JP2013125805A - 面発光レーザ素子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本実施形態に係る面発光レーザ素子は、第1半導体層及び第2半導体層を有する半導体部と、前記半導体部の第1半導体層側に設けられた第1電極及び第1反射器と、前記半導体部の第2半導体層側に設けられた第2電極及び第2反射器と、を有する。特に、第2電極は、第2半導体層と第2反射器との間に設けられ、第2電極と第2反射器との間には、第2反射器よりも熱伝導率の高い熱伝導部が設けられている。
【選択図】 図1
Description
図1に、本実施形態に係る面発光レーザ素子100の半導体積層方向における概略断面図を示す(後述する図2のX−Xにおける概略断面図である)。面発光レーザ素子100は、第1半導体層11及び第2半導体層12を有する半導体部10と、半導体部10の第1半導体層側に設けられた第1電極31及び第1反射器51と、半導体部10の第2半導体層側に設けられた第2電極32及び第2反射器52と、を有する。第2電極32は、第2半導体層12と第2反射器52との間に設けられ、第2電極32と第2反射器52との間には、第2反射器52よりも熱伝導率の高い熱伝導部40が設けられている。
(半導体部10)
半導体部10は、少なくとも第1半導体層11及び第2半導体層12を有していれば良く、その構造は特に限定されない。第1半導体層11は第1電極31を接続するための部材であり、第2半導体層12と異なる極性を有している。同様に、第2半導体層12は第2電極32を接続するための部材であり、第1半導体層11と異なる極性を有している。
面発光レーザ素子100は、電流狭窄部20を有することができる。電流狭窄部20は、所望の領域(電流狭窄領域)に電流を狭窄するためのものであり、電流狭窄領域に相当する領域に開口部が設けられている。また、電流狭窄部20の開口部に対応する領域には第2反射器52が設けられている。つまり、透過平面視(図1の上方又は下方から透過して見た平面視)において、第2反射器52の周囲に電流狭窄部20が設けられていることになる。
本実施形態では、第1電極31をn電極として形成している。n電極としての第1電極は、Pd、Pt、Ni、Au、Ti、W、Cu、Ag、Zn、Sn、In、Al、Ir、Rh、V、ITO等のいずれかを含む構成とすることができる。
本実施形態では、第2電極32をp電極として形成している。p電極としての第2電極は、ZnO、In2O3、SnO2、ATO、ITO、MgO、Ni/Au、より好ましくはITOを用いることができる。その膜厚は特に限定されないが、5〜100nm程度とすることができる。なお、本実施形態では活性層13からの光が第2電極32を透過して第2反射器52で反射されることを要するため、第2電極32はその光に対して実質的に透明である。
熱伝導部40の材料として例えば、AlN(熱伝導率の一例としては150W/(m・K))、SiC(熱伝導率の一例としては60W/(m・K))、Al2O3(熱伝導率の一例としては30W/(m・K))、SiN(熱伝導率の一例としては30W/(m・K))を用いることができ、特に熱伝導率の高いAlNを用いるのが好ましい。なお、本実施形態では活性層13からの光が熱伝導部40を透過して第2反射器52で反射されることを要するため、熱伝導部40はその光に対して実質的に透明である。
第1反射器51及び第2反射器52は、誘電体多層膜や半導体多層膜から形成することができる。第1反射器51及び第2反射器52が誘電体多層膜からなる場合、誘電体多層膜を構成する各層としては、SiO2、TiO2、Nb2O5、ZrO2、Ta2O5、HfO2等が例示される。これらの誘電体のうち、屈折率が異なる2種以上の材料層を所定の膜厚で交互に積層することにより誘電体多層膜からなる第1反射器51及び第2反射器52を得ることができる。例えば、SiO2/Nb2O5、SiO2/ZrO2等の多層膜が好ましい。第1反射器51、第2反射器52の膜厚としては、0.3μm以上7.0μm未満、好ましくは0.4μm以上6.0μm未満、より好ましくは0.5μm以上5.0μm未満とすることができる。用いる材料によって決まる第1反射器51、第2反射器52、及び熱伝導部40全体の熱伝導率と反射率から適宜調整することが好ましい。
面発光レーザ素子100は、接続電極60を有することができる。接続電極60は、後述する支持基板70と第2電極32とを電気的に接続する部材である。ここでは、第2半導体層側に接続電極60を介して支持基板70が設けられ、熱伝導部40は接続電極60と熱的に接続されている。一般に、接続電極60は金属からなるので、熱伝導部40よりも熱伝導率が高い。したがって、熱伝導部40における熱をより放熱性に優れた接続電極60に逃がすことができるので、放熱性をさらに向上させることができる。
支持基板70は、接続電極60を介して半導体部10の第2半導体層側に設けることができ、熱伝導部40は接続電極60と熱的に接続されていることが好ましい。こうすることで、熱を接続電極に直接逃がすことが可能となり、放熱経路を増やすことができる。支持基板70としては種々のものを採用できるが、好ましくはSi、GaN、AlN、より好ましくはSiを用いることができる。なお、実際は、Si等の上部に金属等からなる接続層が形成されているが、図面では、Si等と接続層を含めて支持基板70としている。
図3に、本実施形態に係る面発光レーザ素子200の概略断面図を示す。面発光レーザ素子200は、熱伝導部40が接続電極60の側面だけでなく下面にも延在している(つまり、透過平面視において、熱伝導部40は接続電極60と重なるようにして配置されている)以外は、第1実施形態と実質的に同一である。
図4に、本実施形態に係る面発光レーザ素子300の概略断面図を示す。面発光レーザ素子300において、半導体部10は、電流狭窄領域の周囲が電流狭窄領域に比較して薄くなっており、それにより凸部が形成されている。このとき、凸部の第2反射器52が設けられている側だけでなく側面にも熱伝導部40が設けられている。
11…第1半導体層
12…第2半導体層
13…活性層
20…電流狭窄部
31…第1電極
32…第2電極
40…熱伝導部
51…第1反射器
52…第2反射器
60…接続電極
70…支持基板
Claims (6)
- 第1半導体層及び第2半導体層を有する半導体部と、前記半導体部の第1半導体層側に設けられた第1電極及び第1反射器と、前記半導体部の第2半導体層側に設けられた第2電極及び第2反射器と、を有する面発光レーザ素子であって、
前記第2電極は、前記第2半導体層と前記第2反射器との間に設けられ、
前記第2電極と前記第2反射器との間には、前記第2反射器よりも熱伝導率の高い熱伝導部が設けられていることを特徴とする面発光レーザ素子。 - 前記半導体部の第2半導体層側には、接続電極を介して、支持基板が設けられ、
前記熱伝導部は、前記接続電極と熱的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の面発光レーザ素子。 - 透過平面視において、前記接続電極は、前記熱伝導部の周囲に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の面発光レーザ素子。
- 透過平面視において、前記熱伝導部は、前記接続電極と重なるように設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の面発光レーザ素子。
- 透過平面視において、前記第2反射器の周囲には電流狭窄部が設けられ、
前記熱伝導部は、前記電流狭窄部よりも屈折率が高いことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の面発光レーザ素子。 - 前記第1半導体層は、n型窒化物半導体層であり、
前記第2半導体層は、p型窒化物半導体層であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の面発光レーザ素子。
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