JP2013131497A

JP2013131497A - スライド式コネクタ

Info

Publication number: JP2013131497A
Application number: JP2012277749A
Authority: JP
Inventors: Chan Bum Jing; チャンボムジン; Ji Su Shin; ジスシン
Original assignee: MOREX KOREA CO Ltd
Current assignee: MOREX KOREA CO Ltd
Priority date: 2011-12-21
Filing date: 2012-12-20
Publication date: 2013-07-04
Also published as: CN103178385A; CN103178385B; TW201332222A; KR101321785B1; KR20130071538A; TWI530027B

Abstract

【課題】ＬＥＤＰＣＢと配電盤ＰＣＢとを電気的に接続するコネクタ構造を提供する。
【解決手段】本発明のスライド式コネクタは、ＬＥＤＰＣＢに形成された切り込み穴に挿入される底部１１１、取付け釘穴１１２ａが上に形成されている前記底部の両側で上方向に延在する取付け釘固定部１１２、前記ＬＥＤＰＣＢとの接触点の位置を制限するように、後部に配置されたストッパー部、および上面に配置され前記底部に面し、前記取付け釘固定部に接続されている上面部１１４を備えるハウジング１１０と、前記取付け釘穴への挿入により、前記ハウジングを前記ＬＥＤＰＣＢに固定する取付け釘１２０と、配電盤ＰＣＢの接触端子との電気的接続を確立し、前記ストッパー部を通り、前記底部の上面に配置されている接触端子１３０と、を備える構造を有し、前記配電盤ＰＣＢが前記ハウジングの正面に形成されたスロットに挿入される。
【選択図】図２

Description

本発明はスライド式コネクタに関し、より詳細には、コネクタのハウジングの構造を改良することで、狭い場所での空間利用が最適化されていて、組立工程および生産性が向上しているＬＥＤテレビパネル内における、ＬＥＤＰＣＢと配電盤ＰＣＢとを接続するスライド式コネクタに関する。

一般に、「コネクタ」は全産業で使用される接続手段を意味し、特に電気／電子産業においては、２つ以上の電気又は電子部品を接続する手段を意味し、電子産業の発展に必要な器具である。具体的には、２つ以上の製品を１つの統合装置として生産するのが困難である場合、あるいは製品を別々に生産する方が効率的である場合は、常にコネクタが必要となる。コネクタは、使用される製品により様々な異なる形状を有するが、特に電気／電子分野では、この分野の特性により、最も安全な接触点および常に一定の水準で電流を送る有効性を維持することが最も好ましい。

実用新案出願第２００２−０００２９２１号で開示されている、従来技術におけるＰＣＢ端子を接続するコネクタでは、回路基板が水平方向に装着されているため、端子の形状はコネクタを装着するために垂直方向に曲げられ、回路基板が装着される装置の裏側にあるケーブルに接続される端子が突出するよう、コネクタは構成されている。しかしながら、技術の進歩に伴い、モニターやテレビなどの製品のサイズがとりわけ小さくなり、したがって、水平方向から縦方向の回路基板装着への変更があった。従来技術によるコネクタが使用されると、この装着方向の変更により、ケーブルが装着される別のコネクタが、回路基板の端子に装着され、コネクタのケーブルは装置に装着されているコネクタに再度接続する。

この種の従来技術によるコネクタは、回路基板に装着されているコネクタと装置との間のケーブルに接続している別のコネクタに接続しなければならないため、製造時に追加作業の工程を作る不都合が生じる。

さらに、ケーブルに接続するコネクタの使用による追加部品の消費のため、従来技術によるコネクタの場合は、生産原価が不利に増加する。

さらに、従来技術によるコネクタには、障害が増加するという問題があり、同時に接続不良の可能性も高まる。

そのうえ、従来技術によるコネクタでは、作業者が組立時に嵌合感触を確認することが困難であり、組立時に過度の嵌合力が加えられると、作業能力が低下するだけでなく、コネクタ自体も損傷する危険がある。

上記に記載の問題を解決するため、本発明は、狭い場所での作業空間の利用が最適化され、障害および接続不良を回避し、そして作業者が直ちに嵌合感触を確認できるようになるため、コネクタハウジングの構造が改良されている、ＬＥＤＰＣＢと配電盤ＰＣＢとの接続用のスライド式コネクタの生産を提供することを目的とする。

上記目的を達成するため、本発明によるスライド式コネクタは、ＬＥＤＰＣＢを配電盤ＰＣＢに電気的に接続するコネクタであり、前記ＬＥＤＰＣＢに形成された切り込み穴に挿入された底部、取付け釘穴が上に形成されている前記底部の両側で、上方に延在する取付け釘固定部、該取付け釘固定部とともに単一統合部品として形成されており、前記ＬＥＤＰＣＢとの接触点の位置を制限するように、後部に配置されたストッパー部、および上面に配置され前記底部に面し、前記取付け釘固定部に接続されている上面部を備えるハウジングと、前記取付け釘穴への挿入により、前記ハウジングを前記ＬＥＤＰＣＢに固定する取付け釘と、前記配電盤ＰＣＢの接触端子に電気的に接続し、前記ストッパー部を通り、前記底部の上面に配置されている接触端子と、を備える構造を有し、前記接触端子が前記配電盤ＰＣＢの接触端子に電気的に接続されるように、前記配電盤ＰＣＢが前記ハウジングの正面に形成された穴に挿入される。

前記上面部の底に、挿入溝が形成され、そこで前記接触端子が挿入される。前記取付け釘穴は、前記取付け釘固定部の前方向へ開いた構造を有する。

上記に記載の通り、本発明は、コネクタハウジングの構造を改良することで、ＬＥＤＰＣＢと配電盤ＰＣＢとの接続時に、狭い作業空間の利用を最適化することができる。

さらに、本発明により、障害および接続不良を回避し、作業者が嵌合感触を直ちに確認することが可能であり、したがって、組立時に過度の嵌合力が加えられないため、作業能力および生産性が向上するだけでなく、コネクタ自体を損傷する危険も排除される。

さらに、外的衝撃により接続が不本意に切断されることがないため、本発明は製品の信頼性を高めることができる。

そのうえ、配電盤ＰＣＢが上方に移動したとしても、取付け釘の下面の前方向にある延在部の形成により、延在部が取付け釘をＬＥＤＰＣＢに固くしっかりと格納するよう溶接するため、本発明はハウジングの離脱を防ぎ、製品の信頼性を高めることができる。

本発明の実施形態によるスライド式コネクタの装着を示す斜視図である。本発明の実施形態によるスライド式コネクタを示す斜視図である。本発明の実施形態によるスライド式コネクタのカップリングを示す斜視図である。図３の正面図である。図３の背面図である。図３の側面図である。図３の上面図である。図３の下面図である。ＬＥＤＰＣＢおよび配電盤ＰＣＢのカップリングを示す上面図である。線Ａ−Ａに沿った図９の断面図である。取付け釘の改良例を示す斜視図である。

以下に、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態による、産業的に適切な構造を有するコネクタの詳細を説明する。

図１は本発明の実施形態によるスライド式コネクタの装着を示す斜視図である。図２は本発明の実施形態によるスライド式コネクタを示す斜視図である。図３は本発明の実施形態によるスライド式コネクタのカップリングを示す斜視図である。図４は図３の正面図である。図５は図３の背面図である。図６は図３の側面図である。図７は図３の上面図である。図８は図３の下面図である。図９はＬＥＤＰＣＢおよび配電盤ＰＣＢのカップリングを示す上面図である。図１０は線Ａ−Ａに沿った図９の断面図である。

上記図面を参照すると、本発明の実施形態によるスライド式コネクタ（１００）は、ＬＥＤＰＣＢ（１）を配電盤ＰＣＢ（２）に電気的に接続するよう設計され、プラスチックなどの絶縁体で形成されているハウジング（１１０）を備える。

前記ハウジング（１１０）は、前記ＬＥＤＰＣＢ（１）に形成された切り込み穴（１ａ）に挿入される底部（１１１）と、取付け釘穴（１１２ａ）が形成されている前記底部（１１１）の両側の上方向に延在する取付け釘固定部（１１２）と、該取付け釘固定部（１１２）とともに単一統合部品として形成されており、前記ＬＥＤＰＣＢ（１）との接触点の位置を制限するように、後部に配置されたストッパー部（１１３）と、上面に配置され前記底部（１１１）に面し、前記取付け釘固定部（１１２）に接続されている上面部（１１４）とを備える。

前記上面部（１１４）の底表面には、挿入溝（１１４ａ）が形成されており、そこに接触端子（１３０）が挿入される。

前記ハウジング（１１０）を前記ＬＥＤＰＣＢ（１）に固定するために、取付け釘（１２０）が前記釘穴（１１２ａ）に挿入される。該取付け釘穴（１１２ａ）は、前記取付け釘固定部（１１２）の前方向に開いた構造を有する。

前記底部（１１１）の上面に、また前記ストッパー部（１１３）を通り、接触端子（１３０）が、前記配電盤ＰＣＢ（２）の接触端子（２ａ）に電気的に接続されるよう配置されている。

前記接触端子（１３０）の末端部には、前記配電盤ＰＣＢ（２）の接触端子（２ａ）に関して優れた電気性能および安定した接続性能を確立するために、ビード（１３１）が形成されている。

前記配電盤ＰＣＢ（２）は、前記ハウジング（１１０）の前面に形成されているスロット（Ｓ）に挿入され、前記接触端子（１３０）は、前記配電盤ＰＣＢ（２）の接触端子（２ａ）に電気的に接続されるよう構成されている。

ここでは、「係止状態」とは、前記ＬＥＤＰＣＢ（１）と前記配電盤ＰＣＢ（２）との間の電気的接続状態を意味し、「係脱状態」とは、前記ＬＥＤＰＣＢ（１）と前記配電盤ＰＣＢ（２）との間の電気的非接続状態を意味する。

記載の通り構成されている、本発明の実施形態によるスライド式コネクタの動作は、以下の通りである。

図１０（ａ）に記載の状態でＬＥＤＰＣＢ（１）を係止するためには、まず配電盤ＰＣＢ（２）を、前記ハウジング（１１０）の正面に形成されたスロット（Ｓ）に挿入するため、矢印の方向に移動する。配電盤ＰＣＢ（２）の端子（２ａ）は、前記接触端子（１３０）との弾性接触により、電気的に接続される。前記ストッパー部（１１３）は、前記ＬＥＤＰＣＢ（１）との接触点を制限するように、ハウジング（１１０）の後部に配置されている。

一方、図１０（ｂ）に示す状態で、配電盤ＰＣＢ（２）を後部に引くときに、配電盤ＰＣＢ（２）を係脱するために、配電盤ＰＣＢ（２）はスロット（Ｓ）から離脱し、配電盤ＰＣＢ（２）の端子（２ａ）は前記接触端子（１３０）から離される。

本発明の実施形態では、ＬＥＤＰＣＢと配電盤ＰＣＢとの接続の一例が説明されていたが、むろん本発明は他のＰＣＢ種類の間の接続にも同様に適用することができ、またＬＥＤＰＣＢ（１）ではなく配電盤ＰＣＢ（２）にコネクタのハウジングが装着している場合においても、適用することができる。

図１１は取付け釘の改良例を示す斜視図であり、延在部（１２１）が前方向、および取付け釘（１２０）の底面上に形成されており、組立てエラーにより配電盤ＰＣＢ（２）が上方向に押し上げられていたとしても、取付け釘がＬＥＤＰＣＢ（１）に固く溶接されているため、延在部（１２１）が前記ハウジング（１１０）との分離を防ぐ理由で、生産の信頼性を高めることができる。

さらに、本発明では、障害および接続不良が回避され、作業者が嵌合感触を直ちに確認することが可能となり、したがって、組立時に過度の嵌合力が加えられないため、作業能力および生産性が向上するだけでなく、コネクタ自体を損傷する危険も排除される。

さらに、本発明は、外的衝撃により接続が直ちに切断されることがないため、製品の信頼性も向上させることが可能である。

１：ＬＥＤＰＣＢ
１ａ：切り込み穴
２：配電盤ＰＣＢ
２ａ：接触端子
１１０：ハウジング
１１１：底部
１１２：取付け釘固定部
１１２ａ：取付け釘穴
１１３：ストッパー部
１１４：上面部
１２０：取付け釘
１３０：接触端子

Claims

ＬＥＤＰＣＢ（１）と配電盤ＰＣＢ（２）とを電気的に接続するスライド式コネクタであって、前記ＬＥＤＰＣＢ（１）に形成された切り込み穴（１ａ）に挿入される底部（１１１）、取付け釘穴（１１２ａ）が上に形成されている前記底部（１１１）の両側で上方向に延在する取付け釘固定部（１１２）、該取付け釘固定部（１１２）とともに単一統合部品として形成されており、前記ＬＥＤＰＣＢ（１）との接触点の位置を制限するように、後部に配置されたストッパー部（１１３）、および上面に配置され前記底部（１１１）に面し、前記取付け釘固定部（１１２）に接続されている上面部（１１４）を備えるハウジング（１１０）と、前記取付け釘穴（１１２ａ）への挿入により、前記ハウジング（１１０）を前記ＬＥＤＰＣＢ（１）に固定する取付け釘（１２０）と、前記配電盤ＰＣＢ（２）の接触端子（２ａ）に電気的に接続し、前記ストッパー部（１１３）を通り、前記底部（１１１）の上面に配置されている接触端子（１３０）と、を備える構造を有し、前記接触端子（１３０）を前記配電盤ＰＣＢ（２）の接触端子（２ａ）に電気的に接続するように、前記配電盤ＰＣＢ（２）が前記ハウジング（１１０）の正面に形成されたスロット（Ｓ）に挿入される、スライド式コネクタ。
挿入溝（１１４ａ）が前記上面部（１１４）の底に形成され、そこに前記接触端子（１３０）が挿入され、前記取付け釘穴（１１２ａ）が前記取付け釘固定部（１１２）の前方向へ開いた構造を有する、請求項１に記載のスライド式コネクタ。
前記ハウジングの分離を回避するために、前記取付け釘（１２０）の下面から前方向に延在部（１２１）が形成されている、請求項１に記載のスライド式コネクタ。
前記配電盤ＰＣＢ（２）の前記接触端子（２ａ）に関して優れた電気性能および安定した接続性能を確立するように、前記接触端子（１３０）の末端部に、ビード（１３１）が形成されている、請求項１〜３のいずれか１項に記載のスライド式コネクタ。