JP2013124873A - 磁場測定装置及びセルアレイ - Google Patents

磁場測定装置及びセルアレイ Download PDF

Info

Publication number
JP2013124873A
JP2013124873A JP2011272345A JP2011272345A JP2013124873A JP 2013124873 A JP2013124873 A JP 2013124873A JP 2011272345 A JP2011272345 A JP 2011272345A JP 2011272345 A JP2011272345 A JP 2011272345A JP 2013124873 A JP2013124873 A JP 2013124873A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cell
magnetic field
cells
subject
measured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011272345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013124873A5 (ja
Inventor
Ryuji Hokari
龍治 保刈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2011272345A priority Critical patent/JP2013124873A/ja
Priority to US13/712,139 priority patent/US9642553B2/en
Publication of JP2013124873A publication Critical patent/JP2013124873A/ja
Publication of JP2013124873A5 publication Critical patent/JP2013124873A5/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/24Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
    • A61B5/242Detecting biomagnetic fields, e.g. magnetic fields produced by bioelectric currents
    • A61B5/243Detecting biomagnetic fields, e.g. magnetic fields produced by bioelectric currents specially adapted for magnetocardiographic [MCG] signals
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/0033Features or image-related aspects of imaging apparatus classified in A61B5/00, e.g. for MRI, optical tomography or impedance tomography apparatus; arrangements of imaging apparatus in a room
    • A61B5/004Features or image-related aspects of imaging apparatus classified in A61B5/00, e.g. for MRI, optical tomography or impedance tomography apparatus; arrangements of imaging apparatus in a room adapted for image acquisition of a particular organ or body part
    • A61B5/0044Features or image-related aspects of imaging apparatus classified in A61B5/00, e.g. for MRI, optical tomography or impedance tomography apparatus; arrangements of imaging apparatus in a room adapted for image acquisition of a particular organ or body part for the heart
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2562/00Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
    • A61B2562/02Details of sensors specially adapted for in-vivo measurements
    • A61B2562/0223Magnetic field sensors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2562/00Details of sensors; Constructional details of sensor housings or probes; Accessories for sensors
    • A61B2562/04Arrangements of multiple sensors of the same type
    • A61B2562/046Arrangements of multiple sensors of the same type in a matrix array

Abstract

【課題】磁場の測定における空間分解能を高めつつ、その測定下限を下げる。
【解決手段】磁場測定装置1は、測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面の大きさが異なる複数のセル11を有し、単位面積当たりのセル11の数が閾値よりも大きくなるように複数のセル11が配置されるセルアレイと、複数のセル11の各セル11の内部に封入され、磁場の強度に応じて検出光の偏光面を回転させるアルカリ金属原子と、各セル11の検出面に光を照射する照射ユニットと、各セル11を透過した検出光の偏光面の回転角を検出する検出ユニットとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、生体から発生する磁場を測定する技術に関する。
心臓や脳から発生する微弱な磁場を測定するセンサーとして、SQUID(Superconducting Quantum Interference Device)センサーが知られている(特許文献1〜7参照)。
特開平11−253412号公報 特開2000−41965号公報 特開2008−86675号公報 特開平7−77564号公報 特開2006−754403号公報 特開2006−94984号公報 特開2005−80951号公報
一般に、磁気センサーを用いて磁場を測定するときに、空間分解能を上げるには、磁気センサーを小さくして、単位面積当たりの磁気センサーの数を増やす必要がある。しかし、磁気センサーを小さくすると、感度が低くなるため、微弱な磁場を測定できなくなってしまう。
本発明の目的の1つは、磁場の測定における空間分解能を高めつつ、その測定下限を下げることである。
本発明に係る磁場測定装置は、測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面の大きさが異なる複数のセルを有し、単位面積当たりのセルの数が閾値よりも大きくなるように前記複数のセルが配置されるセルアレイと、前記複数のセルの各セルの内部に封入され、前記磁場の強度に応じて光の偏光面を回転させる媒体と、前記各セルの検出面に光を照射する照射手段と、前記各セルを透過した前記光の偏光面の回転角を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。この構成によれば、磁場の測定における空間分解能を高めつつ、その測定下限を下げることができる。
前記複数のセルは、前記測定対象の磁場の発生源を複数の方向から覆うように配置されてもよい。この構成によれば、複数の軸方向成分の磁場を測定することができる。
前記発生源は、人間の心臓であり、前記人間の正面側には、前記複数のセルに含まれる第1のセルが配置されてもよい。この構成によれば、人間の正面から磁場を測定するときの空間分解能を高めることができる。
前記人間の側面側又は背面側には、前記複数のセルのうち前記第1のセルよりも前記検出面の大きい第2のセルが配置されてもよい。この構成によれば、人間の側面又は背面から磁場を測定するときの測定下限を下げることができる。
前記人間の側面側又は背面側において前記心臓から所定の範囲内の領域には、前記第1のセルが配置されてもよい。この構成によれば、人間の側面又は背面から磁場を測定する場合であっても、心臓から所定の範囲内の領域については、空間分解能を高めることができる。
前記複数のセルは、前記測定対象の磁場の発生源を単一の方向から覆うように配置され、前記発生源から所定の範囲内の領域には、前記複数のセルに含まれる第1のセルが配置され、それ以外の領域には前記第1のセルよりも前記検出面の大きい第2のセルが配置されてもよい。この構成によれば、測定対象から所定の範囲内の領域については磁場を測定するときの空間分解能を高めることができ、それ以外の領域については磁場を測定するときの測定限界を下げることができる。
本発明に係るセルアレイは、測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面の大きさが異なる複数のセルと、前記複数のセルの各セルの内部に封入され、前記磁場の強度に応じて光の偏光面を回転させる媒体とを備え、前記複数のセルは、単位面積当たりのセルの数が閾値よりも大きくなるように配置されることを特徴とする。この構成によれば、このセルアレイを用いて磁場を測定したときに、磁場の測定における空間分解能を高めつつ、その測定下限を下げることができる。
磁場測定装置の構成を表すブロック図 磁場測定装置の全体構成を示す図 被検者の正面側に配置されたセルを図2のy軸方向から見た図 被検者の左側面側に配置されたセルを図2のx軸方向から見た図 被検者の背面側に配置されたセルを図2の−y軸方向から見た図 被検者の正面から磁場を測定する原理を説明する図 被検者の左側面から磁場を測定する原理を説明する図 被検者の背面から磁場を測定する原理を説明する図 心磁を測定した結果を示す図 変形例に係るセルの配置の一例を示す図 変形例に係るセルの配置の一例を示す図 変形例に係るセルの配置の一例を示す図 変形例に係る磁場の測定原理を説明する図
1.実施形態
図1は、実施形態に係る磁場測定装置1の構成を表すブロック図である。磁場測定装置1は、例えば光ポンピング式の磁気センサーである。磁場測定装置1は、例えば心臓から発生する磁場(心磁)を測定する心磁計に用いられる。
磁場測定装置1は、セルアレイ10と、照射ユニット20(照射手段の一例)と、検出ユニット30(検出手段の一例)と、解析装置40とを備える。セルアレイ10は、複数のセル11を有する。セル11は、石英又はガラス等の光透過性を有する材料で形成されている。セル11の内部には、アルカリ金属原子15(例えばセシウム)が封入されている。アルカリ金属原子15は、磁場の強度に応じて光の偏光面を回転させる媒体である。セル11は、例えば立方体の形状をしている。セル11を構成する面には、セル11が測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面12が含まれる。
照射ユニット20は、光源と偏光部と光分配器とを有する。光源は、レーザ光を放射する。偏光部は、光源から放射されたレーザ光を偏光して、直線偏光成分を有する検出光L1を生成する。光分配器は、偏光部により生成された検出光L1をセルアレイ10に含まれるセル11の数に分岐させる。光分配器により複数本に分岐された検出光L1は、例えば光ファイバーにより導かれ、セルアレイ10に含まれる各セル11へと照射される。各セル11に照射された検出光L1はセル11を透過する。このとき、検出光L1の偏光面は、セル11の内部に封入されたアルカリ金属原子15により回転させられる(ファラデー効果)。
検出ユニット30は、セルアレイ10に含まれるセル11と同じ数の検出器31を有する。検出器31は、対応するセル11を透過した光の偏光面の回転角を検出し、検出した回転角に応じた信号を出力する。解析装置40は、CPU(Central Processing Unit)とメモリーとを有する。メモリーには、予め磁場の強度と検出光L1の偏光面の回転角との対応関係を示す情報が記憶されている。CPUは、メモリーに記憶された情報に基づき、検出ユニット30から出力された信号を用いて磁場の強度を算出する。このようにして、磁場が測定される。
図2は、磁場測定装置1の全体構成を示す図である。なお、この図では、照射ユニット20、検出ユニット30及び解析装置40の図示を省略している。磁場測定装置1は、被験者P(人間)を寝かせるのに用いられる寝台2を備える。被検者Pの心磁を測定する場合、通常、被検者Pは、寝台2の上に仰向けの状態で寝かせられる。
セルアレイ10に含まれる複数のセル11は、この被検者Pの正面、左側面及び背面の3方向から心臓H(測定対象の磁場の発生源の一例)を覆うように配置される。なお、「覆う」とは、心臓Hが完全に隠れるように隣接するセル11が隙間なく配置される必要はなく、隣接するセル11とセル11との間に隙間があってもよい。具体的には、複数のセル11は、被検者Pの正面側、左側面側及び背面側において被検者Pとの距離が最小限度の距離となるように配置される。この正面側とは、被検者Pから見て−y軸方向にある領域をいう。左側面側とは、被検者Pから見て−x軸方向にある領域をいう。背面側とは、被検者Pから見てy軸方向にある領域をいう。
磁場測定装置1は、被検者Pの正面側に配置されるセル11を収容する筐体3aと、被検者Pの左側面側に配置されるセル11を収容する筐体3bと、被検者Pの背面側に配置されるセル11を収容する筐体3cとを備える。筐体3a、3b及び3cにおいて、セル11は、その筐体に固定された図示せぬ支持部により支持されている。また、各セル11と被検者Pとの間には、ミラー13が設けられている。筐体3a、3b、3cは、それぞれ、支柱5に接続されたアーム4a、4b、4cにより支持されている。支柱5は、基部6により固定されている。
図3は、被検者Pの正面側に配置されたセル11を図2に示すy軸方向から見た図である。被検者Pの正面側には、第1のセル11aが8行8列のマトリクス状に配置されている。この第1のセル11aは、被検者Pの左側面側又は背面側に配置される後述する第2のセル11bよりも小さい。第1のセル11aの検出面12の大きさは、被検者Pの正面側における磁場の強度に応じて予め設定されている。例えば、第1のセル11aの検出面12は、被検者Pの正面側における磁場の強度以上の測定下限を有する最小限度の大きさに設定される。この測定下限とは、測定できる磁場の最小強度をいう。
図4は、被検者Pの左側面側に配置された第2のセル11bを図2に示すx軸方向から見た図である。被検者Pの左側面側には、第2のセル11bが3行5列のマトリクス状に配置されている。この第2のセル11bは、被検者Pの正面側に配置される第1のセル11aよりも大きい。なお、第2のセル11bは、全体の大きさだけではなく、検出面12の大きさも第1のセル11aより大きい。
図5は、被検者Pの背面側に配置された第2のセル11bを図2に示す−y軸方向から見た図である。被検者Pの背面側には、第2のセル11bが5行5列のマトリクス状に配置されている。この第2のセル11bは、被検者Pの正面側に配置される第1のセル11aよりも大きい。なお、第2のセル11bは、全体の大きさだけではなく、検出面12の大きさも第1のセル11aより大きい。
第1のセル11aは、第2のセル11bに比べて小さいため、その分、単位面積当たりの数が多くなるように配置されている。例えば、図3と図5では同一の面積に配置されるセル11を示しているが、図5に示す第2のセル11bの数は5×5=25個であるのに対し、図3に示す第1のセル11aの数は8×8=64個である。このように、第1のセル11aは、その単位面積当たりの数が、第2のセル11bの単位面積当たりの数(閾値の一例)よりも大きくなるように配置されている。
図6は、被検者Pの正面から磁場を測定する原理を説明する図である。図6では、3次元座標系(左手系)を用いて方向が示されている。なお、上述した第1のセル11aと第2のセル11bとは、いずれを用いた場合にも磁場を測定する原理は同じであるため、ここでは、これらのセルを総称して「セル11」という。また、この図では、説明を分かり易くするために、被検者Pの正面側に配置された複数のセル11のうち一つだけを示している。
被検者Pの正面側に配置されたセル11は、xz平面に平行な検出面12を有する。照射ユニット20は、セル11の検出面12に対向する面に検出光L1を照射する。照射ユニット20から照射された検出光L1は、この面から入射してセル11を透過する。セル11を透過した検出光L1は、ミラー13で反射されセル11の検出面12に入射し、セル11を−y軸方向に透過する。このとき、検出光L1の偏光面は、セル11内のアルカリ金属原子15により、−y軸方向の磁場の強度に応じて回転角θだけ回転させられる。セル11を透過した検出光L1はミラー32により検出器31に導かれる。検出器31は、検出光L1を受光すると、検出光L1の偏光面の回転角θを検出する。この回転角θは、セル11内の−y軸方向の磁場の強度に応じた値になる。したがって、この回転角θを検出することにより、セル11内の−y軸方向の磁場を測定することができる。
図7は、被検者Pの左側面から磁場を測定する原理を説明する図である。図7では、3次元座標系(左手系)を用いて方向が示されている。また、この図では、説明を分かり易くするために、被検者Pの左側面側に配置された複数のセル11のうち一つだけを示している。
被検者Pの左側面側に配置されたセル11は、yz平面に平行な検出面12を有する。照射ユニット20は、セル11の検出面12と対向する面に対して検出光L1を照射する。照射ユニット20から照射された検出光L1は、この面から入射してセル11を透過する。セル11を透過した検出光L1は、ミラー13で反射されセル11の検出面12に入射し、セル11を−x軸方向に透過する。このとき、検出光L1の偏光面は、セル11内のアルカリ金属原子15ガスにより、−x軸方向の磁場の強度に応じて回転角θだけ回転させられる。セル11を透過した検出光L1はミラー32により検出器31に導かれる。検出器31は、検出光L1を受光すると、検出光L1の偏光面の回転角θを検出する。この回転角θは、セル11内の−x軸方向の磁場の強度に応じた値になる。したがって、この回転角θを検出することにより、セル11内の−x軸方向の磁場を測定することができる。
図8は、被検者Pの背面から磁場を測定する原理を説明する図である。図8では、3次元座標系(左手系)を用いて方向が示されている。また、この図では、説明を分かり易くするために、被検者Pの背面側に配置された複数のセル11のうち一つだけを示している。
被検者Pの背面側に配置されたセル11は、xz平面に平行な検出面12を有する。照射ユニット20は、セル11の検出面12と対向する面に対して検出光L1を照射する。照射ユニット20から照射された検出光L1は、この面から入射してセル11を透過する。セル11を透過した検出光L1は、ミラー13で反射されセル11の検出面12に入射し、セル11をy軸方向に透過する。このとき、検出光L1の偏光面は、セル11内のアルカリ金属原子15により、y軸方向の磁場の強度に応じて回転軸θだけ回転させられる。セル11を透過した検出光L1はミラーにより検出器31に導かれる。検出器31は、検出光L1を受光すると、検出光L1の偏光面の回転角θを検出する。この回転角θは、セル11内のy軸方向の磁場の強度に応じた値になる。したがって、この回転角θを検出することにより、セル11内のy軸方向の磁場を測定することができる。
被験者Pの正面は、左側面や背面に比べると心臓Hからの距離が小さいため、体表面から発生する心磁の強度が大きい。そのため、第2のセル11bほど感度が高くない第1のセル11aを用いても、磁場を測定することができる。そこで、被験者Pの正面側には、第2のセル11bよりも小さい第1のセル11aを配置するとともに、第1のセル11aを単位面積当たりの数が多くなるように配置にしている。このように、第1のセル11aを高密度で配置することにより、被検者Pの正面から磁場を測定するときの空間分解能を高めることができる。
一方、被検者Pの左側面及び背面は、正面に比べると心臓Hからの距離が大きいため、体表面から発生する心磁の強度が小さい。そのため、被検者Pの左側面側及び背面側には、微弱な磁場を測定できるように、第1のセル11aより大きい第2のセル11bを配置する。上述したように、第2のセル11bは、全体の大きさだけではなく、検出面12の大きさも第1のセル11aより大きい。したがって、被検者Pの側面及び背面から磁場を測定するときの感度を上げることができる。つまり、被検者Pの側面及び背面から磁場を測定するときの測定下限を下げることができる。
このように、被検者Pの正面側、側面側及び背面側にそれぞれセル11を配置することにより、被検者Pの正面だけでなく、側面や背面からも磁場を測定することができる。これにより、複数の軸方向成分の磁場を測定することができる。
磁場測定装置1を心磁計として用いる場合、測定した磁場の強度に基づき心臓Hの表面を流れる電流の分布を推定し、診断に利用することがある。例えば、測定した磁場の強度から磁界分布図を作成し、ビオ・サバールの法則を用いて心起電力を推定する。このとき、測定した磁場から、ある程度の体積を持って流れる電流の大きさと距離を逆問題などにより推定することは困難であるため、通常は磁界分布の波形から電流の位置と大きさを推定する最小ノルム法や波形のカーブフィッティングなどを用いて最適な解を求める。しかし、例えば2つの電流双極子が別の位置と大きさを持つ場合には、被検者Pの正面から心磁を測定しただけでは、それぞれの電流双極子を分離することが困難である。
図9は、心磁を測定した結果を示す図である。図9(a)に示すグラフは、被検者Pの正面から心磁を測定した結果を示す。図9(a)において、横軸はx軸方向の位置(任意単位)を、縦軸は測定値(磁場の強度)(任意単位)を表している。図9(b)に示すグラフは、被検者Pの左側面から心磁を測定した結果を示す。図9(b)において、横軸はy軸方向の位置(任意単位)を、縦軸は測定値(磁場の強度)(任意単位)を表している。
例えば、図9に示す二次元座標系において(x,y)=(0,2)となる位置(つまり、y軸方向の距離が2となる位置)に第1の電流源が存在する場合を想定する。この第1の電流源から出力される電流の大きさは1であり、電流の方向は−z軸方向(紙面の裏から表に向かう方向)である。この第1の電流源だけが存在する場合、被検者Pの心磁を正面から測定したときの測定値は波形s1となる。これに対し、この第1の電流源の他に、図9に示す2次元座標系において(x,y)=(0,4)となる位置(つまり、y軸方向の距離が4となる位置)に第2の電流源が存在する場合を想定する。この第2の電流源から出力される電流の大きさは0.3であり、電流の方向はz軸方向(紙面の表から裏に向かう方向)である。このように第1の電流源と第2の電流源とが存在する場合、被検者Pの心磁を正面から測定したときの測定値は波形s2となる。この波形s1と波形s2とは波形が似ているため、その差を判断する事は困難である。
そこで、被検者Pの心磁を左側面から測定した結果を見てみると、上述した第1の電流源だけが存在する場合、被検者Pの心磁を測定から測定したときの測定値は波形s3となる。これに対し、この第1の電流源と上述した第2の電流源とが存在する場合、被検者Pの心磁を左側面から測定したときの測定値は波形s4となる。この波形s2と波形s4とは波形が大きく異なる。よって、第1の電流源と第2の電流源を分離する事が容易になる。
このように、被検者Pの正面だけではなく側面や背面からも磁場を測定することにより、電流双極子の位置(y軸方向の距離)を推定することができれば、電流の大きさのみを解く問題となるため、推定の精度を上げることができる。その結果、心臓に流れる電流についてより高精度な電流分布を作成することができる。
2.変形例
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
(1)変形例1
上述した実施形態では、被検者Pの左側面側及び背面側には第2のセル11bだけが配置されていたが、この左側面側又は背面側にも第1のセル11aが配置されてもよい。この場合、被検者Pの心臓Hから近い領域には第1のセル11aが配置され、心臓Hから遠い領域には第2のセル11bが配置されてもよい。この心臓Hから近い領域とは、心臓Hから所定の範囲内の領域であり、心臓Hから遠い領域とは、それ以外の領域である。
図10は、この変形例に係る磁場測定装置1Aにおけるセル11の配置の一例を示す図である。図10の例では、被検者Pの左側面側に、第1のセル11aと第2のセル11bとが配置されている。この第1のセル11aは、被検者Pの心臓Hに近い中央部に配置されている。一方、第2のセル11bは、被検者Pの心臓Hから遠い端部に配置されている。また、被検者Pの背面側にも、第1のセル11aと第2のセル11bとが配置されている。この第1のセル11aは、被検者Pの心臓Hに近い中央部に配置されている。一方、第2のセル11bは、被検者Pの心臓Hから遠い端部に配置されている。これにより、被検者Pの左側面又は背面から磁場を測定する場合であっても、心臓Hに近い領域については空間分解能を高めることができる。
(2)変形例2
上述した実施形態では、被検者Pの正面側には第1のセル11aだけが配置され、側面側及び背面側には第2のセル11bだけが配置されていたが、大きさの異なるセル11が混在して配置されてもよい。この場合、被検者Pの心臓Hから近い領域には第1のセル11aが配置され、心臓Hから遠い領域には第2のセル11bが配置されてもよい。この心臓Hから近い領域とは、心臓Hから所定の範囲内の領域であり、心臓Hから遠い領域とは、それ以外の領域である。
図11は、この変形例に係るセル11の配置の一例を示す図である。この図11では、被検者Pの正面側に配置されるセル11が示されている。被検者Pの正面側には、第1のセル11aと第2のセル11bとが配置されている。第1のセル11aは、被検者Pの心臓Hから近い中央部に配置されている。一方、第2のセル11bは、被検者Pの心臓Hから遠い端部に配置されている。これにより、被検者Pの心臓Hに近い領域については空間分解能を高めることができ、被検者Pの心臓Hから遠い領域については磁場を測定するときの感度を上げる(測定下限を下げる)ことができる。
(3)変形例3
上述した実施形態では、被検者Pの正面側、左側面側及び背面側にはそれぞれ複数のセル11がマトリクス状に2次元配置されていたが、複数のセル11の配置はこれに限定されない。
図12は、この変形例に係る磁場測定装置1Bのセル11の配置の一例を示す図である。被検者Pの側面は丸みを帯びた形状をしている。そこで、図12の例では、被検者Pの左側面側のセル11は、被検者Pの体の丸みに合わせて配置されている。なお、この場合には、図2に示す筐体3a,3b,3cに代えて、セルアレイ10に含まれる全てのセル11を収容する筐体3が設けられていてもよい。このように、セル11は、被検者Pの体の形状に沿って配置されてもよい。これにより、心臓Hとセル11との間の距離を小さくすることができる。その結果、磁場を測定するときの感度を上げる(測定下限を下げる)ことができる。
(4)変形例4
セル11の大きさは、2種類の大きさに限定されない。例えば、3種類の大きさを有するセル11が用いられてもよい。この場合、例えば心臓Hから近い領域には、最も小さいセル11が配置され、心臓Hから遠い領域には、最も大きいセル11が配置され、その間の領域には、中くらいの大きさのセル11が配置される。つまり、心臓Hから所定の範囲内の領域には、検出面12の最も小さいセルが配置され、心臓Hから離れるほど、検出面12の大きいセルが配置される。また、この場合、検出面12の小さいセル11ほど、単位面積当たりのセル11の数が多くなるように配置される。
(5)変形例5
セル11の数は、実施形態で説明したものに限定されない。セル11の数は、例えば測定対象の磁場の大きさやその発生源の位置に基づいて決められればよい。セル11の形状は、立方体に限定されない。例えば、セル11は直方体又は球体であってもよい。セル11の配置は、マトリクス状に限定されない。例えば、複数のセル11が放射線状に配置されていてもよい。また、セル11の形状を正六角柱にしてハニカム構造で配置してもよい。
(6)変形例6
上述した実施形態では、被検者Pの正面側、左側面側及び背面側にセル11が配置されていたが、これらの全ての領域にセル11が配置される必要はない。例えば、被検者Pの正面側と背面側、又は正面側と左側面側だけにセル11が配置されてもよい。この場合、セル11は、被検者Pの心臓Hを2方向から覆うように配置されることになる。あるいは、被検者Pの正面側、左側面側及び背面側に加えて、被検者Pの右側面側にもセル11が配置されてもよい。この右側面側とは、被検者Pから見て図2に示すx軸方向にある領域をいう。この場合、セル11は、被検者Pの心臓Hを4方向から覆うように配置されることになる。
(7)変形例7
磁場測定装置1が測定する磁場は、心磁に限定されない。例えば、脳から発生する磁場(脳磁)であってもよい。この場合、セル11は、被検者Pの正面側、背面側、左側面側、右側面側及び頭上側に配置されてもよい。この頭上側とは、被検者Pが立ったときに頭の上方にある領域という。この場合、セル11は、被検者Pの頭を5方向から覆うように配置されることになる。
(8)変形例8
上述した実施形態では、複数の方向から磁場の測定を行っていた。しかし、1つの方向のみから磁場の測定を行ってもよい。例えば、被検者Pの正面のみから磁場の測定を行う場合には、被検者Pの正面側のみに、第1のセル11aと第2のセル11bとが配置される。この場合、図11に示すように、被検者Pの心臓Hに近い領域には第1のセル11aが配置され、それ以外の領域には第2のセル11bが配置されてもよい。
(9)変形例9
磁場測定装置1の構造は、図2に示すものに限定されない。例えば、寝台2に代えて椅子が用いられてもよい。磁場測定装置1は、被検者Pから見て複数の方向にセル11を配置できるような構造を有していればよい。
(10)変形例10
磁場測定装置1は、ポンプ光L2と検出光L1とを用いて磁場を測定してもよい。この場合、磁場測定装置1は、ポンプ光L2を照射するポンプ光照射ユニットを備える。このポンプ光照射ユニットは、光源と偏光部と光分配器とを有する。光源は、レーザ光を放射する。偏光部は、光源から放射されたレーザ光を偏光して、円偏光成分を有するポンプ光L2を生成する。光分配器は、偏光部により生成されたポンプ光L2をセルアレイ10に含まれるセル11の数に分岐させる。光分配器により複数本に分岐されたポンプ光L2は、例えば光ファイバーにより導かれ、セルアレイ10に含まれる各セル11へと照射される。
図13は、この変形例に係る磁場の測定原理を説明する図である。ポンプ光照射ユニットは、セル11に対して検出光L1と直交する方向にポンプ光L2を照射する。ポンプ光L2が照射されると、セル11内のアルカリ金属原子15の最外殻電子が励起され、スピン偏極が生じる。スピン偏極したアルカリ金属原子15は、磁場により歳差運動をする。1つのアルカリ金属原子15のスピン偏極は、時間の経過とともに緩和するが、ポンプ光L2がCW(Continuous Wave)光であるので、スピン偏極の形成と緩和は、同時平行的かつ連続的に繰り返される。その結果、原子の集団全体としてみれば、定常的なスピン編極が形成される。次に、照射ユニット20は、セル11の検出面12に検出光L1を照射する。セル11を透過した検出光L1は、検出器31により受光され、その偏光面の回転角θが検出される。これにより、磁場を測定することができる。
(11)変形例11
磁場測定装置1は、光ポンピング式の磁気センサーに限定されない。例えば、磁場測定装置1は、フラックスゲート磁力計であってもよい。このフラックスゲート磁力計は、高透磁率材料の磁化飽和特性を利用して磁場の1方向成分を測定する。フラックスゲート磁力計の原理は以下の通りである。まず、パーマロイなどの強磁性体の磁芯に1次コイルと2次コイルを巻き、1次コイルに正弦波電流を流すと、磁性体の飽和特性のため2次コイルには正弦波からずれた交流が現れる。外部磁場が無いときは、2次コイルの波形は基本波と奇数次の高調波のみを含むが、外部磁場が重畳していると偶数次の高調波も含む。従って、元の正弦波の倍周波成分の振幅を抽出することにより、外部磁場のこの磁芯の方向の成分強度が得られる。
このフラックスゲート磁力計は、光ポンピング式の磁気センサーと同様に、測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面の大きさにより感度が変わる。つまり、磁場測定装置1は、測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面の大きさにより感度が変わるという特性を有する磁気センサーであればよい。また、磁気測定装置1は、心磁計として用いることができるように、心磁などの微弱な磁場を測定できる感度を有していることが好ましい。さらに、磁場測定装置1は、被検者Pの正面だけではなく側面や背面からも磁場を測定できるように、各部の配置に対して自由度を有するような方式で磁場を測定するものが好ましい。
(12)変形例12
上述した実施形態では、磁場測定装置1において、各セル11と被検者Pとの間にはミラー13が設けられていたが、ミラー13を設けない構成であってもよい。この場合、セル11を透過した検出光は、例えば導波路を用いて検出器へ導かれる。あるいは、検出器の磁性の影響が少ない場合には、セル11と被検者Pとの間に検出器を設けてもよい。
1…磁場測定装置、10…セルアレイ、11…セル、15…アルカリ金属原子、20…照射ユニット、30…検出ユニット、31…検出器、40…解析装置

Claims (7)

  1. 測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面の大きさが異なる複数のセルを有し、単位面積当たりのセルの数が閾値よりも大きくなるように前記複数のセルが配置されるセルアレイと、
    前記複数のセルの各セルの内部に封入され、前記磁場の強度に応じて光の偏光面を回転させる媒体と、
    前記各セルの検出面に光を照射する照射手段と、
    前記各セルを透過した前記光の偏光面の回転角を検出する検出手段と
    を備えることを特徴とする磁場測定装置。
  2. 前記複数のセルは、前記測定対象の磁場の発生源を複数の方向から覆うように配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁場測定装置。
  3. 前記発生源は、人間の心臓であり、
    前記人間の正面側には、前記複数のセルに含まれる第1のセルが配置される
    ことを特徴とする請求項2に記載の磁場測定装置。
  4. 前記人間の側面側又は背面側には、前記複数のセルのうち前記第1のセルよりも前記検出面の大きい第2のセルが配置される
    ことを特徴とする請求項3に記載の磁場測定装置。
  5. 前記人間の側面側又は背面側において前記心臓から所定の範囲内の領域には、前記第1のセルが配置される
    ことを特徴とする請求項4に記載の磁場測定装置。
  6. 前記複数のセルは、前記測定対象の磁場の発生源を単一の方向から覆うように配置され、
    前記発生源から所定の範囲内の領域には、前記複数のセルに含まれる第1のセルが配置され、それ以外の領域には前記第1のセルよりも前記検出面の大きい第2のセルが配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の磁場測定装置。
  7. 測定対象の磁場の中に配置されたときに磁束が通る検出面の大きさが異なる複数のセルと、
    前記複数のセルの各セルの内部に封入され、前記磁場の強度に応じて光の偏光面を回転させる媒体とを備え、
    前記複数のセルは、単位面積当たりのセルの数が閾値よりも大きくなるように配置される
    ことを特徴とするセルアレイ。
JP2011272345A 2011-12-13 2011-12-13 磁場測定装置及びセルアレイ Withdrawn JP2013124873A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272345A JP2013124873A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 磁場測定装置及びセルアレイ
US13/712,139 US9642553B2 (en) 2011-12-13 2012-12-12 Magnetic field measuring apparatus and cell array

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011272345A JP2013124873A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 磁場測定装置及びセルアレイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013124873A true JP2013124873A (ja) 2013-06-24
JP2013124873A5 JP2013124873A5 (ja) 2015-01-29

Family

ID=48572630

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011272345A Withdrawn JP2013124873A (ja) 2011-12-13 2011-12-13 磁場測定装置及びセルアレイ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9642553B2 (ja)
JP (1) JP2013124873A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191040A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 セイコーエプソン株式会社 磁場計測装置及び磁場計測方法
CN111624537A (zh) * 2020-07-22 2020-09-04 北京航空航天大学杭州创新研究院 一种生物细胞物理特性测试装置及其测试方法
JPWO2019077865A1 (ja) * 2017-10-16 2020-12-17 国立大学法人 東京医科歯科大学 生体磁気計測装置
WO2021246289A1 (ja) * 2020-06-03 2021-12-09 Tdk株式会社 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ
JP7365915B2 (ja) 2019-03-08 2023-10-20 旭化成エレクトロニクス株式会社 測定装置

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3008190B1 (fr) 2013-07-08 2015-08-07 Commissariat Energie Atomique Procede et dispositif de mesure d'un champ magnetique au moyen d'excitations synchronisees
WO2015129756A1 (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 学校法人北里研究所 画像生成装置、導電率取得装置、画像生成方法及びプログラム
JP6597034B2 (ja) * 2014-12-02 2019-10-30 セイコーエプソン株式会社 磁場計測方法及び磁場計測装置
WO2017194475A1 (en) * 2016-05-09 2017-11-16 Biomagnetik Park Gmbh Apparatus for measuring a biomagnetic field
CN109414212B (zh) * 2016-06-03 2023-03-21 国立大学法人东京医科齿科大学 生物磁测量装置
EP3494879B1 (en) * 2016-08-02 2021-10-06 National University Corporation Tokyo Medical and Dental University Biomagnetism measuring device
WO2019060298A1 (en) 2017-09-19 2019-03-28 Neuroenhancement Lab, LLC METHOD AND APPARATUS FOR NEURO-ACTIVATION
US11717686B2 (en) 2017-12-04 2023-08-08 Neuroenhancement Lab, LLC Method and apparatus for neuroenhancement to facilitate learning and performance
US11478603B2 (en) 2017-12-31 2022-10-25 Neuroenhancement Lab, LLC Method and apparatus for neuroenhancement to enhance emotional response
US11364361B2 (en) 2018-04-20 2022-06-21 Neuroenhancement Lab, LLC System and method for inducing sleep by transplanting mental states
WO2020056418A1 (en) 2018-09-14 2020-03-19 Neuroenhancement Lab, LLC System and method of improving sleep
WO2020138170A1 (ja) 2018-12-26 2020-07-02 旭化成エレクトロニクス株式会社 磁場計測装置
US11497425B2 (en) 2019-03-08 2022-11-15 Asahi Kasei Microdevices Corporation Magnetic field measurement apparatus
US11786694B2 (en) 2019-05-24 2023-10-17 NeuroLight, Inc. Device, method, and app for facilitating sleep

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000051169A (ja) * 1998-08-11 2000-02-22 Toshiba Corp 生体磁気計測装置
JP2011232277A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Seiko Epson Corp 磁気計測装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2726218B2 (ja) 1993-06-30 1998-03-11 株式会社島津製作所 3次元磁界検出コイル
JP3546686B2 (ja) 1998-03-17 2004-07-28 株式会社日立製作所 生体磁場計測装置
JP4034429B2 (ja) 1998-07-31 2008-01-16 株式会社東芝 生体磁気計測装置
EP1135694B1 (de) * 1999-10-04 2004-01-02 QEST Quantenelektronische Systeme Tübingen GmbH Sitz Böblingen Vorrichtung zur hochauflösenden messung von magnetischen feldern
JP4027867B2 (ja) 2003-09-10 2007-12-26 株式会社日立ハイテクノロジーズ 生体磁場計測装置
JP3890344B2 (ja) 2004-09-29 2007-03-07 株式会社日立ハイテクノロジーズ 生体磁場計測装置
JP4893213B2 (ja) 2006-10-05 2012-03-07 株式会社日立製作所 磁場計測装置
US8054073B2 (en) * 2008-05-21 2011-11-08 Entanglement Technologies, Llc Method and apparatus for implementing EIT magnetometry
WO2010082932A1 (en) 2009-01-16 2010-07-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Ultrasensitive magnetic sensor based on giant faraday rotation
JP5365367B2 (ja) 2009-06-24 2013-12-11 セイコーエプソン株式会社 磁気センサー
JP5446731B2 (ja) 2009-10-29 2014-03-19 セイコーエプソン株式会社 磁場測定装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000051169A (ja) * 1998-08-11 2000-02-22 Toshiba Corp 生体磁気計測装置
JP2011232277A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Seiko Epson Corp 磁気計測装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017191040A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 セイコーエプソン株式会社 磁場計測装置及び磁場計測方法
JPWO2019077865A1 (ja) * 2017-10-16 2020-12-17 国立大学法人 東京医科歯科大学 生体磁気計測装置
JP7048949B2 (ja) 2017-10-16 2022-04-06 国立大学法人 東京医科歯科大学 生体磁気計測装置
US11666261B2 (en) 2017-10-16 2023-06-06 National University Corporation Tokyo Medical And Dental University Biomagnetism measurement device
JP7365915B2 (ja) 2019-03-08 2023-10-20 旭化成エレクトロニクス株式会社 測定装置
WO2021246289A1 (ja) * 2020-06-03 2021-12-09 Tdk株式会社 磁場検出装置及び磁場検出装置アレイ
CN111624537A (zh) * 2020-07-22 2020-09-04 北京航空航天大学杭州创新研究院 一种生物细胞物理特性测试装置及其测试方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9642553B2 (en) 2017-05-09
US20130150702A1 (en) 2013-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013124873A (ja) 磁場測定装置及びセルアレイ
US11747413B2 (en) Methods and systems for fast field zeroing for magnetoencephalography (MEG)
CN108287322B (zh) 一种无响应盲区的原子磁力仪及其测量外磁场的方法
JP5854736B2 (ja) 核磁気共鳴イメージング装置及び核磁気共鳴イメージング方法
US7145333B2 (en) High sensitivity atomic magnetometer and methods for using same
US8373413B2 (en) Magnetic sensing method, atomic magnetometer and magnetic resonance imaging apparatus
CN103033781B (zh) 核磁共振成像装置和核磁共振成像方法
JP5620475B2 (ja) 磁気によって位置を求めるための方法及び装置
JP2016109665A (ja) 磁場計測方法及び磁場計測装置
CN111044947B (zh) 一种用于脑磁测量的多通道serf原子磁力仪装置及应用方法
Ito et al. Measurements of magnetic field distributions with an optically pumped K-Rb hybrid atomic magnetometer
JP7370008B2 (ja) 脳計測装置及び脳計測方法
US20220386873A1 (en) Brain measurement apparatus and brain measurement method
Ito et al. Effect of spatial homogeneity of spin polarization on magnetic field response of an optically pumped atomic magnetometer using a hybrid cell of K and Rb atoms
US20200292645A1 (en) Passive field camera and method for operating the passive field camera
JP2016109667A (ja) 磁場計測方法及び磁場計測装置
US11914012B2 (en) Brain measurement apparatus and brain measurement method
CN206546425U (zh) 一种实现标量矢量同时测量的氦光泵磁力仪探头
Taue et al. Magnetic field mapping and biaxial vector operation for biomagnetic applications using high-sensitivity optically pumped atomic magnetometers
JP2013164388A (ja) 磁場測定装置およびプログラム
US10613163B1 (en) Micro-imaging with an atomic magnetometer and flux guide
GB2171523A (en) Magnetic gradient detection
CN113842147A (zh) 一种基于原子蒸气室阵列的心/脑磁测量装置
Sinibaldi et al. NMR Detection at 8.9 mT with a GMR based sensor coupled to a superconducting Nb Flux Transformer
JP4811751B1 (ja) 観測・勾配磁場コイルおよび小動物用生体磁気測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141205

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160428

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160511

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20160722

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20170206