JP2013126250A - スピーカ性能改善のための減衰型拡張ダクト - Google Patents

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Abstract

【課題】スピーカ性能改善のための減衰型拡張ダクトを提供する。
【解決手段】音響出力開口を有するエンクロージャー及び該エンクロージャー内に配置されたスピーカを備えた電子オーディオ装置。スピーカ及び音響出力開口は、音響出力経路により音響的に結合される。音響出力経路は、音響出力経路の共振周波数を減衰するための減衰チャンバーを含む。スピーカは、減衰チャンバーと音響出力開口との間にある。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的に、スピーカ性能改善のための減衰型拡張ダクトに関する。
近代的な消費者電子装置では、デジタルオーディオ信号処理及びオーディオコンテンツ配信の改善が続けられているので、オーディオ能力が益々大きな役割を演じている。ある範囲の消費者向け電子装置は、専用又は特殊なオーディオ再生装置ではなく、依然、オーディオ性能の改善から利益が得られるものである。例えば、内蔵スピーカをもつスマートホンや、ラップトップ、ノートブック及びタブレットコンピュータのようなポータブルパーソナルコンピュータや、デスクトップパーソナルコンピュータがある。最適なサウンド出力を促進するようにそのような装置にスピーカを一体化することが課題である。例えば、視野から隠れるように装置にスピーカが組み込まれる場合は、スピーカから出力される音波は、装置から出る前にエンクロージャー内をある距離だけ進行しなければならない。サウンドが進行する経路には、装置からの出力を周波数と共に変化させる共振が関連している。特に、ある周波数では、装置は、所与の入力電力に対して多量の出力サウンド電力を有し(経路の共振)、そして他の周波数では、システムは、所与の電力に対してサウンド電力出力をほとんどもたない(ダクトの反共振)。これらの変化は音質低下を招く。
本発明の一実施形態は、音響出力開口を有するエンクロージャー及び該エンクロージャー内に配置されたスピーカを備えた電子オーディオ装置である。スピーカは、音響出力経路により音響出力開口へ音響的に結合される。音響出力経路は、任意のサイズ又は形状を有し、ある実施形態では、ダクトである。1つ以上の減衰チャンバーがスピーカより上流の位置において音響出力経路又はダクトに接続される。1つ以上の減衰チャンバーは、経路の共振周波数を減衰し、及び/又はスピーカにより発生された音波を吸収する音響減衰材料を含む。減衰チャンバーは、スピーカより上流に配置されているので、スピーカから下流に音響出力開口に向けて進行する音波を妨げることはない。むしろ、減衰チャンバーは、スピーカに向けて上流方向に音響出力開口により反射された音波を吸収する。ある実施形態では、減衰チャンバーは、音響出力経路の特定の共振周波数を減衰する大きさにされたネック部分を有する。付加的な減衰チャンバーが設けられる実施形態では、各減衰チャンバーは、音響出力経路の異なる共振周波数を減衰するように同調される。
以上の概要は、ここに開示する実施形態の全ての態様を余すところなく含むものではない。それらの実施形態は、以上に概要を述べた種々の態様の全ての適当な組み合わせから具現化される全てのシステム及び方法、並びに以下の詳細な説明に開示されて特許請求の範囲に特に指摘されたものを包含することが意図される。そのような組み合わせは、以上の概要に特に記載されない特定の効果を有するものである。
ここに開示された実施形態は、同様の要素が同じ参照番号で示された添付図面に一例として示されるが、それに限定されるものではない。この開示において「一実施形態」又は「1つの実施形態」とは、必ずしも同じ実施形態ではなく、それらは、少なくとも1つを意味することに注意されたい。
音響出力経路及び減衰チャンバーを有する電子装置の実施形態の側面断面図である。 図1の音響出力経路及び減衰チャンバーの背面図である。 音響出力経路及び減衰チャンバーの実施形態の側面断面図である。 音響出力経路及び減衰チャンバーの一実施形態の側面断面図である。 電子装置の一実施形態の構成コンポーネントの幾つかを示すブロック図である。 電子装置の別の実施形態の構成コンポーネントの幾つかを示すブロック図である。
ここでは、添付図面を参照して幾つかの好ましい実施形態を説明する。実施形態に述べる部分の形状、相対的な位置及び他の態様が明確に定義されないときは、実施形態の範囲は、図示された部分のみに限定されず、それらは、説明上のものに過ぎない。又、多数の細部について述べるが、ある実施形態は、それらの細部なしに実施できることを理解されたい。他の点については、この説明の理解を妨げないように、良く知られた構造及び技術は詳細に示さない。
図1は、音響出力経路及び減衰チャンバーを有する電子オーディオ装置の一実施形態の側面断面図である。ある実施形態では、電子オーディオ装置100は、デスクトップコンピュータである。更に別の実施形態では、電子オーディオ装置100は、内蔵スピーカを有する形式の電子装置であり、例えば、スマートホンや、ラップトップ、ノートブック又はタブレットコンピュータのようなポータブルパーソナルコンピュータや、ポータブルラジオ、カセット又はコンパクトディスク(CD)プレーヤである。更に、電子オーディオ装置100は、テレビ又はDVDプレーヤ又は双方向ビデオゲーム機のようなテレコミュニケーション装置である。電子オーディオ装置100は、種々の電子装置コンポーネント、例えば、ユーザ130が見るフラットパネル液晶ディスプレイ(LCD)のようなディスプレイ128、及びスピーカ102を収容するエンクロージャー102を備えている。スピーカ102は、スピーカエンクロージャーに使用される典型的な材料、例えば、プラスチックであるフレーム106に組み込まれる。フレーム106は、エンクロージャー102の一部分として一体的に形成されてもよいし、又はエンクロージャー102内にマウントされる個別のコンポーネントでもよい。エンクロージャー102は、音響出力ポート108を備え、スピーカ104の音放射面又はフェース110から放射された音は、このポートを通して、電子オーディオ装置100からエンクロージャー102の外部環境へと出て行く。
音響出力経路112は、スピーカ104のフェース110から放射された音波114を音響出力ポート108に向けるために、スピーカ104と音響出力ポート108との間に形成される。ある実施形態では、音響出力経路112は、スピーカ104と音響出力ポート108との間に音響チャンネルを形成するダクトである。この点において、音響出力経路112は、長さが巾より大きい細長いチャンネルである。例えば、図2に示すように、音響出力経路112は、巾(w)がスピーカ104の直径に実質的に等価であり、そして長さ(l)がスピーカ104の直径の少なくとも2倍であり、換言すれば、長さが巾の少なくとも2倍である。他の実施形態では、音響出力経路112は、スピーカ104と音響出力ポート108との間に音波を伝送するのに適した構造、例えば、方形、円形、楕円、又は三角形の形状を有する。
音響出力経路112の端は、(経路112がエンクロージャー102とは個別の構造、例えば、個別のフレーム106により形成されるときに)エンクロージャー102の音響出力開口108と整列される出口ポートを形成し、音響出力経路112を通して進行する音波が音響出力開口108を通してエンクロージャー102から出るようにする。或いは又、音響出力経路112は、出口ポート126及び音響出力開口108が同じ位置となるように、エンクロージャー102と一体的に形成されたフレーム106によって形成されてもよい。ここに示す実施形態では、音響出力ポート108は、音響出力経路112の端に整列されたエンクロージャー102の底壁の一部分内に形成されて示されているが、音響出力ポートは、エンクロージャー102の前壁、後壁又は側壁を通して形成されてもよいことが更に意図される。例えば、音響出力ポートは、エンクロージャー102の前壁122を通して形成されてもよく、そして経路112の端に出口ポート126を有するのではなく、出口ポート126は、音響出力開口に整列された経路112の前面120の一部分内に形成されて、スピーカ104からの音が装置100の前部を通して装置100から出るようにしてもよい。更に、図示されていないが、音響出力経路112は、経路112を同調するための通気穴を含むことも意図される。
スピーカ104のフェース110から放出された音波114は、音響出力ポート108に向かって音響出力経路112を下るように進行する。音波114が音響出力ポート108に到達すると、音波114のある部分は、エンクロージャー102を出て行き、そして音波114のある部分は、音響出力ポート108で反射されてスピーカ114に向かって上流に伝播して戻る。上流に進行する音波114は、スピーカ104から上流に音響出力経路112の一部分で反射され、そして音響出力ポート108に向かって下流に伝播して戻る。音波114は、スピーカ104と音響出力ポート108との間で反発し続ける。音響出力経路112をアップ及びダウン方向に音波114が反発することは、スピーカ104を出る1つの波が、実際には、ある時間にわたって一連の波として音響出力経路112を出ることを意味する。しかしながら、前後への音波114の反発は、互いに干渉し合うので、装置100の音質の低下を引き起こす。更に、音響出力経路112の共振は、装置100から出力される音を周波数と共に変化させる。特に、音響出力経路112の共振に一致する波周波数は、装置100から出力される音波を所与の入力電力においてよりパワフルなものにする一方、音響出力経路112の共振に一致しない他の周波数では、音波が所与の電力に対して非常に僅かな音電力出力となる(ダクトの反共振)。
それ故、音響出力経路112の共振周波数、及びスピーカ104と音響出力ポート108との間の音波114の反発が、装置100から放射される音の音質に及ぼす影響を最小にするために、減衰チャンバー118が設けられる。換言すれば、減衰チャンバー118は、音響出力経路112の音響応答を減衰する。減衰チャンバー118は、音響出力経路112の一部分に接続された個別の空洞でもよいし、又は音響出力経路112の端で形成されてもよい。減衰チャンバー118は、音響出力経路の共振周波数を減衰し、及び/又はスピーカ104の上流に音響出力経路112内を進行する音波114の1つ以上を吸収するのに適したサイズ及び形状を有する。
ある実施形態では、減衰チャンバー118は、減衰チャンバー118内に配置されて、例えば、接着剤、糊、等で固定された音響減衰材116を含む。音響減衰材116は、音波を吸収し及び/又は音響出力経路112の共振周波数を減衰できる任意の材料である。適当な音響減衰材は、例えば、スポンジ、ガラスファイバ、発泡材、又は穿孔材料を含むが、これに限定されない。他の実施形態では、減衰チャンバー118を形成する壁の1つ以上が音響減衰材で作られる。典型的に、減衰チャンバー118は、ガラスファイバ又は他の適当な減衰材料で作られた壁、壁の一部分又は他の構造体を含む。
減衰チャンバー118は、スピーカ104から上流に音響出力経路112に沿った位置に形成され、換言すれば、スピーカ104は、減衰チャンバー118と音響出力ポート108との間に位置される。ある実施形態では、スピーカ104は、音響出力経路112に沿って、出口ポート126(又は音響出力ポート108)と減衰チャンバー118の閉じた端との間の中間点に位置される。他の実施形態では、スピーカ104は、その中間点と減衰チャンバー118の閉じた端との間の任意の点において、スピーカ104が出口ポート126よりも減衰チャンバー118の端に接近するように、位置される。
スピーカ104は、音響出力経路112の両端を接続する音響出力経路112のフェース120内にマウントされ、そして減衰チャンバー118は、出口ポート126及び音響出力開口108とは反対の音響出力経路112の端に形成される。ある実施形態では、フェース120は、スピーカ104がマウントされるフレーム106の辺により形成され、そして音響出力経路112の対向フェースは、エンクロージャー102によって形成される。他の実施形態では、音響出力経路112及び減衰チャンバー118は、経路112、減衰チャンバー118及びフレーム106の全系統が同じ材料で作られた1つの一体成形片(例えば、モールド片)となるように、エンクロージャー102によって一体的に形成される。減衰チャンバー118は、スピーカ104より上流にあるので、減衰チャンバー118は、音響出力ポート108に向かってスピーカ104から下流へ進行する音波114を妨げることはない。むしろ、減衰チャンバー118は、音響出力ポート108から上流へ偏向されて戻される音波114を吸収して、それらが音響出力経路112内を進行する音波114を妨げるのを防止する。更に、音響減衰材116は、上述したように、音響出力経路112の共振を減衰し、装置100からの音響出力を更に改善する。
図2は、図1の音響出力経路及び減衰チャンバーの背面図である。この図から、スピーカ104は、音響出力経路112のフェース120に沿って形成された開口内にマウントされることが明らかであろう。更に、側壁202は、フェース120に垂直に延びて、音響出力経路112の端に出口ポート126を有する細長いチャンネルを形成する。或いは又、出口ポートは、破線で示すように、音響出力経路112のフェース120を通して形成されてもよい。側壁202は、エンクロージャー102の後壁124の一部分にシールされて、音響出力経路112及び減衰チャンバー118を形成する。他の実施形態では、上述したように、音響出力経路112及び減衰チャンバー118は、エンクロージャー102により形成されるフレーム106によって一体的に形成され、経路112及び減衰チャンバー118をシールする側壁202及び後面がフレーム106によって形成されるようにする。ある実施形態では、減衰チャンバー118は、音響出力経路112に対して軸ずれして形成される。他の実施形態では、減衰チャンバー118は、音響出力経路112の軸上にあるか又はその軸と整列される。
図3は、音響出力経路及び減衰チャンバーの実施形態の側面断面図である。電子オーディオ装置300は、エンクロージャー302を備え、そこに配置されたフレーム306にスピーカ304がマウントされる。スピーカ304のフェース310から放射される音波314は、音響出力経路312の出口ポート326を通してエンクロージャー302の音響出力ポート308へ進行する。減衰チャンバー318は、スピーカ304の上流で音響出力経路312の端に形成される。ある実施形態では、音響出力経路312及び減衰チャンバー318は、フレーム306とは個別に形成されてフレーム306にマウントされるが、他の実施形態では、音響出力経路312、減衰チャンバー318及びフレーム306が、モールディング、等により、単一片として一体的に形成される。この実施形態では、減衰チャンバー318は、音響出力経路312の特定の共振周波数を減衰するように構成される。この点に関して、減衰チャンバー318は、ネック部分324により音響出力経路312の端に接続されたチャンバー部分322を含む。ネック部分324は、音響出力経路312の第1の共振周波数を減衰するように構成される。例えば、ネック部分324は、第1の共振周波数を減衰するのに適するように、チャンバー部分322に対して細い断面サイズを有する。しかしながら、ネック部分324のサイズ及び形状は、ネック部分324が減衰するよう設計される共振周波数に基づいて変化することが意図される。ある実施形態では、音響減衰材316は、ネック部分324内に配置される。
図4は、音響出力経路及び減衰チャンバーの実施形態の側面断面図である。電子オーディオ装置400は、図3を参照して述べた電子オーディオ装置300と実質的に同様であるが、この実施形態では、音響出力経路412は、2つ以上の減衰チャンバーを含む。特に、電子オーディオ装置400は、スピーカ404がフレーム406にマウントされたエンクロージャー402を備えている。スピーカ404のフェース410から放射される音波414は、音響出力経路412の出口ポート426を通してエンクロージャー402の音響出力ポート408へ進行する。音響出力経路412は、スピーカ404から上流に音響出力経路412の一部分に沿って形成された減衰チャンバー418a及び418bを含む。ある実施形態では、音響出力経路412及び減衰チャンバー418a、418bは、フレーム406とは個別に形成されてフレーム406にマウントされる一方、他の実施形態では、音響出力経路412、減衰チャンバー418a、418b、及びフレーム406は、モールディング等により単一片として一体的に形成される。減衰チャンバー418a、418bは、フェース420に対向する音響出力経路412のフェース426に沿って形成されて示されているが、減衰チャンバー418a、418bは、スピーカ404の上流にある音響出力経路の一部分に沿って形成されてもよいことが意図される。例えば、減衰チャンバー418aは、音響出力経路412の端に形成され、そして減衰チャンバー418bは、音響出力経路412のフェース426に沿って形成される。減衰チャンバー418aは、チャンバー部分422aがネック部分424aによって音響出力経路412に接続されている。同様に、減衰チャンバー418bは、チャンバー部分422bがネック部分424bによって音響出力経路412に接続されている。他の実施形態では、減衰チャンバー418a、418bが異なる形状を有してもよい。更に、2つの減衰チャンバー418a、418bが例示されているが、3つ以上又は2つ未満のチャンバーが使用されてもよいことが意図される。
ネック部分424a及び424bは、音響出力経路412の特定の共振周波数を減衰するように構成される。例えば、一実施形態において、ネック部分424aは、音響出力経路412の第1の共振周波数を減衰するように構成され、そしてネック部分424bは、音響出力経路412の第2の共振周波数を減衰するように構成される。この点に関して、ネック部分424a及び424bの各々は、互いに且つチャンバー部分422a及び422bとは各々異なる断面サイズを有する。例えば、第1の共振周波数が第2の共振周波数より低い場合には、ネック部分424aが長く且つ細く、そしてチャンバー部分422aは、ネック部分424b及びチャンバー部分422bより各々大きい断面サイズ(即ち、大きい容積)を有する。しかしながら、ネック部分424a及び424bのサイズ及び形状は、ネック部分424が減衰すべく設計された共振周波数に基づいて変化することが意図される。ネック部分424a及び424b内には、音響減衰材416a及び416bが各々配置される。
図5は、上述したスピーカ、及び減衰チャンバーを有する音響経路が具現化される電子オーディオ装置の一実施形態の構成コンポーネントの幾つかを示すブロック図である。この電子オーディオ装置500は、内蔵スピーカシステムを有する多数の異なる形式のデスクトップ電子装置の1つ、例えば、デスクトップコンピュータ又はテレビジョンである。この点について、電子オーディオ装置500は、メインプロセッサ512を備え、これは、カメラ回路506、記憶装置508、メモリ514、ディスプレイ522、及びユーザ入力インターフェイス524と相互作用する。又、メインプロセッサ512は、通信回路502、光学ドライバ504、電源510、スピーカ518、及びマイクロホン520とも相互作用する。電子オーディオ装置500の種々のコンポーネントは、デジタルで相互接続され、そしてメインプロセッサ512により実行されるソフトウェアスタックにより使用され又は管理される。図示され又はここに説明されるコンポーネントの多くは、1つ以上の専用ハードウェアユニット及び/又はプログラム型プロセッサ(例えば、メインプロセッサ512のようなプロセッサにより実行されるソフトウェア)として具現化される。
メインプロセッサ512は、記憶装置508内で見つかるインストラクション(ソフトウェアコード及びデータ)を実行することにより、装置500で具現化される1つ以上のアプリケーション又はオペレーティングシステムプログラムのオペレーションの幾つか又は全部を遂行することにより、装置500の全オペレーションをコントロールする。プロセッサは、例えば、ディスプレイ522を駆動し、そしてユーザ入力インターフェイス524を通してユーザ入力を受け取る。加えて、プロセッサ612は、スピーカ618へオーディオ信号を送信して、スピーカ618のオペレーションを容易にする。
記憶装置508は、不揮発性ソリッドステートメモリ(例えば、フラッシュ記憶装置)及び/又は可動不揮発性記憶装置(回転磁気ディスクドライブ)を使用して、比較的大量の「永久」データ記憶を与える。記憶装置508は、ローカル記憶装置、及びリモートサーバーの記憶スペースの両方を含む。又、記憶装置508は、装置500の異なるファンクションをより高いレベルでコントロールし管理するデータ及びソフトウェアコンポーネントを記憶する。
記憶装置508に加えて、メインメモリ又はプログラムメモリとも称されるメモリ514があり、これは、メインプロセッサ512により実行される記憶されたコード及びデータへの比較的高速のアクセスを与える。メモリ514は、ソリッドステートランダムアクセスメモリ(RAM)、例えば、スタティックRAM又はダイナミックRAMを含む。例えば、メインプロセッサ512のような1つ以上のプロセッサがあり、これは、記憶装置508に永久的に記憶される間にメモリ514へ実行のために転送されて上述した種々のファンクションを遂行する種々のソフトウェアプログラム、モジュール、又はインストラクション(例えば、アプリケーション)のセットをランさせ又は実行する。これらのモジュール又はインストラクションは、個別のプログラムとして具現化される必要はなく、むしろ、組み合わされるか、又は種々の組み合わせで再アレンジされてもよいことに注意されたい。更に、あるファンクションの実行可能性を、2つ以上のモジュール間に分散させたり、おそらく、あるハードウェアと組み合わせたりすることもできる。
装置500は、通信回路502を備えている。通信回路502は、データ転送のようなワイヤード又はワイヤレス通信に使用されるコンポーネントを含む。例えば、通信回路502は、装置500のユーザがワイヤレスローカルエリアネットワークを通してデータを転送できるようにWi−Fi通信回路を含む。
又、装置500は、装置500のデジタルカメラファンクションを実施するカメラ回路506も備えている。1つ以上のソリッドステート画像センサが装置500に組み込まれており、その各々は、各レンズを含む光学システムの焦点面に配置される。カメラの視野内のシーンの光学画像が画像センサに形成され、センサは、それに応答して、ピクセルより成るデジタル画像又はピクチャーの形態でシーンを捕獲し、それらのピクセルは、次いで、記憶装置508に記憶される。カメラ回路500は、シーンのビデオ画像を捕獲するのに使用される。
又、装置500は、例えば、ソフトウェアを装置500にインストールするのに使用されるCD又はDVD光学ディスクドライブのような光学ドライブ504も備えている。
図6は、上述したスピーカドライバ、及び減衰チャンバーを有する音響経路が具現化される電子装置の別の実施形態の構成コンポーネントの幾つかを示すブロック図である。この装置600は、通常の使用中にユーザの手で容易に保持できる多数の異なる形式の消費者向け電子装置の1つである。特に、装置600は、スピーカ装備の移動装置、例えば、セルラーホン、スマートホン、メディアプレーヤ、又はタブレット状のポータブルコンピュータであり、それらは、全て、内蔵スピーカシステムを有する。
この点に関して、電子オーディオ装置600は、プロセッサ612を備え、これは、カメラ回路606、モーションセンサ604、記憶装置608、メモリ614、ディスプレイ622、及びユーザ入力インターフェイス624と相互作用する。又、プロセッサ612は、通信回路602、一次電源610、スピーカ618、及びマイクロホン620とも相互作用する。電子オーディオ装置600の種々のコンポーネントは、デジタルで相互接続され、そしてプロセッサ612により実行されるソフトウェアスタックにより使用され又は管理される。図示され又はここに説明されるコンポーネントの多くは、1つ以上の専用ハードウェアユニット及び/又はプログラム型プロセッサ(例えば、プロセッサ612のようなプロセッサにより実行されるソフトウェア)として具現化される。
プロセッサ612は、記憶装置608内で見つかるインストラクション(ソフトウェアコード及びデータ)を実行することにより、装置600で具現化される1つ以上のアプリケーション又はオペレーティングシステムプログラムのオペレーションの幾つか又は全部を遂行することにより、装置600の全オペレーションをコントロールする。プロセッサは、例えば、ディスプレイ622を駆動し、そしてユーザ入力インターフェイス624(単一のタッチ感知ディスプレイパネルの一部分としてディスプレイ622と一体化されてもよい)を通してユーザ入力を受け取る。加えて、プロセッサ612は、スピーカ618へオーディオ信号を送信して、スピーカ618のオペレーションを容易にする。
記憶装置608は、不揮発性ソリッドステートメモリ(例えば、フラッシュ記憶装置)及び/又は可動不揮発性記憶装置(回転磁気ディスクドライブ)を使用して、比較的大量の「永久」データ記憶を与える。記憶装置608は、ローカル記憶装置、及びリモートサーバーの記憶スペースの両方を含む。又、記憶装置608は、装置600の異なるファンクションをより高いレベルでコントロールし管理するデータ及びソフトウェアコンポーネントを記憶する。
記憶装置608に加えて、メインメモリ又はプログラムメモリとも称されるメモリ614があり、これは、プロセッサ612により実行される記憶されたコード及びデータへの比較的高速のアクセスを与える。メモリ614は、ソリッドステートランダムアクセスメモリ(RAM)、例えば、スタティックRAM又はダイナミックRAMを含む。例えば、プロセッサ612のような1つ以上のプロセッサがあり、これは、記憶装置608に永久的に記憶される間にメモリ614へ実行のために転送されて上述した種々のファンクションを遂行する種々のソフトウェアプログラム、モジュール、又はインストラクション(例えば、アプリケーション)のセットをランさせ又は実行する。
装置600は、通信回路602を備えている。通信回路602は、両方向会話及びデータ転送のようなワイヤード又はワイヤレス通信に使用されるコンポーネントを含む。例えば、通信回路602は、装置600のユーザがワイヤレス通信ネットワークを通してコールを発信し又は受信できるように、アンテナに結合されたRF通信回路を含む。RF通信回路は、セルラーネットワークを通してコールを可能にするためにRFトランシーバ及びセルラー基本帯域プロセッサを含む。例えば、通信回路602は、装置600のユーザがボイスオーバーインターネットプロトコル(VOIP)接続を使用してコールを発信又は開始し、ワイヤレスローカルエリアネットワークを通してデータを転送するように、Wi−Fi通信回路を含む。
装置600は、装置600の動きを検出するのに使用される慣性センサとも称されるモーションセンサ604を備えている。モーションセンサ604は、位置、方向又は動き(POM)センサ、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、光センサ、赤外線(IR)センサ、接近センサ、容量性接近センサ、音響センサ、ソニック又はソナーセンサ、レーダーセンサ、画像センサ、ビデオセンサ、グローバルポジショニング(GPS)検出器、RP検出器、RF又は音響ドップラー検出器、コンパス、磁気メータ、又は同様のセンサを含む。例えば、モーションセンサ604は、周囲光の強度又は周囲光の強度の突然の変化を検出することにより装置600の動き又は動きの不存在を検出する光センサである。モーションセンサ604は、装置600の位置、方向及び動きの少なくとも1つに基づき信号を発生する。この信号は、動きの特性、例えば、加速度、速度、方向、方向変化、期間、振幅、頻度、又は動きの他の特性を含む。プロセッサ612は、センサ信号を受信し、そしてセンサ信号に一部分基づいて装置600の1つ以上のオペレーションをコントロールする。
又、装置600は、装置600のデジタルカメラファンクションを実施するカメラ回路606も備えている。1つ以上のソリッドステート画像センサが装置600に組み込まれており、その各々は、各レンズを含む光学システムの焦点面に配置される。カメラの視野内のシーンの光学画像が画像センサに形成され、センサは、それに応答して、ピクセルより成るデジタル画像又はピクチャーの形態でシーンを捕獲し、それらのピクセルは、次いで、記憶装置608に記憶される。カメラ回路600は、シーンのビデオ画像を捕獲するのにも使用される。
又、装置600は、一次電源として、内蔵バッテリのような一次電源610も備えている。
幾つかの実施形態を添付図面に示して説明したが、それらの実施形態は、単なる例示に過ぎず、それに限定されるものではなく、且つここに開示する実施形態は、図示して説明した特定の構造及び配列に限定されないことを理解されたい。というのは、当業者であれば、種々の他の変更が明らかとなるからである。例えば、ダクトの形状の音響出力経路が添付図面に示されたが、音響出力経路は、例えば、コンピュータキーボードのような電子装置の種々のコンポーネント内で具現化できる長方形、方形、円形、又は楕円形のようないかなる形状でもよいことが意図される。従って、この説明は、それに限定されるものではなく、例示に過ぎないとみなすべきである。
100:電子オーディオ装置
102:エンクロージャー
104:スピーカ
106:フレーム
108:音響出力ポート
112:音響出力経路
114:音波
116:音響減衰材
118:減衰チャンバー
126:出口ポート
128:ディスプレイ
130:ユーザ
202:側壁
300:電子オーディオ装置
318:減衰チャンバー
324:ネック部分
400:電子オーディオ装置
418a、418b:減衰チャンバー
424a、424b:ネック部分
502:通信回路
504:光学ドライブ
506:カメラ回路
508:記憶装置
510:電源
512:メインプロセッサ
514:メモリ
518:スピーカ
520:マイクロホン
522:ディスプレイ
524:ユーザ入力インターフェイス
602:通信回路
604:モーションセンサ
606:カメラ回路
608:記憶装置
610:一次電源
612:プロセッサ
614:メモリ
618:スピーカ
620:マイクロホン
622:ディスプレイ
624:ユーザ入力インターフェイス

Claims (20)

  1. 音響出力開口を有するエンクロージャーと、
    前記エンクロージャー内に位置されたスピーカと、
    前記スピーカを前記音響出力開口に接続する音響出力ダクトであって、前記スピーカから上流の位置に減衰チャンバーを、且つ前記スピーカから下流の位置に出口ポートを有し、そして長さが巾より大きくされた音響出力ダクトと、
    を備えた電子オーディオ装置。
  2. 前記スピーカから放射されるある周波数の音波を減衰するために前記減衰チャンバー内に位置された音響減衰材を更に備えた、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  3. 前記減衰チャンバーを形成する壁の一部分は、音響減衰材で作られる、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  4. 前記音響出力ダクトは、細長いチャンネルを含み、そのチャンネルのフェースに沿って開口があって、前記スピーカを受け入れ、更に、前記減衰チャンバーは、その細長いチャンネルの端に形成される、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  5. 前記音響出力ダクトは、細長いチャンネルを含み、その両端を接続するフェースがあり、前記スピーカ及び減衰チャンバーは、そのチャンネルのフェースに沿って位置される、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  6. 前記減衰チャンバーは、チャンバー部分、及び減衰材が位置されたネック部分を備え、そのネック部分は、前記音響出力ダクトの第1の共振周波数を減衰する大きさにされる、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  7. 前記減衰チャンバーは、第1の減衰チャンバーであり、そして前記電子装置は、更に、前記音響出力ダクトの第2の共振周波数を減衰する大きさにされた第2の減衰チャンバーも備えている、請求項6に記載の電子オーディオ装置。
  8. 前記音響出力ダクトは、細長いチャンネルを含み、そのチャンネルの両端を接続するフェースがあって、そのチャンネルのフェース内に前記出口ポートが形成される、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  9. 前記音響出力ダクトの長さは、その巾の少なくとも2倍である、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  10. 前記音響出力ダクト及び減衰チャンバーは、単一の一体成形された構造である、請求項1に記載の電子オーディオ装置。
  11. 音響出力開口を有するエンクロージャーと、
    前記エンクロージャー内に位置されたスピーカと、
    前記スピーカを前記音響出力開口に音響的に結合する音響出力経路であって、長さが巾より大きくされた音響出力経路と、
    前記音響出力経路の音響応答を減衰するために前記音響出力経路に接続された減衰チャンバーと、
    を備え、前記減衰チャンバーと前記音響出力開口との間に前記スピーカがあるようにした電子オーディオ装置。
  12. 前記減衰チャンバー内に位置された音響減衰材を更に備えた、請求項11に記載の電子オーディオ装置。
  13. 前記減衰チャンバーの一部分は、音響減衰材によって形成される、請求項11に記載の電子オーディオ装置。
  14. 前記音響出力経路は、細長いチャンネルを含み、該チャンネルのフェースに沿って開口があって前記スピーカを受け入れ、更に、前記減衰チャンバーは、その細長いチャンネルの端に形成される、請求項11に記載の電子オーディオ装置。
  15. 前記音響出力経路は、細長いチャンネルを含み、該チャンネルの両端を接続するフェースがあり、前記スピーカ及び減衰チャンバーは、そのチャンネルのフェースに沿って位置される、請求項11に記載の電子オーディオ装置。
  16. 前記減衰チャンバーは、チャンバー部分、及び減衰材が位置されたネック部分を備え、そのネック部分は、前記音響出力経路の第1の共振周波数を減衰する大きさにされる、請求項11に記載の電子オーディオ装置。
  17. 前記減衰チャンバーは、第1の減衰チャンバーであり、そして前記電子装置は、更に、前記音響出力経路の第2の共振周波数を減衰する大きさにされた第2の減衰チャンバーも備えている、請求項16に記載の電子オーディオ装置。
  18. 前記音響出力ダクトは、細長いチャンネルを含み、そのチャンネルの両端を接続するフェースがあって、そのチャンネルのフェース内に前記出口ポートが形成される、請求項11に記載の電子オーディオ装置。
  19. 音響出力開口を有するエンクロージャーと、
    前記エンクロージャー内に位置するフレーム内にマウントされたスピーカと、
    前記スピーカを前記音響出力開口に音響的に結合する音響出力ダクトであって、該音響出力ダクトの両端を互いに接続するフェース、及び該フェース内にあって、前記スピーカから出力された音波が音響出力ダクトに入るときに通る開口を含むものである音響出力ダクトと、
    前記音響出力経路の音響応答を減衰するために前記音響出力経路の両端の一方に接続された減衰チャンバーと、
    を備え、前記スピーカは、前記減衰チャンバーと前記音響出力開口との間にあり、そして前記音響出力ダクト、減衰チャンバー及びフレームは、単一ユニットとして前記エンクロージャーと一体的に形成された、電子オーディオ装置。
  20. エンクロージャーであって、該エンクロージャーの音響出力開口にスピーカを接続する音響出力ダクトによりその音響出力開口にスピーカが音響的に結合され、該音響出力ダクトは、スピーカより上流の位置に減衰チャンバーを、且つスピーカより下流の位置に出口ポートを有しているようなエンクロージャーと、
    オペレーティングシステムプログラムを記憶するメモリと、
    前記メモリに結合されて、前記オペレーティングシステムプログラムを実行し、そしてオーディオ信号をスピーカへ送信するプロセッサと、
    を備えた電子オーディオシステム。
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