JP2013126231A - テレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体 - Google Patents

テレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】データ放送画面を表示せずに番組を視聴しているときや外部入力データを視聴しているときにデータ放送で緊急速報が受信された場合に、これを含むデータ放送画面を直ちに表示することができるテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供する。
【解決手段】本体電源がオンの際は常時動作するデジタル放送チューナと、前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか判断する判断部と、前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開する展開部と、判断部での判断結果が緊急速報を受信したとの判断結果である場合に、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する出力部とを有するテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョン受像装置に関し、特に、本体電源がオンの際に常時動作するデジタル放送チューナで緊急速報を受信した場合にデータ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する機能を有するテレビジョン受像装置に関する。
最近、余震や原発事故などに関する最新の情報をテレビから随時入手するため、国民が各放送局のデータ放送を見るケースが増えていると推測される。こうしたこともあり、データ放送を用いて緊急速報を報知することの有用性に対する認識も高まっていると考えられる。しかし、データ放送を見るためには、ユーザがデータ放送画面を表示させるための操作をしなければならない。このため、ユーザがデータ放送画面を表示せずに番組を視聴している最中にデータ放送で緊急速報が報知された場合、これに気付かないおそれがある。また、現在のテレビジョン受像装置は、放送規格(ARIB STD−B24(デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式))(非特許文献1参照)により、視聴している番組のデータ放送しか画面に表示できない仕様に設定されているため、あるチャンネルの番組を視聴している場合には、他のチャンネルのデータ放送を表示させて見ることはできない。このため、ユーザがデータ放送画面を表示しつつあるチャンネルの番組を視聴している場合に、他のチャンネルのデータ放送で緊急速報が報知された場合には、やはりこれに気付かないおそれがある。
このような問題に対応するため、例えば、特許文献1には、緊急速報を受信すると、その緊急速報の受信を通知するとともに、その緊急速報を表示するか否かをユーザに選択させるためのダイアログの表示を行うことにより、ユーザの任意のタイミングで緊急速報を表示させることや、番組の視聴を妨げないように緊急速報を表示させること、さらには、速報受信時に視聴画面の前にユーザがいなくても緊急速報を受信したことを分かるようにするための放送信号受信機が開示されている(特許文献1参照)。また、特許文献2には、受信したデジタル放送信号から、視聴者に緊急に知らせるべき文字情報を表す速報データを検知する手段と、検知した速報データで表される文字情報を記録する手段と、文字情報を記録したことを報知する手段と、再生要求信号に応じて記録した文字情報を読み出し画面に表示する手段を有し、これにより視聴者が外部接続機器からの再生映像を視聴中であっても速報を知ることが可能であり、また速報を見逃した場合や速報を読み取れなかった場合にも、任意の時間に速報を確認することが可能なデジタルテレビ受像機が開示されている(特許文献2参照)。
一般社団法人電波産業会(ARIB)「標準規格(放送分野)一覧表」(http://www.arib.or.jp/tyosakenkyu/kikaku_hoso/hoso_kikaku_number.html)
特開2009−004943号公報 特開2005−323257号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、ユーザがダイアログでYESを選択した後にデータ放送のデコードと描画を行うため、データ放送画面表示まで時間がかかるという問題がある。また、特許文献2に記載の発明では、緊急速報が受信されたことを通知する手段として、文字データを表示しているが、文字だけでは十分な情報が得られないことが多いという問題がある。
そこで、本発明が解決すべき課題は、テレビジョン受像装置において、データ放送画面を表示せずに番組を視聴しているときや外部入力データを視聴しているときにデータ放送で緊急速報が受信された場合に、これを含むデータ放送画面を直ちに表示することができるテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供することにある。
以上の課題を解決するため、本発明は、テレビジョン受像装置本体の電源がオンのときはデータ放送の放送波を常時受信し、これに緊急速報が含まれていないかを判断することで、ユーザがデータ放送画面を出力していない状態でデジタル放送番組などを視聴しているときにデータ放送に係る緊急速報が受信された場合であっても、ユーザがこれを見逃すことがないようにしている。また、受信したデータ放送の内容をデコードして常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開しておくことで、緊急速報が受信された場合には直ちにこの緊急速報を含むデータ放送の内容をディスプレイに出力できるようにしている。
即ち、本発明のうち、第一の発明は、本体電源がオンの際は常時動作するデジタル放送チューナと、前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか判断する判断部と、前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開する展開部と、判断部での判断結果が緊急速報を受信したとの判断結果である場合に、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する出力部とを有するテレビジョン受像装置を提供する。
また、第二の発明は、第一の発明を基礎として、前記常時動作する前記デジタル放送チューナは複数であるテレビジョン受像装置を提供する。
また、第三の発明は、第一又は第二の発明を基礎として、出力部は、ディスプレイ画面の一部に前記出力をする部分出力手段を有するテレビジョン受像装置を提供する。
また、第四の発明は、第一から第三のいずれか一の発明を基礎として、前記常時動作する前記デジタル放送チューナが選局すべきチャンネルの指定を受け付ける指定受付部と、受け付けた指定に基づいて前記デジタル放送チューナの選局を制御する制御部とをさらに有するテレビジョン受像装置を提供する。
また、第五の発明は、コンピュータに、本体電源がオンの際はデジタル放送チューナを常時動作させるデジタル放送チューナの常時動作ステップと、前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開する展開ステップと、前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか判断する判断ステップと、判断ステップでの判断結果が緊急速報を受信したとの判断結果である場合に、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する出力ステップとを実行させるためのプログラムを提供する。
また、第六の発明は、第五の発明に係るプログラムを記憶した記録媒体を提供する。
本発明により、テレビジョン受像装置において、データ放送画面を表示せずに番組を視聴しているときや外部入力データを視聴しているときにデータ放送で緊急速報が受信された場合に、これを含むデータ放送画面を直ちに表示することができるテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供することが可能となる。
本発明に係るテレビジョン受像装置の概要を示す概念図 実施例1のテレビジョン受像装置の機能ブロックの一例を示す図 実施例1におけるデータ放送に用いるビデオメモリの内容のディスプレイへの出力の一例を示す図 実施例1のテレビジョン受像装置のハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例1のテレビジョン受像装置における処理の流れの一例を示す図 実施例4のテレビジョン受像装置の機能ブロックの一例を示す図 実施例4のテレビジョン受像装置における処理の流れの一例を示す図
0100、0200 テレビジョン受像装置
0101 ディスプレイ
0102 ビデオメモリ
0103 放送局
0110、0210 デジタル放送チューナ
0120、0220 判断部
0130、0230 展開部
0240 出力部
以下に、本発明の実施例を説明する。実施例と特許請求の範囲の請求項の相互の関係については、実施例1は主に請求項1、5などに関し、実施例2は主に請求項2などに関し、実施例3は主に請求項3などに関し、実施例4は主に請求項4などに関する。なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<概要>
本実施例のテレビジョン受像装置は、本体電源がオンの際は常時動作するデジタル放送チューナと、前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開する手段を有するとともに、デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたと判断された場合に、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する手段を有し、これにより、緊急速報が受信された場合に、これを含むデータ放送画面を直ちに出力(表示)することを可能にしたものである。
図1は、本発明に係るテレビジョン受像装置の概要を示す概念図である。本実施例のテレビジョン受像装置の構成について詳細に説明するのに先立ち、まず本図を用いて、本発明に係るテレビジョン受像装置の概要について説明する。
本図に示すテレビジョン受像装置0100には、デジタル放送チューナ0110と、ディスプレイ0101と、データ放送に用いるためのビデオメモリ0102が備えられている。このほか、図示は省略するが、テレビジョン受像装置としての受信、出力等に必要な機能が備えられている。また、本発明に係るテレビジョン受像装置は、判断部0120と展開部0130を有する。
このようなテレビジョン受像装置において、(1)デジタル放送チューナはテレビジョン受像装置の本体電源がオンのときは常時動作するように構成されている。また、(2)展開部は、デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開するように構成されている。このような構成によって、本発明に係るテレビジョン受像装置は、テレビジョン受像装置の本体電源がオンのときはデータ放送に係る放送波を常時受信するとともに、図示を省略したデコーダにより受信した放送波からデータ放送のデータを抽出してデコードを行うとともに、当該デコードしたデータを展開部がデータ放送に用いるビデオメモリに描画し、展開して、いつでもディスプレイで表示可能な状態にしておくことができる。
かかるテレビジョン受像装置において、ユーザによってあるチャンネルのデジタル放送番組が視聴中であるとする。また、このとき当該番組に係るデータ放送画面は出力されていないとする。このような状況下で、(3)テレビジョン受像装置の判断部は、デジタル放送チューナがデータ放送に係る緊急速報を受信したか否かを判断し、緊急速報が受信されていれば、受信したと判断する。この場合、受信された緊急速報もデータ放送のデータとして上に述べたデータ放送に係るデータの処理手順に従ってデータ放送に用いるビデオメモリに描画されて常時展開される。これによりデータ放送のデータがいつでもディスプレイで表示可能な状態となる。そして、前記の判断部の判断に基づいて、(4)テレビジョン受像装置は、データ放送に用いるビデオメモリに展開されている緊急速報を含む放送データを、通常のテレビの視聴に用いるビデオメモリを介して、あるいは介さないでディスプレイに出力する。このとき、例えば、本図に示すようにディスプレイ画面を左右に二分割して、左画面0104に緊急速報を含むデータ放送の内容を、右画面0105にそれまで出力されていたデジタル放送番組を出力する。このような構成によれば、第一に、ユーザがデータ放送画面を出力していない状態でデジタル放送番組などを視聴しているときにデータ放送に係る緊急速報が受信された場合であっても、ユーザがこれを見逃すことがなく、確実にこの緊急速報を含むデータ放送の内容がディスプレイに出力されることになる。また第二に、本体電源がオンの際はデジタル放送チューナが常時動作しているため、緊急速報が放送局から送信されれば直ちに受信され、かつ受信したデータが即時にディスプレイに表示可能な状態に保たれているため、直ちに緊急速報を含むデータ放送の内容がディスプレイに出力されることになる。
<構成>
図2は、本実施例のテレビジョン受像装置の機能ブロックの一例を示す図である。本件発明の構成要素である各部は、ハードウェア、ソフトウェア、ハードウェアとソフトウェアの両者、のいずれかによって構成される。たとえば、これらを実現する一例として、コンピュータを利用する場合には、CPU、メモリ、バス、インターフェイス、周辺機器などから構成されるハードウェアと、これらのハードウェア上にて実行可能なソフトウェアを挙げることができる。具体的には、メモリ上に展開されたプログラムを順次実行することで、メモリ上のデータや、インターフェイスを介して入力されるデータの加工、蓄積、出力などにより各部の機能が実現される。
同図に示すように、本実施例のテレビジョン受像装置0200は、デジタル放送チューナ0210と、判断部0220と、展開部0230と、出力部0240とを有する。本発明にいう「テレビジョン受像装置」には、自らディスプレイを備えているもののほか、自らはディスプレイを備えず、装置外のディスプレイを利用して映像、データ放送などを出力するように構成されているものを含む。以下、テレビジョン受像装置を構成する上記構成要件について順次詳細に説明する。
(デジタル放送チューナ)
「デジタル放送チューナ」は、緊急速報を含むデータ放送に係る放送波を受信するように構成されている。
本発明に係るデジタル放送チューナの特徴は、テレビジョン受像装置の本体電源がオンの際は常時動作するように構成されている点にある。「本体電源がオンの際」とは、テレビジョン受像装置に通常動作、例えば放送番組を視聴するためにテレビモニタに映像を出力させるために電源を入れているときを少なくとも含む。このほか、「本体電源がオンの際」には、待機電源をオンにして待機電力だけを消費しているときを含んでいてもよい。待機電力だけを消費しているときを含む場合には、このような状態のときにもデジタル放送チューナを常時動作させておくことで、例えばユーザが夜中に就寝中でテレビを見ていないときなどでも、緊急速報が受信された場合には例えばテレビジョン受像装置の通常動作のための電源を自動的に投入するようにしておくとともに、以下に述べる処理を行うことにより、ディスプレイに緊急速報を含むデータ放送を出力することができるので、ユーザに緊急速報を知らせることが可能となる。
(判断部)
「判断部」は、前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか判断するように構成されている。この判断は、例えば、以下のようにして行うことができる。デジタル放送では、緊急速報は緊急速報を識別するための識別子を有するデータで送信される。そこで、判断部は、この識別子を手掛かりとして受信したデータが緊急速報であるか否かを判断することが可能となる。あるいは、テキストデータとして送信されたデータを文字コード情報に基づいて解析することによって、例えば「緊急」、「速報」といった文字が含まれていれば緊急速報であると判断するなどの方法によることもできる。
(展開部)
「展開部」は、前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開するように構成されている。ビデオメモリとしては、例えば着脱可能なビデオカードなどに搭載され、高速化された専用のRAM(Random Access Memory)が用いられる。あるいは、専用のメモリではなくメインメモリの一部を割り当てたものであってもよい。なお、データ放送には、独立のデータ放送サービスとしてなされるものと、放送番組に連動してなされるデータ放送との双方が含まれる。
本実施例の展開部の特徴は、デジタル放送チューナが受信するデータ放送を「常時」データ放送に用いるビデオメモリに展開するように構成されている点にある。これは、緊急速報を受信してからデータ放送をビデオメモリに展開した場合に要する展開時間を不要にすることで、緊急速報を受信した場合にすぐにデータ放送を出力できるようにしておくためである。この点、従来の一般的なテレビでは、既述のように、データ放送を見るためにはユーザがデータ放送画面を表示させるための操作(「dボタン」の押下など)をしなければならない。そして、かかる操作がなされてから初めてデータ放送の受信が開始され、デコード処理がなされた後、データ放送のビデオメモリへの描画、展開が行われることになり、データ放送の内容がディスプレイに出力されるまでにこれらの処理に要する時間が必要となる。そこで、例えば、ユーザがデジタル放送番組を視聴中に番組放映画面に緊急速報が表示されたので、もっと詳しい情報をデータ放送で見ようと思ってdボタンを押下しても、すぐにはデータ放送の内容を見ることはできないことになる。これに対して、本発明によれば、データ放送の緊急速報が受信された場合にも、判断部の判断に基づいて展開部がすぐに当該緊急速報をデータ放送に用いるビデオメモリに展開しておくことになるため、ユーザは直ちに当該緊急速報を含むデータ放送の内容をディスプレイで見ることが可能となる。つまり、本発明のテレビジョン受像装置では、データ放送の緊急速報が受信されると、これについても直ちにデータ放送に用いるビデオメモリに展開されるように構成されているわけである。
データ放送に用いるビデオメモリに「常時」データ放送を展開するための具体的構成としては、例えば、データ放送の放送波を受信したら、自動的にデータ放送のデコードを行い、ビデオメモリに描画して展開する処理を実行するようにプログラムしておけばよい。
(出力部)
「出力部」は、判断部での判断結果が緊急速報を受信したとの判断結果である場合に、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力するように構成されている。この出力は通常のテレビの視聴に用いるビデオメモリを介して、あるいは介さないで行われる。なお、「本体電源がオンの際」に、待機電源をオンにして待機電力だけを消費しているときを含む場合には、テレビジョン受像装置の本体が待機電力だけを消費している状態で緊急速報を受信したとの判断結果が得られた場合には、テレビジョン受像装置は自ら通常動作のための電源をオンにした上で、出力部に上記処理を実行させる。かかる処理は、例えば予め待機電力だけを消費している状態で緊急速報を受信したとの判断結果が得られた場合にはテレビジョン受像装置が自らの通常動作のための電源をオンにするようにプログラムしておくことにより可能である。
出力に際しては、新たに出力されるビデオメモリの内容、特に緊急速報に対してユーザの関心を向けさせつつも、それまで視聴されていたテレビ番組等の視聴をできるだけ妨げないように出力がなされることが望ましい。具体的な出力のしかたとしては、いくつかのパターンが考えられる。
図3は、本実施例におけるデータ放送に用いるビデオメモリの内容の出力の一例を示す図である。(a)〜(d)のいずれも、左側がビデオメモリの内容の出力前の画面、右側がビデオメモリの内容の出力後の画面である。まず、(a)に示したものは、左側に示すビデオメモリの内容の出力前の状態が、ディスプレイを左右二画面に分割して、左画面に放送局から送信されるデジタル放送番組を、右画面に外部入力(例えば、DVDレコーダなどからの入力)による映画を出力している状態である。この場合、判断部での緊急速報を受信したとの判断結果に基づいてデータ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力するときは、右側に示すように、左画面のデジタル放送画面をデータ放送画面に切り換え、右画面の映画はそのまま出力を続ける。本例は、ユーザの関心が映画の方により向けられている蓋然性が高いと考えて、相対的にみて映画の画面を消すよりもデジタル放送の画面を消す方が視聴の妨げとならないとの考え方に基づく出力例である。また、(b)に示したものは、左側に示すビデオメモリの内容の出力前の状態が、全画面に放送局から送信されるデジタル放送番組を出力している状態である。この場合、判断部での緊急速報を受信したとの判断結果に基づいてデータ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力するときは、右側に示すように、全画面をデータ放送画面に切り換えて出力する。あるいは、(c)に示すように、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力するときには、主にデータ放送画面を出力しつつ、右上隅にデジタル放送画面を引き続き出力してもよい。(c)は、(b)に比較して、デジタル放送に対する視聴をより妨げないように配慮したものである。同様に、(a)の例においても、左画面全部にデータ放送画面を表示する代わりに、(c)の例と同様に、左画面に主にデータ放送画面を出力しつつ、左画面の右上隅にデジタル放送画面を引き続き出力してもよい。さらに、(d)に示したものは、左側に示すビデオメモリの内容の出力前の状態が、全画面に外部入力による映画を出力している状態である。この場合、判断部での緊急速報を受信したとの判断結果に基づいてデータ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力するときは、右側に示すように、ディスプレイを左右二画面に分割して、左画面にデータ放送画面を出力し、右画面に映画の出力を続ける。
(ハードウェア構成)
次に、本実施例のテレビジョン受像装置のハードウェア構成について説明する。
図4は、本実施例のテレビジョン受像装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。本図に示すように、本実施例のテレビジョン受像装置のデジタル放送チューナは、記憶装置0401と、メインメモリ0402と、CPU0403と、インターフェイス0404と、インターフェイスを介して接続されているチューナ0405とから構成される。判断部は、記憶装置と、メインメモリと、CPUとから構成される。展開部は、記憶装置と、メインメモリと、CPUと、インターフェイスと、インターフェイスを介して接続されているビデオメモリ0408を有する。出力部は、記憶装置と、メインメモリと、CPUと、I/O0406と、I/Oを介して接続されているディスプレイ0407とから構成されている。このほか、図示は省略するが、本実施例のテレビジョン受像装置は、デコーダ、スピーカなどテレビジョン受像装置としての受信、変換、出力等に必要なハードウェアを備えており、また、I/Oを介して接続されているリモコンなどを有していてもよい。これらはシステムバス0409などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
記憶装置はCPUによって実行される各種プログラムなどを記憶している。またメインメモリは、プログラムがCPUによって実行される際の作業領域であるワーク領域を提供する。また、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。
デジタル放送チューナは、放送局から送信される緊急速報を含み得るデータ放送の放送波を受信する。
次に、展開部に係る構成について説明する。展開プログラムは、デジタル放送チューナが受信したデータ放送がデコーダによってデコードされた後、これをデータ放送に用いるビデオメモリに描画して展開する。
次に、判断部に係る構成について説明する。判断プログラムは、前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか否かを判断する。具体的には、例えば、判断プログラムは、予め保持している緊急速報の送信データに含まれている識別子と、受信したデータを照合してかかる識別子が含まれているか否かを検索し、含まれていれば緊急速報が受信されたと判断する。判断プログラムは、この判断結果を出力プログラムに渡す。
次に、出力部に係る構成について説明する。出力プログラムは、判断プログラムから前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたとの判断結果を受け取ると、データ放送に用いるビデオメモリに展開されている当該緊急放送の内容を含むデータ放送の内容(ビデオメモリの内容)をディスプレイに出力する。
<処理の流れ>
図5は、本実施例のテレビジョン受像装置における処理の流れの一例を示す図である。同図に示すように、本実施例における処理の流れは、以下のステップを有する。
まず、本体電源がオンか否かの判断ステップS0501において、テレビジョン受像装置は当該判断を行い、本体電源がオンであるとの判断結果が得られた場合、デジタル放送チューナの常時動作ステップS0502において、テレビジョン受像装置は、デジタル放送チューナを常時動作させる。
次に、展開ステップS0503において、テレビジョン受像装置は、前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開する。
次に、前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか否かの判断ステップS0504において、テレビジョン受像装置は当該判断を行い、受信されたとの判断結果が得られた場合、当該緊急速報であるデータ放送についてもビデオメモリへの展開がなされていることから、出力ステップS0505において、テレビジョン受像装置は、データ放送に用いるビデオメモリの内容、即ち当該緊急放送の内容を含むデータ放送の内容をディスプレイに出力する。
<効果>
本実施例のテレビジョン受像装置により、テレビジョン受像装置において、データ放送画面を表示せずに番組を視聴しているときや外部入力データを視聴しているときにデータ放送で緊急速報が受信された場合に、これを含むデータ放送画面を直ちに表示することができるテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供することが可能となる。
<概要>
本実施例のテレビジョン受像装置は、基本的に実施例1のテレビジョン受像装置と共通するが、常時動作するデジタル放送チューナが複数である点に特徴を有するものである。
<構成>
本実施例のテレビジョン受像装置は、実施例1のテレビジョン受像装置と基本的に共通する。ただし、本実施例のテレビジョン受像装置においては、常時動作するデジタル放送チューナは複数である。以下、デジタル放送チューナの構成について説明する。その余の各部の構成は、実施例1のテレビジョン受像装置と同様であるから、説明を省略する。
(デジタル放送チューナ:複数のチューナ)
本実施例におけるテレビジョン受像装置では、複数のデジタル放送チューナが設けられる。複数のデジタル放送チューナを設ける目的は、複数のチャンネルの放送波からのデータ放送データの取得を可能にするためである。この構成により、例えば、あるチャンネルの番組を視聴中に、別のチャンネルに係るデータ放送で緊急速報が送信された場合でも、視聴番組に係る放送波を受信しているチューナとは別のチューナで当該緊急速報を含むデータ放送を受信して、ディスプレイに出力することが可能となる。
また、この構成において、複数のデジタル放送チューナで受信したデータ放送すべてについて、実施例1で説明したような処理によっていつでもディスプレイに出力可能な状態にしてもよいが、このうちの一部や単数のチューナで受信したデータ放送だけを対象にかかる処理を行うようにしてもよい。この場合、どのチューナで受信したデータ放送を処理対象とするかについては、例えば、経験則などに照らして緊急速報を最も早く報知する蓋然性の高いチャンネルに係るデータ放送を選択し、ユーザによる入力などにより登録しておけばよい。かかる構成によれば、複数のチャンネルに係るデータ放送で緊急速報が受信された場合、最も早く受信したチャンネルに係るデータ放送だけを出力するようにすることで、データ処理量を減らすことも可能となる。
(ハードウェア構成)
本実施例のテレビジョン受像装置のハードウェア構成は、図4で示した実施例1のテレビジョン受像装置のハードウェア構成と基本的に同様である。ただし、本実施例のテレビジョン受像装置においては、デジタル放送チューナが複数備えられている。この結果、複数のチャンネルの放送波からのデータ放送データの取得が可能となる。その余の構成は、実施例1のテレビジョン受像装置のハードウェア構成と同様であるから説明を省略する。
<処理の流れ>
本実施例における処理の流れは図5に示した実施例1における処理の流れと基本的に共通する。ただし、本実施例においては、デジタル放送チューナの常時動作ステップ(図5のS0502)において、テレビジョン受像装置は、複数のデジタル放送チューナを常時動作させる。また、判断ステップ(図5のS0504)における前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか否かの判断も複数のデジタル放送チューナを対象としてなされる。なお、本実施例においてテレビジョン受信装置は、デジタル放送チューナで受信したデータ放送のビデオメモリへの展開ステップ(図5のS0503)における処理を順次行うとともに、上記判断も複数のチューナについて順次行うようにしてもよいが、テレビジョン装置はこれらの展開及び判断を複数のチューナで受信したデータ放送について同時に行うようにしてもよい。また、順次の判断の結果、受信されたとの判断結果が得られるたびにその後の処理を行うようにしてもよいし、これとは異なり、最初に受信されたとの判断結果が得られた受信に係るデータ放送についてのみその後の処理を行うようにしてもよい。また、複数の判断結果に基づいて順次複数の処理を行う場合にも、前の処理の終了を待たずに後の処理を開始することにより、複数の処理を同時並行的に行うようにしてもよい。
その余の処理の流れは、実施例1の処理の流れと同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例のテレビジョン受像装置により、テレビジョン受像装置において、データ放送画面を表示せずに番組を視聴しているときや外部入力データを視聴しているときに別のチャンネルに係るデータ放送で緊急速報が送信された場合でも、これを含むデータ放送画面を直ちに表示することができるテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供することが可能となる。
<概要>
本実施例のテレビジョン受像装置は、基本的に実施例1又は2のテレビジョン受像装置と共通するが、出力部は、ディスプレイ画面の一部に前記出力をする部分出力手段を有するものである。
<構成>
本実施例のテレビジョン受像装置は、実施例1又は2のテレビジョン受像装置と基本的に共通する。ただし、本実施例のテレビジョン受像装置の出力部は、部分出力手段を有する。以下、出力部の構成について説明する。その余の各部の構成は、実施例1又は2のテレビジョン受像装置と同様であるから、説明を省略する。
(出力部:部分出力手段)
出力部は、部分出力手段を有する。部分出力手段は、ディスプレイ画面の一部に前記出力をするように構成されている。ディスプレイ画面において部分出力を具体的にどのような形で行うかは、それまで画面に表示されている内容(デジタル放送画面か、外部入力画面かなど)や表示態様(全画面表示されていたか、左右二分割による二画面表示がされていたかなど)、ユーザの関心を新たに出力されるビデオメモリの内容に向けさせること、それまで視聴されていた画面の視聴をできるだけ妨げないようにすること、といった諸要素を勘案して決定されるべき事柄である。このため、本実施例のテレビジョン受像装置は、かかる観点から予め定められたルール(部分出力ルール)を保持していることが望ましい。当該ルールにおいては、例えば、それまで画面に表示されている内容と、具体的なレイアウト(例えば、左画面、右画面のどちらにそれまで表示されていた内容を出力し続けるか、あるいは主にデータ放送画面を表示しつつ右上隅にそれまで画面に表示されている内容を表示するかなど)が対応付けられる。前出の図3(a)、(c)及び(d)に示した出力例も、例えばかかる部分出力ルールに従ってレイアウトすることが可能である。
(ハードウェア構成)
次に、本実施例のテレビジョン受像装置のハードウェア構成について説明する。
本実施例のテレビジョン受像装置のハードウェア構成は、実施例1又は2のテレビジョン受像装置のハードウェア構成と基本的に同様である。ただし、本実施例のテレビジョン受像装置では、記憶装置に部分出力ルールが記憶されている。そこで、出力プログラムが、判断プログラムから前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたとの判断結果を受け取り、データ放送に用いるビデオメモリに展開されている緊急速報を含むデータ放送に係るデータをディスプレイに出力するに際しては、まず記憶装置に記憶されている部分出力ルールをメインメモリに読み出し、当該ルールに従って部分出力の具体的なレイアウトを決定して、それに従ってデータ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する。その余の構成は、実施例1又は2のテレビジョン受像装置のハードウェア構成と同様であるから、説明を省略する。
<処理の流れ>
本実施例における処理の流れは図5に示した実施例1又は2における処理の流れと基本的に共通する。ただし、出力ステップ(図5のS0505)における出力は部分出力として行われる。このため、出力ステップは、例えば以下のサブステップを有する。
まず、部分出力ルールの読出しサブステップにおいて、テレビジョン受像装置は、記憶装置に記憶されている部分出力ルールを読み出す。次に、部分出力ルールに従った出力サブステップにおいて、テレビジョン受像装置は、当該ルールに従って部分出力の具体的なレイアウトを決定して、それに従ってデータ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する。
その余の処理の流れは、実施例1又は2の処理の流れと同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例のテレビジョン受像装置により、それまで画面に表示されている内容や表示態様、ユーザの関心を新たに出力されるビデオメモリの内容に向けさせること、それまで視聴されていた画面の視聴をできるだけ妨げないようにすること、といった諸要素を勘案してデータ放送を部分出力することができるテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供することが可能となる。
<概要>
本実施例のテレビジョン受像装置は、基本的に実施例1から3のいずれか一のテレビジョン受像装置と共通するが、前記常時動作するデジタル放送チューナが選局すべきチャンネルの指定を受け付ける手段と、受け付けた指定に基づいてデジタル放送チューナの選局を制御する手段とをさらに有することを特徴とするものである。
<構成>
図6は、本実施例のテレビジョン受像装置の機能ブロックの一例を示す図である。本実施例のテレビジョン受像装置は、実施例1のテレビジョン受像装置と基本的に共通する。ただし、本実施例のテレビジョン受像装置0600は、指定受付部0650と、制御部0660とを有する。以下、指定受付部及び制御部の構成について説明する。その余の構成は実施例1などのテレビジョン受像装置の構成と同様であるから、説明を省略する。
(指定受付部)
「指定受付部」は、前記常時動作するデジタル放送チューナが選局すべきチャンネルの指定を受け付けるように構成されている。本実施例の目的は、経験則上、緊急速報を最も早く報知する蓋然性の高いチャンネルが存在することが考えられることから、かかる観点に照らし、緊急速報を含むデータ放送の内容をできるだけ早くディスプレイに出力することができるようにすることにある。このようなチャンネルの選択は、例えば、予めユーザによる経験則上の判断によってなされる。そこで、指定受付部は、例えば、ユーザによる入力操作に基づき、選局すべきチャンネルの指定を受け付ける。
(制御部)
「制御部」は、受け付けた指定に基づいてデジタル放送チューナの選局を制御するように構成されている。具体的な制御の内容としては、例えば、受け付けた指定に係るチャンネルのみを選局し、他を選局しないものが考えられる。あるいは、受け付けた指定に係るチャンネルを選局して最初に展開部による展開処理の対象とするとともに、その余のチャンネルについてはその後に当該処理の対象とするように制御をするといったものも考えられる。
(ハードウェア構成)
次に、本実施例のテレビジョン受像装置のハードウェア構成について説明する。
本実施例のテレビジョン受像装置のハードウェア構成は、実施例1から3のいずれか一のテレビジョン受像装置のハードウェア構成と基本的に同様である。ただし、本実施例のテレビジョン受像装置の指定受付部は、記憶装置と、メインメモリと、CPUと、I/Oとから構成されている。また、制御部は、記憶装置と、メインメモリと、CPUとから構成されている。そこで、指定受付プログラムが、例えば、ユーザ操作に基づく入力信号をI/Oを介して受け付けると、同プログラムは、これに従って制御すべきチャンネルの指定を行う。指定した結果は制御プログラムに渡され、制御プログラムは、当該指定に基づいてデジタル放送チューナの選局を制御する。その余の構成は、実施例1から3のいずれか一のテレビジョン受像装置のハードウェア構成と同様であるから、説明を省略する。
<処理の流れ>
図7は、本実施例のテレビジョン受像装置における処理の流れの一例を示す図である。本実施例における処理の流れは実施例1から3のいずれか一のテレビジョン受像装置における処理の流れと基本的に共通する。ただし、本実施例における処理の流れは、指定受付ステップS0704及び制御ステップS0705を有する。
指定受付ステップS0704において、テレビジョン受像装置は、例えばユーザ操作による入力に基づいてデジタル放送チューナが選局すべきチャンネルの指定を受け付ける。
次に、制御ステップS0705において、テレビジョン受像装置は、前記指定受付ステップS0704にて受け付けた指定に基づいてデジタル放送チューナの選局を制御する。これにより、本図の例では、以後選局されたチャンネルだけを対象として、デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか否かの判断ステップ及びその後のステップにおける処理が実行される。なお、本図の例とは異なるが、前述のように、この処理の実行の後、他のデジタル放送チューナを対象として同様の処理を行うようにしてもよい。
その余の処理の流れは、実施例1から3のいずれか一の処理の流れと同じであるから、説明を省略する。
<効果>
本実施例のテレビジョン受像装置により、緊急速報を最も早く報知する蓋然性の高いチャンネルを対象として処理を行うことで、緊急速報を含むデータ放送の内容をさらにできるだけ早くディスプレイに出力することができるテレビジョン受像装置、同プログラム及び同プログラムを記憶した記録媒体を提供することが可能となる。

Claims (6)

  1. 本体電源がオンの際は常時動作するデジタル放送チューナと、
    前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか判断する判断部と、
    前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開する展開部と、
    判断部での判断結果が緊急速報を受信したとの判断結果である場合に、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する出力部と、
    を有するテレビジョン受像装置。
  2. 前記常時動作する前記デジタル放送チューナは複数である請求項1に記載のテレビジョン受像装置。
  3. 出力部は、ディスプレイ画面の一部に前記出力をする部分出力手段を有する請求項1又は2に記載のテレビジョン受像装置。
  4. 前記常時動作する前記デジタル放送チューナが選局すべきチャンネルの指定を受け付ける指定受付部と、
    受け付けた指定に基づいて前記デジタル放送チューナの選局を制御する制御部と、
    をさらに有する請求項1から3のいずれか一に記載のテレビジョン受像装置。
  5. コンピュータに、
    本体電源がオンの際はデジタル放送チューナを常時動作させるデジタル放送チューナの常時動作ステップと、
    前記デジタル放送チューナで受信するデータ放送を常時、データ放送に用いるビデオメモリに展開する展開ステップと、
    前記デジタル放送チューナで緊急速報が受信されたか判断する判断ステップと、
    判断ステップでの判断結果が緊急速報を受信したとの判断結果である場合に、データ放送に用いるビデオメモリの内容をディスプレイに出力する出力ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを記憶した記録媒体。
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