JP2008129207A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008129207A
JP2008129207A JP2006312229A JP2006312229A JP2008129207A JP 2008129207 A JP2008129207 A JP 2008129207A JP 2006312229 A JP2006312229 A JP 2006312229A JP 2006312229 A JP2006312229 A JP 2006312229A JP 2008129207 A JP2008129207 A JP 2008129207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
sheet
photosensitive drum
contact
transfer roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006312229A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetoshi Takamatsu
成年 高松
Yasuo Tanaka
保雄 田中
Takahiro Sasai
隆博 笹井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2006312229A priority Critical patent/JP2008129207A/ja
Publication of JP2008129207A publication Critical patent/JP2008129207A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】搬送状態における姿勢が直線状(紙面が平面状)とならない用紙の姿勢を矯正することにより、用紙に形成される画像の画質が低下することを防止できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】搬送ガイド56の用紙接触面58には、中央部62A側が凸部となり端部62B側が凹部となるような湾曲部60が形成されているため、この用紙接触面58に用紙が所定の圧力で接触すると、用紙の凸状となる幅方向中央部が用紙接触面58の凸部と接触し、用紙の凹状となる幅方向両端部が用紙接触面58の凹部と接触する。このとき、用紙の凸状となる幅方向中央部が用紙接触面58の凸部に押し上げられるため、用紙の幅方向中央部と幅方向両端部とが略同一平面上に位置することなり、湾曲していた用紙の紙面が平面状に矯正される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、感光体ドラムと、感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に用紙を導く搬送ガイドと、を備えた画像形成装置に関する。
従来から、感光体ドラムと、感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に用紙を導く搬送ガイドと、を備えた画像形成装置が知られている。そして、給紙カセットに収容された用紙は、給紙ローラにより給紙カセットから繰り出され、搬送ガイドにより案内されて、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に搬送される。
ここで、搬送ガイドの用紙と接触する部位の形状は平面状になっているか、あるいは、搬送ガイドに用紙に接触するシート部材を張り付けている構成ではそのシート部材の厚みが均一でありかつシート部材の用紙と接触する部位の形状が平面状になっていた。
特開2001−10755号公報 特開2004−163926号公報
ところで、従来の画像形成装置では、例えばレジストローラ対による用紙のニップ状態によっては用紙の搬送状態における姿勢が直線状(用紙の紙面が平面状)にならないときがあり、この状態で、用紙が上記搬送ガイドにより感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に誘導された場合には、用紙が曲がっているために用紙に形成される画像の画質が悪くなる問題があった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、搬送状態における姿勢が直線状(紙面が平面状)とならない用紙の姿勢を矯正することにより、用紙に形成される画像の画質が低下することを防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触し前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、前記搬送ガイドの前記用紙と接触可能となる部位には、前記用紙の紙面を平面状に矯正する紙面矯正手段が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触し前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、前記搬送ガイドの前記用紙と接触可能となる部位には、湾曲部が形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触し前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、前記搬送ガイドの前記用紙と接触可能となる部位には、中央部から端部にかけて任意の角度で傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触するシート部材が設けられ前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、前記シート部材の前記用紙と接触可能となる部位には、湾曲部が形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触するシート部材が設けられ前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、前記シート部材の前記用紙と接触可能となる部位には、中央部から端部にかけて任意の角度で傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、用紙が搬送されていくと、用紙は搬送ガイドに接触するようにして感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる。ここで、搬送ガイドの用紙と接触可能となる部位には、用紙の紙面を平面状に矯正する紙面矯正手段が設けられている。このため、搬送されてくる用紙の姿勢が直線状(紙面が平面状)とならず湾曲しているような場合でも、用紙紙面を平面状に矯正することができる。この結果、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状になるため、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部において用紙に転写される画像の画質が低下することを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、用紙が搬送されていくと、用紙は搬送ガイドに接触するようにして感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる。ここで、搬送ガイドの用紙と接触可能となる部位には、湾曲部が形成されている。このため、搬送されてくる用紙の姿勢が直線状(紙面が平面状)とならず湾曲しているような場合でも、用紙の凸状の部分に湾曲部の凸部が接触し、用紙の凹状の部分に湾曲部の凹部が接触する。そして、用紙の凸状の部分が湾曲部の凸部に押し上げられることにより、用紙の姿勢を直線状(紙面を平面状)に矯正することができる。この結果、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状になるため、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部において用紙に転写される画像の画質が低下することを防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、用紙が搬送されていくと、用紙は搬送ガイドに接触するようにして感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる。ここで、搬送ガイドの用紙と接触可能となる部位には、中央部から端部にかけて任意の角度で傾斜した傾斜部が形成されている。このため、搬送されてくる用紙の姿勢が直線状(紙面が平面状)とならず湾曲しているような場合でも、用紙の凸状の部分に傾斜部の凸部が接触し、用紙の凹状の部分に傾斜部の凹部が接触する。そして、用紙の凸状の部分が傾斜部の凸部に押し上げられることにより、用紙の姿勢を直線状(紙面を平面状)に矯正することができる。この結果、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状になるため、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部において用紙に転写される画像の画質が低下することを防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、用紙が搬送されていくと、用紙は搬送ガイドのシート部材に接触するようにして感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる。ここで、シート部材の用紙と接触可能となる部位には、湾曲部が形成されている。このため、搬送されてくる用紙の姿勢が直線状(紙面が平面状)とならず湾曲しているような場合でも、用紙の凸状の部分に湾曲部の凸部が接触し、用紙の凹状の部分に湾曲部の凹部が接触する。そして、用紙の凸状の部分が湾曲部の凸部に押し上げられることにより、用紙の姿勢を直線状(紙面を平面状)に矯正することができる。この結果、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状になるため、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部において用紙に転写される画像の画質が低下することを防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、用紙が搬送されていくと、用紙は搬送ガイドのシート部材に接触するようにして感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる。ここで、シート部材の用紙と接触可能となる部位には、中央部から端部にかけて任意の角度で傾斜した傾斜部が形成されている。このため、搬送されてくる用紙の姿勢が直線状(紙面が平面状)とならず湾曲しているような場合でも、用紙の凸状の部分に傾斜部の凸部が接触し、用紙の凹状の部分に傾斜部の凹部が接触する。そして、用紙の凸状の部分が傾斜部の凸部に押し上げられることにより、用紙の姿勢を直線状(紙面を平面状)に矯正することができる。この結果、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状になるため、感光体ドラムと転写ローラとのニップ部において用紙に転写される画像の画質が低下することを防止することができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、画像形成装置10は、機台本体12を備えている。機台本体12には、現像器ユニット14を含む画像形成部16が設けられている。また、機台本体12の底部には、用紙を収納する給紙カセット18が設けられている。また、機台本体12の上部には、排紙トレイ20が設けられている。なお、図示しないが、排紙トレイ20の上方には、フラットベッドスキャナとして機能する画像読取部、及び画像読取や記録の開始などを入力するための操作パネルが設けられている。
給紙カセット18は、各種サイズの用紙を収納しており、用紙を1枚ずつ搬送路22に繰り込むようになっている。搬送路22には、一対のレジストローラ24が設けられており、用紙はレジストローラ24にニップされた状態で画像形成部16へ搬送される。搬送路22には、搬送ローラ26が適宜設けられており、画像形成部16にて画像が形成された用紙が搬送され、排紙トレイ20へ排出される。このように、給紙カセット18から搬送路22に沿って画像形成部16に用紙が搬送され、画像形成部16にて画像や文字などが用紙に記録されて、排紙トレイ20に排紙される。
画像形成部16は、感光体ドラム28と、感光体ドラム28の周囲に配置された帯電デバイス30と、LEDヘッド32と、現像器ユニット14と、感光体ドラム28と対向配置された転写ローラ34と、クリーニングブレード36と、感光体ドラム28の用紙搬送方向下流側に配置された定着デバイス38と、から構成されている。
感光体ドラム28は、表面に有機感光体による光導電膜が形成され、図示しない駆動源により所定速度で回転するものである。この感光体ドラム28には、帯電デバイス30により一定の電圧に帯電される。帯電デバイス30は、所謂スコロトロン帯電器と呼ばれる非接触のコロナ帯電方式のものであり、半空間を形成するケーシング電極の略中心に放電ワイヤが配設されるとともに、感光体ドラム28側にグリッド電極が配設されてなり、放電ワイヤに所定に電圧が印加されることによりコロナ放電を生じ、このコロナ放電によるイオン量をグリッド電極で制御するものである。なお、帯電デバイス30は、非接触のコロナ帯電方式に代えて接触型のローラ帯電方式など、他の帯電デバイスを採用してもよい。
LEDヘッド32は、LEDアレイを記録画素数だけ並設し、LEDアレイが発した光をセルフォック(登録商標)レンズアレイで感光体ドラム28の表面に結像する所謂自己発光型のプリンタヘッドであり、感光体ドラム28に対して画像情報に基づいて感光体ドラム28の表面を選択的に露光して、その表面に静電潜像を形成するものである。帯電デバイス30により帯電された感光体ドラム28の表面は、LEDヘッド32により露光されることにより表面電位が減衰し、露光されていない部分との電位差により静電潜像が形成される。また、画像情報は、例えば、フラットベッドスキャナとして機能する画像読取部が読み取った原稿の画像が電気信号としてLEDヘッド32に送信されるようになっている。
現像器ユニット14は、トナーとキャリアからなる2成分現像剤を用いるものであり、現像剤を収容する現像剤容器40と、感光体ドラム28に対向して配置された現像スリーブ42と、規制ブレード44と、現像剤容器40に収容された現像剤を攪拌しながら現像スリーブ42に向けて移送する3本の攪拌体46、48、50と、を備えている。3本の攪拌体46、48、50により攪拌された現像剤が現像スリーブ42に向けて移送され、現像スリーブ42の表面上に担持された感光体ドラム28に供給される。そして、感光体ドラム28の表面上の静電潜像がトナーにて現像されることにより、トナー画像が形成される。
転写ローラ34は、EPDM発泡体からなるローラであり、感光体ドラム28の対向配置において搬送路22上に配置されている。この転写ローラ34は、感光体ドラム28に圧接されており、図示しない電気回路からバイアス電圧が印加されるようになっている。給紙カセット18から搬送路22を経て供給された用紙を感光体ドラム28と転写ローラ34がニップしてバイアス電圧が印加されることにより、感光体ドラム28の表面に形成されたトナー画像が用紙へ転写される。
クリーニングブレード36は、転写後の感光体ドラム28に圧接され、図示しない電気回路から電圧が印加されることにより、感光体ドラム28の表面に残留したトナーや紙粉を除去するとともに静電潜像を消去するものである。これにより、感光体ドラム28の表面が清掃されて連続使用が可能になる。
定着デバイス38は、搬送路22の対向位置にそれぞれ配置された加熱ローラ52と加圧ローラ54からなり、搬送路22を搬送された用紙上のトナー画像を加熱及び加圧して用紙上に固定するものである。加熱ローラ52の表面はヒータにより所定の温度に維持されており、加熱ローラ52に加圧ローラ54が所定の圧力で圧接されている。トナー画像が転写された用紙は、加熱ローラ52と加圧ローラ54とでニップされることにより、用紙上のトナーが溶融されて固定される。このようにして、画像読取部により読み取られた原稿の画像が用紙上に形成される。
ここで、本発明の要部について説明する。
図1及び図2に示すように、搬送路22上であって感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部の用紙搬送方向上流側には、絶縁性の搬送ガイド56が設けられている。この搬送ガイド56は、搬送されてくる用紙を感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に導くためのものである。
搬送ガイド56は、搬送されてくる用紙が接触可能となる用紙接触面58を備えている。この用紙接触面58には、湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)60が形成されている。具体的には、用紙接触面58の中央部62A側は、用紙接触面58の端部62B側と比較して搬送されてくる用紙側に突出するように形成されている。換言すれば、搬送ガイド56の用紙接触面58には、中央部62Aから端部62Bにかけて任意の角度で下り傾斜した傾斜部64が形成されていることになる。このため、用紙接触面58の中央部62A側が凸部となり、端部62B側が凹部となる。搬送されてくる用紙が湾曲して幅方向中央部が凸状となり幅方向両端部が凹状になっている場合には、用紙が搬送ガイド56の用紙接触面58に接触することにより、用紙の紙面が平面状となる。このように、搬送ガイド56の用紙接触面58の湾曲部60は、用紙の紙面を平面状に矯正する紙面矯正手段として機能する。
次に、第1実施形態の画像形成装置10の作用について説明する。
図1及び図2に示すように、給紙カセット18から繰り出された用紙は、レジストローラ24によりニップされて、搬送路22上を画像形成部16側に搬送される。そして、用紙は、搬送ガイド56によって、感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に案内される。
搬送路22を搬送されてくる用紙は、搬送ガイド56の用紙接触面58に接触することになるが、レジストローラ24でニップされていたため、用紙が湾曲してその紙面が平面状となっていないことがある。例えば、用紙の幅方向中央部が凸状となり幅方向両端部が凹状になっている状態で、用紙が搬送ガイド56の用紙接触面58に接触する。
ここで、搬送ガイド56の用紙接触面58には、中央部62A側が凸部となり端部62B側が凹部となるような湾曲部60が形成されているため、この用紙接触面58に用紙が所定の圧力で接触すると、用紙の凸状となる幅方向中央部が用紙接触面58の凸部と接触し、用紙の凹状となる幅方向両端部が用紙接触面58の凹部と接触する。このとき、用紙の凸状となる幅方向中央部が用紙接触面58の凸部に押し上げられるため、用紙の幅方向中央部と幅方向両端部とが略同一平面上に位置することなり、湾曲していた用紙の紙面が平面状に矯正される。
そして、平面状に矯正された状態で、用紙が感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に案内されて、上述したように、トナー画像が転写される。その後、用紙に転写されたトナー画像が定着されて、用紙に画像が形成される。
以上のように、感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状に矯正された状態で、用紙が感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に案内されるため、用紙に転写されるトナー画像の画質が低下することを防止することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る画像形成装置について説明する。
なお、第1実施形態に係る画像形成装置と重複する構成については同符号を付し、その説明は省略する。
図3に示すように、第2実施形態の画像形成装置においては、搬送ガイド70の用紙接触面72には、湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)74が形成されている。具体的には、用紙接触面72の端部76B側は、用紙接触面72の中央部76A側と比較して搬送されてくる用紙側に突出するように形成されている。換言すれば、搬送ガイド70の用紙接触面72には、中央部76Aから端部76Bにかけて任意の角度で上り傾斜した傾斜部78が形成されていることになる。このため、用紙接触面72の端部76B側が凸部となり、中央部76A側が凹部となる。搬送されてくる用紙が湾曲して幅方向両端部が凸状となり幅方向中央部が凹状になっている場合には、用紙が搬送ガイド70の用紙接触面72に接触することにより、用紙の凸状となる幅方向両端部が用紙接触面72の凸部に押し上げられるため、用紙の紙面が平面状となる。このように、搬送ガイド70の用紙接触面72の湾曲部74は、用紙の紙面を平面状に矯正する紙面矯正手段として機能する。
第2実施形態の画像形成装置によれば、搬送ガイド70の用紙接触面72には、端部76B側が凸部となり中央部76A側が凹部となるような湾曲部74が形成されているため、この用紙接触面72に用紙が所定の圧力で接触すると、用紙の凸状となる幅方向両端部が用紙接触面72の凸部と接触し、用紙の凹状となる幅方向中央部が用紙接触面72の凹部と接触する。このとき、用紙の凸状となる幅方向両端部が用紙接触面72の凸部に押し上げられるため、用紙の幅方向中央部と幅方向両端部とが略同一平面上に位置することなり、湾曲していた用紙の紙面が平面状に矯正される。この結果、感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状に矯正された状態で、用紙が感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に案内されるため、用紙に転写されるトナー画像の画質が低下することを防止することができる。
次に、本発明の第3実施形態に係る画像形成装置について説明する。
なお、第1実施形態に係る画像形成装置と重複する構成については同符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、搬送ガイド80には、厚みが一定となるシート取付部82が形成されている。このシート取付部82には、搬送される用紙が接触する絶縁性のシート部材84が貼り付けられている。このため、搬送路22を搬送されてくる用紙は、シート部材84に接触するとともに感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に導かれる。
ここで、シート部材84の用紙と接触可能な用紙接触面86には、湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)88が形成されている。具体的には、用紙接触面86の中央部90A側は、用紙接触面86の端部90B側と比較して搬送されてくる用紙側に突出するように形成されている。換言すれば、シート部材84の用紙接触面86には、中央部90Aから端部90Bにかけて任意の角度で下り傾斜した傾斜部92が形成されていることになる。このため、シート部材84の用紙接触面86の中央部90A側が凸部となり、端部90B側が凹部となる。搬送されてくる用紙が湾曲してその幅方向中央部が凸状となりその幅方向両端部が凹状になっている場合には、用紙がシート部材84の用紙接触面86に接触することにより、用紙の紙面が平面状となる。このように、シート部材84の用紙接触面86の湾曲部88は、用紙の紙面を平面状に矯正する紙面矯正手段として機能する。
なお、シート部材84は、絶縁性の複数のシートが積層され両面テープなどにより相互に固着されて構成されているが、用紙接触面86の湾曲部88は、シートの積層枚数を増やすことにより形成されている。すなわち、シート部材84の用紙接触面86の中央部90Aにおいて積層されるシートの積層枚数が多く、シート部材84の用紙接触面86の端部90Bにおいて積層されるシートの積層枚数が少なくなっている。また、各シートは、ポリエチレン(PE)やポリエチレンテレフタレート(PET)で構成されている。
第3実施形態に係る画像形成装置によれば、搬送ガイド80のシート部材84の用紙接触面86には、中央部90A側が凸部となり端部90B側が凹部となるような湾曲部88が形成されているため、この用紙接触面86に用紙が所定の圧力で接触すると、用紙の凸状となる幅方向中央部がシート部材84の用紙接触面86の凸部と接触し、用紙の凹状となる幅方向両端部がシート部材84の用紙接触面86の凹部と接触する。このとき、用紙の凸状となる幅方向中央部がシート部材84の用紙接触面86の凸部に押し上げられるため、用紙の幅方向中央部と幅方向両端部とが略同一平面上に位置することなり、湾曲していた用紙の紙面が平面状に矯正される。この結果、感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状に矯正された状態で、用紙が感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に案内されるため、用紙に転写されるトナー画像の画質が低下することを防止することができる。
次に、本発明の第4実施形態に係る画像形成装置について説明する。
なお、第1実施形態に係る画像形成装置と重複する構成については同符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、搬送ガイド80のシート取付部82に取り付けられているシート部材100の用紙と接触可能な用紙接触面102には、湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)104が形成されている。具体的には、シート部材100の用紙接触面102の端部106B側は、シート部材100の用紙接触面102の中央部106A側と比較して搬送されてくる用紙側に突出するように形成されている。換言すれば、シート部材100の用紙接触面102には、中央部106Aから端部106Bにかけて任意の角度で上り傾斜した傾斜部108が形成されていることになる。このため、シート部材100の用紙接触面102の中央部106A側が凹部となり、端部106B側が凸部となる。搬送されてくる用紙が湾曲してその幅方向中央部が凹状となりその幅方向両端部が凸状になっている場合には、用紙がシート部材100の用紙接触面102に接触することにより、用紙の紙面が平面状となる。このように、シート部材100の用紙接触面102の湾曲部104は、用紙の紙面を平面状に矯正する紙面矯正手段として機能する。
なお、シート部材100は、絶縁性の複数のシートが積層され両面テープなどにより相互に固着されて構成されているが、用紙接触面102の湾曲部104は、シートの積層枚数を増やすことにより形成されている。すなわち、シート部材100の用紙接触面102の端部106Bにおいて積層されるシートの積層枚数が多く、シート部材100の用紙接触面102の中央部106Aにおいて積層されるシートの積層枚数が少なくなっている。また、各シートは、ポリエチレン(PE)やポリエチレンテレフタレート(PET)で構成されている。
第4実施形態に係る画像形成装置によれば、搬送ガイド80のシート取付部82に取り付けられているシート部材100の用紙接触面102には、端部106B側が凸部となり中央部106A側が凹部となるような湾曲部104が形成されているため、この用紙接触面102に用紙が所定の圧力で接触すると、用紙の凸状となる幅方向両端部がシート部材100の用紙接触面102の凸部と接触し、用紙の凹状となる幅方向中央部がシート部材100の用紙接触面102の凹部と接触する。このとき、用紙の凸状となる幅方向両端部がシート部材100の用紙接触面102の凸部に押し上げられるため、用紙の幅方向中央部と幅方向両端部とが略同一平面上に位置することなり、湾曲していた用紙の紙面が平面状に矯正される。この結果、感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に導かれる用紙の紙面が平面状に矯正された状態で、用紙が感光体ドラム28と転写ローラ34とのニップ部に案内されるため、用紙に転写されるトナー画像の画質が低下することを防止することができる。
本発明の各実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に用いられる搬送ガイドと転写ローラを示した説明図である。 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置に用いられる搬送ガイドと転写ローラを示した説明図である。 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置に用いられる搬送ガイドと転写ローラを示した説明図である。 本発明の第4実施形態に係る画像形成装置に用いられる搬送ガイドと転写ローラを示した説明図である。
符号の説明
10 画像形成装置
18 感光体ドラム
34 転写ローラ
56 搬送ガイド
60 湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)
70 搬送ガイド
74 湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)
80 搬送ガイド
84 シート部材
88 湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)
100 シート部材
104 湾曲部(紙面矯正手段、傾斜部)

Claims (5)

  1. 感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触し前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、
    前記搬送ガイドの前記用紙と接触可能となる部位には、前記用紙の紙面を平面状に矯正する紙面矯正手段が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触し前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、
    前記搬送ガイドの前記用紙と接触可能となる部位には、湾曲部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触し前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、
    前記搬送ガイドの前記用紙と接触可能となる部位には、中央部から端部にかけて任意の角度で傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  4. 感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触するシート部材が設けられ前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、
    前記シート部材の前記用紙と接触可能となる部位には、湾曲部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 感光体ドラムと、前記感光体ドラムと対向配置された転写ローラと、用紙と接触するシート部材が設けられ前記感光体ドラムと前記転写ローラとのニップ部に前記用紙を導く搬送ガイドと、を有する画像形成装置であって、
    前記シート部材の前記用紙と接触可能となる部位には、中央部から端部にかけて任意の角度で傾斜した傾斜部が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
JP2006312229A 2006-11-17 2006-11-17 画像形成装置 Pending JP2008129207A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312229A JP2008129207A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006312229A JP2008129207A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008129207A true JP2008129207A (ja) 2008-06-05

Family

ID=39555098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006312229A Pending JP2008129207A (ja) 2006-11-17 2006-11-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008129207A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107621760A (zh) * 2016-07-13 2018-01-23 佳能株式会社 图像形成装置
JP2019086612A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びこれに用いられる遮熱部品

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107621760A (zh) * 2016-07-13 2018-01-23 佳能株式会社 图像形成装置
JP2019086612A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置及びこれに用いられる遮熱部品
JP7087344B2 (ja) 2017-11-06 2022-06-21 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像形成装置及びこれに用いられる遮熱部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7551887B2 (en) Image forming device
US20070151829A1 (en) Transfer belt unit and image forming apparatus having the same
US10564587B2 (en) Image forming apparatus
JP4680725B2 (ja) 定着装置
US8693921B2 (en) Charging device and image forming apparatus
JP4757137B2 (ja) シート搬送装置及び画像形成装置
JP2008129207A (ja) 画像形成装置
US20090263154A1 (en) Cleaning device and image forming apparatus using the same
JP2012250795A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP4632179B2 (ja) 画像形成装置
CN108255030B (zh) 图像形成装置及图像形成方法
JP4239097B2 (ja) 定着器
JP6057474B2 (ja) 画像形成装置
US11016430B2 (en) Transfer unit and image forming apparatus including a guide member having a tip end portion
JP5422339B2 (ja) 画像形成装置
JP2009151091A (ja) 画像形成装置
JP6685854B2 (ja) 現像器および画像形成装置
JP4340524B2 (ja) 画像形成装置
JP2007057557A (ja) 画像形成装置
JP2008094550A (ja) 画像形成装置
JP2008120479A (ja) 画像形成装置
JP2021071537A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2021105670A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2019038637A (ja) 湾曲矯正装置、定着装置及び画像形成装置
JP2011095580A (ja) 画像形成装置