JP2013125622A - 除電装置及び画像形成装置 - Google Patents

除電装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013125622A
JP2013125622A JP2011272979A JP2011272979A JP2013125622A JP 2013125622 A JP2013125622 A JP 2013125622A JP 2011272979 A JP2011272979 A JP 2011272979A JP 2011272979 A JP2011272979 A JP 2011272979A JP 2013125622 A JP2013125622 A JP 2013125622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
image carrier
housing
static eliminator
photosensitive drum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011272979A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5358658B2 (ja
Inventor
Jun Nakai
潤 中井
Takashi Watanabe
剛史 渡邉
Katsuya Ota
克哉 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2011272979A priority Critical patent/JP5358658B2/ja
Priority to US13/711,330 priority patent/US9042782B2/en
Publication of JP2013125622A publication Critical patent/JP2013125622A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5358658B2 publication Critical patent/JP5358658B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/06Eliminating residual charges from a reusable imaging member
    • G03G21/08Eliminating residual charges from a reusable imaging member using optical radiation

Abstract

【課題】発光部へのトナーの付着を抑制する仕切り部材の撓みによる除電光量の低下を抑制する構成を採用できると共に、除電光量の分布を均一にできる除電装置を提供する。
【解決手段】筐体110と、筐体110に連結される基板120と、基板120に実装され、除電光を発光する発光部140と、基板120の像担持体2とは反対側の第1端部121を係合する第1端部係合部115と、筐体110との間に像担持体2の表面に対向して開放する開放部が形成されるように基端部側において筐体110に連結される仕切り部材130と、像担持体2の軸方向に沿って配列する複数の規制突起150と、を備え、第1端部係合部115は、複数の規制突起150の配列方向の中央部に配置され、複数の規制突起150は、全体視で像担持体の軸方向の中央部が軸方向の両端部よりも像担持体に接近するように湾曲して配列されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、像担持体に除電光を照射することにより像担時体を除電する除電装置、及び該除電装置を備える電子写真方式の画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置においては、部材コストの削減や装置の筐体のコンパクト化が求められると共に、像担持体である感光体ドラムの性能として、感光体ドラムの表面に発生する露光メモリ画像の低減が求められる。露光メモリ画像の発生を低減するためには、感光体ドラムの転写後の領域に除電光を照射して、感光体ドラムの表面を除電することが必要である。
通常、除電装置は、感光体ドラムの表面に残存したトナー等の付着物を除去するドラムクリーニング装置と、感光体ドラムの表面を帯電させる帯電部との間に配置される。しかし、画像形成速度を高速化した場合、感光体ドラムの線速(周速)が大きくなるため、除電から帯電までの時間の長さが非常に短くなる。その結果、トラップされたキャリア(電荷)が感光体ドラムの感光層中に残存して、画像の劣化の原因となる露光メモリ画像が発生しやすい。
露光メモリ画像の発生を抑制するため、除電から帯電までの間にトラップされたキャリアを消失させるに十分な時間の長さが確保されるように、除電装置を、クリーニング装置よりも感光体ドラムの回転方向の上流側に配置した画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、除電装置を、クリーニング装置よりも感光体ドラムの回転方向の上流側に配置した場合には、除電装置が転写部の下流側の近い位置に配置される。そのため、用紙に転写されなかった未転写トナーや、用紙への転写後に飛散するトナーが除電装置の除電光源である発光部に付着する可能性がある。このような発光部へのトナーの付着を抑制するために、特許文献1に示す画像形成装置においても、用紙の搬送路と除電装置との間に仕切り部材を設け、この仕切り部材と除電装置の筐体との間に、感光体ドラムの表面に対向して開放する除電光を通過させる開放部を形成する構成が採用されている。
特開2006−234882号公報
しかし、特許文献1に記載される除電装置において、仕切り部材と除電装置の筐体との間の空間、即ち、除電光通過用の開放部は、感光体ドラムのサイズ(径)及び用紙の搬送路によって制限されて、感光体ドラムの周方向に十分な広さを確保することが難しい。そのため、除電装置の発光部が実装される基板は、筐体の外面に平行に配置させる必要がある。
また、特許文献1において、仕切り部材は、その基端部側において筐体に連結(固定)されるが、仕切り部材の他端部側は自由端である。従って、一般に、低コストで且つ薄い材質、例えば、樹脂から構成される仕切り部材の開放部側の自由端部は、筐体側に撓みやすい。特に、仕切り部材の自由端部は、感光体ドラムの軸方向に沿う長手方向の中央部において最も大きく撓みやすい。これによって、感光体ドラムの軸方向に沿う長手方向の中央部の開放部が狭くなり、除電光の通過量が低下し、その結果、感光体ドラムの軸方向に沿う除電光量の分布が不均一になるという問題がある。
本発明は、発光部へのトナーの付着を抑制する仕切り部材の撓みによる除電光量の低下を抑制する構成を採用できると共に、除電光量の分布を均一にすることができる除電装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記除電装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、帯電された像担持体の表面に除電光を照射して該像担持体を除電する除電装置であって、筐体と、前記筐体に連結される基板と、前記基板に実装され、除電光を発光する発光部と、前記基板における前記像担持体とは反対側の端部である第1端部を係合する第1端部係合部と、前記筐体との間で前記基板を挟んで配置され、前記像担持体の表面に対向して開口する開放部が形成されるように基端部側において前記筐体に連結される仕切り部材と、前記像担持体の表面と前記基板における前記第1端部とは反対側の端部である第2端部との間に、前記像担持体の軸方向に沿って配列する複数の規制突起と、を備え、前記第1端部係合部は、複数の前記規制突起の配列方向の中央部に配置され、複数の前記規制突起の配列方向は、全体視で、前記像担持体の軸方向の中央部が前記像担持体の軸方向の両端部よりも前記像担持体に接近するように湾曲している除電装置に関する。
また、前記基板は、前記像担持体の軸方向に沿う長手方向を有し、前記長手方向の両端部である一対の第3端部において、両持ち梁状に前記筐体に支持されており、前記基板の長手方向の中央位置を原点、前記基板の長手方向の任意の位置をx、前記基板の前記一対の第3両端部それぞれの支持位置の間の距離をL、前記基板の中央位置における撓み量をδとすると、前記基板の任意の位置xにおける撓み量δは、以下式(1)により表されることが好ましい。
Figure 2013125622
また、前記筐体は、前記基板の前記一対の第3端部をそれぞれ係合する第3端部係合部を備えることが好ましい。
また、前記規制突起は、下向きに突出しており、前記第1端部係合部は、前記基板の前記第1端部に下方から係合することが好ましい。
前記発光部は、前記基板が拡がる方向に沿って除電光を発光することが好ましい。
また、前記発光部は、前記像担持体の軸方向に沿って複数配列しており、複数の前記規制突起と複数の前記発光部とは、前記像担持体の軸方向にずれて配列していることが好ましい。
また、本発明は、像担持体と、前記像担持体を帯電させる帯電部と、前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光部と、前記露光部により形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像部と、前記像担持体の表面に除電光を照射して該像担持体を除電する前記除電装置と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、発光部へのトナーの付着を抑制する仕切り部材の撓みによる除電光量の低下を抑制する構成を採用できると共に、除電光量の分布を均一にすることができる除電装置を提供することができる。
また、本発明によれば、前記除電装置を備える画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態のプリンター1の各構成要素の配置を説明するための図である。 図1に示すプリンター1に装備された実施形態の除電装置12の概略構成を示す縦断断面図である。 図2に示す除電装置12を、感光体ドラム2の軸方向に対して直交する方向から見た状態を示す底面図である。 図3に示す除電装置12を、下方側から見上げた状態を示す斜視図である。 図3に示す除電装置12を、図4とは異なる方向から見上げた状態を示す斜視図である。 図3に示す除電装置12から基板120及び仕切り部材130を取り外した状態を示す底面図である。 図4に示す除電装置12から基板120及び仕切り部材130を取り外した状態を示す斜視図である。 図5に示す除電装置12から基板120及び仕切り部材130を取り外した状態を示す斜視図である。 (A)は、基板120をハウジング110に取り付ける過程を示す底面図である。(B)は、基板120をハウジング110に取り付けた後の状態を示す底面図である。 実施例における除電装置12の要部の底面図である。 実施例における除電装置12の要部の縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1及び図2により、本発明の画像形成装置の実施形態のプリンター1における全体構造を説明する。図1は、本発明の実施形態のプリンター1の各構成要素の配置を説明するための図である。図2は、図1に示すプリンター1に装備された実施形態の除電装置12の概略構成を示す縦断断面図である。
図1に示すように、画像形成装置としてのプリンター1は、装置本体Mと、所定の画像情報に基づいてシート状の被転写材としての用紙Tに所定のトナー画像を形成する画像形成部GKと、用紙Tを画像形成部GKに給紙すると共にトナー画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部KHと、を有する。装置本体Mの外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
図1に示すように、画像形成部GKは、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2と、感光体ドラム2を帯電させる帯電部10と、露光部としてのレーザースキャナーユニット4と、現像部16と、トナーカートリッジ5と、トナー供給部6と、クリーニング装置11と、除電装置12と、転写部としての転写ローラー8と、定着部9とを備える。
図1に示すように、給排紙部KHは、給紙カセット52と、手差し給紙部64と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラー対80と、排紙部50とを備える。
以下、画像形成部GK及び給排紙部KHの各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部GKについて説明する。画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2の表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電部10による帯電、レーザースキャナーユニット4による露光、現像部16による現像、転写ローラー8による転写、除電装置12による除電、及びクリーニング装置11によるクリーニングが行われる。
感光体ドラム2は、例えば、表面にアモルファスシリコンの半導体層を形成した円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2は、搬送路Lにおける用紙Tの搬送方向と直交する方向に延びる第1回転軸J1を中心に、矢印の方向に回転可能に配置される。感光体ドラム2の表面には、静電潜像が形成され得る。
帯電部10は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。帯電部10は、帯電ローラーと、帯電クリーニングブラシ(不図示)とを備えている。帯電部10に備えられた帯電ローラーは、感光体ドラム2の表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。帯電部10に備えられた帯電クリーニングブラシ(不図示)は、感光体ドラム2を帯電させた後の帯電ローラーの表面をクリーニングする。
レーザースキャナーユニット4は、露光部として機能するものであり、感光体ドラム2の表面から離間して配置される。レーザースキャナーユニット4は、不図示のレーザー光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モーター等を有して構成される。
レーザースキャナーユニット4は、PC(パーソナルコンピューター)等の外部機器から入力された画像情報に基づいて、感光体ドラム2の表面を走査露光する。レーザースキャナーユニット4により走査露光されることで、感光体ドラム2の表面の露光された部分の電荷は、除去される。これにより、感光体ドラム2の表面に、静電潜像が形成される。
現像部16は、感光体ドラム2に対応して設けられ、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。現像部16は、感光体ドラム2に形成された静電潜像に単色(通常はブラック)のトナーを付着させて、単色のトナー画像を感光体ドラム2の表面に形成する。現像部16は、感光体ドラム2の表面に対向配置された現像ローラー17、トナー攪拌用の攪拌ローラー18等を有して構成される。
トナーカートリッジ5は、現像部16に対応して設けられており、現像部16に供給されるトナーを収容する。
トナー供給部6は、トナーカートリッジ5及び現像部16に対応して設けられており、トナーカートリッジ5に収容されたトナーを現像部16に供給する。トナー供給部6と現像部16とは、不図示のトナー供給路により結ばれている。
転写ローラー8は、感光体ドラム2の表面に現像されたトナー画像を、用紙Tに転写させる。転写ローラー8には、不図示の転写バイアス印加部により、感光体ドラム2に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための転写バイアスが印加される。
転写ローラー8は、感光体ドラム2に対して当接したり離間したりする。具体的には、転写ローラー8は、感光体ドラム2に当接される当接位置と、感光体ドラム2から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、転写ローラー8は、感光体ドラム2に現像されたトナー画像を用紙Tに転写させる場合には当接位置に配置され、他の場合には離間位置に配置される。
感光体ドラム2と転写ローラー8との間で、搬送路Lを搬送される用紙Tは、挟み込まれる。挟み込まれた用紙Tは、感光体ドラム2の表面に押し当てられる。感光体ドラム2と転写ローラー8との間で、転写ニップNが形成される。転写ニップNにおいて、感光体ドラム2に現像されたトナー画像は、用紙Tに転写される。
除電装置12は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。除電装置12は、感光体ドラム2の表面に除電光を照射することにより、転写が行われた後の感光体ドラム2の表面を除電する(電荷を除去する)。
除電装置12の詳細については後で詳述する。
クリーニング装置11は、感光体ドラム2の表面に対向して配置される。クリーニング装置11は、感光体ドラム2の表面に残存したトナーや紙粉等の付着物を除去すると共に、除去された付着物を所定の回収機構へ搬送して、回収させる。
図2に示すように、クリーニング装置11は、筐体となるハウジング110と、クリーニングブレード111と、ブレード保持部112と、回収トナー排出スクリュー113と、を備える。
定着部9は、用紙Tに転写されたトナー画像を構成するトナーを溶融及び加圧して、用紙Tに定着させる。定着部9は、ヒータにより加熱される加熱回転体9aと、加熱回転体9aに圧接される加圧回転体9bとを備える。加熱回転体9aと加圧回転体9bとは、トナー画像が転写された用紙Tを挟み込んで加熱し、加圧すると共に搬送する。加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間に挟み込まれた状態で用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融及び加圧され、用紙Tに定着される。
次に、給排紙部KHについて説明する。図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する1個の給紙カセット52が配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの右側(図1における右側)から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において右側の端部)に配置されるカセット給紙部51により、搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラー対63とからなる重送防止機構を備える。
装置本体Mの右側(図1において右側)には、手差し給紙部64が設けられる。手差し給紙部64は、給紙カセット52にセットされる用紙Tとは異なる大きさや種類の用紙Tを装置本体Mに供給することを主目的として設けられる。手差し給紙部64は、閉状態において装置本体Mの前面の一部を構成する手差しトレイ65と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ65は、その下端において給紙コロ66の近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。開状態の手差しトレイ65には、用紙Tが載置される。給紙コロ66は、開状態の手差しトレイ65に載置された用紙Tを、手差し搬送路Laに給紙する。
装置本体Mにおける上方側には、排紙部50が設けられる。排紙部50は、第3ローラー対53により用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
用紙Tを搬送する搬送路Lは、カセット給紙部51から転写ニップNまでの第1搬送路L1と、転写ニップNから定着部9までの第2搬送路L2と、定着部9から排紙部50までの第3搬送路L3と、手差し給紙部64から供給される用紙を第1搬送路L1に合流させる手差し搬送路Laと、第3搬送路L3を下流側から上流側へ搬送される用紙Tを、表裏反転させて第1搬送路L1に戻す戻り搬送路Lbと、を備える。
また、第1搬送路L1の途中には、第1合流部P1及び第2合流部P2が設けられている。第3搬送路L3の途中には、第1分岐部Q1が設けられている。第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。第1分岐部Q1は、戻り搬送路Lbが第3搬送路L3から分岐する分岐部であり、第1ローラー対54a及び第2ローラー対54bを有する。第1ローラー対54aの一方のローラーと第2ローラー対54bの一方のローラーとは兼用される。
第1搬送路L1の途中(詳細には、第2合流部P2と転写ローラー8との間)には、用紙Tを検出するための用紙検出センサー(不図示)と、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正や画像形成部GKにおけるトナー画像の形成のタイミングを合わせるためのレジストローラー対80と、が配置される。不図示の用紙検出センサーは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラー対80の直前(搬送方向における上流側)に配置される。レジストローラー対80は、用紙検出センサーからの検出信号情報に基づいてスキュー補正やタイミング調整をして、用紙Tを搬送する。
戻し搬送路Lbは、用紙Tに両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(未印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。
戻し搬送路Lbによれば、第1分岐部Q1から第1ローラー対54aにより排紙部50側に搬送された用紙Tを、表裏反転させて第2ローラー対54bにより第1搬送路L1に戻して、転写ローラー8の上流側に配置されたレジストローラー対80の上流側に搬送させることができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tには、転写ニップNにおいて未印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
第3搬送路L3における端部には、排紙部50が形成される。排紙部50は、装置本体Mにおける上方側に配置される。排紙部50は、装置本体Mの右側(図1において右側、手差し給紙部64側)に向けて開口している。排紙部50は、第3搬送路L3を搬送される用紙Tを、第3ローラー対53により装置本体Mの外部に排紙する。
排紙部50における開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、所定のトナー画像が形成されて排紙部50から排紙された用紙Tが、積層して集積される。なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用の不図示のセンサーが配置される。
以上に説明したプリンター1は、要約すれば、感光体ドラム2と、感光体ドラム2の表面に対向して接触して配置されて感光体ドラム2の表面を帯電させる帯電部10と、帯電部10により帯電された感光体ドラム2の表面に静電潜像を形成するレーザースキャナーユニット4と、レーザースキャナーユニット4により形成された静電潜像にトナーを付着させて感光体ドラム2の表面にトナー画像を形成する現像部16と、現像部16により感光体ドラム2の表面に形成されたトナー画像を直接的に又は間接的にシート状の用紙Tに転写する転写ローラー8と、転写ローラー8を通過した感光体ドラム2の表面に除電光を照射して、転写が行われた後の感光体ドラム2の表面を除電する(電荷を除去する)除電装置12(以下に詳述)と、感光体ドラム2の残留するトナー等の付着物を除去するクリーニング装置11と、を備える。
以下、図2から図9により、実施形態の除電装置12の詳細について説明する。図3は、図2に示す除電装置12を、感光体ドラム2の軸方向に対して直交する方向から見た状態を示す底面図である。図4は、図3に示す除電装置12を、下方側から見上げた状態を示す斜視図である。図5は、図3に示す除電装置12を、図4とは異なる方向から見上げた状態を示す斜視図である。図6は、図3に示す除電装置12から基板120及び仕切り部材130を取り外した状態を示す底面図である。図7は、図4に示す除電装置12から基板120及び仕切り部材130を取り外した状態を示す斜視図である。図8は、図5に示す除電装置12から基板120及び仕切り部材130を取り外した状態を示す斜視図である。図9(A)は、基板120をハウジング110に取り付ける過程を示す底面図である。図9(B)は、基板120をハウジング110に取り付けた後の状態を示す底面図である。
実施形態の除電装置12は、図2に示すように、クリーニング装置11よりも感光体ドラム2の回転方向Rの上流側に配置されている。除電装置12は、図2に示すように、クリーニング装置11の筐体を兼ねるハウジング110と、ハウジング110に連結される基板120と、除電光を発光する発光部としてのLED140と、第1端部係合部115と、仕切り部材130と、複数の規制突起150と、を備える。
図3から図5に示すように、基板120は、感光体ドラム2の第1回転軸J1の軸方向に沿う長手方向Xを有する。複数個のLED140は、基板120の長手方向Xに沿って等間隔を隔てて、基板120の下面に配列した状態に実装されている。LED140は、サイドビュータイプのLEDからなる。LED140は、基板120が拡がる方向(以下「面方向」ともいう)Yに沿って除電光を発光し、発光した除電光を感光体ドラム2の表面に照射する。なお、LED140は、実際には、図10の実施例に示すように、21個設けられているが、図面及び説明の簡略化のため、本実施形態では7個のみ示す。
図2から図9に示すように、第1端部係合部115は、ハウジング110の下端部に設けられ、基板120の長手方向Xの中央部から感光体ドラム2に向けて舌片状に突出されている。第1端部係合部115は、後述する複数の規制突起150の配列方向の中央部に配置される。
ハウジング110は、リブ119と、突き当て突起118と、側面板部116と、第3端部係合部117と、を備える。リブ119は、基板120の長手方向Xに間隔を隔てて複数条形成される。リブ119は、基板120におけるLED140が実装されていない非実装面125と、ハウジング110の底板部114との接触面積を低減する。
第1端部係合部115は、基板120における感光体ドラム2とは反対側の端部である第1端部121を、リブ119との間に挟み込むように下方から係合する。突き当て突起118は、第1端部係合部115とリブ119との間に係合する基板120が、感光体ドラム2から離れる方向にずれないように、設けられる。突き当て突起118は、基板120の長手方向Xに対して直交する方向に複数個形成される。なお、突き当て突起118は、図面上では2個で示すが、3個以上であってもよい。
一対の側面板部116は、図6に示すように、基板120の長手方向Xの両端部に配置されて対向している。第3端部係合部117は、長孔状であり、一対の側面板部116それぞれに対応して一対設けられる。一対の第3端部係合部117には、基板120の長手方向Xの両端部である一対の第3端部123が、それぞれ係合する。基板120の一対の第3端部123を、ハウジング110の一対の第3端部係合部117に係合させることにより、基板120は、ハウジング110に対して両持ち梁状に支持される。
仕切り部材130は、LED140にトナーが付着することを抑制する。仕切り部材130は、低コストで剛性の低い樹脂から形成され、基板120の長手方向Xにおいて基板120と略同一の長さを有し、ハウジング110の底板部114との間に基板120を挟んで配置される。仕切り部材130は、基端部131側において、ハウジング110の下端部に固定されて連結される。基端部131は、基板120が拡がる方向Yにおいて感光体ドラム2から最も離れて位置する端部である。これにより、ハウジング110の底板部114と仕切り部材130との間に、感光体ドラム2の表面に対向して開放する除電光を通過させるための開放部160が形成される。
規制突起150は、感光体ドラム2の表面と、基板120における第1端部121とは反対側の端部である第2端部122との間に、複数(実施形態では6個)設けられる。複数の規制突起150は、感光体ドラム2の第1回転軸J1の軸方向に、つまり、基板120の長手方向Xに沿って、配列される。複数の規制突起150は、ハウジング110の底板部114から下向きに一体に突出されている。複数の規制突起150は、除電光を通過させるための開放部160が維持されるように、仕切り部材130における基板120の面方向Yの中間部に上方から当接する。これにより、仕切り部材130の自由端部132がハウジング110の底板部114に接近することは、規制される。
図3から図5に示すように、複数(6つ)の規制突起150と7個のLED140とは、基板120の長手方向Xにそれぞれ、ずれて配列されている。複数(6つ)の規制突起150の配列方向は、全体視で、基板120の長手方向Xの中央部が、長手方向Xの両端部よりも感光体ドラム2に接近するように湾曲している。以下、規制突起150の配列方向が、上述のように湾曲されていることの理由について説明する。
基板120の長手方向Xの中央部においては、LED140から照射される除電光のうち隣接する除電光同士が重なり合い易いために、規制突起150の存在による遮光の影響は小さい。一方、基板120の長手方向Xの両端部に近付くにつれてLED140から照射される除電光の有効光量が少なくなるので、両端部付近では、規制突起150の存在による遮光の影響が大きくなり、除電光量の分布が不均一になりやすい。
除電光量の分布の不均一を抑制するには、複数の規制突起150をできるだけLED140に近づけて配置することが望ましい。
ところが、上述した構成の除電装置12において、LED140を実装した基板120をハウジング110に取り付ける(組み付ける)にあたっては、図9の(A)に示すように、基板120の第1端部121の長手方向Xの中央部が、ハウジング110における第1端部係合部115と干渉(接触)することを避けるために、基板120を全体的に弓状に湾曲させながら、基板120の第1端部121を第1端部係合部115とリブ119との間に挿入して係合させる必要がある。
従って、規制突起150による遮光の影響を少なくするように、規制突起150をできるだけLED140に近づけて配置する場合において、基板120のハウジング110への取り付け(組み付け)時における基板120の湾曲量の分を考慮して、規制突起150をLED140から距離をおいて配置しなければならない。
図9の(B)は、基板120を弓状に湾曲させて基板120の第1端部121を第1端部係合部115とリブ119との間に挿入して係合すると共に、基板120の長手方向Xの両端の一対の第3端部123をハウジング110における一対の第3端部係合部117に係合させた、基板120の取り付け(組み付け)状態を示している。複数の規制突起150は、ハウジング110への取り付け時に湾曲される基板120の第2端部122を示す想像線180に沿い、中央部の規制突起150が両端部の規制突起150よりも感光体ドラム2に接近するように湾曲して配列される。
更には、複数(6つ)の規制突起150を、次に示す式(1)に従って配列することにより、各規制突起150を、LED140にできるだけ近づけて配置することが可能となる。
Figure 2013125622
ここで、基板120の長手方向の中央位置を原点、基板120の長手方向Xの任意の位置をx、基板120の一対の第3端部123それぞれの支持位置間の距離をL、基板120の中央位置における撓み量をδ、基板120の任意の位置xにおける撓み量をδとする。
以上に説明した実施形態の除電装置12によれば、例えば、次の効果が奏される。
本実施形態の除電装置12は、ハウジング110に連結される基板120と、基板120に実装され、除電光を発光するLED140と、基板120における感光体ドラム2とは反対側の端部である第1端部121を係合する第1端部係合部115と、ハウジング110との間で基板120を挟んで配置され、LED140にトナーが付着することを抑制する仕切り部材130であって、ハウジング110と仕切り部材130との間に感光体ドラム2の表面に対向して開放する開放部160が形成されるように仕切り部材130の基端部131側においてハウジング110に連結される仕切り部材130と、感光体ドラム2の表面と基板120における第1端部121とは反対側の端部である第2端部122との間に、感光体ドラム2の軸方向に沿って配列する複数の規制突起150であって、開放部160が維持されるように、仕切り部材130の自由端部132側がハウジング110に接近することを規制する規制突起150と、を備える。そして、第1端部係合部115は、複数の規制突起150の配列方向の中央部に配置され、複数の規制突起150の配列方向は、全体視で、感光体ドラム2の軸方向の中央部が軸方向の両端部よりも感光体ドラム2に接近するように湾曲している。
そのため、除電装置12を、クリーニング装置11よりも感光体ドラム2の回転方向Rの上流側で、転写部の下流の近い位置に配置されても、仕切り部材130の存在により、未転写のトナーや用紙等への転写後に飛散するトナーが除電装置12のLED140に付着されることを抑制し、除電装置12を飛散するトナーから保護することができる。
また、複数の規制突起150により、仕切り部材130の自由端部132側が(特にその中央部が)、ハウジング110に接近することを規制して、ハウジング110と仕切り部材130との間に形成される開放部160を維持することが可能である。これにより、LED140で発光され且つ感光体ドラム2に向けて照射される除電光の光量が低下することを抑制できる。
加えて、複数の規制突起150を、感光体ドラム2の軸方向の中央部が軸方向の両端部よりも感光体ドラム2に接近するように湾曲させて配列することにより、除電光が重なり難い両端部のLED140から感光体ドラム2に向って照射される除電光が、規制突起150によって遮蔽されて有効光量が更に低下することを抑制することができる。従って、規制突起150による除電光の遮光の影響を軽減して、感光体ドラム2の表面に対して除電光量を感光体ドラム2の軸方向に均一に分布させることができる。
また、実施形態の除電装置12は、複数の規制突起150を、上述の式(1)に従って配置している。そのため、ハウジング110への基板120の取り付け時に基板120を湾曲させるのに支障のない範囲で、規制突起150をLED140に可能な限り接近させて配置することができる。これにより、規制突起150の存在による除電光の遮光の影響を最小限に止めて、除電光の分布の均一性を一層向上することができる。
また、実施形態の除電装置12において、ハウジング110は、基板120の長手方向Xの両端部である一対の第3端部123が係合する第3端部係合部117を備えている。そのため、基板120の一対の第3端部123をハウジング110の一対の第3端部係合部117に係合させることにより、基板120を両持ち梁状にハウジング110に支持させることが可能となる。従って、ハウジング110への基板120の取り付け時において基板120の湾曲を容易に行えると共に、基板120をしっかりとハウジング110に取り付けることができる。
更に、実施形態の除電装置12においては、基板120の非実装面125とハウジング110の底板部114との間に、両者の接触面積を低減するリブ119が設けられている。そのため、LED140の発光に伴う熱がハウジング110側に伝達され、ハウジング110の内部に回収されるトナーの温度が上昇することを抑制することができる。
以下、図10及び図11を参照して、本発明の実施例について説明する。図10は、実施例における除電装置12の要部の底面図である。図11は、実施例における除電装置12の要部の縦断面図である。
図10に示すように、実施例の除電装置12において、LED140の数は、1から21の番号を付した通り、21個である。21個の中央に位置するLED140(11)は、基板120の長手方向Xの中央部、すなわち、第1端部係合部115に対応する位置に位置する。21個のLED140(1)からLED140(21)が、基板120の長手方向Xに沿う位置は、下記表1に示す通りである。
Figure 2013125622
規制突起150の数は、B1からB6の番号を付した通り、6つである。規制突起150は直径1mmの円柱形状である。基板120の長手方向Xの中央位置から各規制突起150(B1)から150(B6)の中心までの距離をそれぞれx1からx6とする。基板120の第2端部122から各規制突起150(B1)から150(B6)の中心までの距離をそれぞれy1からy6とする。図10においては、x4からx6及びy2からy6の図示を省略する。各規制突起150(B1)から150(B6)について各距離x1からx6及びy1からy6は、下記表2に示す通りである。
Figure 2013125622
また、図10及び図11に示すように、基板120の一対の第3端部123それぞれの支持位置間の距離Lは240mmである。LED140から感光体ドラム2の表面までの距離D1は18.6mmである。開放部160の上下方向(仕切り部材130の厚み方向)の幅D2は2.5mmである。LED140として、半値全角が120°のLEDを使用した。
上記のような仕様を有する除電装置12において、上述した式(1)を用いて、各LED140(1)から140(21)の位置及び規制突起150(B1)から150(B6)の座標を算出したところ、表1及び表2に示すような結果が得られた。
また、規制突起150(B1)から150(B6)の位置については、基板120の第1端部121から基板120の湾曲量(撓み量)δc(=1mm)と、規制突起150(B1)から150(B6)の半径(=1mm)と、クリアランス(=0.5mm)を加算した値となっている。
上記のようにして求めた位置及び座標に基づいて、規制突起B1からB2を配列させることにより、LEDチップ1から21にできるだけ近い位置に規制突起B1からB2を配置することが可能となる。そのため、規制突起B1からB6による除電光に対する遮光の影響を最小限に抑えて、感光体ドラム2の軸方向における除電光の分布を均一化することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態で実施することができる。
例えば、前述の実施形態においては、規制突起150として、円柱形状のものを用いた場合について説明しているが、これに制限されず、角柱状や平板状の規制突起を使用してもよい。
また、上述した実施形態では、画像形成装置を単色のトナー画像を形成するプリンター1として説明したが、これに制限されない。本発明の画像形成装置の種類は、特に限定がなく、コピー機、プリンター、ファクシミリ、又はこれらの複合機などであってもよい。
被転写材は、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートであってもよい。
1……プリンター(画像形成装置)、2……感光体ドラム(像担持体)、4……レーザースキャナーユニット(露光部)、10……帯電部、12……除電装置、16……現像部、110……ハウジング(筐体)、115……第1端部係合部、117……第3端部係合部、119……リブ、120……基板、121……第1端部、122……第2端部、123……第3端部、125……非実装面、130……仕切り部材、131……基端部、132……自由端部、140……LED(発光部)、150……規制突起、160……開放部、T……用紙(被転写材)
また、前記基板は、前記像担持体の軸方向に沿う長手方向を有し、前記長手方向の両端部である一対の第3端部において、両持ち梁状に前記筐体に支持されており、前記基板の長手方向の中央位置を原点、前記基板の長手方向の任意の位置をx、前記基板の前記一対の第3端部それぞれの支持位置の間の距離をL、前記基板の中央位置における撓み量をδとすると、前記基板の任意の位置xにおける撓み量δは、以下式(1)により表されることが好ましい。
上記のようにして求めた位置及び座標に基づいて、規制突起B1からB6を配列させることにより、LEDチップ1から21にできるだけ近い位置に規制突起B1からB6を配置することが可能となる。そのため、規制突起B1からB6による除電光に対する遮光の影響を最小限に抑えて、感光体ドラム2の軸方向における除電光の分布を均一化することができる。

Claims (8)

  1. 帯電された像担持体の表面に除電光を照射して該像担持体を除電する除電装置であって、
    筐体と、
    前記筐体に連結される基板と、
    前記基板に実装され、除電光を発光する発光部と、
    前記基板における前記像担持体とは反対側の端部である第1端部を係合する第1端部係合部と、
    前記筐体との間で前記基板を挟んで配置され、前記像担持体の表面に対向して開口する開放部が形成されるように基端部側において前記筐体に連結される仕切り部材と、
    前記像担持体の表面と前記基板における前記第1端部とは反対側の端部である第2端部との間に、前記像担持体の軸方向に沿って配列する複数の規制突起と、を備え、
    前記第1端部係合部は、複数の前記規制突起の配列方向の中央部に配置され、
    複数の前記規制突起の配列方向は、全体視で、前記像担持体の軸方向の中央部が前記像担持体の軸方向の両端部よりも前記像担持体に接近するように湾曲している
    除電装置。
  2. 前記基板は、前記像担持体の軸方向に沿う長手方向を有し、前記長手方向の両端部である一対の第3端部において、両持ち梁状に前記筐体に支持されており、
    前記基板の長手方向の中央位置を原点、前記基板の長手方向の任意の位置をx、前記基板の前記一対の第3両端部それぞれの支持位置の間の距離をL、前記基板の中央位置における撓み量をδとすると、前記基板の任意の位置xにおける撓み量δは、以下式(1)により表される。
    Figure 2013125622
  3. 前記筐体は、前記基板の前記一対の第3端部をそれぞれ係合する第3端部係合部を備える
    請求項2に記載の除電装置。
  4. 前記規制突起は、下向きに突出しており、
    前記第1端部係合部は、前記基板の前記第1端部に下方から係合する
    請求項1から3のいずれかに記載の除電装置。
  5. 前記発光部は、前記基板が拡がる方向に沿って除電光を発光する
    請求項1から4のいずれかに記載の除電装置。
  6. 前記発光部は、前記像担持体の軸方向に沿って複数配列しており、
    複数の前記規制突起と複数の前記発光部とは、前記像担持体の軸方向にずれて配列している
    請求項1から5のいずれかに記載の除電装置。
  7. 前記筐体は、前記基板における前記発光部が実装されていない非実装面と前記筐体との接触面積を低減するリブを備える
    請求項1から6のいずれかに記載の除電装置。
  8. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電させる帯電部と、
    前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光部と、
    前記露光部により形成された静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する現像部と、
    前記像担持体の表面に除電光を照射して該像担持体を除電する請求項1から7に記載の除電装置と、を備える
    画像形成装置。
JP2011272979A 2011-12-14 2011-12-14 除電装置及び画像形成装置 Active JP5358658B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272979A JP5358658B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 除電装置及び画像形成装置
US13/711,330 US9042782B2 (en) 2011-12-14 2012-12-11 Neutralization device and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272979A JP5358658B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 除電装置及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013125622A true JP2013125622A (ja) 2013-06-24
JP5358658B2 JP5358658B2 (ja) 2013-12-04

Family

ID=48610277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011272979A Active JP5358658B2 (ja) 2011-12-14 2011-12-14 除電装置及び画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9042782B2 (ja)
JP (1) JP5358658B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013246213A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Kyocera Document Solutions Inc 除電装置及び画像形成装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695280A (en) * 1979-12-28 1981-08-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Destaticizer of electrophotographic copying machine
JPH01255879A (ja) * 1988-04-06 1989-10-12 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JPH0343673U (ja) * 1989-09-07 1991-04-24
JPH03139673A (ja) * 1989-10-26 1991-06-13 Konica Corp 複写機の除電装置
JP2006234882A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及び除電方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4497666B2 (ja) * 2000-06-30 2010-07-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
US7421229B2 (en) * 2005-02-22 2008-09-02 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus
JP5250343B2 (ja) * 2008-08-27 2013-07-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置および画像形成ユニット
JP5398487B2 (ja) * 2009-07-21 2014-01-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP5183690B2 (ja) * 2010-07-30 2013-04-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5695280A (en) * 1979-12-28 1981-08-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Destaticizer of electrophotographic copying machine
JPH01255879A (ja) * 1988-04-06 1989-10-12 Seiko Epson Corp 画像形成装置
JPH0343673U (ja) * 1989-09-07 1991-04-24
JPH03139673A (ja) * 1989-10-26 1991-06-13 Konica Corp 複写機の除電装置
JP2006234882A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Kyocera Mita Corp 画像形成装置及び除電方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013246213A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Kyocera Document Solutions Inc 除電装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20130156465A1 (en) 2013-06-20
US9042782B2 (en) 2015-05-26
JP5358658B2 (ja) 2013-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4784822B2 (ja) 画像形成装置
JP5378492B2 (ja) 画像形成装置
JP2010085895A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5559243B2 (ja) 除電装置及び画像形成装置
JP2010197458A (ja) 画像形成装置
JP2011112812A (ja) 除電装置、現像装置及び画像形成装置
JP2014101178A (ja) 給紙装置、およびこれを備えた画像読取装置、画像形成装置
JP5358658B2 (ja) 除電装置及び画像形成装置
JP2010210823A (ja) 光除電装置および画像形成装置
JP4279001B2 (ja) 画像形成装置
JP2022118777A (ja) 画像形成装置
JP5677605B2 (ja) 除電装置及び画像形成装置
JP5677606B2 (ja) 除電装置及び画像形成装置
JP5677607B2 (ja) 除電装置及び画像形成装置
US11526095B2 (en) Image forming apparatus including detachable development device
US8807560B2 (en) Recording sheet guide structure and cartridge
JP5723759B2 (ja) 除電ユニット及びそれを備えたドラムユニット及び画像形成装置
JP5963687B2 (ja) ドラムユニット及びこれを備えた画像形成装置
US20220342343A1 (en) Developing device and image forming apparatus including the same
JP2008129207A (ja) 画像形成装置
JP2017227713A (ja) 画像形成装置
US20120107017A1 (en) Image Forming Apparatus
JP6631146B2 (ja) 画像形成装置
JP5610918B2 (ja) シート体搬送装置、及びこのシート体搬送装置を備えた画像形成装置
JP2010083613A (ja) 給紙装置およびそれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130321

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20130607

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20130702

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130709

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5358658

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150