JP2013131016A - 印刷中継装置、印刷システム、印刷中継装置の制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】印刷サービス装置からプリンタ情報を取得し、印刷中継サービスが管理していないプリンタに対しても印刷中継サービスが一元管理する印刷中継装置を提供する。
【解決手段】印刷中継装置は、印刷サービス装置に登録されているユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得し、画像形成装置に印刷中継装置を介して印刷サービス装置から印刷ジョブを受信させるために、取得されたプリンタ情報の内、印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定し、印刷中継装置に登録されている前記ユーザに紐づけられたプリンタ情報に特定されたプリンタ情報を追加登録する。
【選択図】 図3
【解決手段】印刷中継装置は、印刷サービス装置に登録されているユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得し、画像形成装置に印刷中継装置を介して印刷サービス装置から印刷ジョブを受信させるために、取得されたプリンタ情報の内、印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定し、印刷中継装置に登録されている前記ユーザに紐づけられたプリンタ情報に特定されたプリンタ情報を追加登録する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、印刷中継装置、印刷システム、印刷中継装置の制御方法、およびコンピュータプログラムに関する。
クライアントからサーバに対して印刷指示を送信し、印刷指示を受信したサーバが印刷対象のコンテンツを印刷データに変換するコンテンツ印刷システムが提案されている。注目されているクラウドコンピューティングも、サーバがクライアントにサービスを提供するシステム形態の一つである。
上述のように、Webサーバがクライアントにサービスを提供する形態は従来から存在している。近年、注目を集めているクラウドコンピューティングもWebサーバがクライアントにサービスを提供する形態である。クラウドコンピューティングは、多くのコンピューティング・リソースを用いてデータ変換やデータ処理を分散実行し、多くのクライアントからの要求を同時に処理することが主な特徴である。現在、このクラウドコンピューティングを実現するクラウドコンピューティング環境上にWebサービスを実装し、多種多様なサービスを提供するベンダーが乱立しつつある。
クラウドコンピューティング環境上でサービスを提供するベンダーの中で注目すべきベンダーはGoogle(登録商標)である。Google(登録商標)は、大規模なデータセンターを多数設立する他、デバイスと連携させて提供し、デバイスとサービス間のデータ通信の仕組みを開発している。例えば、Google(登録商標)は画像形成装置と連携してサービスを提供するためのデータ通信の仕組みを開発し、Google(登録商標)が用意したクラウドコンピューティング環境とデータ通信を画像形成装置が行うためのインターフェースを公開した。このシステムでは、画像形成装置はサービスから印刷要求を受信し、印刷を実行する。
特許文献1は、プリント要求を受理したクライアントが、クライアント情報とプリントデータの生成要求とをサーバに送信し、サーバが、クライアント情報に応じたプリント制御情報を取得してプリントデータを生成するシステムを開示する。
画像印刷装置、例えばプリンタとクラウドコンピューティング環境上で印刷サービスを提供する印刷サービス装置との間に印刷中継サービスを提供する印刷中継装置を設けることが想定される。印刷サービスを提供するベンダーデバイスは、中継サーバである印刷中継装置を設けることで、プリンタの登録・管理を容易にしたり、集計などの付加価値をつけることができる。
しかしGoogle(登録商標)でのクラウド環境では、従来のプリンタと、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」と、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」とで管理方法が異なるという課題がある。「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」は、印刷中継装置を経由せずに印刷サービス装置と接続することができる。そのため、印刷中継装置は、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」のプリンタ情報を知る術がない。印刷する系が異なり、プリンタ情報を取りまとめる仕組みも無く、よって情報収集や印刷抑止等の経験値に基づいて一元管理することができない。すなわち、単純に中継サーバを設けただけでは、全てのプリンタに対する管理やサービスを提供することができない。
本発明は、印刷サービス装置からプリンタ情報を取得し、印刷中継サービスを提供する印刷中継装置が管理していないプリンタに対しても、印刷中継装置が一元管理する印刷中継装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態の印刷中継装置は、画像形成装置の登録時にプリンタ能力を含むプリンタ情報を登録し、ユーザ装置に表示される印刷設定画面を介してユーザが設定した印刷設定を受け付け、前記印刷設定に応じた印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する印刷サービス装置に、ネットワークを介して通信する印刷中継装置である。前記印刷中継装置は、前記印刷サービス装置に登録されている前記ユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得する取得手段と、前記取得されたプリンタ情報の内、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定する特定手段と、前記印刷中継装置を介して前記画像形成装置が前記印刷サービス装置から前記印刷ジョブを受信するために、前記特定手段により特定されたプリンタ情報の内の送信先に関する情報を、前記印刷中継装置に送信されるための情報に置き換えたプリンタ情報を前記印刷サービス装置に対し追加登録を行う登録手段と、を備える。
本発明の印刷中継装置によれば、印刷サービス装置からプリンタ情報を取得し、印刷中継装置が管理していないプリンタに対しても印刷中継装置が一元管理する。従って、収集した情報に基づいて印刷抑制やデフォルトプリンタの設定等の管理が可能となり、全てのプリンタに対する管理やサービスを提供することが可能となる。
(実施例1)
図1は、印刷システム1000の構成を示す。印刷システム1000は、クライアントコンピュータ104および画像形成装置101を含む。クライアントコンピュータ104および画像形成装置101はユーザ環境に配置された装置であり、ネットワーク100を介して互いに接続されている。ネットワーク100はインターネット110に接続されている。
図1は、印刷システム1000の構成を示す。印刷システム1000は、クライアントコンピュータ104および画像形成装置101を含む。クライアントコンピュータ104および画像形成装置101はユーザ環境に配置された装置であり、ネットワーク100を介して互いに接続されている。ネットワーク100はインターネット110に接続されている。
また、印刷システム1000は、Webアプリケーションサーバ群105、印刷サーバ群103を含む。両サーバ群は、同じベンダーから提供されたサーバ群である場合もある。その場合は、両サーバ群はネットワーク100を介して接続されていてもよい。また、印刷システム1000は、印刷中継サーバ102を含む。印刷中継サーバ102はネットワーク100に接続されており、ネットワーク100はインターネット110に接続されている。なお、本実施例では、印刷システム1000を構成する各装置、および各サーバ群は、インターネット110を介して接続可能であり、互いにデータ通信することができる。なお、各装置は1台のみであるが複数台あっても良い。また、各サーバ群は複数台で構成されているが1台であっても良い。
図2は、印刷システム1000を構成する各装置、および各サーバ群のハードウェア構成を示す。201は、印刷システム1000を構成する各装置、および各サーバ群である。CPU(Central Processing Unit)202は、各種プログラムを実行し、様々な機能を実現するユニットである。ROM(Read Only Memory)203は、各種プログラムを記憶するユニットである。RAM(Random Access Memory)204は、CPU202の一時的な作業記憶領域として機能する記憶手段である。CPU202は、ROM203に記憶されているプログラムをRAM204にロードしプログラムを実行する。Input/Outputインターフェース205は、各装置、および各サーバ群に接続されているディスプレイ(不図示)にデータを送信する。
また、Input/Outputインターフェース205は、ポインティングデバイス(不図示)からデータを受信するインターフェースユニットである。NIC(Network Interface Card)206は、印刷システム1000を構成する各装置、および各サーバ群をネットワーク100に接続するためのユニットである。以上説明してきたユニットは、バス207を介してデータの送受信を行うことが可能である。また、画像形成装置101は、印刷ユニット(不図示)を備える。印刷ユニットは、バス207を介して各ユニットとデータを送受信することが可能である。なお、印刷ユニットは、ラスタイメージを記録媒体に印刷することが可能なユニットである。
図3は、印刷システム1000を構成する各装置、および各サーバ群の機能ブロック図の例である。図3に示されている各ソフトウェアの機能を実現するプログラムは、各装置、および各サーバ群のROM203に記憶されている。各機能は、CPU202がRAM204にプログラムをロードし実行することで実現される。
機能は大きく前半と後半の2つの部分に分けて行う。2系統からなる基本機能を説明する。次に後半は、2系統からなる基本機能を発展させて、従来のプリンタ、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を一元管理する本発明特有の発展機能について説明する。
ここで従来のプリンタとは、Google(登録商標)を例にすると、Google(登録商標)が用意したクラウドコンピューティング環境とデータ通信を行うためのインターフェースを実装していないプリンタである。「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」とは、Google(登録商標)が用意したクラウドコンピューティング環境とデータ通信を行うためのインターフェースが実装されたネイティブプリンタである。また「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」とは「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPC」つまり「GoogleChromeが動作しているPC」にインストールされた従来のプリンタである。
前半で説明する基本機能の特徴は、印刷ジョブがサービスプリンタと中継仮想プリンタを経てプリンタに送信される点である。後半で説明する発展機能の特徴は、既に印刷システムに登録済みの「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を中継仮想サーバに登録し直す点である。
これより前半部分として、2系統の基本機能について説明する。1つ目の系に分類される機能が、画像形成装置101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する登録系に分類される機能である。
2つ目の系に分類される機能では、まずWebアプリケーションサーバ群105が生成したコンテンツデータを印刷サーバ群103に送信する。そして、印刷サーバ群103から送信される印刷通知に基づいて印刷データを画像形成装置に印刷させる印刷系に分類される機能である。なお、印刷サーバ群103から送信される印刷通知情報を基に印刷データを画像形成装置101に印刷させる場合、印刷サーバ群103は、仲介役である印刷中継サーバ102を介して画像形成装置101に印刷通知を送信し印刷させる。
まず1つ目の系である登録系に分類される機能について説明する。画像形成装置101が有する登録系に分類される機能について説明する。画像形成装置101は、印刷制御部301を有する。印刷制御部301は、図4に示す各機能を実現する。具体的には、印刷制御ソフトウェア301は、表示部401、印刷サービス情報保持部402、登録部403を備える。表示部401は、各種画面を表示する。印刷サービス情報保持部402は、印刷サービスの情報を有している。図8(A)は、印刷サービスの情報を示す。図8(A)には、複数の印刷サービスの情報が示されているが、実施例1における印刷サービス304は、PrintServiceAに相当する。表示部401は、印刷サービス304に対し画像形成装置101の登録を行う処理をユーザから指示された場合に、図8(A)の情報を基に、図10(A)に示すような印刷サービスへの登録UIを生成し表示する。ユーザは、図10(A)に示す画面において、画像形成装置101を登録したい印刷サービスを901から選択する。
実施例1の場合、印刷サービスは印刷サービス304の1つのみのため、ユーザはPrintServiceA以外選択できない。ユーザは、選択した印刷サービスに対するユーザID、およびパスワードを902、および903に入力する。
続いてユーザは登録ボタン904を押す。登録部403は、ユーザが登録ボタンを押したことに応じて、登録情報を発行する。実施例1においては、印刷サービスは印刷サービス304のみであるが、複数の印刷サービスが選択できる場合、各印刷サービスに対して、ユーザID、パスワードを別々に設定できる。また、登録部403は、発行した登録情報を、後述する中継仮想プリンタ管理サービス302が有する要求受信部501へ送信する。その他、説明しなかった機能については後述する。
ここで登録情報について説明する。登録情報は、印刷サービスネームを含む。印刷サービスネームは、ユーザが選択した印刷サービスを特定するための情報である。すなわち、印刷サーバ群103の印刷サービス304を特定するための情報である。また、登録情報は、ユーザIDおよびパスワードを含む。ユーザIDおよびパスワードは、印刷サービス304およびWebアプリケーションサーバ群105を利用するために必要な情報であり、このような情報をユーザ情報と呼ぶ。なお、本実施例では、Webアプリケーションサーバ群105、および印刷サーバ群103を提供するベンダーは同じであることを想定している。そのため、ユーザが両方のサーバ群が提供するサービスを利用する場合は、ユーザは同じユーザ情報で両方のサービスを利用することができる。実施例1において、ユーザは事前にWebアプリケーションサーバ群105にユーザ情報を登録しているものとする。
また、登録情報は、画像形成装置101に割り当てられた固有の識別情報であるRPID(Real Printer ID)を含む。画像形成装置101を含む各画像形成装置(不図示)には、夫々固有の識別情報が割り当てられており、この識別情報により各画像形成装置は特定される。RPIDとしては通常機器固有の番号であるMACアドレスが用いられる。実施例1では、RPIDを特定することで画像形成装置の配置場所を特定できる。また、登録情報には、画像形成装置101の機種情報であるPrinterKindが含まれている。機種情報は、同一機種に同一の機種情報が割り当てられる。なお、2つの画像形成装置が同一機種とは、同一の通信モジュールB’を搭載していることを指す。なお、通信モジュールB’、および後述する通信モジュールA、通信モジュールA’、通信モジュールBの詳細については別途詳細に説明する。
登録情報は、画像形成装置101のプリンタネームも含んでいる。プリンタネームは、画像形成装置101に割り当てられた名前であり、画像形成装置101を呼称するときに用いるものである。なお、プリンタネームは識別情報と異なり、各画像形成装置のプリンタネームが同一である場合もある。
また、登録情報は、ケーパビリティーズを含む。ケーパビリティーズは、画像形成装置101の能力を示す情報である。ケーパビリティーズは、例えば、画像形成装置101が両面印刷可能であるか否かを示す情報、およびカラー印刷可能であるか否かを示す情報、および出力可能ペーパサイズ等を示す情報を含む。ケーパビリティーズは画像形成装置101の印刷機能である。また、ケーパビリティーズは、図11(A)に示すようにXML形式で要求受信部501へ送信される。なお、図11(A)の<Item>が、画像形成装置101のプリンタ能力を示しており、画像形成装置101は、面付け印刷可能であり、かつカラー出力可能であり、かつB5サイズ、およびA4サイズ、およびA3サイズの紙を出力可能であることが示されている。
次に、印刷中継サーバ102が有する登録系に分類される機能について説明する。印刷中継サーバ102は、中継仮想プリンタ管理サービス302を有する。図5は、中継仮想プリンタ管理サービス302の機能ブロック図である。中継仮想プリンタ管理サービス302は、要求受信部501、制御部502、仮想プリンタ生成部503、印刷サービスプリンタ生成部504、印刷サービス情報管理部505、およびインターフェース情報管理部506を備える。要求受信部501は、登録情報を受信する。制御部502は、要求受信部501が受信した登録情報を取得し、その登録情報を解釈することができる。そして、制御部502は、次の2つの処理を行うように仮想プリンタ生成部503、および印刷サービスプリンタ生成部504へ指示を出す。1つ目の処理は、仮想プリンタ生成部503が中継仮想プリンタ303の機能を実現する処理である。2つ目の処理は、印刷サービスプリンタ生成部504が印刷サービス304に中継仮想プリンタ303の情報を登録させる処理である。
1つ目の処理、即ち、仮想プリンタ生成部503が中継仮想プリンタ303の機能を実現する処理について説明する。中継仮想プリンタ303は、図6に示す各機能を実現するが詳細については後述する。仮想プリンタ生成部503は、制御部502から送信されたPrinterKindを基に、インターフェース情報管理部506に格納されている通信モジュールB602を特定し取得する。また、仮想プリンタ生成部503は、印刷サービスネームを基に、インターフェース情報管理部506に格納されている通信モジュールA’601を特定し取得する。通信モジュールBは画像形成装置101と通信を行うためのモジュールであり、上述したように同一機種は同じ通信モジュールBを有するので、PrinterKindから通信モジュールBを特定することが可能である。なお、通信モジュールBは、印刷制御ソフトウェア301が有する通信モジュールB’410と通信を行う。通信モジュールA’601は、印刷サーバ群103と通信を行うためのモジュールであり、印刷サービス304が有する通信モジュールA707と通信を行うことが可能なモジュールである。2つ以上の通信モジュールを取得した仮想プリンタ生成部503は、これら2つ以上の通信モジュールをロードしたプロセス(スレッド)を実現する。このプロセスが、中継仮想プリンタ303に相当する。
仮想プリンタ生成部503は、中継仮想プリンタ303を実現した後に、実現した中継仮想プリンタ303を識別するための識別情報であるVPID(Virtual Printer ID)を発行する。VPIDは前述したRPIDを用いても良いし、仮想プリンタ生成部503で独自に作成しても良い。または印刷中継サーバ102のMACアドレスを用いても良い。仮想プリンタ生成部503は、発行したVPIDを制御部502に送る。なお、中継仮想プリンタ303は、画像形成装置101から登録情報が送られるごとに実現されるものであり、実現された夫々の中継仮想プリンタ303には固有の識別子であるVPIDが割り当てられる。実施例1では、VPIDを特定することで中継仮想プリンタ303の配置場所を特定できる。
次に、2つ目の処理、即ち、印刷サービスプリンタ生成部504が、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303の情報を登録する処理について説明する。制御部502は、ユーザ情報を印刷サービスプリンタ生成部504へ送信する。印刷サービスプリンタ生成部504は、受信したユーザ情報を基に印刷サーバ群103に対して認証を行う。認証が成功した場合、印刷サービスプリンタ生成部504は、印刷サービス304にプリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPIDを送信する。
印刷サービスプリンタ生成部504は、印刷サービス304から応答としてSPID(Service Printer ID)を受信する。SPIDは印刷サービス304がプリンタ登録要求を受けた際に、そのプリンタを識別するために発行される識別情報である。制御部502は、仮想プリンタ生成部503、および印刷サービスプリンタ生成部504から、VPID、およびSPIDを取得する。VPID、およびSPIDを取得した制御部502は、印刷サービス情報管理部505にそれらの情報を格納するよう指示を出す。印刷サービス情報管理部505は、VPID、およびSPID、および登録情報を図8(B)に示すように関連付けて格納する。なお、VPIDが1301、印刷サービスネームが1302、RPIDが1303、PrinterKindが1304、SPIDが1305、プリンタネームが1306、ケーパビリティーズが1307に相当する。
次に、印刷サーバ群103の有する登録系に分類される機能について説明する。印刷サーバ群103は、印刷サービス304を有する。印刷サーバ群103は、複数台のサーバを仮想化して1台のサーバとみなし、その1台のサーバで印刷サービス304の機能を実現している。なお、印刷サーバ群103は、その1台のサーバ内に複数のヴァーチャルマシンを起動し、夫々のヴァーチャルマシンに対して印刷サービス304の機能を実現させている。図3に示す印刷サービス304は、その内の1台を示したものである。
図7は、印刷サービス304の機能ブロック図である。印刷サービス304は、プリンタ情報登録部701、プリンタ情報格納部702、プリンタ情報提示部703、印刷指示受付部704、印刷データ情報取得部705、および制御部706を備える。プリンタ情報登録部701は、ユーザ情報を印刷サービスプリンタ生成部504から受信する。プリンタ情報登録部701は、Webアプリケーションサーバ群105のWebアプリケーション306が格納しているユーザ情報を読み込み、受信したユーザ情報が存在するか否かを確認する。存在する場合、プリンタ情報登録部701は認証が成功したとみなし、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPIDを印刷サービスプリンタ生成部504から受信し、プリンタ情報格納部702に受信したVPIDを格納するよう指示を出す。
また、プリンタ情報登録部701は、VPIDに対応するSPIDを発行し、プリンタ情報格納部702、および印刷サービスプリンタ生成部504に発行したSPIDを送信する。プリンタ情報格納部702は、プリンタネーム、ケーパビリティーズ、VPID、SPID、ユーザID、パスワードを関連付けて格納する。図8(C)は、プリンタ情報格納部702が格納している情報を示す図であり、SPIDが1401、プリンタネームが1402、ケーパビリティーズが1403、VPIDが1404、ユーザIDが1405、パスワードが1406に相当する。以上、説明してきた機能が、画像形成装置101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する登録系に分類される機能である。
次に、印刷系に分類される機能について説明する。始めに、クライアント104が有する機能について説明する。クライアント104は、Webブラウザ305を有する。Webブラウザ305は、Webアプリケーションサーバ群105に保存されているコンテンツの印刷指示を、Webアプリケーションサーバ群105に送信する。また、Webブラウザ305は、Webアプリケーションサーバ群105から印刷サーバ群103へのアクセス命令、即ち、リダイレクトの指示を受信し、受信したリダイレクトの指示に従い印刷サーバ群103へアクセスする。また、Webブラウザ305は、そのWebブラウザ305を利用しているユーザが印刷可能な画像形成装置の一覧リストを、アクセスした印刷サーバ群103から取得し一覧リストを表示する。
図10(C)は、Webブラウザ305が表示する印刷可能な画像形成装置を選択するための印刷ダイアログ画面を示す。Webブラウザ305は、選択した画像形成装置に対応する印刷設定画面を、印刷サーバ群103から取得しその印刷設定画面を表示する。図10(B)は、Webブラウザ305が表示するユーザが選択した画像形成装置に対応する印刷設定画面を示す。また、Webブラウザ305は、その印刷設定画面上でユーザが設定した印刷設定値を印刷サーバ群103へ送信する。以上が、クライアント104が有するWebブラウザ305の説明である。
次に、Webアプリケーションサーバ群105が有する機能について説明する。Webアプリケーションサーバ群105は、Webアプリケーション306を有する。Webアプリケーションサーバ群105は、複数台のサーバを仮想化して1台のサーバとみなし、その1台のサーバでWebアプリケーション306の機能を実現している。なお、Webアプリケーションサーバ群105は、その1台のサーバ内に複数のヴァーチャルマシンを起動し、夫々のヴァーチャルマシンに対してWebアプリケーション306の機能を実現させている。
Webアプリケーション306は、文書作成サービスを提供する。ユーザは、例えば、会社の会議で資料を配布したい場合に、その資料を作成するため文書作成サービスを利用する。クライアント104がWebアプリケーション306を利用する場合は、クライアント104にそのアプリケーションをインストールする必要はなく、Webブラウザ305を有していれば良い。Webアプリケーション306は、その資料を作成するための画面情報を、Webブラウザ305に送信する。なお、Webアプリケーション306は、Webブラウザ305を介してユーザが入力したユーザID、およびパスワードを含むユーザ情報を基に認証を行い、認証が成功したことに応じて資料を作成するための画面情報を送る。その画面情報を受信したWebブラウザ305は、その画面情報を基に文書を作成するための作成画面を表示し、ユーザはその作成画面を用いて会議で配布する資料を作成する。
Webアプリケーション306は、ユーザがその作成画面を用いて作成した資料の情報を受信し、受信した情報を基にコンテンツを作成し、Webアプリケーションサーバ群105の記憶装置に作成したコンテンツを記憶させる。また、作成したコンテンツはさまざまな形式で保存する。たとえば、一般的なワープロドキュメント、表計算ドキュメント、プレゼンテーションドキュメント、PDF形式、HTML形式である。なお、Webアプリケーション306は、文書作成サービスに限らずメールサービス、スケジュールサービスも提供している。
文書作成サービスを利用し作成したコンテンツを印刷したいユーザは、その作成画面に表示されている印刷ボタンを押す。図12は、印刷ボタン1201が押されていることを示す図である。なお、ユーザが作成したコンテンツは1202である。Webアプリケーション306は、その印刷ボタンが押されたという情報を受信し、印刷サーバ群103へのアクセス命令、即ち、リダイレクトの指示をWebブラウザ305へ送信する。なお、リダイレクト指示には、上述したWebブラウザ305を利用しているユーザに対応する一覧リストを取得するための要求、およびユーザが印刷を指示したコンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報、およびユーザ情報が含まれている。また、Webアプリケーション306は、印刷サーバ群103から印刷データの取得要求があった場合に、印刷データを識別するための印刷データ識別情報を印刷サーバ群103へ送信する。本実施例において、印刷データはPDF形式のコンテンツである。よって、印刷データ識別情報は、PDF形式のコンテンツに関する識別情報である。
上述の通り、Webアプリケーション306は、文書作成サービスに限らずメールサービス、スケジュールサービスも提供している。Webアプリケーション306が提供するこれらのサービスによって生成されるコンテンツは、Webアプリケーション306のインターフェースにより第三者が提供するプログラムやサービスから利用することができる。Webアプリケーション306はコンテンツを様々な形式で保持しているため、上記インターフェースでも様々な形式でコンテンツを取得できる。以上が、Webアプリケーションサーバ群105が有するWebアプリケーション306の説明である。
次に、印刷サーバ群103の有する印刷系に分類される機能について説明する。図7に示すように、印刷サーバ群103が有する印刷サービス304は、プリンタ情報提示部703を有する。プリンタ情報提示部703は、Webブラウザ305からの一覧リスト取得要求を受けたことに応じて、一覧リストをWebブラウザ305に送信する。なお、プリンタ情報提示部703は、ユーザ情報を基にプリンタ情報格納部702が格納しているSPID、プリンタネームを特定する。そして、プリンタ情報提示部703は、SPID、プリンタネームを基に、そのユーザが利用可能な画像形成装置の一覧リストを生成する。
また、プリンタ情報提示部703は、一覧リストからユーザが選択した画像形成装置のSPIDを受信する。プリンタ情報提示部703は、受信したSPIDを基にプリンタ情報格納部702が格納しているケーパビリティーズを特定し、印刷設定画面を生成し、生成した印刷設定画面をWebブラウザ305へ送信する。プリンタ情報格納部702は、図8(C)に示すケーパビリティーズの情報から図10(B)に示す印刷設定画面を生成する。図10(B)に示すように、プリンタ情報格納部702は、ケーパビリティーズに記載された印刷設定しか選択できないような印刷設定画面を生成する。
印刷指示受付部704は、印刷設定画面を介して設定された印刷設定と、SPIDをWebブラウザ305から受信する。また、印刷指示受付部704は、Webブラウザ305がリダイレクトの指示に基づいてアクセスしてきた際に、ユーザが印刷を指示した印刷データを識別するための印刷データ識別情報を受信する。
印刷データ情報取得部705は、印刷指示受付部704から印刷データ識別情報を受信する。また、印刷データ情報取得部705は、印刷指示受付部704からユーザが入力した印刷設定、およびユーザが選択した画像形成装置に対応するSPIDを受信する。制御部706は、印刷データ情報取得部705から印刷データ識別情報、印刷設定、SPIDを取得する。印刷設定は、図11の(B)のようにXML形式で記載されている。図11の(B)を参照すると、ユーザは両面設定、およびモノクロ設定、および用紙サイズA4を設定したことが分かる。通信モジュールA707は、通信モジュールA’601を有する装置と通信を行うことが可能であり、2者間のデータ通信のインターフェースである。通信モジュールA’601以外の通信モジュールは、通信モジュールA707と通信を行うことができない。この理由については、通信モジュールA707の有する機能を説明した後に説明する。
印刷サービス304の通信モジュールA707は、印刷データ識別情報格納部708、印刷設定情報格納部709、印刷ジョブ通知部710を有する。印刷データ識別情報格納部708は、制御部706から印刷データ識別情報を受信し格納する。印刷設定情報格納部709は、制御部706から印刷設定を受信し格納する。なお、印刷データ識別情報格納部708、および印刷設定情報格納部709は、制御部706からの格納指示を受信し格納処理を行う。制御部706は、印刷データ識別情報格納部708、および印刷設定情報格納部709から格納が終了した旨を受信したことに応じて、印刷ジョブ通知部710に通知情報を送るように指示をする。印刷ジョブ通知部710は、制御部706から通知情報を送るように指示されたことに応じて、SPIDを制御部706から取得し、プリンタ情報格納部702が格納している情報を基にVPIDを特定する。なお、SPIDに対応する送信先の情報、即ち、実施例1におけるVPIDをターゲットと呼ぶ。ユーザは、SPIDを選択することでVPIDを指定している。また、印刷ジョブ通知部710は、印刷データの格納場所、および印刷設定の格納場所を制御部706から取得し、通知情報Aを生成し、登録されている画像形成装置に通知情報Aを送信する。
印刷ジョブ通知部710は第1の送信手段に相当し、印刷ジョブ通知部710が送信する情報がデータに関する情報に相当する。なお、実施例1におけるデータに関する情報は通知情報Aではあるが、通信仕様に応じてその他の情報、データ等も含む場合もある。これは、後述する通知情報Bに関しても同様のことが言える。なお、実施例1における登録されている画像形成装置とは、VPIDに対応する中継仮想プリンタを指す。通知情報Aは、図11(C)に示すようなXMLで表されており、1001に印刷データの格納場所が、1002に印刷設定の格納場所が記載されている。
ここで、なぜ、通信モジュールA’以外の通信モジュールが、通信モジュールAと通信できないかを説明する。それは、通信モジュールA’以外の通信モジュールは、印刷ジョブ通知部710が送信するXMLで記載された通知情報Aを解釈することができないからである。また、通信モジュールA’以外の通信モジュールが、通信モジュールAと通信できない他の例として、次のような例もある。例えば、通信モジュールAが印刷ジョブ通知部710を有しておらず、別の方法で印刷データ、および印刷設定を通信モジュールA’に取得させる場合、通知情報Aを取得する通信モジュールA’では取得することができない。なぜなら、通知情報Aを取得する通信モジュールA’は、通信モジュールAからの通知情報Aを待つ状態となっているため、通知情報Aが通知されない限り印刷データ、および印刷設定を取得することができない。
この通信モジュールAと通信できる通信モジュールA‘には、通信モジュールAに対し取得するデータが存在するか否かを問い合わせる構成が要求される。このように通信モジュールA’が、通信モジュールAのデータ通信の規格に対応していないことにより、通信モジュールAと、通信モジュールA’が通信できない場合もある。なお、通信モジュールAと、通信モジュールA’が通信を行えるような仕組みを、印刷サーバ群103を提供するベンダーの仕様と呼ぶ。そして、この仕様は、印刷サーバ群103を管理しているベンダーに深く依存する。
印刷サーバ群103を管理しているベンダーは、印刷サーバ群103に通信モジュールAを実装し、通信モジュールAと通信を行うための通信モジュールA’を公開する。事実、近年このような体系が確立されつつあり、印刷サーバ群103を管理しているベンダーは、印刷サーバ群103とデバイスがデータ通信を行うための独自仕様を公開している。画像形成装置101が印刷サーバ群103と通信するために画像形成装置101のデバイスベンダーは、画像形成装置101に通信モジュールA’を搭載しなくてはならない。そして、仮に、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが通信モジュールAの構成を変更したとする。即ち、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが仕様の変更を行ったと仮定する。すると、デバイスベンダーは仕様の変更に伴い、画像形成装置101の通信モジュールA’を変更しなくてはいけない。この作業は非常に負荷が高い。なぜなら、画像形成装置は様々な顧客環境に配置されており、再び印刷サーバ群103と画像形成装置が通信を行うようにするためには、その様々な顧客環境へサービスマンが出向き、通信モジュールA’を変更しなくてはいけないからである。
また、サービスマンを利用せずに通信モジュールA’を配布する解決方法も考えられるが、複数の画像形成装置に配布せねばならず、通信帯域に負荷をかけることになる。しかし、次に説明する印刷中継サーバ102の印刷系に分類される機能を用いることでこの課題は解決する。なお、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが公開するデータ通信の仕様は、第1の仕様に相当する。通信モジュールA、および通信モジュールA’のインターフェースは、第1の仕様に準じて作成されるインターフェースである。
次に、印刷中継サーバ102の印刷系に分類される機能について説明する。図6に示すように、中継仮想プリンタ303は、通信モジュールA’601、および通信モジュールB602を有する。通信モジュールA’601は、印刷通知受付部604、印刷設定取得部605、および印刷データ取得部606を備える。通信モジュールB602は、印刷ジョブ通知部609、印刷設定格納部608、および印刷データ格納部607を備える。通信モジュールA’601の印刷通知受付部604は、印刷ジョブ通知部710から送信される通知情報Aを受信する。印刷サービス304には、画像形成装置101のRPIDではなく中継仮想プリンタ303が登録されているため、通知情報Aは印刷通知受付部604に送信される。そして、この通信モジュールA’は通信モジュールAと対をなすモジュールであるため、印刷通知受付部604は、通知情報Aを解釈することが可能である。印刷通知受付部604が第1の取得手段に相当する。
印刷通知受付部604は、通知情報Aに記載されている印刷データの格納場所、および印刷設定の格納場所を確認し、夫々の情報を印刷設定取得部605、印刷データ取得部606に通知する。印刷設定取得部605は、通知された印刷設定の格納場所を基に、印刷設定情報格納部709から印刷設定を取得する。印刷データ取得部606は、通知された印刷データの格納場所を基に、印刷データ識別情報格納部708から印刷データを取得する。
印刷データ取得部606は、印刷データ格納部607に対して印刷データ取得部606が取得した印刷データを格納するように指示を出す。印刷設定取得部605は、印刷設定格納部608に対して印刷設定取得部605が取得した印刷設定を格納するように指示出す。印刷データを格納した印刷データ格納部607は、格納場所を印刷ジョブ通知部609に通知する。印刷設定を格納した印刷設定格納部608は、格納場所を印刷ジョブ通知部609に通知する。印刷ジョブ通知部609は、印刷データ格納部607、および印刷設定格納部608から格納場所の通知を受け付けたことに応じて、通知情報Bを生成する。通知情報Bは図10(D)に示すようなXML形式で表現される。1003に印刷データの格納場所が記載され、1004に印刷設定の格納場所が記載されている。印刷ジョブ通知部609は、通知情報Bを印刷制御部301へ送信する。印刷ジョブ通知部609が第2の送信手段に相当する。このようにして、前者の通信モジュールである通信モジュールA’601は、後者の通信モジュールである通信モジュールB602に印刷データ、および印刷設定を渡し、モジュール間通信を実現する。
画像形成装置101は、通信モジュールBに対応する通信モジュールB’を実装している。上述の如く、画像形成装置101は、印刷サービス304から印刷データを取得する構成である。これにより、通信モジュールAの変更に伴い通信モジュールA’が変更になったとしても、印刷中継サーバ102の通信モジュールA’を変更することで画像形成装置101に通知情報を送ることができる。即ち、印刷サーバ群103を管理しているベンダーが印刷サーバ群103と画像形成装置101がデータ通信を行うための独自仕様を変更したとしても、デバイスベンダーは画像形成装置101の通信モジュールを変更する必要はない。デバイスベンダーは、印刷中継システムの中継仮想プリンタ303を変更することで、様々なユーザ環境に配置された画像形成装置101と印刷サーバ群103とが通信させることが可能になる。中継仮想プリンタ303の変更方法として、中継仮想プリンタ303の通信モジュールA’を変更する方法の他、現存する中継仮想プリンタ303を破棄し、新たに中継仮想プリンタ303を生成する方法が考えられる。
次に、画像形成装置101の印刷系に分類される機能について説明する。図4に示すように、印刷制御部301は、通信モジュールB’410を有している。通信モジュールB’410は、印刷通知受付部404、印刷設定取得部405、および印刷データ取得部406を備える。印刷通知受付部404は、印刷ジョブ通知部609から送信されてくる通知情報Bを受信する。印刷通知受付部404が第2の取得手段に相当する。そして、この通信モジュールB’は通信モジュールBと対を成すモジュールであるため、印刷通知受付部404は、通知情報Bを解釈することが可能である。なお、中継仮想プリンタ303と画像形成装置101がデータ通信を行うためにデバイスベンダーが規定した仕様は、第2の仕様に相当し、デバイスベンダーがハンドリング可能な仕様である。通信モジュールB、および通信モジュールB’のインターフェースは、第2の仕様に準じて作成されるインターフェースである。
印刷通知受付部404は、通知情報Bに記載されている印刷データの格納場所を確認し、夫々の情報を印刷設定取得部405、印刷データ取得部406に通知する。印刷設定取得部405は、通知された印刷設定の格納場所を基に、印刷設定格納部608から印刷設定を取得する。印刷データ取得部406は、通知された印刷データの格納場所を基に、印刷データ格納部607から印刷データを取得する。取得された印刷設定、および印刷データは、刷通知受付部404を介してジョブ管理部407へ送信される。ジョブ管理部407は、印刷データと印刷設定情報を取得し、印刷の実行を印刷実行部408へ指示する。指示を受けた印刷実行部408は、印刷設定と印刷データを基にラスタイメージを生成し、生成したラスタイメージを印刷するよう印刷ユニットに指示を出す。以上が、Webアプリケーションサーバ群105で生成されたコンテンツの印刷指示を印刷サーバ群103に送信し、印刷サーバ群103から送信される印刷データを画像形成装置に印刷させる印刷系の説明である。
次に、画像形成装置101を印刷中継サーバ102に登録し、印刷中継サーバ102内に中継仮想プリンタ303を実現し、印刷サービス304に中継仮想プリンタ303を登録する処理について図13を用いて説明する。
始めに、S1301において、ユーザは画像形成装置101のUIから登録したい印刷サービスを選択し、ユーザID、パスワードを入力する。S1302において、印刷制御ソフトウェア301の登録部403は、中継仮想プリンタ管理サービス302の要求受信部501にプリンタの登録を要求する。この際、印刷制御ソフトウェア301の登録部403は、上述の登録情報を中継仮想プリンタ管理サービス302に送信する。
S1303において、中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、要求受信部501から登録情報を受け取る。制御部502は受け取った登録情報を基に、仮想プリンタ生成部503に指示し、中継仮想プリンタ303を実現する。S1304において、中継仮想プリンタ303は作成成功の応答を仮想プリンタ生成部503へ送信する。作成成功の応答を受け取った仮想プリンタ生成部503は、VPIDを作成する。S1305において、中継仮想プリンタ管理サービス302の印刷サービスプリンタ生成部504は、印刷サービス304のプリンタ情報登録部701にユーザID、およびパスワードを送信し認証を受ける。プリンタ情報登録部701による認証が成功した場合、S1306において、プリンタ情報登録部701は印刷サービスプリンタ生成部504に認証が成功した旨を送信する。
S1307において、印刷サービスプリンタ生成部504は、印刷サービス304がユーザに提供するプリンタ(サービスプリンタ)としてVPIDを登録するように要求する。S1308において、印刷サービス304のプリンタ情報登録部701は、VPIDをサービスプリンタとして登録したことに応じて、SPIDを発行し、印刷サービスプリンタ生成部504に送信する。
S1309において、中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、仮想プリンタ生成部503と印刷サービスプリンタ生成部504からVPIDとSPIDをそれぞれ受け取る。そして、制御部502は、受け取ったVPIDとSPIDを格納・更新するよう印刷サービス情報管理部505に指示を出す。S1310において、制御部502の指示を受けた印刷サービス情報更新部507は、更新したSPIDを格納するようプリンタ情報登録部701に指示を出し、設定が完了した旨を中継仮想プリンタ303に送信する。S1311において、中継仮想プリンタ303は、SPIDを基に印刷サービス304の通信モジュールAに接続し、通知情報Aが送信されるのを待つ。
S1312において、中継仮想プリンタ管理サービス302の要求受信部501は、プリンタの登録が完了した旨を印刷制御部301の登録部403に通知する。S1313において、印刷制御部301の表示部401は、画像形成装置101のUIに画像形成装置の登録が完了した旨を表示するよう指示を出す。S1314において、印刷制御部301は、VPIDを基に通信簿ジュールBに接続し、通知情報Bが送信されるのを待つ。以上が、登録処理の説明となる。
次に、Webアプリケーションサーバ群105で生成されたコンテンツの印刷指示を印刷サーバ群103に送信し、印刷サーバ群103から送信される印刷データを画像形成装置101に印刷させる処理について図14を用いて説明する。始めに、S1401において、Webブラウザ305は、ユーザが編集を行いたいコンテンツの表示を、Webアプリケーション306に要求する。S1402において、Webアプリケーション306、要求されたコンテンツに対応するコンテンツの画面をWebブラウザ305に送信する。S1403において、Webブラウザ305は、ユーザがコンテンツの画面を介して印刷を指示したことに応じて、印刷サービス304に登録されている画像形成装置(サービスプリンタ)の一覧画面を要求する。
S1404において、印刷サービス304のプリンタ情報提示部703は、Webブラウザ305を利用しているユーザに対応するサービスプリンタの一覧画面を、Webブラウザ305に送信する。S1405において、Webブラウザ305は、ユーザが一覧画面から画像形成装置を選択したことに応じて、選択された画像形成装置に対応する印刷設定画面を要求する。S1406において、プリンタ情報提示部703は、印刷設定画面をWebブラウザ305に送信する。S1407において、Webブラウザ305は、ユーザが印刷設定画面を介して入力した印刷設定を印刷サービス304の印刷指示受付部704に送信する。
S1408において、印刷データ情報取得部705は、ユーザが印刷を指示した印刷データの識別情報をWebアプリケーション306から取得する。また、制御部706は、印刷データの識別情報と、印刷設定とを組み合わせジョブとする。S1409において、印刷ジョブ通知部710は、中継仮想プリンタ303の印刷通知受付部604にジョブが生成されたことを通知する。
S1410において、中継仮想プリンタ303の印刷データ取得部606と印刷設定取得部605は、印刷サービス304の印刷データ識別情報格納部708と印刷設定情報格納部709にジョブの取得を要求する。S1411において、印刷データ取得部606と印刷設定取得部605は、印刷サービス304の印刷データ識別情報格納部708と印刷設定情報格納部709からからジョブ、すなわち印刷データと印刷設定とを取得する。S1412において、中継仮想プリンタ303の印刷ジョブ通知部609は、印刷制御部301の印刷通知受付部404にジョブが生成されたことを通知する。
S1413において、印刷制御部301の印刷データ取得部406は、中継仮想プリンタ303の印刷データ格納部607に印刷データの取得を要求する。S1414において、印刷データ取得部406は、印刷データ格納部607から印刷データを取得する。S1415において、印刷設定取得部405は、印刷設定格納部608に印刷設定の取得を要求する。S1416において、印刷設定取得部405は、印刷設定格納部608から印刷設定を取得する。S1417において、印刷制御部301は、取得した印刷設定と印刷データを基にラスタイメージを描画し、画像形成装置101にラスタイメージを印刷させる。
実施例1の前半部分の説明は以上である。以後の後半部分では、前半部分で説明した2系統の基本機能を発展させた発展機能について説明する。前半で説明した2系統の基本機能は、1.登録、2.印刷からなり、ユーザが新規にシステムを利用することを前提にしている。しかしながら、その前提が成立しないケースが存在する。たとえば、既に印刷サービスに接続しているプリンタが存在する場合である。
既に印刷サービスに接続しているプリンタとしては、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」が挙げられる。今後新規にプリンタを印刷サービス304に登録する際は前半部分で説明したように印刷中継サーバ経由で登録できるが、既に印刷サービス304と接続しているプリンタは印刷中継サーバを経由していない。このため、印刷中継サーバは、既に印刷サービス304と接続しているプリンタの利用状況を一元管理できず、情報収集や「印刷抑止等の経験値に基づく管理」ができないという課題がある。「印刷抑止等の経験値に基づく管理」の例としてはユーザ毎に印刷枚数の上限値を設ける等が挙げられる。全てのプリンタが印刷中継サーバを経由することでユーザ毎に印刷状況の経験値を取得して、その値を基に印刷に制限を掛けることができる。
そこで、以下に説明する発展機能によって、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ経由で登録し直す。これにより、中継仮想プリンタサービス302がプリンタの利用状況を一元管理することが可能となることを示す。
はじめに、発展機能の概要を明らかにする。本発明の開示する発展機能において、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバに登録し印刷することが可能となる。印刷中継サーバを経由するので、利用情報を一元的に管理でき、情報収集や「印刷抑止等の経験値に基づく管理」が可能となる。以上が発展機能の概要である。
ここでは、発展機能を適用した印刷システム1000について説明する。印刷サービスの1つであるGCP(Google Cloud Print(登録商標))は、図15(A)に示すAPI(Application Programming Interface)を公開している。Submitting Print Jobsのためのアプリ用のAPIとReceiving Print Jobsのためのプリンタ用のAPIの2種が存在する。本発展機能についてGCPを例に挙げて説明する。中継仮想プリンタ管理サービス302が、GCPのAPIを用いて「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ102経由で登録し直す。このフローを図15(B)に示す。
まずS2001において、印刷中継サーバ102の制御部502は、印刷サービス情報更新部507を介して、印刷サービス304に登録されているプリンタのSPIDのListを要求する(/search)。S2002で制御部502は、印刷サービス304のプリンタ情報登録部701に登録プリンタList(SPID)を要求する。要求を受けたプリンタ情報登録部701は、プリンタ情報格納部702から登録プリンタListを取得し、印刷サービス情報更新部507に渡す。すなわち、印刷サービス情報更新部507と制御部502は、印刷サービスに登録されているユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得する取得手段として機能する。S2003で、制御部502は、S2002で、印刷サービス情報更新部507が取得した登録プリンタListの内、印刷サービス情報管理部505で管理していないプリンタを抽出する。すなわち、制御部502は、登録されていないプリンタ情報を特定する特定手段として機能する。なお、抽出の仕方は後述する。制御部502は、抽出したプリンタ数分以下を繰り返す。
S2004において、制御部502は、印刷サービス情報更新部507を介してSPIDを用いてプリンタ情報登録部701にVPIDを要求する(/printer(SPID))。通常「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」の場合はプリンタ自体のMACアドレスがVPIDとして使われる。VPIDはプリンタを識別するための情報であり、プリンタ個別に固有の値であるMACアドレスが適しているためである。また「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」の場合は「プロキシとなるPC」のMACアドレスが用いられる。この場合、プロキシとなるPCに複数台プリンタがつながっている場合は、複数台で共通のVPIDが設定される。S2005で制御部502はプリンタ情報格納部702からVPIDを取得する。以上の処理はSubmitting Print Jobsのためのアプリ用のAPIを用いて行われる。
その後の処理において、中継仮想プリンタ管理サービス302が、Receiving Print Jobsのためのプリンタ用のAPIを用いる。S2006で印刷中継サーバ102の制御部502は、印刷サービス304のプリンタ情報登録部701にS2005で取得したVPIDを用いて、プリンタ情報を要求する(/list(VPID))。S2007で制御部502はプリンタ情報登録部701からプリンタ情報を取得する。
ここでのプリンタ情報とは、図8(C)に示すテーブルで管理されるプリンタネーム1402、ケーパビリティーズ1403である。S2008において、制御部502は、S2007で取得したプリンタ情報を用いてテーブルを更新する。この際、VPIDは中継仮想プリンタ管理サービス302が作成するVPIDを用いる。本実施例では中継仮想プリンタ管理サービス302自体のMACアドレスを用いるものとする。
S2009でそのVPIDを用いてプリンタを登録する(/register(VPID,capabilities))。S2010で制御部502は、登録の応答としてSPIDを受け取る。S2011で「登録したプリンタで以前用いていたプロキシ」での登録は削除する(/delete(SPID))。S2013において、削除済みのプリンタを反映する様にテーブルを更新する。
以上で、GCPのAPIを用いて「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ経由で登録し直すフローの概略を説明した。
続いて図16および図17を用いて発展機能の内容を詳細に説明する。発展機能を適用する場合に、印刷サービス304のプリンタ情報格納部702が格納している情報は図9(C1)に示すテーブルのようになっている。図9(C1)に示すテーブルは基本機能における図8(C)に示すテーブルに相当する。“Printer C”(801),“Printer D”(802)のプリンタは印刷中継サーバ102経由ではなく印刷サービス304に登録されている。具体的には、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」(Printer C)と「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」(Printer D)である。
発展機能のプリンタ登録更新処理を図16および図17に示す。まず、S2101、S2102でユーザはクライアントコンピュータ104のWebブラウザ305を介して、中継仮想プリンタ管理サービス302の要求受信部501にプリンタ登録更新を要求する。S2103で中継仮想プリンタ管理サービス302の印刷サービス情報更新部507は、印刷サービス304に認証要求する。S2104で認証成功応答として認証トークンを取得する。
S2105において、制御部502は、印刷サービス情報更新部507を介して印刷サービス304のプリンタ情報登録部701へ認証トークンを用いてユーザに紐付く登録プリンタList要求(/search)を行う。S2106で印刷サービス304のプリンタ情報登録部701は、印刷サービス情報更新部507に登録されたプリンタListを送付する。送付されるプリンタListとは図9(C1)のテーブルで管理されるSPIDである。テーブルで管理されるユーザに紐付くSPIDを全て返す。図9(C1)に示すテーブルの場合は、SPIDは7つである。具体的には、SPIDは“SP−3KM15KEG−892E”,“SP−II3KI93KEE−343D”,“SP−5D15DEAF−BE3C”が挙げられる。また、“SP−2336ACD3−4D27”,“SP−1AE5A901−3D8C”,“SP−F5C17CC0−1877”,“SP−4120C0A0−99A3“が挙げられる。
S2107で中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、取得した登録プリンタListの内、印刷サービス情報管理部505が格納する図8(B)に示すテーブルに含まれていないプリンタを抽出する。本実施例で抽出されるのは「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」Printer C(801)や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」Printer D(802)である。
S2108で、制御部502は、印刷サービス情報更新部507を介して印刷サービス304のプリンタ情報登録部701にS2107で取得したSPIDを用いてVPIDを要求する(/printer(SPID))。S2109でプリンタ情報登録部701はSPIDに対応するVPIDを返す。S2110で制御部502は取得したVPIDを用いてプリンタ情報を要求する(/list(VPID))。S2111でプリンタ情報登録部701はプリンタ情報格納部702を介し、図9(C1)に示す情報を用いてVPIDに紐付くケーパビリティーズ、印刷設定規定値等のプリンタ情報を返す。ここではプリンタ情報登録部701は、Printer C,Printer Dに関するプリンタ情報を返す。S2112で中継仮想プリンタ管理サービス302の仮想プリンタ生成部503は、中継仮想プリンタ303に、S2111で取得したPrinter C, Printer Dの情報を基に中継仮想プリンタの作成を要求する。即ち、中継仮想プリンタ303は、取得されたプリンタリストの内、印刷中継サーバが未だ管理していないプリンタ夫々に対応する仮想プリンタの作成を要求するということになる。例えば、本実施例では、Printer Cで取得した図9(C1)に示すVPIDが“Printer C’s MAC Adress”であるため、制御部502は、未だ管理していないプリンタであると特定する。そして、仮想プリンタ生成部503はPrinter Cの情報を中継仮想プリンタ303に送信し、中継仮想プリンタ管理サービス302が管理可能なVPIDを有する仮想プリンタの作成を要求することになる。そして、結果として図8(B1)に示すように、Printer Cに対して“VPBCH−2531CB19−5D9E”の値を有する仮想プリンタが生成される。中継仮想プリンタ管理サービス302は、Printer Dについても同様の処理を行う。
S2113で中継仮想プリンタ303は、仮想プリンタ生成部503に作成成功の応答を返す。仮想プリンタ生成部503は、応答を受け取るとVPIDを作成する。これが印刷中継装置用のプリンタ識別名に相当する。S2114で中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、印刷サービス情報管理部505が管理する情報を更新する。更新したテーブルを図8(B1)に示す。プリンタネームPrinter C(803),Printer D(804)に関する情報が追加されている。ここで注目すべきはVPIDが中継仮想プリンタ303で作成された値に更新されることである。印刷中継サーバ102を経由せずに印刷サービス304に登録されたPrinter C,Printer DのVPIDは図9(C1)の801,802に示すようにプリンタやPCのMACアドレスが使用されている。
これは、印刷サーバ群103がプリンタ情報を登録するとともに発行したプリンタIDを基に取得した、印刷中継サーバ102を経由せずに登録されたプリンタに関する情報(例えば、出力先の情報であるMACアドレス)が使用されている。このように、印刷サーバ群103から見た出力先を印刷中継サーバ102へ変更させ、一方で、最終出力先となる画像形成装置101へ印刷サーバ群103から送信される印刷データが届くように登録情報を管理する。結果的には変更前と同様に、画像形成装置101は印刷サーバ群103の提供するサービスを享受することができる。更に印刷中継サーバ102を経由して印刷サーバ群103からのデータがやり取りされるので、例えば、専用のインターフェースが実装されたプリンタの管理のし易さが変更前に比べて格段に向上する。
また、出力先以外のプリンタ情報は以前のままなので、中継仮想プリンタ管理サービス302は、ユーザ装置に表示される印刷設定画面で設定できる印刷設定値を従来の様に設定できる。しかしながら、必ずしもこの形態である必要はない。例えば、中継仮想プリンタ管理サービス302は、出力先以外のプリンタ情報を別の値に置き換えても良い。例えば、印刷中継サーバに登録されているユーザに対しては印刷制限を掛ける様な状況であれば、片面印刷、および両面印刷の両方が可能な設定を両面印刷のみ可能な設定に置き換えるようなことも可能である。また、中継仮想プリンタ管理サービス302がプリンタの印刷使用頻度を管理し、使用頻度に応じてプリンタが昇順または降順に印刷設定画面で表示されるように設定することも可能である。
S2115で制御部502は、S2112からS2114で作成されたPrinter C,Printer Dの中継仮想プリンタを印刷中継サーバ102経由として印刷サービス304に登録するようサービスプリンタの登録を要求する。S2116でプリンタ情報登録部701は作成成功応答としてSPIDを印刷サービス情報更新部507に返す。S2117で印刷サービス304は、プリンタ情報格納部702で管理するプリンタ情報テーブルを更新する。更新したテーブルが図9(C2)となる。Printer C(805),Printer D(806)の情報が新たに追加されている。新たに追加された行はVPIDが図8(B1)と同じ値、つまりS2113で作成したVPIDである(805)(806)。またこの時点では印刷中継サーバ102を経由せずに登録したPrinter C(807),Printer D(808)の行も残っている。
S2118で、制御部502は印刷サービス情報更新部507を介してプリンタ情報登録部701に印刷中継サーバ102を経由せずに登録したPrinter C(807),Printer D(808)のサービスプリンタの削除を要求する。S2119でプリンタ情報登録部701は作成成功応答を返す。すなわち、制御部502は、プリンタ情報の内の送信先に関する情報を中継仮想プリンタ管理サービス302に送信されるための情報に置き換えたプリンタ情報を印刷サービス304に対し追加登録を行う登録手段として機能する。
本処理が実行される前は印刷サービス情報管理部505に管理されていなかったプリンタは、本処理が実行されることで印刷サービス情報管理部505の管理下に置かれることになる。すなわち、本処理の前に既に登録されていた未管理のプリンタの情報は不要となる。そこで、本処理の前に既に登録されていた未管理のプリンタに対応するSPIDを削除することとする。
ユーザに提供されるプリンタ選択画面に、本処理の前に既に登録されていた未管理のプリンタと、本処理が実行されることで中継仮想プリンタ管理サービス302の管理下に置かれることになった旧未管理のプリンタが同時に表示されることを防止するためである。また、印刷サービス304のリソース量を削減することも目的としている。なお、本処理の前に既に登録されていた未管理のプリンタとは、取得したプリンタリストを基に判明した中継仮想プリンタ管理サービス302の管理対象外だったプリンタを指す。中継仮想プリンタ管理サービス302の管理下に置かれることになったプリンタとは、印刷サービス304に既に登録されており未管理だったプリンタである。具体的には、出力先の情報を中継仮想プリンタ管理サービス302への出力先の情報に変えて新たに印刷サービス304に登録され直されたプリンタのことを指す。
S2120で印刷サービス304のプリンタ情報格納部702は、管理するプリンタ情報テーブルを更新する。更新したテーブルを図9(C3)に示す。印刷中継サーバ102を経由せずに登録したPrinter C(807),Printer D(808)の行が削除される。
S2122において、中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、SPIDを格納するようプリンタ情報登録部701に指示を出し、設定が完了した旨を中継仮想プリンタ303に送信する。S2123において、中継仮想プリンタ303は、SPIDを基に印刷サービス304の通信モジュールAに接続し、通知情報Aが送信されるのを待つ。S2124において、中継仮想プリンタ管理サービス302の要求受信部501は、プリンタの登録が完了した旨を印刷制御部301の登録部403に通知する。S2125において、Webブラウザ305は、ユーザに画像形成装置101の登録が完了した旨を示す画面を表示する。
以上で、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を中継仮想プリンタ管理サービス302経由で登録し直すフローを説明した。以上により従来のプリンタ、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ102を経由して中継仮想プリンタ管理サービス302に登録することができる。すべての印刷が印刷中継サーバを経由するので情報収集ができ、情報収集することで経験値に基づく印刷抑制やデフォルトプリンタの設定等の管理が可能となる。
本登録処理は、ユーザによるブラウザ305を介したプリンタ登録更新操作をきっかけに行っているが、中継仮想プリンタ管理サービス302がポーリングを行っても良い。一定期間毎に中継仮想プリンタ管理サービス302がS2105からS2124を繰りかえすことで、期間毎には必ず未登録のプリンタを中継仮想プリンタ管理サービス302経由で印刷サービス304に登録することができる。また登録処理や印刷処理で中継仮想プリンタ管理サービス302が動作する毎に行っても良い。印刷サービス304や印刷制御部301からの問い合わせや、中継仮想プリンタとの応答で中継仮想プリンタ管理サービス302が動作する毎にS2105からS2124を繰り返すことで、動作処理の負担が生じ得る。しかし、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」が印刷中継サーバ102に登録されない期間を短くすることができる。あるいは印刷サービス304が登録が変わる毎に出力するイベントを契機としても良い。このためには、GCPに登録が変わる毎にイベントを出力する機能が必要となる。しかし、この機能が用意されれば中継仮想プリンタ管理サービス302がイベント受信のタイミングで、即時にもれなく中継仮想プリンタサービス302が管理していないプリンタを中継仮想プリンタ管理サービス302に登録することができる。このイベント受信のタイミングで、S2105からS2124が行われる。
(実施例2)
中継仮想プリンタ管理サービス302ではVPIDとして中継仮想プリンタ管理サービス302自体のMACアドレスを共通で使用することもできる。しかし印刷サービス304には「1つのVPIDで多数のプリンタを登録するのはパフォーマンス等の観点で好ましくないという」問題がある。この問題を解消するために、中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、グループに分けて複数VPIDで管理すればよい。例えば、1ユーザに対して1VPIDを提供するのではなく1ユーザに対して複数VPIDを提供し管理する。但し、VPIDは従来のプリンタやサーバPCのMACアドレスではなく印刷中継サーバ102が制御できるように一意かつ辞書順に中継仮想プリンタ303で作成する。グループの単位は、プリンタ属性として、機能別(カラー、両面)、使用場所別(Office,Home)、使用頻度別(よく使う、最近使った)、元のVPID別(但しVPIDは印刷中継サーバで付け直す)等が考えられる。そして制御部502は、グループ化したプリンタ情報を印刷サービス304に送信する。
中継仮想プリンタ管理サービス302ではVPIDとして中継仮想プリンタ管理サービス302自体のMACアドレスを共通で使用することもできる。しかし印刷サービス304には「1つのVPIDで多数のプリンタを登録するのはパフォーマンス等の観点で好ましくないという」問題がある。この問題を解消するために、中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、グループに分けて複数VPIDで管理すればよい。例えば、1ユーザに対して1VPIDを提供するのではなく1ユーザに対して複数VPIDを提供し管理する。但し、VPIDは従来のプリンタやサーバPCのMACアドレスではなく印刷中継サーバ102が制御できるように一意かつ辞書順に中継仮想プリンタ303で作成する。グループの単位は、プリンタ属性として、機能別(カラー、両面)、使用場所別(Office,Home)、使用頻度別(よく使う、最近使った)、元のVPID別(但しVPIDは印刷中継サーバで付け直す)等が考えられる。そして制御部502は、グループ化したプリンタ情報を印刷サービス304に送信する。
図18は、制御部502がVPIDを用いてグループ化することによりWebブラウザ305に表示されるUIを例示している。図18に示すように、プリンタは、VPID毎にツリー表示される。VPID自体はユーザにとって理解できない可能性があるため、制御部502は、表示には別途「文字列」にも変更できる。図19は制御部502がVPIDを用いてグループ化することによりWebブラウザ305に表示されるUIを例示している。図19(A)は機能別、図19(B)はプリンタの種類別、図19(C)は使用場所別、図19(D)は使用頻度別、図19(E)は元VPID別、図19(F)はデフォルトプリンタを別途分ける例をそれぞれ示す。図19(A)に示すように、別のグループの「カラー画面2UP」と「カラー片面4UP」両方にPrinter Aが存在する。しかし制御部502は、このようにひとつのプリンタが複数のグループに所属させて管理することも可能である。また図19(F)に示すようにデフォルトプリンタをUI表示の先頭に固定することで、UIを開いた際にフォーカスがあった状態となり、デフォルトプリンタとして機能することができる。
図20は、グループ毎にVPIDを振り分けるフローチャートを示す。本処理は中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502が行う。S2401で制御部502は、Group数分のVPIDを作成して、表示する文字列を紐付ける。制御部502は、Printerの数だけ以下を繰り返す(S2402)。S2403で、制御部502は、印刷サービス情報管理部505からケーパビリティーズ、すなわちプリンタ情報が含むプリンタ能力を取り出す。制御部502は、この処理をGroup数だけ繰り返す(S2404)。S2405で制御部502は、Groupに必須なケーパビリティーズがあるか判断して、YesならばS2406でVPIDをGroupのVPIDに更新する。以上で、グループ毎にVPIDを振り分ける処理が完了する。プリンタ情報登録部701は、制御部502からグループ化されたプリンタ情報を受け取り、受け取ったプリンタ情報に基づき、プリンタ情報格納部702に新たに登録する。
以上により、印刷サービス304は、Webブラウザに、プリンタ属性ごとに紐づけられたプリンタ名を表示する印刷設定画面を提供することが可能となる。つまり、制御部502がグループに分けて複数VPIDで管理することで、印刷サービス304の「1つのVPIDで多数のプリンタを登録するのはパフォーマンス等の観点で好ましくないという」問題を回避することができる。また、制御部502がVPIDを用いてグループ化することにより、Webブラウザ305は、ユーザに利用しやすいUIを表示することができた。
(実施例3)
専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」の中にはネットワークに接続できず、ローカルにUSB等でのみ接続可能のプリンタも存在する。実施例1では全ての「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ経由で登録し直す例を示した。実施例3では、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」の一部は印刷中継サーバ経由ではなく「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPC」経由のままにする実施例を説明する。
専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」の中にはネットワークに接続できず、ローカルにUSB等でのみ接続可能のプリンタも存在する。実施例1では全ての「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ経由で登録し直す例を示した。実施例3では、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」の一部は印刷中継サーバ経由ではなく「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPC」経由のままにする実施例を説明する。
中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502は、印刷サービス304からプリンタ情報を受け取った際に、「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」が「ネットワーク機能付き」であるかを判断する。「ネットワーク機能付き」であれば制御部502は、該PCに接続されたプリンタに再設定を促してもよい。制御部502が、「ネットワーク機能付き」でなくUSB等のローカル接続だけに対応したプリンタであると判断した場合は、元の「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPC」経由の登録を残しておく。つまり、制御部502は、プリンタがネットワークに接続できない場合は、印刷サービス304に対して未登録のプリンタ情報の追加設定を行わない。但し、制御部502が設定するVPIDは、中継仮想プリンタ管理サービス302で制御ができるように「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPC」のVPID(MACアドレス)に合わせて変更する。具体的には辞書順で前後となるように調整する。以上により、「ネットワーク機能付き」でなくUSB等のローカル接続だけに対応したプリンタも利用でき、かつVPIDの調整によりUI表示順も制御することができる。
(実施例4)
実施例1では全ての「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ経由で登録し直す例を示した。しかし、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」の一部は印刷中継サーバ経由ではなく直接プリンタが登録された状態のままにしてもよい。例えば、プロキシの集約や分割によりサーバ間やプリンタ間のセッション構成が変わり、結果として通信負荷の掛かる箇所が変わることがある。またすべてのプリンタを接続すると印刷中継サーバ102の負荷も大きくなる。
実施例1では全ての「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」や「専用のインターフェースが実装されたプロキシとなるPCに接続されたプリンタ」を印刷中継サーバ経由で登録し直す例を示した。しかし、「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」の一部は印刷中継サーバ経由ではなく直接プリンタが登録された状態のままにしてもよい。例えば、プロキシの集約や分割によりサーバ間やプリンタ間のセッション構成が変わり、結果として通信負荷の掛かる箇所が変わることがある。またすべてのプリンタを接続すると印刷中継サーバ102の負荷も大きくなる。
例えば、「通信負荷の分散の手段」や「印刷中継サーバの負荷軽減」としてコンシューマ用途の多い「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」は従来の個別のプロキシで接続する。また、エンタープライズ用途の多い「専用のインターフェースが実装されたプリンタ」以外のプリンタは印刷中継サーバ経由の接続としても良い。これは、プリンタ登録の際に、中継仮想プリンタ管理サービス302の制御部502がどのような構成にするか判定するステップを設ける。あるいはUI表示でユーザが構成を選択しても良い。具体的にはユーザは、プリンタ登録時にプリンタ一覧から、どのプリンタを印刷中継サーバ102に登録するかを選び、本処理を実行できるようにしても良い。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そしてそのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
302 中継仮想プリンタ管理サービス
303 中継仮想プリンタ
304 印刷サービス
303 中継仮想プリンタ
304 印刷サービス
Claims (10)
- 画像形成装置の登録時にプリンタ能力を含むプリンタ情報を登録し、ユーザ装置に表示される印刷設定画面を介してユーザが設定した印刷設定を受け付け、前記印刷設定に応じた印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する印刷サービス装置に、ネットワークを介して通信する印刷中継装置であって、
前記印刷サービス装置に登録されている前記ユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得する取得手段と、
前記取得されたプリンタ情報の内、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定する特定手段と、
前記印刷中継装置を介して前記画像形成装置が前記印刷サービス装置から前記印刷ジョブを受信するために、前記特定手段により特定されたプリンタ情報の内の送信先に関する情報を、前記印刷中継装置に送信されるための情報に置き換えたプリンタ情報を前記印刷サービス装置に対し追加登録を行う登録手段と、を備える
ことを特徴とする印刷中継装置。 - 前記登録手段は、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定した場合に、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報に含まれるプリンタ識別名を前記印刷中継装置用のプリンタ識別名に変更することにより、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報と前記印刷中継装置に登録されているプリンタ情報とを管理する
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷中継装置。 - 前記登録手段は、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報に含まれるプリンタ識別名を前記印刷中継装置用のプリンタ識別名に変更した後に、変更された前記プリンタ識別名を含むプリンタ情報を前記印刷サービス装置に新たに登録させ、かつ前記印刷サービス装置に登録されているプリンタ情報のうち、変更される前の前記プリンタ識別名を含むプリンタ情報の削除を要求する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷中継装置。 - 前記取得手段は、前記印刷サービス装置もしくは前記画像形成装置から問い合わせが行われた場合か、一定期間毎か、または前記印刷中継装置が動作する毎に前記印刷サービス装置に登録されている前記ユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷中継装置。 - 前記登録手段は、前記印刷サービス装置に登録されているプリンタ情報に基づいて生成し前記ユーザ装置に送信することにより該ユーザ装置が表示する前記印刷設定画面上に前記プリンタ識別名がプリンタ属性ごとに紐づけて表示されるように、前記プリンタ情報が含むプリンタ能力に基づいて、プリンタ属性ごとに前記プリンタ識別名をグループ化し、該グループ化されたプリンタ識別名を含むプリンタ情報を前記印刷サービス装置に新たに登録させる
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷中継装置。 - 前記プリンタ属性が、プリンタ能力、使用場所、プリンタの使用頻度、プリンタ識別名、デフォルトプリンタか否かの内の1または複数である
ことを特徴とする請求項5に記載の印刷中継装置。 - 前記登録手段は、前記取得されたプリンタ情報の内、印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定したときに、前記プリンタ情報に対応するプリンタがネットワークに接続していない場合はネットワークに接続できるプリンタであるか否かを判断し、前記プリンタがネットワークに接続できない場合は、前記印刷中継装置に登録されている前記ユーザ装置に紐づけられたプリンタ情報に前記特定されたプリンタ情報の追加設定を行わず、前記プリンタがネットワークに接続できる場合は再設定を促す
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の印刷中継装置。 - 画像形成装置の登録時にプリンタ能力を含むプリンタ情報を登録し、ユーザ装置に表示される印刷設定画面を介してユーザが設定した印刷設定を受け付け、前記印刷設定に応じた印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する印刷サービス装置に、ネットワークを介して通信する印刷中継装置とを備える印刷システムであって、
前記印刷サービス装置に登録されている前記ユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得する取得手段と、
前記取得されたプリンタ情報の内、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定する特定手段と、
前記印刷中継装置を介して前記画像形成装置が前記印刷サービス装置から前記印刷ジョブを受信するために、前記特定手段により特定されたプリンタ情報の内の送信先に関する情報を、前記印刷中継装置に送信されるための情報に置き換えたプリンタ情報を前記印刷サービス装置に対し追加登録を行う登録手段と、を備える
ことを特徴とする印刷システム。 - 画像形成装置の登録時にプリンタ能力を含むプリンタ情報を登録し、ユーザ装置に表示される印刷設定画面を介してユーザが設定した印刷設定を受け付け、前記印刷設定に応じた印刷ジョブを前記画像形成装置に送信する印刷サービス装置に、ネットワークを介して通信する印刷中継装置を制御する制御方法であって、
前記印刷サービス装置に登録されている前記ユーザに紐づけられたプリンタ情報を取得する取得工程と、
前記取得されたプリンタ情報の内、前記印刷中継装置に登録されていないプリンタ情報を特定する特定工程と、
前記印刷中継装置を介して前記画像形成装置が前記印刷サービス装置から前記印刷ジョブを受信するために、前記特定工程において特定されたプリンタ情報の内の送信先に関する情報を、前記印刷中継装置に送信されるための情報に置き換えたプリンタ情報を前記印刷サービス装置に対し追加登録を行う登録工程と、を含む
ことを特徴とする制御方法。 - 請求項9に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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