JP2013127221A - 内燃機関の制御方法及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】専用の対策装置を装着せずにサージング回避動作を行うことができる内燃機関の制御方法及び制御装置を提供する。
【解決手段】電動過給機を備えた内燃機関で高負荷状態から低負荷状態に移行する際に、電動過給機の圧縮機のサージングを防止すべく、圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたとき、電動過給機を駆動させて圧縮機の回転速度を負荷状態の移行前後で保持し、負荷状態の移行後の吸気流量が急激に減少するのを抑制するものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、電動過給機を備えた内燃機関で高負荷状態から低負荷状態に移行する際に、電動過給機の圧縮機のサージングを防止するための内燃機関の制御方法及び制御装置に関するものである。
一般に、過給機を備えた自動車用の内燃機関において、アクセル開度100%の全負荷状態では吸気圧力が大気圧力に対して非常に高いため、過給機の圧縮機は高圧力比の状態で運転している。この状態から瞬間的にアクセル開度0%の無負荷状態にすると、過給機の圧縮機はサージング領域に入り、圧縮機と配気管を含めた系統が一種の共振を起こして、圧力と吸気流量が周期的に変動するサージングが発生する。サージングは、運転状態の不安定化、異音の発生、圧縮機の破損などの問題を生じさせるため好ましい現象ではない。
このサージングを防止するためには専用の対策装置を取り付ける必要があり、従来は、例えば圧縮機の出口側の残圧を下げる目的で減圧弁(ブローオフバルブ)を設けたり、吸気脈動、吸気干渉を防ぐ目的で吸気系に空気溜り(サージタンク)を設けたり、或いは加圧された吸気の一部を電動過給機の上流側の吸気通路に環流させるバイパスバルブを設けたりしてサージングを防止していた(特許文献1参照)。
特開2007−92683号公報
しかしながら、減圧弁やバイパスバルブを設けた場合にはバルブ作動時の気流音が大きいという問題があり、空気溜りを設けた場合には特定の回転速度で共振が生じて異音が発生するという問題があった。
そこで、本発明の目的は、専用の対策装置を装着せずにサージング回避動作を行うことができる内燃機関の制御方法及び制御装置を提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、電動過給機を備えた内燃機関で高負荷状態から低負荷状態に移行する際に、前記電動過給機の圧縮機のサージングを防止するための内燃機関の制御方法において、前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたとき、前記電動過給機を駆動させて前記圧縮機の回転速度を負荷状態の移行前後で保持し、負荷状態の移行後の吸気流量が急激に減少するのを抑制する内燃機関の制御方法である。
前記圧縮機の通常運転領域とサージング領域との境界であるサージラインに対するマージンが規定値以下になったとき、前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたと判定すると良い。
燃料噴射量の変化量が規定値より小さいとき、制御状態を通常制御へ移行させると良い。
前記圧縮機の回転速度を規定時間だけ保持した後、前記圧縮機がサージング領域で運転を行わない範囲で前記圧縮機の回転速度を減速させていくと良い。
前記圧縮機の出口圧力に対する入口圧力の比が規定値より小さくなったとき、制御状態を通常制御へ移行させると良い。
また本発明は、電動過給機を備えた内燃機関で高負荷状態から低負荷状態に移行する際に、前記電動過給機の圧縮機のサージングを防止するための内燃機関の制御装置において、前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたと判定されたとき、前記電動過給機を駆動させて前記圧縮機の回転速度を移行前後で保持し、移行後の吸気流量の急激な減少を抑制する制御部とを備える内燃機関の制御装置である。
前記判定部は、前記圧縮機の通常運転領域とサージング領域との境界であるサージラインに対するマージンが規定値以下になったとき、前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたと判定すると良い。
前記判定部は、燃料噴射量の変化量が規定値より小さいか否かを判定し、前記制御部は、前記判定部によって燃料噴射量の変化量が規定値より小さいと判定されたとき、制御状態を通常制御へ移行させると良い。
前記制御部は、前記圧縮機の回転速度を規定時間だけ保持した後、前記圧縮機がサージング領域で運転を行わない範囲で前記圧縮機の回転速度を減速させていくと良い。
前記判定部は、前記圧縮機の出口圧力に対する入口圧力の比が規定値より小さくなったか否かを判定し、前記制御部は、前記判定部によって前記圧縮機の出口圧力に対する入口圧力の比が規定値より小さくなったと判定されたとき、制御状態を通常制御へ移行させると良い。
本発明によれば、専用の対策装置を装着せずにサージング回避動作を行うことができる内燃機関の制御方法及び制御装置を提供することができる。
本発明の対象となる内燃機関の一例を示す概略図である。 本発明の対象となる燃料噴射系の一例を示す概略図である。 圧縮機の作動線図である。 (a)〜(f)は内燃機関の運転状態を全負荷状態から無負荷状態に移行するときの運転イメージ図である。 本発明に係る内燃機関の制御方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1に示すように、本発明の対象となる内燃機関10は、吸気系に電動過給機11が接続されており、排気エネルギにより電動過給機11のタービン(排気タービン)12を駆動させて圧縮機(吸気タービン)13により過給するようになっている。
電動過給機11は、モータ14によって同一軸上のタービン12と圧縮機13を回転させることができ、排ガスの流量や流速に依らず任意の回転速度が得られるものである。
圧縮機13で圧縮され高温となった空気は、チャージエアクーラ15にて一気に冷却され、吸気スロットル16で吸気量が調整された後、吸気弁17を介して燃焼室18に供給されて燃焼に使用される。未燃焼の混合ガス、即ち、ブローバイガスは、リターンパス19を通じて吸気側に環流される。
その後、燃焼に使用された排ガスは、排気弁20を介して排気され、その排気エネルギによってタービン12を駆動する。タービン12の前段には、エンジン回転数に応じてタービンブレードの開口面積を可変させることで排ガスの流量を変化させ、過給効率や排気圧力を調節するVGTベーン21が設けられている。
排気の際には、排気の一部を吸気に戻すことにより、排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)を行うようになっている。EGRを行うことでNOXの排出量を低減することができる。
EGRでは、高温の排気を直接吸気すると吸気温度が上昇して、吸気充填効率の低下を招いてしまうことから、排ガスはEGRクーラ22で一旦冷却されてから吸気に投入される。EGRクーラ22の後段には、EGRバルブ23が設けられており、その開度を制御することにより、EGR量を調節できるようになっている。
内燃機関10の制御を行うためのECU(Engine Control Unit)24には、大気圧力を検出するための大気圧力センサ25、吸気流量を検出するためのエアフローセンサ26、吸気圧力を検出するためのブーストセンサ27、吸気スロットル16、燃焼室18に燃料を噴射するための燃料インジェクタ28、VGTベーン21、排気温度を検出するための排気温度センサ29、ピストン30に接続されたクランクシャフト31のクランク角度を検出するクランク角度センサ32、電動過給機11のモータ14などが接続されている。
図2に示すように、本発明の対象となる燃料噴射系は、複数気筒のコモンレール噴射系であり、エンジン回転数によらず任意の噴射圧力を得られるものである。
コモンレール33に蓄圧した燃料を噴射ノズルである各燃料インジェクタ28に供給するようになっている。そのため、コモンレール33に燃料を所定の圧力に加圧して圧送する高圧ポンプ34が設けられている。つまり、このコモンレール噴射系では、噴射圧力はコモンレール33に蓄えられる圧力に依存する。
通常はコモンレール33の実圧力を圧力センサ35によってモニタ(フィードバック)しながら、高圧ポンプ34の吐出量制御バルブ36を制御してその吐出量を制御している。
これまで説明してきた内燃機関10において圧縮機13のサージングが生じるメカニズムとその現象を図3の作動線図を用いて説明する。
図3において、通常運転領域とは圧縮機13がサージングを起こすことなく動作する運転領域を指し、サージング領域とは圧縮機13がサージングを起こしてしまう運転領域を指す。通常運転領域の円は圧縮機13の作動効率を示し、内側から外側に向かって効率が低下する。また、本明細書では、一点鎖線で示した通常運転領域とサージング領域との境界をサージラインと指称することとする。
図3の実線で示すように、運転状態を高負荷状態(A点)から低負荷状態に移行すると、圧縮機13の運転領域がサージラインを超えてサージング領域に入ってしまう(B点)。
例えば、図4の実線で示すように、アクセル開度100%の全負荷状態からアクセル開度0%の無負荷状態に移行すると(図4(a))、燃料噴射量もそれに合わせて変化し(図4(b))、エンジン回転速度も減速されていく(図4(c))。このとき、圧縮機13の出口圧力はなだらかに低下していくが(図4(d))、吸気流量は即座に減少する(図4(e))。また、これに伴って圧縮機13の回転速度も減少していく(図4(f))。
つまり、高負荷状態から低負荷状態に移行したとき、吸気流量の減少速度に比べて、圧縮機13の出口圧力に対する入口圧力の比(以下、単に圧力比という)の減少速度が遅いため、前述したように圧縮機13の運転領域がサージング領域に入ってしまう。特に、高過給エンジンほど高流量、高圧力で運転しており、サージング領域に入りやすくなる。また、高地など大気圧力が低い状態では圧力比が相対的に高くなり、更に影響が顕著になる。
再び図3を参照し、圧縮機13の運転領域がサージング領域に入ると、共振を起こしながら、吸気流量と圧力比とが減少していくこととなる(C点)。このときに起こる共振は、圧力と吸気流量の周期的な変動を引き起こし、これがサージングの発生原因となる。
図3の破線で示すように、理想的には、高負荷状態から低負荷状態に移行したとしても、圧縮機13の運転領域がサージング領域に入ることなく(B’点)、負荷状態の移行ができることが好ましい。そのためには、負荷状態の移行前後で急激な吸気流量の減少を抑え、サージング領域への突入を回避する必要がある。
そこで、本発明では、電動過給機11を備えた内燃機関10で高負荷状態から低負荷状態に移行する際に、電動過給機11の圧縮機13のサージングを防止するため、圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたとき、図4の破線で示すように、電動過給機11を駆動させて圧縮機13の回転速度を負荷状態の移行前後で保持し(図4(f))、負荷状態の移行後の吸気流量が急激に減少するのを抑制するようにした(図4(e))。なお、この制御によって圧縮機13の出口圧力はあまり変化しない(図4(d))。
つまり、本発明は、電動過給機11の駆動、即ちモータ14により強制的に圧縮機13を回転させ、吸気流量を確保するものである。本発明では、電動過給機11を備えた内燃機関10を対象としており、これにより圧縮機13の回転速度を任意に設定することができ、前述した制御を行うことが可能となっている。
以下、本発明に係る内燃機関の制御方法をこれを実現するための制御装置と共に説明する。
図1に示したように、本発明に係る制御装置は、圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたか否かを判定する判定部37と、判定部37によって圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたと判定されたとき、電動過給機11を駆動させて圧縮機13の回転速度を移行前後で保持し、移行後の吸気流量の急激な減少を抑制する制御部38とを備える。判定部37と制御部38は、ECU24に搭載されており、これらによって以下の制御が実施される。
図5に示すように、先ず、ステップS101で圧縮機13の運転領域の判定を行う。これは、圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたときに、本制御を実施し、その運転領域がサージラインを超えないようにするためである。
図3の斜線部で示すように、圧縮機13の通常運転領域とサージング領域との境界であるサージラインに対するマージンが規定値以下になったとき、圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたと判定する。ここで、マージンとは、ある圧力比におけるサージマージンを意味し、以下の式(1)から求めることができる。
ある圧力比におけるサージマージン=(現在の吸気流量−サージラインの吸気流量)/現在の流量×100(%)・・・式(1)
つまり、各圧力比毎にサージマージンを定義する。例えば、サージマージンは20%に設定し、求めたサージマージンが20%以内であれば、圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたと判定すると良い。
この判定により、圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたと判定された場合には、ステップS102に進み、そうでなければ、ステップS106に進んで制御状態を通常制御に移行させる。
なお、本制御を実施するにあたって必要となる圧縮機13の入口圧力としては大気圧力センサ25で検出される大気圧力を用い、圧縮機13の出口圧力としてはブーストセンサ27で検出される吸気圧力を用い、吸気流量としてはエアフローセンサ26で検出される値を用い、燃料噴射量、圧縮機13の回転速度などその他のものについてはECU24からの値を用いると良い。また、図3の作動線図に相当するマップは予めECU24に記憶しておくと良い。
再び図5を参照し、続くステップS102では、ロジック実施可否の判定を行う。これは、本制御は、内燃機関10の運転状態が高負荷状態から低負荷状態に移行した際に生じる圧縮機13のサージングを防止するために実施するものであり、たとえ圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたとしても、負荷状態に大きな変化が無い場合にはサージングは起こらないため、本制御を実施する必要はないからである。
内燃機関10の運転状態の変化は、燃料噴射量の変化量と相関があるため、燃料噴射量の変化量が規定値以上である場合に、内燃機関10の運転状態が高負荷状態から低負荷状態に移行したと判断し、ロジック実施可と判定してステップS103に進む。逆に、燃料噴射量の変化量が規定値より小さいとき、ステップS106に進んで制御状態を通常制御へ移行させる。
なお、ステップS102では、燃料噴射量の変化量に加え、ドライバの意思確認も兼ねてアクセル開度の変化量を見て負荷状態の変化を判定するようにしても良い。これにより、ドライバの意志が本制御の開始条件に反映されることとなる。
これらステップS101とS102の判定は、判定部37によって行われる。
そして、ステップS103とその後のステップS104では、実際にロジックを実施する。具体的には、圧縮機13の回転速度を規定時間だけ保持した後(ステップS103)、圧縮機13がサージング領域で運転を行わない範囲で圧縮機13の回転速度を減速させていく(ステップS104)。圧縮機13の回転速度を保持する時間とその後の減速率及び減速を実施する時間はそれぞれマップで定義しておくと良い。
これらステップS103とS104の制御は、判定部37によって次のステップS105でロジック停止の判定がなされるまで、制御部38によって繰り返し行われる。
ステップS105では、ロジック停止の判定を行う。具体的には、図3の梨地部に示すように、圧縮機13の出口圧力に対する入口圧力の比が規定値より小さくなったとき、ステップS106に進んで制御状態を通常制御へ移行させ、制御を終了する。これは、サージングは高圧力比の場合に生じるため、圧力比が規定値より小さくなったときには本制御を継続しなくてもサージングが発生することは無いからである。
このステップS105の判定は、判定部37によって行われる。
このように本発明によれば、圧縮機13の運転領域がサージング領域に近づいたとき、電動過給機11を駆動させて圧縮機13の回転速度を負荷状態の移行前後で保持し、負荷状態の移行後の吸気流量が急激に減少するのを抑制することで、専用の対策装置を装着せずにサージング回避動作を行うことができる内燃機関の制御方法及び制御装置を提供することができる。
10 内燃機関
11 電動過給機
12 タービン
13 圧縮機
14 モータ
15 チャージエアクーラ
16 吸気スロットル
17 吸気弁
18 燃焼室
19 リターンパス
20 排気弁
21 VGTベーン
22 EGRクーラ
23 EGRバルブ
24 ECU
25 大気圧力センサ
26 エアフローセンサ
27 ブーストセンサ
28 燃料インジェクタ
29 排気温度センサ
30 ピストン
31 クランクシャフト
32 クランク角度センサ
33 コモンレール
34 高圧ポンプ
35 圧力センサ
36 吐出量制御バルブ
37 判定部
38 制御部

Claims (10)

  1. 電動過給機を備えた内燃機関で高負荷状態から低負荷状態に移行する際に、前記電動過給機の圧縮機のサージングを防止するための内燃機関の制御方法において、
    前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたとき、前記電動過給機を駆動させて前記圧縮機の回転速度を負荷状態の移行前後で保持し、負荷状態の移行後の吸気流量が急激に減少するのを抑制することを特徴とする内燃機関の制御方法。
  2. 前記圧縮機の通常運転領域とサージング領域との境界であるサージラインに対するマージンが規定値以下になったとき、前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたと判定する請求項1に記載の内燃機関の制御方法。
  3. 燃料噴射量の変化量が規定値より小さいとき、制御状態を通常制御へ移行させる請求項1又は2に記載の内燃機関の制御方法。
  4. 前記圧縮機の回転速度を規定時間だけ保持した後、前記圧縮機がサージング領域で運転を行わない範囲で前記圧縮機の回転速度を減速させていく請求項1〜3のいずれかに記載の内燃機関の制御方法。
  5. 前記圧縮機の出口圧力に対する入口圧力の比が規定値より小さくなったとき、制御状態を通常制御へ移行させる請求項1〜4のいずれかに記載の内燃機関の制御方法。
  6. 電動過給機を備えた内燃機関で高負荷状態から低負荷状態に移行する際に、前記電動過給機の圧縮機のサージングを防止するための内燃機関の制御装置において、
    前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたか否かを判定する判定部と、前記判定部によって前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたと判定されたとき、前記電動過給機を駆動させて前記圧縮機の回転速度を移行前後で保持し、移行後の吸気流量の急激な減少を抑制する制御部とを備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  7. 前記判定部は、前記圧縮機の通常運転領域とサージング領域との境界であるサージラインに対するマージンが規定値以下になったとき、前記圧縮機の運転領域がサージング領域に近づいたと判定する請求項6に記載の内燃機関の制御装置。
  8. 前記判定部は、燃料噴射量の変化量が規定値より小さいか否かを判定し、前記制御部は、前記判定部によって燃料噴射量の変化量が規定値より小さいと判定されたとき、制御状態を通常制御へ移行させる請求項6又は7に記載の内燃機関の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記圧縮機の回転速度を規定時間だけ保持した後、前記圧縮機がサージング領域で運転を行わない範囲で前記圧縮機の回転速度を減速させていく請求項6〜8のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
  10. 前記判定部は、前記圧縮機の出口圧力に対する入口圧力の比が規定値より小さくなったか否かを判定し、前記制御部は、前記判定部によって前記圧縮機の出口圧力に対する入口圧力の比が規定値より小さくなったと判定されたとき、制御状態を通常制御へ移行させる請求項6〜9のいずれかに記載の内燃機関の制御装置。
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