剤としては、価格あるいは性能等のバランスが優れているカルナバワックス、パラフィン系ワックス、ポリエチレンワックス等のワックスが多く使用されているほかに、水に不溶なポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、エチレンー酢酸ビニル共重合体、塩化ビニリデンー酢酸ビニル共重合体などの高分子溶液あるいはエマルジョンが用いられる。
また、紙基材に耐油性を付与するためには、通常、加工処理面の臨海表面張力を油性物質の表面張力より小さくすることが必要である。このような機能を有する薬品を耐油剤と称し、主に過フッ素化水素のアクリルレートまたはリン酸エステル等のフッ素化合物を用いたものが耐油紙として知られているように一般的にフッ素系耐油剤で処理されている。
また、上記抄造加工された紙基材に耐水剤あるいは耐油剤等の加工はロールコーター、エアナイフコーター、メタリングバーコーター、ファウンテンブレードコーター、ベベルブレードコーター、ショート・ドゥエルコーターあるいはカーテンコーター等、特に限定されないがいずれかの適宜の塗工機を用いて紙基材の内側面あるいは外側面または両側面に施される。
また、上記の耐水剤等を塗工あるいは含浸加工を施す以外に紙基材の内側面または外側面あるいは内外両側面に樹脂層を施すこともできる。
本発明の積層体に使用される合成樹脂層(23)としては、ポリエチレン(以下PEとする)、ポリプロピレン(以下PPとする)、エチレンー酢酸ビニル共重合体等を用いることができる。
上記ポリエチレンなど単体あるいは同様の多層フイルムがウェットラミネートあるいはドライラミネートまたはノンソルベントラミネートあるいはニーラムラミネート、押出ラミネートなどの何れかのラミネートを用いて貼り合わされる。
本発明の積層体に使用される接着性樹脂層(25)としては、熱可塑性樹脂で熱接着性を有するポリエチレン(以下PEとする)、ポリプロピレン(以下PPとする)、エチレンー酢酸ビニル共重合体等を用いることができる。
本発明の積層体に使用されるバリア層(26)としては、ガスバリア性を有する樹脂を用いることができる。
ガスバリア性を有する樹脂として、例えばビニルアルコール系樹脂(PVA)、エチレン・ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)、ポリ塩化ビニリデン系樹脂(PVDC)、ポリ塩化ビニリデン樹脂(PVDC)、エチレン・酢酸ビニル共重合体樹脂(EVAC)等が用いられるほか、押出しフイルムあるいは各種プラスチックフイルムにポリ塩化ビニリデンコーティングしたコートフイルムあるいは蒸着フイルムまたは金属箔等が用いることができる。
また、上記蒸着フイルムとしてはアルミニウム蒸着フイルムが多用されているがアルミ
ニウム蒸着フイルムの代わりに酸化珪素、酸化アルミニウムや、チタン、ジルコニウム、錫などの酸化物、窒化物、弗化物などの無機化合物の単体、あるいはそれらの複合物を蒸着した蒸着フイルムが用いることができる。
また、蒸着フイルムの蒸着基材であるプラスチックフイルムはポリエチレンテレフタレートフイルムが蒸着層を安定して積層できる長所があることにより多用されている。
また、ポリエチレンテレフタレートフイルム以外にポリアミドフイルムあるいはポリプロピレンフイルム等も用いることが出来る。また、蒸着層とプラスチックフイルムの接着強度を向上させる手段として蒸着面をコロナ放電処理、プラズマ処理、アンカーコート等の処理を施すことが望ましい。
本発明の積層体に使用される接着剤層(27)としては、一液、二液タイプのドライラミネート用接着剤をもちいることができる。
本発明の積層体に使用されるヒートシール性合成樹脂層(28)としては、熱可塑性樹脂でヒートシール性を有するポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体等を用いることができる。
1、容器
2、蓋体
3、カートン本体
4、穴
5、切り取り可能なミシン目よりなる穴予定模様
6、収納室
7、開口部
8、蓋体の側面壁面
9、蓋体の正面壁面
10、開口部のシール部の正面フラップ
11、開口部の支持片
12、収納室の支持片
13、蓋体の天部
14、開口部の側面フラップ
15、開口部のシール部の裏面フラップ
16、開口部のシール部の側面フラップ
17、底部の正面フラップ
18、底部の裏面フラップ
19、底部の側面フラップ
20、積層体
21、ブランク
22、印刷層
23、合成樹脂層
24、紙基材層
25、接着性樹脂層
26、バリア層
27、接着剤層
28、ヒートシール性合成樹脂層
29、剥離ニス層
30、ブランク
31、開口部ヒートシールフラップ
32、(19)の斜め折れ線の下三角部
33、底部ヒートシールフラップ
34、収納室側面壁面
35、収納室正面壁面
36、開口部正面フラップ
37、開口部裏面フラップ
38、剥離ニスを有する積層体
39、収納室裏面壁面
40、複合容器
41、容器本体
42、壁面
43、上面
44、切り込み面
45、充填口
46、内容物
50、特許文献1のブランク
51、壁板
52、上板
53、充填口
54、切り込み部
61、(14)の斜め折れ線の上三角部

Claims (6)

  1. 紙と合成樹脂層の積層体よりなるバリア性を有する容器であって、
    前記容器は、蓋体とカートン本体よりなり、
    前記蓋体は、天部と側壁体よりなり、
    前記蓋体の形状は、中空の柱状であり、円柱または多角柱であり、ハット型キャップ状なるものであり、
    前記蓋体の天部の形状は、平面であり、
    前記天部は、少なくとも1つの穴を有してなり、かつ、少なくとも1つの、押し切り可能なミシン目よりなる押し切り穴予定模様を有してなり、
    前記蓋体の底部は、開放状態であり、
    前記蓋体の側壁体の形状は、平面または曲面なるものであり、
    前記カートン本体は、開口部と収納室よりなり、
    前記カートン本体の形状は、開口部を除いて中空の柱状であり、
    前記開口部は、前記その収納室の天部に設けられており、
    前記開口部は、密封されており、
    前記開口部は、易開封性を有するものであり、
    前記収納室の形状は、中空の柱状であり、
    前記収納室は、底部を有し、密封されてなるものであり、
    前記蓋体は、前記収納室の上部にて、前記収納室と嵌合することを特徴とする紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器。
  2. 前記積層体が、少なくとも、印刷層、合成樹脂層、紙基材、接着層、バリア層、ヒートシール性合成樹脂層よりなることを特徴とする請求項1に記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器。
  3. 前記容器の蓋体、カートン本体および収納室の形状が、円形または多角形の柱状形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器。
  4. 前記容器のカートン本体の開口部の易開封性方式が、
    前記ヒートシール性合成樹脂層の一部に剥離層を設ける剥離層方式、
    前記開口部のシール部にイージーピールテープを設けるイージーピールテープ方式、
    ヒートシール性の低いイージーピール性の前記ヒートシール性合成樹脂層方式、
    のいずれかであることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器。
  5. 前記カートン本体は、ゲーベルトップ型の紙容器であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4のいずれかに記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器。
  6. 前記容器の使用において、前記蓋体を前記カートン本体より、一旦取り外し、
    前記の後、前記カートン本体の開口部を開封し、
    前記の後、上記取り外した蓋体を再度前記カートン本体の収納室の上部に嵌合させて使用することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5のいずれかに記載の紙と合成樹脂層の積層体よりなる容器の使用方法。
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