JP2009156197A - 可変ターボチャージャの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アクセルオフによる減速時等に運転領域がサージ領域に突入する事態を回避し、もってサージによるコンプレッサの破損を未然に防止できる可変ターボチャージャの制御装置を提供する。
【解決手段】コンプレッサの運転領域がサージ危険領域にあり(S2がYes)、アクセル変化率ΔAccが急減速判定値ΔAcc0以上でアクセル閉方向に変化したときに、エンジン負荷の低下に応じたベーン閉制御を禁止して現状のベーン開度を所定時間に亘って保持するベーン開度保持制御を実行する(S10)。
【選択図】図3

Description

本発明は、タービンに導入される排ガスの流速を流速調整部材により調整可能な可変ターボチャージャの制御装置に関するものである。
流速調整部材によりタービンに導入される排ガスの流速を調整可能な可変ターボチャージャは、流速調整部材を適切に制御することで迅速なブースト圧(過給圧)の上昇が得られ、低速から高速の全域に渡ってトルク向上できるため、近年実用化が進んでいる。例えば、流速調整部材としてタービンの周囲を取り巻くように多数のベーンを配設した形式のターボチャージャでは、アクチュエータにより各ベーンの開度を一斉に変更し、ベーン開度に応じてタービンに導入される排ガスの流速を調整している。
ベーン開度を制御する手法としては、エンジンの運転状態から算出した目標ベーン開度に基づき実際のベーン開度をフィードバック制御するものがあるが、例えばベーン駆動用アクチュエータとしてエアシリンダを用いて、複数のエアバルブの開閉に応じたエア供給によりエアシリンダの作動ストロークを段階的に調整する形式のものでは、フィードバック制御に対応するきめ細かなストローク調整が不可能なため、オープンループ制御によりベーン開度を調整している。
オープンループ制御に適用されるベーン開度は、例えばエンジン回転速度とエンジン負荷とに基づき所定のマップから設定されるが、無負荷時にはベーン開度として最小開度が設定される。その設定は、車両減速後の再加速時の迅速なブースト圧の立ち上げを目的として、タービンへの導入ガス流速を高めてタービン回転速度を維持するためのものであるが、アクセルオフに伴う低負荷とベーンの最小開度とが重なることにより、コンプレッサが過渡的にサージ領域に突入する不具合を生じる。
即ち、この現象には種々の要因があるが、例えばアクセルオフに伴い、ディーゼルエンジンでは燃料噴射の中止により、ガソリンエンジンではスロットル閉により吸入空気量(コンプレッサ通過空気量)が速やかに減少するのに対し、タービンの慣性によりタービン回転速度の低下が遅れて圧力比が緩慢にしか低下しないことが要因の一つである。図7はコンプレッサの特性線図であるが、このため、ポイントAの運転領域で車両減速のためにアクセルオフされて、運転領域がポイントBに移行するときには、破線で示すように、圧力比の低下に先行してコンプレッサ通過空気量が低下することにより過渡的にサージ領域に突入してしまう。このとき、アクセルオフに呼応してベーンが最小開度に調整されると、タービン回転速度の低下はさらに遅れて上記現象が助長されることになる。
一方、コンプレッサのサージ領域に着目した技術として、例えば特許文献1に記載されたものがある。当該特許文献1では、エンジンの吸入空気量を検出し、吸入空気量がコンプレッサのサージ最小空気量ラインに近づくと、例えば、可変ターボチャージャのベーンを最小開度に制御してサージ領域に突入するのを防止している。
特開2007−71092号公報
しかしながら、特許文献1の技術は定常的な運転状態を想定したものであり、上記アクセルオフによる車両減速時のような過渡状態には対応できなかった。即ち、仮に特許文献1の技術をアクセルオフでの減速時に適用した場合には、アクセルオフで燃料噴射が中止されてベーン開度が閉側に調整され、これにより吸入空気量がサージ最小空気量ラインに接近した後でなければベーンの開制御は実行されず、所謂後追い制御になってしまう。従って、ベーンの開制御が遅れてコンプレッサのサージ領域に突入してしまい、サージによる圧力変動でコンプレッサを破損させてしまう事態を防止できなかった。
本発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、アクセルオフによる減速時等に運転領域がサージ領域に突入する事態を回避し、もってサージによるコンプレッサの破損を未然に防止することができる可変ターボチャージャの制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、タービンに導入される排ガスの流速を調整可能な流速調整部材と、エンジンの運転状態から求めた制御量に基づき流速調整部材をオープンループ制御し、エンジンの低負荷域では流速増加方向に流速調整部材を制御する制御手段と、運転者によるアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度の変化率が予め設定された急減速判定値以上でアクセル閉方向に変化したときに、エンジン負荷の低下に応じた制御手段による流速増加方向への流速調整部材の制御を禁止する禁止手段とを備えたものである。
従って、エンジンの運転状態から求めた制御量に基づき制御手段により流速調整部材がオープンループ制御されることで、タービンに導入される排ガスの流速がエンジンの運転状態に対して最適に調整され、例えばアクセルオフによりエンジン負荷が低下したときには、車両減速後の再加速時に迅速にブースト圧を立ち上げるべく、流速調整部材が流速増加方向に制御されてタービン回転速度の維持が図られる。
急激なアクセルオフによる車両減速時には、エンジン負荷の低下に応じた流速調整部材の流速増加方向の制御の結果、コンプレッサの運転領域がサージ領域に突入する場合があり、その要因は、コンプレッサの圧力比の低下に先行してコンプレッサ通過空気量が低下する現象をベーンの閉制御が助長してしまうことにある。このときには、アクセル開度の変化率が急減速判定値以上でアクセル閉方向に変化することを受けて、禁止手段により流速調整部材の流速増加方向への制御が禁止される。結果としてベーンは現状の開度に保持されるため、例えば、一旦閉側に調整したベーンを吸入空気量のサージ最小空気量ラインへの接近を受けて開側に調整し直す特許文献1の技術のような応答遅れを生じることなく、確実にサージ領域への突入が防止される。
請求項2の発明は、請求項1において、禁止手段が、コンプレッサの運転領域がサージ最小吸気量ライン近傍に設定されたサージ危険領域内にあるときに、アクセル開度変化率の判定処理を実行するものである。
従って、コンプレッサの運転領域がサージ危険領域外にあり、たとえアクセルが急激に閉操作されてもサージ領域への突入の虞が低いときには、アクセル開度の変化率の判定処理は実行されない。よって、このときのアクセル開度の変化率に基づき流速調整部材の流速増加方向への制御が無用に禁止される事態が未然に防止される。
請求項3の発明は、請求項1において、急減速判定値が、コンプレッサの運転領域がサージ最小吸気量ライン近傍に設定されたサージ危険領域内にあるときにサージ危険領域外に比較して減少設定され、禁止手段が、エンジンの運転領域がサージ危険領域内にあるか否かに応じてアクセル開度変化率の判定処理に適用する急減速判定値を切り換えるものである。
従って、コンプレッサの運転領域がサージ危険領域外にあってサージ領域に突入する虞が低い場合に比較して、サージ領域への突入の虞が高いサージ危険領域内では、アクセル開度変化率の判定に小さな値の急減速判定値が適用されて流速調整部材の流速増加方向への制御が禁止され易くなる。このようにコンプレッサの運転領域に応じて急減速判定値を切り換えることにより、より的確に流速増加方向への制御の禁止処理が実行される。
請求項4の発明は、請求項1において、エンジンが、各気筒の圧縮上死点直前で排気弁の強制開弁により圧縮空気を排出してエンジンブレーキ作用を高めるパワータード機能を備え、禁止手段が、エンジンがパワータード機能を使用する運転領域外でアクセル開度変化率の判定処理を実行するものである。
従って、パワータード機能を使用する運転領域内では禁止手段によりアクセル開度変化率の判定処理は実行されず、流速増加方向への制御の禁止処理も実行されないため、パワータード機能により最適なエンジンブレーキ力が発揮される。
以上説明したように請求項1の発明の可変ターボチャージャの制御装置によれば、アクセル開度の変化率が急減速判定値以上でアクセル閉方向に変化したときに、流速調整部材の流速増加方向への制御を禁止することにより確実にサージ領域への突入を防止でき、もってサージによるコンプレッサの破損を未然に防止することができる。
請求項2の発明の可変ターボチャージャの制御装置によれば、請求項1において、コンプレッサの運転領域がサージ危険領域外にあるときのアクセル開度の変化率に基づく無用な禁止処理を回避し、流速調整部材を一層適切に制御することができる。
請求項3の発明の可変ターボチャージャの制御装置によれば、請求項1において、コンプレッサの運転領域に応じた適切な急減速判定値に基づき的確に流速増加方向への制御の禁止処理を実行して、流速調整部材を一層適切に制御することができる。
請求項4の発明の可変ターボチャージャの制御装置によれば、請求項1において、パワータード機能を使用する運転領域内ではパワータード機能を優先するため、最適なエンジンブレーキ力を発揮させて車両のドライバビリティを向上することができる。
以下、本発明をディーゼルエンジン用の可変ターボチャージャの制御装置に具体化した一実施例を説明する。
図1に示すように、エンジン1の吸気ポート2には吸気通路3が接続され、その吸気ポート2及び吸気通路3に案内されて吸入空気が各気筒の燃焼室4内に導入される。吸気通路3には、吸入空気を過給する可変ターボチャージャ(以下、単にターボチャージャという)5のコンプレッサ6、コンプレッサ6による圧縮で温度上昇した吸入空気を冷却するインタークーラ7、ソレノイド8により開閉駆動される吸気絞り弁9が設けられている。また、エンジン1には排気通路13が接続されており、燃料噴射弁10からの噴射燃料が燃焼室4内で圧縮着火された燃焼後の排ガスが排気通路13を経て外部に排出される。排気通路13には、前記コンプレッサ6と同軸上に結合されて、排気ガスにて回転駆動されるターボチャージャ5のタービン15が設けられている。
タービン15の周囲にはこれを取り巻くように多数のベーン16(流速調整部材)が配設され、これらのベーン16はベーン開度調整用のエアシリンダ17のロッド17aに接続されている。ロッド17aと各ベーン16との連結状態の図示は省略するが、ロッド17aの出没に伴って各ベーン16の開度が一斉に変更され、その結果、タービン15に導入される排ガスの流速が調整される。具体的には、ベーン開度を縮小するほどタービン導入ガス流速が高められ、それに伴ってタービン回転速度の増加によりブースト圧が上昇側に制御される。
エアシリンダ17内にはストロークの異なる図示しない3つの作動室が形成され、各作動室は配管19を介してそれぞれエアバルブ18に接続されている。各エアバルブ18は図示しないエアタンクから所定圧の圧縮空気を供給され、エアバルブ18の開弁に伴って圧縮空気がエアシリンダ17の対応する作動室内に供給されて、各作動室のストローク分だけロッド17aが出没する。各エアバルブ18は所定の組合せで開弁し、圧縮空気を供給された作動室が上記組合せに従って作動することにより、エアシリンダ17のロッド17aは8段階のストロークで出没してベーン開度を8段階でステップ的に調整し得る。
また、上記吸気通路3と排気通路13とはEGR通路21により連結され、このEGR通路21にはEGR弁22が設けられている。EGR弁22の開度に応じて排気通路13内を流通する排ガスが吸気通路3側にEGRガスとして環流され、これにより燃焼室4内での燃焼速度の抑制によりNOxが低減される。
一方、図示はしないが、上記エンジン1はパワータード機能を備えている。当該パワータード機能は周知技術であるため詳細については説明しないが、エンジンブレーキ作用の増大により運転者のフットブレーキ頻度を減少して負担を軽減する機能であり、エンジン1の各気筒の圧縮上死点直前で排気弁を強制開弁して燃焼室4内の圧縮空気を排出することにより、続く膨張行程でピストンの下降を妨げる力を発生させてエンジンブレーキ作用を増大させている。
車室内には、図示しない入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶に供される記憶装置(ROM,RAM,BURAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えたECU31(エンジン制御ユニット)が設置されている。ECU31の入力側には、エンジン回転速度Neを検出する回転速度センサ32、アクセル開度Accを検出するアクセルセンサ33、車速Vを検出する車速センサ34等の各種センサが接続され、ECU31の出力側には上記燃料噴射弁10、エアバルブ18等のデバイス類が接続されている。
例えばECU31は、エンジン回転速度Neやアクセル操作量Accから所定のマップに従って燃料噴射量Qを設定すると共に、この燃料噴射量Q及びエンジン回転速度Neから所定のマップに従って燃料噴射時期ITを設定し、これらの燃料噴射量Q及び燃料噴射時期ITに基づき燃料噴射弁10を駆動制御し、各気筒の燃焼室4内に燃料を噴射してエンジン1を運転する。
また、ECU31は図2に示す予め設定されたマップに従ってエンジン回転速度Ne及びエンジン負荷(例えば、燃料噴射量Q)からベーン開度θvaneを算出し、このベーン開度θvaneに実際のターボチャージャ5のベーン開度を調整すべくオープンループ制御を実行する。即ち、ECU31は、算出したベーン開度θvaneに対応する組合せを選択し、この組合せに従って各エアバルブ18を開閉制御してエアシリンダ17を駆動し、これにより各ベーン16の開度を調整する(制御手段)。
なお、上記パワータードの実行時には、エンジンブレーキ力を最適に調整するためにエンジン1側の制御が変更され、これに付随してターボチャージャ5のベーン開度制御についても、図2とは特性が異なるパワータード専用のマップに基づいて実行される。
図2のマップ特性に示すように、低負荷域では最小のベーン開度θvaneが設定される。この設定は、車両減速後の再加速時に迅速にブースト圧を立ち上げるべく、タービン15への導入ガス流速を高めてタービン回転速度を維持するためであるが、[背景技術]で述べたように、アクセルオフに伴う低負荷とベーン16の最小開度とが重なることにより、コンプレッサ6が過渡的にサージ領域に突入する不具合が生じる。そこで、本実施形態では、車両減速時において所定条件が成立したときにベーン16の最小開度への制御を禁止する対策を講じており、以下、当該対策のためにECU31が実行する処理について述べる。
図3はECU31が実行するベーン開度制御ルーチンを示すフローチャートであり、エンジン1の運転中にECU31は当該ルーチンを所定の制御インターバルで実行する。
まず、ECU31はステップS2で、現在の運転領域が予め設定されたサージ危険領域内にあるか否かを判定する。図4はサージ危険領域とコンプレッサ6の運転領域との関係を表した特性線図を示しており、横軸はコンプレッサ6を通過する空気量、縦軸はコンプレッサ6の圧力比(出口圧力/入口圧力)である。エンジン1は、EGR弁22を開弁してEGRガスを環流するEGR実行時には図中のEGR領域内で運転され、EGRガスを環流しないEGR非実行時には図中の非EGR領域内で運転される。全体として非EGR領域に対してEGR領域はコンプレッサ通過空気量の低下側にシフトした位置にあり、この位置関係は、EGRガスの環流分だけEGR領域ではコンプレッサ通過空気量が目減りすることが要因である。
このためEGR領域の方がサージ最小空気量ラインに接近し、必然的にEGR領域のサージ最小空気量ラインに近接する側にサージ危険領域が設定されている。アクセルオフ時において、コンプレッサ6の運転領域がサージ危険領域外にあるときにはサージ領域への突入の虞は低いが、サージ件領域内にあるときにはサージ領域への突入の虞が急激に高まる。
なお、当該コンプレッサ6の特性線図はターボチャージャ5の仕様により相違し、この特性線図に基づくサージ危険領域の設定もエンジン1やターボチャージャ5の仕様に応じて異なることから、当然ながらサージ危険領域の設定は上記に限ることはない。
ステップS2の判定処理では、このコンプレッサ6の特性線図上のサージ危険領域を特定する必要があるが、コンプレッサ通過空気量や圧力比はECU31の演算処理で取り扱われていないパラメータであるため、新たなセンサ類の追加を要する。そこで、本実施形態では、図4の特性線図を、より一般的なECU31の演算処理で使用されるパラメータにより規定される図5に示すマップに置き換えて、サージ危険領域を特定している。当該マップはエンジン回転速度Ne及びエンジントルク(即ち、エンジン負荷)からサージ危険領域を特性するように設定されているが、エンジン回転速度Neは回転速度センサ32により検出され、エンジントルクは燃料噴射量Qと相関することから燃料噴射制御から読み出し可能であり、これによりセンサ類を追加することなくサージ危険領域を特定することができる。図5に示す一例では、サージ危険領域はマップ上の低回転高負荷域に設定されている。この特性は、高回転域に比較して低回転域ではコンプレッサ通過空気量が低下する一方、圧力比がそれほど相違しないことに起因している。
また、上記サージ危険領域の判定方法は、エンジン1の定常運転状態に対して有効であるが、エンジン1が過渡的に運転しているときには、有効でない場合がある。具体的には図示しないが、さらにエンジン1の過渡領域を考慮したサージ危険領域の判定を行う場合は、図5のエンジン運転状態に応じたサージ危険領域を、危険度を表す指標値のマップとし、そのマップ出力に対し過給機回転速度による補正を行い、指標値がある値以上であればサージ危険領域と判定してもよい。
現在のエンジン1の運転領域がサージ危険領域にないとしてステップS2でNo(否定)の判定を下したときには、ステップS4で図2のマップに基づく通常のベーン開度制御を実行した後に一旦ルーチンを終了する。また、運転領域がサージ危険領域にあるとしてステップS2でYes(肯定)の判定を下したときには、ステップS6に移行してアクセルセンサ33により検出されたアクセル開度Accの所定時間当たりのアクセル変化率ΔAccを求め、このアクセル変化率ΔAccが予め設定された急減速判定値ΔAcc0以上であるか否かを判定する。急減速判定値ΔAcc0は、上記サージ領域への突入現象を誘発する急激なアクセルオフ操作を判定するための閾値であり、サージ領域への突入現象を誘発する下限付近のアクセル変化率ΔAccとして設定され、無論アクセル開度Accの減少側(アクセル閉方向)への変化時に限って判定処理が行われる。ステップS6の判定がNoのときには、上記ステップS4に移行して通常のベーン開度制御を実行し、一方、判定がYesのときにはステップS8に移行する。
ステップS8では、車速センサ34により検出された車速Vが予め設定された走行判定値V0以上であるか否かを判定する。当該処理の目的は、停車時や微速走行時等のように、たとえ急激なアクセルオフ操作が行われてもコンプレッサ6がサージ領域に突入する虞がない状況を除外することにあり、判定がNoのときには、上記ステップS4に移行して図2のマップに基づくベーン開度制御を実行する。
ステップS8の判定がYesのときにはステップS10に移行してパワータードの実行中であるか否かを判定し、判定がYesのときにはステップS12でパワータード専用のマップに基づくベーン開度制御を実行する。ステップS10の判定がNoのときには、以下に述べるように、コンプレッサ6のサージ領域への突入を防止すべくベーン開度保持制御を実行するのであるが、当該ベーン開度制御はパワータードに対しては不適切となる。そこで、パワータード実行時には最適なエンジンブレーキ力を優先すべくステップS10からステップS12に移行しているのである。
また、ステップS10の判定がNoのときには、ステップS14に移行してベーン開度保持制御を実行した後にルーチンを終了する。ステップS14のベーン開度保持制御では、ECU31は以下の何れかの要件が成立するまで、各エアバルブ18の開閉状態を維持することにより、ターボチャージャ5のベーン16の閉制御を禁止して現状のベーン開度θvaneに保持する(禁止手段)。
1)運転領域がサージ危険領域外
2)アクセル開度変化率ΔAcc>0
3)車速V<V0
4)パワータードの実行
5)ベーン開度保持が開度保持時間T継続
要件1では、運転領域がサージ危険領域を外れて最早サージ領域に突入する虞がなくなり、要件2では、アクセルオン操作により車両が再加速に移行し、ブースト圧の上昇のためにベーン開度θvaneを縮小する必要があり、何れもベーン開度保持制御を終了して通常のベーン開度制御若しくはパワータード用のベーン開度制御に切り換えることが適切との観点に基づく。また、要件3は上記ステップS8の処理に対応し、要件4は上記ステップS10に対応し、やはりベーン開度保持制御を終了すべきとの観点に基づく。また、要件5の開度保持時間Tとしては、サージ領域への突入防止のために必要と推測される最長のベーン開度保持制御の継続時間が設定され、この開度保持時間Tが経過すれば、要件1と同じく最早サージ領域に突入する虞なしと見なせる。
以上の何れかの要件が成立するとベーン開度保持制御が終了され、必然的に図3のステップS2,6〜10の何れかで、ベーン開度保持制御の開始時とは逆の判定が下され、ステップS4の通常のベーン開度制御、若しくはステップS12のパワータード用のベーン開度制御に切り換えられる。
図6はアクセルオフ時のベーン開度θvaneの制御状況を本実施形態と従来技術とで比較したタイムチャートである。従来技術では、急激なアクセルオフに伴うエンジン負荷の低下に基づき直ちにベーン開度θvaneが最小値に調整されるのに対し、本実施形態では、上記ベーン開度保持制御により開度保持時間Tが経過するまでは、ベーン16の最小開度への制御が禁止されてアクセルオフ開始時のベーン開度θvaneに保持され、開度保持期間Tの経過後にエンジン負荷の低下に対応して最小値に制御される。なお、開度保持時間Tの経過以前に上記要件1)〜4)の何れかが成立したときには、当然ながらその時点でベーン開度θvaneの保持は中断される。
[背景技術]で述べたように、アクセルオフによる車両減速時に運転領域がサージ領域に突入する要因は、コンプレッサ6の圧力比の低下に先行してコンプレッサ通過空気量が低下する現象をベーンの閉制御が助長してしまうことにある。その対策としてはベーン16を開側に調整すればよいのであるが、吸入空気量に基づく特許文献1のベーン制御では、一旦閉側に調整したベーンを吸入空気量のサージ最小空気量ラインへの接近を受けて開側に調整し直すため、到底サージ領域への突入を回避できない。本実施形態では、コンプレッサ6の運転領域が変化する元々の要因であるアクセル変化率ΔAccに基づきベーン16の閉側制御自体を禁止しているため、アクセルオフ時のベーン16は一旦閉側に制御されることなく現状開度に保持され、上記ベーン16の閉制御による応答遅れが未然に防止される。
よって、図7に実線で示すように、例えばポイントAの運転領域で車両減速のためにアクセルオフされたとき、運転領域はサージ領域に突入することなく、アクセルオフ後のエンジン運転状態に対応するポイントBまで略直線的に移行することになり、結果としてサージによるコンプレッサ6の破損を未然に防止することができる。
また、ベーン開度保持制御中に、例えばアクセル操作に基づく要件2)でベーン開度保持制御が終了されたときには、結果としてベーン16は閉側に制御されることなく現状開度に保持されたままとなる。よって、このような場合は無用なベーン16の閉制御を防止でき、結果としてベーン16を駆動するエアシリンダ17やエアバルブ18の消耗を抑制して耐久性を向上させることができる。
また、このような無用なベーン16の閉制御を防止することにより吸入空気量や排ガスの流量変動が抑制され、例えばEGR弁22によるEGR制御や吸気絞り弁9による吸気量制御等をより正確に実行できるという利点も得られる。
一方、コンプレッサ6の運転領域がサージ危険領域内にあるときに限って、所定条件の成立に基づきベーン開度保持制御を実行し、サージ領域への突入の虞がないサージ危険領域外ではベーン開度保持制御を実行しない。よって、サージ危険領域外での無用なベーン16の開度保持を防止でき、もって一層適切なベーン16の開度制御を実現することができる。
また、パワータード実行時にはベーン開度保持制御を実行することなく、パワータード専用のマップに基づくベーン開度制御を実行するため、最適なエンジンブレーキ力を発揮させて車両のドライバビリティを向上することができる。
ところで、上記実施形態では、コンプレッサ6の運転領域(サージ危険領域の内外)に応じてベーン開度保持制御の実行の有無を切り換えたが、運転領域に応じて急減速判定値ΔAcc0を切り換えることによりベーン開度保持制御の実行状態を変更してもよい。具体的には、サージ危険領域の内外共に急減速判定値ΔAcc0を設定すると共に、サージ危険領域内ではサージ危険領域外に比較して急減速判定値ΔAcc0として小さな値を設定する。これにより、サージ領域に突入する虞の低いサージ危険領域外では、アクセル変化率ΔAccの判定に大きな急減速判定値ΔAcc0が適用されてベーン開度保持制御が実行され難いのに対し、サージ領域に突入する虞の高いサージ危険領域内では、アクセル変化率ΔAccの判定に小さな急減速判定値ΔAcc0が適用されてベーン開度保持制御が実行され易くなり、コンプレッサ6の運転領域に応じて一層適切なベーン16の開度制御を実現することができる。
また、同様の発想に基に、開度保持時間Tを切り換えてもよい。即ち、サージ危険領域の内外で共通の急変速判定値ΔAcc0を設定すると共に、サージ領域に突入する虞の低いサージ危険領域外では、短い開度保持時間Tを適用してベーン開度保持制御の実行時間を短縮し、サージ領域に突入する虞の高いサージ危険領域内では、長い開度保持時間Tを適用してベーン開度保持制御の実行時間を延長する。この場合でも、コンプレッサ6の運転領域に応じて一層適切なベーン16の開度制御を実現することができる。
なお、以上の説明では、サージ危険領域の内外の2つの運転領域で制御を切り換えたが、運転領域はサージ危険領域を中心として等高線状に複数設定して、それぞれの運転領域毎に急減速判定値ΔAcc0や開度保持時間Tを設定してもよい。また、サージ危険領域を設定せずにステップS2の処理を省略し、コンプレッサ6の全ての運転領域でベーン開度保持制御を実行するようにしてもよい。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、ディーゼルエンジン1用の可変ターボチャージャの制御装置に具体化したが、対象となるエンジンの種別はこれに限ることはなく、例えばガソリンエンジンに適用してもよい。
また、上記実施形態では、タービン15の周囲に流速調整部材として多数のベーン16を配設したが、流速調整部材の構成はこれに限らず、タービン入口に単一のベーンを設けて入口の開口面積を可変することによりタービン導入ガス流速を調整するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、ベーン開度θvaneを8段階でステップ的に調整するようにエアシリンダ17及びエアバルブ18を構成したが、モータ等を利用して無段階でベーン開度θvaneを調整するように構成してもよい。
実施形態のディーゼルエンジン用の可変ターボチャージャの制御装置を示す全体構成図である。 ターボチャージャのベーン開度を算出するためのマップを示す図である。 ECUが実行するベーン開度制御ルーチンを示すフローチャートである。 サージ危険領域とコンプレッサの運転領域との関係を表した特性線図である。 図4の特性線図をエンジンの運転領域に置き換えたマップを示す図である。 アクセルオフ時のベーン開度の制御状況を本実施形態と従来技術とで比較したタイムチャートである。 アクセルオフ時のコンプレッサの運転領域の移行状況を本実施形態と従来技術とで比較した特性線図である。
符号の説明
1 エンジン
15 タービン
16 ベーン(流速調整部材)
31 ECU(制御手段、禁止手段)
33 アクセルセンサ(アクセル開度検出手段)

Claims (4)

  1. タービンに導入される排ガスの流速を調整可能な流速調整部材と、
    エンジンの運転状態から求めた制御量に基づき上記流速調整部材をオープンループ制御し、該エンジンの低負荷域では流速増加方向に上記流速調整部材を制御する制御手段と、
    運転者によるアクセル開度を検出するアクセル開度検出手段と、
    上記アクセル開度検出手段により検出されたアクセル開度の変化率が予め設定された急減速判定値以上でアクセル閉方向に変化したときに、上記エンジン負荷の低下に応じた上記制御手段による流速増加方向への上記流速調整部材の制御を禁止する禁止手段と
    を備えたことを特徴とする可変ターボチャージャの制御装置。
  2. 上記禁止手段は、上記コンプレッサの運転領域がサージ最小吸気量ライン近傍に設定されたサージ危険領域内にあるときに、上記アクセル開度変化率の判定処理を実行することを特徴とする請求項1記載の可変ターボチャージャの制御装置。
  3. 上記急減速判定値は、コンプレッサの運転領域がサージ最小吸気量ライン近傍に設定されたサージ危険領域内にあるときに該サージ危険領域外に比較して減少設定され、
    上記禁止手段は、上記エンジンの運転領域がサージ危険領域内にあるか否かに応じて上記アクセル開度変化率の判定処理に適用する上記急減速判定値を切り換えることを特徴とする請求項1記載の可変ターボチャージャの制御装置。
  4. 上記エンジンは、各気筒の圧縮上死点直前で排気弁の強制開弁により圧縮空気を排出してエンジンブレーキ作用を高めるパワータード機能を備え、
    上記禁止手段は、上記エンジンがパワータード機能を使用する運転領域外で上記アクセル開度変化率の判定処理を実行することを特徴とする請求項1記載の可変ターボチャージャの制御装置。
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