JP2013132336A - 吐出器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】吐出器10では、一対のノズル部材15A、15Bのうち、第1ノズル部材15Aの内部は、連結部材16に形成され上方に向けて開口する第1開口部28Aを通してステム11内に連通するとともに、第2ノズル部材15Bの内部は、連結部材16に形成された第2開口部28Bを通してステム11内に連通し、第1ノズル部材15Aは、その本体部14Aが第1開口部28Aの開口軸Oに対して水平方向にずらされた状態で、連結部材16に開口軸O回りに回転自在に装着され、第2ノズル部材15Bは、その本体部14Bが開口軸Oに対して水平方向にずらされた状態で、連結部材16に固着されている。
【選択図】図3
Description
この種の吐出容器としては、例えば下記特許文献1に示されるような、一対のノズル部材を有する噴霧アダプタが、内容物が収容されるシリンジに装着された構成や、一対のノズル部材を有する吐出器が、内容物が収容される有底筒状の容器本体に装着された構成などが知られている。
本発明に係る吐出器は、内容物が収容される有底筒状の容器本体の口部に、上方付勢状態で下方移動自在に配設されるステムを有する吐出器本体と、上下方向に延在するとともに上端にノズル孔が形成された本体部を有し、内部が前記ステム内に連通する一対のノズル部材と、これらのノズル部材と前記ステムとを連結する連結部材と、を備える吐出器であって、前記一対のノズル部材のうち、第1ノズル部材の内部は、前記連結部材に形成され上方に向けて開口する第1開口部を通して前記ステム内に連通するとともに、第2ノズル部材の内部は、前記連結部材に形成された第2開口部を通して前記ステム内に連通し、前記第1ノズル部材は、前記本体部が前記第1開口部の開口軸に対して水平方向にずらされた状態で、前記連結部材に前記開口軸回りに回転自在に装着され、前記第2ノズル部材は、前記本体部が前記開口軸に対して水平方向にずらされた状態で、前記連結部材に固着されていることを特徴とする。
ここで基筒部が、上下方向に延在するとともに下端部がステムに装着される一方、側筒部が、基筒部から水平方向に突出していることから、前記分岐部分に到達した内容物は、基筒部内を流れ易くなっていて側筒部内に流れ難くなっている。しかしながら、基筒部内において側筒部との分岐部分よりも上側に位置する部分、および第1ノズル部材内のうちの少なくとも一方に、前記抵抗部が配設されているので、前記分岐部分から第1ノズル部材のノズル孔に向かう内容物の流通抵抗が高められて内容物の流通が妨げられることとなる。これにより、第1ノズル部材のノズル孔から吐出される内容物の吐出量を調整し、第1ノズル部材および第2ノズル部材の各ノズル孔から吐出される内容物それぞれの吐出量を同等にし易くすることができる。
図1から図3に示すように、吐出容器1は、内容物が収容される有底筒状の容器本体2と、該容器本体2内の内容物を吐出する吐出器10と、を備えている。この吐出容器1は、例えば内容物としての点鼻剤を鼻孔内に吐出する点鼻容器などとして用いられる。
基筒部24は、上下方向に沿って前記軸線Oに平行に延在し、図示の例では、前記軸線Oと同軸に配置されており、基筒部24の下端部は、ステム11の上端部に外嵌されている。また側筒部25は、基筒部24において下端部と上端部との間の中間部の外周面から水平方向に突設されており、側筒部25内は基筒部24内に連通している。側筒部25の内径は、基筒部24の内径よりも小さくなっている。
また、内被ガイド筒部26の下端部は、内被ガイド筒部26よりも大径の外被ガイド筒部27により水平方向の外側から囲繞されている。外被ガイド筒部27の上端部は、内被ガイド筒部26に連結されるとともに、外被ガイド筒部27の下端部は、内被ガイド筒部26の下端部よりも下方に位置して外ガイド筒部22の上端部に内装されている。
第1本体部14Aは、上下方向に沿って延在する有頂筒状に形成されており、前記第1開口部28Aよりも上側に位置している。
基端側分割体33は、連結部材16の基筒部24の前記上端部に装着される有頂筒状の基端縦筒部35と、基端縦筒部35から水平方向に沿って突設された基端横筒部36と、を備えており、これらの基端縦筒部35と基端横筒部36とは、一体成形されるとともに内部が互いに連通している。
そして、基端縦筒部35において前記抵抗部40よりも下側に位置する下部は、連結部材16の基筒部24の上端部に外装されている。基端縦筒部35の下部の内周面には、前記軸線O回りに沿って延在する周溝状の被係合部44aが形成されており、この被係合部44a内には、基筒部24の上端部に前記軸線O回りに沿って延設された環状突条の係合部44bが嵌合されている。これらの係合部44bおよび被係合部44aは、互いに係合することにより、基端縦筒部35が基筒部24に対して前記軸線O回りに回転するのを許容しつつ、基端縦筒部35が基筒部24から上方に離脱するのを規制している。
基端縦筒部35の頂面には、前記軸線Oと同軸に配置され下方に向けて窪む凹部35aが形成されている。凹部35aの底面は凹球面状とされ、縦断面視において下方に向けて突となる曲線状をなしている。
先端縦筒部38の上部の外径は、先端縦筒部38において上部よりも下側に位置する下部の外径よりも小さくなっており、この上部には、第1本体部14Aの下端部が外嵌されている。また先端横筒部39は、先端縦筒部38の前記下部から水平方向に沿って突設され、基端横筒部36に外嵌され基端横筒部36と同軸に配置されている。
第2本体部14Bは、第1本体部14Aと同形同大に形成され、第2本体部14B内にも前記内装部材29が配設されている。また第2本体部14Bは、上下方向に沿って延在するとともに、第2本体部14Bと第1本体部14Aとは、上下方向に沿った位置が同等となっている。さらに図2に示すように、一対のノズル部材15A、15Bそれぞれの本体部14A、14Bは、前記軸線Oに対して水平方向に同等の距離、離間し、これらの両本体部14A、14Bは、前記軸線O回りに沿う同一の仮想円上に位置している。
第2装着部32Bは、前記軸線Oに対して水平方向にずらされた有底筒状の縦筒部41と、該縦筒部41の下端部から水平方向に沿って前記軸線O側に向けて突設され連結部材16の側筒部25に装着された横筒部42と、を備えている。これらの縦筒部41と横筒部42とは、一体成形されるとともに内部が互いに連通している。
なお図示の例では、ステム11から第2ノズル部材15Bのノズル孔13に向かう第2流路45Bのうち、第2開口部28Bに当該第2流路45Bの流路方向に沿ったノズル孔13側から連なる拡径部分46における内容物の流路面積は、第2開口部28Bにおける流路面積よりも大きくなっている。この拡径部分46は、第2装着部32Bの横筒部42内から縦筒部41内に向けて水平方向に延在している。
例えば、外ガイド筒部22、内ガイド筒部23、内被ガイド筒部26、外被ガイド筒部27はなくてもよい。
さらにまた、抵抗部40、51はなくてもよい。
さらに前記実施形態では、一対のノズル部材15A、15Bそれぞれの本体部14A、14Bは、上下方向に沿って前記軸線Oに平行に延在しているものとしたが、上下方向に延在しつつ前記軸線Oに対して傾斜していてもよい。
さらに前記実施形態では、吐出器本体12として、いわゆるポンプ機構を採用したが、これに代えて、例えばエアゾール機構などの他の構造を採用してもよい。
4 口部
10、50 吐出器
11 ステム
12 吐出器本体
13 ノズル孔
14A、14B 本体部
15A、15B ノズル部材
16 連結部材
24 基筒部
25 側筒部
28A 第1開口部
28B 第2開口部
40、51 抵抗部
O 軸線(開口軸)
Claims (3)
- 内容物が収容される有底筒状の容器本体の口部に、上方付勢状態で下方移動自在に配設されるステムを有する吐出器本体と、
上下方向に延在するとともに上端にノズル孔が形成された本体部を有し、内部が前記ステム内に連通する一対のノズル部材と、
これらのノズル部材と前記ステムとを連結する連結部材と、を備える吐出器であって、
前記一対のノズル部材のうち、第1ノズル部材の内部は、前記連結部材に形成され上方に向けて開口する第1開口部を通して前記ステム内に連通するとともに、第2ノズル部材の内部は、前記連結部材に形成された第2開口部を通して前記ステム内に連通し、
前記第1ノズル部材は、前記本体部が前記第1開口部の開口軸に対して水平方向にずらされた状態で、前記連結部材に前記開口軸回りに回転自在に装着され、
前記第2ノズル部材は、前記本体部が前記開口軸に対して水平方向にずらされた状態で、前記連結部材に固着されていることを特徴とする吐出器。 - 請求項1記載の吐出器であって、
前記連結部材は、上下方向に延在するとともに下端部が前記ステムに装着され、上端開口部が前記第1開口部とされた基筒部と、該基筒部から水平方向に突出し、側面開口部が前記第2開口部とされた側筒部と、を備え、
前記基筒部内において前記側筒部との分岐部分よりも上側に位置する部分、および前記第1ノズル部材内のうちの少なくとも一方には、内容物の流通を妨げる抵抗部が配設されていることを特徴とする吐出器。 - 請求項1または2に記載の吐出器であって、
前記一対のノズル部材それぞれの前記本体部は、前記開口軸に対して水平方向に同等の距離、離間していることを特徴とする吐出器。
Priority Applications (1)
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JP2020019514A (ja) * | 2018-07-31 | 2020-02-06 | 株式会社吉野工業所 | フォーマーディスペンサー及びフォーマーディスペンサー付き容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0970433A (ja) * | 1995-06-30 | 1997-03-18 | Unisia Jecs Corp | 鼻腔用投薬器 |
JP2007105365A (ja) * | 2005-10-17 | 2007-04-26 | Mitani Valve Co Ltd | 鼻腔用噴射器 |
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- 2011-12-26 JP JP2011283134A patent/JP5815396B2/ja active Active
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