JP2013125588A - 導電性ペースト、それを用いた電磁波シールド材及びタッチセンサー、並びにそれらの製造方法 - Google Patents

導電性ペースト、それを用いた電磁波シールド材及びタッチセンサー、並びにそれらの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スクリーン印刷時にかすれが生じないように改良された導電性ペーストを提供することを主要な目的とする。
【解決手段】本発明に係る導電性ペースト(a)は、有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストにおいて、飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するようにされてなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に導電性ペーストに関するものであり、より特定的には、スクリーン印刷時にかすれが生じないように改良された導電性ペーストに関する。本発明はまた、そのような導電性ペーストを用いて得た電磁波シールド材およびタッチセンサー、並びにその製造方法に関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP)は、放電セルの内部でHe+Ne又はNe+Xeガスの放電により発生する波長147nmの紫外線が、赤(R)、緑(G)、青(B)の蛍光体を励起するとき発生する発光現象を利用した自発光型ディスプレイである。高輝度、高効率、広視野角を有し、50インチ以上の大型画面のディスプレイ装置にも展開が進んでいる。
PDPの放電セルからは、RGBの可視光線以外にも、近赤外線(NIR)、Neプラズマ発光、紫外線(UV)、プラズマ点火に必要な駆動回路信号に同期した数MHz〜数GHz帯の電磁波等の、本来ディスプレイに不要とされる電磁波も同時に輻射される。ここでNIRはワイヤレスリモコンの誤動作を、Neプラズマ発光はディスプレイの色再現性の低下を、UVは視力の低下等の悪影響を、数MHz〜数GHz帯の電磁波は人体への悪影響や精密機器の誤作動を引き起こす可能性がある。このため、PDPの前面には、有害な各種輻射電磁波をカットするためのシールドフィルムが装着される。
上記各種輻射電磁波のうち数MHz〜数GHz帯の電磁波を遮蔽するための電磁波シールドフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート等の透明樹脂からなる基材フィルム上に導電性の高い金属を格子状に配列した導電性メッシュを形成したもの等が挙げられる。
このような電磁波シールドフィルムを製造する方法としては、例えば、基材フィルム上に銅箔を貼合し、フォトリソグラフィーやスクリーン印刷法によってメッシュ状にレジスト膜を形成した後、メッシュ以外の部分(開口部)をエッチングにより除去する方法(例えば、特許文献1);基材フィルム上にグラビア印刷やオフセット印刷法を用いてメッシュ状に触媒を印刷した後、該触媒を核として無電解めっきを行う方法(例えば、特許文献2)等が提案されている。しかしながら、これらの方法はエッチングや無電解めっき等の湿式工程を含むことから、製造が煩雑となり高コストであるという問題があった。
そこで、本願出願人らは、酸化物セラミックス、非酸化物セラミックス及び金属からなる群から選ばれる少なくとも1種を主成分として含有する透明多孔質層を備えた透明樹脂基材の該透明多孔質層面に、表面が酸化銀で被覆された銀粒子、バインダー及び溶媒を含む導電性ペーストを幾何学パターンにスクリーン印刷する電磁波シールド材の製造方法を提案した(特許文献3)。この方法は、エッチングや無電解めっき等の湿式プロセスを含まないため簡便であり、また、基材フィルムの耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性等を全く考慮する必要がない点でも有利であった。
特開2004−95829号公報 特開2007−96049号公報 特開2007−142334号公報
しかしながら、特許文献3に開示の技術において、透明多孔質層面に銀粒子、バインダー及び溶媒を含む導電性ペーストを形成した場合、スクリーン印刷時にかすれが生じ、断線する場合があるという課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、スクリーン印刷時にかすれが生じないように改良された導電性ペーストを提供することを目的とする。
この発明のさらに他の目的は、そのような導電性ペーストを用いて形成してなる電磁波シールド材を提供することにある。
この発明のさらに他の目的は、そのような導電性ペーストを用いて形成してなる電極パターン材を含むタッチセンサーを提供することにある。
本発明に係る導電性ペーストは、有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストにおいて、飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するようにされてなることを特徴とする。
スクリーン印刷は、孔版印刷の一種で版に、テトロン、ナイロン等の化学繊維、ステンレス等の金属繊維のスクリーンを利用する。まず、スクリーンを枠に張り、四方を引っ張り緊張させて固定し、その上に手工芸又は光工学的(写真的)方法で版膜(レジスト)を作って必要な画線以外の目を塞ぎ版を作る。次に、枠内に印刷インキを入れ、スキージと呼ぶヘラ状のゴム板でスクリーンの内面を加圧・移動する。するとインキは版膜のない部分のスクリーンを透過して版の下に置かれた被印刷物面に押し出されて印刷が行われる、という仕組みである。
本願発明に係る導電性ペーストによれば、飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇するようにされているので、スクリーンを透過して版の下に置かれた被印刷物面に押し出され、その後スクリーンを引き上げる際に、粘度が徐々にしか上昇しない。そのため、被印刷物面にインキが大量に流れ込み、かすれが生じない。
上記飽和共重合ポリエステル樹脂の添加量は、当該導電性ペーストの全体量の2.0〜3.0質量部であるのが好ましい。
上記銀粉末の含有量は、当該導電性ペーストの全体量の50〜95質量部である。この範囲に選ぶことにより、焼成後、残存有機バインダー樹脂中において、銀粒子を互いに融着させたまま、透明多孔質層の面上に密着性よく留まらせることができる。導電粉末は互いにくっつき合い、電気的接続され、導電性は損なわれない。
上記有機バインダー樹脂は、アクリル樹脂、飽和共重合ポリエステル樹脂等で形成される。
また、導電性ペーストに含まれる溶媒としては、銀粒子及び有機バインダー樹脂と反応を起こさず、これらを良好に分散するものであれば特に限定されるものではない。例えば、スクリーン印刷用のペーストとして調合される場合は、比較的高沸点(例えば、沸点約100〜300℃)のものが選択されることが多い。
例えば、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類;エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールノルマルブチルエーテル等のグリコールのエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート(酢酸カルビトール)、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のグリコールのエーテルエステル類、テルピネオールなどの有機溶剤が使用される。溶媒の使用量は、銀粒子100重量部に対して1〜30重量部程度、好ましくは3〜20重量部程度であればよい。
上記飽和共重合ポリエステル樹脂を構成する共重合成分(モノマー)としては、以下の酸成分およびアルコール成分等を挙げることができる。酸成分としては、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸およびそのエステル形成体が使用可能である。芳香族ジカルボン酸の具体例としては、テレフタル酸、イソフタル酸、無水フタル酸、α−ナフタレンジカルボン酸、β−ナフタレンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸、5−カリウムスルホイソフタル酸等がある。脂肪族ジカルボン酸の具体例としては、シュウ酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ウンデシレン酸、ドデカン二酸等がある。
また、脂環式ジカルボン酸の具体例としては、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸等が挙げられる。さらに、トリメリット酸、ピロメリット酸等の多価カルボン酸もポリエステル合成時のゲル化やポリエステルの溶剤への溶解性を損なわない範囲で併用することが可能である。
アルコール成分としては、脂肪族グリコール、脂環族グリコールおよび2価フェノール類などが使用できる。脂肪族グリコールの具体例としては、エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、ネオペンチルグリコール、3−メチルペンタンジオール、2,2,3−トリメチルペンタンジオール、ジエチレングリコ−ル、トリエチレングリコ−ル、ジプロピレングリコール等がある。脂環族グリコールとしては、1,4−シクロヘキサンジオ−ル、1,4−シクロヘキサンジメタノ−ル等があり、2価フェノール類の具体例としてはビスフェノ−ルAなどが挙げられる。
また、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール等の多価アルコールもポリエステル合成時のゲル化やポリエステルの溶剤への溶解性を損なわない範囲で併用することが可能である。本発明において使用されるポリエステルは、通常の合成方法により製造できる。例えば、原料及び触媒を仕込み、生成物の融点以上の温度で加熱する溶融重合法、生成物の融点以下で重合する固相重合法などがあり、いずれの方法を採用しても良いが、本発明で用いる多孔性ポリエステルの調製が容易で効率的な面から溶融重合法が好ましく、エステル交換法や直接エステル化法により製造される。
本発明に係る導電性ペーストはかすれが生じないので、電磁波シールド材を形成するのに好ましい。この場合、スクリーン印刷の方法は特に限定はなく、公知の方法を用いて行うことができる。印刷に用いるスクリーン版は、電磁波を効果的に遮蔽でき、かつ十分な透視性が確保できる程度の導電部が形成されるようなパターン、特に、格子状、網目状などの連続した幾何学パターンを有するものが用いられる。例えば、直径11〜23μmのステンレスワイヤで織られた360〜700メッシュのステンレス紗に、線幅10〜30μm程度、模様ピッチ200〜400μm程度の格子状パターンを設けたスクリーン版が挙げられる。
一般に、スクリーン印刷されるパターンの線幅は、原理上、スクリーン版の線幅より少し太くなる傾向があるが、線間隔のズレやパターンの歪みがほとんど発生せず、スクリーン版のパターンに対しほぼ忠実なパターンが透明多孔質層上に再現されることとなる。少し太くなる傾向を嫌う場合、スクリーン版のスリット幅を、透明多孔質層に形成される所望の線幅よりも小さく設定すればよく、当業者であればかかる設定は容易に行うことができる。
続いて、スクリーン印刷された電磁波シールド材を、130〜200℃程度(特に、160〜180℃程度)の低温で加熱処理(焼成)して、透明多孔質層に格子状パターンの導電部を形成する。上述したように、特定の導電性ペーストを用いているため、かすれは生じず、比較的低温の加熱条件でも容易に金属銀粒子の融着が起こり、連続した金属銀の塗膜を形成することができる。加熱処理では、例えば、外部加熱方式(蒸気又は電気加熱熱風、赤外線ヒーター、ヒートロール等)、内部加熱方式(誘導加熱、高周波加熱、抵抗加熱等)等が採用される。加熱時間は、通常、5分〜120分程度、好ましくは10分〜40分程度である。
なお、上記加熱処理(焼成)を多段階で行っても良い。例えば、第一段階として50〜60℃で10〜20分程度加熱処理した後、引き続き、第二段階として160〜180℃で10分〜40分程度加熱処理することも可能である。多段階にすることで、先に溶媒を揮発させることで、さらに滲みを抑制することができる。
また、上記の導電性ペーストを用いると、低温且つ短時間で銀塗膜を形成することができるため、熱による透明性樹脂基材への悪影響を回避できる。即ち、熱により透明性樹脂基材からのオリゴマー析出によって該基材が白化したり、熱により基材が黄変したりすることを抑制できる。
また、透明性樹脂基材の透明多孔質層と反対面にハードコート層を有する場合、焼成時に基材樹脂の白化や黄変がさらに抑制される。
また、透明性樹脂としては、例えば、ポリビニルアルコール樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ(メタ)アクリル酸エステル樹脂、シリコーン樹脂、環状ポリオレフィン樹脂及びウレタン樹脂、セルロース樹脂などが挙げられる。該材料は、これらからなる群から選ばれる少なくとも1種を選択することができる。
また、導電部の格子状又は網目状パターンの線幅(W)は、通常、10〜30μm程度、好ましくは15〜20μm程度である。線幅が約10μm未満である幾何学パターンは、その作製が困難となる傾向にあり、30μmを越えるとパターンが目に付きやすくなる傾向にあるため好ましくない。
なお、印刷される格子状又は網目状パターンの線の間隔(ピッチ)(P)は、上記の開口率及び線幅を満たす範囲で適宜選択することができる。通常、200〜400μm程度の範囲であればよい。
細線の厚み(透明多孔質層面から垂直方向の細線の最大高さ)は、線幅等によって変動し得るが、通常約1μm以上であり、特に1〜30μm程度である。
得られた電磁波シールド材は、高い電磁波シールド効果を有し、透明性及び透視性に優れている。しかも、導電部の細線の断線がほとんどないため抵抗が低いという特徴も有している。本発明の電磁波シールド材の表面抵抗値は、5Ω/□以下、好ましくは3Ω/□以下、更に好ましくは2Ω/□以下である。表面抵抗値が大きすぎる場合には、シールド特性の点で好ましくない。
得られた電磁波シールド材の全光線透過率(JIS K7105)は、72〜91%程度と高い値を達成できる。また、ヘイズ値(JIS K7105)は、0.5〜6%程度と低い。
さらに、透明多孔質層上に形成された導電性パターンは、実質的にその大部分が銀粒子からなり、かつ、この銀粒子が直接融着し結合した高純度の銀の塊となる。このため、得られた電磁波シールド材は、より低く且つ安定な抵抗値を有している。
得られた電磁波シールド材は、さらに機能性フィルム等が積層されていてもよい。機能性フィルムとしては、フィルムの表面の光反射を防止する反射防止層が設けられた反射防止フィルム、着色や添加剤によって着色された着色フィルム、近赤外線を吸収又は反射する近赤外線遮蔽フィルム、指紋など汚染物質が表面に付着することを防止する防汚性フィルムなどが挙げられる。
得られた電磁波シールド材は、電磁波シールド効果が高く、透明性および透視性に優れている。また、本発明の導電性ペーストを用いてスクリーン印刷すると、均質な導電性の幾何学パターンを、高い精度で簡便に基材上に設けることができる。そのため、表示面積の大きなディスプレイに適用される電磁波シールド前面板であっても、簡便に製造することができる。従って、陰極線管(CRT)などの他、プラズマディスプレイパネル(PDP)などのような表示画面の大きなディスプレイに用いる電磁波シールドフィルターとして有用である。
また、本願発明の導電性ペーストを用いて形成してなる電極パターン材は断線がなくタッチセンサーを形成するのに好ましい。
本発明の他の局面に従う電磁波シールド材の製造方法は、透明基材層の上に、導電性ペーストの滲みを防止するためのインキ受容層を形成する工程と、上記インキ受容層の上に、有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストを用いて、幾何学パターンをスクリーン印刷により形成する工程とを備える。上記導電性ペーストは、飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するようにされていることを特徴とする。
本発明の他の局面に従うタッチセンサー用電極パターン材の製造方法は、透明基材層の上に、導電性ペーストの滲みを防止するためのインキ受容層を形成する工程と、上記インキ受容層の上に、有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストを用いて、幾何学パターンをスクリーン印刷により形成する工程とを備える。上記導電性ペーストは、飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するようにされていることを特徴とする。
本願発明によれば、飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇するようにされているので、スクリーンを透過して版の下に置かれた被印刷物面に押し出されたときに粘度が除々に上昇し、被印刷物面にしっかりと残り、かすれが生じない。ひいては、焼成後においても、銀細線の断線が生じない。
実施例1で用いた導電性ペースト及び比較例に係る導電性ペーストの粘度の時間依存を示す図である。 (A) 本発明に係る導電性ペーストで形成してなる電磁波シールド材を装着したプラズマディスプレイパネルの概念図であり、(B) 本発明に係る導電性ペーストで形成してなる電磁波シールド材の平面図であり、(C) 図2(B)におけるC−C線に沿う断面図である。 本発明に係る導電性ペーストで形成してなる電極材を含むタッチパネルの概念図である。
スクリーン印刷時にかすれが生じないように改良された導電性ペーストを得るという目的を、有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストにおいて、飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するように調節することによって実現した。
図1は、種々の導電性ペーストの、粘度の時間依存曲線を示したものである。回転粘度計には、R115形粘度計(東機産業製)を用いた。サンプルの中に導電性ペーストを1.5cc入れ、上から、コーンロータヘッドで挟み込み、ヘッドを回転させる。ヘッドの軸にかかるトルクを測定して、粘度を算出した。ペースト温度は循環水で調整し、23℃で測定した。ヘッドの回転速度はプログラムで制御した。最初の60秒まで0.6rpmで回転させた。このとき徐々に粘度が上昇することが観察された。60秒から130秒まで30rpmで回転させた。このとき、粘度が下がることが観察された。次に130秒を過ぎてから0.5rpmで回転させると、粘度は上がった(戻る)。
粘度曲線aに示すような導電性ペーストが、電磁波シールド材及びタッチセンサーの電極材材に適切であることが見出された。すなわち、回転粘度計でローターの回転速度を30rpmにして低粘度の状態にした後、回転速度を0.5rpmに制御し粘度を測定したとき、粘度曲線aに示すように、時間とともに徐々に粘度が上昇するような導電性ペーストが好ましいことが見出された。このような粘度挙動を示すものは、スクリーンを透過して版の下に置かれた被印刷物面に押し出され、その後スクリーンを引き上げる際に、粘度が徐々にしか上昇しない。そのため、被印刷物面に導電性ペーストが大量に流れ込み、かすれが生じないことが見出された。
このような粘度挙動は、飽和共重合ポリエステル樹脂の添加により生じることも見出された。飽和共重合ポリエステル樹脂の添加により、このような粘度変化を示すメカニズムは定かでないが、例えば下記化学式に示す飽和共重合ポリエステル(テレフタル酸とエチレングリコールと1,4−ブタンジオールとの縮重合体)の主骨格と有機バインダーが銀粒子を介して絡み合い、かつ主骨格を構成するエステル基の分極に由来する双極子モーメントが、ペーストのコンシステンシー(液体を変形するときに起こる力学的抵抗)に影響を与えたものと考えられる。
一方、粘度曲線bに示すような回転粘度計でローターの回転速度を30rpmにして低粘度の状態にした後、回転速度を0.5rpmに制御し粘度を測定したとき、急激に粘度が上昇する導電性ペーストは、スクリーン印刷時にかすれが生じた。
以下、この発明の実施例を説明する。
(実施例1)
透明性樹脂基材として、厚さ125μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東洋紡績株式会社製、商品名『A4300』)を用い、このフィルムの両面にハードコート剤(日本ペイント株式会社製、商品名『ルシフラール(登録商標)NAB−001』を膜厚が1.0μmになるようにリバースグラビア塗工し、UV照射を施してハードコート層を形成した。該フィルムの片方面に、シリカ微粒子が分散したゾル液(オルガノシロキサン系のゾル溶液中に粒径10〜100nmのシリカフィラーを添加したもの)を硬化後の膜厚が1.0μmになるように製膜し、120℃で1分間乾燥し、シリカ膜の透明多孔質層(層厚さ1.0μm)を有するポリエチレンテレフタレートフィルム透明基板を製造した。
該フィルムの多孔質層膜面に、スクリーン印刷機により、図1の粘度曲線aで示す時間依存性を有する導電性ペーストを用いて、格子状パターンのスクリーン印刷を行った。
図1の粘度曲線aで示す時間依存性を有する導電性ペーストは、次のようにして作製した。すなわち、粒径0.1〜2.0μmの球状銀粉末100重量部と、粒径5〜45nmの銀粒子10重量部とを混ぜ、これにジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートに溶解したアクリル樹脂(三菱レイヨン株式会社製 商品名『EMB005』)を樹脂固形分が5.0重量部になるように加えて、これらを攪拌混合後、3本ロールにて混練し、高粘度導電ペーストを作製した。次に、この高粘度導電ペースト100重量部に対し、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートに溶解した飽和共重合ポリエステル樹脂(東洋紡績株式会社製 商品名『バイロン(登録商標)220』)を樹脂固形分が2.5重量部になるように加え、さらにブロックポリイソシアネート(旭化成ケミカルズ株式会社製 商品名『デュラネート(登録商標)17B60PX』)を1.0重量部、カップリング剤を0.5重量部、可塑剤を3.0重量部を加えて攪拌混合後、3本ロールにて混練し、導電性組成物を得た。ペースト粘度は、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテートを希釈剤として用いて2000〜3000dPa・sになるよう適宜調整した。
スクリーン版は、直径23μmのステンレスワイヤで織られた400メッシュのステンレス紗に、線幅20μm、模様ピッチ300μm、開口率87.1%の格子状乳剤パターンを設けたスクリーン版(中沼アートスクリーン社製)を用いた。
実施例においては、印刷後、導電性ペーストのかすれは認められなかった。フィルムごと導電性ペーストを170℃で30分間焼成して、正方形模様を格子状に描いた導電部を形成し、透明導電フィルムを得た。
得られた透明導電フィルムの格子状パターン面をセロテープ(登録商標)で剥離しても、導電部の剥離はほとんどなかった。また、断線部分は認めらなかった。
(比較例)
導電性ペーストとして、飽和共重合ポリエステル樹脂、ブロックポリイソシアネートを含まないこと以外は、実施例1と同様にして、透明導電フィルムを得た。比較例に示す導電性ペーストの粘度の時間依存性は、図1の粘度曲線bで示すものであった。
スクリーン印刷時、導電性ペーストの塗布面にはかすれが認められた。これは、スクリーンを透過して版の下に置かれた被印刷物面に押し出され、その後スクリーンを引き上げる際に、粘度が急激に上昇するため、被印刷物面にインキがしっかりと供給されないからである。結果として、かすれが生じたのである。
(実施例2)
図2(A)は、上記実施例1に係る透明導電性シートを含む電磁波シールド材を装着したプラズマディスプレイパネルの概念図である。図2(B)は、電磁波シールド材の平面図である図2(C)は、図2(B)におけるC−C線に沿う断面図である。
これらの図を参照して、電磁波シールド材1は、プラズマディスプレイパネル2の表示部3に装着されて用いられ、プラズマテレビから放射される電磁波を遮断する。電磁波シールド材1は、PET基材層4(100μm)と近赤外線吸収機能付きハードコート層5(15μm)が一体化された複合基材(NIRA−HCフィルム基材)を備える。
近赤外線吸収機能付きハードコート層5は、無機系近赤外線吸収剤、紫外線硬化型樹脂などを含む近赤外線吸収機能付きハードコート塗液を硬化させることによって形成される。
上記無機系近赤外線吸収剤は、錫ドープ酸化インジウム(ITO)、アンチモンドープ酸化錫(ATO)、複合タングステン酸化物等を用いることができる。そのうち、近赤外線の吸収率が高く、かつ可視光線の透過率が高いことから、複合タングステン酸化物が好ましく、特にセシウム含有酸化タングステンが最も好ましい。
上記紫外線硬化型樹脂は、紫外線硬化性の官能基を有する単量体、オリゴマー、重合体又はそれらの混合物が含まれる。具体的には、単官能アクリレート、単官能メタクリレート、多官能アクリレート、多官能メタクリレート等を用いることができる。
上記近赤外線吸収機能付きハードコート層5の厚みは、好ましくは2〜25μmである。実施例における実膜厚(d)は15μmである。
複合基材の一方の面上に、反射防止層6(実膜厚(d)0.2μm)が設けられている。
反射防止層6は、上記近赤外線吸収機能付きハードコート層5の塗工面の上に、高屈折率層/低屈折率層を、または低屈折率層を、塗布、硬化させることによって形成される。
上記高屈折率層は、無機材料や、紫外線硬化型樹脂などを含む高屈折率層塗液を硬化させることによって形成される。
上記無機材料は、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム、酸化錫、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム等を用いることができる。
上記高屈折率層の屈折率は、高屈折率層の直上に形成される低屈折率層よりも屈折率を高くする必要があり、その屈折率は好ましくは1.55〜1.90の範囲内である。
上記高屈折率層の光学膜厚(nd)は、好ましくは100nm〜250nmである。実施例の膜厚と屈折率は、光学膜厚(nd):150nm、屈折率(n):1.60である。
上記低屈折率層は、シリカ微粒子、バインダー成分などを含む低屈折率層形成用塗液を硬化させることによって形成される。
上記シリカ微粒子は、シリカゾル、多孔質シリカ微粒子、中空シリカ微粒子等を用いることができる。上記バインダー成分は、含フッ素有機化合物の単体又は混合物や、フッ素を含まない有機化合物の単体若しくは混合物又は重合体等を用いることができる。
上記低屈折率層の屈折率は、好ましくは1.20〜1.45の範囲内である。上記低屈折率層の光学膜厚(nd)は、好ましくは100nm〜175nmである。実施例の膜厚と屈折率は、光学膜厚(nd):140nm、屈折率(n):1.35である。
上記近赤外線吸収機能付きハードコート層5と反射防止層6の塗工方法としては、ロールコート法、スピンコート法、コイルバー法、ディップコート法、ダイコート法等により基材フィルム上に塗布、乾燥した後、紫外線を照射する方法が挙げられる。ロールコート法等、連続的に塗布できる方法が生産性及び生産コストの点より好ましい。
PET基材層4の他方の面(プラズマディスプレイパネルPDPに貼り付ける側)に、導電性ペーストのにじみ(線太り)を防止するためのインキ受容層である透明多孔質層7(1μm)が設けられている。透明多孔質層7の上に、実施例1で得た導電性ペーストをスクリーン印刷し、これを焼成することによって形成された電磁波シールドメッシュ層8が設けられている。
スクリーン印刷時にかすれが生じないように改良された導電性ペーストを用いているので、銀の細線に、断線が生じなかった。
(実施例3)
本実施例に係る透明導電性シートは、図3に示すようなタッチセンサー用の電極パターン材(タッチパネル)9に好ましく用いられる。透明なベースフィルムの片面に透明導電膜が形成されたものが、互いに透明導電膜を一定間隔をおいて対向配置された構成を持つ。透明導電膜は、実施例1で得た導電性ペーストをスクリーン印刷し、これを焼成することによって形成されている。
本実施例に係るタッチセンサー用の電極パターン材は、スクリーン印刷時にかすれが生じないように改良された導電性ペーストを用いているので、銀細線に、断線が生じなかった。
今回開示された実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、スクリーン印刷時にかすれを生じさせない導電性ペーストが得られ、断線のない電磁波シールド材、タッチセンサーを供給できる。
1 電磁波シールド材
2 プラズマディスプレイパネル
3 表示部
4 PET基材層
5 ハードコート層
6 反射防止層
7 透明多孔質層
8 電磁波シールドメッシュ層
9 タッチパネル

Claims (6)

  1. 有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストにおいて、
    飽和共重合ポリエステル樹脂を含み、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するようにされてなることを特徴とする導電性ペースト。
  2. 前記銀粉末の含有量は、当該導電性ペーストの全体量の50〜95質量部である請求項1に記載の導電性ペースト。
  3. 請求項1又は2に記載の導電性ペーストを用いて形成してなる電磁波シールド材。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の導電性ペーストを用いて形成してなる電極パターン材を含むタッチセンサー。
  5. 透明基材層の上に、導電性ペーストの滲みを防止するためのインキ受容層を形成する工程と、
    前記インキ受容層の上に、有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストを用いて、幾何学パターンをスクリーン印刷により形成する工程とを備え、
    前記導電性ペーストは、飽和共重合ポリエステル樹脂の添加により、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するようにされていることを特徴とする電磁波シールド材の製造方法。
  6. タッチセンサーの電極パターン材の製造方法であって、
    透明基材層の上に、導電性ペーストの滲みを防止するためのインキ受容層を形成する工程と、
    前記インキ受容層の上に、有機バインダー樹脂と有機溶剤と主要成分としての銀粉末とを含む導電性ペーストを用いて、幾何学パターンをスクリーン印刷により形成する工程とを備え、
    前記導電性ペーストは、飽和共重合ポリエステル樹脂の添加により、回転粘度計でローターの回転速度を一定に制御し粘度を測定したとき、時間とともに徐々に粘度が上昇し、その後一定の粘度に達するようにされていることを特徴とするタッチセンサー用電極パターン材の製造方法。
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