JP2013125126A - 有限系ズームレンズ及びこれを備える光学機器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、正の屈折力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レンズ群G5とを有し、第1レンズ群G1及び第5レンズ群G5をズーミングの際に像面位置に対して固定し、第2レンズ群G2、第3レンズ群G3及び第4レンズ群G4をズーミングの際に光軸に沿って移動させ、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2の間を通過する近軸光線が略平行光束となるような構成をとる。
【選択図】 図1
Description
する近軸光線が略平行光束となるような構成をとる。
|βt2/(1+βt22)| <0.005
但し、
βw2:短焦点距離状態での、前記第2レンズ群のe線における横倍率、
βt2:長焦点距離状態での、前記第2レンズ群のe線における横倍率。
但し、
f2:前記第2レンズ群のe線における焦点距離、
ft:長焦点距離状態での、レンズ全系のe線における焦点距離。
但し、
f34:長焦点距離状態での、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群のe線における合成焦点距離、
ft:長焦点距離状態での、レンズ全系のe線における焦点距離。
て移動することで、レンズ全系の結像倍率を変化させる働きがあり、主にバリエータの役割を担う。
|βt2/(1+βt22)| <0.005 … (2)
但し、
βw2:短焦点距離状態での、第2レンズ群G2のe線における横倍率、
βt2:長焦点距離状態での、第2レンズ群G2のe線における横倍率。
但し、
f2:第2レンズ群G2のe線における焦点距離、
ft:長焦点距離状態での、レンズ全系のe線における焦点距離。
、像面湾曲がオーバーに大きくなりすぎて、補正が困難となる。
但し、
f34:長焦点距離状態での、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4のe線における合成焦点距離、
ft:長焦点距離状態での、レンズ全系のe線における焦点距離。
第1実施例について、図1〜図5、及び表1を用いて説明する。図1は、第1実施例に係る有限系ズームレンズZL(ZL1)の構成、及び短焦点距離状態(W)から長焦点距離状態(T)にかけての各レンズ群の移動の様子を示す断面図を示す。
[全体諸元]
f= 67.7 〜 100.0
β= -0.286x 〜 -0.500x
Fno= 3.3 〜 2.8
Fe= 4.2 〜 4.2
Y= 10.0
[レンズデータ]
面番号 R D nd νd
物体面 D0
1 82.7142 7.1315 1.79500 45.3
2 -64.9902 2.4636 1.61266 44.5
3 97.5230 D3(可変)
4 -64.3443 3.2416 1.51742 52.2
5 126.7584 D5(可変)
6 364.7998 6.4832 1.49782 82.6
7 -38.3721 1.9450 1.61266 44.5
8 -97.7439 D8(可変)
9 48.6241 7.2612 1.85026 32.4
10 -87.5234 2.8526 1.62588 35.7
11 86.8802 5.7701
12 30.3090 5.7052 1.49782 82.6
13 -112.6343 4.2789 1.74950 35.3
14 22.4966 8.2337
15 ∞ 7.5205 (絞りSP)
16 -25.2604 4.4086 1.58144 41.0
17 81.0402 5.8349 1.49782 82.6
18 -41.0872 1.2318
19 -117.0775 1.7505 1.61266 44.5
20 104.7851 5.5756 1.85026 32.4
21 -72.9362 0.2593
22 350.0151 6.0294 1.59319 67.9
23 -28.0386 2.2691 1.53172 48.8
24 -78.3354 D24(可変)
25 199.9624 2.1395 1.56883 56.0
26 33.7127 6.4832 1.49782 82.6
27 -232.8179 4.7342
28 ∞ 6.4832 1.51680 63.9
29 ∞ Bf
像面 ∞
[ズーミングにおける可変間隔データ]
短焦点距離状態 中間状態 長焦点距離状態
f 67.7 83.0 100.0
β -0.286 -0.364 -0.500
D0 159.4220 159.4220 159.4220
D3 9.5256 13.3410 12.9509
D5 64.9075 34.9384 7.2111
D8 0.6067 10.4339 11.1341
D24 0.2303 16.5568 43.9741
Bf 52.9665 52.9665 52.9665
[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
1 1 155.8 9.5951
2 4 -81.6 3.2416
3 6 216.3 8.4282
4 9 95.2 68.9814
5 25 349.8 8.6227
[条件式]
βw2=0.00006
βt2=0.00006
ft =100.0
f2 =-81.6
f34=85.6
条件式(1)|βw2/(1+βw22)|=0.00006
条件式(2)|βt2/(1+βt22)|=0.00006
条件式(3)f2/ft=-0.816
条件式(4)f34/ft=0.856
第2実施例について、図6〜図10及び表2を用いて説明する。図6は、第2実施例に係る有限系ズームレンズZL(ZL2)の構成、及び短焦点距離状態(W)から長焦点距離状態(T)にかけての各レンズ群の移動の様子を示す断面図を示す。
[全体諸元]
f= 67.2 〜 100.0
β= -0.286x 〜 -0.500x
Fno= 3.3 〜 2.8
Fe= 4.2 〜 4.2
Y= 10.0
[レンズデータ]
面番号 R D nd νd
物体面 D0
1 68.0139 7.6176 1.78800 47.4
2 -68.0139 2.0404 1.61266 44.5
3 76.5156 D3(可変)
4 -73.7858 3.0606 1.53172 48.8
5 92.0171 D5(可変)
6 360.5733 5.5091 1.49782 82.6
7 -131.2963 D7(可変)
8 63.6038 5.5091 1.85026 32.4
9 251.6515 11.9024
10 35.2584 7.1415 1.49782 82.6
11 -132.5071 4.6250 1.62588 35.7
12 23.0682 9.0459
13 ∞ 5.6452 (絞りSP)
14 -24.9336 4.6250 1.61266 44.5
15 96.9198 7.1415 1.49782 82.6
16 -36.0187 5.3051
17 -95.1795 1.8364 1.62588 35.7
18 101.7888 6.1213 1.85026 32.4
19 -71.4146 0.2040
20 396.1096 6.3253 1.59319 67.9
21 -32.1129 2.3805 1.53172 48.8
22 -79.9163 D22(可変)
23 140.9202 1.7684 1.61266 44.5
24 35.3672 6.8014 1.49782 82.6
25 -229.2803 4.9020
26 ∞ 6.8014 1.51680 63.9
27 ∞ Bf
像面 ∞
[ズーミングにおける可変間隔データ]
短焦点距離状態 中間状態 長焦点距離状態
f 67.2 82.1 100.0
β -0.286 -0.364 -0.500
D0 156.4884 158.4884 156.4884
D3 6.8644 8.7315 9.5499
D5 55.1193 25.9383 3.4006
D7 0.9457 8.9159 1.0201
D22 0.2267 19.5704 49.1856
Bf 57.6028 57.6028 57.6028
[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
1 1 151.6 9.6858
2 4 -76.2 3.0606
3 6 193.5 5.5091
4 8 95.9 77.8082
5 23 308.3 8.5698
[条件式]
βw2=0.00053
βt2=0.00053
ft =100.0
f2 =-76.2
f34=88.7
条件式(1)|βw2/(1+βw22)|=0.00053
条件式(2)|βt2/(1+βt22)|=0.00053
条件式(3)f2/ft=-0.762
条件式(4)f34/ft=0.887
第3実施例について、図11〜図15、及び表3を用いて説明する。図11は、第3実施例に係る有限系ズームレンズZL(ZL3)の構成、及び短焦点距離状態(W)から長焦点距離状態(T)にかけての各レンズ群の移動の様子を示す断面図を示す。
の接合レンズと、両凸レンズL11と、像側に強い凸面を向けた正メニスカスレンズL12と物体側に強い凹面を向けた負メニスカスレンズL13との接合レンズとからなる。
[全体諸元]
f= 67.1 〜 100.0
β= -0.286x 〜 -0.500x
Fno= 3.3 〜 2.8
Fe= 4.2 〜 4.2
Y= 10.0
[レンズデータ]
面番号 R D nd νd
物体面 D0
1 72.7874 7.0785 1.77250 49.6
2 -64.3495 2.2522 1.61266 44.5
3 89.2239 D3(可変)
4 -64.1208 3.0888 1.51742 52.2
5 90.6712 D5(可変)
6 366.9157 6.6280 1.49782 82.6
7 -44.5296 1.9305 1.51680 63.9
8 -171.4917 D8(可変)
9 70.6053 6.4350 1.85026 32.4
10 -5972.3039 10.2959
11 32.6972 6.9498 1.49782 82.6
12 -175.8679 4.4401 1.62588 35.7
13 22.3996 9.0089
14 ∞ 8.2367 (絞りSP)
15 -25.8889 4.4401 1.62588 35.7
16 85.2631 6.9498 1.49782 82.6
17 -40.5402 4.1827
18 577.1269 6.3063 1.85026 32.4
19 -53.2067 0.3861
20 -212.0474 5.9845 1.59319 67.9
21 -25.7398 2.2522 1.56883 56.0
22 -139.9602 D22(可変)
23 152.5804 2.2522 1.61266 44.5
24 33.4618 6.4350 1.49782 82.6
25 -470.7987 4.4951
26 ∞ 6.4350 1.51680 63.9
27 ∞ Bf
像面 ∞
[ズーミングにおける可変間隔データ]
f 67.1 82.6 100.0
β -0.286 -0.364 -0.500
D0 156.3436 156.3436 156.3436
D3 10.4857 14.3778 15.9651
D5 64.5098 32.6807 7.9823
D7 0.5644 11.3324 7.3997
D22 0.2150 17.3839 44.4277
Bf 53.8699 53.8699 53.8699
[レンズ群データ]
群番号 群初面 群焦点距離 レンズ構成長
1 1 151.6 9.6858
2 4 -76.2 3.0606
3 6 193.5 5.5091
4 9 95.9 77.8082
5 23 308.3 8.5698
[条件式]
βw2=0.00037
βt2=0.00037
ft =100.0
f2 =-71.8
f34=85.2
条件式(1)|βw2/(1+βw22)|=0.00037
条件式(2)|βt2/(1+βt22)|=0.00037
条件式(3)f2/ft=-0.718
条件式(4)f34/ft=0.852
発明がこれに限定されるものではないことは言うまでもない。
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
G5 第5レンズ群
SP 開口絞り
GB ガラスブロック
OBJ 物体面
IMG 像面
Li 物体側からi番目のレンズ
101 外観検査装置(光学機器)
102 検査対象物
111 撮像素子
112 有限系ズームレンズ
113 画像処理装置
114 モニター
Claims (8)
- 光軸に沿って物体側から順に、正の屈折力を持つ第1レンズ群と、負の屈折力を持つ第2レンズ群と、正の屈折力を持つ第3レンズ群と、正の屈折力を持つ第4レンズ群と、正の屈折力を持つ第5レンズ群とを有し、
前記第1レンズ群、及び前記第5レンズ群をズーミングの際に像面位置に対して固定し、
前記第2レンズ群、前記第3レンズ群、及び前記第4レンズ群をズーミングの際に光軸に沿って移動させ、
前記第1レンズ群と前記第2レンズ群の間を通過する近軸光線が略平行光束となるような構成をとることを特徴とする有限系ズームレンズ。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1に記載の有限系ズームレンズ。
|βw2/(1+βw22)| <0.005
|βt2/(1+βt22)| <0.005
但し、
βw2:短焦点距離状態での、前記第2レンズ群のe線における横倍率、
βt2:長焦点距離状態での、前記第2レンズ群のe線における横倍率。 - フォーカシングの際に、前記第1レンズ群、または前記第2〜第5レンズ群が一体となって、光軸に沿って移動することを特徴とする請求項1または2に記載の有限系ズームレンズ。
- 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の有限系ズームレンズ。
−1.2< f2/ft <−0.4
但し、
f2:前記第2レンズ群のe線における焦点距離、
ft:長焦点距離状態での、レンズ全系のe線における焦点距離。 - 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の有限系ズームレンズ。
0.4< f34/ft <1.7
但し、
f34:長焦点距離状態での、前記第3レンズ群と前記第4レンズ群のe線における合成焦点距離、
ft:長焦点距離状態での、レンズ全系のe線における焦点距離。 - 前記第1レンズ群の最も物体側に配置されるレンズは、物体面に対して凸面を向けた正レンズであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の有限系ズームレンズ。
- 前記第4レンズ群の略中心位置に開口絞りを配置し、
前記開口絞りは、ズーミングの際に前記第4レンズ群と一体となって光軸上を移動することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の有限系ズームレンズ。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の有限系ズームレンズを備えることを特徴とする光学機器。
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